快適なネット生活に必要なWi-Fi速度の目安は?遅い時の対処法と速度改善のコツを徹底解説

Wi-Fiの契約において一番気になるのは「通信速度」ではないでしょうか。

快適に使えるWi-Fiを契約するには「快適なネット生活に必要な通信速度はどのくらいか?」ということを知る必要があります。

結論からいうと、ネットを快適に利用するのに必要は通信速度はネット閲覧など一般的な利用であれば30Mbps以上を、オンラインゲームをするなら100Mbps以上を目安にしましょう!

用途によって必要速度や検討するべきWi-Fiサービスの内容も変わってきます。

記事内ではWi-Fiを利用するうえで、ネット利用に必要な用途別の必要通信速度の目安と、通信速度が遅くなった場合の対処法や通信速度を改善するコツを紹介します。

また、モバイルWi-Fiや光回線各社で通信速度が速い会社もランキング形式で紹介するので契約前の参考にしてください。

Wi-Fiの通信速度は平均でどのくらい?

まずはWi-Fiの種類ごとの平均速度を紹介します。

一般的に利用されているWi-Fiの種類ごとの平均速度は下記のとおりです。

※参照元みんなのネット回線速度(みんそく)
※2021年6月時点の内容

回線 Ping 下り 上り
光回線 27.2ms 288.6Mbps 211.5Mbps
ホームルーター 81.4ms 41.0Mbps 6.9Mbps
モバイルWi-Fi 86.0ms 31.8Mbps 8.3Mbps

これらのうち、ユーザー数が多い光回線とモバイルWi-Fiについてもう少し掘り下げて解説します。

モバイルWi-Fiの通信速度の平均

モバイルWi-Fiの平均速度は携帯キャリアのモバイル回線(ドコモやau回線など)よりも少し低い数値となっています。

後ほど詳しく紹介しますが、モバイルWi-Fiではネット閲覧やSNS、動画視聴は可能なスピードです。

しかし、オンラインゲームなど高速なデータ通信が必要な場合には、光回線のような高速通信が可能なWi-Fiを利用した方がいいでしょう。

※2021年6月時点の内容

項目 Ping値 下り 上り
モバイルWi-Fi 86.0ms 31.8Mbps 8.3Mbps
携帯キャリア 58.4ms 74.0Mbps 15.2Mbps

また、上記のモバイルWi-Fi平均速度は、全てのモバイルWi-Fi総合の平均速度です。

モバイルWi-Fiを提供している会社は複数あり、各社の平均通信速度は下記のとおりとなっています。

※2021年6月時点の内容

サービス名 Ping 下り 上り
WiMAX2+ 73.26ms 37.75Mbps 5.67Mbps
ポケットWi-Fi 48.53ms 33.26Mbps 9.53Mbps
NEXT mobile 72.68ms 23.83Mbps 15.5Mbps
縛りなしWi-Fi 64.96ms 19.99Mbps 6.35Mbps
限界突破Wi-Fi 47.55ms 17.33Mbps 8.32Mbps
FUJI Wifi 72.39ms 16.73Mbps 7.91Mbps
Rakuten WiFi Pocket 52.35ms 16.3Mbps 11.13Mbps
Mugen Wifi(ムゲンワイファイ) 56.19ms 13.67Mbps 8.04Mbps
ZEUSWi-Fi 57.49ms 13.03Mbps 6.5Mbps
THE Wi-Fi 45.43ms 11.76Mbps 9.01Mbps

上記の結果をみてもわかるとおり、モバイルWi-Fiの中でも多少の差があり、最も速いのは『WiMAX2+』で次に速いのが『ポケットWi-Fi(Pocket Wi-Fi)』となっています。

WiMAX2+は運営元がUQモバイルというauの関連会社で、ポケットWi-Fiの運営元はY!mobileというソフトバンクの関連会社です。

つまり、大手キャリアの関連会社が運営しているポケットWi-Fiは通信の質がいいということですがわかります!

ポケットWi-Fiを通信速度の質で選ぶ場合は、『WiMAX2+』もしくは『ポケットWi-Fi(Pocket Wi-Fi)』をおすすめです。

光回線の通信速度の平均

次に光回線の通信速度の平均についてです。

光回線は他の通信サービスの中でも圧倒的に通信速度が速いサービスです!

※2021年6月時点の内容

項目 Ping値 下り 上り
光回線 27.2ms 287.8Mbps 210.8Mbps

メール、SNSはもちろんのこと、高画質での動画視聴からオンラインゲーム、ライブ配信まで快適にネットを利用するための必要な通信速度が出ます。

光回線もモバイルWi-Fi同様に複数の会社がサービスを提供しており、下記のように会社によって通信速度が大きく変わるのも特徴的です。

光回線 Ping 下り 上り
コミュファ光
(コミュファ)
17.73ms 807.17Mbps 412.89Mbps
auひかり
(DTI)
12.85ms 505.86Mbps 388.08Mbps
NURO光 12.62ms 473.12Mbps 406.78Mbps
TNCひかりdeネット 14.3ms 441.58Mbps 252.35Mbps
eo光 18.46ms 440.22Mbps 287.32Mbps
NCV光 18.51ms 424.67Mbps 344.35Mbps
TNCヒカリ 14.46ms 395.97Mbps 246.81Mbps
キャッチネクスト 12.41ms 390.37Mbps 256.95Mbps
CNS光(ケーブルネット鈴鹿) 15.84ms 370.78Mbps 281.16Mbps
メガ・エッグ光 27.13ms 366.07Mbps 222.86Mbps

上記は光回線の中でも速いとされる会社の平均速度です。

日本国内の光回線では「フレッツ光回線」という回線のシェア率が非常に高く、約65%のシェア率を占めています。

そのため、フレッツ光回線以外の回線を使ったサービスは「独自回線」と呼ばれるのが一般的です。

独自回線を使った光回線サービスは、利用しているユーザー数が少なかったり一部地域限定のサービス提供であることが多く、回線が混雑しにくいという特徴があります。

回線が混雑しないので、夕方から夜にかけてのネット回線が混雑しやすい時間帯でも安定した通信速度が出ると評判です。

もし光回線において通信速度を求めるのであれば、独自回線の契約がおすすめです。

快適なネット利用に必要なWi-Fiの速度の目安

モバイルWi-Fiや光回線の平均速度を紹介しました。

しかし「数字で言われてもどのくらい速いかイメージが湧かない」という方も多いのではないでしょうか。

続いては、インターネットを利用するために必要とされている通信速度の目安について紹介します。

下り・上り 用途 速度の目安
下り メール・SNSでのメッセージ受信 128Kbps〜1Mbps
WEBサイトやSNSの閲覧 1Mbps〜10Mbps
動画視聴 3Mbps〜25Mbps
オンラインゲーム 30Mbps〜100Mbps
上り メール・SNSでのメッセージ送信 1Mbps〜
SNSなどでの画像投稿 3Mbps〜
SNSや動画サイトでの動画投稿 10Mbps〜

参照元:快適なインターネット回線速度は?速度計測法や遅い時の対処方法を解説! | 家電小ネタ帳 | 株式会社ノジマ サポートサイト

上記の目安を参考にすると、ネットを利用するにあたっては100Mbpsほどのスピードがあれはほとんどのことは快適にできることがわかりますね。

先ほど紹介したように、モバイルWi-Fiでは30Mbps前後の平均速度なので、動画視聴などを目的とした利用であれば問題ないですがオンラインゲームは場合によって厳しいことがあります。

一方で、光回線の平均速度は200〜300Mbpsや会社によっては500Mbps以上の平均速度が出ているので快適なネット生活ができるでしょう。

紹介した目安を参考にして、自分の利用用途に合わせた通信サービスを選んでください。

Wi-Fiの通信速度に関する基礎知識

Wi-Fiの通信速度について調べていると「bps」や「下り」、「上り」という用語を目にすると思います。

ここまででも何度が出てきている用語ですね。

これらの用語の意味についてわかりやすく解説します。

「bps(ビーピーエス)」の意味

「bps」とは bits per secondの略で、1秒間に何ビットのデータを伝送できるかを表す単位です。

bpsは速度によって単位がKbps(キロビーピーエス)、Mbps(メガビーピーエス)、Gbps(ギガビーピーエス)と変化します。

数値・単位が大きいほど快適にネットが利用できることを意味し、それぞれの換算は下記のとおりです。

単位 換算
bps 1,000bps=1Kbps
Kbps 1,000Kbps=1Mbps
Mbps 1,000Mbps=1Gbps
Gbps 1,000Gbps=1Tbps(テラビーピーエス)

たとえば、スマホで撮影した画像や動画のサイズが大きい場合でも、通信速度が速いのであればネット上へスピーディに送信できるということです。

「下り」、「上り」の意味

ネットでは「下り」、「上り」という用語も頻繁に使われます。

それぞれの意味は下記のとおりです。

用語 意味
下り ダウンロード・受信 ・メールの受信
・WEBサイトの閲覧
・画像や音楽のダウンロード
・動画の読み込み
上り アップロード・送信 ・メールやSNSでの送信
・画像や動画のアップロード
・オンラインゲーム
・動画配信

ネットの利用において使用頻度が高いのは「下り」とされており、回線選びにおいても重要視されるのは一般的に「下り」の通信速度です。

最近ではオンラインゲームや動画配信サービスなどが普及しているため、「上り」の通信速度が重視されることもありますが、「下り」の速度が速い回線は「上り」も速い傾向にあります。

「Ping値」の意味

近年ではeスポーツといったオンラインゲームが注目を浴びるようになり、それに伴い「Ping値」も回線選びでは重要視されるようになっています。

Ping値はネットの「応答速度」を示す数値で、Ping値が低いほど操作してからの応答速度が速いことを示す用語なので覚えておきましょう。

Ping値 感じ方
0〜15ms以下 非常に快適
16〜30ms以下 快適
31〜50ms以下 普通
51〜100ms以上 遅い

ネットが混雑したり、通信環境が悪くなるとこのPing値は大きくなります。

つまり「Ping値は大きくなる=応答に時間がかかる」ということですね。

SNSやネットの閲覧、動画視聴など一般的なネット利用ではPing値を過度に気にする必要はありません。

一方で、FPSや格闘ゲームなど対戦系のオンラインゲームを快適にプレイしたい場合、Ping値が大きいとラグ(反応の遅延)が発生しストレスになることがあります。

オンラインゲーム目的で回線を契約するのであれば、Ping値が小さい回線を選ぶとラグが少なく快適なプレイができます。

Wi-Fiの通信速度を確認できるサイト3選

「今自分が使っているネットの通信速度ってどうやって知ることができるの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。

ネット回線の通信速度は無料で確認できるサイトがあります。

各サイトを開くか、開いた後にボタンを押すだけで簡単に現在使っている回線の速度を測ることができるので試してみましょう。

速度測定サイト 速度確認ページ
FAST こちらから
USEN GATE 02 こちらから
BNRスピードテスト こちらから

測定結果は多少のバラつきがあるものの、3つほど別のサイトで契約すれば概ねの速度は確認することができます。

Wi-Fiの速度が遅くなる4つの原因と対処法

続いて、Wi-Fiの通信速度が遅くなる原因とその対処法について紹介します。

Wi-Fi回線を今後も利用し続けるのであれば覚えておいて損はありません。

Wi-Fiの通信速度が遅くなる主な原因を大きく分けると下記の4つです。

  • Wi-Fiの回線側が原因の場合
  • Wi-Fi機器が原因の場合
  • デバイスが原因の場合
  • サイト側が原因の場合

上記のそれぞれのパータンの主な原因と、その対処法について解説します。

Wi-Fiの回線側が原因の場合と対処法

1つ目は、Wi-Fiの回線側が原因で通信速度が遅くなっているパターンです。

同じ回線を使っている人の通信速度が遅くなっているのであれば、回線側が何かしらのトラブルを起こしている可能性が高いでしょう。

主な原因と、その対処法としては下記のようなものがあげられます。

原因 対処法
回線側が通信障害などを起こしている ・復旧を待つ
・別の回線を使う
回線が混雑している ・IPv6など混雑に強い通信方式にする
・混雑する時間を避けてネットを利用する
データ容量の超過により速度制限がかかっている
※モバイルWi-Fiなどの場合
・データ容量を購入する
・別の回線を利用する
・解除されるまで待つ
同時に複数のデバイスでWi-Fiに接続しており回線に負荷がかかっている ・不要なデバイスはWi-Fi接続を切っておく
回線のサービス提供エリア外
(または回線との相性が悪いなど)
・回線を変える

回線側が原因の場合、ほとんどのケースで回線会社の対応を待つことになります。

たとえば、通信障害の場合はTwitterで検索すると同じように「〇〇Wi-Fiが使えない」というツイートがヒットするでしょう。

通信障害ではユーザー側で対処することはできないので、復旧を待つか別の回線を利用するという対処法となります。

また、回線によっては住んでいる場所との相性が悪いことがあり「日常的に通信速度が遅い」といった場合は別の回線への乗り換えも検討しましょう。

Wi-Fi機器が原因の場合と対処法

2つ目は、ルーターやモデムなどのWi-Fi機器が原因で通信速度が遅くなっているパターンです。

スマホやパソコンなど、自分が使っている別のデバイスでも同じく通信速度が安定しないのであればWi-Fi機器が原因の可能性が高いでしょう。

主な原因と対処法は下記のようなものがあげられます。

原因 対処法
機器が誤作動を起こしている ・機器を再起動する
機器のファームウェアが古い ・最新のバージョンにアップデートする
周波数帯が環境に合っていない ・2.4GHzと5GHzを使い分ける
通信方式がIPv4になっている ・IPv6など混雑に強い通信方式に設定する
Wi-Fi機器が古い ・契約している回線にあったWi-Fi機器を用意する
Wi-Fi機器が故障している ・修理に出す
・新しいものに買い換える

Wi-Fi機器において注意する点は、使用している機器と回線の相性と、設定に注意しましょう。

たとえば光回線の場合、従来の通信方式である「IPv4」はネットが混雑する時間帯に通信が不安定になりやすくなっています。

その場合は「IPv6」という混雑に強い通信方式に変更することで通信が安定する可能性がある点も要チェックです。

また、光回線やポケットWi-Fiでは「2.4GHz」や「5GHz」といった回線の周波数帯にも注意しましょう。

それぞれには下記のような違いがあります。

周波数帯 特徴
2.4GHz ・電波が遠くに届きやすく、壁などの障害物にも強い
・電子レンジやBluetoothなど同じ周波数帯のものと干渉すると途切れやすい
5GHz ・Wi-Fi専用の電波のため家電などと干渉せず通信が安定しやすい
・壁などの障害物に弱い

それぞれの特徴をよく理解し、自分が利用する環境にマッチした周波数帯に設定しましょう。

デバイスが原因の場合と対処法

3つ目は、デバイスが原因で通信速度が遅くなっているパターンです。

「パソコンでは普通に繋がるけど、スマホでは通信速度が遅い」など、特定のデバイスで通信が安定しない場合はデバイス側の問題の可能性が高いでしょう。

主な原因と対処法は下記のようなものがあげられます。

原因 対処法
Wi-Fiルーターとの距離が遠い ・Wi-Fiルーターに近づける
デバイスが誤作動を起こしている ・デバイスを再起動する
デバイスのOSが古い ・OSを最新のバージョンにアップデートする
デバイスが機内モードになっている ・機内モードをオフにする
・機内モード中のWi-Fiをオンにする
デバイスでWi-Fiの接続先が間違っている ・Wi-Fiの接続先を確認し、正しい接続先を設定する
セキュリティソフトなどが干渉している ・セキュリティソフトを停止する
・セキュリティソフトでWi-Fiをブロックしないように設定する
デバイスが故障している ・修理に出す
・新しいものに買い換える

デバイスで通信速度が安定しない場合、まずは設定を確認してみましょう。

設定に間違いがないのであれば、OSが古くないかなどを確認し、原因が見当たらないのであれば一度再起動することをおすすめします。

様々な方法を試しても改善しない場合は、デバイス自体が故障している可能性があるため、修理ショップなどで一度診断してもらいましょう。

サイト側が原因の場合と対処法

4つ目は、サイト側が原因で通信速度が遅くなっている場合です。

「Youtubeは快適に見れるけど、Twitterだけ動作が遅い」などという風に、特定のサイトで通信が安定しない場合はサイト側が原因の可能性が高いでしょう。

具体的には下記のような原因が考えられます。

  • サイト側のシステムトラブル
  • サイト側がメンテナンスをしている
  • 画像や動画によってサイト全体が重くなっている
  • アクセスが集中してサーバーに負荷がかかっている

上記のようにサイト側が原因の場合、ユーザー側はサイト側の対応を待つしかありません。

サイト側が原因であるかどうかは、ネット掲示板などでサイト名を検索してみましょう。

たとえば、Youtubeに不具合が起こっている場合、Twitterで「Youtube 繋がらない」と検索すると同じ症状のツイートがヒットします。

Wi-Fiの速度を速くする6つの方法

ここまでWi-Fiの通信速度が遅くなる原因について解説しました。

続いては、Wi-Fiの速度を速くする下記の方法について紹介します。

  • 通信速度が安定しているWi-Fiサービスを選ぶ
  • デバイスのOSを最新バージョンにアップデートする
  • Wi-Fiへの接続方式を見直す
  • Wi-Fiの通信方式を変更する
  • Wi-Fiの周波数を変更する
  • 改善しない場合は乗り換えも検討する

上記の方法について、ひとつずつ紹介します。

①通信速度が安定しているWi-Fiサービスを選ぶ

記事の前半で紹介したとおり、モバイルWi-Fiでも光回線でも平均通信速度は各社によって異なります。

そのため、回線選びの際には通信速度が安定しているWi-Fiサービスを選びましょう。

たとえば、モバイルWi-Fiでは『WiMAX2+』や『ポケット WiFi』、光回線の場合は独自回線を提供している会社の通信速度は速いと評判です。

回線の安定性は住んでいる場所との相性もありますが、おおよその平均速度はネット上で確認することができます。

記事の後半に各社の通信速度の実測値について再度紹介すので、契約前の参考にしてください。

②デバイスのOSを最新バージョンにアップデートする

パソコンやスマホでは、定期的にOS(オペレーションシステム)のアップデートがおこなわれます。

最新のOSが提供された場合、最新のバージョンに更新しておきましょう。

スマホアプリやパソコンのソフトや、それぞれのプログラムは最新のOSに合わせてバージョンアップされたり、不具合が調整されます。

そのため、OSを最新バージョンに保つことは通信が安定性の向上につながります。

一方で、古いOSのままだと、通信が不安定になったり、つながらないといった不具合につながることもあるので注意しましょう。

③Wi-Fiへの接続方式を見直す

Wi-Fiの接続方式には「有線」と「無線」があります。

一般的に無線接続のことを「Wi-Fi」と言いますが、ポケットWi-Fiや光回線ではLANケーブルによる有線接続も可能です。

それぞれは下記のような特徴があります。

接続方式 特徴
無線 ・無線通信のため配線が不要
・部屋などを隔てて通信が可能
・障害物などがあると繋がりにくい場合がある
・配線がなくても複数台のデバイスと接続できる
・通信は有線に比べて安定性が低い
有線 ・通信が高速かつ安定しやすい
・LANケーブルを用意する必要がある
・繋ぐデバイスの数が増えるごとに配線が多くなる
・スマホなど一部のデバイスはLANケーブルに接続できない

上記のように通信が安定しやすいのは有線による接続ですが、有線と無線のどちらの接続方式でもメリット・デメリットがあります。

デスクトップのような据え置きによって利用するデバイスであれば有線がおすすめです。

持ち運び前提なのであれば無線接続をおすすめします。

④Wi-Fiの通信方式を変更する

光回線の場合は接続方式に加えて「IPv4」、「IPv6」という通信方式があります。

光回線では一般的に「IPv4 PPPoE」と「IPv6 IPoE」が採用されていますが、このうち混雑に強い通信方式は「IPv6 IPoE」です。

「IPv4 PPPoE」は従来の通信方式ですが、混雑すると通信が不安定になりやすいという特徴があり、それを改善した通信方式が「IPv6 IPoE」とイメージするとわかりやすいでしょう。

光回線の中には現在でも一部の会社では「IPv6 IPoE」に対応していないことがあるため、通信の安定性を求めるのであれば「IPv6 IPoE」対応の光回線を契約しましょう。

⑤Wi-Fiの周波数を変更する

前述していますが、Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」という周波数帯があります。

それぞれの特徴について再度紹介すると下記のとおりです。

周波数帯 特徴
2.4GHz ・電波が遠くに届きやすく、壁などの障害物にも強い
・電子レンジやBluetoothなど同じ周波数帯のものと干渉すると途切れやすい
5GHz ・Wi-Fi専用の電波のため家電などと干渉せず通信が安定しやすい
・壁などの障害物に弱い

使い分けはWi-Fiを利用している環境にもよりますが、一般的に屋内で利用するのであれば5GHzでの接続がおすすめとされています。

⑥改善しない場合は乗り換えも検討する

各種対策を試しても効果がない場合は、契約している回線と住んでいる場所の相性が悪い可能性があります。

回線と住んでいる場所の相性は、Wi-Fiを使ってみて初めて実感することも多々あります。

もし回線と住んでいる場所の相性が悪く、日常的にWi-Fiの速度が遅くなるのであれば、ストレスを感じながら使い続けるよりも他社回線に乗り換えることをおすすめします。

モバイルWi-Fiの平均速度ランキング

続いては、モバイルWi-Fiや光回線の平均速度をランキング形式で紹介します。

実際に各社Wi-Fiサービスを利用しているユーザーの口コミが寄せられている「みんなのネット回線速度(みんそく)」を参照にして、まずはモバイルWi-Fiの平均速度ランキングを紹介すると下記のとおりです。

※2021年6月の内容です

モバイルWi-Fi Ping 下り 上り
WiMAX2+ 73.26ms 37.75Mbps 5.67Mbps
ポケットWi-Fi 48.53ms 33.26Mbps 9.53Mbps
NEXT mobile 72.68ms 23.83Mbps 15.5Mbps
縛りなしWi-Fi 64.96ms 19.99Mbps 6.35Mbps
限界突破Wi-Fi 47.55ms 17.33Mbps 8.32Mbps
FUJI Wifi 72.39ms 16.73Mbps 7.91Mbps
Rakuten WiFi Pocket 52.35ms 16.3Mbps 11.13Mbps
Mugen Wifi(ムゲンワイファイ) 56.19ms 13.67Mbps 8.04Mbps
ZEUSWi-Fi 57.49ms 13.03Mbps 6.5Mbps
THE Wi-Fi 45.43ms 11.76Mbps 9.01Mbps

上記のとおり、最も平均速度が優秀だったのは『WiMAX2+』となっています!

モバイルWi-Fiは『WiMAX2+』がおすすめ!

WiMAX2+の運営元はUQモバイルというauのサブブランドですが、WiMAX2+というサービス自体は複数の代理店から申し込みが可能です。

その中でも『GMOとくとくBB』では、高額なキャッシュバックキャンペーンに加え、機種代金0円といった特典があるためWiMAX2+を契約するのであれば『GMOとくとくBB WiMAX2+』をおすすめします!

月額料金はそれほど安くないですが、キャッシュバック特典によって2年間利用した場合の実質料金は他社WiMAX2+よりもお得です。

サービス名 特典を含めた2年間利用時の実質月額料金
GMOとくとくBB WiMAX2+ 3,599円/月
Broad WiMAX 3,690円/月
カシモWiMAX 4,108円/月
UQ WiMAX 5,093円/月

GMOとくとくBBWiMAX2+のその他詳細は下記のとおりです。

項目 内容
契約期間 3年
初期費用 3,300円
端末代金 0円
月額基本料金 ギガ放題 1〜2カ月目:3,969円
3カ月目以降:4,688円
7GBプラン 3,969円
速度制限の条件 ギガ放題 3日間で10GB以上利用
7GBプラン 月間7GB以上利用
速度制限の速度 ギガ放題  1Mbps
7GBプラン  128Kbps
キャッシュバック 最大28,000円
(2021年6月時点)
契約解除料
(解約月以外での解約)
24カ月以内:27,280円
25カ月目以降:10,450円

光回線の平均速度ランキング

次に光回線の平均速度ランキングを紹介します。

「みんなのネット回線速度(みんそく)」を参照にして紹介すると下記のとおりでした。

※2021年6月時点の内容

光回線 Ping 下り 上り
コミュファ光
(コミュファ)
17.73ms 807.17Mbps 412.89Mbps
auひかり
(DTI)
12.85ms 505.86Mbps 388.08Mbps
NURO光 12.62ms 473.12Mbps 406.78Mbps
TNCひかりdeネット 14.3ms 441.58Mbps 252.35Mbps
eo光 18.46ms 440.22Mbps 287.32Mbps
NCV光 18.51ms 424.67Mbps 344.35Mbps
TNCヒカリ 14.46ms 395.97Mbps 246.81Mbps
キャッチネクスト 12.41ms 390.37Mbps 256.95Mbps
CNS光(ケーブルネット鈴鹿) 15.84ms 370.78Mbps 281.16Mbps
メガ・エッグ光 27.13ms 366.07Mbps 222.86Mbps

「聞いたことがない名前の光回線がある」という人も多いのではないでしょうか。

なぜなら、上位ランキングにランクインしているのは独自回線がほとんどだからです!

光回線で速度重視なら独自回線がおすすめ!

光回線では、NTT東西が提供する『フレッツ光』という回線が日本国内で約65%のシェア率を誇っています。

ドコモ光やソフトバンク光など、多くの光回線事業者もNTT東西からフレッツ光回線を借りてサービスを提供しており『光コラボ』(または光コラボ事業者)と呼ばれています。

つまり、日本国内では『フレッツ光』と『光コラボ』で提供されているフレッツ光回線が多くの方に利用されているということです。

一方で、フレッツ光回線以外の回線を「独自回線」と呼び、NURO光やauひかり、地方にある大手電力会社が「独自回線」として光回線サービスを提供しています。

一例として、有名光回線の通信速度を比較してみましょう。

※2021年6月時点の平均通信速度

光回線 回線 Ping 下り 上り
ドコモ光 フレッツ光 21.67ms 298.48Mbps 199.52Mbps
auひかり 独自回線 19.25ms 376.98Mbps 269.11Mbps
ソフトバンク光 フレッツ光 18.13ms 295.79Mbps 189.63Mbps
So-net 光 プラス フレッツ光 17.76ms 285.27Mbps 197.94Mbps
NURO光 独自回線 12.63ms 472.54Mbps 406.71Mbps
楽天ひかり フレッツ光 30.93ms 187.82Mbps 162.76Mbps

上記のように、独自回線であるauひかりとNURO光は、フレッツ光回線を利用している他社よりも通信速度が安定していることがわかりますよね。

これは、独自回線は利用者がフレッツ光より少ないことなどが通信速度の安定性につながっています。

独自回線は一部地域限定であることがほとんどですが、光回線において通信速度の安定性を求めるのであれば独自回線がおすすめです!

快適なネット生活を目指すなら30〜100Mbps以上のWi-Fiがおすすめ!

結論をまとめると、ネットを快適に利用するために必要な通信速度は30〜100Mbps以上です!

用途別のおおよその目安は下記のようになっています。

下り・上り 用途 速度の目安
下り メール・SNSでのメッセージ受信 128Kbps〜1Mbps
WEBサイトやSNSの閲覧 1Mbps〜10Mbps
動画視聴 3Mbps〜25Mbps
オンラインゲーム 30Mbps〜100Mbps
上り メール・SNSでのメッセージ送信 1Mbps〜
SNSなどでの画像投稿 3Mbps〜
SNSや動画サイトでの動画投稿 10Mbps〜

ネット閲覧など一般的なWi-Fi利用であれば30Mbps以上の平均速度がでる『WiMAX2+』がおすすめ、オンラインゲームでWi-Fiを利用するならどこの会社でも100Mbps以上でる光回線がおすすめです!

光回線の中でも高速かつ安定性にこだわるのであれば『auひかり』や『NURO光』などの独自回線も検討してみましょう!