データ通信専用の格安SIMおすすめ8選!選び方やポイントを紹介

「データ通信専用の格安SIMはお得に使える?」

「格安SIMに通話を付けなくて大丈夫?」

格安SIMを契約しようと思っているけれども、こういった不安を抱いていませんか?

格安SIMには通話ができるプランと、データ通信のみで通話なしのプランがあり、データ通信のみの方が安く設定されています。LINEなどのアプリで通話ができるため、電話機能なしのデータ通信専用プランを選びたい方もいるでしょう。

そこで今回は、データ通信専用の格安SIMおすすめ8社や、選ぶ際のポイント、データ通信専用プランのメリット・デメリットなどを紹介していきます。

この記事を読めば、自分がデータ通信専用プランでも問題ないかがわかるでしょう。データ通信専用の格安SIMを使えば、無駄な出費を抑えてお得に利用できます。

データ通信専用の格安SIMはどんな人におすすめ?

格安SIMには、音声通話ができないデータ通信専用SIMと、通話もできる音声通話SIMがあります。データ通信専用SIMは以下のような方におすすめです。

  • 通話はLINEなどのアプリで十分
  • 格安SIMをタブレットで使用する
  • サブとして使う

データ通信専用SIMでもアプリを利用した通話はできるため、まったく通話ができないわけではありません。ただし通常の音声通話よりも品質は劣っており、一部かけられない番号があります

そのため自宅に固定電話がある場合や、格安SIMとは別でメインのスマホなどがある場合にはおすすめできますが、そういった通常の音声通話環境がない場合には、不便を感じるかもしれません。

あくまでサブとして利用する場合や、通話ができないタブレットなどで利用する前提なら問題なく使えるでしょう。

データ通信専用の格安SIMを選ぶ際のポイント

データ通信専用の格安SIMを選ぶときは、自分の目的や用途に合わせて選ぶ必要があります。使用するデータ容量や、どれぐらいの回線速度が必要かなど、満足に使用できる環境を整えれば、お得に利用できます

使用するデータ容量を考える

まずは自分がどれだけのデータ容量を使用するかを考えます。基本的に格安SIMは、データ容量によって料金プランが変わってくるので、お得に利用するには、適切なプランを選ぶのが重要です。

毎日インターネットの閲覧やSNSなどを使用するのであれば、3GB以上は確保しておいた方がいいでしょう。ただし自宅や外出先の使用場所で、Wi-Fi環境が整っている場合はデータ使用量も少なく抑えられます。純粋に通信を行う場合に、どれだけ利用するかを考えましょう。

以下は1GBあたりで利用できる目安です。

用途 使用可能目安
Yahooトップページ観覧 約3,000ページ(0.3MB/1ページ)
テキストメール 300文字程 20万通(0.005MB/1通)
YouTube標準画質 2.3時間(450MB/1時間)
動画配信サービス Netflix HD画質 0.8時間(1,300MB/1時間)
ストリーミング再生 音質「中」192kbps 11.5時間(87MB/1時間)
Skype LINE 音声通話 56時間(18MB/1時間)

参照:SoftBank公式サイト

YouTubeや動画配信サービスなどを利用するとデータの使用量が多くなるため、毎日動画を見るのであれば5GB以上は確保したいところ。逆に動画やゲームアプリなどを使用しないのであれば、あまりデータ容量はなくても大丈夫です。自分がどれだけ使うか1度計算してみましょう。

また現在使っているスマホのデータ使用量は、キャリアの公式サイト、もしくはスマホからでも確認できます。実際に1か月あたりどれだけ使っているか確認し、把握しておくことが大切です。

通信速度の速さは重要

データ通信専用の格安SIMを利用する方は、主にインターネットサイトや動画の閲覧に使用する方が多いでしょう。そのため快適に利用するためには回線速度が重要です。

しかし格安SIMは大手キャリアのスマホに比べると、通信速度は劣ります。なぜかというと、格安SIMは大手キャリアの設備を一部借りて運用しているからです。

ほとんどの格安SIMを提供している業者では、自社で回線設備を持っていません。そこでauやドコモ、ソフトバンクの回線を借りて使用しています。

そのため借りている設備や回線容量などによって、通信速度にも差が出てくるのです。

通信速度の速い格安SIMを選ぶのが重要

格安SIMによって速度に大きく差があるため、なるべく速いものを選びましょう。ここで気をつけてほしいポイントは、各社で公開している回線速度はあくまで理論上の数字であり、実際にその速度が出ることはまずないという点です。

そのため格安SIMの速度に関しては、実際に使用した人の口コミやレビューなども確認することをおすすめします。また下記のような、実測値をリアルタイムで公開しているサイトもあるので参考にしてみてください。

mobile by keisoku.io

現在の端末が使用できるか

データ通信専用の格安SIMを契約する前に、使用する端末について考えておく必要があります。現在使っている端末や、昔使っていた端末が必ず使えるとは限りません。注意しておくのは以下の2点です。

  • SIMロックの解除が必要か
  • SIMの規格は合っているか

SIMロックの解除について

大手キャリアのスマホは、ほかのキャリアのSIMが使えないようにロックがかけられています。そのため格安SIMを契約して差し替えただけでは、基本的には使えません。使えるようにするにはSIMロック解除の手続きが必要です。

SIMロックの解除については記事の後半で詳しく紹介します。

格安SIMをスマホで利用するには、「SIMフリーの端末を購入する」もしくは「SIMロックを解除してSIMフリー化する」必要があることを覚えておいてください。

SIMの規格について

現在主に使われている格安SIMには、3つのタイプがあります。それぞれサイズも違うので、適合した端末を用意しなければ使用できません

  • 標準SIM
  • microSIM
  • nanoSIM

現在多く使われているのは、一番小さいnanoSIMです。標準SIMはガラケーや3Gのころのスマホで使われていたものなので、現在はあまり使われていません。格安SIMを契約する前に、利用する予定の端末のSIM規格を確認しておきましょう。

データ通信量を使い切った後でも利用できるか

データ通信量を使い切ってしまった場合は、追加でチャージすればまた通常通りに使えます。しかしその場合は料金が余分にかかってしまうので、あまり追加はしたくないところです。

そんなのときのために、柔軟にデータ容量やプランを変更できる格安SIMがおすすめです。

例えば余ったデータを翌月に繰り越せるプランや、家族でデータ容量をわけあえるプランを利用すれば、通信量が多くなる月でも追加チャージなしで利用できます。また月単位でデータプランを変更できるサービスもあるので、データ使用量が増えそうな月はあらかじめプランを変更しておくことも可能です。

データ通信専用のおすすめ格安SIM8選

おすすめのデータ通信専用の格安SIMを紹介します。今回紹介するのは以下の8社です。

  • UQ-mobile
  • b-mobile
  • Y!mobile
  • DTI SIM
  • イオンモバイル
  • HISモバイル
  • U-mobile
  • エキサイトモバイル

 

UQ-mobile

引用:UQ-mobile公式サイト

UQ-mobileは大手キャリアのスマホと比べても、ほとんど同じぐらいの通信速度がでる数少ない格安SIMです。

そのため通信速度で選ぶのであれば、UQ-mobileがおすすめ。実際の計測値を見ても、基本的には10Mbps以上、平均して13Mbps前後の速度が出ています。

これだけの通信速度が出ていながら、料金は980円から利用できます。音声通話なしのプランの場合は、3GBとデータ容量無制限の2プランです。

データ容量・プラン 料金
データ高速プラン・3GB 980円
データ無制限プラン 1,980円

ただしデータ無制限プランは、通信速度が500kbpsなのであまり速くはありません。データ高速プランは速度が速く料金も安いので、3GBで足りる方にはかなりおすすめです。

回線はauの回線を使っているため、auの端末ならばそのまま利用できます。

通信速度を重視している方におすすめの、コストパフォーマンスに優れた格安SIMです。

Y!mobile

引用:Y!mobile公式サイト

Y!mobileはソフトバンクのサブブランドであり、大手キャリアと比べても遜色のない品質の回線です。実際に通信速度は速く安定しているため、通信速度を重視している方におすすめです。

その分他社の格安SIMよりは料金が高く設定されていますが、大手キャリア並みの品質で利用できます。

データ通信専用のプランは、データベーシックプランの2つのみです。

データ容量・プラン 料金
データベーシックプランS・1GB 1,980円
データベーシックプランL・7GB 3,696円

格安SIMの中では高めですが、大手キャリアからの乗り換えであれば安くなるでしょう。そのため料金は安くしたいが、通信速度は落としたくないという方におすすめです。

回線はソフトバンクを利用しています。

b-mobile

引用:b-mobile公式サイト

b-mobileは使った分だけ自動で加算されていくため、使わない月は安く抑えることができます。月額最低190円から利用できるため、サブとして利用したい方におすすめです。

使わない月も190円で維持しておけるので、以下のような使い方ができます。

  • 昔使っていた端末を有効活用したい
  • 子どもが使うための専用機にしたい
  • 離れた場所に住む親との連絡用に使いたい

維持費が安いので、上記のような使い方をする場合に気軽に利用できるのがメリットです。

データ容量・プラン 料金
100MBまで 190円
1GBまで 480円
3GBまで 850円
6GBまで 1,450円
10GBまで(初期設定上限値) 2,190円
15GBまで 3,280円

契約時にドコモかソフトバンクを選べるので、すでにどちらかの端末を持っている方にもおすすめ。ソフトバンクの回線を使っているところは少ないので、iPadやiPhoneをサブで利用したい方は、b-mobileが最適です。

連絡を取るのに使う程度なら1GB・480円でも十分なため、低価格で便利に利用できます。

なるべく維持費を抑えたい方や、使わない月もありそうという方は、b-mobileなら安く抑えられるのでおすすめです。

DTI SIM

引用:DTI SIM公式サイト

DTIは料金面で優れている格安SIMです。業界最安値と謳っていますが、実際に3GBプラン、10GBプランあたりは、ほかと比べても安く設定されています。

また新規契約の場合、最初の半年間が実質0円になるお試しプラン(3GB)がお得です。

データ容量・プラン 料金
1GB 600円
3GB 840円
5GB 1,220円
10GB 2,100円
毎日1.4ギガ使い切り 2,200円

データは翌月に繰り越せますが、「毎日1.4ギガ使い切り」プランのみ、データの繰り越しはできません

回線はドコモなので、ドコモの端末がそのまま利用できます。

DTIはプロバイダーとして20年以上の実績があるため、安心して利用できるでしょう。料金は業界最安値レベルなので、データ容量は欲しいけどなるべく安く抑えたい、という方におすすめです。

イオンモバイル

引用:イオンモバイル公式サイト

イオンモバイルの特徴はプランが豊富にあるところです。1~50GBまで細かく分かれているので、大容量のデータ容量が欲しい方はもちろん、自分に合ったデータプランを選べます。

また料金も安く1GB/480円から利用でき、1,000円以下でも4GBまで利用可能です。

全国200店舗以上のイオンでサポートが受けられるのも、大手であるイオンのメリット。格安SIMは基本的に実店舗がなくネットでの販売なので、実店舗でサポートが受けられるイオンモバイルは、初心者の方にもおすすめです。

データ容量・プラン 料金
データ1GBプラン 480円/月
データ2GBプラン 780円/月
60歳以上限定 やさしいプランS(データ3GB) 680円/月
データ4GBプラン 980円/月
60歳以上限定 やさしいプランM(データ6GB) 1,080円/月
データ6GBプラン 1,480円/月
60歳以上限定 やさしいプランL(データ8GB) 1,580円/月
データ8GBプラン 1,980円/月
データ12GBプラン 2,380円/月
データ14GBプラン 2,980円/月
データ20GBプラン 3,280円/月
データ30GBプラン 4,280円/月
データ40GBプラン 5,480円/月
データ50GBプラン 6,480円/月

最大50GBの大容量プランも用意されているため、通信量の多い方でも安心です。

また選べる端末も多く、10,000~50,000円台のスマホやタブレット、ルーターも用意されています。店舗で契約する場合、その日に商品を受け取れるのも、店舗があるイオンのメリットです。

回線はau、ドコモから選べるため、どちらかの端末があればそのまま利用できます。

HISモバイル

引用:HISモバイル公式サイト

HISモバイルは、旅行会社で有名なHISの格安SIMです。旅行会社なだけあって、海外向けのプランも充実しています。そのため海外旅行によく行く方や、海外出張などが多い方におすすめです。

海外向けのサービスとして提供している「変なSIM」は、使っているSIMの上にペタっと貼り付けて使う変わったSIMです。使う分だけ購入して貼り付けて使います。SIMを差し替える必要がないので、紛失の心配がなく海外旅行のときに便利です。

データ容量・プラン 料金
100MBまで 180円
2GBまで 700円
5GBまで 1,200円
10GBまで 2,100円
15GBまで 3,000円
30GBまで 5,250円

データ通信専用の「ビタッ!プラン」は、6段階のデータ容量で上限設定できるため、使い過ぎを防止できます。最低金額は180円なので、使わない月は180円で維持できるため便利です。

10GBで2,100円なので、料金も比較的安め。海外に行かない方にもおすすめできます。

回線はソフトバンクとドコモです。

U-mobile

引用:U-mobile公式サイト

U-mobileは、動画配信サービスU-NEXTの会社が提供している格安SIMです。

U-mobileには、大手キャリアのスマホと同じLTEの使い放題プランがあります。ほかの格安SIMの使い放題は、200kbpsや500kbpsの速度制限があるので、通常プランより通信速度が遅くなるのものがほとんどです。

しかしU-mobileはLTEなので、他社のように使い放題だから速度が落ちるということはありません。

データ容量・プラン 料金
1GB 790円
5GB 1,480円
LTE使い放題 2,480円
ダブルフィックス (〜3GB) 通信量1GB以下 680円〜
通信量1GB超 900円

ダブルフィックスプランは、1GB未満のときは680円、1~3GBのときは900円と、利用した通信量によって料金が変わるプランです。使わない月は680円に抑えられるので、通信量が少ないときがある方は便利に使えます。

また大容量で使いたい場合は、U-mobile MAXというサービスのデータ通信プランもお得です。

U-mobile MAX・25GB 2,380円

通常は15GBを超えると3,000円ほどかかるため、25GBで2,380円は他社に比べると格安です。

使い放題プランは短期間に大量の通信を行うと制限がかかる可能性があるため、25GBで足りるのであれば、U-mobile MAXを選んだ方が無難かもしれません。

回線はドコモの回線を使用しています。

※2021年8月現在U-mobileの新規申し込みは終了しました。詳細は新規サービスのy.u mobileをご覧ください。

エキサイトモバイル

引用:エキサイトモバイル公式サイト

エキサイトモバイルの特徴は、毎月決まった額の「定額プラン」と、使った分だけ払う「最適料金プラン」の2種類があるところです。自分の使用方法に合わせて柔軟に支払いスタイルを選べます。

データ容量も細かく分かれているので、最適なプランを選択できればお得に利用できるでしょう。

また複数枚のSIMを契約したい方のための、「3枚コース」も用意されており、複数のSIMでデータ容量を分け合って使えます。

定額プラン

データ容量・プラン 料金
1枚コース 3枚コース
0MB 650 円 1,100 円
1GB 670 円 1,260 円
2GB 770 円 1,450 円
3GB 900 円 1,680 円
4GB 1,170 円 1,980 円
9GB 2,250 円 2,460 円
20GB 3,980 円 4,480 円
30GB 5,980 円 6,580 円
40GB 7,980 円 8,580 円
50GB 10,180 円 10,680 円

 

最適料金プラン

データ容量・プラン 料金
1枚コース 3枚コース
低速通信のみ 500 対象プランなし
100MB 630 1,050
500MB 630 1,100
1GB 660 1,180
2GB 770 1,340
3GB 880 1,550
4GB 1,150 1,780
5GB 1,450 1,890
6GB 1,600 1,950
7GB 1,900 2,100
8GB 2,120 2,190
9GB 2,200 2,380
10GB 2,380 2,540
11GB 対象プランなし 2,830
12GB 対象プランなし 3,100
13GB 対象プランなし 3,450
14GB 対象プランなし 3,790
15GB 対象プランなし 3,980

最適料金プランは、1枚で使う場合10GBまでしかありません。そのため大容量で使う場合は、必然的に定額プランになります。しかし大容量プランは料金が比較的高めです。

ただし3枚コースの場合はお得に利用できるので、エキサイトモバイルは複数枚利用したい方に最適な格安SIMと言えるでしょう。

回線はドコモです。

格安SIMをデータ通信専用にするメリット

格安SIMをデータ通信専用にしたい方の多くは、無駄な料金を省きたいと考えているでしょう。しかしデータ通信専用SIMのメリットは、それだけではありません。まずはデータ通信専用SIMのメリットを把握することが大切です。

基本料金が安い

データ通信専用SIMの場合、音声通話ができない分料金が安く設定されています。500~1,000円ほど安いので、年間6,000~12,000円ほどは違ってくるでしょう。データ通信専用の格安SIMに変えれば大きく節約できます。

もし現在、大手キャリアのスマホを使っている場合、データ通信専用の格安SIMにすると、月数千円、年間で数万円は安くできるはずです。

大手キャリアで契約している場合、LTEの使い放題プランになっている方は多くいます。しかし実際にどれだけ使っているか確認し、毎月それほど使っていないようであれば、格安SIMの安いプランでも問題ないでしょう。

いつ解約しても問題ない

データ通信専用SIMのもう1つの大きなメリットは、いつ解約しても問題ないという点です。

音声通話SIMは、最低利用期間が決まっている場合が多くあります。そのためすぐに解約してしますと解約金が発生するので、一定期間は利用しなければいけません。

しかしデータ通信専用の格安SIMは、最低利用期間が決まっていない場合が多いです。解約する場合事務手数料がかかるところもありますが、基本的にはそれ以外の料金はかからないので、いつでも解約ができます。

スマホのネックである契約期間や解約金がないのは、大きなメリットです。

アプリによる通話はできる

データ通信専用SIMに音声通話機能はありませんが、LINEやSkypeなどのアプリによる通話はできます。アプリなどで利用されている通話方法は、IP電話といわれるインターネットを利用した方式のため、ネットに繋がるデータ通信専用SIMでも使えるからです。

音声通話SIMの場合は、通常の電話回線が使われています。

LINEならばLINE電話、FacebookならMessengerなど通話できる方法はあるので、家族や友人同士で連絡するだけであれば、それで十分という方も多いでしょう。

格安SIMをデータ通信専用にするデメリット

先ほどメリットを紹介しましたが、もちろんデータ通信専用IMにもデメリットはあります。デメリットを把握して、自分に関係あるかを確認してから契約するようにしてください。

かけられない番号がある

データ通信専用SIMでも通話はできると説明しましたが、通常のアナログ回線と全く同じというわけではないので注意してください。

通常の電話回線にはつながらないため、110や119などにはかけられません。そのため緊急時の不安が残るのは、大きなデメリットです。

そのためメインの端末として持つのはあまり向いていません。「自宅に固定回線がある」「メインのスマホは別で持っている」など、緊急時に連絡できる手段があれば問題はないでしょう。

またメリットの方で紹介したアプリによる通話は、そもそも同じアプリを使っていてアプリ内で繋がっておかなければいけません。そのため番号さえわかれば誰にでもかけられる通常の電話と比べると、利便性には劣ります

電話番号、SMS認証ができない

電話番号がないデメリットとして、SMSが使えないというのもあります。SMSは電話番号さえ知っていれば送れる、ショートメッセージサービスの事です。

普段メッセージ機能を使わないという方は多いかもしれませんが、SMSはアプリや会員登録などの認証によく使われています。電話番号での認証が必要なものは、SMSでメッセージを送って確認をとることが多いです。

ただデータ通信専用SIMでも、多くの場合SMSのみ使えるオプションが用意されています。音声通話なしでも、SMSのみオプションで付けておけば安心です。

バッテリーを消費する「セルスタンバイ問題」

セルスタンバイ問題とは、端末が通話回線に接続するために基地局を検索するため、バッテーリーを消費してしまう現象です。通話回線に繋がっていない状態(セルスタンバイ)のときに起こります。

データ通信専用SIMの場合は、そもそも通話回線に繋がりません。そのため端末がずっと接続しようとし続け、どんどんバッテリーを消費してしまいます

ただし全ての端末で起こるわけではありません。とくに新しい端末では、こういった問題は起こりづらくなっています。

セルスタンバイ問題を回避する方法の1つとして、先ほど紹介した SMSオプションを付けるのが有効です。SMSつきのSIMならば通話回線に繋がるので、セルスタンバイ問題はなくなります。

もしデータ通信専用の格安SIMでセルスタンバイになっている場合は、SMSオプションを検討してみましょう。

格安SIMはSIMロック解除が必要な場合がある

端末によってはSIMロックの解除をしなければ、新しく契約した格安SIMが利用できません。そもそもSIMロックとは、大手キャリアで買ったスマホで他社回線のSIMが使えないようになっている状態です。

例えばauで購入したスマホに格安SIMを入れたい場合、au回線を使っている格安SIMならばそのまま使えますが、ドコモやソフトバンク回線のSIMは使えません。

au以外のSIMを使うには、端末のSIMロックを解除して「SIMフリー化」する必要があります。

SIMロック解除の方法はキャリアによって異なりますが、基本的には以下の条件を満たしていなければいけません。

  • 購入から100日経過している
  • 端末の代金を払い終えている

SIMロック解除はインターネットから自分で行えば無料ですが、ショップに行くと手数料がかかります

またSIMロックを解除しても格安SIMが端末に対応していなければ使えないので、端末がSIMに対応しているかも確認しておきましょう。

データ通信専用の格安SIMにSMS機能は必要?

ここまでに何回か出てきたSMS機能についてですが、付けたほうが便利なのは間違いありません。もちろん人によっては全くいらないという方や、サブとして使うのであれば必要ないかもしれません。

ただ料金は150円/月ほどなので、ある程度メインのように使うのであれば付けておいた方が無難でしょう。

本人確認に使える

アプリ・会員サービス登録時に、SMSによる本人認証を求められることも多いため、SMSがないと不便なことも少なくありません。通常は別の手段も用意されているので大丈夫ですが、SMSや電話番号で認証しなければ登録できないサービスもあります

その場合サービス自体利用できないということになるので、それは避けたいところです。

SMSが使えれば簡単に認証もできるので、アプリや会員サービスに登録することがある場合は、SMSが必要になるでしょう。

電話番号しか知らない人にも連絡できる

データ通信専用SIMの場合、基本的にはアプリやメールで連絡を行います。そのためメールアドレスを知っているか、同じアプリを利用していなければ連絡ができません

身内や友人と連絡を取るだけなら問題はありませんが、電話番号しか知らない人に連絡を取りたい場合に困ります。SMSは電話番号だけでメッセージが送れるサービスなので、電話番号しか知らない人にメッセージを送りたい場合に便利です。

あまり親しくない職場の人や、昔の同級生などに連絡を取らなければいけないということも意外とあるので、保険としてSMSを使えるようにしておいてもいいでしょう。

メッセージの送受信が簡単

メッセージの送受信が簡単にできるのもSMSの利点です。SMSを利用するのに難しい設定は必要ありません。

メールアドレスやアプリの場合は登録や設定などをしなければいけないので、あまり詳しくない方や慣れていない方は面倒に感じてしまいます。

その点SMSは初めから使えるようになっており、相手の電話番号を選んでメッセージを送るだけなので簡単です。小さい子供や高齢の両親などに連絡用として渡しておく場合にも便利に使えます。

まとめ

データ通信専用の格安SIMは、音声通話ができない分安い料金で利用できます。

とくにメインのスマホとは別で持っておくと、通信費の節約になりトータルで安くすることも可能です。こういったサブとしての使い方や、子ども・両親との連絡用としても役に立ちます。

動画やゲームのような大容量を消費する使い方をしなければ、数百円/月ほどで利用できるのもポイントです。解約金などもないため、気軽に使うことができます。

音声通話機能はありませんがアプリによる通話ができるので、日常的に使う分にはそれほど困ることもないでしょう。