ギガWi-Fiの評判は？口コミから見るメリットとデメリット

ギガWi-Fiの評判や口コミ、メリットやデメリットをまとめました。

結論から言うと、ギガWi-FiはクラウドWiFiの契約期間に縛りがある100GBプランの中で、最安で利用できます。

一方で、ギガWi-Fiは、お得なキャンペーンや割引がなかったり、2年ごとに自動更新で解約金が発生したりなど、おすすめできないこともあります。

この記事では、ギガWi-Fiの評判や口コミを紹介し、メリットやデメリットを解説します。

すでにお話した通り、クラウドWiFiの100GBプランの中であれば最安なので、すぐに詳細を確認したい場合は以下のボタンをクリックしてください。

ギガWi-Fiとは

運営会社	株式会社メディアサービス
最低契約期間	24ヶ月
解約違約金	大容量プラン：2,600円 ミニ従量プラン：550円
縛りなしオプション	なし
契約事務手数料	3,300円
開始月の日割り計算	なし
キャッシュバック	なし
無料お試し	なし
海外利用	あり
支払い方法	クレジットカード
端末発送	最短即日発送
法人契約	なし

プランとデータ容量	2年実質総額 （2年実質月額）	3年実質総額 （3年実質月額）
大容量プラン：100GB	70,675円 （2,827円）	103,015円 （2,785円）
ミニ従量プラン：5GB	17,050円 （682円）	23,650円 （640円）
ミニ従量プラン：10GB	29,425円 （1,177円）	41,965円 （1,135円）
ミニ従量プラン：20GB	41,800円 （1,672円）	60,280円 （1,630円）

ギガWi-Fiは、クラウドWiFiのサービスの1つです。

3大キャリアであるdocomo、au、SoftBankのネットワーク回線を利用して、日本の幅広いエリアでインターネット接続が可能です。

また、「大容量プラン」と「ミニ従量プラン」の2つのプランがありますが、最大通信速度は同じです。

下り最大通信速度：150Mbps
上り最大通信速度：50Mbps

2つのプランで大きく異なるのは、料金体系と月間に利用できるデータ容量の違いです。

大容量プランの場合は、100GB以上利用すると256kbpsの速度制限がかかります。

他にも、ミニ従量プランは利用したデータ容量に応じて料金が変わりますが、データ上限は20GB、それ以上利用すると通信できなくなります。

また、ミニ従量プランは大容量プランと違い、利用する端末の購入が必要です。

利用する端末は2年の分割払いで購入する必要があり、大容量プランと違い選べません。

端末割賦代金	2年割	端末負担金
1,100円	-1,100円	0円

実際は、2年割で1,100円割引されるので、端末代金を負担することはありませんが、2年未満で契約を解約すると、端末残債を支払わなくてはいけません。

解約違約金
大容量プラン：2,600円（2年ごとの自動延長）
ミニ従量プラン：550円（2年ごとの自動延長）　+　端末残債

ただし、どちらのプランを選んでもクラウドWiFiの中でも最安クラスですので、とにかく安く利用したい方におすすめです。

ギガWi-Fiの「大容量プラン」

ギガWi-Fiの大容量プランは、手続き不要で電源を入れるだけで海外で利用できます。

また、利用できる海外も134地域と多く、1日に1GBが1,200円で利用可能です。

そこで、他の海外利用に対応しているクラウドWiFiとギガWi-Fiの対応国数と利用料金を、表で比べてみました。

サービス名	申し込み	対応国数
ギガWi-Fi	不要	134ヵ国
クラウドWiFi東京	不要	134ヵ国
ゼウスWiFi	データの購入が必要	106ヵ国
限界突破WiFi	不要	107ヵ国

他のクラウドWiFiと比べても、対応国数が多いので、海外利用が多い場合におすすめです。

ギガWi-Fiの海外利用できる国を知りたいときは、利用国・地域一覧を確認してください。

また、ギガWi-Fiの大容量プランは、1ヶ月に100GBのデータ容量が使えます。

データ利用量の目安は以下です。

SNSや動画配信サービス名	利用時間	データ利用量
Instagram（写真閲覧）	60分	0.42GB
LINE（ビデオ通話）	60分	0.27GB
Facebook（写真閲覧）	30分	0.15GB
X（旧Twitter）（写真閲覧）	60分	0.24GB
YouTube（HD画質 720p）	60分	1.08GB
Prime Video（HD画質 720p）	映画1本分	1.26GB

InstagramやX（旧Twitter）などを毎日1時間以上利用する場合、10GB以上データ容量が必要です。

他にも、YouTubeやPrime Videoで動画を見ることが多いのであれば、それ以上にデータ容量が必要ですので、100GBプランを選ぶと良いでしょう。

反対に動画視聴もSNSもそれほど利用しないなら、利用料金を抑えられるミニ従量プランがおすすめです。

例えば、大容量プランを選ぶと、1日あたり約3.3GB利用できます。

そこで、SNSや動画配信サービスでは、どのくらい利用できるかを調べてみました。

1日約3.3GB利用した場合
Instagram（写真閲覧）：8時間（約3.36GB使用）
LINE（ビデオ通話）：12時間（約3.24GB使用）
X（旧Twitter）（写真閲覧）：14時間（約3.36GB使用）
YouTube（HD画質 720p）：3時間（約3.24GB使用）

YouTube以外のSNSであれば、問題ありません。

また大容量プランは、1日にどんなにデータ通信を行っても速度制限がかかりません。

一部のクラウドWiFiは速度制限がかかるので、休日や週末などにまとめて利用する場合は不便です。

大容量プランの詳細を、表にまとめました。

プラン容量	100GB
契約期間	2年自動更新
解約違約金	2,600円
月額料金	2,695円
海外利用	1日/1GB/1,200円
2年実質総額	70,675円

大容量プランには2年ごとの自動更新があり、更新月以外に解約をすると2,600円かかります。

また、すべて無料でレンタルできますが、未返却や故障していた場合、19,800円請求されます。

そのため、万が一に備えて月額660円の「クラウド安心サービス」に加入しておけば、機器の故障や水漏れ、盗難などに対して、2,200円で端末を交換可能です。

ただし、クラウド安心サービスにはルールがあるので、気になる方は、端末補償のオプションがあるをご確認ください。

そこで、大容量プランがおすすめの場合をまとめました。

SNSや動画配信サービスを利用することが多いのであれば、クラウドWiFiの100GBプランの中でも最安で利用できる、ギガWi-Fiの大容量プランがおすすめです。

ギガWi-Fiの「ミニ従量プラン」

もう1つのミニ従量プランは大容量プランと違い、海外利用はできません。

他にも、利用した分のデータ通信量によって月額料金が変わります。

また、大容量プランと同じように2年ごとの自動更新ですが、解約違約金は550円です。

そこで、ミニ従量プランのデータ利用量ごとの利用料金を、以下の表にまとめました。

データ利用量	月額料金	2年実質総額
5GB未満	550円	17,050円
5GB〜10GB未満	1,045円	29,425円
10GB〜20GB	1,540円	41,800円

ミニ従量プランはデータ利用料によって料金が変わりますが、クラウドWiFiを利用したことがないとデータ通信量はイメージしづらいです。

そこで、毎日どのくらいSNSや動画配信サービスが利用できるかを調べてみました。

例えば1ヶ月20GBのデータ容量では、1日約0.66GB利用可能です。

1日約0.66GB利用した場合
Instagram（写真閲覧）：90分（約0.63GB使用）
LINE（ビデオ通話）：120分（約0.54GB使用）
X（旧Twitter）（写真閲覧）：180分（約0.6GB使用）
YouTube（HD画質 720p）：30分（約0.54GB使用）

SNSやメール、動画配信サービスを頻繁に視聴しないのであれば、不満なく利用できるかと思います。

20GBで視聴できる動画の目安
YouTube（HD画質 720p）：18時間
Prime Video（HD画質 720p）：映画15本分

YouTubeやPrime Videoなどの動画配信サービスの利用を考えている場合は、上記の時間を目安にしてください。

ただし、ミニ従量プランは20GB以上利用できないので注意してください。

100GBプランは容量を超えると256kbpsまで速度制限されますが、ミニ重量プランはまったく通信ができなくなります。

ミニ従量プランがおすすめの場合をまとめました。

ギガWi-Fiのミニ従量プランは、利用目的がはっきりとしている方や、海外利用を考えていない場合はお得です。

クラウドSIMは3大キャリアの回線が使える

ギガWi-Fiは、クラウドWiFiのサービスの1つです。

クラウドWiFiは、物理的なSIMカードを用いず、クラウド上に存在するSIMカードと端末間で通信します。

そのため、3大キャリアであるdocomo、au、SoftBankのネットワーク回線を利用して、日本の幅広いエリアでインターネット接続が可能です。

ただし、3大キャリアの通信エリアが利用できても、5G回線やプラチナバンドが全部使えるわけではありません。

そこで、ギガWi-Fiで利用可能なプラチナバンドの周波数を、表でまとめました。

サービス名	700MHz帯	800MHz帯	900MHz帯
docomo	◯	◯	×
au	◯	◯	×
SoftBank	◯	×	◯

700MHz〜900MHzの周波数帯は、建物や地下など、障害物があっても電波が届きやすい特徴があります。

ただし、ギガWi-Fiがプラチナバンドを利用できても、4G/LTE回線を自動で選択して接続するため、不安定で遅い回線に繋がる場合もあります。

また、docomo、au、SoftBankそれぞれのキャリアのプラチナバンドが、ギガWi-Fiでは部分的に使えません。

そのため、クラウドSIMが3大キャリアすべての回線を使えるからといって、5G回線や一部プラチナバンドの周波数帯が利用できない等、上位互換ではありません。

例えば、ギガWi-Fiで利用できるのは4G/LTE回線のみで、より速い5G回線が利用できる3大キャリアのスマホや、WiMAXより通信速度が遅いです。

そこで、ギガWi-FiとWiMAX、3大キャリアの利用エリアと最大下り速度を、以下の表で比べてみました。

サービス名	利用エリア	最大下り速度
ギガWi-Fi	4G/LTE回線	150Mbps
WiMAX スタンダードモード	WiMAX2+ au 4G/LTE回線 au 5G回線	4.2Gbps
WiMAX プラスエリアモード	au 4G/LTE回線 au 5G回線	4.2Gbps
docomo au SoftBank	3G回線 4G/LTE回線 5G回線	384kbps 1Gbps 4.9Gbps

WiMAXのスタンダードモードは、利用可能な通信エリアが3つありますが、建物や地下など、障害物があっても電波が届きやすいプラチナバンドは利用できません。

他にも、プラチナバンドを利用するには、プラスエリアモード（月額1,100円）への加入が必要です。

反対にギガWi-Fiの4G/LTE回線は、オプション料金を支払わなくてもプラチナバンドを利用できるので、幅広いエリアで繋がります。

ギガWi-Fiの利用エリアを知りたいときは、3大キャリアのSoftBankの通信エリアを参考にしてください。

ただし、ギガWi-Fiと他のサービスの通信速度を比べると、最も速い5G回線とでは、約32倍の差があります。

そのため、ギガWi-Fiは3大キャリアの回線が使えますが、5G回線やプラチナバンドが使える3大キャリアの上位互換ではありません。

ギガWi-Fiの評判

ここからは、ギガWi-Fiの評判を3つ紹介します。

ギガWi-Fiの口コミを見てみると、電波の繋がりづらさや公式サイトの分かりづらさへの不満などの評判が目立ちました。

評判①：ギガWi-Fiが繋がらない
・3大キャリアのネットワーク回線を利用しているため、広いエリアで繋がる
・利用時間や場所によっては繋がりにくい

評判②：公式サイトを見ても情報がわかりづらい
・公式サイトを見ても、契約期間や契約解除料など重要なことが分かりづらい
・不明点はカスタマーサポートへ確認してから契約をする

評判③：速度や料金に満足している口コミも
・YouTube（HD 1080p）を見れる速度が出ている
・18時と21時に利用しても不満なく使える

そこで、実際の口コミを見ながら、ギガWi-Fiがどのようなサービスなのかを解説します。

ギガWi-Fiが繋がらない

ギガWi-Fiには、繋がらないといった評判がありました。

ギガWi-FiとGMOとくとくBB WiMAXの通信速度を、以下の表で比べてみました。

サービス名	平均下り速度	平均上り速度
ギガWi-Fi	12.62Mbps	18.39Mbps
GMOとくとくBB WiMAX （Speed Wi-Fi HOME 5G L13）	120.78Mbps	19.7Mbps
GMOとくとくBB WiMAX （Speed Wi-Fi 5G X12）	52.54Mbps	13.23Mbps

次に、YouTubeで推奨されている速度を、以下の表にまとめました。

動画の解像度	推奨される持続的な速度
4K	20Mbps
HD 1080p	5Mbps
HD 720p	2.5Mbps
HD 480p	1.1Mbps
SD 360p	0.7Mbps

ギガWi-Fiの速度は、平均下り速度で12.62Mbpsの速さがあります。

12.62Mbpsの速さがあると、HD 1080pの動画の解像度は問題なさそうです。

ただし、GMOとくとくBB WiMAXの平均下り速度と比べると差が4倍以上あり、使用する環境や時間帯によっては速度が落ちたり、通信が安定しない場合もあります。

そのため、WiMAXからの乗り換えた場合は、ギガWi-Fiが遅く感じるかもしれません。

しかし、ギガWi-Fiの速度はYouTubeのHD 1080pの解像度が問題なく再生できる速さなので、他のSNSで利用する場合も問題なさそうです。

ギガWi-Fiの通信エリアは、クラウドSIMは3大キャリアの回線が使えるを参考にしてください。

速度を重視：WiMAX
低価格かつエリア重視：ギガWi-Fi

口コミではギガWi-Fiは繋がらないとのことでしたが、通信可能エリアを重視するのであれば、ギガWi-Fiがおすすめです。

公式サイトを見ても情報がわかりづらい

他には、公式サイトやカスタマーサポートに対する口コミもあります。

公式サイトに表記されている内容と、実際の契約内容が異なる可能性があるようです。

速度や料金に満足している口コミも

最後に、ギガWi-Fiに満足している口コミを紹介します。

利用環境によっては、ギガWi-Fiも問題なく使えているようです。

ギガWi-Fiは、普段利用していて特に不満がないようですので、利用料金を抑えたい場合におすすめのサービスといえます。

ただし、他の口コミでは、速度に対して不満はありませんが、今後どうなるか不安な方もいるようです。

また、口コミにある実測値と先ほど紹介した速度を比べてみても、そこまで通信速度に変化がないように思います。

ギガWi-Fi平均下り速度
2020年4月30日（18時台）：15.69Mbps
2020年4月30日（21時台）：24.37Mbps
2023年10月15日現在：12.62Mbps

使用する環境や時間帯によっては速度が落ちたり、通信が安定しない場合もありますが、3年経過しても問題なく利用できています。

ギガWi-Fiのメリット

続いて、ギガWi-Fiのメリットを紹介します。

ギガWi-Fiは、他のクラウドWiFiに比べて、海外での利用料金が安い地域があったり、データ容量超過後の速度制限が384kbpsであったりと便利です。

384Kbpsの通信速度は、3G回線（64kbps〜384kbps）の最大速度と同じですので、LINEのメッセージや通話であれば問題なく利用可能です。

一部のクラウドWiFiの場合、速度制限がかかると128kbpsの通信速度に低下するので、ほとんど何もできなくなります。

他にも、ギガWi-Fiのメリットは電子書籍が読み放題のビューン@が無料で利用できたり、端末補償のオプションがあったりなどがあります。

縛りあり＆100GBのクラウドWiFiの中では料金が安い

ギガWi-Fiは、契約期間に縛りがある100GBプランの場合、他のクラウドWiFiに比べて実質総額料金が安いです。

他のクラウドWiFiの100GBのプランで、契約期間に縛りがあるサービスの実質総額料金を、以下の表で比べてみました。

サービス名	1年間の実質総額料金	2年間の実質総額料金	3年間の実質総額料金
ギガWi-Fi	38,335円	70,675円	103,015円
THE WiFi	36,580円	82,516円	128,452円
ゼウスWiFi	41,360円	80,520円	126,456円

1年間の実質総額料金は、ギガWi-FiよりもTHE WiFiが安く、差額1,755円です。

ただし2年目以降、ギガWi-Fiの実質総額料金が一番安いので、100GBプランを長く利用することを考えているのであればお得です。

2年目あるいは3年目まで利用するなら、ギガWi-Fiが安く使えます。

またギガWi-Fiは、縛りなしプランを利用できる他のクラウドWiFiと比べても安いです。

サービス名	2年間の実質総額料金	3年間の実質総額料金
ギガWi-Fi	70,675円	103,015円
それがだいじWi-Fi （縛りなし）	88,550円	129,470円
ゼウスWiFi （縛りなし）	121,000円	177,496円

縛りなしプランはいつでも解約ができることがメリットですが、ギガWi-Fiは解約違約金を含めても安いです。

ギガWi-Fi解約違約金：2,600円

ギガWi-Fiの100GBプランは、更新月以外に解約をすると解約違約金2,600円かかりますが、それでも他のクラウドWiFiのサービスと比べて安く利用できます。

そのため、利用料金で選ぶのであればギガWi-Fiを選びましょう。

他のポケットWiFiより比較的安い

ギガWi-Fiは他のポケットWiFiと比べて、比較的安いです。

まずは、毎月20GB程度利用する場合を、以下の表で比べてみます。

サービス名	2年間の実質総額料金	3年間の実質総額料金
ギガWi-Fi （ミニ従量プラン）	41,800円	60,280円
hi-ho Let’s Wi-Fi （従量プラン）	50,550円	73,230円
モンスターモバイル （縛りあり 20GBプラン）	52,800円	76,560円

毎月20GB程度の利用であれば、ギガWi-Fiのミニ従量プランは安く、同じ従量プランのhi-ho Let’s Wi-Fiと比べても、8,750円の差額があります。

ただし、ギガWi-Fiは20GB利用すると通信できなくなりますが、他の2つは通信制限がかかった状態でも利用できます。

サービス名	データ容量使い切り後
ギガWi-Fi （ミニ従量プラン）	利用不可
hi-ho Let’s Wi-Fi （従量プラン）	1日3GB以上利用後128kbpsの速度制限
モンスターモバイル （縛りあり 20GBプラン）	256kbpsの速度制限

他にも、hi-ho Let’s Wi-Fiはデータ利用量により月額料金が変わり、モンスターモバイルにはデータチャージがあります。

hi-ho Let’s Wi-Fi利用料金
〜10GB：月額1,590円
〜20GB：月額1,890円
〜30GB：月額2,490円
30GB〜：月額3,790円

モンスターモバイルデータチャージ料金
500MB：有効期限は1日で225円
1GB：有効期限は7日で330円
3GB：有効期限は30日で665円
7GB：有効期限は30日で979円
30GB：有効期限は60日で3,450円

しかし、データ容量を使い切った後の通信速度はほとんど何もできなかったり、データを追加するには費用がかかります。

そのため、20GBまでしかデータを利用しないのであれば、ギガWi-Fiの月額料金の安さは魅力があります。

「ビューン@」で電子書籍が読み放題

ギガWi-Fiと契約をすると、ビューン@が無料で利用できます。

ビューン@は、LINEで友だち登録するだけで、無料で雑誌14誌とマンガ約10,000冊が読めます。

サービス名	月額料金	サービス詳細
ブック放題	550円	雑誌800誌以上マンガ50,000冊以上
ビューン	480円	雑誌700誌以上
ビューン・コミック	480円	電子コミック50,000冊以上

ただし、ビューン@はギガWi-Fiに加入していなくても、個別でも加入できるサービスです。

そのため、ビューン@目当てでギガWi-Fiを契約する必要はありません。

海外でもインターネットが利用できる

ギガWi-Fiは、面倒な手続きをせずに、電源を入れるだけで海外でインターネットが利用できます。

海外利用ができる他のクラウドWiFiとギガWi-Fiの対応国数と利用料金を表にまとめました。

サービス名	対応国数	利用料金
ギガWi-Fi	134ヵ国	1日/1GB/1,200円
クラウドWiFi東京	134ヵ国	1日/1GB/700円〜
ゼウスWiFi	106ヵ国	1日/300MB/330円〜 7日/1GB/680円〜 30日/3GB/1,490円〜
限界突破WiFi	107ヵ国	1日/1GB/990円〜

表を見ると、ギガWi-Fiは特別安いわけではありません。

しかし、ギガWi-Fiが異なるのは、どの国で利用する場合も1GBあたり1,200円固定であることです

また、他のクラウドWiFiと利用料金を比較するために、下の表では1GB購入した場合で比べました。

国名	ギガWi-Fi	クラウドWiFi東京	ゼウスWiFi	限界突破WiFi
韓国	1,200円	750円	680円	990円
中国	1,200円	1,100円	1,200円	1,830円
アラブ首長国連邦	1,200円	1,750円	1,430円	1,830円
グアム	1,200円	1,450円	1,270円	990円
オーストラリア	1,200円	1,050円	1,210円	1,230円
イギリス	1,200円	750円	1,210円	1,230円
エジプト	1,200円	1,150円	1,210円	1,830円

アジア圏内で利用する場合、他のクラウドWiFiが安いです。

反対に、アラブ首長国連邦やエジプトなどは、ギガWi-Fiが安い場合もあります。

ただし、ギガWi-Fiは他のクラウドWiFiよりも対応している国が多いといったメリットがあります。

海外での利用を考えている方は、一度ギガWi-Fiの利用国・地域一覧を確認してから申し込んでください。

端末補償のオプションがある

ギガWi-Fiには端末補償オプション「クラウド安心サービス」があります。

故障や破損、水漏れなどの他にも、紛失や盗難、火災などのトラブルにも対応してくれるので便利です。

クラウド安心サービスは、大容量プランとミニ従量プランのどちらでも加入できます。

例えば大容量プランの場合、万が一端末が故障したら19,800円請求されます。

24ヶ月加入した場合：15,840円
36ヶ月加入した場合：23,760円

仮に、クラウド安心サービスに24ヶ月加入していた場合の差額は3,960円、36ヶ月加入した場合の差額は3,960円です。

端末を交換するのに2,200円かかりますが、2年間で2回利用できます。

2年間で2回故障した場合の負担額
クラウド安心サービス加入時：　15,840円　+　2,200円×2回　=　20,240円
クラウド安心サービス未加入時：　19,800円×2回　＝　39,600円

万が一、2年間で2回故障すると、クラウド安心サービスに加入していると差額が19,360円です。

スマホを故障させた経験がある場合、加入しておくのがいいかもしれません。

ただし、クラウド安心サービスへ加入するとその分利用料金が上がるので、月額料金を抑えたい場合は入らなくてもいいです。

最短即日で端末が発送される

ギガWi-Fiは、申し込みのタイミングによって最短即日発送されます。

そのため、すぐに利用したいのであれば、一度カスタマーサポートに連絡をして、これから契約を申し込む旨を伝えてください。

また、他のクラウドWiFiやWiMAXの端末発送のタイミングを、以下の表にまとめました。

サービス名	端末発送のタイミング
ギガWi-Fi	最短即日
それがだいじWi-Fi	最短当日発送
ゼウスWiFi	最短翌日発送 （土日祝日は発送なし）
GMOとくとくBB WiMAX	最短当日発送 平日15時30分まで 土日祝日14時30分まで

端末の発送のタイミングは、サービスごとによって異なります。

ギガWi-Fiは最短即日発送できるので、他のサービスよりも対応が速いといえます。

海外での速度制限を受けても比較的速い

ギガWi-Fiは海外で速度制限がかかった場合でも、384kbpsの速度が出ます。

海外利用が可能なクラウドWiFiサービスで、通信制限がかかった際の速度をまとめました。

サービス名	通信制限
ギガWi-Fi	384kbps
クラウドWiFi東京	384kbps
限界突破WiFi	384kbps
それがだいじWi-Fi	128kbps
ゼウスWiFi	使い切り

クラウドWiFiは、海外でデータを使い切った場合、384kbpsか128kbpsの通信速度がかかるか、データ通信できなくなるの3つがあります。

ギガWi-Fiは速度制限がかかっても、3G回線の最大速度と同じ384kbpsの速度で使えます。

384Kbpsの通信速度は、LINEやメールのメッセージの送受信や通話であれば、問題ありません。

海外利用を考えている場合は、1日に1GBを使い切ったときも384kbpsの通信速度で利用できるギガWi-Fiが安心です。

ギガWi-Fiのデメリット

反対に、ギガWi-Fiのデメリットも6つあります。

ギガWi-Fiは、利用料金が比較的安いですが、他のクラウドWiFiと違いお得なキャンペーンや割引がありません。

また、2年ごとに自動更新されるので、更新月以外に解約を行うと大容量プランで2,600円、ミニ従量プランで550円かかります。

これらのギガWi-Fiのデメリットは、あらかじめ知っておき、契約前に正しく理解しておきましょう。

端末がレンタルであり中古品

ギガWi-Fiの大容量プランで利用する端末はレンタルであり、故障したとの口コミがありました。

また、クラウド安心サービスに加入していると、2,200円で整備済製品に交換してくれますが、交換中や修理中は利用料金が発生するとのことです。

ギガWi-Fiの大容量プランは、端末購入でなく無料レンタルであり費用を抑えられます。

ただし中古品である分、バッテリーの劣化や故障など修理リスクもあります。

クラウド安心サービスに加入していれば、2,200円の負担で済みますが、月額660円のオプション料金は、安くクラウドWiFiを利用したい方におすすめできません。

お得なキャンペーンや割引がない

2023年10月16日現在、ギガWi-Fiにはキャンペーンを実施していません。

過去にキャンペーンや割引を行っていますが、割引される金額も大きくありません。

キャンペーン名	対象プラン	割引金額
新春キャンペーン第一弾 （2021年1月）	100GB	月額250円割引
新春キャンペーン第二弾 （2021年1月）	100GB	事務手数料3000円無料 月額40円割引
キャッシュバックキャンペーン（2022年1月）	50GB 100GB	8,000円キャッシュバック （50GB） 13,000円キャッシュバック （100GB）

また、過去のキャンペーンもすぐにはキャッシュバックを受け取れないことや24ヶ月利用する必要があるなどのデメリットがあります。

ギガWi-Fiの利用を考えているのであれば、キャッシュバックや割引は頻繁に行われないので、すぐに申し込んでも問題ありません。

2年ごとに自動更新で解約違約金が発生する

ギガWi-Fiは、開通月の翌月を起算月として、2年ごとに自動更新されます。

更新月以外に解約をする場合、大容量プランは2,600円、ミニ従量プランは550円の解約違約金が発生します。

他にも、ミニ従量プランは端末を購入するので、端末残債を一括で支払わなくてはいけません。

端末割賦代金　＝　1,100円　×　24回
2年割　＝　1,100円割引　×　24回

ミニ従量プランを契約中は、2年割が適応されているので端末代金の実質負担は0円ですが、解約をすると端末残債が発生します。

ただし、クラウドWiFiの中には、決められた契約期間利用すれば、解約違約金が発生しない場合もあります。

サービス名	自動更新	解約違約金
ギガWi-Fi	2年ごとの自動更新	大容量プラン：2,600円 ミニ従量プラン：550円
それがだいじWi-Fi	自動更新なし	2年目未満：2,585円 2年目以降：0円
ゼウスWiFi	自動更新なし	開始月〜24ヶ月目まで 月額基本料1ヶ月分
GMOとくとくBB WiMAX	自動更新なし	0円

クラウドWiFiの中でもそれがだいじWi-FiとゼウスWiFiは、2年目以降は契約違約金がありません。

ただし、契約違約金を支払いたくないのであれば、いつ解約しても契約違約金が発生しないGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

ミニ従量制だと解約時に端末残債が発生する

ギガWi-Fiの大容量プランは端末をレンタルしますが、ミニ従量プランは端末を購入するため、解約時に端末残債が発生する場合があります。

まずミニ従量プランを契約すると、24回払いで端末を購入しなくてはいけません。

ただし端末を購入すると、2年割で毎月1,100円割引されます。

端末代金（26,400円）　＝　1,100円　×　24回
2年割　＝　1,100円割引　×　24回

2年間利用した場合は、実質0円で端末を購入できます。

しかし、2年以内に解約をした場合、端末代金が支払い終わっていないので、残りの端末代金を払わなくてはいけません。

ギガWi-Fiのミニ従量プランは、2年以上利用するのであれば端末代金を負担することはありませんが、2年未満で解約をする場合は注意してください。

運営会社（サポート体制）の評判が悪い

ギガWi-Fiの口コミを調べていると、運営会社の評判があまり良くありません。

運営会社に連絡をしても、電話対応が良くないといった口コミがあります。

他にも、ギガWi-Fiには公式X（Twitter）がありますが、あまり情報を更新していないようです。

公式Xを見てみると、2023年2月7日のツイートがありますが、それ以前のものは確認できませんでした。

また、Googleマップで運営会社の口コミを見てみると、悪い評判ばかりが目立ちます。

悪い評判が気になるなら、ギガWi-Fiはあまりおすすめできません。

ギガWi-Fi以外におすすめのポケット型WiFi

ここまでギガWi-Fiを紹介してきましたが、ギガWi-FiよりもおすすめのクラウドWiFiとWiMAXを紹介します。

サービス名	2年間の実質総額料金	3年間の実質総額料金
ギガWi-Fi	100GB：70,675円 20GB：41,800円 10GB：29,425円 5GB：17,050円	100GB：103,015円 20GB：60,280円 10GB：41,965円 5GB：23,650円
それがだいじWi-Fi	100GB：88,550円 30GB：71,500円	100GB：129,470円 30GB：104,236円
ゼウスWiFi	100GB：80,520円 50GB：76,244円 30GB：58,329円	100GB：126,456円 50GB：115,580円 30GB：88,425円
GMOとくとくBB WiMAX	95,555円	156,803円

GMOとくとくBB WiMAXはデータ容量は無制限で利用できて、他の3つはクラウドWiFiで、データ容量により月額料金が異なります。

また、GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバック金額25,500円を含んでいます。

GMOとくとくBB WiMAXは、2023年10月17日現在最大40,000円のキャッシュバックを受け取れます。

他にも、各サービスごとの通信速度と契約期間を、以下の表にまとめました。

サービス名	通信速度	契約期間
ギガWi-Fi	下り最大150Mbps 上り最大50Mbps	2年ごとの自動更新
それがだいじWi-Fi	下り最大150Mbps 上り最大50Mbps	自動更新なし 縛りなしプランあり
ゼウスWiFi	下り最大150Mbps 上り最大50Mbps	自動更新なし 縛りなしプランあり
GMOとくとくBB WiMAX	下り最大4.2Gbps 上り最大286Mbps	契約期間に縛りなし

通信速度が速いWiFiを利用したいのであれば、下り最大4.2Gbpsの速さで利用できるWiMAXのGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

他にもGMOとくとくBB WiMAXは、契約期間に縛りがないのも魅力ですが、実際には端末の分割払いが残っている場合、解約時に残債を一括精算する必要があるので注意してください。

またクラウドWiFiのサービスでも、それがだいじWi-Fiのように、月額143円のオプションに加入すると縛りなしにできますが、別途費用がかかります。

ここからは、それぞれの特徴を比べるので、どのサービスが自分に合っているか参考にしてください。

100GB・縛りなしで安い「それがだいじWi-Fi」

はじめに紹介するそれがだいじWi-Fiは、契約期間を縛りなしで利用する場合、安く利用できます。

それがだいじWi-FiとギガWi-Fiのそれぞれのプランの実質総額料金を比べてみました。

サービス名	1年間の実質総額料金	2年間の実質総額料金	3年間の実質総額料金
ギガWi-Fi	100GB：38,335円 20GB：23,320円 10GB：16,885円 5GB：10,450円	100GB：70,675円 20GB：41,800円 10GB：29,425円 5GB：17,050円	100GB：103,015円 20GB：60,280円 10GB：41,965円 5GB：23,650円
それがだいじWi-Fi （縛りあり）	100GB：45,771円 30GB：36,905円	100GB：84,975円 30GB：67,925円	100GB：129,470円30GB：98,945円
それがだいじWi-Fi （縛りなし）	100GB：47,630円 30GB：38,764円	100GB：88,550円 30GB：71,500円	100GB：129,470円 30GB：104,236円

それがだいじWi-Fiの縛りなしプランはオプションであり、月額143円を支払う必要がありますが、いつでも解約解除料がかからずに解約できます。

ギガWi-Fiのプランの場合は、2年ごとに契約が自動更新されて、大容量プランは解約違約金として2,600円がかかります。

また、他の契約期間を縛りなしにできるクラウドWiFiと比べても月額料金が安いです。

サービス名	縛りなしの月額料金	2年間の実質総額料金
それがだいじWi-Fi	3,410円	81,840円
AiR WiFi	3,608円	86,592円
モンスターモバイル	3,838円	92,112円
ゼウスWiFi	4,708円	112,992円

契約期間を縛りなしでクラウドWiFiを利用するなら、それがだいじWi-Fiがおすすめです。

他にもそれがだいじWi-Fiは、データを追加でチャージができます。

それがだいじWi-Fiは、必要に応じてデータを追加できるので、データ容量を使い切ったり、速度制限がかかったりなどの心配をしなくてもいいです。

それがだいじWi-Fiのデータ追加量と追加費用を、以下の表にまとめました。

追加チャージ量	追加費用
2GB	550円
5GB	1,100円
10GB	1,870円
20GB	2,640円

毎月データを追加すると割高になってしまいますが、利用する月としない月がはっきりしている場合に、データチャージは便利です。

他にも、それがだいじWi-Fiは30日間無料でお試し利用することができます。

30日間お試しキャンペーンの詳細
・それがだいじWi-Fiを初めて利用する方
・データ通信量が5GB以下の方
・縛りなしオプションに加入していない方
・期限内に返却手続きを行える方

それがだいじWi-Fiの申し込みを行う際に、以上の条件を満たすと自動で「30日間お試しキャンペーン」が適応されます。

30日間お試しキャンペーンは、データ容量が5GBまでしか利用できませんが、クラウドWiFiを利用したことがない方におすすめです。

実際にWiFiを利用してみると、必要なデータ量やクラウドWiFiの通信環境などがわかります。

ただし、30日間お試しキャンペーンは完全無料ではないので注意してください。

30日間お試しキャンペーンを利用する費用
・返却手数料1,100円
・端末リセット処理費用2,200円
・送料

それがだいじWi-Fiを継続しない場合は、返却手数料と端末リセット処理費用の合計3,300円と、送料分負担します。

しかし、30日間お試しキャンペーンは無料ではありませんが、実際にクラウドWiFiを利用できるチャンスです。

これからクラウドWiFiの利用を検討している方は、まずはお試しキャンペーンに申し込んでみてはいかがでしょうか。

30GB・縛りありで安い「ゼウスWiFi」

ゼウスWiFiは2023年10月現在、割引キャンペーンを行っているので、ギガWi-Fiの20GBプランよりもお得に利用できます。

ゼウスWiFiとギガWi-Fiの、それぞれのプランごとの実質総額料金を比べてみました。

サービス名	1年間の実質総額料金	2年間の実質総額料金	3年間の実質総額料金
ギガWi-Fi	5GB：10,450円 10GB：16,885円 20GB：23,320円 100GB：38,335円	5GB：17,050円 10GB：29,425円 20GB：41,800円 100GB：70,675円	5GB：23,650円 10GB：41,965円 20GB：60,280円 100GB：103,015円
ゼウスWiFi	30GB：29,850円 50GB：38,800円 100GB：41,360円	30GB：58,329円 50GB：76,244円 100GB：80,520円	30GB：88,425円 50GB：115,580円 100GB：126,456円

ゼウスWiFiは契約できるプランのデータ容量がギガWi-Fiと違うため、1GBあたりの金額を出して比較します。

ギガWi-Fi　
1GBあたり：2.1円
ゼウスWiFi
1GBあたり：1.9円

ゼウスWiFiのほうが1GBあたり約0.2円安いです。

また、ゼウスWiFiにはデータを追加チャージできる「おかわりGIGA」があります。

追加チャージ量	追加費用
2GB	550円
5GB	1,100円
10GB	1,980円

データ容量の少ないプランを利用していると、データを使い切ってしまう心配がありますが、ギガWi-Fiは追加チャージができません。

ゼウスWiFiは、月ごとに利用するデータ容量が違っても、いつでも追加チャージできるので安心です。

他にもゼウスWiFiは、支払い方法にatone翌月払いを選べます。

atone翌月払いに対応している支払い方法と請求手数料を、以下の表にまとめました。

支払い方法	請求手数料
コンビニ払い	209円
銀行ATM	209円
電子バーコード	209円
はがき請求	209円
口座振替	無料

atone翌月払いを選ぶと、クレジットカード払い以外でも支払えるようになります。

口座振替以外は請求手数料が209円かかりますが、クレジットカードを持っていない場合は、口座振替に対応しているゼウスWiFiがおすすめです。

データ無制限の「GMOとくとくBB WiMAX」

最後に、クラウドWiFiの通信速度が遅いのが気になる方や、毎月100GB以上のデータ通信量が必要な場合は、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

WiMAXは、クラウドWiFiに比べて通信速度が速く、データ通信量を無制限に利用できます。

反対にギガWi-Fiは、決められたデータ容量しか利用できないため、月末にデータが足りなくなったり、通信速度に不満が出てたりなど、使い方によっては不満が出てきます。

実際に、ギガWi-FiとGMOとくとくBB WiMAXの通信速度を、以下の表で比べてみました。

サービス名	平均下り速度	平均上り速度
ギガWi-Fi	12.62Mbps	18.39Mbps
GMOとくとくBB WiMAX （Speed Wi-Fi HOME 5G L13）	120.78Mbps	19.7Mbps
GMOとくとくBB WiMAX （Speed Wi-Fi 5G X12）	52.54Mbps	13.23Mbps

平均下り速度を比べると、ホームルーター（Speed Wi-Fi HOME 5G L13）が9.5倍以上、モバイルルーター（Speed Wi-Fi 5G X12）が4.1倍以上の差があります。

また、速度だけでなくGMOとくとくBB WiMAXにはお得なキャッシュバックやキャンペーンが開催されているので、実質総額料金の負担も少ないです。

サービス名	1年間の実質総額料金	2年間の実質総額料金	3年間の実質総額料金
ギガWi-Fi	5GB：10,450円 10GB：16,885円 20GB：23,320円 100GB：38,335円	5GB：17,050円 10GB：29,425円 20GB：41,800円 100GB：70,675円	5GB：23,650円 10GB：41,965円 20GB：60,280円 100GB：103,015円
GMOとくとくBB WiMAX	59,807円	121,055円	182,303円
GMOとくとくBB WiMAX （新規キャッシュバック 25,500円）	34,307円	95,555円	156,803円
GMOとくとくBB WiMAX （乗り換えキャッシュバック 40,000円）	19,807円	81,055円	142,303円

GMOとくとくBB WiMAXの新規キャッシュバックを受け取ると、ギガWi-Fiとの差額は24,880円、乗り換えキャッシュバックを利用すると、10,380円の差額です。

GMOとくとくBB WiMAXはデータ容量に上限がないので、新規の場合も乗り換えの場合もかなりお得に利用できます。

データ容量や通信速度、利用料金を気にするのであれば、WiMAXの中でも最安のGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

ギガWi-Fiの申し込み方法

ここからは、ギガWi-Fiの申し込み方法を解説します。

ギガWi-Fiは、公式サイトでしか申し込みできません。

①プラン、オプション選択
②必要事項の入力
③入力事項の確認
④申し込み完了

はじめに、ギガWi-Fi公式サイトの右上にある「WEB申し込みはこちら」をクリックします。

申し込みには、クレジットカードと本人確認書のアップロードが必要です。

準備ができたら、「はい」をクリックします。

①プラン、オプション選択

次に、料金プランを選択します。

申し込むプランにチェックを入れてください。

次に、オプションを選択します。

初月無料なので、悩んでいる場合は加入するのがおすすめです。

不要だと思えば解約すれば費用はかかりません。

②必要事項の入力

次に、必要事項の入力をします。

お客様情報

• 名前
• 郵便番号
• 住所
• 連絡先携帯番号
• 連絡先E-mail
• ご希望の決算方法（クレジットカードのみ）
• クレジットカードの種類

入力が完了したら確認事項にチェックを入れて、一番下にある「申し込みをする」をクリックします。

再度、クレジットカードと本人確認証のアップロードが必要と表示されるので、「はい」をクリックします。

本人確認書類

• 運転免許証
• 健康保険証
• マイナンバーカード
• パスポート
• 住民基本台帳
• 在留カード
• 身体障害者手帳
• 精神障害者保険福祉手帳
• 療育手帳
• 特別永住者証明書

もし、本人確認書類と現住所が異なる場合、3ヶ月以内に発行された住民票や公共料金の領収書を提出する必要があります。

再度、必要事項を入力します。

今回入力する項目には、クレジットカード情報と本人確認書類も必要です。

以上の情報を入力後、「次のページに進む」をクリックします。

③入力事項の確認

その後は、入力情報を確認して、申し込み完了です。

ギガWi-Fiを申し込む際の注意事項
①申し込むタイミングによっては発送に2、3日かかる
②初月の利用料金は日割り計算はされない
③支払い方法はクレジットカードのみ

④申し込み完了

申し込みが完了すると、登録した内容の書類と端末が届きます。

支払い方法はクレジットカードのみ

ギガWi-Fiの支払い方法はクレジットカードにのみ対応しています。

万が一、クレジットカードを持っていない場合は、ギガWi-Fiでクレジットカードの申し込みも可能です。

発行されるクレジットカードは、「セゾンパールAMEX Digital」で最短5分で発行されます。

セゾンパールAMEX Digitalが発行されると、スマホにカード番号が届き、後日ナンバーレスカードが郵送されます。

クレジットカードを持っていない方は、ギガWi-Fiの同時にクレジットカードの発行もできるので便利です。

ただし、クレジットカード払い以外で支払いたいのであれば、他のクラウドWiFiと契約をするしかありません。

クレジットカード払い以外の支払い方法に対応しているクラウドWiFiを、以下の表にまとめました。

サービス名	支払い方法	手数料
ゼウスWiFi	atone 翌月払い （コンビニ/口座振替）	月額：209円
MUGEN WiFi	口座振替	月額：550円
限界突破WiFi	口座振替 （店頭契約時のみ）	契約時：550円 月額：330円
大容量WiFi	後払い （全国コンビニ、銀行、郵便局、LINE Pay、その他決済アプリ）	契約時：5,500円
縛りなしWiFi	atone 翌月払い （コンビニ/口座振替）	月額：209円

ただし、クレジットカード払い以外は、契約時に事務手数料がかかったり、毎月手数料を取られたりなどデメリットがあります。

そのため、何か特別な理由がない限りは、クレジットカード払いにするのが良いでしょう。

オプションの選択

ギガWi-Fiは、さまざまなオプションがあります。

オプション①無料：ビューン@
LINEで登録すると無料で電子書籍が読めるサービスです。

オプション②月額660円：クラウド安心サービス
万が一の故障や盗難、水没した場合、整備済製品と交換します。

オプション③月額550円：AOS Cloud
写真や動画、音楽などをバックアップします。
容量は無制限ですので、データを気にせず保存できます。

オプション④月額605円：AdGuard
広告ブロックとプライバシー保護を行います。

オプション⑤月額550円：バレットライフコンシェルジュ
モバイルやアプリ、PCの使い方を幅広く学べます。
教育リモートレッスンは、30分/月利用できます。

5つのサービスの中で、クラウド安心サービスは端末補償に関するオプションで、それ以外はセキュリティやクラウドサービスです。

端末補償のオプションがあるでもお伝えしましたが、クラウド安心サービスは月額660円で、前回の交換から6ヶ月が経っていれば、2年間で2回を限度に端末を交換できるオプションです。

大容量プランの場合は端末がレンタルなので、故障していたり、今後不具合が生じる可能性があります。

レンタル端末が故障すると、19,800円を負担しなくてはいけません。

また、ミニ従量プランの場合は、端末は購入するので新品を使いますが、2年間使用して故障する可能性があれば、クラウド安心サービスに加入するのがおすすめです。

ギガWi-Fiで利用できる2つの端末

ギガWi-Fiでは、大容量プランは2つの端末から選べますが、ミニ従量プランはMacaroonSE-2kしか購入できません。

大容量プランで選べる端末
・U3
・MacaroonSE-2k（ミニ従量プランはこちらのみ選べる）

特に希望がないのであれば、高性能なU3を選ぶのがいいしょう。

ただし、MacaroonSE-2kは液晶画面があるので、利用データ量を端末から確認できます。

ミニ従量プランは20GB以上のデータを利用すると通信できなくなるので、端末からデータ量が確認できるのは便利です。

端末名	U3	MacaroonSE-2k
液晶画面	なし	あり
同時接続台数	最大10台	最大5台
連続使用可能時間	約12時間	約20時間
海外利用	できる	できない

ただし、2023年10月16日現在、U3は在庫切れでMacaroonSE-2kしか選べないので、U3を選びたい場合は、一度サポートセンターに問い合わせてから契約してください。

端末「U3」

U3はU2sの後継機として発売されました。

U2sと大きく違う点は、同時接続台数が10台に増えたことと充電端子がUSB Type-Cに変更されたことです。

他のU3の詳細は、以下の表にまとめました。

端末名	U3
端末画像	画像引用元：ギガWi-Fi公式サイト
寸法（幅×高さ×厚さ）	約126mm × 約66mm × 約10mm
重量	125g
最大通信速度	下り最大150Mbps 上り最大50Mbps
バッテリー容量	3000mAh
連続使用可能時間	約12時間
同時接続台数	最大10台
USBポート	USB Type-C

U3は同時接続台数が多いので、スマホやタブレット、パソコンなどを同時に接続して利用することが多い方におすすめです。

端末「MacaroonSE-2k」

MacaroonSE-2kは、MacaroonM1の後継機です。

MacaroonM1との大きな違いは、バッテリー容量が増えたことと充電端子がUSB Type-Cに変更されたことです。

他のMacaroonSE-2kの詳細は、以下の表にまとめました。

端末名	MacaroonSE-2k
端末画像	画像引用元：ギガWi-Fi公式サイト
寸法（幅×高さ×厚さ）	約85mm × 約85mm × 23.5mm
重量	125g
最大通信速度	下り最大150Mbps 上り最大50Mbps
LCDスクリーン	1.55インチ
バッテリー容量	4000mAh
連続使用可能時間	約20時間
充電時間	約6時間
同時接続台数	最大5台
USBポート	USB Type-C

MacaroonSE-2kはコンパクトサイズですので、持ち運びが多い方におすすめです。

申し込みには本人確認書類が必要

ギガWi-Fiを申し込む際は、本人確認書類をアップロードする必要があります。

本人確認書類によって、指名や住所、生年月日以外にも必要な情報がありますが、鮮明な写真を撮れるかがポイントです。

デジカメやスマホのカメラで撮影しても大丈夫ですが、スキャナを持っている場合は、本人確認書類はスキャンして提出してください。

ギガWi-Fiのプレミアムプランは終了済み

ギガWi-Fiは、過去にプレミアムプランがありました。

現在はプレミアムプランへの申し込みは終了しています。

プレミアムプランの内容は、3つのサービスがセットになっています。

全国15万ヵ所のエリアでデータ使い放題
無線通信端末機器の修理費用を補償
PC・デジタル家電の設定サポート

プレミアムプランを契約すると、充実したサポートを受けられます。

例えば、無線通信端末機器の修理費用の補償は、年に2回まで最大100,000円の修理費用が請求できました。

補償内容は、無線通信端末機器の破損や故障、水漏れに対応しているので、外出先でのトラブルにも安心です。

まずは、プレミアムプランの利用料金や端末代金などを、以下の表にまとめました。

利用端末	通信料金	端末代金	割引料金	2年満了までの月額料金
U3	7,128円	1,100円 × 24回	3,580円	4,378円
G4Max	7,128円	1,210円 × 24回	3,520円	4,818円
U3	6,028円	1,100円 × 24回	3,520円	3,608円

通信料金は割高ですが割引料金も大きいので、実際に負担する金額は、充実したサポート内容に比べると安く感じます。

2023年10月現在、プレミアムプランの受付をしていませんが、過去にかなりお得なサービスがあったことを覚えておきましょう。

ギガWi-Fiの解約方法

続いて、ギガWi-Fiの解約方法ですが、電話連絡のみ対応しています。

①カスタマーサポートへ電話連絡
②解約することを伝える
③違約金、端末代金を確認する
④大容量プランの場合、端末を返却する

チャットからも解約の連絡はできますが、その後電話での連絡が必要になるので、解約をする場合は、カスタマーサポートへ直接連絡をしてください。

もし、ギガWi-Fiのカスタマーサポートへ電話が繋がりにくい場合は、「ご契約者様のお問い合わせフォーム」から連絡してください。

ギガWi-Fiのカスタマーサポートから直接電話連絡が来て、解約することを伝えると、解約手続きを行えます。

解約する際は、費用が発生するか確認してください。

解約時に確認すること
・契約解除料
・端末残債（ミニ従量プランの場合）

また、大容量プランの場合、端末を返却する必要があります。

解約をしてギガWi-Fiの利用が終わったら、端末をすぐに郵送しましょう。

端末未返却になると19,800円の費用が発生したり、解約できなかったりなどの問題が生じます。

ギガWi-Fiは電話でのみ解約可能

ギガWi-Fiは電話でのみ解約可能で、チャットでやり取りをしても解約したことになりません。

そのため、解約をするためには、ギガWi-Fiのカスタマーサポートへ直接連絡をするか、ご契約者様のお問い合わせフォームから連絡をして折り返し連絡をしてもらいましょう。

また、電話で解約をする旨を伝えたら、解約違約金を確認してください。

更新月以外は、解約違約金が発生するので、ほとんどの場合契約違約金を支払うことになります。

解約をする際は、更新月を確認してから解約してください。

契約期間：開通月の翌月を起算月とする2年間

他にも、大容量プランの場合、レンタル端末のため端末の故障時や未返却の場合、19,800円請求されます。

解約をする際は、端末が故障しないように注意して、すみやかに返却してください。

ギガWi-Fiの解約違約金

ギガWi-Fiの解約違約金は、契約しているプランによって異なります。

大容量プランとミニ従量プランの契約違約金を、以下の表で比べました。

契約プラン名	契約違約金
大容量プラン	2,600円
ミニ従量プラン	550円

契約違約金は更新月の場合0円ですが、契約期間は2年ごとの自動更新です。

そのため、ギガWi-Fiは2年ごとの更新月以外は解約手数料が発生します。

また、ミニ従量プランは端末を購入しているので、2年未満で解約をすると端末残金を一括で支払う必要があります。

ギガWi-Fiを契約する場合は、どのくらいの期間利用するか計画してから申し込みましょう。

初期契約解除で解約できる

ギガWi-Fiは8日以内であれば、契約キャンセルが可能です。

初期契約解除は、ギガWi-Fiを契約したけど電波が届かない場合や、使い勝手が悪いなど、解約することができる制度です。

ギガWi-Fiの初期契約解除の流れ
①契約後、通信速度が遅いや電波が届かないなどの不満が出た
②8日以内にカスタマーサポートへ契約を解除したいことを伝える
③連絡後、端末の電源を切り、付属品と一緒にカスタマーサポートへ郵送する
④端末が返送され、初期契約解除される

初期契約解除で発生する費用
・事務手数料3,300円
・送料

ただし、初期契約解除をしても事務手数料や送料の費用が発生します。

無料で契約を解除することはできませんが、契約後に不具合があった場合は、8日以内であれば初期契約解除ができることを覚えておきましょう。

結論：縛りあり＆100GBの条件で安いクラウドWiFiなら「ギガWi-Fi」

最後に、ギガWi-Fiを紹介した内容を振り返ります。

ギガWi-Fiは、とにかく利用料金を抑えて、安くクラウドWiFiを利用したい人におすすめです。

また、134ヵ国に対応しているので、海外利用を考えている場合も便利です。

ただしギガWi-Fiは、プランによってデータ容量が決められていたり、通信速度が速くなかったりなどのデメリットもあります。

速度を重視：WiMAX
低価格かつエリア重視：ギガWi-Fi

結論として、契約期間に縛りがある100GBプランのクラウドWiFiを安く利用したいなら、ギガWi-Fiがおすすめです。