KT WiMAXの評判は悪い？解約方法をわかりやすく解説

ケーズデンキで契約できるKT WiMAXの評判や料金、解約方法をまとめました。

結論から言うと、ケーズデンキのKT WiMAXは最新機種が利用できるので、端末オプションや遠隔操作サービスを利用したい方におすすめです。

まずKT WiMAXは悪い評判が目立ちます。

「利用料金が高い」
「サービスエリア内でも繋がらない」
「コールセンターに電話が繋がらない」
「支払い方法がクレジットカードにしか対応していない」

もちろん悪い評判だけではなく良い評判もありましたし、KT WiMAXのメリットやデメリットも一通り調査してみました。

ただし、KT WiMAXはWiMAXプロバイダで最安ではないですし、料金の安さで選ぶのであれば他のプロバイダがおすすめです。

KT WiMAXとは

KT WiMAXは、ケーズデンキが提供するWiMAXサービスです。

WiMAXは、全てのプロバイダでUQコミュニケーションズが提供する回線を利用しているので、KT WiMAXも広い範囲かつデータ容量無制限で高速通信ができます。

WiMAXのプロバイダごとに共通の要素と、異なる要素を表にまとめました。

プロバイダ共通	プロバイダごとに異なる
通信速度回線エリア契約事務手数料（3,300円）利用できる端末	料金形態キャンペーンオプションサポート

また、KT WiMAXはケーズデンキが提供していることから実店舗がありますし、安心して利用できるオプションやサポートが充実しています。

WiMAXを利用するのが不安な方や、端末補償オプションや遠隔サポートを重視する方は、KT WiMAXのサービスが便利です。

KT WiMAXの料金プランは2つ

KT WiMAXの料金プランは、5Gの「ギガ放題プラスプラン」と5G SAの「ギガ放題 R5プラン」の2つです。

ギガ放題プラスワン（5G）がおすすめの人

・外出先での利用が少ない人 ・WiMAXをとにかく安く利用したい人

ギガ放題 R5プラン（5G SA）がおすすめの人

・Web会議に利用する人 ・5Gより早く利用したい人

2つのプランの大きな違いは通信速度で、5G SAの方が通信速度が早いです。

他にも、料金プランごとの違いを以下の表にまとめました。

	ギガ放題プラスプラン（5G）	ギガ放題 R5プラン（5G SA）
月額料金	1〜25ヶ月：4,268円39ヶ月〜：4,950円	1〜13ヶ月：4,268円14ヶ月〜：4,950円
割引期間	25ヶ月	13ヶ月
端末代金	21,780円	27,720円
3年間の実質総額	191,180円	205,304円
対応モバイルルーター	Speed Wi-Fi 5G X11Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	Speed Wi-Fi 5G X12
対応ホームルーター	Speed Wi-Fi HOME 5G L12	Speed Wi-Fi HOME L13

2つのプランの差額は14,124円ですが、安く利用したい方以外は、高速通信可能なギガ放題R5プランがおすすめです。

しかし、KT WiMAXはキャッシュバックやキャンペーンがないので、キャッシュバックやキャンペーンを行っている他のプロバイダと比べて3年間の実質総額が高額になります。

日本の広いエリアでインターネットに繋がる

KT WiMAXもWiMAX+5Gの回線を利用できます。

WiMAX+5Gでは「WiMAX2+」のほかに「au 4G LTE」「au 5G」といったau回線も利用可能です。

KT WiMAXのサービス提供エリアは公式サイトのマップで確認できます。

以下の表は、公式サイトのマップを見るための補足です。

地図の色	電波名称	特徴	最大下り速度
赤色	5G sub6	・障害物に強い ・通信可能範囲が広い ・同時接続できる数が多い	4.2Gbps
オレンジ色	5G NR化	・既存の基地局を利用した5G ・速度は早いが障害物に弱い	20Gbps
黄色	4G	広範囲をカバーできる	1Gbps

WiMAXは、どのプロバイダと契約をしてもサービス提供エリアは同じです。

さらにauのスマホと同じ回線を利用できるので、WiMAXも広い範囲で繋がります。

ただし、サービス提供エリア内でも、電波が届きづらい以下のような場所では通信速度が低下したり繋がらない事があります。

例えば、新幹線や地下鉄、高速道路などではWiMAXが繋がらなくなることも多いです。

ただし、WiMAXは普段は繋がらない場所でも電波がつながる事があるプラスエリアモードが用意されています。

WiMAXには、「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」の2種類あり、プラスエリアモードのほうが、より広範囲で通信が可能です。

比較項目	スタンダードモード	プラスエリアモード
月額料金	追加費用なし	別途1,100円
月間データ容量	制限なし	30GB
サービス提供エリア	エリアマップを参照	スタンダードモードエリアよりも広いエリアに対応
利用できる通信	au 5G au 4G LTE WiMAX2+	au 5G au 4G LTE WiMAX2+

プラスエリアモードは利用月に1,100円が発生して、月間データ容量は30GBです。

KT WiMAXはauの回線を使っているので、スマホと同じように日本の広い範囲で利用できます。

WiMAX+5G回線は最大4.2Gpbsの速度が出る

2023年8月時点で、KT WIMAXでは6つの端末から選べます。

KT WiMAXで購入できる端末の、下りの平均速度と最大下り速度を比較しました。

ルーター名	下りの平均速度	最大下り速度
Speed Wi-Fi HOME 5G L13	データなし	4.2Gbps
Speed Wi-Fi 5G X12	データなし	3.9Gbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L12	128.67Mbps	2.7Gbps
Speed Wi-Fi 5G X11	65.92Mbps	2.7Gbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L11	114.15Mbps	2.7Gbps
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	66.97Mbps	2.2Gbps

最大下り速度は理論値であり、実際にWiMAXを利用する上でこの速度が出ることはありません。

一方で、平均下り速度はKT WiMAX利用者が計測した数値であり、実際にKT WiMAXを使う際の速度の目安です。

Wi-Fiルーターを販売しているBUFFALOのサイトで確認すると、動画や画像を快適に視聴するには、下りの速度が10Mbps以上必要です。

KT WiMAXで購入できる端末は、下りの平均速度が60Mbps以上出ていますので、快適に利用できます。

また、月間データ容量制限もありません。

2022年2月1日まではWiMAXには通信制限があり、直近3日間の通信量が15GB以上の場合、通信速度が制限されていたために、使い勝手がよくありませんでした。

WiMAX+5Gは、パケット無制限で最大4.2Gpbsの高速通信ができて、快適にインターネットを利用できます。

KT WiMAXとは？評判が悪い理由を解説

ここからは、KT WiMAXの評判が悪い理由を解説します。

KT WiMAXは店頭でWiMAXを契約できて、サポートが充実しているプロバイダですが、利用者からの評判が気になりますよね。

KT WiMAXはデメリットや悪い評判が目立ちました。

デメリットの内容を解説します。

実質総額料金が他のプロバイダよりも高い

KT WiMAXの料金は、他のWiAMXプロバイダと比較すると高いです。

WiMAXはプロバイダごとに月額料金やキャンペーンが異なるため、すべての金額を合わせた「3年間の実質総額料金」をプロバイダごとに表にまとめました。

表からは、KT WiMAXの実質総額料金が他のプロバイダよりも高額だと分かります。

プロバイダ名	利用回線	3年間の実質総額料金
KT WiMAX	5G	191,180円
	5G SA	205,304円
GMOとくとくBB WiMAX	5G	133,318円（新規契約） 118,818円（乗り換え）
	5G SA	161,998円（新規契約） 135,998円（乗り換え)
BIGLOBE WiMAX +5G	5G	174,900円
	5G SA	180,708円
Broad WiMAX	5G SA	172,205円（縛りあり） 178,937円（縛りなし）
ヨドバシWiMAX	5G	169,400円
	5G SA	188,804円
BIC WiMAX	5G	191,180円
	5G SA	205,304円
YAMADA air mobile WiMAX	5G	191,180円
	5G  SA	205,304円
エディオンWiMAX	5G	191,180円
	5G SA	205,304円

KT WiMAXの実質総額料金が、他のプロバイダよりも高いのは、キャッシュバックやキャンペーンがないためであり、ケーズデンキに限らず家電量販電のWiMAXは高額な傾向にあります。

反対に、3年間の実質総額料金が一番安いのはGMOとくとくBB WiMAXです。

キャッシュバック金額が他のWiMAXプロバイダと比較して高額であり、新規契約なら25,500円、条件を満たした上で乗り換えた場合は40,000円を受け取れます。

GMOとくとくBB WiMAXとKT WIMAXをそれぞれ新規契約し、3年間利用後の実質総額料金を比較すると57,862円もの差になるので、料金面でKT WiMAXを選ぶメリットは薄いです。

端末代金を支払う必要がある

KT WiMAXを利用するには、端末を一括購入か分割購入をしなくてはいけません。

そして、契約するプランによって利用できる端末や料金が異なるので、表で比較します。

プラン名	端末	端末代金
ギガ放題プラスプラン	Speed Wi-Fi HOME 5G L12 Speed Wi-Fi 5G X11 Speed Wi-Fi HOME 5G L11 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	21,780円
ギガ放題 R5プラン	Speed Wi-Fi HOME 5G L13 Speed Wi-Fi 5G X12	27,720円

5G SAに対応しているギガ放題 R5プランは、5Gのギガ放題プラスプランに比べて5,940円の差額があります。
しかし、他のWiMAXプロバイダでも、一部を除いて端末を購入する必要があり、端末代金の違いもほぼありません。

そのため、端末代金を支払いたくない方は、端末をレンタルできるモンスターモバイルやFreeMAX+5GなどのWiMAXプロバイダを選ぶのがおすすめです。

エリア内でも通信速度が遅い

まずは、KT WiMAX利用者の口コミを見てみましょう。

口コミではサービス提供エリア内でも通信速度が遅いとありますがWiMAXの回線は同じですし、利用場所や時間帯によって速度が出ていないことが考えられます。

実際に、KT WiMAXを利用している方の速度をみてみましょう。

端末	下りの平均速度	上りの平均速度
Speed Wi-Fi 5G X11	43.45Mbps	10.21Mbps
Speed Wi-Fi NEXT WX06	55.66Mbps	7.12Mbps
Speed Wi-Fi NEXT SCR01	25.94Mbps	3.2Mbps

KT WiMAXを契約している場合でも、YouTubeで推奨されている速度は出ているようです。

YouTubeの動画を問題なく視聴できる速度があれば、SNSやLINEも問題なく使用できるでしょう。

ただし、日本の広いエリアでインターネットに繋がるでもお伝えしましたが、使用する場所や時間帯によって速度が落ちたり、通信が安定しなかったりすることがあります。

コールセンターに電話が繋がらない

KT WiMAXへの電話サポートへの悪い評判もありました。

KT WiMAXのコールセンターは電話に繋がりにくく、繋がっても自動音声になるばかりで、その電話を切られたという口コミもありました。

また、電話が繋がりにくいことや、ガイダンスを操作していても、電話を切られたといった口コミもみられました。

KT WiMAXコールセンターは、メンテナンス日を除くと年中無休で対応していますが、受付時間ギリギリに連絡をすると切れてしまう場合があるようです。

これらの声をふまえると、KT WiMAXコールセンターへ連絡をする際は、時間に余裕を持って連絡する必要があります。

KT WiMAXコールセンター
電話：0120-980-886
FAX：03-5657-6731
受付時間：10時〜20時
メンテナンス日を除く年中無休

支払い方法がクレジットカードのみ

KT WiMAXの支払い方法は、クレジットカード引き落としにのみ対応しています。

クレジットカードの引き落とし日は、クレジットカード会社の締め日です。

ほとんどのWiMAXプロバイダでも、同様に支払い方法はクレジットカード払いだけです。

また、クレジットカード払いの場合は、本人確認書は必要ありません。

一方で、口座振替を選べるWiMAXプロバイダもあります。

しかし、口座振替をするには振替手数料が220円かかります。

以前は、UQ WiMAXだけが口座振替手数料無料でしたが、2023年7月から有料に変わりました。

また、口座振替を申請するには、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどクレジットカード払いでは不要な本人確認書類が必要です。

口座振替手続きには、1〜2ヶ月程度の時間がかかり、その間はコンビニ支払いの請求書が届きます。

KT WiMAXは口座振替払いはありませんが、口座振替可能なプロバイダでもデメリットが多いので、WiMAXはクレジットカード払いで利用するほうが良いです。

ネットや電話での解約手続きができない

KT WiMAXの解約手続きは、ネットや電話で行えません。

指定の住所に郵送かFAXをして解約を行います。

また、契約はケーズデンキで行えますが、解約は店頭で行えないので注意してください。

解約手続きは、KT WiMAXの解約方法と解約違約金を支払わない方法を確認してください。

キャンペーン情報がわかりにくい

KT WiMAXは、キャッシュバックやキャンペーンを実施していません。（2023年8月23日時点）

しかし、ほとんどのWiMAXプロバイダに共通しますが、それぞれのプランでauスマホやauケータイ、UQ mobileスマホを使用している方を対象に割引を行っています。

携帯キャリア名	契約プラン	割引金額
au	スマホミニプラン5Gスマホミニプラン4G	550円
	使い放題MAX 5G ALL STARパック 使い放題MAX 5G/4G テレビパック 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック（Ｐ） 使い放題MAX 5G/4G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G/4G	1,100円
UQmobile	ミニミニプラントクトクプラン	1,100円
	くりこしプランSくりこしプランM+5G	638円
	くりこしプランL+5G	858円

それとは別に、プランに応じて一定期間の割引があります。

ギガ放題プラスプラン	25ヶ月 682円
ギガ放題R5プラン	13ヶ月 682円割引

ケーズデンキのKT WiMAXでは、対象の方には割引がありますが、キャッシュバックやキャンペーンを期待しないようにしましょう。

KT WiMAXのメリットは6つある

これまでデメリットを紹介しましたが、KT WiMAXにもメリットはあります。

KT WiMAXが他のWiMAXと違うところは、店頭で契約できることです。

契約をした日に端末を受け取れるので、すぐにWiMAXを利用したい方には、大きなメリットです。

他にも、店頭で契約をするので、分からないことはその場で店員に確認できます。

端末補償のオプションや遠隔サポート、WiMAXの端末など、気になることを店員に確認しながら契約可能です。

その他にも、6つのメリットを詳しく解説します。

店頭で契約ができる

KT WiMAXは店頭で契約ができて、端末をその場で受け取れるのですぐに利用できます。

店頭に端末の在庫がある場合、その日に受け取れるので、パソコンやスマホに接続設定を行うだけで使用可能です。

また、WiMAXを初めて契約する方や、機械の操作や設定が苦手な方は、ケーズデンキの店員と直接やり取りできるので、分からないことはその場で確認できます。

一方、多くのプロバイダでは手元に端末や書類が届くまでに時間がかかり、すぐには使えません。

WEBで契約できるので手間はかかりませんが、分からないことがあればサポートに確認したり、公式サイトで確認したりなどが必要です。

KT WiMAXは、契約したその日に使いたい方や、不安なことを店員に確認してから契約できます。

端末補償オプションが充実している

端末補償オプションは、機器の故障と水漏れに対応しています。

オプション名	月額利用料	補償内容
KT安心サポート	330円	端末の故障
KT安心サポートワイド	550円	水漏れ

端末補償オプションは、KT WiMAXと同時に加入する必要があるので、注意してください。

そして、端末補償オプションに加入していない場合は、端末修理料金は5,500円〜、端末交換料金は20,900円〜となっています。

そこで、WiMAX端末を持ち歩くことが多く故障するのが心配な方は、万が一に備えて端末補償オプションに加入するのがおすすめです。

遠隔サポートのオプションが優れている

KT遠隔サポートは、オペレーターとやり取りをしながら不明点を解決できる月額550円のオプションです。

具体的な内容は、外部機器の接続やアプリやワードなどの基本的な使い方などを相談できます。

サービス内容は、以下の表にまとめました。

サービス内容	詳細
PC・PCソフト	購入相談 初期設定方法及びOSの各種設定方法
スマートフォン	初期設定 メール設定 アカウント取得・設定 Wi-Fi対応の無線LANとの接続設定
セキュリティ対策ソフト	購入相談 インストール・アンインストール操作方法
インターネット接続サービス	接続初期設定
外部機器	プリンター スキャナー 複合機 有線、無線ルーターなどの外部機器の接続 基本操作、設定サポート
Webサイト	メッセンジャー(X・facebook) 他社Web申込みのサービス内容 基本操作、登録方法など
無料アプリ	基本アプリ・規定の無料アプリを説明書に基づく範囲で対応
Office365	初期設定 基本操作や簡単なサポート
google apps	初期設定 メール設定 基本操作や簡単な内容のサポート

遠隔サポートは、WiMAXをスマホやパソコンに接続する方法が不安な方や、分からないことが出てきたときに、どう対応したらいいか心配な方におすすめです。

KT遠隔サポートに関するお問い合わせ
フリーダイヤル：0120-112-067
受付時間：10時〜20時

5G SAに対応している最新機種を選べる

KT WiMAXは5Gだけでなく、5G SAに対応している最新機種も選べます。

5G SAプランは従来プランよりも通信速度が速くなった反面、利用料金が上がっている傾向にあります。

2023年8月現在、5G SAに対応している機種は2つです。

機種名	Speed Wi-Fi HOME 5G L13	Speed Wi-Fi 5G X12
端末画像
サイズ	約100（H）×約207（W）×約100（D）mm	約136（H）×約68（W）×約14.8（D）mm
重量	約635g	約174g
最大通信速度	受信速度 4.2Gbps 送信速度 286Mbps	受信速度 3.9Gbps 送信速度 183Mbps
同時接続可能数	Wi-Fi：32台	Wi-Fi：16台USB：1台

5G SAに対応して、従来の5Gと何が変わったのかというと、通信速度が速くなったことです。

今までは、4G用の設備に5Gの設備を活用していたので、5Gのメリットを最大限に活かすことができませんでした。

5G SAは5Gよりも速度も高速通信が可能です。

どのくらい速度が違うかというと、5G SAは下り最大4.9Gbps、上り最大1.1Gbps、5Gは下り最大4.2Gbps、上り最大480Mbpsと、特に上りの速度が向上しています。

上りの速度が2倍以上速くなっているので、データのアップロードやビデオ通話など映像をスムーズに送信可能です。

他にも、将来的にネットワークスライシングといった機能も利用できるようになります。

今までの5Gの場合、すべてのデータが同じ道を使っていましたが、ネットワークスライシングは、目的に応じた専用回線を利用可能です。

今後5G SAに対応すると、専用回線を使って通信するので、混雑せずに最適化された通信ができて、通信速度が上がります。

5G SAに対応している機種や、KT WiMAXで購入できる機種は、KT WiMAXで申し込みできる端末は6機種で詳しく解説しています。

auやUQ mobileを利用していると割引が受けられる

多くのWiMAXプロバイダでは、auスマホやケータイ、UQ mobileスマホを利用しているとセット割引を受けられます。

割引額は加入しているauもしくはUQ mobileのプランにより異なり、最大で1,100円割引です。

ケータイ会社名	対象プラン名	割引金額
au	使い放題MAX 5G ALL STARパック 使い放題MAX 5G/4G テレビパック 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック 使い放題MAX 5G/4G Netflixパック（Ｐ） 使い放題MAX 5G/4G with Amazonプライム 使い放題MAX 5G/4G	1,100円
	スマホミニプラン 5G スマホミニプラン 4G	550円
UQ mobile	ミニミニプラン トクトクプラン	1,100円
	くりこしプランL +5G	858円
	くりこしプランS/M +5G	638円

KT WiMAXも、auやUQ mobileを利用していれば割引が適用されます。

他の家電量販店で購入できるWi-Fiの特徴

ケーズデンキで購入できるKT WiMAXの他にも、家電量販店で契約できるWiMAXがあります。

それぞれの家電量販店の契約方法は、店頭とネットか店頭のみの2つがあり、ヨドバシカメラのヨドバシWiMAX以外は店頭でしか契約できません。

どの家電量販店も店頭で契約できるので、即日端末を受け取れて利用可能です。

しかし、キャンペーン情報がわかりづらかったり、総額料金が安くなかったりとデメリットが目立ちます。

次に、各家電量販店の3年間の実質総額料金を比べてみると、ヨドバシカメラで契約できるヨドバシWiMAXが一番安いです。

プロバイダ名	利用回線	3年間の実質総額料金
ヨドバシWiMAX	5G	169,400円
	5G SA	188,804円
BIC WiMAX	5G	191,180円
	5G SA	205,304円
YAMADA air mobile WiMAX	5G	191,180円
	5G  SA	205,304円
エディオンWiMAX	5G	191,180円
	5G  SA	205,304円

その他にも、それぞれの家電量販店で購入できるWiMAX端末や特徴を解説します。

ヨドバシカメラ【ヨドバシWiMAX】

はじめに、ヨドバシカメラのヨドバシWiMAXです。

KT WiMAXと3年間の実質総額料金を比較すると、5Gプランは21,780円、5G SAプランは16,500円の差額があります。

プロバイダ名	利用回線	3年間の実質総額料金
KT WiMAX	5G	191,180円
	5G SA	205,304円
ヨドバシWiMAX	5G	169,400円
	5G SA	188,804円

他にも、ヨドバシWiMAXは月額5,654円の「ギガ放題プラスS Netflixパック」があります。

プラン名	月額料金	対応機種
ギガ放題プラス（5G）	1ヶ月〜25ヶ月目：4,268円 26ヶ月：4,950円	Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi Speed Wi-FiHOME 5G L11
ギガ放題プラスS（5G SA）	1ヶ月〜13ヶ月目：4,268円 14ヶ月：4,950円	Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi HOME 5G L13
ギガ放題プラスS（5G SA）Netflixパック	1ヶ月〜25ヶ月目：5,654円 14ヶ月：6,336円	Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi HOME 5G L13

Netflixは動画配信サービスであり、単体でも契約できます。

Netflix単体でスタンダートプランを契約すると月額1,490円ですが、ヨドバシWiMAXのNetflixパックでは、実質1,386円で視聴可能です。

さらに、Netflixパックは追加で月額490円支払うと、4K動画に画質がアップグレードできたり、接続端末が4台に増えたりするプレミアムプランに加入できます。

また、ヨドバシWiMAXで購入できる機種は、モバイルルーター3種類、ホームルーター2種類あります。

ヨドバシWiMAXは、5G SAに対応している最新機種も選べます。

他にも、ヨドバシWiMAXは、KT WiMAXと同じように店頭でも契約できて、さらにネットでも契約可能です。

ヨドバシWiMAXは、KT WiMAXよりも3年間の実質総額料金も安く、家電量販店のWiMAXの中では一番おすすめです。

ビックカメラ・Sofmap・コジマ【BIC WiMAX】

BIC WiMAXはキャンペーンを除けば、月額基本料や3年間の実質総額料金は、KT WiMAXと変わらないプロバイダです。

他の家電量販店と違い、3つの家電量販店で取り扱いがあるのが特徴です。

キャンペーン特典をもらうには、スマホをauやUQ mobileに同時に乗り換える必要がありますが、指定機種が実質0円で購入できたり、ポイントをもらえたりとお得です。

さらに、auやUQ mobileに乗り換えると、それぞれのスマホ月額料金から最大1,100円が割引されます。

しかし、auやUQ mobileに同時に乗り換えをしないと、キャンペーンや割引を受けられないので、スマホの乗り換えも考えている方以外にはおすすめできません。

次に、BIC WiMAXで購入できる端末ですが、モバイルルーター2種類、ホームルーター2種類、合計4機種の取り扱いがあります。（8月10日の情報）

KT WiMAXやヨドバシWiMAXに比べて、選べる機種は少ないですが、5G SAに対応している最新機種を契約可能です。

今回紹介したBIC WiMAXのキャンペーンは、2023年8月末まで行っています。

スマホの乗り換えを検討している方は、BIC WiMAXのキャンペーンを狙えば、端末代金の割引やビックポイントなどを受け取ることが可能です。

ヤマダデンキ【YAMADA air mobile WiMAX】

YAMADA air mobile WiMAXは、ヤマダデンキで契約できるWiMAXで、セキュリティのオプションが充実しています。

オプション名	オプション料金	内容
アプリ超ホーダイ	396円	有料アプリが使い放題
スーパーセキュリティ	385円	マルチデバイス対応のウィルスソフト
スーパーセキュリティ for  Android	220円	世界屈指のウィルス検知率Bitdefender社のエンジンを使用
YAMADAセキュリティ by F-Secure	330円	高性能セキュリティソフト1ライセンスで3台までインストール可能（WindowsPCのみ）

次に、YAMADA air mobile WiMAXで購入できる機種を紹介します。

YAMADA air mobile WiMAXでは、モバイルルーター2種類、ホームルーター2種類の4機種を購入できます。

購入できる機種や月額利用料金は、BIC WiMAXと違いはありませんが、セキュリティ対策を行いたい方におすすめです。

エディオン【エディオンネット】

エディオンネットは、エディオンで契約できるWiMAXで、エディオンネット基本サービスに無料で加入できるのが特徴です。

エディオンネット基本サービスは、「メールサービス」と「ブログサービス」の2つを利用できて、オプションで月額費用を払うと、メールアドレスの追加やウィルスチェックサービスを受けられます。

メールもブログも無料で利用できるサービスが他にあるので、エディオンネットを契約する大きなメリットはありません。

次に、購入できる端末ですが、他の家電量販店よりも多いです。

モバイルルーター3種類、ホームルーター3種類、合計6機種の取り扱いがあります。

KT WiMAXよりもおすすめできるWiMAX3選

次に、KT WiMAXよりもおすすめできるプロバイダを紹介します。

これらの3つのプロバイダは、KT WiMAXにない魅力があります。

先ほど紹介したように、KT WiMAXは3年間の実質総額料金が最安ではありません。

最安のGMO とくとくBB WiMAXと比べると、最大57,862円の差額になります。

プロバイダ名	利用回線	3年間の実質総額料金
KT WiMAX	5G	191,180円
	5G SA	205,304円
GMO とくとくBB WiMAX	5G	133,318円（新規契約） 118,818円（乗り換え）
	5G SA	161,998円（新規契約） 135,998円（乗り換え)
BIGLOBE WiMAX +5G	5G	174,900円
	5G SA	180,708円
Broad WiMAX	5G SA	172,205円（縛りあり） 178,937円（縛りなし）

他にも、契約期間に縛りがなかったり、支払い方法に口座振替を選べたりとWiMAXを利用しやすいのもメリットとして大きいです。

そして、BIGLOBE WiMAX +5GととくとくBBの2つは6機種から選べます。

Broad WiMAXは5G SA対応プランしかないので、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」と「Speed Wi-Fi 5G X12」の2機種のみの取り扱いです。

機種名	Speed Wi-Fi HOME 5G L13	Speed Wi-Fi 5G X12	Speed Wi-Fi HOME 5G L12	Speed Wi-Fi 5G X11	Speed Wi-Fi HOME 5G L11	Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
端末画像
サイズ	約100（H）×約207（W）×約100（D）mm	約136（H）×約68（W）×約14.8（D）mm	約101（H）×約179（W）×約99（D）mm	約136（H）×約68（W）×約14.8（D）mm	約70（H）×約182（W）×約124（D）mm	約147（H）×約76（W）×約10.9（D）mm
重量	約635g	約174g	約466g	約174g	約599g	約203g
最大通信速度	受信速度 4.2Gbps送信速度 286Mbps	受信速度 3.9Gbps送信速度 183Mbps	受信速度 2.7Gbps送信速度 183Mbps	受信速度 2.7Gbps送信速度 183Mbps	受信速度 2.7Gbps送信速度 183Mbps	受信速度 2.2Gbps送信速度 183Mbps
同時接続可能数	Wi-Fi：32台	Wi-Fi：16台USB：1台	5GHz：20台2.4GHz：20台	Wi-Fi17台（USB1台含む）	Wi-Fi：30台有線：2台	最大10台

※2023年8月6日現在、BIGLOBE WiMAX +5GのSpeed Wi-Fi HOME 5G L12は在庫切れとなっております。

これから紹介する3つのプロバイダは、3年間の実質総額料金を見てみてもお得に利用できますが、他にもさまざまなメリットがあります。

契約期間なし契約解除料なしで利用したいならBIGLOBE WiMAX +5G

BIGLOBE WiMAX +5Gは、料金が安く契約期間に縛りがないのが特徴です。

また、auの子会社でありインターネット回線サービスを2006年7月から運営している老舗でもあるので、安心して利用できます。

料金プラン	ギガ放題プラス	ギガ放題プラスS
最大通信速度	2.7Gbpa	4.2Gbps
月額料金	3,773円	3,773円
初期費用	3,300円	3,300円
3年間の実質総額料金	174,900円	180,708円
端末代金	21,912円	27,720円

毎月支払う費用は、1〜24ヶ月目までは月額料金3,773円と端末代金913円の合計4,686円、25ヶ月目以降は4,928円になります。

BIGLOBE WiMAX +5Gは契約期間に縛りがなく、月額利用料を下げたい方におすすめです。

高額キャッシュバックが欲しいならとくとくBB

GMO とくとくBB WiMAXは、最大49,000円の高額キャッシュバックを行っています。

キャッシュバックの最大金額は、新規契約の場合は25,500円、乗り換えの場合はWiMAX+5Gギガ放題プランに加入すると49,000円です。

どちらの場合も、3年間の実質総額料金は他のプロバイダと比べて最安ですが、キャッシュバックを受け取るには受け取り方やルールが複雑なので、理解してから申し込む必要があります。

キャッシュバック申請のメールを見逃さないようにしましょう。

料金プラン	WiMAX +5Gギガ放題（2年）	WiMAX +5Gギガ放題（2年） ※5G SA対応プラン
最大通信速度	2.7Gbpa	4.2Gbps
月額料金	初月（契約月）：1,474円 1～2ヶ月目：1,474円 3～35ヶ月目：3,784円 36ヶ月目：4,444円	初月（契約月）：3,784円 1～12ヶ月目：3,784円 13～35ヶ月目：4,334円 36ヶ月目以降：5,104円
3年間の実質総額料金	133,318円（新規契約）118,818円（乗り換え）	161,998円（新規契約） 135,998円（乗り換え)
端末代金	21,912円	27,720円

とくとくBB WiMAXは、月ごとに月額料金が変わりますが、キャッシュバックを含めた3年間の実質総額料金は最安です。

支払い方法に口座振替を選ぶならBroad WiMAX

Broad WiMAXは、口座振替払いに対応しているプロバイダです。

多くのプロバイダはクレジットカード払いにしか対応していないので、クレジットカードを持っていない方もWiMAXを契約できます。

口座振替払いは、支払い手数料が220円かかり、初期費用無料キャンペーンが受けられないデメリットもありますが、クレジットカードを持っていない方でも利用できる数少ないプロバイダとしておすすめです。

そして、Broad WiMAXは、2年契約のプランと契約期間の縛りがない2つしかないので、違約金を支払わずに短期間の利用もできます。

料金プラン	ギガ放題コスパDXプラン	ギガ放題縛りなしDXプラン
最低利用期間	2年間	なし
月額料金	初月（契約月）：1,270円 1～36ヶ月目：3,430円 37ヶ月以降：4,380円	初月（契約月）：1,270円 1～36ヶ月目：3,600円 37ヶ月以降：4,500円
初期費用	20,748円	20,748円
3年間の実質総額料金	172,205円	178,937円
端末代金	31,680円	31,680円

初期費用は20,748円と高額だが、キャンペーンで無料にできる。無料にするには、WEBからの申し込みとクレジットカード払いと「安心サポートプラス（605円）」「MyBroadサポート（998円）」の2つのオプションの加入が必要。オプションは、商品到着時に解約できて、MyBroadサポートは最大2ヶ月無料のため、初期費用は実質605円。

クレジットカードを持っていない方で、口座振替払いを希望する場合は、Broad WiMAXがおすすめです。

KT WiMAXの申し込み方法

ここまで、KT WiMAXの悪い評判やメリット、他の家電量販店のWiMAXやプロバイダと比較しましたが、実際に利用してみたいと思った方のために申し込み方法を紹介します。

KT WiMAXを契約するときのポイントは4つあり、契約当日に端末やオプション、サポートを決めなくてはいけません。

一つずつ申し込み方法のポイントを解説していきます。

ケーズデンキに出向いて契約をする

はじめに、KT WiMAXはケーズデンキの店頭でしか申し込みができません。

電話やKT WiMAXの公式サイトでは申し込みできないので、ケーズデンキが近くになければ利用は難しいです。

取り扱い店舗は、こちらの公式ホームページから確認してください。

次に、必要書類ですが、クレジットカードと本人確認書類があれば申し込みできます。

本人確認書類

・運転免許証 ・日本国パスポート ・住民基本台帳カード ・マイナンバーカード ・健康保険証＋補助書類 ・学生証＋健康保険証または住民票 ・外国人登録証明書、在留カードまたは特別永住者証明書

補助書類

・住民票 ・公共料金請求書 ・公共料金領収書

KT WiMAXは、最寄りの店舗にクレジットカードと本人確認書類を持っていれば簡単に契約可能です。

端末補償やサポートオプションが充実

ケーズデンキに必要なものを持って行ったら、契約する際に端末補償やサポート、オプションを決めなくてはいけません。

オプションの申し込みは、同時に加入しかできないので、必要なオプションは忘れずに申し込みましょう。

オプション名	月額利用料	内容
KT安心サポート	330円	故障に対応
KT安心サポートワイド	550円	水漏れ故障に対応
KT遠隔サポート	550円	設定や接続などのサポート

加入期間は落下による故障や紛失、水没など故意でない場合は、無償で修理か端末交換をしてもらえます。

一度利用すると6ヶ月はサービスが受けられませんが、オプション加入期間は何度でも利用できるのでメリットが大きいです。

しかし、端末補償のオプションに加入しなくても、WiMAX端末を購入すると1年間のメーカー保証が付きます。

メーカー保証の内容は、端末補償のオプションと同じように故意の破損や水没、自然故障などに対応しています。

端末補償やサポートオプションへの加入がおすすめの人

・外出先での利用を考えている人 ・モバイルルーターの購入を考えている人 ・過去にスマホやWiMAX端末を修理したことがある人

端末補償やサポートオプションへの加入をおすすめしない人

・外に持ち運ぶことが少ない人 ・ホームルーターを検討している人 ・過去にスマホやWiMAX端末を故障させたことがない人

また、メーカー保証の期間が過ぎてから故障した場合も、auショップで修理可能ですが修理料金は5,500円〜、交換料金は20,900円〜となっています。

そこで、過去にスマホを水没させた経験がある方や、液晶画面を割ったことがある方など、WiMAX端末を持ち運ぶのに少しでも不安な方は、端末補償やサポートオプションに加入するのがおすすめです。

端末の在庫があればすぐに利用できる

KT WiMAXは店頭で契約を行うので、端末の在庫があれば契約後に利用可能です。

申し込みできる機種のスペックは、KT WiMAXで申し込みできる端末は6機種で紹介します。

端末を選ぶ際に注意してもらいたいのは、申し込みをする端末により、端末代金と加入プランが変わることです。

端末	端末代金	加入プラン
Speed Wi-Fi HOME 5G L13	27,720円	ギガ放題 R5プラン（5G SA）
Speed Wi-Fi 5G X12	27,720円	ギガ放題 R5プラン（5G SA）
Speed Wi-Fi HOME 5G L12	21,780円	ギガ放題プラスプラン（5G）
Speed Wi-Fi 5G X11	21,780円	ギガ放題プラスプラン（5G）
Speed Wi-Fi HOME 5G L11	21,780円	ギガ放題プラスプラン（5G）
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi	21,780円	ギガ放題プラスプラン（5G）

在庫があれば即日利用できますが、旧型モデルは在庫がなくなる場合もあるので、購入を希望する方は早めに申し込みましょう。

現在KT WiMAXを利用中の方は機種変更ができる

現在KT WiMAXを利用されている方は、WiMAX端末の機種変更が可能です。

ただし、WiMAXの機種は端末を変えてもメリットがほとんどありません。

機種変更をするメリット	機種変更をする デメリット
最新機種を利用できる バッテリー容量が増える	端末代金がかかる 通信速度がほとんど変わらない

何か不具合があれば機種変更をしてもいいですが、通信速度に不満がないようであれば、WiMAXの端末を交換してもほとんど性能は変わらないので、そのまま利用するのをおすすめします。

もし、機種変更をしたい場合はケーズデンキへ直接連絡をするか、案内が来るのを待ちましょう。

KT WiMAXで申し込みできる端末は6機種

ここからは、KT WiMAXで申し込みできる端末のスペックを紹介します。

KT WiMAXは6機種から選べて、5G SAに対応している最新機種は2機種あります。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、コンセントに繋ぐだけで簡単にWi-Fiに接続できます。

商品名	Speed Wi-Fi HOME 5G L13
端末画像	画像引用元：KT WiMAX
製造元	ZTEジャパン株式会社
端末代金	27,720円
通信規格	5G / 4G LTE / WiMAX 2+
最大通信速度	受信速度4.2Gbps 送信速度286Mbps
Wi-Fi規格（周波数帯）	2.4GHz：IEEE802.11b/g/n/ax 5GHz：IEEE802.11a/n/ac/ax
寸法（幅×高さ×厚さ）	約100×約207×約100mm
同時接続台数	32台
重量	約635g
有線LANポート	2台
料金プラン	ギガ放題 R5プラン

ギガ放題 R5プランに対応した、最新機種のホームルーターです。

Speed Wi-Fi 5G X12

Speed Wi-Fi 5G X12は、5G SAに対応した最新モバイルルーターです。

商品名	Speed Wi-Fi 5G X12
端末画像	画像引用元：KT WiMAX
製造元	NECプラットフォームズ株式会社
端末代金	27,720円
通信規格	・5G（sub6／NR化） ・4G LTE ・WiMAX 2+
最大通信速度	受信3.9Gbps 送信183Mbps
Wi-Fi規格（周波数帯）	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax （2.4GHz/5GHz）
寸法（幅×高さ×厚さ）	約136×約68×約14.8mm
ディスプレイ	約2.4インチ
バッテリー使用時間	連続通信時間：約540分（初期設定時） 連続待受時間：約420時間（初期設定時）
同時接続台数	17台（USB接続1台を含む）
重量	約174g
電池容量	4,000mAh
料金プラン	ギガ放題 R5プラン

Speed Wi-Fi 5G X12は、モバイルルーターの中で最大通信速度が早く、バッテリー使用時間も多いので、外出先でモバイルルーターを利用する機会が多い方におすすめです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L12

Speed Wi-Fi HOME 5G L12も工事不要で簡単にスマホやパソコンと接続できるホームルータです。

商品名	Speed Wi-Fi HOME 5G L13
端末画像	画像引用元：KT WiMAX
製造元	NECプラットフォームズ株式会社
端末代金	21,780円
通信規格	・5G（sub6／NR化） ・4G LTE ・WiMAX 2+
最大通信速度	受信速度2.7Gbps 送信速度183Mbps
Wi-Fi規格（周波数帯）	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax （2.4GHz/5GHz）
寸法（幅×高さ×厚さ）	約101×約179×約99mm
同時接続台数	5GHz：20台 2.4GHz：20台
重量	約446g
有線LANポート	2台
料金プラン	ギガ放題プラスプラン

Speed Wi-Fi HOME 5G L12は、同時接続台数が多いのが特徴で、スマホやタブレット、パソコンを同時に利用する場合が多い方におすすめです。

Speed Wi-Fi 5G X11

Speed Wi-Fi 5G X11は、Speed Wi-Fi 5G X12の旧型モデルです。

商品名	Speed Wi-Fi 5G X11
端末画像	画像引用元：KT WiMAX
製造元	NECプラットフォームズ株式会社
端末代金	21,780円
通信規格	・5G（sub6／NR化） ・4G LTE ・WiMAX 2+
最大通信速度	受信速度2.7Gbps 送信速度183Mbps
Wi-Fi規格（周波数帯）	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax （2.4GHz/5GHz）
寸法（幅×高さ×厚さ）	約136×約68.0×約14.8mm
ディスプレイ	約2.4インチ
バッテリー使用時間	連続通信時間：約490分（初期設定時） 連続待受時間：約400時間（初期設定時）
同時接続台数	17台（USB接続1台を含む）
重量	約174g
電池容量	4,000mAh
料金プラン	ギガ放題プラスプラン

Speed Wi-Fi 5G X12と比べると、最大通信速度とバッテリー使用時間が違います。

通信速度は劣りますが端末代金が安いので、価格を抑えたい方におすすめです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L11

Speed Wi-Fi HOME 5G L11は、Speed Wi-Fi HOME 5G L12と基本的なスペックは一緒ですが、大きさや重量、最大接続台数が違います。

商品名	Speed Wi-Fi HOME 5G L11
端末画像	画像引用元：KT WiMAX
製造元	ZTE Corporation
端末代金	21,780円
通信規格	・5G（sub6／＜sub6・ミリ波＞以外の周波数） ・4G LTE ・WiMAX 2+
最大通信速度	受信速度2.7Gbps 送信速度183Mbps
Wi-Fi規格（周波数帯）	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax （2.4GHz/5GHz）
寸法（幅×高さ×厚さ）	約70×約182×約124mm
同時接続台数	有線LAN：2台 無線LAN：30台
重量	約599g
有線LANポート	2台
料金プラン	ギガ放題プラスプラン

最大通信速度で選ぶなら、Speed Wi-Fi HOME 5G L11よりSpeed Wi-Fi HOME 5G L12の方がスペックはいいです。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは、Galaxy初の5Gモバイルルーターです。

商品名	Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
端末画像	画像引用元：KT WiMAX
製造元	Samsung
端末代金	21,780円
通信規格	・5G（sub6／＜sub6・ミリ波＞以外の周波数） ・4G LTE ・WiMAX 2+
最大通信速度	受信速度2.2Gbps 送信速度183Mbps
Wi-Fi規格（周波数帯）	IEEE802.11a/n/ac（5GHz）IEEE802.11b/g/n（2.4GHz）
寸法（幅×高さ×厚さ）	約101×約179×約99mm
ディスプレイ	約5.3インチ
バッテリー使用時間	連続通信時間：約1,000分（初期設定時） 連続待受時間：約790時間（初期設定時）
同時接続台数	10台（USB接続1台を含む）
重量	約203g
電池容量	5,000mAh
料金プラン	ギガ放題プラスプラン

KT WiMAXで購入できるモバイルルーターの中で、電池容量は1,000mAh多く、ディスプレイ画面も2.9インチ大きいです。

しかし、最大通信速度は、受信速度が2.2Gbpsと他のモバイルルーターに比べて遅いので、使用環境を考える必要があります。

高速通信よりも、大画面とバッテリー容量で端末を選びたい方におすすめです。

KT WiMAXの解約方法と解約違約金を支払わない方法

KT WiMAXの解約方法と解約違約金を解説します。

解約方法は、郵送またはFAXで送付する以外に対応していません。

契約は店頭でしか行えませんが、解約は店頭では行えません。

また、契約期間内の場合、解約違約金を支払わないといけないです。

契約満了月は、契約日を含む月を1ヶ月目として37ヶ月目で、38ヶ月目を過ぎるとさらに36ヶ月間の自動更新となります。

KT WiMAXの解約方法と解約違約金を支払わない方法を詳しく見ていきます。

契約書に記載されている契約者IDと機器名などを確認する

KT WiMAXを解約するには、必要情報を契約書で確認してください。

解約申込書に記入する情報は、以下の通りです。

こちらの解約申込書に必要な情報と解約理由をチェックしてください。

解約申込書を記入したら、下記へ郵送またはFAXすれば解約できます。

解約をするには、20日までに書面が到着しなくてはいけないので、注意してください。

コールセンターへ問い合わせもできる

手元に契約書がない方は、KT-WiMAXコールセンターまたはお客様専用ページで問い合わせもできます。

解約をする場合、20日までに解約申込書が届く必要がありますが、電話で問い合わせをすると当月末日に解約をしてくれます。

解約手続きのお問い合わせには、3つの情報が必要です。

万が一、契約書を紛失した場合や契約満了月の20日までに書類が届きそうにないときは、一度KT-WiMAXコールセンターに連絡してみましょう。

解約時の違約金について

契約満了月である、37ヶ月目以外の月に解約をすると、違約金として10,450円請求されます。

また、38ヶ月目は契約更新月として、その月に契約解除をしないと、さらに36ヶ月間毎の自動更新を行います。

他にも、KT WiMAXを契約時に端末代金を分割支払いにしている場合は、残額を一括で支払わなくてはいけません。

解約を検討しているときは、解約違約金が発生する月なのかどうか、端末代金は支払いが完了しているか、確認してから解約をしましょう。

契約より8日以内であれば初期契約解除ができる

KT WiMAXを契約したけど電波が届かない場合や、使い勝手が悪いなど、解約をしたい場合は初期契約解除ができます。

初期契約解除は、契約日から8日以内であれば、一方的に契約を解除できるという制度です。

しかし、契約を解除しても事務契約手数料3,300円とユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が請求されます。

また、請求された金額は指定の口座へ振り込みをしなくてはいけないので、振り込み手数料もかかります。

初期契約解除は、契約をしても8日以内であれば契約をキャンセルできますが、こちらも初期費用を負担しなくてはいけないので、デメリットが大きいです。

KT WiMAXを契約する前に、どのようなWiMAXプロバイダなのか調べることが重要です。

それでも契約後に不具合がある場合は、8日以内であれば初期契約解除ができることを覚えておきましょう。

他社乗り換えキャンペーンを利用する

KT WiMAXは、契約期間内に解約を行うと解約解除料の10,450円や端末代金の残額が請求されます。

しかし、他社の乗り換えキャンペーンを利用すると、違約金を0円で他社へ乗り換え可能です。

プロバイダ名	キャッシュバック金額
GMO とくとくBB WiMAX	最大84,693円
Broad WiMAX	最大46,000円
BIGLOBE WiMAX +5G	10,000円
DTI WiMAX 2+	最大21,780円
UQ WiMAX	最大17,820円

各プロバイダによってキャンペーンの詳細は異なります。

例えば、GMO とくとくBB WiMAXは最大84,693円キャッシュバックを行っていますが、GMOとくとくBB　WiMAX +5G ギガ放題（２年）と指定されていたり、解約違約金明細の写真を提出したりなど、細かいです。

ただし、高額キャッシュバックを受け取れるので、実質解約解除料が0円で解約と乗り換えが行えます。

すでにKT WiMAXを利用していて、解約を検討している方は、乗り換えキャンペーンをうまく活用して、お得に乗り換えをしてください。

まとめ：KT WiMAXはおすすめできない

最後に、KT WiMAXを紹介した内容を振り返ります。

2023年時点では、KT WiMAXはキャッシュバック特典やキャンペーンを行っていないので、契約するメリットは少ないです。

これからWiMAXの契約を考えている方や乗り換えを考えている方は、GMO とくとくBB WiMAXをおすすめします。

GMO とくとくBB WiMAXは、3年間の実質総額料金が安いです。

キャッシュバック手続きを行う必要がありますが、新規申し込みで最大40,000円、乗り換えで最大84,693円受け取れます。