工事不要で使えるおすすめWi-Fiのメリット・デメリット!Wi-Fiおすすめコンテンツ8選を徹底解説

Wi-Fiは回線工事が必要な「固定回線」と、工事不要で使える「モバイル回線」があります。
固定回線とモバイル回線では、それぞれ違ったメリット・デメリットがありますが「すぐにWi-Fiを使いたい!」というのであれば、工事不要なモバイル回線がおすすめです。
工事不要のモバイル回線を選ぶ場合、自宅に据え置きして使う「ホームルーター」と、外出時でも利用できる「モバイルルーター」の2つに分かれます。
ホームルーターとモバイルルーターのそれぞれの特徴、メリット、デメリットを理解して自分にあった方を選びましょう。
また、記事内では「どこでWi-Fiを契約したら一番お得か?」についても詳しく解説します。
工事不要で使えるWi-Fiは2種類
工事不要で使えるWi-Fiは、次の2つがあります。
- ホームルーター
- モバイルルーター
この2つのWi-Fiの特徴について、それぞれ詳しく解説します。
自宅に置くだけ『ホームルーター』
1つ目は、据え置き型のWi-Fiルーターである「ホームルーター」です。
ホームルーターは円柱の形をしたルーターで、コンセントにつなぐだけWi-Fiスポットとなりインターネットが使えるようになります。
ホームルーターの特徴を簡単にまとめると次のとおりです。
- 工事不要で使える
- 自宅に据え置くタイプのWi-Fiルーター
- コンセントにつなぐだけで利用可能
ホームルーターはコンセントにつなぐだけでWi-Fiスポットとなるため、周辺のパソコンやスマホなどがWi-Fiを利用できるようになります。
デメリットとしては、有線の光回線などよりは通信速度が遅く安定しないという点があります。
持ち運べる『モバイルルーター』
2つ目は、持ち運びが可能なモバイルルーターです。
工事不要で利用できるWi-Fiとして一般的に利用されているのが「モバイルルーター」です。
前述のとおり、自宅に据え置くタイプのルーターであれば、通信速度が高速かつ安定する光回線の方がおすすめなため、多くの方が光回線を利用します。
一方で、モバイルルーターは工事不要なうえ外への持ち運びが可能なことが光回線やホームルーターとの大きな違いであり、メリットです。
スマホほどの大きさのルーターで電源を入れることでWi-Fiスポットとしてインターネットが使えるようになります。
充電式なので、バッテリーがなくなってもスマホのようにモバイルバッテリーやコンセントから充電することができま、旅行中やアウトドアなどでも気軽に使えるといったメリットがあります。
モバイルルーターの特徴を簡単にまとめると次のとおりです。
- 工事不要で使える
- 外への持ち運びが可能
- バッテリー式なので充電が可能
工事不要で使えるWi-Fiのメリット・デメリット
モバイルルーターとモバイルルーターの特徴を簡単に紹介しました。
続いては、それぞれのメリット・デメリットについてもう少し詳しく解説していきます。
ホームルーターのメリット
まずはホームルーターのメリットについて解説します。
ホームルーターのメリットは次の5つです。
- ①工事不要で即日利用可能
- ②モバイルルーターより通信が安定しやすい
- ③引越しのときも撤去が簡単
- ④固定回線よりも安い
- ⑤無制限プランがある
これらのメリットについて、ひとつずつ解説します。
①工事不要で即日利用可能
1つ目のメリットは、工事不要かつ最短で即日利用可能な点です。
ホームルーターは契約後、自宅に届いたルーターをコンセントにつなぐだけで使えるようになります。
電源が入ったホームルーターはそのままWi-Fiスポットとなるため、スマホやパソコンなどでWi-Fi設定をし、ホームルーターにつなぐことでWi-Fiが利用できるようになります。
光回線のような固定回線では、ホームルーターと違い自宅にWi-Fiの回線を引くための工事が必要になります。
光回線のような固定回線では、回線を家に引き込むための「室外工事」と「室内工事」の2回が必要になります。
工事業者の手配や日程調整などを含めると、開通までに1〜2ヶ月かそれ以上の時間がかかることがあります。
一方で、ホームルーターは自宅に届けば即日利用可能です。
店舗でホームルーターを受け取れるのであれば、契約したその日にホームルーターを自宅に持ち帰り、利用することも可能です。
②モバイルルーターより通信が安定しやすい
2つ目のメリットは、持ち運び可能なモバイルルーターよりも通信が安定しやすいという点です。
ホームルーターは家のコンセントにつなぐことでWi-Fiスポットとなり、周辺のデバイスはホームルーターを利用してWi-Fiがつかえるようになります。
ルーターを置いた状態でWi-Fiを使うため、場所を移動しながら利用するモバイルルーターと比べると、電波が安定しやすいです。
また、ホームルーターのほうが電波も強いため、より安定した通信を実現してくれます。
通信可能な距離は50mなどと幅広く、自宅が2階建てでも問題なく利用することができます。
③引越しのときも撤去が簡単
3つ目のメリットは、引越しの際の撤去作業が簡単な点です。
ホームルーターは工事不要のため、引越し時などWi-Fiを解約するときにの手続きがとても簡単です。
光回線のような固定回線の場合、自宅に引いた回線の撤去工事が必要になり、撤去作業の際には立ち合いが必要になる場合があります。
ホームルーターの場合はスマホを解約するときと同じ要領で、簡単な手続きによって解約することができます。
もし引越し先で継続して利用したい場合、必要書類などを提出し、引越し先の住所を届け出ることで継続利用できます。
その場合も、ホームルーターを引越し先の家に持っていき、コンセントをつなぐだけで再度使えるようになります。
もし固定回線を引越し先で契約する場合は、回線工事が可能な家を選ぶ必要がありますが、ホームルーターの場合は工事不要なので回線工事が不可能な家でも使うことができます。
そのため、引越し先選びにも困ることがありません。
④固定回線よりも安い
4つ目のメリットは、固定回線よりも安い点です。
ホームルーターは、プロバイダにもよりますが光回線のような固定回線よりも月額料金が約1,000円程度安いです。
また、固定回線では回線工事が必要なため、初期費用として3〜4万円ほどの工事費が必要になりますが、ホームルーターでは必要ありません。
また、プロバイダによって大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)のスマホと一緒に利用すると「スマホセット割」のような割引が適用されることがあり、さらにお得な月額料金で契約できる場合があります。
⑤無制限プランがある
5つ目のメリットは、無制限プランがあるという点です。
ホームルーターのデータプランは、プロバイダにもよりますが基本的に月額のデータ上限なしの「無制限プラン(使い放題)」であることが多くなっています。
ただし、無制限プランでも「3日間で10GBを超えると速度制限」などのルールが定められている場合があるので注意しましょう。
速度制限なしで利用したい場合は、工事が必要ですが光回線のような固定回線がおすすめです。
また、ホームルーターには無制限プランの他にデータ上限が決められたプランもあります。
ホームルーターの契約を考えている場合は、プランは自分に合ったものを選びましょう。
ホームルーターのデメリット
続いてホームルーターのデメリットについて紹介します。
ホームルーターのデメリットは下記の4つです。
- ①固定回線に比べると通信は安定しない
- ②速度制限がかかることがある
- ③持ち運びができない
- ④対応エリア外や電波の悪い場所では使えない
上記のデメリットについて、詳しく解説します。
①固定回線に比べると通信は安定しない
1つ目のデメリットは、固定回線に比べると通信が安定しない点です。
ホームルーターはあくまでも無線のモバイル回線を利用しているため、光回線のような有線の固定回線と比べると通信の安定性が低くなります。
通信速度も有線である光回線にはかないません。
そのため、通信速度や通信の安定性を重視する方や、動画のライブ配信、オンラインゲームなどを快適にしたい場合は光回線がおすすめです。
②速度制限がかかることがある
2つ目は、速度制限がかかることがある点です。
光回線は、ひと月のデータ使用量に上限がなく、データ容量を気にせず利用できるというメリットがあります。
一方でホームルーターではデータ容量の上限が設定されているプランがあり、プランの上限に達すると速度制限がかかります。
また、ホームルーターでもデータ容量の上限がない「無制限プラン」というプランがありますが、無制限プランでも「3日間で10GBを超えると速度制限」などの縛りがある場合があります。
速度制限がかかった場合は、通信速度1Mbpsなどの低速でなら無制限で使えることがほとんどです。
日常的に大量のデータ通信をする場合や、速度制限がかかると仕事に影響が出る場合などは注意しましょう。
③持ち運びができない
3つ目のデメリットは、持ち運びができない点です。
ホームルーターは、モバイルルーターと違い、バッテリーを搭載していません。
そのため、基本的にはコンセントがない場所での使用は不可能です。
また、モバイルルーターと比べると本体も大きいため、コンセントがある場所に持っていく場合も持ち運びにくいです。
カフェやアウトドア、旅行中などにWi-Fiを利用したい場合は、モバイルルーターがおすすめです。
④対応エリア外や電波の悪い場所では使えない
4つ目のデメリットは、設置場所に注意が必要な点です。
ホームルーターはモバイル回線を利用しているため、使う場所には注意が必要です。
電波が届きにくい建物や、壁が暑い建物、地下などは通信が不安定になりやすいため、自宅でも設置場所に注意する必要があります。
また、自宅がそもそも対応エリア外だった場合は、障害物が少なくても通信が不安定になることがあります。
そのため、契約前には自宅が対応エリアかどうかは確認しておきましょう。
モバイルルーターのメリット
次はモバイルルーターについてです。
まずはモバイルルーターのメリットについて紹介します。モバイルルーターのメリットは次の6つです。
- ①工事不要で即日利用可能
- ②外出先などに持ち運びが可能
- ③モバイルバッテリーなどで充電できる
- ④無制限プランがある
- ⑤複数台の端末に接続できる
- ⑥引越し先でも簡単に継続利用できる
上記のメリットについて、ひとつずつ詳しく解説します。
①工事不要で即日利用可能
1つ目のメリットは、工事不要で即日利用可能な点です。
ホームルーターと同じく、モバイルルーターは機体が届けば工事不要ですぐに利用できます。
街中に店舗があるプロバイダであれば、その日のうちにモバイルルーターを受け取ることができ、即日利用が可能になります。
また、ネット上で契約できるプロバイダによっても即日発送で、早くて翌日にはモバイルルーターが自宅に届き、Wi-Fiが利用できる場合もあります。
もしその日のうちにモバイルルーターが必要な場合は、店舗で契約できるモバイルルーターを選ぶか、モバイルルーターの発送が早いプロバイダを選びましょう。
②外出先などに持ち運びが可能
2つ目は、外出先などに持ち運びが可能な点です。
モバイルルーターはモバイル回線を利用しているため、対応エリアであれば外出先でも利用できます。
そもそも携帯して利用することを想定しているため、サイズもホームルーターと比べて小さく、圧倒的に持ち運びしやすいです。
ホームルーターは電源コンセントに繋ぐ必要がありますが、モバイルルーターの場合は内臓バッテリーが搭載されています。
この点は、ホームルーターとモバイルルーターの大きな違いとも言えるでしょう。
バッテリーが充電されていれば好きなときにWi-Fiに繋ぐことができます。
③モバイルバッテリーなどで充電できる
3つ目のメリットは、いつでも充電して使える点です。
モバイルルーターのバッテリーは、スマホのようにモバイルバッテリーなどで充電することができます。
USBケーブルなどでパソコンなどに繋いだり、コンセントがあるカフェなどでも充電することができるため、外出先で充電が切れた場合でも問題ありません。
充電が可能なため、長期的な旅行などでも問題なく利用することができます。
④無制限プランがある
4つ目のメリットは、無制限プランがある点です。
モバイルルーターはプロバイダ(提供会社)によってデータ容量のプランがさまざまです。
ひと月に使えるデータ容量プランに上限があるものもありますが、無制限プラン(使い放題)もあります。
たとえば、WiMAXの「ギガ放題」はモバイルルーターの中でも有名な無制限プランでしょう。
動画視聴やオンラインゲームなどで大量に通信をおこなう場合は無制限プランがおすすめです。
ただし、ホームルーターと同じく無制限プランでも「3日間で10GBを超えると速度制限」といった縛りがあることは抑えておきましょう。
⑤外で複数台の端末に接続できる
5つ目のメリットは、複数台の端末に同時接続できる点です。
ホームルーターでも同じことが言えますが、モバイルルーターでもルーター1台につき複数の端末に接続することができます。
ホームルーターでは最大約40台、モバイルルーターでは最大約10台の端末に接続できる機種が多いです。
ホームルーターはあくまで自宅での使用となるため、家族を中心とした限定的なシチュエーションになりがちです。一方、
モバイルルーターの場合は外出先で友達や仕事仲摩と共有してWi-Fiを使うことができ、活躍の場は多岐にわたります。
ただし、1つのモバイル回線を共有して利用するため、接続台数が多いほど通信速度が遅くなる点には注意しましょう。
⑥引越し先でも簡単に継続利用できる
6つ目のメリットは、引越し先でも簡単に継続利用できる点です。
モバイルルーターはモバイル回線を利用しているため、引越し時には固定回線のような回線撤去工事が不要です。
住所変更届を契約しているプロバイダに提出するだけで、そのままモバイルルーターを継続的に利用できます。
もちろん継続して引越し先で利用する場合も工事不要のため、ホームルーターと同じく引越し先の物件が回線工事不可でも問題ありません。
モバイルルーターのデメリット
続いてモバイルルーターのデメリットについて紹介します。
モバイルルーターのデメリットは次の3つです。
- ①バッテリー残量に注意が必要
- ②速度制限がかかる場合がある
- ③電波が悪い場所では使えない
上記のデメリットについて、ひとつずつ解説します。
①バッテリー残量に注意が必要
1つ目のデメリットは、バッテリー残量に注意が必要な点です。
ホームルーターの場合はコンセントにつないで利用するため、バッテリーを気にする必要はありませんが、モバイルルーターを利用する場合はスマホと同じようにバッテリー残量には注意しましょう。
モバイルルーターは画面にバッテリー残量が表示されていますが、Wi-Fi利用中にスマホやパソコン側に「モバイルルーターのバッテリー残量が少なくなっています」などの警告表示は出ません。
バッテリーが切れによる切断が心配な場合は、こまめに充電するか、モバイルバッテリーと一緒に持ち歩くことをおすすめします。
②速度制限がかかる場合がある
2つ目のデメリットは、速度制限がかかる場合がある点です。
モバイルルーターもホームルーターと同じく速度制限がかかることがあります。
データ通信量に上限があるプランでは、プランのデータ容量の上限に達すると速度制限がかかります。
無制限プランの場合でも、「3日間で10GBを超えると速度制限」といった縛りがあるので注意しましょう。
また、速度制限時の通信速度はプロバイダによって最大200Kbpsや最大1Mbpsなど異なる場合があります。
おすすめは、速度制限時でも最大1Mbpsの通信速度を維持できるモバイルルーターです。
最大200〜300Kbpsの通信速度になるとインターネットはほぼ使えなくなるため、速度制限時に200〜300Kbpsになるモバイルルーターはおすすめできません。
③電波が悪い場所では使えない
3つ目のデメリットは、電波が悪い場所では使えない点です。
モバイルルーターの最大の特徴は外出時でも利用できる点ですが、モバイル回線を使用しているため、電波が悪い場所では使えません。
たとえば、建物の地下や、山間部、暑いコンクリートで覆われた建物など電波が入りにくい場所だとWi-Fiが使えないことがあります。
メインで利用する場所が電波の悪い場所の場合は注意が必要です。
工事不要で使えるWi-Fiの選び方
ホームルーターとモバイルルーターの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。
次に、工事不要で使えるWi-Fiの選び方について解説します。
Wi-Fiを契約するときには「料金が安いものが一番お得じゃないの?」と思うかもしれませんが、値段だけで選ぶと後悔する可能性があるので注意しましょう。
選び方①:利用用途で選ぶ
選び方の1つ目は、利用用途で選ぶ方法です。
工事不要で使えるWi-Fiには紹介したとおり「ホームルーター」と「モバイルルーター」の2種類があります。
そのため、まずはホームルーターとモバイルルーターのどちらにするかを選びましょう。
「自宅でしか利用しない」という方はホームルーターを、「外出先で利用する」という方はモバイルルーターを選びましょう。
プロバイダの中にはホームルーターを取り扱っておらず、モバイルルーターのみを提供している会社があるため、ホームルーターかモバイルルーターのどちらを契約するかを決めておくと契約先も選びやすくなります。
選び方②:データ容量(プラン)で選ぶ
選び方の2つ目は、データ容量(プラン)で選び方法です。
ホームルーターかモバイルルーターのどちらを契約するか決めたら、次は契約するデータ容量を決めましょう。
プランの豊富さはプロバイダによって異なります。
たとえば、「20GB/月」というプランもあれば「30GB/月」、「50GB/月」、「100GB/月」というプランもあり、取り扱っているプロバイダも月額料金も異なります。
自分がひと月にどれくらいのデータ通信をおこなうかを把握しておくと、それに合ったプランを元に契約するプロバイダを選びやすくなります。
もし毎月の使用量が多くなったり少なくなったりする場合は「無制限プラン」がおすすめです。
選び方③:契約期間で選ぶ
選び方の3つ目は、契約期間で選ぶ方法です。
工事不要できるWi-Fiを提供しているプロバイダでは、契約期間が異なる場合があります。
2〜3年契約が一般的ですが、契約期間なしのプランを提供しているプロバイダもあります。
契約期間が長いほど月額料金が安くなるというメリットがある反面、途中解約すると違約金が発生するという縛りもあるため、契約する期間についてはよく考えましょう。
たとえば、「単身赴任で1年間だけ利用する予定」という方は、短期で契約できるプロバイダを選ぶことをおすすめします。
「特に決めていない」という方は、月額料金が安い2〜3年契約をおこなっているプロバイダがおすすめです。
選び方④:月額料金で選ぶ
選び方の4つ目は、月額料金で選ぶ方法です。
利用用途やプラン、契約期間が決まったら、最後に月額料金で比較してプロバイダを選びましょう。
プロバイダが提供しているプランの月額料金で比較するだけではなく、プロバイダが提供している「入会特別キャンペーン」などの割引・キャッシュバックキャンペーンを活用するとお得に契約できる可能性があります。
たとえば、工事不要で契約できる有名なWi-Fiである『WiMAX』ではプロバイダごとにさまざまなキャンペーンがおこなわれています。
キャンペーンを適用すること「月額料金はそれほど安くないが、キャンペーンを適用すると一番お得」といったプロバイダもあります。
どのプロバイダがお得なのか?おすすめなのか?については次の項目でわかりやすく紹介します。
工事不要で使えるWi-Fiのおすすめプロバイダ4選
まず結論からいうと、工事不要のWi-Fiでおすすめなのはズバリ『WiMAX』です!
WiMAXは通信速度も安定しており、工事不要のWi-Fiとしてユーザー数も多いためおすすめです。
WiMAXの運営元はauの子会社である『UQ WiMAX』ですが、UQ WiMAX以外にもWiMAXには複数のプロバイダがあります。
iPhoneの販売元はApple社であるけれども、auやドコモ、ソフトバンクなどさまざまな会社が代理店として販売しているのとイメージは同じです。
プロバイダによってWiMAXの機能・性能自体に違いはありませんが、キャンペーンや月額料金が異なります。
ここでは、工事不要で利用できるWi-Fiである『WiMAX』の契約先としておすすめのプロバイダ4社のキャンペーンや特徴について詳しく紹介します。
GMOとくとくBB
1つ目は、GMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBはWiMAXを契約すると、最大30,500円のキャッシュバックを受け取ることができるキャンペーンをおこなっています!
モバイルルーターとホームルーターによってキャッシュバックの金額が変わりますが、どれも約3万円という高額な設定になっていてとてもお得です。
※2020年12月下旬時点での内容です
種類 | 機種 | キャッシュバック |
モバイルルーター | WX06 | 27,000円 |
WX06 クレードル(充電台)セット |
23,500円 | |
W06 | 27,000円 | |
ホームルーター | HOME 02 | 30,500円 |
HOME L02 | 30,500円 |
キャッシュバックはポイントや電子マネーなどではなく、銀行口座に現金で振り込まれるというのも大きな魅力です。
キャッシュバック特典を含めたGMOとくとくBBの特徴・メリットは下記のとおりです。
- キャッシュバック特典が約3万円
- ルーター端末代金0円
- 最短即日発送
- 20日以内ならキャンセルOK
GMOとくとくBBのWiMAXで『ギガ放題』(データ量無制限プラン)を契約すると、1〜2ヶ月目は3,609円、3ヶ月目以降は4,263円です。
この金額にキャッシュバック金額を含めると、業界内ではトップクラスの安さになります!
項目 | 内容 | |
契約期間 | 3年 | |
初期費用 | 3,000円 | |
端末代金 | 0円 | |
月額基本料金 | ギガ放題 | ■1〜2ヶ月目 3,609円 ■3ヶ月目以降 4,263円 |
7GBプラン | 3,609円 | |
キャッシュバック | 最大30,500円 | |
契約解除料 (解約月以外での解約) |
■1~12ヶ月以内 19,000円 ■13~24ヶ月以内 14,000円 ■25ヶ月目以降更新月以外 9,500円 |
Broad WiMAX
2つ目は、Broad WiMAXです。
Broad WiMAXの特徴は、もし現在他社のWi-Fiを使っていて、乗り換え時に解約金(違約金)が発生する場合はBroad WiMAXが負担してくれるという点です。
そのため、乗り換えを検討している方におすすめの工事不要で使えるWi-Fiです。
Broad WiMAXの特徴・メリットは下記のとおりです。
- 乗り換え時の違約金を負担してくれる
- ルーター端末代金0円
(条件:有料オプションに加入+クレジットカード払い) - 月額料金も他社と比べて安い
月額料金は1〜2ヶ月目は2,726円と他社と比べても圧倒的に安いですが、3ヶ月目以降は3,411円、25ヶ月目以降は4,011円と段階的に高くなっていくので注意しましょう。
乗り換えではなく、新規契約の場合は前述の『GMOとくとくBB』がおすすめです。
また、初期費用として実質ルーターの端末代の18,857円が発生しますが、有料オプションに加入かつクレジットカード払いによって無料にすることもできます。
項目 | 内容 | |
契約期間 | 3年 | |
初期費用(事務手数料) | 3,000円+18,857円 ※有料オプション加入+クレジットカード払いで18,857円無料 |
|
端末代金 | 0円 | |
月額基本料金 | ギガ放題 | ■1〜2ヶ月目 2,726円 ■3〜24ヶ月目 3,411円 ■25ヶ月目以降 4,011円 |
7GBプラン | ■1〜24ヶ月目 2,726円 ■25ヶ月目以降 3,326円 |
|
キャッシュバック | 月額料金から600〜1,285円割引 | |
契約解除料 (解約月以外での解約) |
■1~12ヶ月以内 19,000円 ■13~24ヶ月以内 14,000円 ■25ヶ月目以降更新月以外 9,500円 ■Web割キャンペーン違約金(24ヶ月以内) 9,500円 |
BIGLOBE WiMAX2+
3つ目は、BIGLOBE WiMAX2+です。
BIGLOBE WiMAX2+の特徴は、契約期間が1年と短い点です。
他のWiMAXや工事不要のWi-Fiのほとんどは、2年もしくは3年契約がほとんどですが、BIGLOBE WiMAX2+は1年契約です。
そのため「1年間だけWi-Fiを使いたい」という方におすすめです。
- 契約期間が1年と短い
- 1年未満の解約でも違約金は1,000円
- 2年目以降は違約金なし
ただし、月額料金3,980円と他社と比べて安くはなく、端末代金も19,200円がかかるので値段的にはお得感は少ないです。
あくまでも「短期間だけWi-Fiを利用したい」という方におすすめの工事不要のWi-Fiです。
項目 | 内容 | |
契約期間 | 1年 | |
初期費用(事務手数料) | 3,000円 | |
端末代金 | 19,200円(800円×24回) ※口座振替の場合一括払い |
|
月額基本料金 | ギガ放題 | 3,980円 |
7GBプラン | なし | |
キャッシュバック | 15,000円 | |
契約解除料 (解約月以外での解約) |
■12ヵ月以内 1,000円 ■13ヵ月以降 0円 |
UQ WiMAX
4つ目は、WiMAXの運営元であるUQ WiMAXです。
WiMAXの運営元のため、サポートが充実しており街中に店舗があるため不明な点は直接店舗でスタッフに相談することができます。
また「UQ-mobile」という格安スマホも提供しており、セットで契約するとスマホの月額料金が最大500円安くなるというセット割も魅力的です。
- WiMAXの提供元でサポートが充実
- UQ-mobileのスマホセット割がある
- 15日間無料でお試しできる
- 契約期間は2年間
月額料金はGMOとくとくBBなどと比べるとお得感はなく、キャッシュバックなし、端末代金が15,000円かかるのも他社と比べて少しデメリットですね。
UQ WiMAXは、安心できるサポートのもとでWiMAXを利用したい場合におすすめです。
項目 | 内容 | |
契約期間 | 2年 | |
初期費用(事務手数料) | 3,000円 | |
端末代金 | 15,000円 | |
月額基本料金 | ギガ放題 | 3,880円 |
7GBプラン | なし | |
キャッシュバック | なし | |
契約解除料 (解約月以外での解約) |
■12ヶ月以内 19,000円 ■24ヶ月以内 14,000円 ■25ヶ月目以降の更新月以外 9,500円 |
工事不要で使える!おすすめのホームルーター3選
ここまで紹介した『GMOとくとくBB』、『Broad WiMAX』、『BIGLOBE WiMAX2+』、『UQ WiMAX』はすべて工事不要で使えるモバイルルーターとホームルーターを提供しています。
一方で、中にはホームルーターのみを提供している会社があります。
ホームルーターのみを提供している会社では「3日間で10GB以上を利用すると速度制限」などの縛りがなく、無制限で使えるサービスを提供しています。
ここでは、ホームルーターのみを提供している『SoftBank Air(ソフトバンクエアー)』と『モバレコAir』について紹介します。
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)
1つ目は、SoftBank Air(ソフトバンクエアー)です。
ソフトバンクエアーは、スマホ大手キャリアのソフトバンクが提供しているホームルーターです。
後述の『モバレコAir』は、ソフトバンクエアーとの公式コラボレーションのため、提供している機種の性能は全く同じです。
ただし、月額料金は『モバレコAir』の方がお得です!
ソフトバンクエアーの場合、ソフトバンクのスマホとのセット割があり、スマホ料金が1,000円割引になるというメリットがありますが、ホームルーターの月額料金は4,880円で割引がありません。
そのため、基本的にはソフトバンクエアーで契約するよりもモバレコAirで契約することをおすすめします!
項目 | 内容 |
契約期間 | 2年 |
初期費用(事務手数料) | 3,000円 |
端末代金 | 59,400円 (1,650円×36回) ※月々割(-1,650×36回)で実質0円 |
月額基本料金 | 4,880円 |
キャッシュバック | なし |
契約解除料 (解約月以外での解約) |
9,500円 |
モバレコAir
2つ目は、モバレコAirです。
モバレコAirの基本月額料金は4,880円とかなり高額です。
しかし、モバレコAirに申し込むと「モバレコAir限定月額キャンペーン」という割引が適用され、1〜2ヶ月目は-2,910円、3〜24ヶ月目は1,536円が月額料金から割引かれます。
26,580円のキャッシュバック特典を含めて考えると、1〜12ヶ月目の実質月額料金が900円になり、かなりお得です!
モバレコAirの特徴・メリットをまとめると下記のとおりです。
- 1〜12ヶ月目は月額実質900円
- 26,580円のキャッシュバック特典
- ホームルーター代実質0円
- データ容量無制限・速度制限なし
もともとの月額料金が4,880円のため、割引が終了する24ヶ月目の契約更新月に終了するとお得なホームルーターです。
項目 | 内容 |
契約期間 | 2年 |
初期費用(事務手数料) | 3,000円 |
端末代金 | 59,400円 (1,650円×36回) ※月々割(-1,650×36回)で実質0円 |
月額基本料金 | ■1〜2ヶ月目 1,970円 ■3ヶ月目以降 3,344円 ■25ヶ月目以降 4,880円 |
キャッシュバック | 26,580円 |
契約解除料 (解約月以外での解約) |
9,500円 |
プロバイダごとの実質月額料金を徹底比較
紹介したWiMAXのプロバイダを含め、WiMAXを提供している有名なプロバイダの月額料金を比較した表を紹介します。
各プロバイダは下記のとおり月額料金が変動することが多く「結局どれがお得なの?」と混乱してしまいます。
プロバイダ | 月額料金 (ギガ放題プラン) |
GMOとくとくBB | ■1〜2ヶ月目 3,609円 ■3ヶ月目以降 4,263円 |
DTI WiMAX2+ | ■1〜2ヶ月目 0円 ■3ヶ月目 2,590円 ■4ヶ月目以降 3,760円 |
BIGLOBE WiMAX2+ | 3,980円 |
UQ WiMAX | 3,880円 |
カシモWiMAX | ■初月 1,380円 ■1月目以降 3,610円 |
Broad WiMAX | ■1〜2ヶ月目 2,726円 ■3〜24ヶ月目 3,411円 ■25ヶ月目以降 4,011円 |
So-net | ■1~12ヶ月目 3,380円 ■13ヶ月目以降 4,379円 |
Smafi WiMAX | 3,590円 |
例えば、『カシモWiMAX』は初月が1,380円のため「業界最安値級!」という宣伝がされていますが、1ヶ月目以降は月額3,610円になり、キャッシュバック特典なども無いため総額で見ると最安値ではありません。
実質の月額料金は『GMOとくとくBB』が一番お得!
工事不要で使えるWi-Fiや契約年数やキャッシュバック特典によって、一番お得なプロバイダが変動します。
結論からいうと、2020年12月下旬時点で一番お得なプロバイダは『GMOとくとくBB』です!
下記の条件で、ひと月あたりの実質月額料金を計算すると、GMOとくとくBBが最もお得なことがわかります。
- ギガ放題プランを選択
- 機種はW06を選択
- 契約期間3年間
- 入会キャンペーンなどがある場合は適用
- 初期費用(事務手数料)を含む
プロバイダ | 実質月額料金 |
GMOとくとくBB | 3,560円 |
DTI WiMAX2+ | 3,602円 |
BIGLOBE WiMAX2+ | 4,180円 |
UQ WiMAX | 4,380円 |
カシモWiMAX | 3,693円 |
Broad WiMAX | 3,650円 |
So-net | 4,017円 |
Smafi WiMAX | 3,673円 |
そのため、基本的には工事不要のWi-Fiを契約する場合、GMOとくとくBBで契約することをおすすめします!
工事不要で使えるWi-Fiでよくある質問
最後に工事不要で使えるWi-Fiでよくある質問を紹介していきます。
読むだけでもWi-Fiについての理解度が深まるので、契約前に読んでおくと役に立つはずです。
質問①:Wi-Fiへの申込方法は?
工事不要で使えるWi-Fiを提供しているプロバイダには、ネットから申し込みのみを受け付けているプロバイダと、街中の店舗でも申し込みを受け付けているプロバイダがあります。
申し込みはネットからだと時間や場所を制限されないというメリットがありますが、店舗の場合はスタッフに相談しながら契約できるというメリットあります。
街中に店舗があるプロバイダの一例としては、WiMAXの『UQ WiMAX』や、ポケットWi-Fiの『Y!mobile』が有名です。
一方で、ネットからの申し込みのみのプロバイダは、人件費や店舗維持費などを削減できているため、月額料金が安いといった特徴もあります。
それぞれの特徴を理解したうえで、店舗もしくはネットから申し込みましょう。
質問②:ルーターの機種による違いはなに?
ルーターの機種による違いは、最大通信速度、バッテリーの持続時間、操作性・操作方法の違いなどです。
WiMAXでいうと2020年12月現在取り扱われている主にモバイルルーターでは「WX06」、「 W06」が、ホームルーターでは「HOME02」、「L02」という機種があります。
WiMAXの各機種のスペックの違いは下記のとおりです。
■モバイルルーター
項目 | WX06![]() |
W06![]() |
対応エリア | WiMAX 2+/au 4G LTE | WiMAX 2+/au 4G LTE |
最大速度 | 440Mbps | 1.2Gbps |
連続通信 | 約14時間 | 約9時間 |
重量 | 約127g | 約125g |
■ホームルーター
項目 | HOME 02![]() |
HOME L02![]() |
対応エリア | WiMAX 2+/au 4G LTE | WiMAX 2+/au 4G LTE |
最大速度 | 440Mbps | 1Gbps |
重量 | 約218g | 約436g |
質問③:工事不要のWi-Fiでもオンラインゲームはできる?
オンラインゲームは可能です。
ただし、モバイル回線を使用した工事不要のWi-Fiでは速度制限がかかることがあるので注意しましょう。
自宅での利用の場合は基本的にホームルーターがおすすめですが、安定した通信速度と速度制限を気にしたくない場合は工事が必要な固定回線がおすすめです。
固定回線を契約する場合は、自宅が工事安納な建物かを確認してから申し込みましょう。また、賃貸の場合は工事する前に大家さんに許諾をもらう必要があります。
質問④:契約した機種を変更することはできる?
ホームルーターからモバイルルーター、またはその逆は基本的に可能です。
契約したプロバイダに申し込むことで変更することができます。
ただし、プロバイダによっては機種変更にあたっての手数料が発生する場合や、その他各種ルールがある場合があります。
契約後にルーターの機種変更をする場合は、契約中のプロバイダホームページで詳細を確認しましょう。
まとめ
工事不要のWi-Fiは大きくわけて「ホームルーター」と「モバイルルーター」の2つがあります。
自宅のみでの利用であれば「ホームルーター」、外出先でも利用したい場合は「モバイルルーター」がおすすめです。
ただし、工事不要な理由はモバイル回線を利用した無線通信のためです。
有線である工事が必要な光回線などの固定回線と比べると通信が安定しないため、長時間のオンラインゲームや動画配信をする場合は固定回線をおすすめします。
日常的なスマホやパソコンの利用の場合は工事不要のWi-Fiでも問題ないですし、月額料金も固定回線より約1,000円程度安いので工事不要のWi-Fiがおすすめです。
その中でも「WiMAX」は月額料金、通信速度ともの評判がいいのでおすすめです!