WiFiBOXの評判や口コミ｜手軽に利用したい人におすすめ!

WiFiBOXは、株式会社テレコムスクエアが運営する海外WiFiレンタルサービスです。

WiFiBOXは海外WiFiレンタルサービスの中でも比較的安い料金で使うことができます。

特にアジアの国で安い傾向にあるため、人気観光地である韓国や台湾に行く場合におすすめできるサービスです。

また、WiFiBOXはスマホ1台で端末の受け取り・返却を行えるため、対人でのやり取りが発生しません。

カウンターで受け取り・返却を行うサービスに比べて、列に並ぶ必要がないため混雑していてもスムーズに端末を受け取ることができます。

最短3分で端末を受け取れるため、WiFiBOXは面倒な手続きを省いて手軽に海外対応WiFiを利用したい人におすすめです。

WiFiBOXの評判や口コミ

WiFiBOXは2022年にスタートした新しいサービスであり、まだ評判や口コミの数は多くありません。

ですが、利用者の口コミを可能な限り集めたので、大きく4つの評判にわけて紹介していきます。

まずWiFiBOXには「繋がらない、遅い」といった口コミもあれば、「都会でも田舎でも問題なく繋がる」といった口コミもあります。

そのため、利用する地域や場所によって、繋がりやすさが大きく変わるといえそうです。

また、利用料金が安いという口コミもありました。

特にハワイで無制限プランを利用した時の1日辺りの料金は、本記事で比較した9つの海外WiFiレンタルサービスの中で最安値で、唯一1,000円以下で利用できます。

よって、最安値で使える海外WiFiレンタルサービスを探している場合には、WiFiBOXがおすすめです。

繋がらない、遅いという口コミや評判

「WiFiBOXがネットに繋がらなかった」という声が複数みられました。

また、「ネットには繋がったけど、速度が遅い」という声もあります。

速度が遅かっただけではなく、利用者によっては全く繋がらないケースもあったようです。

WiFiBOXの公式サイトでは、通信状態が悪い場合の対処法として、場所を移動することを挙げていました。

海外でWi-Fiが繋がらない時の対処法①　場所を移動する

地下・高層階・島・山・高速で移動中・人が多く集まる場所は電波が繋がりにくいことが多いとされています。

Wi-Fiルーターは電波が近くにないところやホテル間の壁などでも電波干渉を受けることがあります。

また人がたくさん集まるようなイベント会場などでは、多くの人が一斉にインターネットを利用するので、繋がりにくくなってしまいます。

そのため、通信状態が悪いと感じた時には、まず場所を移動してみましょう。

引用元：TelecomSquare
※WiFiBOXの公式サイトにて、該当の引用元サイトが公式情報との記載あり

そのため、WiFiBOXの回線は利用する場所や、回線の混雑状況に影響を受けやすい可能性があります。

問題なく繋がるという口コミや評判

繋がらないといった口コミがある一方で「快適に利用できた」という口コミもありました。

「都会・田舎関係なく通信できた」という口コミがあることから、山間部・都心部での通信が繋がりやすさに大きくかかわっている可能性は低いです。

渡航先で接続に問題が発生した場合は、以下の3つを確認してみてください。

地下鉄や大きいビルの間など、物理的に電波が届かない場所にいないか確認して再接続をしてください。

通信障害が起きているかは、WiFiBOX公式サイトの新着情報ページより確認できます。

予約から返却までの手続きが簡単という口コミや評判

WiFiBOXの予約から返却までの手続きが、簡単だと好評です。

特に、受け取り・返却がスムーズに行える点が評価されています。

WiFiBOXの端末は、空港内に設置されている貸出BOXのQRコードを読み込んで受け取り、返却時は貸出BOXに戻すだけです。

空港の混雑状況に左右されず、郵送で返却する必要がないため、手間を省けます。

利用料金が安いという口コミや評判

WiFiBOXは利用料金が安いという口コミがあります。

特にハワイの料金が、他のサービスと比べても安いと感じたようです。

実際に、ハワイで使用した時の料金を別の海外WiFiレンタルサービスと比べてみました。

サービス名	ハワイで使用した時の料金（無制限）/日
WiFiBOX	990円
イモトのWiFi	2,360円
グローバルWiFi	2,170円（5Gの場合2,970円）
Global Mobile	1,215円
海外Wi-Fiレンタルショップ	1,150円
楽天トラベル グローバルWiFi	2,170円（5Gの場合2,970円）
jetfi	1,056円
JAL ABC	1,250円
WiFiトラベル	1,390円

今回比較した9つの海外WiFiレンタルサービスの中では、ハワイ1日あたりの料金はWiFiBOXが最安です。

しかし、最高金額の「楽天トラベル」「グローバルWiFi」とは1,000円以上の差があり、逆に不安を感じる方もいるようです。

WiFiBOXが安い理由は、WiFiBOXを開発したテレコムスクエアのCEOである田村正泰氏が、以下のように述べています。

「WiFiBOXは、在庫管理や物流センターが不要になり、従来型のWi-Fiレンタルよりもオペレーションコストが約20％削減できる。
その分をお客様に還元し、より大容量のプランを選んでもらえるようにした。」

引用元：INTERNET Watch

WiFiBOXが安い料金で使えるのは、人件費や物流費を削減できたことが理由です。

よって、製造費などの端末の性能に関わるコストは削減していないため、他の海外WiFiレンタルサービスよりWiFiに繋がりにくい・遅い可能性は低いです。

WiFiBOXの料金は容量と使う地域で決まる

WiFiBOXの料金は3つの要素で決まります。

利用する国
例えば同じく500MBプランでも、台湾と中国の1日辺りの料金は490円の差があり、国によって他のサービスの方が安く使える場合もある。また、複数の国で利用する場合は、対応する地域の周遊プランを利用する必要がある。

利用する容量
無制限、1GB、500MBの3種類から選ぶことができる。データが余っても繰り越しはできず1日ごとに無駄な料金が発生するので、適切な容量プランを選ぶ必要がある。

利用日数
料金は1日ごとに発生し、申込完了時点でレンタル日数に応じた料金が請求される。

WiFiBOXは容量別に3つのプランあり

WiFiBOXの容量プランは無制限、1GB、500GBの3つがあります。

WiFiBOXは海外だけではなく日本でも利用可能であり、例として日本で利用した場合の月額料金をまとめました。

プランごとの料金/日	日本国内
無制限	840円
1GB	660円
500MB	440円

1日の利用上限が500MBと無制限のプランは最大で400円以上差があります。

500MBで十分な人が無制限プランを契約してしまうと、1日ごとに400円ずつ無駄な料金が発生してしまうため、自分の使用用途から最適な容量プランを選びましょう。

容量プランごとに、使用用途の目安を以下の表にまとめました。

容量プラン	使用用途
無制限	動画の視聴、大人数での利用、WEB会議などの予定がある方におすすめ
1GB	PC・スマホ・タブレット複数台接続する予定の方や、何人かでシェアして利用されたい方におすすめ
500MB	メールのやり取り、インターネットでの検索など、必要最低限の連絡に利用されたい方におすすめ

メッセージのやり取りなど、必要最低限の連絡をする程度なら500MBで十分です。

反対に動画をみる場合や、WEB会議の予定がある場合は無制限プランを選ぶ必要があります。

また、スマホの通信量を確認して、自分が普段どれくらいのデータ容量を使っているのか確認することもおすすめします。

利用する国や地域によってレンタル料金が変わる

WiFiBOXの料金は利用する国によって変わります。

WiFiBOXは合計約130カ国以上で利用できるのですが、日本人が旅行に行くことが多い国をピックアップして料金を比較してみます。

利用する国	料金（500MB）/日
台湾	300円
韓国	390円
アメリカ本土	390円
ハワイ	390円
タイ	390円
ベトナム	390円
香港（中国・マカオ除く）	390円
日本国内	440円
フィリピン	490円
シンガポール	490円
インドネシア	490円
フランス	490円
イタリア	490円
オーストラリア	590円
中国（香港・マカオ除く）	790円

最安料金の台湾と、最高料金の中国では1日でも490円の差があり、料金の差が激しいです。

そのため、海外WiFiレンタルサービスは特定のサービスが全ての国で安いことはなく、国によって最安値が異なることが多いです。

WiFiBOXは単国プランと周遊プランから選べる

海外WiFiレンタルサービスは、国や地域によって利用する回線や周波数が異なります。

よって、利用予定の国から出るとネット接続できなくなるため、複数の国で利用予定の場合は「周遊プラン」への加入がおすすめです。

周遊プランは地域ごとに複数の国で利用可能であり、3種類のプランがあります。

データ容量	アジア周遊プラン	ヨーロッパ周遊プラン	世界周遊プラン
無制限	1,390円	1,590円	2,590円
1GB	990円	1,090円	1,690円
500MB	590円	690円	990円

地域ごとに選択できるのは、アジアとヨーロッパのみで、アメリカやアフリカの国で利用する場合は世界周遊プランへ加入する必要があります。

また、周遊プランを契約する以外に複数の国でWiFiを利用する方法として、複数の国で単国プランを契約する方法もあります。

複数の国で単国プランを契約した場合、条件によっては周遊プランより安く利用できる場合があります。

例えば、台湾では500MBプラン、韓国では無制限プランで契約したい場合、利用方法は2通りあります。

以上2つの、1日辺りの料金差を比べてみました。

プラン	1日辺りの料金
アジア周遊プランを契約した場合	1,390円
台湾（500MB）・韓国（無制限）の単国プランを契約した場合	1,290円

単国プランを契約したほうが、1日辺り100円安く使えます。

したがって、端末を複数持ち歩かなければいけないデメリットはありますが、渡航予定の国それぞれで単国プランを契約したほうが周遊プランより安く利用できる場合があります。

WiFiBOXのメリット8つ

WiFiBOXのメリットは8つあります。

WiFiBOXは安い、手続きが簡単なほかに、ルーターがモバイルバッテリー機能を備えているメリットがあります。

iPhone・Androidに接続できるケーブルも内蔵しているため、当日の荷物が減りますし、旅行先でケーブルを無くす心配もありません。

他の海外WiFiレンタルサービスでは、モバイルバッテリーは有料オプションであることが多いため、無料で利用できるのはWiFiBOXのメリットです。

安さ・手軽さを求める人以外にも、モバイルバッテリーを持っていない場合や、当日の荷物を減らしたい場合にWiFiBOXはおすすめできます。

海外WiFiレンタルサービスと比較して利用料金が安い

WiFiBOXは5G未対応である反面、1日当たりの料金を安く抑えることができます。

実際にいくつかの国で、他の海外WiFiレンタルサービスと無制限プランの利用料金を比較してみました。

サービス名	ハワイ/日	韓国/日	台湾/日
WiFiBOX	990円	990円	990円
イモトのWiFi	2,360円	1,860円	2,060円
グローバルWiFi	2,170円（5Gの場合2,970円）	1,870円（5Gの場合2,670円）	1,870円（5Gの場合2,670円）
Global Mobile	1,215円	1,200円	990円
海外Wi-Fiレンタルショップ	1,150円	750円	700円
楽天トラベル グローバルWiFi	2,170円（5Gの場合2,970円）	1,870円（5Gの場合2,670 円）	1,870円（5Gの場合2,670 円）
jetfi	1,056円	1,242円	1,320円
JAL ABC	1,250円	1,150円	1,250円
WiFiトラベル	1,390円	1,250円	1,250円

結果は、ハワイでは最も安く使うことができ、韓国と台湾では2番目に安く使えることがわかりました。

また、端末の受け取りや返却はもちろん、その他の追加料金も掛からないので1日あたりの料金×利用日数だけで利用可能です。

予約から返却までの手続きが簡単

WiFiBOXはスムーズに予約から返却までの手続きを行うことができます。

なぜなら、完全に非接触で予約から返却まで行えるからです。

WiFiBOXは予約後に、空港内にある専用端末のQRコードを読み取り、ルーターを受け取ります。

そして帰国後は、専用端末にルーターを差し込むだけで返却完了です。

他の海外WiFiレンタルサービスと比べて、手間をかけず簡単に手続きを行うことができます。

例えば、ハワイ・韓国・台湾など人気の旅行地で、同じくらいの料金で使える「海外Wi-Fiレンタルショップ」は、予約後に空港のカウンターもしくは郵送で端末を受け取ります。

カウンターは時期・時間帯によっては混みあっている可能性がありますし、郵送は帰国後に返却の手続きを行う必要があります。

したがって、空港での手続きや郵送の手間を省きたい場合は、WiFiBOXをおすすめします。

申し込んで即日レンタル可能

WiFiBOXは申し込んだ当日でも、最短3分で端末を受け取ることができます。

「イモトのWiFi」「グローバルWiFi」も同じく当日申し込みが可能ですが、当日申し込みに対応している空港の数が最も多いのはWiFiBOXです。

当日申し込み対応サービス	対応空港数
WiFiBOX	全20空港 ・旭川空港 ・新千歳空港 ・函館空港 ・いわて花巻空港 ・庄内空港 ・山形空港 ・成田空港（第1・第2ターミナル） ・羽田空港（第2・第3ターミナル） ・新潟空港 ・富山空港 ・信州まつもと空港 ・中部国際空港 ・伊丹空港 ・関西空港（第1・第2ターミナル） ・岡山桃太郎空港 ・高松空港 ・山口宇部空港 ・松山空港（愛媛県） ・福岡空港国際線 ・大分空港
グローバルWiFi	全11空港 ・成田空港 ・羽田空港 ・関西国際空港 ・中部国際空港 ・伊丹空港 ・仙台空港 ・福岡空港 ・鹿児島空港 ・那覇空港 ・JR宮崎駅 ・新千歳空港
イモトのWiFi	全7空港 ・成田空港 ・羽田空港 ・関西国際空港 ・中部国際空港 ・福岡空港 ・新千歳空港

急な予定変更でWiFiが必要になった場合は、対応している空港が多く、最短3分でレンタルできるWiFiBOXを利用するのがおすすめです。

ただし、予約ができたとしても空港内のルーターが全て貸し出されている場合があるので、確実にレンタルできるわけではありません。

ルーターが全て貸し出されている場合は、他の貸出機からルーターを受け取る必要があり、それでもルーターがなかった場合はキャンセルして別のサービスを利用しなければいけません。

また、支払い方法はクレジットカード・デビットカードのみですので、この2つが使用できない場合は利用できません。

無制限プラン対象の国が約130ヶ国と業界最多

WiFiBOXは無制限プランを選択できる国が、130ヶ国と海外WiFiレンタルサービスでも業界最多です。

WiFiBOXと他の海外WiFiレンタルサービスで、無制限プラン対象国数を比較してみました。

サービス名	無制限プラン対象国数
WiFiBOX	130ヶ国
イモトのWiFi	50ヶ国以上
グローバルWiFi	91ヶ国
Global Mobile	127ヶ国
海外Wi-Fiレンタルショップ	116ヶ国
楽天トラベル グローバルWiFi	91ヶ国
jetfi	65ヶ国
JAL ABC	28ヶ国
WiFiトラベル	127ヶ国

今回比較した9つの海外WiFiレンタルサービスの中では、WiFiBOXが最も無制限プランの対応国が多いことがわかります。

大容量の通信を行う方にとって、無制限プランは必須であるため、渡航先でYouTubeや渡航先で画像や動画を多数アップロードする方にとってメリットです。

モバイルバッテリー機能がありスマホ充電可能

WiFiBOXのルーターには、モバイルバッテリー機能があるので、他の端末の充電にも利用できます。

接続できるケーブルは、Lightning、USBType-C、MicroUSBがそれぞれ1つずつです。

また、パススルーに対応しているため、コンセントがあれば、ルーターの充電と他の端末の充電を同時に行うことができます。

他の海外WiFiレンタルサービス9つと比較したところ、ルーターにモバイルバッテリーがあるサービスはWiFiBOXのみでした。

サービス名	ルーターにモバイルバッテリー機能があるか
WiFiBOX	〇
イモトのWiFi	✖
グローバルWiFi	✖
Global Mobile	✖
海外Wi-Fiレンタルショップ	✖
楽天トラベル グローバルWiFi	✖
jetfi	✖
JAL ABC	✖
WiFiトラベル	✖

WiFiBOXの端末が実質的にモバイルバッテリーになるため、海外旅行の荷物を減らすことも可能です。

ただし、充電ケーブルとアダプターは自身で用意が必要です。

それぞれ以下の規格に対応しています。

• USB Type-A to Cケーブル
• USB Type-Aアダプター

差し込み口がType-Aのアダプターを用意してください。

また、USBコンセントやパソコンのUSB端子に接続して充電する場合は、アダプターは必要ありません。

サポート体制は24時間完備

WiFiBOXは24時間年中無休でトラブルサポートしてくれます。

深夜・早朝でも対応してくれるため、急なトラブルや機械の操作に不安がある場合にメリットです。

連絡方法は、電話・チャット・メールの3種類から選べます。

同じく24時間365日トラブルサポートが受けられる「イモトのWiFi」と比べると、WiFiBOXにはサイト内からチャットで連絡を取れる違いがあります。

チャットは直接オペレーターと会話する必要がなく、リアルタイムで回答が返ってきます。

したがって、電話には抵抗があるけど、早く回答が欲しい場合にメリットです。

ただし、操作方法の確認や利用期間の延長など、WiFiや貸出機のトラブル以外のお問い合わせは、9時から18時までの受付なので注意が必要です。

当日までキャンセル料金がかからない

WiFiBOXは、当日の23時59分を過ぎるまでキャンセル料金が発生しません。

例えば、旅行が当日に中止となりWiFiが不要になった場合でも、当日の23時59分までにキャンセルすれば料金が発生しません。

キャンセルは以下の手順で行います。

1.マイページへログイン
マイページにログインし、ご注文履歴から該当の注文番号を選択します。
2.ご注文詳細
ご注文詳細から「キャンセル」ボタンを押して手続きをします。
キャンセル手続き完了後、メールにてお知らせいたします。

引用元：レンタルガイド – WiFiBOX

マイページにアクセスしてキャンセルを押すだけなので、非常に簡単です。

他の海外WiFiレンタルサービスと、キャンセル料が発生するタイミングを比較してみました。

サービス名	キャンセル料が発生するタイミング
WiFiBOX	出発日当日以降
イモトのWiFi	出発日2日前17時以降
グローバルWiFi	出発日3日前
Global Mobile	出発日3日前
海外Wi-Fiレンタルショップ	レンタル商品を発送後
楽天トラベル グローバルWiFi	記載なし
jetfi	お届け日の4日前（発送後は+配送料）
JAL ABC	レンタル開始日から起算して3日前以降
WiFiトラベル	受け取り日の3日前

WiFiBOX以外は、2～4日前からキャンセル料が発生するサービスが多いです。

WiFiBOXであれば、便の欠航・遅延によって旅行が中止になったとしても、当日までにキャンセルすれば出費を抑えることができます。

したがって、予定変更の可能性がある旅行や出張の場合は、WiFiBOXの検討をおすすめします。

ただし、当日以降や端末を受け取った後のキャンセルはできないため、注意してください。

WiFiBOXの受け取りと返却可能な空港が多い

WiFiBOXは受け取り・返却が可能な空港が国内に20空港と多いです。

成田、羽田、関空はターミナルごとに専用端末が設置されているため、利用場所に近いところから受け取り・返却が可能です。

他の受け取り・返却が可能な海外WiFiレンタルサービス5つと、WiFiBOXの対応空港数を比べてみました。

空港で受け取り・返却が可能なサービス	対応空港数
WiFiBOX	21
イモトのWiFi	6
グローバルWiFi	19
Global Mobile	4
楽天トラベル グローバルWiFi	10
JAL ABC	6

今回比較した6つの中で、WiFiBOXは最も多くの空港で受け取り・返却に対応していました。

対応している空港が少ないサービスの場合、搭乗予定の空港ではWiFiBOXが利用できない可能性があります。

したがって、空港内で受け取り・返却を行いたい場合、できるだけ近くの空港を利用するには、WiFiBOXを利用するのがおすすめです。

WiFiBOXのデメリット4つ

WiFiBOXのデメリットは4つあります。

WiFiBOXのデメリットで注目したいのは、スタッフに直接使い方を聞けないことです。

WiFiBOXは貸出機から非接触で受け付け・返却を行うため、端末の使用方法などを直接聞けません。

メールやチャットで問い合わせられますが、直接教わるより時間がかかりますし、WiFi端末を全く操作したことがない人にとっては理解しにくいためデメリットです。

「イモトのWiFi」「グローバルWiFi」では空港内のカウンターよりスタッフが受け渡し・返却の手続きを行うため、操作方法や分からないことを直接聞けます。

WiFi端末の操作に不安がある場合は、空港の混雑状況によっては待ち時間も発生しますが、カウンターで端末の受け渡しを行うサービスを選びましょう。

レンタルできる場所は主要な空港や駅のみ

2023年11月時点でWiFiBOXの端末が設置されている場所は以下の21箇所です。

受取場所	対応している空港
主要空港	新千歳空港 成田空港 羽田空港 中部国際空港 伊丹空港 関西国際空港 福岡空港
地方空港	旭川空港 函館空港 いわて花巻空港 信州まつもと空港 庄内空港 山形空港 新潟空港 富山空港 岡山桃太郎空港 山口宇部空港 岩国錦帯橋空港 高松空港 松山空港 (愛媛県) 大分空港

少しずつレンタルできる場所が増えてはいますが、それでも主要な空港や駅のみです。

主要な空港が近くにない場合は、受け取り・返却のために空港が限定されるのが不便に感じてしまうかもしれません。

一方で、他の海外WiFiレンタルサービスは、受け取り・返却を郵送で行えます。

郵送であればWiFiBOXに対応した空港を探す必要がなく、出発日より前に頼んでおけば操作方法を事前に確かめられます。

したがって、空港を選ばず事前に端末が受け取れるサービスに比べて、主要な空港のみでしか受け取り・返却ができないのはWiFiBOXのデメリットです。

スタッフに直接使い方を聞けない

WiFiBOXは空港の専用端末で受け取り手続きを行うため、操作方法・注意点などを直接聞けません。

端末の操作方法などの問い合わせはチャット・メールで行う必要があり、トラブルが起きた場合のみ電話でのサポートを受けられます。

一方、以下のサービスでは空港カウンターにて、スタッフが端末の受け渡しを行います。

対面でスタッフに使い方を聞けるサービスの方が、理解しやすいですし、不明点があってもすぐに聞けるのでメリットが多いです。

WiFiBOXは料金が安い代わりに、直接スタッフに相談できないので、利用に不安がある場合は他のサービスのほうが良いかもしれません。

端末を紛失・故障させた時の損害賠償が高額

端末を紛失・故障させた場合、弁済金を支払う必要があります。

弁済金は利用規約により、以下の通り定められています。

全損、紛失の場合2万5千円／1台につき
一部破損の場合3千円/1台につき

引用元：利用規約 – WiFiBOX

特に、全損・紛失させた場合の弁済金は25,000円と高額です。

レンタル料が他のサービスに比べて安いとはいえ、弁済金を請求された場合は大きな損失です。

海外に行く際は、盗難・紛失が多発するため注意してください。

また、万が一に備えてあんしん保証のオプションをつけることで、弁済金のすべてもしくは一部が免除されます。

オプションはあんしん保証の1つのみ

WiFiBOXで選択できるオプションはあんしん保証の1つのみです。

あんしん保証は、端末が破損・紛失した時の弁済金がすべてもしくは一部を免除されるオプションで、1日220円で利用できます。

一方、他の海外WiFiレンタルサービスでは、その他の海外グッズをオプションでレンタル可能です。

レンタルオプションのあるサービス	レンタルできるもの
イモトのWiFi	翻訳機、モバイルバッテリー
グローバルWiFi	翻訳機、ミニフォトプリンター、モバイルバッテリー、カメラ、マルチ変換プラグ、イヤホン、折りたたみ傘、iPad
海外Wi-Fiレンタルショップ	マルチ変換プラグ
楽天トラベル グローバルWiFi	マルチ変換プラグ、翻訳機、イヤホン、耳栓、カメラ、折りたたみ傘、iPad、ミニフォトプリンター
jetfi	マルチ変換プラグ
JAL ABC	翻訳機、モバイルバッテリー
WiFiトラベル	マルチ変換プラグ（1台につき1個無料）、モバイルバッテリー

特に「グローバルWiFi」「楽天トラベル グローバルWiFi」はレンタルできるグッズが非常に多いです。

レンタルオプションを利用することで、海外の生活に必要なグッズを自分で用意する必要がなく、コストも安く抑えられるメリットがあります。

したがって、翻訳機や変換プラグなどを利用したいと考えている場合は、オプションが「あんしん保証」のみのWiFiBOXを選ぶべきではないでしょう。

WiFiBOXをおすすめする人としない人

これまで紹介してきたメリットとデメリットを踏まえて、WiFiBOXをおすすめする人、おすすめしない人を紹介します。

おすすめする人
・手続きを簡単に済ませたい人
・多機能端末に魅力を感じる人

おすすめできない人
・手厚いサポートを期待する人

以下の見出しで詳しく解説します。

手続きを簡単に済ませたい人にはおすすめ

受け取り・返却の手続きを簡単に済ませたい人にはWiFiBOXがおすすめです。

WiFiBOXは専用端末からルーターの受け取り・返却を行うため、対人のやり取りが発生しません。

よって、混雑状況に左右されず、予約から返却までの手続きがスマートフォン1つで完結します。

また、各手順も2～3分で簡単に終わるため、当日に手続きに時間がかかって慌てたくない方におすすめできます。

多機能端末に魅力を感じる人にはおすすめ

モバイルバッテリー、充電ケーブルが必要であれば、WiFiBOXがおすすめです。

WiFiBOXのルーターには、モバイルバッテリー機能が備わっています。

また、iPhone用、Android用、microUSB用のケーブルが付属していて、パススルーに対応しているため、モバイルバッテリーと他の端末を同時に充電が可能です。

ルーター1つでバッテリーとケーブルの役割を持っているため、荷物を減らせます。

モバイルバッテリー機能を持ったルーターは、WiFiBOXでしか使えないため、魅力を感じた場合はWiFiBOXをおすすめします。

手厚いサポートを期待する人にはおすすめしない

使い方を直接説明してほしい、WiFi機器の知識が全くない方には、WiFiBOXをおすすめできません。

WiFiBOXは非接触で端末を受け取るため、スタッフから直接使い方を教えてもらえないからです。

トラブル以外の質問は、メールかチャットで問い合わせる必要があります。

よって、返ってくる答えが分かりにくかったり、返ってくるまでに時間がかかる可能性があります。

したがって、操作方法がわからない、ある程度のトラブルを自力で解決できない方は、WiFiBOXのサポート面が不便だと感じてしまう可能性があるためおすすめできません。

操作方法を詳しく説明してほしい方は、サポート体制が充実しているグローバルWiFiを使いましょう。

グローバルWiFiは24時間連絡可能で、質問の内容を問わず、以下の連絡手段を選択できます。

特に、いつでも電話が使えるため、WiFiBOXより早く問題が解決できるメリットがあります。

そのため、機器の操作に不安を感じている方は、WiFiBOXよりサポート体制が充実している、グローバルWiFiを使うのがおすすめです。

WiFiBOXの申し込み手順

WiFiBOXの申し込みは、以下の手順で行います。

以下の見出しで詳しく解説します。

公式サイトよりWebで予約

公式サイトにアクセスします。

下にスクロールし、目的地を選択します。

日付、プラン、オプション、受け取り場所を決定し、決済します。

設置場所にあるWiFi BOXの貸出機のQRコードを読み取り手続き

決済後に届いたメールをスマートフォンで開きます。

記載されたリンクからQRコードの読み取りページに移動し、貸出機のQRコードを読み取ります。

レンタル開始

読み取り後、「受け取る」をタップします。

スロットからルーターが取り出し可能になったら、レンタルが開始されます。

スロットに差し込んで返却完了

帰国後、近くの設置場所にあるスロットにルーターを差し込みます。

以上で返却完了です。

WiFi BOXのよくある質問

最後に、WiFiBOX利用時・申込前によくある質問を紹介します。

キャンセルした場合の違約金は？

端末を受け取る日の23時59分までのキャンセルであれば、違約金が発生しません。

国内でも利用可能か？

日本単国プラン・アジア周遊プラン・世界周遊プランを契約することで利用可能です。

海外でインターネットがつながらない・速度が遅い場合の対処方法は？

• 再起動を試す
• 場所を移動して再接続する

通信量の確認方法はあるか？

ルーターで通信量は確認できません。

最大通信速度はどれくらい？

下り150Mbps、上り50Mbpsです。

充電方法はどうするの？

ルータ内臓の充電ケーブルをUSB Type-Aアダプターに取り付け、コンセントに接続します。

キャンペーンコードやクーポンコードはある？

WiFiBOXの公式LINEを友達登録することで、WiFiBOXが5%で使えるクーポンが発行されます。

※2023年10月26日～2024年1月4日の17時まで

キャンセルした場合の違約金は？

WiFiBOXは、端末を受け取る日の23時59分までのキャンセルであれば、違約金が発生しません。

例えば、旅行が当日に中止になりWiFiが不要になった場合でも、その日の23時59分までは違約金なしのキャンセルが可能です。

キャンセルは以下の手順で行います。

端末を受け取った後のキャンセルはできないため、注意してください。

国内でも利用可能か？

以下の方法で利用できます。

欧州の周遊プランを選択している場合や、他の国の単国プランを選択している場合は使用できません。

しかし、海外で使用した人の口コミが、快適に利用できた人・WiFiに繋がらない人と分かれたように、国内で使用する場合も地域によっては接続できない可能性があります。

したがって、WiFiBOXは国内利用に対応していますが、地域によっては通信が不安定になる可能性もあります。

海外でインターネットがつながらない・速度が遅い場合の対処方法は？

再起動をすることで、一時的な不具合が解消する場合があるため、本体の電源ボタンを15秒間長押しして再起動を試してみてください。

それでも解決しない場合は、場所を変えて再接続してみてください。

特に以下の場所は、電波が繋がりにくいです。

電波が繋がりにくい場所
・空港敷地内
・人が密集している場所
・地下
・高層階
・都心から離れた山間部地域

通信量の確認方法はあるか？

ルーターで通信量は確認できません。

スマホ、PCから通信履歴を確認する必要があります。

最大通信速度はどれくらい？

下り150Mbps、上り50Mbpsです。

ただし、実際に使用した方の口コミをみる限り、常に最大速度が出るとは限りません。

どこの地域でも最高速度が出せると保証しているわけではありませんので、注意してください。

充電方法はどうするの？

内臓充電ケーブルの一番左にある「Type-A型」を取り出します。

USB Type-Aアダプターに取り付けて、コンセントに接続します。

キャンペーンコードやクーポンコードはある？

WiFiBOXの公式LINEを友達登録することで、WiFiBOXが5%で使えるクーポンが発行されます。

／ 公式LINE新規お友達登録でWiFiBOX5%OFF

＼ 国内・海外全プランが対象の5%OFFクーポン配布中！

秋の紅葉シーズンや年末年始の国内・海外旅行、帰省などにぜひご利用ください

▽お友達登録はこちら https://lin.ee/lONQ7N9

▽WiFiBOXの設置場所はこちら https://wifibox.telecomsquare.co.jp/pages/map

引用元：Twitter

2023年10月26日～2024年1月4日の17時まで実施しています。

WiFiBOXは手続きを簡単に済ませたい人におすすめ

WiFiBOXは、受け取り・返却までが簡単に行える海外WiFiレンタルサービスです。

ルーターにモバイルバッテリー機能があるため、当日の荷物を少なくできます。

一方で、WiFi機器の操作に慣れていない、ある程度のトラブルに自分で対処できない方にはWiFiBOXはおすすめできません。

操作方法などトラブル以外のサポートは、メールかチャットのみで行うため、返答が分かりにくい、返ってくるまでに時間がかかり、不便に感じる可能性があります。

端末の操作に不安がある方は、24時間電話対応が可能なグローバルWiFiの利用をおすすめします。

ただし、グローバルWiFiは出発日の3日前からキャンセル料が請求されますが、WiFiBOXはキャンセル料が受け取り日当日の23時59分まで無料で、急な予定変更にも強いです。

手続きが簡単で、ルーターに多機能性を求める方は、WiFiBOXを検討してみてください。