光回線と5Gの違いとは?メリット・デメリット、通信速度や月額料金を比較!

5Gは工事不要で最大20Gbpsの超高速通信可能とされているため「5Gを契約すれば光回線はもう必要ないんじゃないか?」と感じる人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、5Gにはデメリットが多いため、現時点ではまだまだ光回線の方がおすすめです!

この記事では5Gの特徴と、光回線が5Gに劣っていない理由をわかりやすく紹介します。

あくまでも「2021年11月の段階では」という結論のため、今後の展開次第では5Gが優勢になる可能性も十分考えられます

5Gか光回線かで迷っている方は、知識なしで契約すると後悔する可能性があるため、この記事を参考にしてください。

「5G」の3つの特徴とは?

5Gは「5th Generation」の略で、日本語では「第5世代通信システム」という意味なり、従来使用されていた3Gや4Gといった通信技術を上回る世代として、下記のような点が主に進化しています。

  • 高速大容量通信
  • 低遅延通信
  • 多数同時接続

5Gの主な特徴として、上記の3つを紹介します。

特徴①高速大容量通信

5Gの大きな特徴は4Gをはるかに上回る通信速度の速さです。

4Gで1Gbpsとされていた最大通信速度は、5Gでは20Gbpsとなっており、画像や動画のダウンロードはもちろんのこと、4Kや8Kなどの動画もストレスなく視聴できることが期待できます。

あくまでも理論値ですが、5Gになることで従来よりも高速通信が可能になることは間違いないでしょう。

特徴②低遅延通信

5Gではレスポンス速度も向上するとされています。

従来の4G回線の遅延速度(データ通信の反応速度)は最速で約10msですが、5G回線では最速約1msとされており、これは秒単位すると「0.001秒でレスポンスが返ってくる」ということになります。

従来の通信技術では、レスポンス速度が遅いとオンラインゲームなどで”ラグ”と呼ばれる遅延が発生していましたが、5G回線ではこのラグがほとんどなくなり、快適にゲームがプレイされるといわれています。

また、ゲームやインターネットの閲覧だけではなく、この遅延の少なさによって、将来的には遠隔手術や車の自動運転などが高い精度で可能になることも期待されています。

特徴③多数同時接続

5Gのもうひとつの特徴は、多数同時接続です。

4Gでは同時接続数が10万デバイス/㎢とされていますが、5Gでは100万デバイス/㎢にのぼるとされています。

つまり、これはひとつの基地局で多くのデバイスへの通信が可能になることを意味しているため、ライブの同時視聴や、各家庭のさまざまな家電さえもネットに接続し、使用できることが期待できます。

光回線にはない5G回線のメリット

5Gの特徴を踏まえ、光回線にはない5Gのメリットを紹介すると、以下のようなものがあります。

  • 工事不要で超光速通信が可能
  • 外出先でも高速通信が可能

それぞれについて紹介します。

工事不要で超高速通信が可能

5Gは無線による通信なので、光回線のように電柱から自宅に回線を引く必要がありません。

それに伴い、工事が不要で尚且つ光回線よりも高速な通信速度が出るとされています。

住まいによっては「管理会社から光回線の工事許可が降りなかった」「電柱から遠くて回線が自宅に引けない」という理由で光回線が使えない人もいます。

しかし、5Gであればスマホのモバイル回線のように、ただ契約して使用できるようになるため、工事が必要なくなるというメリットがあります。

外出先でも高速通信が可能

前述のとおり、5Gはスマホのモバイル回線と同じなので、4Gや3Gのように電波が届く場所であれば、外でも使用できます。

今まで通信速度では固定回線である光回線が圧倒的に通信速度に関して優秀でしたが、光回線の通信速度を上回り、さらに外でも高速通信が可能になるため、遊びや仕事においてネットが活躍する機会が増えるはずです。

光回線に劣る5G回線のデメリット

一方で、光回線に劣る5Gのデメリットとしては以下のような点があります。

  • 対応エリアが限られている
  • 5G対応の端末でなければ使えない
  • データ容量の制限がある
  • 有線接続による通信ができない

それぞれについて詳しく紹介します。

対応エリアが限られている

2021年11月現在、まだまだ5G回線の対応エリアが広くないというのはデメリットのひとつです。

5G回線の基地局は大手通信会社が徐々に増設して普及に尽力している段階です。

そのため、現在では、5G対応のサービスに契約したとしても、利用できるエリアが限られており、場所によっては「結局4Gしか使えない」といったケースもあるため注意しましょう。

5G対応の端末でなければ使えない

5Gを利用するにあたっては、5G回線のサービスへ契約することと、5G対応の端末を使うことの両方を満たす必要があります。

例えば、iPhoneであればiPhone12シリーズ以降の端末は5G対応です。

そのため、5G回線が使えるサービスに契約しても、iPhone11以前のものしか持っていない場合は機種を買い替える手間があるので注意しましょう。

データ容量の制限がある

5Gは超高速通信が可能なので、超高画質の動画視聴が快適にできるなどのメリットがあります。

しかし、現段階では5G回線を提供している各社において、データ容量の制限が設けられているのが実情です。

上限に達すると、従来通り速度制限がかかり、5Gのメリットはなくなります。

一方で光回線ではデータ容量に上限がないため、この5Gの欠点がなくならない限り光回線はまだ必要とされるでしょう。

有線接続による通信ができない

5G回線は無線通信なので、どこでも利用できるというメリットがありますが、途中で電波が途切れるなどのトラブルが起こる可能性もあります。

例えば、地下室やトンネルで突然ネットが使えなくなった経験はないでしょうか。

無線は遮蔽物や壁の厚さによって電波が影響を受けるため、場所や環境によって繋がりやすさが異なります。

光回線の場合、無線・有線が選べるため「安定した通信を行いたい場合には有線」という風に選択できるのはメリットのひとつです。

光回線はまだ必要?光回線と5Gの違いを比較

ここまで紹介した内容をもとに、光回線と5Gそれぞれのメリット・デメリットをまとめると下記のとおりです。

回線 メリット デメリット
光回線
  • データ容量無制限で使える
  • 無線・有線通信が選べる
  • 日本全国で契約できる
  • 利用にあたり開通工事が必要
  • 状況や環境によっては工事不可で導入できない
5G回線
  • 外出先でも高速通信が可能
  • 工事不要で利用できる
  • まだ対応エリアが狭い
  • 5G対応の端末が必要
  • データ容量に制限がある
  • テザリング時にスマホのバッテリー消費が激しい

上記のようにいうことができるため、5G回線は基本的に「工事不可の場所に住んでいて光回線が自宅に導入できない」という方や、「外出先でもスマホで高速通信がしたい」という方におすすめです。

一方で、光回線は「5Gのサービス提供エリアが近くにない」、「データ容量無制限で高速通信したい」、「自宅でオンラインゲームなど通信速度が必要なネット利用をする」といった方におすすめです。

5G回線が使える大手キャリア・格安SIM・モバイルWiFi

5G回線は現在普及段階のため、すべてのキャリアで使えるわけではありません。

もし5Gを利用したい場合、5Gに対応したサービスを契約するという点には注意しましょう。

2021年11月現在、5G回線が利用できる主なサービスを料金とともに紹介すると下記のとおりです。

サービス キャリア・プロバイダ 月額料金
通常料金 割引適用時
大手スマホキャリア ドコモ 5Gギガホ プレミア(無制限):7,315円
5Gギガライト(〜7GB):3,465〜6,765円
5Gギガホ プレミア:4,928円
5Gギガライト:2,178〜4,378円
au 使い放題MAX 5G/4G:7,238円
使い放題MAX 5G with Amazonプライム:8,008円
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P):8,338円
使い放題MAX5G/4Gテレビパック:9,108円
使い放題MAX 5G ALL STAR パック:9,988円
※すべてデータ容量無制限
使い放題MAX 5G/4G:4,928円
使い放題MAX 5G with Amazonプライム:5,698円
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P):6,028円
使い放題MAX5G/4Gテレビパック:6,798円
使い放題MAX 5G ALL STAR パック:7,678円
※すべてデータ容量無制限
ソフトバンク メリハリ無制限(無制限):7,238円
ミニフィットプラン+(〜30GB):3,278〜5,478円
メリハリ無制限(無制限):4,928円
ミニフィットプラン+(〜30GB):2,178〜4,378円
格安SIM Y!mobile シンプルS(3GB):2,178円
シンプルM(15GB):3,278円
シンプルL(25GB):4,158円
シンプルS(3GB):990円
シンプルM(15GB):2,090円
シンプルL(25GB):2,970円
※2回線目以降
UQモバイル くりこしプランS+5G(3GB):1,628円
くりこしプランM+5G(15GB):2,728円
くりこしプランL+5G(25GB):3,828円
楽天モバイル 〜1Gまで:0円
〜3Gまで:1,078円
〜20Gまで:2,178円
20G超過後:3,278円
モバイルWiFi UQ WiMAX(無制限) 4,818円 25ヵ月間4,268円
GMOとくとくBB WiMAX+5G(無制限) 1〜24ヵ月目:4,158円
25ヵ月目以降:4,708円
カシモWiMAX(無制限) 4,455円
Broad WiMAX(無制限) 1〜2ヵ月目:2,090円
3〜36ヵ月目:3,894円
37ヵ月目以降:4,708円

今後5G対応のサービスは、上記以外にも増えてくることが予想できます。

ただし、どのサービスに契約するとしても、5G回線を利用するにあたっては5G対応の端末が必要になるため注意しましょう。

現段階(2021年11月現在)では5Gより光回線!おすすめ4社を紹介

結論をまとめると、2021年11月の段階ではまだ完全に5Gが普及しきっていないため、サービスの内容も含めると光回線の方がおすすめです。

その中でも、下記の4社が特におすすめなので、快適にネットを利用したい方は下記の4社から選ぶことをおすすめします。

  • ドコモ光
  • auひかり
  • NURO光
  • 楽天ひかり

それぞれの光回線のメリットや特徴について紹介します。

ドコモ光

ドコモ光

1つ目はドコモ光です。

ドコモ光の特徴としては下記のような点があります。

  • ドコモスマホとのセットで最大1,100円×利用台数分割引
  • 工事費無料特典あり
  • プロバイダが複数の中から選べる
  • 日本全国で申し込み可能

ドコモはNTT東西が提供しているフレッツ光回線を利用したサービスのため、日本全国で申し込み可能な光回線です。

特にドコモスマホとのセット割が適用できるため、ドコモユーザーであればドコモ光を選ぶとお得に契約できます。(ahamoはセット割の対象外です)

光回線の導入にあたり初期費用としてかかる工事費も、特典により新規加入時は無料になるため、はじめての方でも加入しやすくなっています。

月額料金はプロバイダ料込みですが、プロバイダは複数の中から選べるため「自分でプロバイダを決めたい」という方にもおすすめです。

項目 内容
契約期間 2年間
※「契約期間なし」も選択可能
回線速度 最大1Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金 戸建てプラン:5,720円
マンションプラン:4,400円
初期費用
(事務手数料)
3,300円
工事費用 戸建てプラン:19,800円
マンションプラン:16,500円
契約解除料 戸建てプラン:14,300円
マンションプラン:8,800円

auひかり

auひかり

2つ目はauひかりです。

auひかりの特徴としては下記のような点があります。

  • auスマホとのセット割で最大1,100円×利用台数分割引
  • 独自回線のため通信速度が安定して速い
  • 工事費用分割引(オプション加入条件あり)
  • 他社から乗り換えで最大30,000円還元

auひかりは、KDDIが提供する独自回線を使ったサービスのため、他社よりも通信速度が速いと評判の光回線です。

またauスマホとのセット割もあるため、auユーザーであればauひかりがおすすめです。

地域によってはauひかりのサービス提供エリア外のことがありますが、中部や関西などauひかりが契約できないエリアでも「コミュファ光」や「eo光」など、その地域の光回線と提携していることがあります。

「コミュファ光」や「eo光」でもauスマホとのセット割が適用できるため、auユーザーは自分の住んでいる場所で契約できる光回線の中でauスマホセット割がある光回線を探して契約しましょう。

項目 内容
契約期間 3年間
※マンションプランは2年
回線速度 最大1Gbps
※10Gbpsプランあり
月額料金 戸建てプラン:5,610円
マンションプラン」4,180円
初期費用
(事務手数料)
3,300円
工事費用 戸建てプラン:41,250円
マンションプラン:33,000円
契約解除料 戸建てプラン:最大16,500円
マンションプラン:最大10,450円

NURO光

NURO光

3つ目はNURO光です。

NURO光の特徴としては下記のような点があります。

  • キャッシュバックや割引など入会特典多数
  • 実質工事費無料特典あり
  • 最大通信速度が一般プランでも2Gbpsと速い
  • ソフトバンクスマホとのセット割で最大1,100×利用台数分割引

NURO光は通信速度が爆速と評判の独自回線を利用した光回線です。

4万円を超えるキャッシュバックキャンペーンのほか、1年間980円、工事費実質無料などさまざまな特典があり、新規入会しやすい光回線でもあります。(併用不可な特典もあります)

また、ソフトバンクとも提携しているため、ソフトバンクスマホを利用しているユーザーはスマホセット割にてお得に契約できます。

NURO光はスマホセットを適用しなくてもお得かつ高速通信可能な光回線なので、ソフトバンクユーザーを含め、他社でスマホセット割が適用できない格安SIMユーザーなどにもおすすめです。

項目 内容
契約期間 2年間
回線速度 最大2Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金 戸建て:5,700円
マンションプラン:5,700円
初期費用
(事務手数料)
3,300円
工事費用 戸建て:44,000円
マンションプラン:44,000円
※割引により実質無料
契約解除料 10,450円

楽天ひかり

楽天ひかり

4つ目は楽天ひかりです。

楽天ひかりの特徴としては下記のような点があります。

  • 楽天モバイルユーザーは1年間無料
  • 楽天モバイル以外のユーザーでも1年間2,200円割引
  • 日本全国で申し込み可能

楽天ひかりは楽天モバイルユーザーであれば1年間月額料金無料という、強烈な特典を提供している光回線です。

楽天モバイルユーザーはもちろんお得ですが、楽天モバイルを利用していない方でも1年間は月額料金が2,200円割引になるため、はじめて光回線を契約する方にもおすすめです。

使用している回線は、『ドコモ光』や『ソフトバンク光』と同じNTT東西が提供するフレッツ光回線のため、通信の質も悪くありません。

初期費用も880円と他社の3,300円と比べてやすいため、低コストで光回線を開通できるのも魅力のひとつです。

項目 内容
契約期間 2年間
回線速度 最大2Gbps
※10Gbpsプランあり
月額基本料金 戸建て:5,280円
マンションプラン:4,180円
初期費用
(事務手数料)
880円
工事費用 戸建て:19,800円
マンションプラン:16,500円
契約解除料 10,450円

5Gは今後に期待!今契約するなら光回線がおすすめ

結論をまとめると、2021年11月の段階では、5Gよりも光回線の方がおすすめです。

5G回線は、工事不要で外でも高速通信可能というメリットがありますが、下記のようなデメリットもあります。

  • まだ対応エリアが狭い
  • 5G対応の端末が必要
  • データ容量に制限がある
  • テザリング時にスマホのバッテリー消費が激しい

そのため、快適にネットを利用したいのであれば、基本的には光回線を契約しましょう。

おすすめ4社とそれぞれのメリットは下記のとおりです。

光回線 月額料金 特徴
戸建 マンション
ドコモ光 5,720円 4,400円 ・ドコモスマホユーザーにお得
・工事費無料特典あり
・全国対応で申し込みやすい
auひかり 5,610円 4,180円 ・auスマホユーザーにお得
・電気サービスと同時加入で工事費無料
・独自回線で通信速度が速い
NURO光 5,700円 5,700円 ・ソフトバンクスマホユーザーにお得
・工事費実質無料
・新規契約でお得な特典多数
・独自回線で通信速度が速い
楽天ひかり 5,280円 4,180円 ・楽天モバイルユーザーは1年間無料
・一般ユーザーでも1年間2,200円割引
・全国対応で申し込みやすい

特に自分が使用しているスマホキャリアに合わせて光回線を選ぶお得に契約できるため、上記の表を参考にして選んでみてください。