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WiMAXルーターを選ぶポイントは?5G対応のおすすめ端末を紹介

WiMAXで利用できる5G対応ルーターには合計で6つの端末があり、プロバイダによって取り扱い端末には違いがあります。

また、モバイルルーターとホームルーターでは、ルーター選びのポイントも異なります。

そのため、最適なルーター選びに悩む人もいるかもしれませんが、ほとんどの人には通信性能の優れている最新機種がおすすめです。

WiMAXの5G対応おすすめルーター
  • Speed Wi-Fi 5G X12(モバイルルーター)
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13(ホームルーター)

一部の人には他の端末も選択肢に入りますが、そもそも他の端末を取り扱っているプロバイダは限られます。

この記事では、WiMAXルーターを選ぶポイントや最新機種がおすすめな理由、WiMAXルーターの注意点を解説します。

おすすめのWiMAXプロバイダも紹介するので、ルーターやプロバイダ選びの参考にしてください。

目次

WiMAXルーターの最新機種【2023】

WiMAXルーターは、主に持ち運んで利用する「モバイルルーター」と、自宅据え置きメインで利用する「ホームルーター」の2種類に分かれます。

現時点で利用できる5G対応端末はモバイルルーター・ホームルーターともに3種類ずつで、この記事では合計6つの端末を紹介します。

ただし、多くの人におすすめなのは最新機種の「Speed Wi-Fi 5G X12」と「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」です。

どちらも、それ以前の端末よりも大容量・高速通信が可能な5G SAに対応しており、通信性能が向上しています。

5G SAとは

コア設備や基地局なども含めて5G専用の技術と設備で構成した5Gサービスです。5G SAにより、5Gの高速・大容量の通信に加え、将来的にネットワークスライシング(注1)などの機能を活用した新たなサービスを利用できるようになります。

注1)論理的にネットワークを分割することで、高速・大容量や低遅延などのお客さまの用途やニーズに合わせたネットワークを提供する技術。

au公式サイト

最新機種の料金は旧端末よりもやや高いですが、通信性能の差を考えると決して割高ではないですし、そもそも多くのプロバイダでは旧端末の取り扱いがありません。

そのため、これからWiMAXルーターの利用を考えている方は、最新機種の「Speed Wi-Fi 5G X12」や「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」の利用を最優先に考えましょう。

モバイルルーター最新機種「Speed Wi-Fi 5G X12」

項目Speed Wi-Fi 5G X12
メーカーNECプラットフォームズ
発売日2023年6月1日
サイズ(幅×高さ×厚さ)約136×68×14.8mm
重量約174g
バッテリー持続時間約540分
最大下り通信速度3.9Gbps
最大上り通信速度183Mbps
実測下り速度108.77Mbps
実測上り速度24.06Mbps
最大接続可能数Wi-Fi:16台
USB:1台
端末料金27,720円
画像引用元:UQ WiMAX
※実測値は「みんなのネット回線速度」から11月21日に引用した情報です。

WiMAXのモバイルルーターの最新機種はSpeed Wi-Fi 5G X12です。

5G SAに対応したモバイルルーターで、最大下り速度は3.9Gbpsと従来の端末を大きく上回っています。

また、実測下り速度も従来のモバイルルーターよりも速く、通信速度にこだわる方にはおすすめです。

モバイルルーター通信速度(下り)の実測値
Speed Wi-Fi 5G X12108.77Mbps
Speed Wi-Fi 5G X1169.26Mbps
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi69.23Mbps
※実測値は「みんなのネット回線速度」から11月21日に引用した情報です。

なお、各プロバイダで旧端末からの入れ替えが進んでおり、モバイルルーターはSpeed Wi-Fi 5G X12のみ利用可能なプロバイダも増えています。

端末料金はどのプロバイダでもほぼ同じですが、例えばUQ WiMAXの場合はSpeed Wi-Fi 5G X12の端末料金が27,720円で、旧端末の21,780円と比較すると5,000円ほど割高です。

ただし、分割払いであれば月額料金に大きな差はないので、ほとんどの方にはSpeed Wi-Fi 5G X12がおすすめです。

ホームルーター最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」

項目Speed Wi-Fi HOME 5G L13
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
メーカーZTE Corporation
発売日2023/6/1
サイズ(幅×高さ×厚さ)約100×207×100mm
重量635g
最大下り通信速度4.2Gbps
最大上り通信速度286Mbps
実測下り速度170.93Mbps
最大接続可能数Wi-Fi:32台
有線LAN:2台
端末料金27,720円
画像引用元:UQ WiMAX
※実測値は「みんなのネット回線速度」から11月21日に引用した情報です。

WiMAXのホームルーターの最新機種はSpeed Wi-Fi HOME 5G L13です。

5G SAに対応した端末で、最大下り速度は旧端末の2.7Gbpsから4.2Gbpsへと大きく向上し、実測の下り速度も旧端末を上回っています。

ホームルーター通信速度(下り)の実測値
Speed Wi-Fi HOME 5G L13170.93Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L1295.46Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L11128.15Mbps
※実測値は「みんなのネット回線速度」から11月21日に引用した情報です。

実際に、旧端末から入れ替えたことで通信速度が向上した口コミがあります。

楽天モバイルの回線、Speed Wi-Fi HOME 5G L12 から L13 に変えただけで、1.5~2倍ぐらいの速度が出てるんだけど。

引用元:X(Twitter)

なお、ホームルーターも旧端末からの入れ替えが進んでおり、旧端末を購入できるのはDTI WiMAXやヨドバシWiMAXなど一部のプロバイダのみです。

ホームルーターを選ぶ際は通信速度が重要なので、ホームルーターの利用を考えている方にはSpeed Wi-Fi HOME 5G L13がおすすめです。

WiMAXモバイルルーターおすすめ端末の選び方

WiMAXのモバイルルーターを選ぶポイントは3つあります。

モバイルルーターは外に持ち運んで使うことが多いため、バッテリー持ちや持ち運びやすさが重要です。

また、通信速度も重要なポイントであり、速ければ速いほど外出先で高画質動画の視聴やオンラインゲームを快適に利用できます。

モバイルルーター選びのポイント①「バッテリー持続時間」

モバイルルーターバッテリー容量バッテリー持続時間
Speed Wi-Fi 5G X124,000mAh約540分
Speed Wi-Fi 5G X114,000mAh約490分
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi5,000mAh約1,000分

モバイルルーター選びの1つ目のポイントは「バッテリー持続時間」です。

モバイルルーターは外出先で利用するケースが多いので、使用中にバッテリーが切れるようであれば、充電器やモバイルバッテリーを持ち運ぶ必要があり、荷物が増えてしまいます。

人によって持ち運ぶ時間は異なりますが、少しでもバッテリー持続時間が長い方が安心でしょう。

なお、WiMAXのモバイルルーターはどの端末でも8時間以上はバッテリーが持つので、過度に心配する必要はありません。

端末が圏外状態の場合、常に基地局を探し続けることになり、バッテリー消費が激しくなります。そのため、利用場所によっては必ずしも8時間以上利用できるとは限りません。

モバイルルーター選びのポイント②「サイズと重量」

「サイズと重量」もモバイルルーターを選ぶ重要なポイントです。

モバイルルーターはカバンやポケットに入れて持ち運ぶケースが多いため、持ち運びやすさが重要です。

小さい方が持ち運びやすいですし、軽い方が持ち運ぶ際の負担を少なくできます。

モバイルルーターサイズ(幅×高さ×厚さ)重量
Speed Wi-Fi 5G X12約136×68×14.8mm約174g
Speed Wi-Fi 5G X11約136×68×14.8mm約174g
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi約147×76×10.9mm約203g

例えば、Speed Wi-Fi 5G X12とGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの重量には約30gの差があります。

iPhone13以降のProシリーズとPro Maxシリーズの差が30g強なので、ポケットに入れたり、手で持ったりした場合は、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの重さが気になるかもしれません。

また、サイズはGalaxy 5G Mobile Wi-Fiが縦・横ともに1cmほど大きいですが、厚みは約4mm薄いです。

「サイズや重量」と「バッテリー持続時間」は相反するケースが多いため、持ち運びやすさとバッテリー持ちのどちらを優先するかで最適な端末は変わります。

モバイルルーター選びのポイント③「通信速度」

モバイルルーター選びの3つ目のポイントは「通信速度」です。

通信速度が速いほど、データやファイルのダウンロード時間が短縮され、ストレスなくインターネットを利用できます。

外出先での利用用途にもよりますが、動画視聴やブラウジングがメインであれば重要なのは下り速度です。

引用元:BUFFALO公式サイト

目安として実際の下り通信速度が30Mbpsを超えていれば、高画質動画の視聴も可能です。

反対に、通信速度が遅く画像の読み込みにも時間がかかるようであれば、外出先で気軽にインターネットを利用できません。

なお、WiMAXのモバイルルーターはどの端末も下り速度の実測値が30Mbpsを超えており、高画質動画を快適に視聴できる目安はクリアしています。

とはいえ、利用時間や場所によって通信速度は大きく異なるので、少しでも通信速度が速い端末を選んだ方がよいことに変わりはありません。

WiMAXホームルーターおすすめ端末の選び方

WiMAXのホームルーターを選ぶポイントは以下の2点です。

WiMAXホームルーター選びのポイント

ホームルーターは自宅で多くの端末に接続したり、家族など複数人で利用したりするケースも多いため、「同時接続台数」が重要です。

また、モバイルルーターと同じく通信速度も重要で、少しでも通信速度の速い端末を選んだ方が快適にインターネットを利用できます。

ホームルーター選びのポイント①「同時接続台数」

ホームルーターを選ぶ1つ目のポイントは「同時接続台数」です。

同時接続台数は「リアルタイムで同時に利用できる端末の数」を表し、単にWiFiに接続(登録)しているだけの端末は含まれません。

なお、各デバイスの負荷が大きい場合は、上限の台数まで利用できない可能性があるので注意が必要です。

自宅でホームルーターを使用する場合、スマホやPC、家電など多くの機器にWi-Fi接続する必要があります。

利用する機器が同時接続台数の上限内であっても、上限に近づくにつれて通信速度に影響が出ることもあるため、同時接続台数が多いに越したことはありません。

特に家族など複数人で利用する場合は、少しでも同時接続台数が多いルーターを選びましょう。

ホームルーター選びのポイント②「通信速度」

自宅据え置きで利用するケースの多いホームルーターは、「通信速度」も重要です。

自宅で高画質動画の視聴やオンラインゲームなどを行うケースも多く、通信速度が求められる状況はモバイルルーターより多いかもしれません。

引用元:BUFFALO公式サイト

なお、目安として下りの通信速度が100Mbpsを超えると、大容量のファイル転送やオンラインゲームも快適に利用できます。

WiMAXのホームルーターの下り実測速度は旧端末でも100Mbps前後、最新機種の「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は170Mbpsほどなので、どれも目安の通信速度と同等か上回っています。

ただし、実測速度はあくまで平均であり、利用環境によっては平均を大きく下回る場合もあるので、できる限り実測速度の速い端末を選ぶのがおすすめです。

WiMAXルーターの料金とスペック比較

それぞれのルーター選びのポイントを確認したところで、WiMAXルーターの料金とスペックを比較してみましょう。

WiMAXモバイルルーター
Speed Wi-Fi 5G X12(5G SA対応)
・Speed Wi-Fi 5G X11
・Galaxy 5G Mobile Wi-Fi

WiMAXホームルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)
・Speed Wi-Fi HOME 5G L12
・Speed Wi-Fi HOME 5G L11

WiMAXのルーターはモバイルルーター、ホームルーターともに3種類ずつありますが、おすすめは最新機種のSpeed Wi-Fi 5G X12とSpeed Wi-Fi HOME 5G L13です。

あえて旧端末を選ぶ必要があるとすれば、以下のケースが考えられます。

・できる限り端末料金を抑えたい
・モバイルルーターのバッテリー持続時間を最重要視している

確かに、多くのプロバイダでは旧端末の方が端末料金が割安です。

ただし、WiMAXプロバイダの中には、端末料金を実質無料で利用できるプロバイダ端末をレンタルで利用できるプロバイダがあります。

さらに、端末料金が安いからといって、月額料金を含む実質総額料金が安いとは限りません。

実質総額料金
ある期間の、契約事務手数や端末料金、月額料金の合計からキャッシュバックや各種割引の金額を引いたもの

また、モバイルルーターのバッテリー持ちは旧端末のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiが優れていますが、端末を購入できるプロバイダは少なく、主にレンタルでの利用になります。

すでに旧端末を取り扱っていないプロバイダも多く、現時点で取り扱いのあるプロバイダでも契約時には在庫がなくなっている可能性があるので、ほとんどの方は最新機種を選んでおくのが無難です。

次に、それぞれのルーターの実際のスペックや端末料金の詳細を確認してみましょう。

モバイルルーター

項目Speed Wi-Fi 5G X12Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
モバイルルーター
5G SA対応
バッテリー持続時間約540分約490分約1,000分
サイズ(幅×高さ×厚さ)約136×68×14.8mm約136×68×14.8mm約147×76×10.9mm
重量約174g約174g約203g
最大下り速度3.9Gbps2.7Gbps2.2Gbps
最大上り速度183Mbps183Mbps183Mbps
実測下り速度105.91Mbps69.02Mbps68.98Mbps
実測上り速度24.35Mbps12.22Mbps15.31Mbps
端末料金※27,720円21,780円21,780円
画像引用元:UQ WiMAX
※端末料金はプロバイダによって異なる場合があります。
※実測値は「みんなのネット回線速度」から11月21日に引用した情報です。

現時点で利用できるWiMAXのモバイルルーターは、「Speed Wi-Fi 5G X12」「Speed Wi-Fi 5G X11」「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」の3種類です。

まずは、モバイルルーターを選ぶポイントで3つの端末を比較してみましょう。

WiMAXモバイルルーター選びのポイント
  • バッテリー持続時間
  • サイズと重量(持ち運びやすさ)
  • 通信速度

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiのバッテリー持続時間は他の端末よりも2倍ほど長く、長時間持ち運びたい方には向いています。

実際の口コミでもGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの電池持ちは評価されています。

WiMAXのルーターをSpeed Wi-Fi 5G X11からGalaxy 5G Mobile Wi-Fiに変えたら、電池持ちが倍になった。

引用元:X(Twitter)

とはいえ、他の端末でも8〜9時間程度は使えますし、モバイルバッテリーや充電器を持ち運べばさらに長時間の利用も可能です。

次に、持ち運びやすさを比較してみましょう。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiはバッテリー持続時間が長い分、他の端末よりも重量はやや重く、サイズも大きい特徴があります。

ただし、厚み以外はiPhoneのProシリーズと同等のサイズなので、持ち運びに困るほどではありません。

端末サイズ
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi約147×76×10.9mm
iPhone 15 Pro146.6×70.6×8.25mm

また、通信速度は5G SAに対応したSpeed Wi-Fi 5G X12が他の端末を上回っています。

最大通信速度、実際の通信速度ともに旧端末の1.5〜2倍ほどの速さで、通信性能が向上していることが分かります。

総合的に考えると、端末料金はやや高いものの、ほとんどの人には最新機種のSpeed Wi-Fi 5G X12がおすすめです。

ホームルーター

項目Speed Wi-Fi HOME 5G L13Speed Wi-Fi HOME 5G L12Speed Wi-Fi HOME 5G L11
ホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L13Speed Wi-Fi HOME 5G L12
5G SA対応
同時接続台数32台40台30台
有線接続2台2台2台
サイズ(幅×高さ×厚さ)約100×207×100mm約101×179×99mm約70×182×124mm
最大下り速度4.2Gbps2.7Gbps2.7Gbps
最大上り速度286Mbps183Mbps183Mbps
実測下り速度170.93Mbps95.46Mbps128.15Mbps
実測上り速度24.09Mbps21.39Mbps19.79Mbps
端末料金※27,720円21,780円21,780円
画像引用元:UQ WiMAX
※端末料金はプロバイダによって異なる場合があります。
※実測値は「みんなのネット回線速度」から11月21日に引用した情報です。

WiMAXのホームルーターは、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の3種類です。

ホームルーター選びのポイントで紹介した2つのポイントで比較してみましょう。

WiMAXホームルーター選びのポイント
  • 同時接続台数
  • 通信速度

Speed Wi-Fi HOME 5G L12の同時接続台数が40台と最も多いですが、他の端末でも30台以上の同時接続が可能です。

家族で暮らしている場合や、WiFi接続家電がよほど多い場合を除いて、同時接続台数を気にしすぎる必要はありません。

一方で通信速度は5G SA対応のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13が優れており、上り下りともに最大速度が向上しただけでなく、実測値でも旧端末を上回っています。

もちろん利用環境によって実測値は変わりますが、平均速度ではSpeed Wi-Fi HOME 5G L13が優れているといえます。

最新機種のSpeed Wi-Fi HOME 5G L13は端末料金がやや割高ですが、多くの人には通信速度の優れているSpeed Wi-Fi HOME 5G L13がおすすめです。

WiMAXルーターの注意点

WiMAXルーターを選ぶ際のポイントや端末比較をしたところで、WiMAXルーター選びの注意点も確認しておきましょう。

各プロバイダで最新機種の導入が進んでおり、端末を購入する必要があるプロバイダでは旧端末を利用できないケースが増えています。

また、レンタルの場合は解約時に端末の返却が必要な点や、端末の残債が発生する場合がある点には特に注意が必要です。

プロバイダによって選べる端末が異なる

WiMAXルーターはプロバイダによって選べる端末が異なります。

主要プロバイダの取り扱い端末は下記の通りで、△はレンタルでの利用を表しています。

スクロールできます
プロバイダモバイルルーターホームルーター
Speed Wi-Fi
5G X12
Speed Wi-Fi
5G X11
Galaxy 5G
Mobile Wi-Fi
Speed Wi-Fi HOME 5G L13Speed Wi-Fi
HOME 5G L12
Speed Wi-Fi
HOME 5G L11
BIGLOBE WiMAX
GMOとくとくBB WiMAX
カシモWiMAX
DTI WiMAX
Broad WiMAX
VisionWiMAX
UQ WiMAX
ヨドバシWiMAX
シンプルWiFi
どんなときもWiFi
5G CONNECT   
モンスターモバイル
FreeMax+5G
ヒカルWiFi
※2023年11月21日時点の情報です。
※△は端末をレンタルで利用

上記の表で分かるように、ほとんどのプロバイダで最新機種のSpeed Wi-Fi 5G X12とSpeed Wi-Fi HOME 5G L13が利用可能です。

一方で、端末をレンタルで利用するプロバイダは旧端末を取り扱っているケースも多い他、FreeMax+5Gは最新機種の取り扱いがありません。

また、モンスターモバイルはモバイルルーターのみ取り扱っている点や、シンプルWiFiはSpeed Wi-Fi 5G X12の取り扱いがない点にも注意が必要です。

なお、取り扱いがある端末でも、タイミングによっては一時的に在庫切れの場合もあります。

入荷を待ってもキャンペーンや料金が大きく変わってしまう可能性もあるので、在庫切れの場合は他のプロバイダから申し込みをしてください。

レンタルの場合は解約時に端末の返却が必要

WiMAXプロバイダの中には端末をレンタルで利用できるプロバイダがあり、端末料金がかからないメリットがあります。

端末をレンタルで利用できるプロバイダ
・シンプルWiFi
・5G CONNECT
・モンスターモバイル
・FreeMax+5G

ただし、レンタルの場合は解約時に端末の返却が必要です。

また、レンタルの端末は中古品を使うケースも多いので、中古品に抵抗のある方にはおすすめできません。

レンタル買い切り
メリット・端末料金がかからない
・解約後の端末の処理が不要
・新品を使える
・解約しても手元に残る
デメリット・中古品を使うことが多い
・解約時に端末を返却する必要がある
・端末料金がかかる

なお、返却の際に付属品に不備があると追加料金を請求される場合もあるので、メリットとデメリットを比較してレンタルでの利用を考えましょう。

また、端末が中古の場合は新品よりも故障のリスクが高いので、レンタルで利用する場合は端末補償オプションを検討する価値があります。

WiMAXプロバイダによって補償内容や補償範囲は微妙に違うので、契約するプロバイダの公式サイトで詳細を確認しましょう。

解約時に端末代料金の残債が発生する場合がある

端末を分割で購入した場合、解約時期によっては端末料金の残債が発生するケースがあります。

例えば、多くのプロバイダでは端末料金を24回や36回などの分割払いで購入可能です。

分割払いを利用すると初期費用を抑えられる一方で、分割払いの途中で解約した場合は残りの端末料金を一括で支払う必要があります。

端末料金27,720円を770円×36回の分割払いで購入し、12ヶ月で解約した場合
分割代金770円×残りの分割回数24ヶ月分の支払いが発生
770円×24ヶ月=18,480円の支払い

上記のように、タイミングによっては多額の支払いが必要になるので、分割払いを選んだ場合は端末料金の残額を把握しておきましょう。

特に毎月の割引で端末料金が実質無料になるプロバイダでは、分割払い終了前に解約すると全ての割引が受けられないので注意してください。

SIMのみ契約が可能なプロバイダがある

WiMAXプロバイダの中には、BIGLOBE WiMAXやUQ WiMAXのように端末を購入せずにSIMのみの契約が可能なプロバイダがあります。

手持ちの端末を再利用できるので端末料金を節約できるメリットがありますが、注意点もあります。

SIMのみ契約の注意点
・契約できるプロバイダが限られている
・乗り換えの割引やキャンペーンの対象外になる場合がある
・5G対応のルーターが必要
・総額料金で比べるとお得とは限らない

例えばUQ WiMAXは端末料金の割引キャンペーンを実施していますが、SIMのみ契約では端末を購入しないため割引を受けられません。

また、古いルーターは5Gに対応していないため、WiMAX+5G対応のルーターを持っていないとSIMのみの契約は不可能です。

なお、SIMのみの契約で支払い料金を節約できる場合もありますが、端末を購入してでも他のプロバイダに乗り換えた方がお得なケースもあるので注意しましょう。

5G非対応のWiMAXルーターの例
・Speed Wi-Fi NEXT WX06
・Speed Wi-Fi NEXT W06
・Speed Wi-Fi NEXT WX05
・Speed Wi-Fi NEXT W05
・WiMAX HOME 02
・Speed Wi-Fi HOME L02

5G非対応のルーターに注意

現時点で各プロバイダが取り扱っているのは全て5G対応のルーターですが、WiMAXルーターの中には5G非対応のものもあります。

「WiMAX+5G」のサービスが開始したのは2021年4月8日であり、それ以前のWiMAX2+の時期に契約している場合は、ルーターも5G非対応のものを使用しています。

そのため、仮にフリマサイトで5G非対応のルーターを購入したとしても、SIMのみの契約はできません。

5Gに対応したルーターはこの記事で紹介している6つの端末のみなので、中古のルーターを購入する際は5G対応のルーターを選ぶようにしましょう。

WiMAXルーターが利用できるおすすめプロバイダ

ここからは、WiMAXルーターが利用できるおすすめプロバイダを紹介します。

WiMAXには多くのプロバイダがあり、プロバイダ選びに悩む方も多いかもしれません。

ここでは、それぞれに異なる特徴を持ったWiMAXプロバイダを紹介するので、プロバイダ選びに悩んでいる方は参考にしてください。

WiMAXルーターが最安で利用できるGMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAX とは
引用元:GMOとくとくBB WiMAX公式サイト

GMOとくとくBB WiMAXは誰でも25,500円の高額キャッシュバックが受け取り可能で、実質総額料金がWiMAXプロバイダの中で最安です。

そのため、とにかくお得にWiMAXを利用したい方にはおすすめのプロバイダです。

なお、乗り換え前のプロバイダの解約費用が22,000円を超える場合はキャッシュバックが40,000円に増額されますが、解約費用が22,000円を超えることは珍しいので、ほとんどの方は25,500円のキャッシュバックに該当します。

GMOとくとくBB WiMAXの取り扱いルーター
  • Speed Wi-Fi 5G X12(5G SA対応)
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)

主要プロバイダの5G SA対応プランで実質総額料金を比較しました。

プロバイダ2年間の実質総額料金3年間の実質総額料金
GMOとくとくBB WiMAX(キャッシュバック25,500円)95,555円156,803円
GMOとくとくBB WiMAX(キャッシュバック40,000円)81,055円142,303円
BIGLOBE WiMAX112,332円180,708円
カシモWiMAX120,340円178,156円
Broad WiMAX97,974円153,810円
UQ WiMAX125,059円187,484円
シンプルWiFi124,300円182,380円
5G CONNECT(2年契約プラン)99,650円162,650円
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24(36)ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計から
キャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※2023年11月21日時点の情報です

現実的な25,500円のキャッシュバックで比較すると、Broad WiMAXや5G CONNECTもGMOとくとくBB WiMAXと同等の実質総額料金です。

ただし、Broad WiMAXはキャッシュバック金額を最大の19,000円として計算している点や、5G CONNECTは端末がレンタルである点は考慮する必要があります。

なお、GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバックを受け取るまでに11ヶ月かかるので、短期間での解約を想定している方には向きません。

1年間以上の利用を予定し、かつ端末のレンタルに抵抗がある方には、最安でWiMAXルーターを利用できるGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

最安でWiMAXを利用するなら

端末料金が実質無料のカシモWiMAX

引用元:カシモWiMAX公式サイト

端末料金を実質無料で利用したい方には、カシモWiMAXがおすすめです。

カシモWiMAXは、端末料金を分割払いにすると実質無料で端末を利用できるキャンペーンを実施しています。

Speed Wi-Fi 5G X12、Speed Wi-Fi HOME 5G L13
 →端末料金27,720円が実質無料
Speed Wi-Fi 5G X11
 →端末料金21,780円が実質無料

なお、カシモWiMAXは現時点で旧端末を含む3種類のルーターを取り扱っていますが、毎月の端末料金と同額が割引されるキャンペーンがあるため、どの端末も実質無料で利用できます。

カシモWiMAXの取り扱いルーター
  • Speed Wi-Fi 5G X12(5G SA対応)
  • Speed Wi-Fi 5G X11
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)

ただし、36回の分割払いが終わるまでに解約すると、端末料金の残債を支払う必要がある点には注意が必要です。

また、カシモWiMAXは初月以降の月額料金が一定で契約期間の縛りもなく、料金プランが分かりやすい特徴があります。

WiMAXルーターを実質無料で利用したい方にはカシモWiMAXがおすすめです。

わかりやすくWiMAXを利用するなら

SIMのみ契約も可能なBIGLOBE WiMAX

引用元:BIGLOBE WiMAX公式サイト

BIGLOBE WiMAXは、端末を購入せずにSIMのみの契約も可能なプロバイダです。

UQ WiMAXもSIMのみ契約が可能ですが、実質総額料金で比較するとBIGLOBE WiMAXの方が安いため、SIMのみ契約を考えている場合はBIGLOBE WiMAXがおすすめです。

なお、購入できるルーターは最新機種のみですが、SIMのみの契約は5G対応のどの端末にも対応しています。

ルーター購入SIMのみ契約
Speed Wi-Fi 5G X12(5G SA対応)
Speed Wi-Fi 5G X11
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
Speed Wi-Fi HOME 5G L11
11月21日時点の情報です。

WiMAXプロバイダからの乗り換えなど、ルーターを持っている場合はSIMのみの契約で端末料金の節約が可能です。

ただし、キャッシュバック金額などの条件によっては、GMOとくとくBB WiMAXの方がお得な場合もあります。

プロバイダ2年間の実質総額料金3年間の実質総額料金
BIGLOBE WiMAX(SIMのみ)93,852円139,128円
GMOとくとくBB WiMAX(キャッシュバック25,500円)95,555円156,803円
GMOとくとくBB WiMAX(キャッシュバック40,000円)81,055円142,303円
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24(36)ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計から
キャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※2023年11月21日時点の情報です

また、BIGLOBE WiMAXは月額料金の割引と初月無料のキャンペーンで初期費用が安く、口座振替にも対応しています。

SIMのみの契約を考えている方や初期費用を抑えたい方、口座振替を希望する方はBIGLOBE WiMAXを検討してください。

BIGLOBE WiMAX:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/lp/afi/

\ お得にWiMAXを利用するなら /

端末がレンタルで利用できるシンプルWiFi

引用元:シンプルWiFi公式サイト

シンプルWiFiは端末をレンタルで利用できるため、端末を購入する必要がありません。

そのため、端末料金無料でWiMAXを利用できます。

シンプルWiFiでは、以下の5つのルーターをレンタルで利用可能です。(2023年11月21日時点)

シンプルWiFiの取り扱いルーター
  • Speed Wi-Fi 5G X11
  • Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L12
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L11

他のプロバイダでは5G対応の端末は旧端末と比べて割高なケースが多いですが、シンプルWiFiの利用料金はどの端末でも同じです。

そのため最新機種の利用がおすすめですが、シンプルWiFiでは現時点でモバイルルーターの「Speed Wi-Fi 5G X12」は取り扱っていません。

また、ホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は利用可能ですが、以前は在庫切れの時期もあったので注意してください。

なお、シンプルWiFiはいつ解約しても端末の残債や解約違約金が発生しないため、6ヶ月以内など短期で解約した場合の総額料金がWiMAXプロバイダで最安クラスです。

端末をレンタルで利用したい方や、短期解約の可能性がある方にはシンプルWiFiがおすすめです。

シンプルWiFi:https://simple-wifi.jp/

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無料でWiMAXルーターがお試し可能なUQ WiMAX

引用元:UQ WiMAX公式サイト

UQ WiMAXは、WiMAXルーターを無料でお試しできる「Try WiMAX」のサービスが利用できます。

なお、他のプロバイダにも「無料お試し」はありますが、本契約と関係なく完全無料でお試し利用ができるのはUQ WiMAXだけです。

Try WiMAXで利用できる端末はモバイルルーター、ホームルーターともに2種類ずつで、最新の5G SA対応端末のレンタルも可能です。

Try WiMAXで利用できるルーター

モバイルルーター
・Speed Wi-Fi 5G X12(5G SA対応)
・Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
ホームルーター
・Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)
・Speed Wi-Fi HOME 5G L11

ただし、端末によっては一時的に在庫がない可能性もあるので、申し込む前に端末の在庫状況をチェックしましょう。

また、UQ WiMAXを運営しているUQコミュニケーションズはWiMAX回線を提供している本家本元であり、運営会社としての安心感があります。

なお、UQ WiMAXで購入できる端末は5G SA対応の最新機種のみです。

UQ WiMAXの取り扱いルーター
  • Speed Wi-Fi 5G X12(5G SA対応)
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)

WiMAXルーターを無料でお試ししたい方や、WiMAXの本家本元の安心感を求める方はUQ WiMAXを検討してください。

UQ WiMAX:https://www.uqwimax.jp/

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WiMAXルーターのよくある質問

ルーターが故障した時はどうなる?

1年以内の自然故障は無料で補償されるが、それ以外の場合は有償での修理や購入が必要。

ただし、各プロバイダで有料の端末補償オプションが用意されている。

解約後の端末の使い道は?

解約後の端末はSIMのみの契約が可能なプロバイダで利用可能。

また、リサイクルショップやフリマサイトで売却も可能。

WiMAXルーターの電話番号の調べ方は?

それぞれの端末で確認できるが、電話番号の使い道はほとんどない。

端末のアップデートの方法は?

それぞれの端末によって異なる。

WiMAXは無制限と聞いたけど速度制限はない?

短期間に大量のデータ通信を行った場合は速度制限の可能性あり。

WiMAXは繋がらないって本当?

利用環境にもよるが、以前のWiMAX2+からWiMAX+5Gになったことで、以前よりも広い範囲で利用できるようになった。

ルーターが故障した時はどうなる?

メーカーの保証期間内である1年以内の自然故障であれば、無償での修理や交換が可能です。

自然故障
取り扱い説明書やその他の注意事項の記載内容に従った正常な使用状態の下で発生した故障

ただし、購入から1年を超えた場合や自然故障以外の場合など、メーカー保証の適応外の場合は有償での修理や交換となります。

各プロバイダは有料の端末補償オプションを用意していますが、補償内容が不十分だったり、料金が割高だったりします。

ルーターの故障が心配な方は、補償内容と料金を比較し、加入の是非を検討しましょう。

なお、端末補償オプションの加入はプロバイダの契約時のみに限られている場合も多いので注意してください。

解約後の端末の使い道は?

解約後の端末の使い道は、大きく分けて2つあります。

・再利用する
・売却する

WiMAXのルーターはSIMフリーなので、新しいSIMカードを契約すれば再利用可能です。

WiMAXプロバイダでSIMのみの契約が可能なのは、BIGLOBE WiMAXとUQ WiMAXの2社だけで、他にも格安SIMのSIMカードを利用できる場合もあります。

さらに、ホームルーターやクレードル付きのモバイルルーターであれば、光回線など自宅の回線の中継機としても利用可能です。

また、端末はリサイクルショップやフリマサイトで売却することも可能です。

なお、シンプルWiFiなど端末をレンタルで利用するプロバイダの場合は、解約後に端末を返却する必要があります。

他にも、Broad WiMAXのように購入した端末の無料回収サービスを実施しているプロバイダもあります。

WiMAXルーターの電話番号の調べ方は?

WiMAXルーターの電話番号は端末やWebサイトで確認できます。

各ルーターの電話番号の確認手順は以下の通りです。

ルーター確認手順
Speed Wi-Fi 5G X12「情報」→「端末情報」→「端末情報」→電話番号が表示
Speed Wi-Fi 5G X11「情報」→「端末情報」→「端末情報」→電話番号が表示
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi「(メニュー)」→「概要」→「ステータス」→電話番号が表示
Speed Wi-Fi HOME 5G L13ルーターとパソコンなどをWi-Fiで接続し、「クイック設定Web」を立ち上げる→SIMカード情報に電話番号が表示
Speed Wi-Fi HOME 5G L12ルーターとパソコンなどをWi-Fiで接続し、「クイック設定Web」を立ち上げる→SIMカード情報に電話番号が表示
Speed Wi-Fi HOME 5G L11ルーターとパソコンなどをWi-Fiで接続し、「Speed Wi-Fi HOME設定ツール」を立ち上げる→端末情報に電話番号が表示

ルーターによってはアプリで確認できる場合もあるので、詳細はUQ WiMAXの公式サイトや契約したプロバイダの公式サイトを参考にしてください。

なお、ルーターの電話番号に通話機能はなく、使い道はほとんどありません。

以前は「auスマートバリュー mine」申し込み時に電話番号の情報が必要でしたが、WiMAX2+対応ルーターが対象の割引のため、5G対応ルーターの場合は関係ありません。

端末のアップデートの方法は?

WiMAXルーターは、不具合の解消などのためにアップデートが必要な場合があります。

各ルーターのアップデート情報はUQ WiMAX公式サイトに掲載されているので、定期的にチェックしましょう。

また、アップデート方法はルーターによって異なるので、詳細は下記のリンクを参考にしてください。

各ルーターのアップデート方法
Speed Wi-Fi 5G X12
Speed Wi-Fi 5G X11
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
Speed Wi-Fi HOME 5G L11

WiMAXは無制限と聞いたけど速度制限はない?

WiMAXは無制限の高速通信が特徴ですが、場合によっては速度制限を受けることがあります。

WiMAXで速度制限を受けるケース
・スタンダードモードで短期間に大量の通信を行った場合
・プラスエリアモードで通信量の上限を超えた場合

WiMAXにはスタンダードモードとプラスエリアモードの2種類のモードがあり、プラスエリアモードの方がより広いエリアで通信ができる特徴があります。

スタンダードモードプラスエリアモード
通信制限(月間)なし※15GBまたは30GB
別料金なし利用月は1,100円
使用回線WiMAX2+
au 4GLTE
au 5G
WiMAX2+
au 4GLTE
au 5G
au 4GLTE(プラチナバンド)
※一定期間内に大量のデータ通信があった場合、一時的に通信制限を受ける可能性あり。
※プラスエリアモードで当月の通信量が30GBを超えた場合、当月末までの通信速度が128kbpsに制限されます。

原則としてスタンダードモードは無制限の通信が可能ですが、短期間に大量のデータ通信があった場合のみ、通信制限を受ける可能性があります。

「大量のデータ通信」の具体的な基準は公表されていませんが、3日で102GB使っても速度制限されなかった口コミがあります。

WiMAX+5Gの3日15GB制限が撤廃された件ですが、昨日までの3日で102GB使いましたが速度制限されていません。

引用元:X(Twitter)

また、プラスエリアモードの場合はプロバイダごとに通信量の上限が決まっており、上限を超えると通信速度が128kbpsに制限されます。

なお、プラスエリアモードが制限されても、スタンダードモードは変わらず利用できるので安心してください。

WiMAXは繋がらないって本当?

WiMAXは以前の「WiMAX2+」から「WiMAX+5G」へ変わったことで、auの5Gや4G LTE回線が利用できるようになり、通信性能が大きく改善されました。

例えば、新幹線のトンネル内でも繋がることに感動している口コミがあります。

すげぇ、WiMAX+5Gだと東海道新幹線のトンネルの中でもつながる!WiMAXに加えて4G/5G帯を使えるようにしてあるのは大きい。感謝。

引用元:X(Twitter)

また、プラスエリアモードに切り替えるとプラチナバンドも利用でき、建物内や地下でも繋がりやすくなります。

プラチナバンドとは
700MHz~900MHzの周波数帯域を中心とした電波帯域を指す通称で、障害物があっても回り込んで電波が届きやすく、地下、屋内、山の陰などでも繋がりやすい特徴があります。

実際にプラスエリアモードに変えると地下でも繋がりやすい評判もあります。

Try WiMAXでお試ししてみたけど、地下でも繋がる場所はちょいちょい出てきた所に進化を感じるな。プラスエリアモードなら普通に繋がったし。まあ使いたい場所でスタンダードモードで繋がらないから自分には合わなかったけど、3日上限制限も撤廃されたし結構いいんじゃないすかね。

引用元:X(Twitter)

ただし、利用するエリアや利用時間によっては、モードに関わらず繋がりにくいこともあります。

WiMAX、昼の時間帯全く繋がらない。半年使っても改善されないからもう辞めよう。

引用元:X(Twitter)

うーん、WiMAXがプラスエリアモードでしか繋がらないから秋までに解約しよっと。

引用元:X(Twitter)

WiMAXの電波状況が不安な方は、契約前に「Try WiMAX」などで実際の利用環境での繋がりやすさを確認するようにしましょう。

まとめ:WiMAXのルーターは5G SA対応の最新機種がおすすめ

WiMAXのルーターは5G SAに対応した最新機種がおすすめです。

モバイルルーターの利用を考えている方は「Speed Wi-Fi 5G X12」、ホームルーターを利用したい方は「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を選んでおけば間違いないでしょう。

5G対応のWiMAXルーターは他にもありますが、取り扱うプロバイダが限られていたり、通信性能が劣っていたりします。

WiMAXの5G対応ルーター
  • Speed Wi-Fi 5G X12(おすすめ)
  • Speed Wi-Fi 5G X11
  • Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13(おすすめ)
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L12
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L11

なお、最新機種は旧端末に比べると端末料金がやや割高ですが、分割払いであれば気にするほどの差ではありません。

また、利用できる端末はプロバイダによって異なるので、最新機種を利用したい方はプロバイダの公式サイトで確認してから契約するようにしましょう。

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この記事を書いた人

「通信快選」はクラウドSIMにて回線サービスを提供する「EX-WiFi」が運営しています。WiMAXやクラウドWiFi、格安SIMやホームルーターなど回線サービスの選択肢が多い中で、株式会社ファイナルブルーが回線サービス運営の知見に伴う情報を発信しています。

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