「子供に格安SIMを持たせるか迷っている…」「子供にピッタリの格安SIMってあるの?」
上記のようなお悩み・疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
月額料金の安さが魅力的な格安SIMですが、子供に持たせても良いのか不安に思ってしまいますよね。
そこでこの記事では、子供にピッタリの格安SIMや、格安SIMが子供に向いている理由を説明していきます。
子供に格安SIMを持たせるか迷っている方や、格安SIMとキッズケータイのどちらを選ぶか迷っている方はぜひ参考にしてください。
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子供にはキッズケータイより格安SIMがおすすめ!
子供に持たせるスマホの選択肢のひとつにキッズケータイがあります。しかし、キッズケータイよりも格安SIMのほうが子供に持たせるのにおすすめです。
まずは、格安SIMとキッズケータイの違いを表にまとめてみたのでご覧ください。
子供用のスマホ | 特徴 |
キッズケータイ | 親と同キャリア時に通話無料 LINEやインターネット不可 |
格安SIM | 通話料は有料になるもののLINEなどを使うことで通話無料 LINEやインターネット可能 |
キッズケータイと格安SIMの違いは上記のとおりです。
ここからは、違いについて詳しく説明していきます。
格安SIMは通話以外の機能が使える
格安SIMを子供に持たせる場合は、通話やSMS以外の機能が使えます。
キッズケータイはインターネットやLINEなどの機能・アプリを制限しているため、親との連絡などにしか使えないことがほとんどです。
しかし、格安SIMであればLINEやインターネットも使えるため、子供が楽しんで使えます。
また親はキャリアのスマホ、子供だけ格安SIMを使うなどの場合でも、LINEを使うことで通話料は無料に抑えられます。
さらに、子供が幼いころに親のスマホを操作していた場合、キッズケータイでは満足してくれない可能性が高いです。
キッズケータイに不満がある場合は、自宅にいるときは親のスマホを使うことが多いため、キッズケータイを与えた意味が減ってしまうこともあります。
キッズケータイと月額料金がほとんど変わらない
格安SIMはキッズケータイと月額料金がほとんど変わりません。月額料金が変わらないのに、キッズケータイよりできることが多いため、コストパフォーマンスは格安SIMのほうが上回ります。
キャリア | 月額料金 |
docomo | キッズケータイプラン月額料金550円 |
au | キッズケータイプラン月額料金550円 |
Softbank | キッズケータイプラン月額料金539円 |
各キャリアが提供しているキッズケータイの料金プランは上記のとおりです。
各キャリアほぼ横並びの月額料金となっていることがわかります。
格安SIMはデータ容量にもよりますが、データ通信SIMは500円程度、音声通話SIMは1,000円程度で利用できます。
音声通話SIMでも月額料金1,000円で、通話やLINE・You Tubeなどが行えるため、できることの種類が格安SIMのほうが豊富です。
SIMフリースマホが選べる
キッズケータイの場合は、各キャリアが提供しているキッズケータイ専用端末しか使えません。
しかし、格安SIMの場合はSIMフリースマホが使えるため、古いスマホがある場合などは端末を購入せずに使い回せます。
キャリア | キッズケータイ本体価格 |
docomo | SH-03M、14,256円 |
au | mamorino5、15,840円 |
Softbank | キッズフォン2、18,000円 |
キャリアごとのキッズケータイの本体価格は上記のとおりです。
キッズケータイでも15,000円程度かかってしまうため、安いSIMフリースマホと価格がほとんど変わりません。
またキッズケータイはできることが少ないため、機能も必要最低限になっています。
小さい頃から親のスマホを操作していた子供だと、キッズケータイの機能ではできることが少なく、親のスマホを操作することが多いです。
そのため、最小限の機能だけで良い場合はキッズケータイでも問題ありませんが、普段からスマホを操作する時間が長い場合は古いスマホに格安SIMを挿入したほうが良いでしょう。
子供用スマホに付けたい機能一覧
子供用スマホに付けたい機能は以下のとおりです。
- フィルタリング機能・アクセス制限機能
- 位置確認サービス
- 利用アプリ制限
- 利用時間制限
これらの機能を付けたほうが子供に安心して格安SIMを持たせられます。
これらの機能の詳細やポイントをひとつずつ説明していきます。
フィルタリング機能・アクセス制限機能
フィルタリング機能・アクセス制限機能は、スマホで利用できるWebサイトを健全なもののみにする機能です。
インターネットは便利な情報も多く存在していますが、不健全なコンテンツも多いため、フィルタリング機能・アクセス制限機能を使って防止したほうが良いです。
親世代であれば、Webサイトにアクセスして正しくない情報や怪しげなサイトなどは判断できますが、子供の場合はこのような判断はできません。
そのため、変な情報や嘘の情報を子供にいれないためにも、フィルタリング機能やアクセス制限機能であらかじめ制限してしまいましょう。
またフィルタリング機能・アクセス制限機能は子供の年齢に合わせて決められたり、親が不適切だと思うコンテンツなどをブロックできます。
子供の成長にあわせてフィルタリング機能・アクセス制限機能をゆるめていくことも可能なため、設定しておくことをおすすめします。
位置確認サービス
位置確認サービスは、子供のスマホでGPSを起動させておき、親のスマホやパソコンでどこにいるのか把握できる機能です。
子供の帰宅時間が遅いときや塾の帰りなど、どこにいるのか把握しておきたいときに使います。
位置確認サービスの使い方は多岐にわたり、迷子対策や誘拐対策などにも利用可能です。
また新しい位置確認サービスには、特定の場所にいるときのみスマホの機能を制限する機能も搭載されています。
特定の場所にいるときのみ機能を制限することで、授業中にスマホの操作を制限させることも可能になります。
幅広い機能が用意されているため、子供にスマホを持たせるときには欠かせない機能のひとつです。
利用アプリ制限
利用アプリ制限は、親の許可なくスマホにアプリをインストールできなくする機能です。
怪しいアプリや不健全なSNSなどを子供が勝手にインストールできなくなるため、事前に入れておくと安心です。
またあらかじめ利用アプリ制限を設定しておくことで、子供がスマホに依存しないように対策できます。
利用アプリ制限の機能は、スマホ側ではなく「Apple Store」や「Google Play」などで行なえるため、忘れずに設定しておきましょう。
利用時間制限
利用時間制限はスマホを使える時間帯や、1日に使えるスマホの時間を制限する機能です。深夜にスマホを操作するのを防いだり、1日中スマホを操作するのを防げます。
また勉強の時間が決まっている場合は、勉強の時間帯に使えないように設定するなど細かい設定にも対応しています。
利用時間の制限はiPhone・Androidのどちらでも行えるため、格安SIMの種類やアプリをインストールする必要もありません。
利用時間をあらかじめ設定しておくことで、スマホ依存への対策にもなるため、設定しておいたほうが良いでしょう。
子供におすすめの格安SIM5選
子供におすすめの格安SIMは以下の5つです。
- mineo
- トーンモバイル
- 楽天モバイル
- OCN モバイル ONE
- IIJmio
それぞれの月額料金やポイントを解説していきます。
mineo
(画像参照:mineo)
mineoはジュニアパックという子供向けオプションを提供している格安SIMです。
そのためセキュリティ対策やフィルタリング対策までまとめて行いたい方におすすめです。
mineo | |
月額料金 | 1GB 1,298円 5GB1,518円 10GB 1,958円 20GB1,925円 |
節約モード利用時やデータ容量超過後の通信速度 | 通常 200kbps パケット放題Plus加入時 1.5Mbps |
パケット放題Plus | 380円 ※10GB以上プランの場合は無料 |
かけ放題オプション | 10分かけ放題:935円(月額) |
初期手数料 | 3,300円 |
セット割引 | eo光 |
mineoの基本情報は上記のとおりです。
子供に持たせる場合は、使い方によって1GBや10GBなどを選ぶと良いでしょう。
子供がスマホをたくさん使う場合は10GBを選び、パケット放題Plusに加入すると、インターネットがたくさん使えるためおすすめです。
また、mineoにはジュニアパックというオプションサービスが用意されています。
ジュニアパック | |
月額料金 | 220円 ※2カ月無料 |
使えるアプリ | スマモリ(有害サイト・アプリブロック、スマホ利用時間制限、位置確認サービス) スマホセキュリティ(ウイルス対策) Filii Lite(スマホの利用分析、ネットの危険感知)など |
ジュニアパックは子供にスマホを持たせたいときに、付けたい機能をまとめて付けられるオプションサービスです。
安心して持たせるためにも、mineoを契約する場合はジュニアパックの申し込みをおすすめします。
TONEモバイル
(画像参照:TONEモバイル)
TONEモバイルは動画以外使い放題で月額料金1,100円で使える格安SIMです。
月額料金110円でフィルタリング設定なども行えるため、フィルタリング機能を使いたいときにおすすめです。
TONEモバイル | |
月額料金 | 動画以外インターネット使い放題:1,100円 |
節約モード利用時やデータ容量超過後の通信速度 | 記載なし |
初期手数料 | 3,300円 |
セット割引 | なし |
TONEモバイルの月額料金は上記のとおりです。
1,100円でインターネットが使い放題になるため、小さい子供用のスマホには最適でしょう。
ただし、TONEモバイルは動画を視聴する際は「Wi-Fi接続」か「動画チケット」が必要になります。
光回線などが自宅にある場合は問題ありませんが、動画チケットを購入する場合は1GBあたり330円が発生するため注意しましょう。
さらに、TONEモバイルはあんしんインターネットオプションというオプションサービスを提供しています。
あんしんインターネットオプション | |
月額料金 | 110円 |
できること | フィルタリング機能 |
こちらはフィルタリング機能をより強固にしてくれるオプションサービスで、あらかじめ付いてくる「TONEファミリー」の機能をより優れたものにしてくれます。
TONEファミリーというアプリでは以下のことが行えます。
TONEファミリー | Android | iPhone |
ジオフェンス機能 ※特定の場所に出入りしたときに保護者に連絡 |
○ | ○ |
ジオロック機能 ※特定の場所に到着した際に端末をロック |
○ | × |
アプリごとの利用制限 | ○ | ○ |
アプリごとの利用時間帯制限 | ○ | ○ |
端末時間制限 ※特定の時間に端末ロック |
○ | × |
子供をインターネットから守るための機能がたくさん用意されているため、小さい子供にスマホを持たせる場合はTONEモバイルがおすすめです。
楽天モバイル
(画像参照:Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン))
楽天モバイルはあんしんコントロールby i-フィルターという子供向けオプションがある格安SIMです。
月額料金330円でフィルタリング機能や位置情報機能、課金可能なアプリの感知などの機能が使えます。
楽天モバイル | |
月額料金 ※音声通話SIM |
1GBまで:0円 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 20GB以降:3,278円 ※従量制プラン |
月間データ容量 | 楽天回線エリア:無制限 ※20GB超過後は最大1Mbpsに速度制限 パートナー回線エリア:5GB |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
楽天モバイルの月額料金は上記のとおりです。
使ったデータ容量によって発生する月額料金が異なるため、あまりスマホを使わない子供に持たせる場合は安く抑えやすい格安SIMです。
また自宅にネット回線がある場合も、楽天モバイルのデータ容量はほとんど使わないため、月額料金を抑えて子供にスマホを持たせやすくなっています。
楽天モバイルでは、子供に安心してスマホを持たせるために、以下のオプションサービスを提供しています。
あんしんコントロール by i-フィルター | |
月額料金 | 330円 |
できること | フィルタリング機能 利用状況の確認 使えるアプリの指定 利用時間制限 不正アクセス・アプリ内課金があるアプリの起動時に通知 位置情報履歴の表示 |
楽天モバイルのあんしんコントロールby i-フィルターの詳細は上記のとおりです。
子供に必要な機能が複数搭載されているため、楽天モバイルを契約する場合はあんしんコントロールby i-フィルターにも、加入しておきましょう。
OCN モバイル ONE
(画像参照:OCN モバイル ONE)
OCN モバイル ONEはマイセキュアというオプションサービスを提供しています。
このオプションサービスはセキュリティ対策アプリのひとつですが、子供向け機能としてフィルタリング機能・アプリ利用制限・アプリ使用時間制限などの機能が搭載されています。
OCN モバイル ONE | |
月額料金 | 500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 |
かけ放題オプション | 10分かけ放題:935円(月額) トップ3かけ放題:935円(月額) 完全かけ放題:1,430円(月額) |
初期手数料 | 3,300円 |
セット割引 | OCN光モバイル割 (月額料金220円割引) |
特徴 | MUSICカウントフリーがある |
OCN モバイル ONEの月額料金などは上記のとおりです。
500MBプランも用意されているため、子供にあまりスマホを使って欲しくないときでも利用しやすいでしょう。
OCN モバイル ONEが提供しているセキュリティ系のオプションサービスは以下のとおりです。
マイセキュア | |
月額料金 | 330円 |
できること | フィルタリング機能 アプリスキャン SDカード・本体スキャン アプリ利用制限 アプリ利用時間制限 |
OCN モバイル ONEのマイセキュアの料金やできることは上記になります。
子供を危ないインターネットから守ってくれる機能が揃っているため、子供用にOCN モバイル ONEを契約する場合はマイセキュアにも加入しておきましょう。
IIJmio
(画像参照:IIJmio)
IIJmioは月額料金550円のみまもりパックというオプションサービスを提供しています。
ウイルスバスターとi-フィルターのふたつのアプリがまとめられているアプリで、ふたつを別々に契約するより安く使えます。
IIJmio | |
月額料金 | 2GB:858円 4GB:1,078円 8GB:1,518円 15GB:1,848円 20GB:2,068円 |
かけ放題オプション | 10分かけ放題:700円(月額) 5分かけ放題:500円(月額) 完全かけ放題:1,400円(月額) |
初期手数料 | 3,300円 |
セット割引 | IIJmio光 (月額料金660円割引) |
IIJmioの月額料金は上記のとおりです。
2GBであれば858円で契約できるため、月額料金を抑えて子供にスマホを持たせたいときにおすすめの格安SIMです。
みまもりパック | |
月額料金 | 550円 |
できること | 不正アプリ対策 使用制限 フィルタリング機能 アプリ利用制限 |
IIJmioが提供しているみまもりパックの月額料金は上記のとおりです。
子供にスマホを持たせるときに使うことが多い「ウイルスバスター」「i-フィルター」の2つのアプリをまとめたサービスになります。
それぞれ契約するより安く契約できるため、これらのアプリの利用を検討している場合はIIJmioの契約がおすすめです。
小学生の子供にはTONEモバイルがおすすめ
(画像参照:TONEモバイル)
小学生の子供に格安SIMを持たせる場合はTONEモバイルがおすすめです。
親が安心して子供に持たせられる機能が多数搭載されているため、スマホを持たせるときの不安が軽減できます。
- 見守り機能が充実している
- 自撮り写真の撮影時に親に通知が届く
- 歩きスマホ防止機能がある
- 場所ごとのアプリ防止機能がある
小学生の子供にTONEモバイルがおすすめの理由は上記の4つです。
他の格安SIMでもセキュリティ機能は搭載されていますが、TONEモバイルはさらに充実しています。
とくに自撮り写真撮影時の通知はTONEモバイルにしか用意されていません。2022年に入りSNSが一般的になってきていますが、変質者などに子供が騙されるケースも増えてきています。
自撮り写真を撮影した際に通知が届くことで、SNSなどでのトラブルを未然に防げる可能性が上がります。
また、歩きスマホ防止機能や場所ごとのアプリ防止機能があり、事故の防止や勉強中のスマホ操作などを防げることもポイントです。
中高生の子供にはmineo・楽天モバイルがおすすめ
中高生の子供にはmineoや楽天モバイルなどの通信速度が速く、フィルタリング機能が充実している格安SIMがおすすめです。
小学生の子供と比べると、中高生の子供は小学生の子供よりスマホを操作する時間が増えるため、使いやすい格安SIMが良いでしょう。
TONEモバイルはセキュリティ面では優れていますが、通信速度が遅い特徴があるため、中高生だと満足してくれない可能性が高いです。
mineoや楽天モバイルは通信速度が速く、大人が使っても不満が少ないため中高生の子供に持たせやすいです。
格安SIM | 平均通信速度 |
TONEモバイル | 10.56Mbps |
mineo | 49.25Mbps |
楽天モバイル | 37.43Mbps |
(通信速度参考:みんなのネット回線速度)
TONEモバイル・mineo・楽天モバイルの平均通信速度を比較した表が上記になります。
TONEモバイルは10Mbps程度しか出ていませんが、mineoや楽天モバイルは40Mbps程度出ているため、YouTubeなどの視聴も問題なく行えます。
中高生になると動画を視聴することが増えてくるため、mineoや楽天モバイル程度の通信速度は出ていたほうが良いでしょう。
フィルタリング機能などはどちらの格安SIMもあるため、不健全なサイトの閲覧などはブロックできます。
mineoも楽天モバイルもどちらも使いやすい格安SIMなので、必要なデータ容量に応じて決めると良いでしょう。
子供用の格安SIMの選び方
子供用の格安SIMを選ぶときは以下のポイントを確認してください。
- 子供が安全に使える機能があるか
- 使い方を確認する
- 契約内容を確認する
格安SIMを選ぶときのポイントをひとつずつ説明していきます。
子供が安全に使える機能があるか
子供にスマホをもたせたい場合は、子供が安全に使える機能があるか確認してください。
フィルタリング機能や位置情報機能などは、親が安心して持たせるためにも大切です。
また、これらの機能が搭載されている場合は、トラブルを未然に防げる可能性もあります。
安全に使える機能は多いほど、トラブルの発生を抑えやすくなるため、機能が豊富な格安SIMを選ぶと良いでしょう。
使い方を確認する
格安SIMは音声通話SIMとデータ通信SIMがありますが、使い方によってはデータ通信SIMで問題ないことが多いです。
とくに2022年に入り通話はLINEで行うことが多いため、LINEの利用頻度が高い場合はデータ通信SIMで良いでしょう。
格安SIMは音声通話SIMのほうが月額料金が高くなっているため、電話番号を使った通話を行わないのであれば、データ通信SIMのほうが節約につながります。
そのため、家族間での通話がLINEでも問題ない場合は、データ通信SIMを選んだほうが良いでしょう。
契約内容を確認する
子供用の格安SIMは、子供の成長に合わせて変更していく可能性があります。
そのため契約期間の縛りや違約金などを事前に把握しておき、これらの条件が緩い格安SIMを選んだほうが良いです。
仮に契約期間が定められていると、契約期間内に解約すると違約金が発生してしまうため乗り換えにくくなってしまいます。
また契約前にSIMカードの種類やサイズもまとめて確認しておきましょう。
SIMカードの種類やサイズを間違えてしまうと、SIMカードの再発行が必要になるため、余計な手数料がかかってしまいます。
子供用に格安SIMを選ぶときの注意点
子供に格安SIMを持たせるときは、以下に注意してください。
- 安さだけで選ぶとすぐに乗り換えを求められることがある
- データ通信SIMを選ぶと緊急電話ができない
- LINEでID検索できない
上記の注意点を知っておかないと、契約後にすぐに乗り換えが必要になったり、子供が嫌がったりする可能性があります。
それぞれの注意点を解説していくので、ひとつずつ見ていきましょう。
安さだけで選ぶとすぐに乗り換えを求められることがある
子供用だからといって安さだけで格安SIMを選んでしまうと、子供が不満を覚える可能性があります。
仕方ないと割り切ってくれる子供なら良いですが、親子間での喧嘩の原因にもなりうるため、年齢によってはある程度、通信速度の速い格安SIMを選んであげましょう。
子供はYouTubeやTik Tokを利用することも多いため、ある程度の通信速度が必要になる可能性が高いです。
また子供が外出中にLINE通話を行う場合は、通信速度が遅いと通話品質が低下してしまうため、LINE通話を行うときも通信速度は速いほうが良いです。
格安SIMは契約時に契約事務手数料やSIMカード発行手数料などが発生するため、子供用の場合でも通信速度は事前に確認しておきましょう。
データ通信SIMを選ぶと緊急電話ができない
格安SIMはデータ通信SIMのほうが月額料金が安く抑えられます。
また子供は電話番号を使った通話を行う頻度が少ないため、データ通信SIMを選んでしまいがちです。
しかし、電話番号が使えない場合、緊急電話ができないデメリットがあります。
危ないときやトラブルに巻き込まれたときに警察への発信ができなかったり、交通事故に巻き込まれたときに病院へ発信できなくなったりしてしまうのです。
緊急のトラブルはいつ発生するのかわからないため、トラブル対応も考慮する場合は音声通話SIMを選んでおいたほうが安全です。
LINEでID検索できない
格安SIMではLINEのID検索が利用できません。ID検索が行えないため、怪しい人が友人になることはありませんが、遠方の知り合いとのLINE交換が不便になることがあります。
ただし、Y!mobileなどの一部の格安SIMや、キャリアが提供するahamo・povo・LINEMOなどの格安プランであればID検索は可能です。
LINEでID検索できないことはデメリットでもありますが、トラブルに巻き込まれにくくなるというメリットもあるため、子供の年齢にあわせて考えると良いでしょう。
子供に格安SIMを持たせるときによくある質問
子供に格安SIMを持たせるときによくある質問に回答していきます。
- キャリアの格安プランと格安SIMはどちらが良い?
- キッズケータイと格安SIMはどちらが良い?
子供用の格安SIM選びで困っている方は参考にしてください。
キャリアの格安プランと格安SIMはどちらが良い?
通信速度が安定して速くLINEのID検索ができるという点で、使い勝手はキャリアの格安プランのほうが良いです。
ただし、格安SIMよりも月額料金は高くなってしまうため、子供と相談して決めると良いでしょう。
子供が小さい間は多機能である必要性も少ないため、TONEモバイルなどの子供向け機能が多い格安SIMのほうが良いでしょう。
しかし子供が中高生になってくる頃には、スマホを使う頻度も増えてくるため、キャリアの格安プランも候補に入ってきます。
キャリアの格安プランは3,000円程度発生するため、使い方によってはmineoなどの格安SIMで十分な可能性が高いと覚えておきましょう。
キッズケータイと格安SIMはどちらが良い?
キッズケータイは機能がより少なくなっており、通常のスマホよりできることが少ないです。
子供は親のスマホを使っていたことがあるため、キッズケータイだけだとすぐに使わなくなることがあります。
キッズケータイをすぐに使わなくなってしまうと、せっかく渡したのにと後悔してしまうことも多いです。
ただし、GPS機能や学校帰りの通話のみを目的とする場合はキッズケータイでも問題ありません。
子供にスマホを持たせる理由によって、キッズケータイか格安SIMか選ぶと良いでしょう。
まとめ
この記事では子供用の格安SIMについて説明してきました。
子供に持たせるスマホとしてキッズケータイも選択肢のひとつに入りますが、格安SIMのほうが使える機能が多いため、子供が満足する可能性は高いです。
また格安SIMでもGPS機能やフィルタリング機能は利用できますし、親が使っていたスマホを使い回せるというメリットもあります。
親と同じキャリアのキッズケータイだと通話料金が発生しないメリットがあるため、学校帰りの通話だけが目的の場合はキッズケータイでも良いでしょう。
しかし、他にも目的がある場合や子供がスマホを欲しがっている場合などは、格安SIMのほうがおすすめです。