「WiMAXに契約しようと思うけど、自宅で使えるか不安…」という方も多いと思います。WiMAXは対応エリア外だと通信が不安定もしくは接続できません。
結論から言うと、WiMAXは提供元であるUQ WiMAXの公式サイトでサービス提供エリアを確認できます。
サービス提供エリア内でも本当に使えるかどうか不安な場合は、15日間無料で試せる『Try WiMAX』を活用しましょう。
この記事では対応エリア確認方法と、WiMAXを試すサービスの詳細、お得にWiMAXを契約する方法について紹介します。
損せずに安心してWiMAXを契約したい方は参考にしてください。
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WiMAXのサービス提供エリアを確認する方法
WiMAXのサービス提供エリアの確認方法は、大きく分けて下記の2つがあります。
- 使いたい場所の住所から確認する方法
- サービスエリアマップで確認する方法
これら2つの方法について紹介します。
使いたい場所の住所から確認する
1つ目の方法は、使いたい場所の住所から確認する方法です。
WiMAX提供元のUQ WiMAX公式サイトでは「住所検索/ピンポイント判定」を利用し、住んでいる住所からサービス提供エリアを確認できます。
「住所リストから探す」からエリアを探すか、郵便番号や住所を直接入力することで判定結果を確認できます。
判定結果は「○」、「△」、「×」で表示され、それぞれ下記の意味を示します。
- ◯=基本的に利用可能
- △=状況によって使えない可能性あり
- ×=エリア外
その他「△〜◯」といった判定結果もあり、周辺の地形が複雑な場合にこのような結果になります。意味としては、「対応エリア内だが、地形によって電波が入るかどうかは不確実」といった感じです。
サービスエリアマップで確認する方法
2つ目の方法は、Googleマップを使用した確認方法です。
表示されているGoogleマップに色付けがされており、拡大することでその周辺のWiMAX対応状況を視覚的に確認できます。
着色箇所は大きくわけて3つに分けられており、それぞれ「440Mbps対応エリア」、「WiMAX2+サービスエリア」、「今後拡大予定のエリア」を意味します。
WiMAXのエリア判定の結果について
住所検索の際に表示される「○」、「△」、「×」といった判定結果について、もう少し詳しく解説します。
「○」が出たからといって完全に安心しないように、判定結果の意味を理解しておきましょう。
判定結果が「◯」の場合
判定結果が◯だった場合、WiMAXの対応エリアとなるため、基本的には利用可能です。
ただし、あくまでも通信環境がよい状態で通信できることを意味しており、判定結果「◯」のエリア内でも分厚いコンクリートの建物や、地下など電波が届きにくい場所では使えない場合があるので注意しましょう。
判定結果が「△」の場合
判定結果が△だった場合、完全に使えないというわけではないですが、状況によって不安定になりやすいことを意味します。
そのため、契約後に「通信速度が遅い・不安定・つながらない」といった問い合わせをしても、△のエリアは通信の保証ができない範囲という回答になるので注意しましょう。
もし不安な場合は、後述する「Try WiMAX」という15日間試しにWiMAXを使用できるサービスを活用しましょう。
判定結果が「×」の場合
判定結果が×もしくは圏外だった場合、基本的にそのエリアでWiMAXは利用できません。
もしかすると×のエリアでもピンポイントに使える場所があるかもしれませんが、自分が利用するエリアの判定が「×」だった場合のWiMAX契約はおすすめしません。
どうしてもWiMAXを使ってみたい場合は、契約前に後述の「Try WiMAX」を活用しましょう。
WiMAXのエリア内でも不安なら『Try WiMAX』を試そう
WiMAXがちゃんと使えるかどうか不安なら『Try WiMAX』を試しましょう。
とくに紹介した判定方法の結果で「△」、「×」だった方は、必ず契約する前にTry WiMAXを使ってみましょう。
Try WiMAXとは?
『Try WiMAX』とは、申し込むことで実際にWiMAXの端末を利用できるお試しサービスのことを指します。
- 「自宅で使えるか試したい」
- 「実際の通信速度を知りたい」
- 「自分のパソコンで使えるか試したい」
- 「何台まで同時接続できるか試したい」
という疑問・心配について、契約前にTry WiMAXを試して確認できます。
Try WiMAXの申込条件と必要なもの
Try WiMAXの申込条件と、申し込む際に必要なものは下記のとおりです。
項目 | 内容 |
サービス内容 | 契約前に15日間無料でUQ WiMAXお試しできるサービス |
利用条件 |
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用意するもの |
|
申込手順・利用方法 |
|
手軽に実際のWiMAX端末が利用できるため、利用に際して不安があるかたは試してみることをおすすめします。
WiMAXのTry WiMAXのメリット
Try WiMAXを利用することのメリットをまとめると、下記のようなものがあります。
- 15日間完全無料でWiMAXを試せる
- 実際の繋がりやすさがわかる
- 端末の使い心地がわかる
これらのメリットについて詳しく紹介します。
15日間完全無料でWiMAXを試せる
Try WiMAXの最大のメリットは「15日間完全無料でWiMAXを試せる」という点です。
WiMAXが実際に使えるか不安な場合、WiMAXを提供しているプロバイダによっては「お試しキャンペーン」や「〜日以内であればキャンセル可能」といったサービスを提供しているケースもあります。
しかし、プロバイダの場合WiMAX端末を返送する際に送料がかかるため、完全無料ではないケースも多くあります。
一方でTry WiMAXの場合、送料も無料のため、実質完全無料でWiMAXを試せるというメリットがあります。
実際の繋がりやすさがわかる
モバイルWi-Fi各社では、それぞれの端末の最大速度は掲載していますが、実際に利用した際の実測値については掲載していないことがほとんどです。
利用する状況によって通信速度が変わるため、一概に実測値を公表できないという理由もあるでしょう。
Try WiMAXは実際に使うことになるであろう端末を、自分が利用するエリアで使えるため、リアルな通信速度を体験できます。
自宅を含め、外出先に持ち運び自分がよく利用するであろう場所で実際の繋がりやすさを確認してください。
端末の使い心地がわかる
Try WiMAXを利用することで、端末の操作方法なども理解できます。
実際の機器が届くので、以下のような使用感がわかります。
- 操作方法や充電方法
- どのくらい充電が保つか
- 重さはどのくらいか、持ち運びやすいか
パンフレットや口コミだけではわからないような実際の使い心地がわかるのもTry WiMAXのメリットです。
WiMAXのTry WiMAXを使う際の注意点
Try WiMAXは基本的に利用して損は無いですが、利用する際には下記の点に注意しましょう。
- お試し期間は発送・返送を含めて15日間
- 未返却・破損・紛失は違約金が発生する
- 同封されて来る広告で契約すると損をする
上記の注意点について、ひとつずつ紹介します。
お試し期間は発送・返送を含めて15日間
Try WiMAXのお試し期間は発送・返送を含めて15日間です。
「届いてから15日間」ではなく、「発送・返送を含めて15日間」です。
そのため、Wi-Fiに接続して利用できるのは発送・返送を含めて実質10~12日程度と考えておきましょう。
未返却・破損・紛失は違約金が発生する
Try WiMAXは利用期限内に返送しなかったり、機器を破損・紛失などすると違約金が発生するので注意が必要です。
レンタル機器の種類 | 違約金(不課税) |
Wi-Fiルーター(クレードル無し) | 22,000円 |
UIMカード | 3,300 |
返却にあたっては外装箱およびその他の付属品一式をすべて返却する必要があります。返却できなかったり破損・紛失すると登録したクレジットカードによって違約金を支払うことになります。
同封されて来る広告で契約すると損をする
Try WiMAXには、契約を促す広告が同封されていることがあります。
実際に試してみて契約を決めた場合、同封されている広告から契約すると損をする可能性があります。
WiMAXを契約するなら、オンライン上でお得な入会キャンペーンを開催しているプロバイダでの契約がおすすめです。
たとえば、『GMOとくとくBBWiMAX2+』で契約すると、入会特典で約3万円近くのキャッシュバック特典があります。
Try WiMAX利用後に契約を決めた場合はいったんTry WiMAXを返却し、お得なプロバイダから申し込みましょう。
2021年8月現在WiMAXの有名プロバイダで開催されている入会キャンペーン・特典を紹介すると下記のとおりです。
プロバイダ | 特典 |
GMOとくとくBB WiMAX2+ | ・端末代金0円 ・最大27,000円キャッシュバック |
BIGLOBE WiMAX2+ | ・17,000円キャッシュバック |
Broad WiMAX | ・端末代金0円 ・乗換違約金負担 |
カシモWiMAX | ・端末代金0円 ・初月3,268円割引 ・1カ月目以降ずっと1,175円割引 ・LTEオプション0円 |
UQ WiMAX | なし |
WiMAXの最大速度と平均速度は?
続いてWiMAXの最大速度や平均速度を紹介します。
WiMAXの速度は契約する端末や通信サービスによって異なるので注意しましょう。
「WiMAX」、「WiMAX2+」、「LTE」の違い
WiMAXには「WiMAX」、「WiMAX2+」、「LTE」という回線があります。
回線 | 概要 |
WiMAX | 下り最大13.3Mbpsの回線 |
WiMAX2+ | 下り最大440Mbps、220Mbps、110Mbpsなど機種によって異なるが、WiMAXにおいて現在主流の回線 |
LET | 下り最大47.5〜75Mbpsのauの4G LTEを使用した回線 |
上記のうち、現在はWiMAX2+が主流で、WiMAXは2020年3月にサービスが終了しています。
そのため、現在「WiMAX」と呼ばれているものは、一般的にWiMAX2+のこと指します。
WiMAXの最大速度
WiMAXモバイルルーターの端末にはいくつか種類があり、それぞれの種類によって最大速度が異なります。
2021年8月現在、UQ WiMAXで取扱いがある端末それぞれの最大速度を紹介すると下記のとおりです。
端末 | 最大速度(下り) |
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 440Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 1.2Gbps |
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 440Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT W05 | 758Mbps |
WiMAXの平均速度
最大速度はあくまでも理想的な環境で通信した場合を想定した「理論値」のため、実際の利用時には最大速度以下の通信速度となります。
ここでは「みんなのネット回線速度(みんそく)」を参照にして、WiMAXの実際の通信速度の平均を紹介します。
端末 | Ping | 下り(ダウンロード) | 上り(アップロード) |
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 62.94ms | 34.03Mbps | 6.08Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 62.17ms | 28.84Mbps | 4.57Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 58.35ms | 32.15Mbps | 5.56Mbps |
Speed Wi-Fi NEXT W05 | 63.23ms | 34.49Mbps | 4.88Mbps |
速度平均では「Speed Wi-Fi NEXT W05」と「Speed Wi-Fi NEXT WX06」が比較的早めですが、それぞれの機種の平均速度はそれほど大きく変わらないようです。
WiMAXをエリア内で快適に使うためのコツ
ここまでWiMAXのサービス提供エリアや、機種ごとの通信速度について紹介してきました。
続いては、WiMAXを利用するにあたり、通信速度を安定させるコツについて紹介します。
対応エリア内であっても、下記の点に注意すると比較的快適な通信が可能になります。
- 最新機種のルーターを選ぶ
- ギガ放題プランで契約する
- デバイスとWiMAXの距離を近づける
最新機種のルーターを選ぶ
WiMAXを契約するにあたっては「Speed Wi-Fi NEXT WX06」もしくは「Speed Wi-Fi NEXT W06」を選びましょう。
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | Speed Wi-Fi NEXT WX06 | |
発売日 | 2020年1月30日 | 2019年1月25日 |
重さ | 127g | 125g |
最大通信速度(下り) | 440Mbps | 1.2Gbps |
最大通信速度(上り) | 75Mbps | 75Mbps |
連続通信時間 | 8時間20分 | 5時間48分 |
連続通信時間(エコモード時) | 14時間 | 10時間 |
5GプランもスタートしたWiMAXですが、2021年8月現在の最新機種は「Speed Wi-Fi NEXT WX06」です。
最大通信速度では「Speed Wi-Fi NEXT W06」の方が早いため、5Gプランを契約する場合はW06がおすすめです。
基本的に上記の2種が取り扱われていることが多いですが、もし古い機種がラインナップがあっても選ばないように注意しましょう。
ギガ放題プランで契約する
WiMAXにはデータ容量無制限のギガ放題プランと、ひと月7GBまでのプランがあります。(※UQ WiMAXでは7GBプランなし)
もし快適にWiMAXを利用したいのであれば、ギガ放題プランがおすすめです。料金は7GBプランより高いものの、データ容量を気にせずに使えます。
もし7GBプランで足りるようであれば、WiMAXではなく格安SIMの10GBプランなどで契約し、テザリング機能を使う方が安い可能性が高いです。
ただし、ギガ放題であっても下記の条件によって速度制限がある点には注意しましょう。
項目 | 内容 |
速度制限がかかる条件 | 直近3日間で10GB以上の利用 |
制限時間 | 3日間で10GBを超えた日の翌日18時〜2時 |
速度制限時の最大速度 | おおむね1Mbps |
デバイスとWiMAXの距離を近づける
WiMAXは無線による通信のため、デバイスとの距離が遠くなると通信が不安定になります。
サービス提供エリア内であってもできるだけでWi-Fiを使うデバイスとWiMAXの端末は近づけて使いましょう。
WiMAXのおすすめプロバイダ
最後にWiMAXのおすすめプロバイダを紹介します。
WiMAXの運営元はUQ WiMAXですが、さまざまなプロバイダがお得な特典をつけてWiMAXを提供しています。
どのプロバイダで契約してもWiMAXのサービス提供エリアや通信の質は変わりません。
そのため、料金・入会特典がお得なプロバイダや、契約期間が自分にあっているプロバイダを選んで契約しましょう。
WiMAXのプロバイダとして有名なおすすめ5社を紹介すると下記のとおりです。
サービス名 | 基本月額料金(ギガ放題) | 入会特典 | 特徴 |
UQ WiMAX | 4,268円 | なし | ・街中の店舗で契約できる ・UQ WiMAXの提供元のためサポートが充実 ・入会特典が無い |
GMOとくとくBB WiMAX2+ | 1〜2カ月目:3,969円 3カ月目以降:4,688円 |
・端末代金0円 ・最大27,000円キャッシュバック |
・高額キャッシュバックが魅力 ・契約中でも機種変更可能 ・契約期間は3年と長め ・UQモバイルやauスマホとのセット割あり |
BIGLOBE WiMAX2+ | 4,378円 | ・17,000円キャッシュバック | ・契約期間は1年と短め ・料金が一定 ・端末代が満額(21,120円)かかる |
Broad WiMAX | 1〜2カ月目:2,999円 3〜24カ月目:3,753円 25カ月目以降:4,413円 |
・端末代金0円 ・乗換違約金負担 |
・1〜24カ月間は他社に比べて安め ・契約期間は3年と長め |
カシモWiMAX | 初月:1,518円 1カ月目以降:3,971円 |
・端末代金0円 ・初月3,268円割引 ・1カ月目以降ずっと1,175円割引 |
・契約期間は3年と長め ・料金が他社に比べて安め |
上記の内容から、それぞれの特徴を簡単に表すと下記のとおりです。
- UQ WiMAX:運営元で安心、街中の店舗でサポートを受けたい人におすすめ
- GMOとくとくBB WiMAX2+:特典で3年間の実質料金は安め、3年利用の方におすすめ
- BIGLOBE WiMAX2+:料金は高めだが、短期利用(1年間)を考えている人におすすめ
- Broad WiMAX:料金設定は複雑だが、乗り換え時の違約金少しでも安くしたい人におすすめ
- カシモWiMAX:料金が他社より安く、長期的に利用する人におすすめ
まとめ
WiMAXの対応エリアは提供元のUQ WiMAXの公式サイトで確認できます!
住所検索で判定結果が「○」であれば基本的に安心して使えますが、「△」もしくは「×」だった場合はよく考えた方がいいでしょう。もし不安な場合はTry WiMAXを試すことをおすすめします。
Try WiMAXを試して「よし、契約しよう!」と決めたのであれば、同封の広告からではなくオンライン上でお得な特典があるプロバイダから契約しましょう。
再度おすすめプロバイダ5社の料金や特徴を紹介すると下記のとおりです。
サービス名 | 基本月額料金(ギガ放題) | 入会特典 | 特徴 |
UQ WiMAX | 4,268円 | なし | ・街中の店舗で契約できる ・UQ WiMAXの提供元のためサポートが充実 ・入会特典が無い |
GMOとくとくBB WiMAX2+ | 1〜2カ月目:3,969円 3カ月目以降:4,688円 |
・端末代金0円 ・最大27,000円キャッシュバック |
・高額キャッシュバックが魅力 ・契約中でも機種変更可能 ・契約期間は3年と長め ・UQモバイルやauスマホとのセット割あり |
BIGLOBE WiMAX2+ | 4,378円 | ・17,000円キャッシュバック | ・契約期間は1年と短め ・料金が一定 ・端末代が満額(21,120円)かかる |
Broad WiMAX | 1〜2カ月目:2,999円 3〜24カ月目:3,753円 25カ月目以降:4,413円 |
・端末代金0円 ・乗換違約金負担 |
・1〜24カ月間は他社に比べて安め ・契約期間は3年と長め |
カシモWiMAX | 初月:1,518円 1カ月目以降:3,971円 |
・端末代金0円 ・初月3,268円割引 ・1カ月目以降ずっと1,175円割引 |
・契約期間は3年と長め ・料金が他社に比べて安め |
WiMAXの運営元はUQ WiMAXですが、どのプロバイダで契約してもWiMAXの通信の質は変わりません!変わるのは入会特典・契約期間・月額料金などです。
それぞれのプロバイダの中から、自分に一番あったプロバイダに申し込みましょう。
- UQ WiMAX:運営元で安心、街中の店舗でサポートを受けたい人におすすめ
- GMOとくとくBB WiMAX2+:特典で3年間の実質料金は安め、3年利用の方におすすめ
- BIGLOBE WiMAX2+:料金は高めだが、短期利用(1年間)を考えている人におすすめ
- Broad WiMAX:料金設定は複雑だが、乗り換え時の違約金少しでも安くしたい人におすすめ
- カシモWiMAX:料金が他社より安く、長期的に利用する人におすすめ