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【2023年9月】最安のWiMAXプロバイダを条件別に紹介

WiMAXは、手軽に高速なインターネット通信ができるモバイル回線サービスで、29社※1ものプロバイダから提供されています。

それぞれ特徴のある料金プランやサービス内容を提供しているため、最適なプロバイダを調べるだけでも大変です。

この記事はこんな人におすすめ

「WiMAXプロバイダが多すぎて、どこにしたら良いかわからない。」
「そもそも何に料金がかかるの?安くできるの?」
「自分に合った条件で最も安いのはどのプロバイダ?」

最安のプロバイダを選ぶときは、月額料金や端末代金などを含めた総額料金で比較する必要があります。

この記事では最安のプロバイダ選びに重要になる、WiMAXにかかる総額料金の内訳や、総額料金を安くするポイントを紹介しています。

また、条件別の最安のプロバイダを紹介しているので、自分の利用用途に合うWiMAXプロバイダを見つけてみてください。

※1 2023年8月27日時点でUQ WiMAX公式サイトに掲載されている情報です。

目次

WiMAXを最安で利用するならGMOとくとくBB WiMAX

引用元:GMOとくとくBB WiMAX公式サイト

まずは簡単に、WiMAXの特徴をおさらいしましょう。

WiMAXはUQコミュニケーションズの回線を利用したモバイル回線サービスで、2023年8月時点で契約数が3,800万を超えています(契約数は一般社団法人電気通信事業者協会の公表値)。

また、スマートフォンやクラウドWiFiと比べると次の特徴があります。

WiMAXの特徴

  • 高速通信のできるモバイル回線
  • データ容量が無制限で使える
  • au回線を利用できるので、スマートフォンのように繋がりやすい

WiMAXを提供するプロバイダは29社ありますが、いずれも同じWiMAX回線を利用しているため利用エリアや通信速度に違いはありません

そのため、WiMAXプロバイダを選ぶときは料金プラン、キャンペーン、オプションなどに着目しましょう。

なかでも、GMOとくとくBB WiMAXは最大40,000円の高額なキャッシュバックが特徴のプロバイダで、他社よりも実質総額がかなり安いです。

実質総額とは、月額料金、端末代金、割引、キャッシュバックなどをすべて含めた料金

GMOとくとくBB WiMAXの料金の安さは、各プロバイダの実質総額を2年間、3年間で比較するとよくわかります。

まずは5G SA(5Gよりも高速通信が可能)対応プランを提供するプロバイダの中で比較してみましょう。

プロバイダ名2年間の実質総額3年間の実質総額
GMO とくとくBB WiMAX(新規契約)100,725円152,733円
GMO とくとくBB WiMAX(乗り換え)86,225円138,233円
BIGLOBE WiMAX114,972円174,108円
カシモWiMAX117,040円174,856円
Broad WiMAX(縛り無)128,117円175,637円
Broad WiMAX(2年縛り)123,629円168,905円
UQ WiMAX134,684円194,084円
ヨドバシWiMAX122,336円181,736円
※2023年8月27日時点の情報です。

GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック金額は2種類ありますが、どちらの場合も最安になっていることがわかります。

GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック金額

  • 乗り換え時の解約違約金が2万円以上のときは40,000円
  • それ以外のときは25,500円

また、下記ではその他のプラン、プロバイダを含めて比較していますが、その中でもGMOとくとくBB WiMAXは最安です。

プロバイダ名2年間実質総額3年間の実質総額
GMOとくとくBB WiMAX(※1)100,725円152,733円
BIGLOBE WiMAX109,164円168,300円
カシモ WiMAX106,480円159,016円
DTI WiMAX104,500円161,260円
UQ WiMAX114,886円174,286円
Vision WiMAX(縛り無)115,406円169,790円
Vision WiMAX(2年縛り)111,116円165,500円
ヨドバシWiMAX119,212円178,612円
※2023年9月1日時点の情報です。
※1 実質総額はキャッシュバック25,500円で算出しています。

GMOとくとくBB WiMAXは、他社に勝る高額なキャッシュバックと月額料金割引により、2年間、3年間の実質総額で最安です

WiMAXの利用を考える上でとにかく料金の安さを重視するなら、新規契約や乗り換えに関わらずGMOとくとくBB WiMAXがピッタリです。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

最安でWiMAXを利用するなら

最安のWiMAXプロバイダを選ぶ6つのポイント

WiMAXの通信速度や利用エリアはどのプロバイダでも同じなので、それぞれ料金プラン、キャンペーン、オプションなどの面で差別化を図っています。

最安のプロバイダを選ぶときは、次の6つのポイントに着目しましょう。

前章の実質総額の比較でもわかるように、月額料金の安さだけでなく、割引やキャンペーンでお得になる金額も重要な要素です。

そのほか、WiMAXの利用期間、購入する端末、オプションも料金に影響します。

以降で、これらのポイントを詳しく紹介していきます。

実質総額の安さ

最安のWiMAXプロバイダを選ぶには、各プロバイダの実質総額で比較しなければなりません。

実質総額は契約から解約までにかかる総額費用で、次のような料金を含みます。

実質総額に含む料金

  • 月額料金
  • 端末代金
  • オプション料金
  • 事務手数料
  • キャッシュバック
  • 各種割引

この中でも特に料金への影響が大きいのは、以下の3項目です。

  • 月額料金
  • 端末代金
  • キャッシュバック

しかし、キャッシュバック金額が大きくて一見お得に見えても、月額料金や端末代金が高い場合は、実質総額が最安どころか割高なケースもあります。

例えば、下記のような料金とキャッシュバックが異なる2つのプロバイダで考えてみましょう。

プロバイダA
月額料金4,000円、キャッシュバック20,000円
→1年間総額28,000円、2年間総額76,000円

プロバイダB
月額料金3,000円、キャッシュバック10,000円
→1年間総額26,000円、2年間総額62,000円
※各総額は月額料金とキャッシュバックのみで計算

プロバイダAのほうがキャッシュバック金額は大きいですが、1年間総額ではプロバイダBよりも高くなります。

さらに、プロバイダBの月額料金の安さから、2年間総額になると差が大きくなるのがわかります。

料金で比較するときは、キャッシュバックの有無や金額の大きさだけでなく、月額料金や利用期間も考慮して検討するようにしましょう。

また、毎月の月額料金が段階的に上がっていく点にも注意しましょう。

例えば、GMOとくとくBB WiMAXの月額料金は3段階に分かれており、やや複雑な料金体系になっています。

しかし、当サイトでは月額料金の推移も含めて「実質総額料金」として計算していますし、比較してもらうだけでひと目で最安のWiMAXプロバイダが分かります。

キャンペーンの適用条件

WiMAXはプロバイダによって、独自の割引キャンペーンやキャッシュバックを展開しており、少しでもお得に利用するには適用条件を満たせるかが重要です。

お得に見えるキャンペーンや割引でも、実際には細かい条件があって適用されないこともあります。

WiMAXの割引やキャンペーンの適用条件の例

キャッシュバックの場合

  • 受付期間、申し込み期限がある
  • Web申し込み限定、クーポンコード入力などの指定がある
  • 支払い方法が限定されている
  • 購入端末が限定されている
  • 申し込みと同時に端末購入が条件になっている
  • オプション加入が条件になっている
  • 乗り換え時の解約違約金の額によって、キャッシュバック金額が変わる

料金割引の場合

  • 適用期間、申し込み期限がある
  • 新規の申し込みに限定されている
  • Web申し込みに限定されている

端末割引の場合

  • 端末代金の分割払いに限定されている
  • 途中解約すると適用期間が終わる

スマートフォンとのセット割引の場合

  • キャリアがUQモバイル、auに限定されている

支払い方法や申し込み方法の違いだけでもキャンペーンが適用されないプロバイダもあるので、割引額の大きさや高額キャッシュバックだけを見ていると損をするかもしれません。

キャンペーンのお得さはもちろんですが、実際に自分がそれらの割引やキャッシュバックの適用対象になるかどうかも確認しましょう。

通信速度

通信速度が速いに越したことはないと考えると思いますが、WiMAXは利用できる端末やプランによって速度が異なります。

そのため自身のインターネットの使い方に合わせて、必要な通信速度を満たす端末を選ぶ必要があります。

WiMAXの通信速度は端末性能の影響が大きく、モバイルルーターかホームルーター、旧機種か新機種かによって変わります。

端末ごとに性能上の通信速度を見てみましょう。

端末機種下り速度(最大)上り速度(最大)
ホームルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L13(新機種)4.2Gbps286Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L122.7Gbps183Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L112.7Gbps183Mbps
モバイルルーター
Speed Wi-Fi 5G X12(新機種)3.9Gbps183Mbps
Speed Wi-Fi 5G X112.7Gbps183Mbps
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi2.2Gbps183Mbps
引用元:UQ WiMAX公式サイト

通信速度は、旧機種よりも5G SAに対応している新機種、モバイルルーターよりもホームルーターのほうが速いです。

また、通信速度の実測値も見てみましょう。

端末機種下り平均速度上り平均速度
ホームルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L12126.72Mbps22.78Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L11113.14Mbps16.6Mbps
モバイルルーター
Speed Wi-Fi 5G X1174.08Mbps13.78Mbps
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi71.01Mbps15.48Mbps
※「みんなのネット回線速度」より8月25日に引用した情報です。
※新機種(Speed Wi-Fi HOME 5G L13、Speed Wi-Fi 5G X12)の実測値は報告データがないため除いています。

最大下り速度や最大上り速度と比較するとかなり控えめな数字に見えますが、同じ傾向にあることがわかります。

ただし同じ機種でも、エリアや周辺環境によって繋がりやすさや通信速度が異なる場合があるので注意しましょう。

WiFiが利用する2.4GHz帯は、普段利用する電子レンジやコードレス電話なども利用しています。加えて、近隣の家でWiFiを利用している場合も同一の電波が発せられており、電波干渉が発生する可能性があります。
電波干渉が発生すると接続が不安定になるため、遅い・つながりにくい要因になります。

引用元:UQ WiMAX公式サイト

なお、プロバイダによっては端末の取り扱いがない場合や在庫切れの場合があるので、取り扱いの有無を確認しておきましょう。

下記は各プロバイダのホームルーターの取り扱い有無です。

プロバイダ名L13L12L11
GMO
BIGLOBE
カシモ
Broad
Vision
UQ
DTI
ヨドバシ
ビックカメラ
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。

続いて、モバイルルーターの取り扱い有無です。

プロバイダ名X12X11Galaxy
GMO
BIGLOBE
カシモ
Broad
Vision
UQ
DTI
ヨドバシ
ビックカメラ
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。

通信速度に不安がある場合は、UQ WiMAXのような無料でお試しができるプロバイダがあるので、事前に確認することも検討してみましょう。

UQ WiMAX:https://www.uqwimax.jp/

\ WiMAXの本家本元を利用するなら /

WiMAXの契約期間

WiMAXの契約期間によって実質総額が変わるため、最安のプロバイダを選ぶときには利用する期間を想定しておいたほうが良いでしょう。

次のような要因により実質総額が変わります。

契約期間が実質総額に与える要因

  • 月額料金の割引期間が変わる
  • 途中解約するとキャッシュバックを受け取れない
  • 端末代金の割引が途中解約で解除される
  • 解約違約金の発生の有無が変わる(更新月や最低利用期間)

長く利用するほどお得になる場合もありますし、逆に短い期間のほうがお得になる場合もあり、それはプロバイダごとの特徴といえるでしょう。

また、各プロバイダの料金プランは大まかに、次のように分けることができます。

プロバイダの料金プランの特徴

  • 短期利用向き
    • 1~3年間の割引金額が大きく、基本月額料金が高め
    • 割引金額は小さいが、端末代金が安い
  • 長期利用向き
    • 大きな割引はないが、基本月額料金が安い

大抵どちらかに当てはまるので、自分が利用したい期間に合わせてプロバイダを選ぶようにしましょう。

最新のWiMAX端末を契約できるか

WiMAXでは2023年6月から、従来の5Gよりも高速かつ大容量の5G SAによる通信に対応し、一部のプロバイダで対応プランが始まりました。

2023年8月時点では、以下のプロバイダが5G SA対応プランおよび対応する新しい端末を提供しています。

5G SA対応プランを提供するWiMAXプロバイダ

  • GMOとくとくBB WiMAX
  • BIGLOBE WiMAX
  • カシモWiMAX
  • Broad WiMAX
  • UQ WiMAX
  • ヨドバシWiMAX(ヨドバシカメラ)
  • YAMADA Air Mobile(ヤマダ電機)
  • BIC WiMAX(ビックカメラ)
  • KT WiMAX(ケーズデンキ)

5G SA対応プランは、従来の5Gプランよりも月額料金や端末代金が高くなります

プロバイダによっては両方のプランを提供しているので、最新の端末を利用したい場合は間違えないように5G SA対応プランを選ぶようにしましょう。

オプション加入が必須か

プロバイダによっては、オプション加入が契約条件やキャンペーン適用条件に入っている場合があります。

  • GMOとくとくBB WiMAX
    • 申し込み時にオプション強制加入
  • Broad WiMAX
    • 初期費用20,743円の免除条件にオプション加入がある

いずれも申し込み後に解約することができますが、解約を忘れていると余計な料金がかかってしまいます。

特に1~2ヶ月目が無料の場合は、解約を後回しにしがちなので注意しましょう。

また、GMOとくとくBB WiMAXでは申し込み時にオプション不要を選んでも、別途手続きをしないと解約にはならないので少々わかりにくいです。

オプション解約を忘れてしまう不安がある場合は、そもそもオプション加入が不要なWiMAXを選んでも良いでしょう。

オプション加入が不要で最安のプロバイダは、条件別の最安プロバイダの章で紹介しています。

最安のWiMAXプロバイダ選びに知っておきたい5つの料金

最安のプロバイダを紹介する前に、WiMAXの利用にかかる料金の内訳を見ておきましょう。

WiMAXの利用にかかる料金は、主に次の5つです。

WiMAXの利用にかかる5つの料金

毎月かかる料金

1回のみかかる料金

※端末代金は、分割払いなら毎月かかる料金、一括払いなら1回のみかかる料金です。

利用料金の中で大きな割合を占めるのが、月額料金と端末代金です。

そのため、各プロバイダでは月額料金の割引や端末代金相当のキャッシュバックによる値下げが行われています。

また、5つの料金には、各プロバイダに共通して以下のような特徴があります。

WiMAXの利用料金の特徴

  • 月額料金と端末代金はプロバイダによって大きく異なる
  • 解約違約金0円のプロバイダが多い
  • 事務手数料は各プロバイダ共通

特に、月額料金はプロバイダごとに特徴があるので、ここからは各料金を詳しく紹介していきます。

月額料金

WiMAXの利用料金の中で大きな割合を占めるのが月額料金です。

各プロバイダで金額は異なりますが、次のような傾向があります。

各プロバイダの月額料金に見られる傾向

  • 最初の数ヶ月に大幅な割引がある
  • 割引期間は1〜3年間程度
  • 5G SA対応プランは5Gプランよりも高い

各プロバイダの月額料金を、初月、翌月、基本月額料金(割引なし月額料金)に分けて比較してみましょう。

プロバイダ名初月(0ヶ月目)翌月(1ヶ月目)基本月額料金
GMOとくとくBB1,089円3,784円5,104円
BIGLOBE0円3,773円4,928円
BIGLOBE(5G SA)0円3,773円4,928円
カシモ1,408円4,378円4,378円
カシモ(5G SA)1,408円4,818円4,818円
Broad(縛り無、5G SA)1,397円3,960円4,950円
Broad(2年縛り、5G SA)1,397円3,773円4,818円
Vision(縛り無)1,474円4,048円4,532円
Vision(2年縛り)1,408円3,872円4,532円
UQ4,268円4,268円4,950円
UQ(5G SA)4,268円4,268円4,950円
DTI4,180円4,180円4,730円
ヨドバシ0円4,268円4,950円
ヨドバシ(5G SA)0円4,268円4,950円
ビックカメラ4,268円4,268円4,950円
ビックカメラ(5G SA)4,268円4,268円4,950円
※2023年9月1日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。

月額料金は初月から段々と上がっていき、割引の終わる基本月額料金になると最も高くなります。

特に、GMOとくとくBB WiMAXでは初月と翌月は安めの料金ですが、基本月額料金は5,000円を超えており他社よりも高いです。

このような傾向にあるプロバイダは、基本月額料金に戻る1~3年まで利用するのが最もお得です。

契約初期に安くなるプロバイダ

  • GMOとくとくBB WiMAX
  • BIGLOBE WiMAX
  • Broad WiMAX
  • ヨドバシWiMAX

逆に、カシモWiMAXのように基本月額料金の安いプロバイダは、他社が段々と高くなる中で安さが続くため、長期に利用するほど実質総額が相対的に安くなっていきます。

長く利用するほど他社よりも安くなるプロバイダ

  • カシモWiMAX
  • Vision WiMAX

自分の利用期間に合わせて、お得になるプロバイダを選びましょう。

端末代金

WiMAXの利用には専用の端末が必要ですが、申し込みと同時に購入できるようになっています(一部、レンタルで利用するプロバイダもあります)。

端末代金の支払い方法は一括払いと分割払いの2種類あり、金額はどこのプロバイダもほぼ同じで一部違うところがあるくらいです。

例えば、5G SA対応端末の端末代金を見てみましょう。

プロバイダ名サポート・キャンペーン分割払い一括払い
UQ 9,900円キャッシュバック550円/月×36カ月19,800円
GMO770円/月×36ヶ月27,720円
カシモ解約まで分割払い料金0円770円/月×36ヶ月27,720円
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。
※5G SA対応端末、クレジットカード払いの場合の端末代金です。

一括払いと分割払いで支払い回数は異なりますが、どちらを選んでも支払う総額は変わりません。

なお、分割払いで支払いが完了せず解約した場合は、残りの端末代金を支払う必要があります。

また、月額料金の支払い方法に口座振替を選ぶと、端末代金は一括払いに限定されます。

ただしカシモWiMAXは例外で、月々の分割払い代金が実質0円になるキャンペーンがあり、3年間利用すると端末代金がかかりません。

解約違約金

解約違約金は、WiMAXの契約期間中に解約したときにかかる料金で、金額はプロバイダによって違います。

2022年7月の電気通信事業法の改正により、解約違約金の上限が月額料金1ヶ月分に定められ、それ以前のように数万円がかかることはなくなりました。

そのため、法改正以降の契約であれば月額料金4,000~5,000円程度の支払いで済むようになりました。

また、プロバイダによっては契約期間の縛りがないプランがあったり、そもそも解約違約金がかからない場合もあります。

解約違約金のかかるプロバイダ

  • Broad WiMAX:4,818円
  • Vision WiMAX:3,872円
  • DTI WiMAX:1,100円

ただし、法改正以前にWiMAXを契約した場合は適用されないため、解約や乗り換えを考えている方は契約書面などでしっかり確認しておきましょう。

なおプロバイダによっては、解約時に他の費用が発生することもあります。

端末返却費用

レンタル端末の返送にかかる費用

対象プロバイダ:シンプルWiFi、モンスターモバイル(無制限プラン)など

端末残債

端末代金が分割払いのときの未払い分

対象プロバイダ:端末代金の分割払いができるプロバイダ全般

解約違約金は少額になりましたが、他の料金がかかるケースには注意しましょう。

オプション料金

プロバイダによっては、WiMAXの利用に役立つオプションサービスを用意しています。

オプションにはWiMAXサービスに共通するものと、プロバイダ独自のものがあります。

WiMAXサービス共通のオプション

  • プラスエリアモード

プロバイダ独自のオプション

  • 端末保証
  • 利用サポート
  • 公衆WiFiの利用

特に有用なオプションは、プラスエリアモードと端末保証です。

プラスエリアモードはWiMAXが繋がりやすくなる有料の通信モードで、利用した月は1,100円がかかります。

端末保証は、故障時や紛失時に代替機器に交換してもらえるオプションで、対応内容や料金はプロバイダによって異なります。

また、契約時にオプション加入が必須のプロバイダもあるので注意が必要です。

オプション加入が必要なプロバイダは次の2つです。

プロバイダ名称料金
Broad安心サポートプラス
My Broadサポート
605円
998円(※1)
GMO安心サポート
公衆無線LAN
330円(※1)
398円(※1)
※2023年8月28日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。
※1 利用開始月から最大2ヶ月無料です。

オプションはあとで解約しても問題ないため、不要だと思ったら忘れないうちに手続きしましょう。

ただし、GMOとくとくBB WiMAXの安心サポートは端末発送月の翌月にならないと解約できないので、忘れないようにしましょう。

事務手数料

事務手数料は契約時に支払う料金で、どのプロバイダでも一律3,300円です。

プロバイダによって呼称が異なり、登録料、申込事務手数料、契約手数料などと記載されていますが、この記事ではまとめて事務手数料としています。

1回だけ支払う料金のため割引しているプロバイダはありませんが、BIGLOBE WiMAXでは事務手数料相当のキャッシュバックがあります。

また、Broad WiMAXでは事務手数料とは別に、初期費用という名目の料金がかかるので注意しましょう。

Broad WiMAXでは、初期費用20,743円がかかる。

高額な初期費用ですが、特定オプションに加入することで無料にできるので、オプションの選択は間違えないようにしましょう。

WiMAXプロバイダごとに様々なキャンペーンが用意されている

各WiMAXプロバイダでは料金割引やお得になるキャンペーンが用意されています。

月額料金の割引はほとんどのプロバイダで行われているキャンペーンですが、割引期間や金額はさまざまです。

また、キャッシュバックや端末代金割引は1万円を超えるところもあるので、なるべく適用条件をクリアしたいキャンペーンでしょう。

ただし、割引やキャンペーンが豊富なプロバイダであっても、条件によっては実質総額で他社に劣る場合もあるので金額の大小だけに固執しないように注意しましょう。

これらのキャンペーンの内容や条件は各プロバイダによって異なるので、以降で詳しく紹介していきます。

キャッシュバックがもらえる

キャッシュバックは、契約後に現金、商品券、ポイントなどの形で金額が還元されるキャンペーンです。

料金の割引と違って、あとで受け取ることになります。

ただし、他のキャンペーンよりも条件が厳しい傾向にあるので、事前に条件や内容をよく確認しておく必要があります。

各プロバイダのキャッシュバックの主要な条件を、以下にまとめました。

プロバイダ名金額条件
GMO40,000円
または
25,500円
プロバイダ乗り換えにかかる解約違約金や端末残債などの合計が税抜20,000円以上の場合に40,000円、それ以外なら25,500円のキャッシュバック。
利用開始から11ヶ月後に申請。
Broad最大19,000円
プロバイダ乗り換えにかかる解約違約金と同額のキャッシュバック。
利用開始から6ヶ月後に申請。
BIGLOBE3,300円申し込み時にクーポンコードを入力し、利用開始から1ヶ月後に申請。
DTI21,780円利用開始から13ヶ月後に申請。
UQ17,280円
9,900円
5,938円
UQモバイルまたはauのスマートフォンの契約が必要。支払い方法や端末機種によって金額が異なる。
ヨドバシ5,000円分の商品券利用開始から5ヶ月目に発送。新機種(※1)の購入時のみ適用。
※2023年8月28日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。
※1 Speed Wi-Fi HOME 5G L13、Speed Wi-Fi 5G X12に限ります。

UQ WiMAXのキャッシュバック適用条件は万人向けではありませんが、すでに利用中のキャリアであれば申請したほうがよいです。

また、キャッシュバックは申請期間と受け取りの期限があるので、忘れず申請するようにしましょう。

特に、金額が大きくて条件の緩いGMOとくとくBB WiMAX、DTI WiMAXは、間違いのないように早めに対応しておきましょう。

月額料金が割り引かれる

月額料金の割引は、ほとんどのプロバイダで行われていますが、その金額や適用期間はさまざまです。

大まかな傾向として、割引は利用開始月から1~3年間続き、その後に基本月額料金に戻ります。

各プロバイダの割引の特徴を以下にまとめました。

プロバイダ名基本月額料金割引期間
GMO5,104円37ヶ月
BIGLOBE4,928円25ヶ月
BIGLOBE(5G SA)4,928円25ヶ月
カシモ4,378円1ヶ月
カシモ(5G SA)4,818円1ヶ月
Broad(縛り無、5G SA)4,950円37ヶ月
Broad(2年縛り、5G SA)4,818円37ヶ月
Vision(縛り無)4,532円25ヶ月
Vision(2年縛り)4,532円25ヶ月
UQ4,950円13ヶ月
UQ(5G SA)4,950円13ヶ月
DTI4,730円25ヶ月
ヨドバシ4,950円25ヶ月
ヨドバシ(5G SA)4,950円13ヶ月
ビックカメラ4,950円25ヶ月
ビックカメラ(5G SA)4,950円13ヶ月
※2023年8月27日時点の情報です。
※割引期間には利用開始月を含みます。

割引期間は最長で37ヶ月も続き、他は25ヶ月、13ヶ月とまちまちです。

割引期間を過ぎると実質総額は相対的に高くなっていくので、割引期間の長さとお得に利用できる期間は同じと考えておいてよいでしょう。

プロバイダの割引期間≒お得になる利用期間

特徴的なのがカシモWiMAXの基本月額料金で、初月以降の割引がない代わりに他社よりも安めです。

割引がない分だけ他社よりも最初は割高になりますが、他社の割引期間の終わる4年目以降に段々と安くなっていきます。

このように、割引期間や金額に応じて最安になるタイミングが変わり、各プロバイダの特徴が表れます

また、月額料金の割引は特に手続きが不要なため、キャッシュバックと比べて容易にメリットが得られるキャンペーンです。

端末代金が実質無料になる

ほとんどのWiMAXプロバイダでは、約2〜3万円で端末を購入する必要があります。

そのような中カシモWiMAXでは、端末代金の分割払いの場合に支払い金額と同額の補助があります。

その端末代金の補助は最大3年間続き、実質的に端末代金0円にすることが可能です。

一方で、実質無料とはいかないまでも、端末代金の割引やキャッシュバックの付いたプロバイダもあるので、下記にまとめました。

プロバイダ名割引額割引後の端末代金
カシモ最大21,780円0円
カシモ(5G SA)最大27,720円0円
UQ5,938円(※1)2円
UQ(5G SA)9,900円(※1)9,900円
DTI21,780円(※1)0円
ヨドバシ5,000円16,780円
ヨドバシ(5G SA)16,000円11,720円
※2023年8月27日時点の情報です。
※1 割引額は正確には端末代金相当のキャッシュバック金額です。

特に、端末代金が実質無料になるカシモWiMAXとDTI WiMAX、あるいは割引額の大きいヨドバシWiMAXは、かなり実質総額をおさえられます。

ただし、割引やキャッシュバックの適用条件が厳しかったり、途中解約することで適用されなかったりするので、条件を満たせるかは必ず確認しておきましょう。

また、メリットを得ようと無理に適用条件に合わせるのではなく、自分の利用条件に適用されるかどうかで考えるようにしましょう。

オプションを無料で使える

プロバイダによっては、オプション料金が数ヶ月無料になるところもあります。

オプション料金が無料になるプロバイダを下記にまとめています。

GMOとくとくBB WiMAX

  • 安心サポート
    • 330円(最大2ヶ月無料)
  • 公衆無線LAN
    • 398円(最大2ヶ月無料)
  • インターネット安心セキュリティ
    • 550円(最大3ヶ月無料)
  • スマホトラブルサポート
    • 1,078円(最大2ヶ月無料)

DTI WiMAX

  • 安心サポート
    • 330円(2ヶ月無料)

Vision WiMAX

  • プラスエリアモード

Broad WiMAX

  • My Broadサポート
    • 998円(最大2ヶ月無料)

特に、プラスエリアモードは多くのプロバイダで月額1,100円がかかりますが、Vision WiMAXでは無料で利用できます

そのほか、安心サポートは端末故障時や破損時に交換してもらえるオプションで、故障の心配がある場合は付けておきましょう。

ただし、1年間のメーカー保証で対応できたり、オプションのグレードを上げないと対応してもらえないケースもあったりするので、加入するかどうかは慎重に選びましょう。

特に長期利用の場合は、端末を再購入の代金よりもオプション料金のほうが高くつくこともあります。

条件別丨最安で利用できるWiMAXプロバイダ【キャンペーン情報も記載】

最安のWiMAXプロバイダはGMOとくとくBB WiMAXと紹介しましたが、条件によっては他社のほうが安くなる場合があります。

特に利用期間や料金プランは、割引やキャンペーンの適用に関わるため、実質総額に大きく影響します。

そのため、どのくらい利用するか、5G SA対応が必要か、どの端末を選ぶか、などは予め決めておいたほうが良いでしょう。

スクロールできます
比較項目GMO5G CONNECTUQヨドバシBIGLOBEカシモビックカメラBroad
特徴高額キャッシュバック端末レンタルお試し無料大きな端末代金割引初期費用最安長期利用向き店舗で対面契約可口座振替可
お得な期間1~3年間30日未満15日未満11ヶ月未満1~2年間3年以上1年間4年以上
5G SA対応(※1)
※2023年8月28日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。
※1 お試し期間中は5G SA非対応です。

また、長期利用に向かない料金プランであっても、乗り換えによって実質的に長期の利用ができ、結果的にお得になるケースもあります。

以降では、条件によって最安になるプロバイダを紹介していきますが、自分の希望する条件を思い浮かべながら読み進めてみてください。

1年以上の利用丨GMOとくとくBB WiMAX

引用元:GMOとくとくBB WiMAX公式サイト

GMOとくとくBB WiMAXのメリット

高額なキャッシュバックと月額料金割引でとにかく最安。他社からの乗り換えならさらにお得。

お得な利用期間:1~3年間
5G SA対応:○

GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバック金額が大きく、実質総額で他社よりも頭一つ抜けています

GMOとくとくBB WiMAXの1年間、2年間の実質総額を他社と比較してみましょう。

プロバイダ1年目の
実質総額
2年目の
実質総額
GMO(乗り換え)34,217円86,225円
GMO(新規)48,717円100,725円
カシモ(※1)53,944円106,480円
UQ(※1)55,486円114,886円
カシモ59,224円117,040円
ヨドバシ62,936円122,336円
ヨドバシ(※1)67,996円119,212円
※2023年9月1日時点の情報です。
※カシモWiMAXの実質総額は端末代金0円で算出しています。
※1 5G SA非対応のプランです。

GMOとくとくBB WiMAXをはじめとした5G SA対応プランは、非対応プランに比べて月額料金が高めですが、非対応の料金プランを含めても実質総額が安いです。

5G SA非対応の料金プランは5G SA対応プランよりも安めですが、それらを含めてもGMOとくとくBB WiMAXの実質総額のほうが安いです。

また、端末代金27,720円が実質0円になるカシモWiMAXでも、GMOとくとくBB WiMAXの安さには及びません。

ただし、次のデメリットもあります。

GMOとくとくBB WiMAXのデメリット

  • キャッシュバックの受け取りは11ヶ月後のため、手続きを忘れやすい
  • 特定のオプションに強制加入になる(ただし無料期間内に解約が可能)
  • 月額料金の割引が終わる4年目からは安さのメリットが失われていく

とはいえ、オプションの解約やキャッシュバックの手続きが難なく行えれば解消できるデメリットです。

1~3年間の利用予定で最安のプロバイダを探しているのであれば、GMOとくとくBB WiMAXを選んでおけば間違いないでしょう。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

最安でWiMAXを利用するなら

1ヶ月未満の短期利用丨5G CONNECT WiMAX

引用元:5G CONNECT WiMAX公式サイト

5G CONNECT WiMAXのメリット

30日未満の短期利用なら端末代金、月額料金、解約違約金がなく最安。

お得な利用期間:30日未満

5G CONNECT WiMAXは、出張先での一時的な利用、光回線の工事待ちの間など、ごく短期間の利用に適しています。

5G CONNECT WiMAXでは端末がレンタルのため購入不要で、30日未満の利用であれば解約違約金もかからず、月額料金も実質無料にできます。

このキャンペーンを利用すれば、実質総額1,100円(端末返送費用は別)で利用が可能です。

ただし、以下のデメリットがあります。

5G CONNECT WiMAXのデメリット

  • 使用データ容量が20GBを超えると、30日未満でも解約違約金4,400円がかかる
  • 30日以上になると、月額料金や解約違約金4,400円がかかる
  • キャンペーンの適用は1回のみ

30日未満で解約できれば一番お得ですが、たとえ30日を超えても端末代金はかからない分、短期利用であれば他社よりも安いです。

5G CONNECT WiMAXは、一時的に利用したい場合や急に必要になった場合に適したプロバイダです。

5G CONNECT:https://5g-connect.net/

\ WiMAXを30日間お試しできる /

2週間未満のお試し利用丨UQ WiMAX

引用元:UQ WiMAX公式サイト

UQ WiMAXのメリット

無料でWiMAXの使用感を体験できる。また、WiMAX回線の提供元で信用度が高い。口座振替も利用可。

お得な利用期間:15日未満
5G SA対応:○

UQ WiMAXでは、お試しキャンペーンのTry WiMAXを利用して15日間だけ無料で体験できます

光回線や他社モバイルルータからWiMAXに乗り換えたい時や、WiMAXで問題なく速度が出るか不安な時に、お試しで利用が可能です。

例えば、普段のインターネット利用を想定して次のようなことを確認できます。

  • 利用したい場所の電波状況はどうか
  • 通信速度は足りるか
  • パソコンやゲーム機に接続できるか
  • 同時接続に耐えられるか

ただし、次のようなデメリットもあります。

UQ WiMAXのデメリット

  • 返却期限を過ぎたり、故障があったりすると、端末代金分を請求される
  • 本契約に移行するとキャッシュバックが受け取れない
  • Try WiMAXの利用は半年に1回のみ可
  • Try WiMAXで利用できるWiMAXは5G SA対応ではない
  • 実質総額は高めで、無料期間後は最安ではない

Try WiMAXから本契約に移行することもできますが、継続利用する場合は最安になりません。

まずはお試しでUQ WiMAXを利用してみてから、他社のWiMAXを利用するのも良いでしょう。

UQ WiMAX:https://www.uqwimax.jp/

\ WiMAXの本家本元を利用するなら /

最新のWiMAX端末を使いたい丨ヨドバシWiMAX

引用元:ヨドバシWiMAX公式サイト

ヨドバシWiMAXのメリット

端末代金の大きな割引と13ヶ月間の月額料金割引があり、5G SA対応プランの短期利用なら最安。

お得な利用期間:11ヶ月未満
5G SA対応:○

ヨドバシWiMAXは、5G SA対応端末が安く購入できるプロバイダです。

5G SA対応端末の通信速度は、モバイルルーターのSpeed Wi-Fi 5G X12で下り最大3.9Gbps、ホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13で下り最大4.2Gbpsで、従来の機種よりも1.4~1.5倍も向上しています。

11ヶ月間の実質総額で見ると、5G SA対応プランを提供するプロバイダの中で最安です。

プロバイダ名11ヶ月間の実質総額
ヨドバシWiMAX58,668円
GMOとくとくBB WiMAX70,433円
BIGLOBE WiMAX65,923円
カシモWiMAX68,926円
Broad WiMAX(縛り無)76,637円
Broad WiMAX(2年縛り)74,580円
UQ WiMAX71,016円
BIC WiMAX78,936円
※2023年8月27日時点の情報です。
※GMOとくとくBB WiMAXの実質総額はキャッシュバック金額を含みません。

11ヶ月を超えると、キャッシュバックのあるGMOとくとくBB WiMAXのほうが安くなりますが、短期利用の場合やキャッシュバック手続きが面倒な場合には向いているといえます。

最安の条件を満たそうとすると、次のようなデメリットもあります。

ヨドバシWiMAXのデメリット

  • 11ヶ月未満で解約しないとお得にならない
  • 基本月額料金が高めで、割引期間の終わる2年目以降は実質総額が高くなるので、長期利用には不向き

ヨドバシWiMAXでは継続利用がデメリットになりますが、他社のWiMAXに乗り換えることで、安く購入した端末を有効活用することが可能です。

ヨドバシWiMAXで数ヶ月利用してから、SIMのみの契約ができるBIGLOBE WiMAXやUQ WiMAXに乗り換えると、さらにお得になります。

ヨドバシWiMAX:https://yodobashi-wimax.com/

\ ヨドバシカメラでWiMAXを契約するなら /

初期費用が最安丨BIGLOBE WiMAX

引用元:BIGLOBE WiMAX公式サイト

BIGLOBE WiMAXのメリット

契約初期にかかる料金が最安。SIMのみの契約で乗り換えにもピッタリ。口座振替も利用可。

お得な利用期間:1~2年間
5G SA対応:○

BIGLOBE WiMAXでは、利用開始から1~2ヶ月間にかかる料金が最安で、初期費用をおさえられます。

特に、利用開始月の月額料金無料と端末代金の分割払いによって、支払う金額がかなり下がります。

利用開始から1~2ヶ月間にかかる月額料金、事務手数料、端末代金を、他社のプロバイダと比較してみましょう。

プロバイダ名月額料金事務手数料端末代金
BIGLOBE
(端末購入)
初月:0円
翌月:3,773円
3,300円770円×2ヶ月
BIGLOBE
(SIMのみ)
初月:0円
翌月:3,773円
3,300円0円
GMO初月:1,089円
翌月:3,784円
3,300円770円×2ヶ月
カシモ初月:1,408円
翌月:4,818円
3,300円0円×2ヶ月
ヨドバシ初月:0円
翌月:4,268円
0円11,720円
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。

端末代金の分割払いが0円になるカシモWiMAXや、初月の月額料金と事務手数料が無料になるヨドバシWiMAXよりも、総額で見るとBIGLOBE WiMAXのほうが安いです。

また、BIGLOBE WiMAXはSIMのみの契約が可能で、対応端末が用意できれば端末代金なしで利用できます。

一方で、年間の実質総額で見ると最安ではありません。

BIGLOBE WiMAXのデメリット

  • 年間の実質総額は最安ではない
  • 月額料金の割引は2年間で、それ以降の基本月額料金は高くなるため、長期利用には向かない

月額料金の割引金額が大きく実質総額は安いほうですが、3年目以降は段々と高くなっていくので注意しましょう。

なお、SIMのみの契約に限れば、GMOとくとくBB WiMAXよりも実質総額が安くなるケースが出てきます

プロバイダ名1年間の実質総額2年間の実質総額
BIGLOBE(SIMのみ)45,276円90,552円
GMO(新規)48,717円100,725円
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。
※「GMO(新規)」の実質総額はキャッシュバック25,500円で算出しています。

GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック金額は、解約違約金や端末残債が2万円未満だと40,000円にならず、それ以外の場合は25,500円です。

そのため、解約違約金が2万円に届かない場合は、端末を使い回してBIGLOBE WiMAXへの乗り換えを検討しても良いでしょう。

BIGLOBE WiMAX:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/lp/afi/

\ お得にWiMAXを利用するなら /

オプション加入不要丨カシモWiMAX

引用元:カシモWiMAX公式サイト

カシモWiMAXのメリット

長期利用向けの料金プランで、キャッシュバックやオプション解約など面倒な手続きが不要。

お得な利用期間:3年以上
5G SA対応:○

カシモWiMAXは、月額料金の安さがずっと続く料金プランで、割引やキャッシュバックなどの面倒な手続きが省かれているプロバイダです。

特別な条件を満たすことなく安さが得られるため、キャッシュバック手続きや強制加入オプションの解約などが苦手な方にはピッタリのプロバイダでしょう。

カシモWiMAXでは、5G SA対応プランと従来の5Gプランの両方を提供しており、オプション加入が不要なプロバイダの中ではどちらも最安になるケースがあります。

オプション加入が必要なプロバイダ
・GMOとくとくBB WiMAX
・Broad WiMAX

5G SA対応プランの実質総額を他社と比較してみましょう。

プロバイダ名4年間の実質総額
カシモ232,672円
BIGLOBE233,244円
UQ253,484円
ヨドバシ241,136円
ビックカメラ261,404円
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。

4年以上の長期利用であれば、カシモWiMAXが最安です。

また、同様に5Gプランも見てみましょう。

プロバイダ名3年間の実質総額4年間の実質総額
カシモ159,016円211,552円
BIGLOBE168,300円227,436円
UQ174,286円233,686円
Vision(縛り無)169,790円224,174円
Vision(2年縛り)165,500円219,884円
DTI161,260円218,020円
ヨドバシ178,612円238,012円
ビックカメラ187,880円247,280円
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。

5Gプランの場合は3年以上の利用で最安になり、長くなるほどカシモWiMAXのほうが他社よりもお得になります。

ただし、できるだけ長く利用しなければならないため、以下のデメリットも生じます。

カシモWiMAXのデメリット

  • 解約が早いほどお得にはならない
  • 安いプランやプロバイダが出てきて、短期で解約すると損になる
  • ライフスタイルの変化により、4年経たずにWiMAXが不要になることもある

3年後、4年後の見通しは難しいですが、環境が変わる予定もなく長期の利用を望むのであれば、あまり気にならないデメリットでしょう。

とにかく簡単に安くできるプロバイダを探しているなら、カシモWiMAXを検討してみましょう。

わかりやすくWiMAXを利用するなら

WiMAX端末を即日持ち帰りたい丨BIC WiMAX(ビックカメラ)

引用元:BIC WiMAX公式サイト

BIC WiMAXのメリット

店舗で契約して即日利用可。

お得な利用期間:1年間
5G SA対応:○

BIC WiMAXは全国のビックカメラ、ソフマップ、コジマの店舗で契約できるWiMAXプロバイダです。

店舗での契約は最短30分で、そのまま持ち帰って利用できます。

店舗で契約するメリットは、初期設定を店員にお願いしたり、わからないことをその場で聞きながら契約できたりするところで、インターネットや機器操作に不慣れな人にとっては安心して契約できるでしょう。

BIC WiMAXの他にも、Yamada Air Mobileはヤマダ電機の店舗で、UQ WiMAXはUQスポットの店舗でそれぞれ契約可能です。

店舗で契約できるプロバイダの実質総額を見てみましょう。

プロバイダ名1年目の実質総額その他特典
BIC WiMAX
(ビックカメラ)
83,204円ポイント11,000円分
Yamada Air Mobile
(ヤマダ電機)
83,204円
UQ WiMAX75,284円9,900円還元(※1)
※2023年8月29日時点の情報です。
※クレジットカード払いの場合を想定しています。
※1 適用するにはUQモバイルまたはauのスマートフォンの契約が前提です。

UQ WiMAXの実質総額が一番安く、その他特典の金額を合わせても最安は変わりません。

しかし、UQ WiMAXのキャッシュバックはUQモバイルまたはauのスマートフォンの契約が条件にあるため、他のスマートフォンキャリアを利用中の方にはハードルが高いといえます。

そのため、UQ WiMAXのキャッシュバック金額分を除くと、BIC WiMAXのほうが最安になります。

なお、Webで契約できる他社のプロバイダと比較すると割高であることには注意が必要です。

BIC WiMAXのデメリット

  • WiMAXプロバイダの中では実質総額が高い
  • 月額料金の割引は1年間だけで、基本月額料金が高め

Webよりも対面で契約したい場合や、不安な点が多くて相談できる店舗が必要な場合は、少々割高でも選ぶ価値はあるでしょう。

ビックカメラのポイントも付くので、最寄りの店舗や行きつけの店舗がある方は確認してみましょう。

BIC WiMAX:https://bic-ws.net/

\ ビッグカメラでWiMAXを契約するなら /

口座振替で契約したい丨Broad WiMAX

引用元:Broad WiMAX公式サイト

Broad WiMAXのメリット

支払い方法に口座振替を選べる希少なプロバイダ。

お得な利用期間:4年以上
5G SA対応:○

Broad WiMAXは、口座振替の支払いに対応する数少ないプロバイダの一つです。

口座振替に対応するプロバイダで実質総額を比較してみます。

プロバイダ名3年間の実質総額4年間の実質総額
Broad(2年縛り)176,825円237,281円
BIGLOBE176,220円237,996円
UQ180,224円239,624円
※2023年8月27日時点の情報です。
※プロバイダ名を一部省略しています。
※実質総額は月額料金、端末代金、割引、キャッシュバック、口座振替手数料を合わせた金額です。

3年間ではBIGLOBE WiMAXが最安ですが、4年間になるとBroad WiMAXのほうが最安になります。

UQ WiMAXだけ口座振替手数料が無料で、他2社は220円/月を加算していますが、それでもBroad WiMAXのほうが安いです。

一方で、Broad WiMAXを選ぶデメリットもあります。

Broad WiMAXのデメリット

  • 口座振替を選ぶと、クレジットカード払いに比べて月に220円高くなる
  • 口座振替の手続きに時間がかかり、利用開始が遅れる
  • 口座振替が可能なプロバイダの中では最安だが、次点との差は少ない

Broad WiMAXは特筆すべきメリットがなく、口座振替を選べるプロバイダも他にあることから、デメリットのほうが目立ちます。

もし1~2年間の短期利用の場合は、口座振替が利用可能なBIGLOBE WiMAXの紹介を参考にしてみてください。

長期の利用予定で少しでも安くしたい場合は、Broad WiMAXを検討してみましょう。

Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/

\初月1,397円で利用できるWiMAX/

まとめ丨自分に合った最安のWiMAXプロバイダを利用しよう

この記事では、最安のプロバイダを選ぶポイントや条件別の最安のプロバイダを紹介してきました。

多くのWiMAXプロバイダの中から選ぶのは大変ですが、自分が重視するポイントに絞って見ていけば難しくないことがわかるかと思います。

各社の料金プランやキャンペーンは多種多様で、最安になる条件も異なります。

まずは、WiMAXの用途や希望の条件を明確にし、それらに適した最安のプロバイダを選択しましょう。

それでも選ぶのが難しい、どこが良いか迷っている、という場合はGMOとくとくBB WiMAXをおすすめしています。

新規に始める場合でも、他社からの乗り換えの場合でも、高額なキャッシュバックが受け取れる最安のWiMAXプロバイダです。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

最安でWiMAXを利用するなら

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この記事を書いた人

「通信快選」はクラウドSIMにて回線サービスを提供する「EX-WiFi」が運営しています。WiMAXやクラウドWiFi、格安SIMやホームルーターなど回線サービスの選択肢が多い中で、株式会社ファイナルブルーが回線サービス運営の知見に伴う情報を発信しています。

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