DTI WiMAXは、WiMAXプロバイダ(販売店)のひとつです。
光回線サービスを提供しているインターネットプロバイダ「DTI」が運営しているので、WiMAXの他にDTIの優待を受けられるのがメリットです。
DTI WiMAXのメリット
- DTI会員だけの優待特典「DTI Club Off」が利用できる
- 端末修理保証サービスが2ヶ月間無料
ただし、DTI WiMAXにはデメリットもあります。
DTI WiMAXのデメリット
- 最新端末に対応した5G SAプランがない
- 他社WiMAXプロバイダと比べて料金が高い
- 申し込める端末が2機種のみ
- スマホとのセット割や、DTIの光回線とのセット割がない
DTI WiMAXはメリットが少なく、あまりおすすめできないWiMAXプロバイダです。
DTI WiMAX:https://dream.jp/mb/wm/
\ データ無制限のポケットWiFiなら /
DTI WiMAXの料金など基本情報
WiMAXは、光ケーブルを利用した有線の光回線と異なり、無線でインターネットに接続するサービスです。
工事が不要で、端末が届いたその日から利用できるのがWiMAXの特徴であり、DTI WiMAXも同じように利用できます。
プラン | WiMAX+5G(ギガ放題プラス) | WiNAX+5G SA(ギガ放題プラスS) |
最低契約期間 | 24ヶ月 | なし |
解約違約金 | 1,100円 | なし |
最大下り速度 | 2.7Gbps | 4.2Gbps |
月額料金 | 1ヶ月目~25ヶ月目:4,180円 26ヶ月目~:4,730円 | 1~13ヶ月目:3,410円 14~37ヶ月目:3,960円 38ヶ月目~:4,730円 |
端末料金 | 21,780円 | 27,720円 |
キャッシュバック | 新規契約:21,780円 契約変更:11,000円 | なし |
3年間の実質総額 | 164,560円(新規契約) 175,340円(契約変更) | 170,390円 |
3年間の実質月額 | 4,448円(新規契約) 4,739円(契約変更) | 4,606円 |
運営会社 | 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット |
データ通信量 | 無制限 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
開始月の日割り計算 | あり |
プラスエリアモード | 1,100円 |
支払い方法 | クレジットカード |
端末発送 | 最短翌々営業日発送 |
法人契約 | あり |
DTI WiMAXで申し込める料金プランは、2023年9月9日現在、月額料金4,730円の「DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラスプラン (2年)」のみです。
初月~25ヶ月目までは、毎月550円が割引される「はじめる割」が適用され、月額料金は4,180円とお得になります。
プランの名称は「DTI WiMAX 2+」ですが、WiMAX2+回線だけではなくWiMAX+5G回線にも対応済みです。
他のサービスは+5Gと名称につくことも多いのに対し、DTI WiMAXはWiMAX+5Gに未対応だと誤解しそうですが、ちゃんとWiMAX+5Gに対応しています。
データ無制限で利用できるWiMAXの特徴
WiMAXの大きなメリットが「データ使用量が無制限」であることです。
全てのWiMAXプロバイダで3日間で合計15GB以上データを使用すると速度制限がかかっていましたが、2022年2月1日より15GBの上限がなくなりました。
(通信速度制限)
DTI WiMAX公式サイト
※ネットワークの混雑回避のため、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。(これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客様のご利用状況をふまえ、速度制限条件等を2022年2月1日より変更致しました。)
※エリア混雑状況により速度を制限する場合があります。
完全に無制限ではないのですが、速度制限条件が変更されるより前と比べると、通信制限がかかりにくくなっています。
WiMAXなら実質速度制限も通信量制限もないのに
(1日で15GBでも余裕)
引用元:Twitter
WiMAX +5G ギガ放題プラスSを使い出して一週間。
結論は、「使える!」
最近の一日あたりの通信量は30GB弱。
以前の10倍は使っているけれど通信制限はかからず。
出回り先でほぼ使える電波状況。
引用元:Twitter
口コミでも、1日に15~30GBほどの大量データ通信をしても通信制限がかからなかった、という評判が多数ありました。
特に、持ち運び可能なポケット型WIFiでありながら、データ容量無制限で利用できるのは珍しいです。
実際、同じくポケット型WIFiである「クラウドWiFi」は1ヶ月あたりに利用できるデータ容量が決まっています。
クラウドWiFiでは、多くのプロバイダでデータ使用量の上限が月間100GBに設定されています(最大でも500GB)。
月に100GBまでだと、1日あたり3~4GBまでしか使えません。
持ち運びができてデータ無制限のインターネット環境は、WiMAXが一番だといえます。
引っ越しをきっかけに外でも仕事ができるように思い切って家のネット環境をモバイルルーター型WiMAXにしました。
今日初めてのモバイルルーター外出デビューですが、とても快適です。
自宅でも外でも十分なスピード出てます
引用元:Twitter
口コミのように、家でも外でも快適にネットに繋いで仕事をしたい人に、WiMAXはとてもおすすめです。
DTI WiMAXは5Gの速度で高速通信ができる
最新のWiMAX+5G対応端末は、最大下り速度が4.2Gbpsと超高速です。
ただし、DTI WiMAXではまだ最新のWiMAX端末は提供されておらず、最大下り速度が2.7Gbpsの旧世代の端末しか選択できません。
WiMAXは利用環境や回線の状況、時間帯で通信速度が変化するので、実際には最大下り速度より遅くなります。
どれぐらいの速度がでているのか、最新のWiMAX端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」と、DTI WiMAXで申し込める端末「Speed Wi-Fi 5G X11」でまとめました。
時間帯 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 (最大下り速度4.2Gbps) | Speed Wi-Fi 5G X11 (最大下り速度2.7Gbps) |
---|---|---|
朝(5:00~8:59) | 249.27Mbps | 87.66Mbps |
昼(12:00~12:59) | 126.84Mbps | 64.32Mbps |
夕方(16:00~18:59) | 124.62Mbps | 67.47Mbps |
夜(20:00~22:59) | 155.85Mbps | 61.39Mbps |
深夜(0:00~4:59) | 209.63Mbps | 84.89Mbps |
混雑する時間帯「夕方(16:00~18:59)」「夜(20:00~22:59)」に注目すると、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」で120Mbps以上の速度が出ています。
旧世代機種の「Speed Wi-Fi 5G X11」でも、60Mbps以上の速度が出ています。
実際にインターネットを利用するときの回線速度の目安はどれぐらいでしょうか。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、混雑する時間帯でも「インターネットのほとんどのサービスを快適に利用できる」とされている100Mbpsを超えています。
動画配信サービスの推奨再生環境を詳しく見てみましょう。
YouTubeとNetflixの動画再生推奨環境 | ||
---|---|---|
動画の画質 | YouTube | Netflix |
4K | 20Mbps | 15Mbps |
HD 1080p | 5Mbps | 5Mbps |
HD 720p | 2.5Mbps | 3Mbps |
「Speed Wi-Fi 5G X11」でも、YouTubeとNetflixの推奨速度である20Mbps以上を上回っています。
DTI WiMAXで申し込める旧世代のWiMAX端末でも、高画質動画の再生には問題がないとわかりました。
DTI WiMAXの利用エリアはau回線とほぼ同じ
DTI WiMAXで利用している回線「WiMAX+5G」は、3つのモバイルインターネット回線「WiMAX2+」「au 5G」「au 4G LTE」を組み合わせて、幅広いエリアで高速通信を提供しています。
auの回線「au 5G」「au 4G LTE」を利用しているので、auスマホと同じ日本の広いエリアでつながります。
WiMAX+5の標準モードなので「スタンダードモード」と呼ばれ、通信データ容量の制限がありません。
特に、5G回線に接続できると高速インターネットを利用できます。(地図の赤色部分が5Gエリア)
ただし、5Gの電波は直進性が強く速度が早い代わりに、障害物や遮蔽物に邪魔されやすく届きにくい弱点があります。
そのためWiMAX+5G回線では、au 5G回線に接続できない場合は、WiMAX2+回線やau 4G回線に接続されます。
また、WiMAX+5Gには「プラスエリアモード」オプションが用意されています。
■プラスエリアモードとは?
WiMAX+5Gの3つの回線に加えて4Gの「プラチナバンド」を利用できるオプションモード。
「プラチナバンド」は特定の周波数帯域(700MHz〜900MHz)の通称で、障害物があっても電波が回り込んで届きやすい特徴があり、利用できるエリアが広がる。
プラスエリアモードを利用すると、4Gで繋がるエリアが広がり、WiMAX+5Gでは繋がりにくかった場所でも繋がりやすくなります。
ただしほとんどのWiMAXプロバイダで、プラスエリアモードを利用した月は1,100円の追加料金がかかるので、利用する前に必ず確認してください。(プラスエリアモードを利用しない月は追加料金がかかりません)
また、プラスエリアモードは月間データ容量が15GBまでの上限があり、超過すると通信速度が送受信最大128kbpsに制限されるので、気を付けて利用しましょう。
スタンダードモードは容量制限がないので、プラスエリアモードに制限がかかっても影響はありません。
DTI WiMAXをおすすめしない理由と評判から見るデメリット
「回線速度が速い」「工事が不要」などのメリットがあるWiMAXですが、デメリットもあります。
・電波が届かない場所では使えない
・料金体系が複雑でわかりにくい
電波が届かない場所では使えない
WiMAXは基地局から離れた場所では電波が届かず、ネットに繋がらなくなります。
またWiMAXで用いられている高周波帯の電波は直進性が強い特徴があり、障害物や遮蔽物に遮られやすく、以下のような場所では繋がりづらいです。
■基地局と基地局の間
- 山間部
- 人口の少ない地域
■遮蔽物・遮断物がある
- 地下
- 山や建物の陰
- トンネル内
- 奥まった屋内
- 車内
都市部を離れたエリアや山間部では、基地局がなく圏外になったり、山の陰になって電波が届かず、繋がらなくなったりします。
電波が山に遮られてWiMAXが使えなかった、という口コミがありました。
WiMAXのお試しキットが届いたから早速試してみたけど、やっぱ案の定山の影になるからか電波弱々過ぎて使い物にならん
すぐ返却!!
次の方法を考えねば。
工事はなるべくしたくないから光は嫌なんだよなぁ
引用元:Twitter
WiMAXが使える環境かどうか不安なら、お試し期間のあるWiMAXプロバイダで試してみるのもいいですね。
料金体系が複雑でわかりにくい
WiMAXプロバイダは、どこもUQコミュニケーションズが提供した回線を使用しているので、回線の品質は同じであり、速度や利用エリアは全て同じです。
一方で料金はプロバイダごとに異なり、独自のキャバッシュバックやキャンペーンが展開されています。
さらにWiMAXプロバイダによっては高額な解約違約金を取られるので、最終的に損をしないよう、申し込みの前に総額料金を確認するのが大事です。
加えてDTI WIMAXには、独自のデメリット「料金が高い」「キャッシュバックの還元が遅い」などがあるので、詳しく解説していきます。
他社WiMAXプロバイダより総額料金が高い
DTI WiMAXは、他のWiMAXプロバイダと比べると料金が高めです。
2年間もしくは3年間利用し続けた実質総額料金を比較します。
プロバイダ | 2年間の実質総額 | 3年間の実質総額 |
---|---|---|
DTI WiMAX | 107,800円 | 186,340円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 66,095円 | 118,818円 |
カシモWiMAX | 109,780円 | 162,316円 |
Broad WiMAX | 97,369円 | 153,205円 |
BIGLOBE WiMAX | 112,332円 | 180,708円 |
UQ WiMAX | 116,371円 | 177,586円 |
VisionWiMAX | 110,406円 | 164,790円 |
ヨドバシWiMAX | 116,836円 | 176,236円 |
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
一番安いGMOとくとくBB WiMAXと比べると、2年間では41,785円、3年間では67,522円もの差があります。
2年間利用した時点ではDTI WiMAXより総額料金の高いプロバイダはありますが、3年間では全て逆転してDTI WiMAXが一番高額です。
利用期間に関わらず安いプロバイダは多くあるので、料金面でWiMAXを選ぶならDTI WiMAXを選択するメリットは薄いです。
口座振替での支払いに対応していない
DTI WiMAXは月額料金の支払いがクレジットカードのみで、口座振替に対応していません。
口座振替に対応しているWiMAXプロバイダは、3つだけです。
- UQ WiMAX(口座振替手数料 無料)
- BIGLOBE WiMAX (口座振替手数料 毎月220円)
- Broad WiMAX (口座振替手数料 毎月220円)
口座振替払いでWiMAXを利用したい人は、この3つのプロバイダから選ばなければなりません。
端末代金が一括支払いのみ
ほとんどのWiMAXプロバイダで端末代金の分割払いが可能ですが、DTI WiMAXはクレジットカードの一括払いのみです。
プロバイダによっては、端末がレンタル品扱いで無料だったり、端末代金が有料でもキャッシュバックや月額料金から割引されて実質無料になったりします。
DTI WiMAXでも端末代金相当額をキャッシュバックするキャンペーンを行っていますが、受け取れるのは13ヶ月後であり、初期費用の負担が大きくなってしまいます。
また、DTI WiMAX公式サイトでは端末代金の支払いタイミングの記述があります。
【お支払い方法・お支払い時期】端末代金(有料の場合)はクレジットカードのみのお支払いとなり、申込日が決済日となります。お支払時期はクレジットカード会社によって異なりますので、ご利用のカード会社にお問い合わせください。
DTI WiMAX公式サイト
つまり、利用開始月に月額料金(※)と契約事務手数料3,300円に加えて端末代金21,780円が請求されます。
引っ越しや進学を機会にWiMAXを導入したい人にとっては、新生活スタート費用に加えてかなりの負担です。
DTI WiMAXだとWiMAXを導入する最初の時点で25,000円以上の出費! 端末代金が無料か分割で払えるプロバイダにしようかな…
キャッシュバックがもらえるのは契約から13ヶ月後
DTI WiMAXでは、新規申し込み者を対象に21,780円のキャッシュバックキャンペーンを実施中です。
プロバイダによっては他社からの乗り換えの場合キャッシュバック額を上乗せしていますが、DTI WiMAXでは新規申し込みでも他社からの乗り換えでも、キャッシュバック額は変わりません。
また、既にDTI WiMAXの利用者で旧プランから現行プランへ変更した場合は、11,000円のキャッシュバックが適用されます。
本WEBサイトから対象プランにお申し込みいただき、ご利用開始となった場合、かつ、ご利用開始月を1カ月目として、13カ月目まで継続してご利用いただいている場合に適用となります。
ご利用開始月を1カ月目として、13カ月目まで継続してご利用いただいているお客様に、キャッシュバックのご案内をメールにてお送りします。
DTI WiMAX公式サイト
(例)2022年10月がご利用開始月の場合、2023年10月にキャッシュバックの案内メールをお送りします。
ご案内メールはご登録のDTI連絡先メールアドレス宛にお送りします。
実質的に端末本体代金が無料になりますが、キャッシュバックとして受け取れるのは申し込みから13ヶ月後です。
キャッシュバック受け取り手順
手順1:申し込みから13ヶ月に、連絡先メールアドレスにDTIが「メルマネ送金通知メール」の案内メールを送信する
注意!キャッシュバックの受け取りが完了するまで、連絡先メールアドレスは変更しない
手順2:「メルマネ送金通知メール」送信後、DTIが楽天銀行にキャッシュバックの送金依頼を行う
注意! DTI WiMAXのキャッシュバックはDTIから直接送金されるのではなく、楽天銀行の「メルマネ・マスペイメント(メルマネ)」から送金される
手順3:キャッシュバック手続きが記載された「メルマネ送金通知メール」を楽天銀行から連絡先メールアドレス宛に送信
注意!楽天銀行のメール送信後45日以内に手続きを行わないと、キャッシュバックは無効になる
手順4:連絡先メールアドレスに届いた「メルマネ送金通知メール」の指示に従い、キャッシュバックを受け取る銀行口座を指定する
注意!DTI契約者名義以外の口座を指定すると、キャッシュバックが無効になる
手順5:指定した銀行口座にキャッシュバックが振り込みされる
キャッシュバックを受け取るために、重要な注意点があります。
- キャッシュバックはDTIから直接送金されるのではなく楽天銀行から送金されるので、楽天銀行からのメールも必ず確認する
- 「メルマネ送金通知メール」が届いてから45日以内に手続きを行わないとキャッシュバックは無効になる
この2点を見落とすとキャッシュバックを受け取り損ねてしまうので、十分注意してください。
契約変更(乗り換え)だとキャッシュバック金額が少ない
旧プランから現在のプランへ変更した場合、キャッシュバック額は11,000円です。
DTI WiMAXでは、旧プランから現行プランへ契約変更した場合、「変更前プランの解約違約金」(10,450円)と「変更後プランの契約事務手数料」(3,300円)が無料です。
しかし、プラン変更に伴って21,780円の端末の新規購入が必須になり、月額料金も旧プランより上がるので、あまりお得感はありません
■旧プラン(新規受付終了)
・DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラン(2年):月額4,730円
・DTI WiMAX 2+ モバイルプラン(2年):月額3,850円
・DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラン(3年):月額4,136円
・DTI WiMAX 2+ モバイルプラン(3年):月額3,850円
■現行プラン
・DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラスプラン(2年)
初月~25ヶ月目:月額4,180円
26ヶ月目~:月額4,730円
キャッシュバックも、新規契約が21,780円なのに比べ11,000円と少ないです。
解約して新規に契約しなおした方がお得になりそうですが、旧プランは更新月以外に解約すると解約違約金が10,450円と高額なため、簡単に解約もできません。
更新月に解約違約金0円で解約できても、DTI WiMAXを新たに契約しなおすより、GMOとくとくBB WiMAXなど料金が安くキャッシュバック金額が高いプロバイダに乗り換える方がお得です。
他社プロバイダよりも端末の到着が遅い
DTI WiMAXは、端末の発送が他のWiMAXプロバイダより遅めです。
最短の発送スケジュールで「申し込みの翌々営業日に発送」です。
例 :2023年9月4日に申し込み→2023年9月6日に端末発送→最短で2023年9月7日に端末到着
これは申し込み内容に全く問題がない場合のスケジュールで、申し込み内容に不備があった場合や休祝日をはさんだ場合は、さらに発送に時間がかかります。
発送に一週間ぐらい時間がかかって困ったという口コミがありました。
WiMAX届かないので楽天モバイルの死んでる回線が3G分しかなくて死にそう
安いからってDTIにしたけど、とくとくBBにしとけばよかった
とくとくは即日発送だからなんとかなるけどDTI一週間くらい発送されないらしい
引用元:Twitter
端末が一週間以上届かないのは、とても困ります。
DTI WiMAX以外であれば、さらに早く端末を発送するWiMAXプロバイダがあるので紹介します。
実際に他のWiMAXプロバイダでは、翌日や2日で端末が届いたという口コミがありました。
カシモ1日で届いた
引用元:Twitter
UQ WiMAXのホームルーターが登録後2日ですぐ届いたうえに、速度も地方都市で50Mbpsも出てて、とても良かった。
工事不要だし、登録した住所以外でも使えるから転職とか転勤多い人には、かなり助かると思う。
引用元:Twitter
すぐにWiMAXを利用したい人は、「最短当日発送」か「最短翌日発送」のWiMAXプロバイダを選択するのがおすすめです。
スマホとのセット割がない
DTI WiMAXは、スマートフォンとのセット割がありません。
多くのWiMAXプロバイダでは、auスマホまたはUQ mobileスマホとセットで割引になる2つのオプションがあります。
どちらもWiMAXのプランと併用するとスマートフォンの月額料金が最大1,100円引きになるオプションサービスです。
さらに利用している端末がホームルーター型の場合、プラスエリアモードの月間データ容量が15GBから30GBに増える特典もあります。
しかし、DTI WiMAXにはセット割オプションがないので、auスマホまたはUQ mobileスマホ利用者は、オプションのあるWiMAXプロバイダを選択したほうがお得です。
DTI光やDTI SIMなど他のDTIサービスとのセット割引もない
DTI WiMAXは、DTIの他の光回線サービスとのセット割がありません。
既にこれらのサービスを利用していても、DTI WiMAXとのセット割がないので、わざわざDTI WiMAXを選ぶメリットがありません。
WiMAX 5G SA対応の最新端末を選べない
DTI WiMAXでは、端末に「Speed Wi-Fi 5G X12」「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を選べません。(※2023年9月12日現在)
「Speed Wi-Fi 5G X12」「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、2023年6月1日に登場した「5G SA」対応のWiMAX最新端末です。
製品名 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
---|---|---|
ルーターの種類 | モバイルルーター(携帯)型 | ホームルーター(据え置き)型 |
製品外観 | ||
メーカー | NECプラットフォームズ | ZTE Corporation |
最大下り速度 | 3.9Gbps | 4.2Gbps |
最大上り速度 | 183Mbps | 286Mbps |
同時接続数 | 16台 | 32台 |
5G SAとは
au公式サイト
コア設備や基地局なども含めて5G専用の技術と設備で構成した5Gサービスです。5G SAにより、5Gの高速・大容量の通信に加え、将来的にネットワークスライシングなどの機能を活用した新たなサービスを利用できるようになります。
今までの5Gサービス「5G NSA」は、普及度を優先したため設備に4G設備を流用していました。
新しい5Gサービス「5G SA」は、コア設備と基地局に新規に5G専用設備を設置し、最大下り速度が4.2Gbpsの超高速・大容量通信を実現しています。
しかしDTI WiMAXでは、5G SAに対応した最新の端末「Speed Wi-Fi 5G X12」「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」はまだ申し込めません。
DTI WiMAXで申し込める端末は、5G SAに未対応の旧世代の端末「Speed Wi-Fi 5G X11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の2機種です。
5G SA対応端末なら最大速度が4.2Gbpsなのに、DTI WiMAXは最大速度が2.7Gbpsまでの遅い端末しか選べません。
旧機種の端末も選択肢が少ない
DTI WiMAXで申し込み時に選択できる端末は、「Speed Wi-Fi 5G X11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の2機種のみです。 ※2023年9月13日現在
製品名 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 |
---|---|---|
ルーターの種類 | モバイルルーター(携帯)型 | ホームルーター(据え置き)型 |
製品外観 | ||
メーカー | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ |
最大下り速度 | 2.7Gbps | 2.7Gbps |
最大上り速度 | 183Mbps | 183Mbps |
同時接続数 | Wi-Fi:16台 USB:1台 | Wi-Fi:40台 有線LAN:2台 |
「Speed Wi-Fi 5G X11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」と同世代の端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」は選べません。
選択肢が少ないのも、DTI WiMAXのデメリットです。
DTI WiMAXの良い評判と契約するメリット
DTI WiMAXのデメリットをいくつか紹介してきましたが、メリットはあるのでしょうか。
WiMAXには共通するメリットがあり、これはDTI WiMAXにもあてはまります。
WiMAXのメリット
- 工事や工事費が不要
- 通信速度が速い
- データ容量が無制限
- 家でも外でも利用できる
多くはありませんが、DTI WiMAXの独自のメリットもあります。
・安心サポートが2ヶ月無料
・無料DTI Club Offに無料で加入できる
ただし、DTI WiMAXのメリットはデメリットに比べてメリットが非常に少なく、「これがあるからDTI WiMAXを選ぶべき!」と言えるほどの強みではありません。
安心サポートが2ヶ月無料
新規契約すると特典として端末修理保証サービス「安心サポート」が2ヶ月間無料です。
・安心サポート(月額330円)
→正常な使用状態で端末が故障・破損した場合修理もしくは交換対応
ただし、補償内容が充実している端末修理保証サービス「安心サポートワイド」「安心サポートワイドプラス」は2ヶ月無料の対象ではありません。
「安心サポート」は水濡れや紛失・盗難が保証されないので、あまり頼りになるオプションといえません。
機器保障サービスの詳しい内容は「オプションサービスを選択」の「端末修理保証サービス」の項目で解説します。
DTI Club Offに無料で加入できる
DTI WiMAXに申し込むと、DTI会員向け優待サービス「DTI Club Off」に無料で加入できます。
DTI Club Offは企業向け福利厚生代行サービス「リロクラブ」と提携したサービスで、宿泊施設やレジャー施設、飲食店、スポーツクラブなどを特別優待価格で利用できます。
DTI Club Offの優待特典で、お得になったという口コミがありました。
DTI Club Offとやらに登録してみたんだけど誕生日当日に歌広場で飲み放題含むすべてのプラン無料になるのつよくない?
一人でもいいのかな?
引用元:Twitter
うちが使ってるSIMカードは『DTI』だから、この『DTI Club Off(福利厚生倶楽部)』を使えば、ガソリンはいつでも5円引きだし、ホテルも格安で泊まれるんだよね♪
引用元:Twitter
口コミの他にも、DTI Club Offでは次のような優待サービスを受けられます。
- 宅配ピザ…4,000以上の注文で500円割引
- 映画鑑賞チケット…一般2,000円を1,400円に割引
- コーヒーチェーン店…1サイズアップ無料
- カラオケ店 飲み放題付きプラン…最大20%割引
- フードデリバリーサービス…初回注文1,800円無料
優待対象店として登録されているレジャー施設は16,000施設、飲食店も54,000店以上あり、レジャー施設や飲食店をよく利用する人なら、DTI Club Offに加入するメリットがあるといえます。
ただし、料金の3年間の実質総額で考えると、最安のGMOとくとくBB WiMAXに比べてDTI WiMAXは45,742円も高く、その差を埋められるぐらい優待割引を使えるかどうかは、よく検討したほうがよさそうです。
DTI WiMAXと他社プロバイダとの比較
DIT WiMAXのデメリットやメリットを解説してきましたが、デメリットが気になって他のプロバイダを検討したい人がいるかもしれません。
DTI WiMAXの主なデメリット「総額料金が高い」「端末代金が一括払いのみ」「クレジットカード払いのみ」に注目して他のプロバイダと比較してみました。
プロバイダ | 3年間の実質総額 | 端末料金の支払い方法 | 支払方法 |
DTI WiMAX | 186,340円 | 一括払い | クレジットカード |
GMOとくとくBB WiMAX | 118,818円 | 36回払い | クレジットカード |
カシモWiMAX | 162,316円 | 36回払い 一括払い | クレジットカード |
BIGLOBE WiMAX | 180,708円 | 36回払い 一括払い | クレジットカード 口座振替 |
VisionWiMAX | 164,790円 | 2回払い 一括払い | クレジットカード |
※実質総額料金は、月額料金、契約事務手数料、端末代金、割引やキャッシュバックを合わせた金額です。
この中から特におすすめのプロバイダを3つ紹介します。
・最安で利用するならGMOとくとくBB WiMAX
・シンプルな料金プランのカシモWiMAX
・口座振替が選べるBIGLOBE WiMAX
おすすめの理由も解説するので、気になるプロバイダがあったらぜひチェックしてください!
最安で利用するならGMOとくとくBB WiMAX
GMOとくとくBB WiMAXは、キャッシュバックを含めた総額料金が一番安いプロバイダです。
全ての新規申し込み者が25,500円のキャッシュバックの対象で、他社からの乗り換えだと最大40,000円もの高額キャッシュバックを受け取り可能です。
ただしキャッシュバックの受け取り方法が複雑なので、「GMOとくとくBB WiMAXの評判の記事」を参考にしてください。
一番の魅力は、2年間・3年間の実質総額の安さです。
主なWiMAXプロバイダを、3年間の実質総額の安い順に並べてみました。
プロバイダ | 2年間の実質総額 | 3年間の実質総額 |
---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 66,095円 | 118,818円 |
Broad WiMAX | 97,369円 | 153,205円 |
カシモWiMAX | 109,780円 | 162,316円 |
VisionWiMAX | 110,406円 | 164,790円 |
ヨドバシWiMAX | 116,836円 | 176,236円 |
UQ WiMAX | 116,371円 | 177,586円 |
BIGLOBE WiMAX | 112,332円 | 180,708円 |
DTI WiMAX | 107,800円 | 186,340円 |
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
2年間・3年間両方ともにGMOとくとくBB WiMAXが最安なのがわかります。
実質総額が安いWiMAXプロバイダを求めている人には、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
シンプルな料金プランのカシモWiMAX
カシモWiMAXは、月額料金が一定で変わらないシンプルな料金プランのプロバイダです。
カシモWiMAXの料金プランは月額4,370円の「縛りなしプラン」のみです。
初月は1,408円ですが、2ヶ月以降は何ヶ月利用してもずっと4,370円のままで料金が一定でわかりやすいです。
端末代金は36回の分割払いを選択すると、月々の端末分割払いサポート割引があるので実質無料です。
そして「縛りなしプラン」の名前の通り、契約期間に縛りがなく、いつ解約しても解約違約金が発生しません。(ただし端末代金を分割で購入している場合は、端末代金の残債が請求される)
とにかくシンプルでわかりやすい料金プランがカシモWiMAXの強みです。
WiMAXの複雑な料金プランはわかりにくくて苦手で…という人でもカシモWiMAXなら安心ですね。
口座振替が選べるBIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXはインターネットサービスで有名なBIGLOBEが運営しているWiMAXプロバイダで、口座振替が選べるのが特徴です。
BIGLOBE WiMAXでは、月額料金の支払いに口座振替が選択可能です。
口座振替手数料が毎月220円かかりますが、口座振替で払いたい人にとってBIGLOBE WiMAXは数少ない選択肢の一つです。
ただし、クレジットカード払いだと端末が最短2日で届きますが、口座振替だと到着までに2週間前後かかってしまいます。
すぐにWiMAXを利用したい場合は、クレジットカード払いがおすすめです。
また、BIGLOBE WiMAXではSIMカードのみの契約ができます。
他のWiMAXプロバイダを解約したなどの理由で既に端末を所有している場合、端末代金が無料になるのでお得です。
口座振替で払いたい人、既に持っている端末を活用したい人はBIGLOBE WiMAXがぴったりです。
BIGLOBE WiMAX:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/lp/afi/
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DTI WiMAXギガ放題プランへの申し込み手順
ここまで、DTI WiMAXのメリット・デメリットを解説しました。
実際にDTI WiMAXに申し込みたい人のために、申し込みの手順や注意点を解説します。
WiMAXの提供エリアの確認
最初に必ずWiMAXの提供エリアを確認してください。
WiMAXの提供エリアは、UQ WiMAXの公式サイトで確認できます。
WiMAXを使用したいエリアを指定し、電波の種類「スタンダードモード」かオプションの「プラスエリアモード」を選択します。
黄色のエリアが4Gの電波が届くエリア、オレンジ色と赤色のエリアが5Gの電波が届くエリアです。
スタンダードモードでは電波が届かない場所でも、プラスエリアモードなら利用できる可能性があります。
左のスタンダードモードに比べて、右のプラスエリアモードは4Gの提供エリアが拡大しているのがわかります。
ただしDTI WiMAXでは、プラスエリアモードを利用すると月額料金1,100円が追加で必要です。
申し込みページを開く
WiMAXの提供エリアを確認した後、DTI WiMAX公式サイト右上の「お申込み」ボタンから「DTI WiMAX 2+ 新規申し込み」ページにすすみます。
プランを選択
「プラン選択」で申し込むプランにチェックを入れます。
DTI WiMAXで申し込めるプランは「DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラスプラン(2年)」のみです。
ホームルーターとポケット型WiFiのどちらかの端末を選ぶ
DTI WiMAXで使用したい端末機種を選択します。
DTI WiMAXで提供している端末はモバイルルーター型の「Speed Wi-Fi 5G X11」とホームルーター型の「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の2機種です。
製品名 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 |
---|---|---|
ルーターの種類 | モバイルルーター(携帯)型 | ホームルーター(据え置き)型 |
製品外観 | ||
メーカー | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ |
最大下り速度 | 2.7Gbps | 2.7Gbps |
最大上り速度 | 183Mbps | 183Mbps |
端末料金 | 端末本体のみ 21,780円 端末本体+クレードルセット 25,630円 | 21,780円 |
同時接続数 | Wi-Fi:16台 USB:1台 | Wi-Fi:40台 有線LAN:2台 |
連続通信時間 | 約490分 | 無制限 |
電源 | バッテリー(容量4,000mAh) | ACアダプタ(100V) |
サイズ | 約W136.0×H68.0×D14.8mm | 約W101.0×H179.0×D99.0mm |
重量 | 約174g | 約446g |
モバイルルーター型とホームルーター型のどちらを選べばいいのか、それぞれの特徴をまとめてみました。
ホームルーター型の「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」とモバイルルーター型の「Speed Wi-Fi 5G X11」の下り回線速度を比較してみました。
時間帯 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | Speed Wi-Fi 5G X11 |
---|---|---|
朝(5:00~8:59) | 134.82Mbps | 85.77Mbps |
昼(12:00~12:59) | 92.16Mbps | 67.08Mbps |
夕方(16:00~18:59) | 95.15Mbps | 67.1Mbps |
夜(20:00~22:59) | 88.25Mbps | 61.04Mbps |
深夜(0:00~4:59) | 184.47Mbps | 86.52Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12がSpeed Wi-Fi 5G X11より、明らかに下り速度が速いです。
ただしSpeed Wi-Fi HOME 5G L12はAC電源が必要で、500mlのペットボトル2本を束ねたぐらいの大きさがあります。
対してSpeed Wi-Fi 5G X11はスマホサイズでコンパクトなので、ポケットにいれて持ち運ぶのも簡単です。
自分が主にどのような場面でWiMAXを使用するのか、よく考えてから端末を選ぶといいでしょう。
主に外で使う人はモバイルルーター型、家で使う人はホームルーター型がおすすめですね。
Speed Wi-Fi 5G X11はオプションとして、端末を置くだけで充電できる台座「クレードル」を追加可能です。(※クレードル代金3,850円が追加で必要)
クレードルは充電機能のほかに「有線LANポートがある」「通信性能が向上する」などの便利な機能があるので、詳細は「DTI WiMAX でクレードルは必要?」の項目で解説します。
契約者情報を入力
契約者情報を入力します。
20歳未満の人はDTI WiMAXに申し込みできません。
クレジットカード情報を入力
月々の料金と端末料金の支払い用に登録するクレジットカードの情報を入力します。
DTI WiMAXはクレジットカード払いのみで、口座振替払いはできません。
オプションサービスを選択
DTI WiMAXには2つの有料オプションがあるので、必要なオプションがあれば一緒に申し込みます。
・端末修理保証サービス…「安心サポート」「安心サポートワイド」「安心サポートワイドプラス」
・有害サイトフィルタリングサービス…「i-フィルター For DTI」
端末修理保証サービス
端末修理保証サービスは、端末の故障や破損にそなえる月額有料サービスです。
新規申し込み時のみ付けられるオプションで、あとから付けるのは不可能なので、よく考えて選んでください。
端末修理保証サービスは、保証内容と月額料金が異なる3つのコースがあります。
コースによって、保証範囲が異なります。
保証範囲 | 安心サポート | 安心サポートワイド | 安心サポートワイドプラス |
正常な使用状態で端末が故障・破損した | 無料で修理もしくは交換 | 無料で修理もしくは交換 | 無料で修理もしくは交換 |
故意でない水濡れで端末が故障・破損した | × | ||
端末を盗難された、紛失した/バッテリー劣化で端末が故障した | × | × | 有償で交換(1回目:3,300円 2回目以降:5,500円) |
一番安い「安心サポート」は最低限の保証内容で、水濡れ故障は保証外です。
水濡れ故障を保証するのは「安心サポートワイド」からで、盗難・紛失を保証するのは一番高い「安心サポートワイドプラス」のみです。
物を失くしやすい人であれば、さらに注意が必要です。
DTI WiMAX公式サイトの「FAQ」を引用します。
Q. 機器を紛失した場合について(WiMAX2+)
DTI WiMAX公式サイト
A. 機器を紛失された場合は、本サービスがご利用いただけませんのでサービスの解約手続きが必要となります。
「安心サポートワイドプラス」を申し込まなかった場合、端末を紛失するとDTI WiMAXを解約しなければなりません。
端末を紛失した場合を考えて、どの端末修理保証サービスを付けるのか、それとも付けないのか、決めてくださいね。
有害サイトフィルタリングサービス
「i-フィルター For DTI」は、有害サイトへのアクセス制限や個人情報の保護を強化するWebフィルタリングサービスで、月額330円です。(新規申し込み者は初月無料)
詳しいサービス内容はi-フィルター For DTI公式サイトで確認できます。
申し込み完了
確認事項をよく読み、「規約・約款に同意のうえ、確認事項すべて確認しました」にチェックを入れます。
「次へ」を押して、申し込み手続きを完了します。
DTIから機器が発送されるので、設定して利用開始
申し込み後、DTIで審査が通れば一週間ほどで端末機器が到着するので、設定してWiMAXの利用を開始します。
DTI WiMAX公式サイトに端末機種/OSごとの詳しいマニュアルが掲載されているので、確認しながら設定しましょう。
DTI WiMAXの解約方法と注意点
DTI WiMAXを解約するには2つの方法があります。
DTIカスタマーサービスは、平日の午前10時から午後5時までしか受け付けていませんし、有料のナビダイヤルなので時間もお金もかかってしまいます。
会員ページ「MyDTI 」なら24時間いつでも解約を申し込めるので、簡単でおすすめです。
当月末での解約締日は毎月25日まで
DTI WiMAXは解約月は日割計算にならず、1ヶ月分の月額料金が請求されます。
土日祝日に関わらず25日が解約締日に設定されていて、25日までに解約手続きをすれば当月末日の解約に、26日以降に手続きをすると翌月末日の解約になります。
末日に解約されるまで、DTI WiMAXは利用可能です。
・前月25日~当月25日に解約手続き→当月の末日に解約
・当月26日~翌月25日に解約手続き→翌月の末日に解約
解約月は日割計算にならないので、例えば9月26日に解約手続きをすると10月31日の解約になり、10月分の料金が請求されます。
解約スケジュールをよく確認して、解約手続きをしましょう。
端末の返却方法
DTI WiMAXは、申し込みと同時に端末を一括で購入するため、解約時に残債は発生せず、端末とSIMカードを返却する必要はありません。
ご利用機器につきましては、お客様への譲渡となりご返却いただく必要はございません。お客様にて破棄していただけますようお願いいたします。
DTI WiMAX公式サイト
端末の捨て方は、住んでいる自治体によって処分方法が異なるので、自治体の役所に問い合わせてください。
また、廃棄する以外にも「他のWiMAXプロバイダで再利用する」「フリマサービスで売却する」方法があります。
他のWiMAXプロバイダで再利用する
SIMカードのみでWiMAXを申し込めるプロバイダなら、端末を再利用できるので、端末代金が無料になります。
途中解約しても、端末代金の残債の支払いがないのもメリットです。
SIMカードには種類があり適合する端末が異なるので、申し込み時にはよく確認してください。
フリマサービスで売却する
不要になった端末は、フリマサービスやフリマアプリで売却できます。
相場を調べたところ、Speed Wi-Fi 5G X11の美品で6,000~8,000円、使用感があっても3,000円~5,000円で取引されていました。(※2023年9月現在)
ただし、売却時には注意点があります。
■フリマサービスで売却するときの注意点
端末のSIMカードには契約者の個人情報が記録されているので、個人情報保護のため必ずSIMカードを抜き、端末の初期化を行う。
端末に個人情報が残ったまま売却しないように十分に気を付けてください。
解約違約金が発生する場合も
DTI WiMAXの現行プラン「DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラスプラン(2年)」は最低契約期間が24ヶ月で、その後は24ヶ月ごとに自動更新されます。
契約更新月は25ヶ月目で、その後は49ヶ月目、73ヶ月目…と24ヶ月ごとに契約更新月がきます。
契約更新月以外の解約は、契約解除料(解約違約金)として1,100円が発生します。
解約を申し出た月 | 解約違約金 |
1~24ヶ月目 | 1,100円 |
25ヶ月目(契約更新月) | 0円 |
26~48ヶ月目 | 1,100円 |
49ヶ月目(契約更新月) | 0円 |
50~72ヶ月目 | 1,100円 |
73ヶ月目(契約更新月) | 0円 |
端末を分割払いで購入するプロバイダの場合、解約時に残債を一括して払わなければなりませんが、DTI WiMAXは申し込み時に端末を一括で購入しているので、解約違約金の1,100円のみ払います。
旧プランでは10,450円の高額な解約違約金が請求されましたが、現在のプランでは1,100円しか請求されません。
■解約違約金が10,450円の旧プラン(新規申し込み終了)
・DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラスプラン(3年)
・DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラン(3年)
・DTI WiMAX 2+ モバイルプラン(3年)
・DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラン(2年)
・DTI WiMAX 2+ モバイルプラン(2年)
8日以内なら初期契約解除制度を利用できる
DTI WiMAXの現行プラン「DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラスプラン(2年)」では、初期契約解除制度を利用できます。
初期契約解除制度は、契約書を受け取って8日以内なら解約違約金を支払わずに解約できる制度です。
実際に端末が届いてWiMAXを利用しようとしたら、電波が入らなくて繋がらなかった場合など、初期に少ない負担で契約をキャンセルできます。
ただし、DTI WiMAXの公式サイトでは下記の注意書きがあります。
※ DTI WiMAX 2+ ギガ放題プラスプラン(2年、3年)をお申し込みの場合、ご購入された端末機器は初期契約解除制度の対象外となるため、返却の必要はございません。
DTI WiMAX公式サイト
「初期契約解除制度の対象外」つまり、初期契約解除制度で契約をキャンセルしても端末の返品・返金はできないので、端末代金を支払わなければなりません。
DTI WiMAXの端末代金は21,780円(Speed Wi-Fi 5G X11 クレードルセットは25,630円)なので、初期契約解除制度を利用してもこの金額を支払う必要があります。
この点をふまえて、DTI WiMAXの申し込み・解約を検討してください。
DTI WiMAX によくある質問
DTI WiMAXを検討している人や利用中の人からよくある質問を紹介します。
- DTI WiMAX はデビットカードで支払い可能?
-
可能だがおすすめできない。
- DTI WiMAX の通信速度は遅い?
-
WiMAXはどのプロバイダもUQコミュニケーションズの回線を使っているので、通信速度は同じ。
- DTI WiMAX でクレードルは必要?
-
クレードルの機能が欲しい人は必要。
- DTI WiMAXはどんなキャンペーンがある?
-
「キャッシュバック」と「はじめる割」キャンペーンがある。
- DTI WiMAXはどういう人におすすめできる?
-
UQスマホ・auスマホユーザーでなく、継続利用が2年以内の人ならおすすめできる。
DTI WiMAX はデビットカードで支払い可能?
DTI WiMAXは月額料金の支払いがクレジットカードのみですが、DTI WiMAX公式サイトではデビットカードの不可が明記されていません。
デビットカードが利用できるかどうかDTI WiMAXのサポートに問い合わせたところ、「デビットカードは利用可能だが、以下の理由で通常のクレジットカードの登録を案内している」という返答でした
・デビットカードによっては継続課金に対応していなかったり、請求時にエラーになったりするカードがある。
・その場合「払込票」での請求になり、督促手数料550円が発生する。
結論として、DTI WiMAXではデビットカードで支払い可能ですが、推奨されていません。
DTI WiMAX の通信速度は遅い?
DTI WiMAXをはじめWiMAXプロバイダは、全てUQコミュニケーションズの回線を利用しています。
つまり、通信速度はどのプロバイダでも変わりません。
通信速度に差がでる要因はプロバイダの違いではなく、利用環境の違いです。
通信速度に差が出る利用環境の要因
- 障害物に電波が邪魔されている
- 端末への接続台数が多すぎて回線が混雑している
- 端末・スマホ・パソコンの性能が低い、もしくは不具合が発生している
- WiMAX以外の電波から干渉を受けている
障害物に電波が邪魔されている
「電波が届かない場所では使えない」で解説しましたが、WiMAXの電波は遮蔽物に遮られやすい弱点があります。
壁や地下、車内などはよく知られた遮蔽物のある環境ですが、意外な遮蔽物が「水槽」です。
水も電波を通しづらいため、水槽の横も避けた方がいい場所です。
端末への接続台数が多すぎて回線が混雑している
WiMAXの端末には複数のスマートフォンやパソコン、ゲーム機器を繋げられますが、接続台数が多いと回線が混雑して速度が低下します。
速度が遅いと感じたときは、まず端末への接続台数を減らしてみてください。
端末・スマホ・パソコンに不具合が発生している
WiMAXは長時間使用する場面が多く、端末に連続して負荷がかかり不具合が発生しやすいです。
電源を切ってしばらく置く、再起動するなどの処置で端末をリセットすると、不具合が改善される場合が多いです。
念のため、WiMAXに繋がっているスマートフォンやパソコンも再起動するとさらに良いでしょう。
WiMAX以外の電波から干渉を受けている
WiMAXと周辺機器を繋ぐWi-Fiの電波は、2.4Ghz帯と5Ghz帯が使用されています。
2.4Ghz帯はWiMAX以外でも使われているので、他の機器から電波の干渉を受けやすいことが、速度が低下する原因です。
・2.4Ghz帯を利用している機器
Bluetooth機器、電子レンジ、コードレス電話など
WiMAXの端末とこれらの機器を離すと、電波が安定して速度が改善されやすいです。
WiMAXの速度が遅いと思ったら、まずこれらの要因をチェックして、自分のWiMAX環境を見直しましょう。
DTI WiMAX でクレードルは必要?
クレードルは、スマートフォンやモバイルルーターなどデジタル端末をのせる台座で、充電機能を備えているタイプが主流です。
充電機能の他にもさまざまな機能があります。
クレードルの主な機能
- 端末本体を置くだけで充電できる
- パソコンと有線LANで接続できる
- クレードル内部のアンテナで通信性能が向上する
- 端末本体に傷がつくのを防ぐ
クレードルにはLANケーブルを繋げられるイーサネットポートがあるため、無線LANのないパソコンやデジタル機器と有線LANで繋げられます。
モバイルルーターを電波の届きやすい窓際に置き、パソコンは電波の届かない部屋の奥に置いて有線LANで繋ぐ利用方法も可能です。
また、クレードルにアンテナが内蔵されているので、モバイルルーターの受信感度が向上し通信速度が速くなる効果があります。
実際に、クレードルにパソコンを繋いでいる口コミがありました。
夜間では不安定になる時間帯もありますが、日常生活の時間帯では余り回線速度遅いとは思いませんでしたよー。
ちなみに端末はモバイルルーターのSpeed Wi-Fi 5G X11です。
充電器兼ねたクレードルから有線でPC使ってますが、アマプラやYoutubeは快適に見れてました。
引用元:Twitter
モバイルルーターでも有線LANを利用したい人、電波状況を改善したい人にクレードルはおすすめです!
DTI WiMAXはどんなキャンペーンがある?
DTI WiMAXには2つのキャンペーンがあります。
DTI WiMAXでは、端末本体代金相当額の21,780円がもらえるキャッシュバックキャンペーンを実施中です。
キャッシュバックがもらえる条件は「キャッシュバックがもらえるのは契約から13ヶ月後」で解説しています。
「はじめる割」は、申し込みから25ヶ月目まで、月額料金から毎月550円を割引くキャンペーンです。
キャンペーンが適用されている期間中は、4,730円の月額料金が割引されて4,180円になりお得です。
DTI WiMAXはどういう人におすすめできる?
DTI WiMAXをおすすめできるのは、どのような条件の人でしょうか。
多くのWiMAXプロバイダでUQスマホ・auスマホとセットで割引になるキャンペーンがありますが、「スマホとのセット割がない」で説明したとおりDTI WiMAXはスマホ割りがありません。
UQスマホ・auスマホユーザーがわざわざスマホ割を捨てるのはもったいないですが、UQスマホ・auスマホユーザーでなければ最初からスマホ割がないので、DTI WiMAXを選んでも損はありません。
また、料金も3年間の実質総額では他のプロバイダより高額ですが、「はじめる割」が適用される2年間まではむしろ安いです。
UQスマホ・auスマホユーザーではなく、継続利用が2年以内の人なら、DTI WiMAXをおすすめできます。
プロバイダ | 2年間の実質総額 |
---|---|
GMOとくとくBB WiMA(5G SA) | 81,055円 |
Broad WiMAX | 97,369円 |
DTI WiMAX | 107,800円 |
カシモWiMAX(縛りなしプラン) | 109,780円 |
VisionWiMAX | 110,406円 |
BIGLOBE WiMAX「ギガ放題プラスS」 | 112,332円 |
ヨドバシWiMAX | 116,836円 |
UQ WiMAX | 131,934円 |
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
表を見ると、Broad WiMAXは2年間実質総額でもDTI WiMAXより安いですが、初期費用が高すぎる、運営会社の評判がよくないなどのデメリットがあります。
GMOとくとくBB WiMAXも2年間実質総額でDTI WiMAXより安いですが、キャッシュバックの受け取り方法が独自で非常に面倒というデメリットがあります。
対してDTI WiMAXは、キャッシュバックがもらえるのは契約から13ヶ月後と遅めではありますが、受け取り方法はそれほど難しくありませんし、金額も端末代金に相当する21,780円と悪くありません。
複雑な手続き不要でキャッシュバックを受け取りたい人に向いています。
また、レジャー施設や飲食店をよく利用する人なら「DTI Club Off」の特典を大いに活用できてお得になるので、そういう人もDTI WiMAXを選択肢にいれてもいいかもしれません。
まとめ:DTI WiMAXはおすすめできない
この記事では、DTI WiMAXの特徴や評判、メリット・デメリットを紹介してきました。
DTI WiMAXの特徴まとめ
- 最新端末に対応した5G SAプランがない
- 他社と比べて3年間の実質総額が高い
- スマホとのセット割や、DTIの光回線とのセット割がない
- 端末代金の支払いが一括のみ
- キャッシュバックがもらえるのは契約から13ヶ月後
- DTI会員の優待特典「DTI Club Off」が利用できる
- 「安心サポート」が2ヶ月間無料
まとめると、メリットがデメリットを上回らず、DTI WiMAXはあまりおすすめできません。
WiMAXプロバイダを検討するなら、他におすすめできるプロバイダがあります。
・最安でWiMAXを使える「GMOとくとくBB WiMAX」
・シンプルな料金プラン「カシモWiMAX」
・口座振替が選べる「BIGLOBE WiMAX」
おすすめポイントを「DTI WiMAXと他社プロバイダとの比較」で解説しているので、チェックしてみてくださいね!