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ホームルーター(置くだけWi-Fi)おすすめ10社を徹底比較 | 失敗しない選び方を解説

ホームルーター(置くだけWiFi)は、工事不要で自宅などでインターネットが利用できます。

端末を自宅のコンセントに挿すだけでインターネットが繋がるので工事も不要ですし、短い期間での利用にも向いています。

またホームルーターはモバイル回線を利用しており、以下の4社の回線を利用している事が多いので、スマホを使う場合と同じく日本の幅広いエリアで利用できるのが特徴です。

通信会社
・ソフトバンク
・ドコモ
・au
・楽天モバイル

ホームルーターは取り扱っている会社によってキャンペーンや料金が異なります。

一例として、auもホームルーターを提供していますが、実質総額料金や端末代金、キャンペーンなどを考慮しても割高なため、同じau回線を使用できるWiMAXプロバイダの方がお得に利用できます。

ホームルーターをおすすめする人
  • 自宅のみでインターネットを利用予定の人
  • 自宅で光回線工事ができない人
  • 短期間のみ固定回線を利用したい人

ホームルーターは通信会社によって端末本体の特徴が違います。

さらにプロバイダによってキャッシュバックやキャンペーンの内容も違うため、ホームルーター選びに悩む人も多いでしょう。

すべてが優れているホームルーターはないため、各社の特徴を踏まえておすすめできるホームルーターを解説していきます。

目次

無制限ホームルーター(置くだけWi-Fi)のおすすめ早見表

データ容量が無制限で使えるホームルーター(置くだけWiFi)は、各通信会社によって端末のスペックもさまざまで、料金も異なります。

また、キャッシュバックなどのキャンペーンも異なるため、まずは利用目的に応じたおすすめホームルーターを紹介します。

とにかく料金を安く抑えるなら「モバレコエアー

料金のキャンペーンが豊富で、キャッシュバックも最大34,000円受け取れるため、モバレコエアーは実質総額料金を安く抑えられます。

何よりも通信速度を重視するなら「ドコモhome5

ドコモhome5は通信速度が速いため、複数人で利用する機会がある、ZOOMなどのビデオ会議をよく利用する方におすすめです。

引っ越しが多いなら「GMO とくとくBB WiMAX

多くの通信会社は契約住所以外で使用できないデメリットがありますが、GMO とくとくBB WiMAXは契約住所以外でも使えます。

楽天経済圏の人は「楽天ターボ

楽天モバイルから出ているホームルーターで、楽天ポイントが貯まりやすいだけではなく、支払いに楽天ポイントを使用できるメリットもあるため、楽天経済圏の人におすすめです。

モバレコエアーはソフトバンクエアーと同じ端末が使えますし、月額料金がソフトバンクエアーより安いため、料金を抑えたい方におすすめです。

また、ドコモhome5Gは通信速度が一番速く、GMO とくとくBB WiMAXはホームルーターを出張先や友人宅などの契約住所以外で使いたい場合に最適です。

楽天ターボは楽天経済圏の人には、楽天ポイントも貯まりお得に利用できるでしょう。

実質の料金や通信速度、家庭の状況や用途によって、ホームルーターを選ぶと良いです。

ホームルーター(置くだけWiFi)4種類の評判と特徴

ホームルーター(置くだけWiFi)は、2023年11月時点では5G対応型が主流です。

2023年11月現在での主な通信会社、ホームルーターを比較します。

スクロールできます
4社の比較ソフトバンクエアーWiMAXhome5G楽天ターボ
端末画像
端末の種類Airターミナル5Speed Wi-Fi HOME 5G L13HR02Rakuten Turbo 5G
回線種類ソフトバンクauドコモ楽天モバイル
月額料金5,368円1~12ヶ月:3,784円
13ヶ月~35ヶ月:4,334円
36ヶ月以降:5,104円
4,950円1~12ヶ月:1,980円
13ヶ月以降:4,840円
契約事務手数料3,300円3,300円3,850円3,300円
解約違約金なし
端末代金71,280円27,720円71,280円41,580円
下り最大速度2.1Gbps 4.2Gbps 4.2Gbps 2.1Gbps
スマホセット割ありなし
【月額料金】WiMAX:GMO とくとくBB WiMAXの場合。

下り最大速度が速く、端末代金、月額料金が安いのはWiMAXです。

下り最大速度:通信速度の最大値。実際の速度は、最大速度を下回る。

また、各社ホームルーターは途中解約しても違約金はかかりませんが、端末代金を分割払いにしている人は残りの残債を支払う必要があります。

では、各社の特徴と評判を解説していきます。

ソフトバンク回線 「ソフトバンクエアー」の特徴と評判

引用元:ソフトバンク公式サイト

まずはソフトバンク回線を使っているソフトバンクエアーを紹介します。

ソフトバンクエアーの特徴
  • 端末をレンタルできるプランがあり、短期間での利用に便利
  • キャンペーンが充実していて、安く利用できる
  • 引っ越し先でも簡単な手続きだけで利用できる
  • データ無制限で利用できる

他社ホームルーターは端末の購入が必要な場合が多いですが、ソフトバンクエアーは端末のレンタルも可能なため、料金を安く抑えることも可能です。

購入・レンタル比較購入レンタル
端末画像
端末Airターミナル5Airターミナル4 NEXT
月額料金5,368円
端末代金(月額)1,980円※539円※
下り最大速度2.1Gbps 612Mbps
発売日2021年10月2019年3月
※分割36回払いの場合。同金額割り引かれるキャンペーンあり。

Airターミナル4 NEXTのほうが端末が古く、5G回線も利用できないため、下り最大速度もAirターミナル5と大きな差があります。

そのため、速度を重視するなら最新端末のAirターミナル5が良いですし、反対に料金の安さやレンタルで利用に魅力を感じるならAirターミナル4 NEXTを選ぶと良いです。

また、ソフトバンクエアーはキャンペーンが豊富です。

・ソフトバンクのメッシュWi-Fi 最初はお試し!キャンペーン
・Air 4G/5G共通プラン限定!SoftBank Airとおうちのでんわでずーっと割引
・おうち割
・SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン

ソフトバンクエアー乗り換え時の他社違約金の還元や、月額料金の継続的な割引などが受けられます。

では、実際にソフトバンクエアーを利用している口コミをみていきましょう。

使うのがパソコンだけなら、光回線を引くよりもソフトバンクエアーの方がよかったかも。

引用元:X(Twitter)

家のネット回線をソフトバンク光からソフトバンクエアーにしたら、料金はほぼ変わらず下り速度(理論値)が8倍以上速くなった。

引用元:X(Twitter)

パソコンでインターネットを使う程度であれば、ソフトバンクエアーで良いといった口コミや、ソフトバンクエアーを使って下り速度が速くなったという良い口コミがあります。

光開通までのつなぎで無料で借りたソフトバンクエアー。全然つながらなくて、仕事にならない。

引用元:X(Twitter)

ソフトバンクエアーは遅いし、繋がらない。契約して後悔した。

引用元:X(Twitter)

一方で、「繋がらない」といった悪い口コミがあります。

ドコモやWiMAXの端末は下り最大速度が4.2Gbpsですが、ソフトバンクエアーは下り最大速度が2.1Gbpsのため、他社よりは通信速度が劣ってしまいます。

au回線 「WiMAX」の特徴と評判

引用元:GMO とくとくBB WiMAX

WiMAXはデータ通信量が無制限に使えますし、au回線により5Gでの通信も可能です。

WiMAXは多くのプロバイダがありますが、回線やエリア、通信速度や端末に至るまで全て同じで、異なるのは料金やキャンペーン、サポート窓口など一部の要素のみです。

WiMAXの特徴
  • 端末が他社より安く購入できる
  • 契約住所以外でも利用できる
  • プロバイダが多く、各種キャンペーンも種類が豊富
  • データ無制限で利用できる

au回線を利用したWiMAXプロバイダは20社以上あり、各社キャンペーンによって料金もさまざまです。

例えば、GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバックが最大40,000円と高額であり、ソフトバンクやドコモ、楽天モバイルと比較しても端末代金が一番安く、月額料金も抑えられます。

また、ホームルーターを契約住所以外で利用できるのもWiMAXのメリットです。

ドコモやソフトバンクは契約住所でしか使えませんが、WiMAXのホームルーターはコンセントさえあれば、出張先でも旅行先でも利用できます。

では、実際にWiMAXプロバイダのホームルーターを使っている人の評判をみていきましょう。

WiMAX+5Gでそこそこ速度が出ているので、ネット環境はこれでいいかな!

引用元:X(Twitter)

今日はWiMAXを導入した。まあまあイイ感じかな。

引用元:X(Twitter)

Try WiMAX到着。
申し込んでから届くまで早かった。
SIMを差し込んでリセットを押して、電源を入れるだけみたい。

引用元:X(Twitter)

WiMAXプロバイダのホームルーターは簡単に使い始められ、通信速度も評判が良いとの口コミがあります。

しかし、状況によって通信速度が遅くなる口コミもあります。

WiMAX使ってるんだけど、土日になると回線が遅い。
他のに変えようかな。

引用元:X(Twitter)

GMO とくとくBB WiMAX+5G。
スピードテストの結果…遅い。

引用元:X(Twitter)

多くの人が利用する時間帯などは、通信速度が遅くなるようです。

では、各社の通信速度の実測値を比較します。

実測値とは
実際にインターネットを利用する際に測定される値です。

下り速度ソフトバンクエアーWiMAXhome5G楽天ターボ
133.63Mbps54.85Mbps182.32Mbps143.45Mbps
114.45Mbps92.68Mbps112.52Mbps64.35Mbps
夕方104.31Mbps103.27Mbps126.21Mbps81.44Mbps
90.25Mbps124.73Mbps145.08Mbps92.4Mbps
深夜132.54Mbps139.93Mbps173.49Mbps72.89Mbps
みんなのネット回線速度より2023年11月時点 直近3ヶ月の下り速度
WiMAX:GMO とくとくBB WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合

下り速度が安定して100Mbps以上出ているのは、ドコモhome5Gなのがわかります。

どの通信会社も時間帯によって、通信速度が変わることを理解してホームルーターを利用しましょう。

ドコモ回線 「home5G」の特徴と評判

引用元:ドコモ公式サイト

ドコモ回線を使っているhome5Gは、通信速度を最優先する方におすすめのホームルーターです。

home5Gの特徴
  • 他社のホームルーターと比べて下り速度が速い
  • データ無制限で利用できる
  • 端末代金が実質0円になるキャンペーンがある

home5Gの最新端末HR02の下り速度は、他社と比較しても速いです。

ホームルーター名平均下り速度
home5G150.65Mbps
WiMAX126.97Mbps
ソフトバンクエアー82.2Mbps
楽天ターボ82.16Mbps
みんなのネット回線速度より2023年11月時点 直近3ヶ月の平均下り速度
WiMAX:GMO とくとくBB WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合

ドコモhome5Gプランはデータ容量が無制限で速度制限の心配はないですし、追加の月額料金がかかりません。

また、home5GのHR02の端末代金は、7万円台と高価ですが、「月々サポート」を使えば実質0円で利用できます。

月々サポートとは
端末代金を36回払いで購入した場合、月々の支払いが1,980円のところ、毎月の支払金額から1,980円が割り引かれるサービスです。

しかし、支払い期間を短くした場合でも割引金額は1,980円と変わらないため、端末代金を実質0円にするには必ず3年間home5Gを契約し続ける必要があります。

そのため、途中解約すると端末代金の残債を一括精算しなければなりません。

続けて、ドコモhome5Gを使っている評判をみてきましょう。

home5Gは省電力性能が高いし、速度もちゃんと5Gになっている。

引用元:X(Twitter)

ドコモhome5G、速い!
下りは320〜420Mbpsくらいでている。

引用元:X(Twitter)

home5Gの評判には、他社のホームルーターより速度が速いといった内容が多くみられます。

しかし、使う環境によって繋がりにくいといった口コミもあります。

home5G、HR02の端末はスペックが低い?
ネットワーク上にあるファイルを再生するときに止まる。

引用元:X(Twitter)

郊外で駅から1km離れると、家族全員同時には使えない速度になる。

引用元:X(Twitter)

商談中に通信切れて、最悪だった。

引用元:X(Twitter)

home5Gは同時にWiFi接続で64台まで可能ですが、場所や同時接続する人数によって不安な通信速度となるようです。

他社のホームルーターでも同じですが、契約する前に通信可能エリアを確認しましょう。

楽天回線 「楽天ターボ 」の特徴と評判

引用元:楽天ターボ公式サイト

2023年1月に楽天モバイルから、ホームルーター「楽天ターボ」の提供が開始されました。

ただし、料金や速度を考えると楽天ターボを選ぶメリットは少ないのが実態です。

すでに楽天モバイルや楽天経済圏を利用している人におすすめできるホームルーターです。

楽天ターボの特徴
  • 楽天ポイントのSPUの対象となる
  • データ無制限で利用できる

楽天グループは自社のサービスを多く使うほど、楽天市場で付与されるポイントが増えるSPU(スーパーポイントアップ)プログラムがあります。

楽天ターボもSPUの対象であり、ポイント還元率が1%上乗せされますし、獲得したポイントを楽天ターボの支払いにも充てられるのですが、他と比較するとそれくらいしかメリットがありません。

では、楽天ターボの評判をみていきましょう。

楽天のポケット型WiFiが使えるらしい。
楽天ターボは端末代金がかかるけど、ポイントももらえて、SPU+1%になる。
5Gだから、楽天ターボを契約しようかな。

引用元:X(Twitter)

楽天ターボの下り速度
8時台:65.9Mbps
10時台:67.3Mbps
良かったです。
   
引用元:X(Twitter)

通信速度が良好という評判や、楽天経済圏を利用している人からはポイント付与を評価する口コミもありました。

しかし、機器の通信エラーもあり、すぐにホームルーターを使えなかったという口コミもあります。

楽天ターボを買ってきて、コンセントを挿したけど、原因不明のエラー。
WiFiをすぐに使いたかったのに、一週間後に調査といわれた。

引用元:X(Twitter)

楽天モバイルとのセット割引は作らないのかな。

引用元:X(Twitter)

また、他社では携帯料金とのセット割がありますが、楽天ターボは楽天モバイルとのセット割はありません。

楽天モバイルと同時利用した場合、楽天ポイントが還元されるキャンペーンはあるので、楽天ターボは楽天経済圏を利用している方であれば検討する価値はあります。

ホームルーター(置くだけWiFi)デメリット3つ

これまで、各社のホームルーター(置くだけWiFi)の特徴や評判を見ていきましたが、次にデメリットをまとめました。

どのホームルーターも、光回線より利用時間帯や速度制限によって通信環境が不安定になることもあります。

また、月額料金とは別に端末購入が必要なホームルーターも多く、途中解約すると解約時に高額な支払いが発生するサービスもあります。

それを踏まえてデメリットを解説していきます。

光回線に比べ通信速度が遅い

ホームルーターは5G回線が利用可能ですが、光回線の速度には及ばないことが多いです。

光回線との比較ホームルーター光回線
平均Ping値54.65ms19.9ms
平均下り速度155.16Mbps356.71Mbps
平均上り速度17.9Mbps281.71Mbps
みんなのネット回線速度より2023年11月時点 直近3ヶ月
ホームルーター・光回線の実測値

Ping値とは、「データが送信元から目的地まで往復する速さ」を示します。数値が低いほど、快適にインターネットを使えます。

オンラインゲームやビデオ会議をよく使う人は、安定した高速通信ができて、ラグの少ない光回線を利用をおすすめします。

また、光回線は同時接続台数は上限がなく、ホームルーターは端末によって、台数の上限はさまざまです。

ホームルーターは家族の人数や使う端末の台数によって使用によって、通信速度が遅くなるデメリットがあります。

制限速度がかかる可能性がある

制限速度がかかる時
  • 使う時間帯で通信速度が変動する
  • 短期間で使った大量のデータ容量を利用すると制限される

UQモバイルやワイモバイルなど格安SIMの場合、3日間で10GB使用すると通信速度に制限がかかります。

auのホームルーターやWiMAXでも以前は3日間制限がありましたが、2022年11月に撤廃され、データ容量無制限で使い放題です。

しかし、WiMAXは完全無制限ではなく、電波を少しでも拾いやすくなる有料の「プラスエリアモード」にのみ速度制限があります。

通信会社速度制限
ドコモhome5G制限なし
ソフトバンクエアー
楽天ターボ
WiMAX制限なし
(プラスエリアモード利用月のみ月15GBまでの制限あり)

ソフトバンクエアーやhome5G、楽天ターボは速度制限なく、データ無制限に利用できると公式サイトで公表されていますが、厳密にはそうではありません。

明確な基準はありませんが、短期間でデータ容量を大量に使った場合、速度制限がかかると各社の公式サイトでも記載されています。

当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。

引用元:ドコモhome5G

しかし、データ容量をたくさん使っても、通信制限がかからなかったという口コミもあります。

数日で30GB以上使っても制限がかからなかった。
「モバイル回線利用のホームルーター」が、固定回線に追いつきつつある。

引用元:X(Twitter)

また、実際には利用が集中する夜間などの時間帯は速度が低下する場合があるため、利用している人の中でも通信速度の低下を感じるでしょう。

途中解約すると端末の残債が発生する可能性がある

ホームルーターは各社ともに、端末購入が前提の場合が多いです。

端末代金の支払い方法は36回払いが多いですが、実際には毎月の分割金と同額が割引され、端末を実質的に無料で利用できることも多いです。

ドコモのhome5G、auのホームルーター5G、ソフトバンクのソフトバンクエアーはいずれも、「端末代金と同額の割引により実質無料」となっています。

そのため、利用期間中は高額な端末代金の費用の負担はありません。

一方で、端末代金の支払いが残っている状態で解約すると、残債の支払いを求められます。

その場合は契約時に適用されていた端末代金の割引は適用されないので、早期解約すると実質的に高額な解約違約金を払う事になるので注意しましょう。

その中でもWiMAXは端末代金が安く購入できるため、端末代金の負担を減らしたい場合はWiMAXがおすすめです。

ホームルーター(置くだけWiFi)メリット3つ

ホームルーター(置くだけWiFi)は光回線より通信速度が遅いですが、導入までの簡単さはホームルーターならではのメリットです。

光回線と違い、ホームルーターは工事不要であり、契約後コンセントに挿すだけで利用可能です。

また、申し込み後すぐに端末が発送されるため、使い始めるまで待たされません。

ではホームルーターのメリットを解説していきます。

工事不要 コンセント挿すだけでWiFiが使える

ホームルーターは端末が届いてから、コンセントに挿して電源を入れ、スマホやパソコンなどの端末側のWiFi設定を行えば、すぐにインターネットを利用できます。

スマホにSIMを挿し、電源を入れると利用できるのと同じです。

光回線の場合は、自宅を工事するため、インターネットの開通までに2週間〜1ヶ月以上かかることも珍しくないですし、工事の際には立ち会いが必要です。

ホームルーターは端末が工事不要かつ端末が手元にあればすぐに利用可能なこともあり、工事不可のマンションやアパートでの利用にもおすすめです。

ポケット型WiFiに比べ通信が安定している

ポケット型WiFiは持ち運べて、どこでもインターネットが利用できる便利な通信機器です。

外出先でもインターネットを利用できるのはもちろん、自宅用のWiFiとしても利用できます。

しかし、ポケット型WiFiは常にバッテリー残量に気を配る必要がありますし、何よりホームルーターと比較すると通信速度への不安もあります。

ポケット型WiFiとの比較ホームルーターポケット型WiFi
平均Ping値54.65ms41.45ms
平均下り速度155.16Mbps46.71Mbps
平均上り速度17.9Mbps11.28Mbps
みんなのネット回線速度より2023年11月時点 直近3ヶ月
ホームルーター・ポケット型WiFiの実測値

ホームルーターは、室内で電波を安定して利用できるように作られています。

その理由は、電波を受信するための内蔵アンテナの性能が高いため、ポケット型WiFiよりも通信しやすいためです。

アンテナ性能が高い=通信速度が速くなりやすい

ポケット型WiFiは持ち運びに便利ですが、スマホの通信量を抑え、自宅内のみでWiFiを使いたい人はホームルーターがおすすめです。

申し込み後すぐに利用を始められる

ホームルーターをオンライン申し込みした場合、端末の到着時期が各社異なります。

通信会社端末到着時期
ソフトバンクエアー最短3日
WiMAX最短翌日
home5G3~10日前後
楽天ターボ最短2日
WiMAX:GMOとくとくBB WiMAXの場合
home5G:書類などに不備がない場合

ドコモhome5Gは、他社に比べるとホームルーターが届くまでに時間がかかるため、今すぐに欲しい人は最短翌日に届くWiMAXを選びましょう。

また、早めにホームルーターを利用したい人は、直接店舗に足を運んで購入する方法もあり、UQ WiMAXは店舗で購入すると即日で受け取れます。

auショップでは店舗に在庫があれば即日受け取れますが、在庫を置かない店舗もあるため、二度手間にならないよう、事前に店舗へ在庫状況を確認しましょう。

失敗しないホームルーター(置くだけWiFi)の選び方

これまで、各社のホームルーター(置くだけWiFi)の特徴や評判、デメリット、メリットを解説してきました。

しかし、サービスの種類が多いからこそ、自分に合うホームルーターはどれなのか、どれを選べば失敗しないかと不安を抱える方もいます。

失敗しないホームルーターの選び方は下記のとおりです。

利用する地域が対応エリアか、キャッシュバックやキャンペーンはどのようなものがあるか、通信速度の実測値はどうか、このような内容を含め、ホームルーターの選び方を解説していきます。

対応エリアを確認する

引用元:WiMAX対応サービスエリア

ホームルーターを契約する前に、自宅が対応エリアなのか確認する必要があります。

ホームルーターはモバイル回線を利用しており、スマホと同じようなエリアで利用できることから、利用できる場所はかなり多いです。

しかし、基地局の少ない田舎や、電波の届きづらい地域などでは快適に利用できないことも考えられるので、利用したいホームルーターに応じてエリアマップを事前に確認しましょう。

回線名対応エリアリンク
ソフトバンク住所別下り最大通信速度情報
WiMAX対応サービスエリア
ドコモ通信・エリア
楽天モバイルRakuten Turbo 対応サービスエリア

エリアマップを確認後、マップ上ではエリア内だとしても繋がらなかったり、電波が悪い可能性もあります。

電波が届きにくくなる場所は以下のとおりです。

・11階以上のマンション
・鉄筋コンクリートの高層ビルが密集した地域

高い場所などホームルーターの電波が届きにくい場所がありますが、実際に利用している人の口コミがあります。

11階に越してドコモのホームルーターを使ったら電波がきた!

引用元:X(Twitter)

スマホがソフトバンクだから、ソフトバンクエアーにしようと思ったら、10階以上高層階は対応してない。
うちは12階。

引用元:X(Twitter)

このように端末や通信会社によって、電波の届く範囲が違ってくるようです。

そのため、各通信会社の通信エリアを確認したうえで、ホームルーターを利用するか考えましょう。

スマホ割がある会社を選ぶ

ホームルーターとスマホはセット割引があることも多いです。

そのため、利用しているスマホによってどのホームルーターを利用するか選ぶのも効果的です。

スマホ割ソフトバンクWiMAXドコモ楽天モバイル
対象スマホソフトバンク
ワイモバイル
au
UQモバイル
ドコモ割引なし
割引額(1台)最大1,188円最大1,100円

楽天モバイル以外はすべてスマホ割があり、一緒に住んでいる家族や離れている家族も割引対象となっているため、月々のスマホ料金をお得に利用できます

割引対象が広いですが、各社手続きが必要なケースもあるため、申し込み時に確認しましょう。

また、楽天モバイルはスマホ割はありませんが、楽天モバイルと楽天ターボを同時に利用した場合にポイントが付与されるサービスがあります。

キャッシュバックやキャンペーンがあるお得なサービス会社を選ぶ

キャッシュバックなどのキャンペーン内容を見て、利用するホームルーターを選ぶことも可能です。

例えば、ホームルーターには下記のようなキャンペーンがあります。

  • 現金振り込みのキャッシュバック
  • ポイントやAmazonギフト券プレゼント
  • 月額料金が割引
  • 他社からの乗り換え違約金の負担

一方で同じサービスでも家電量販店などで申し込むと、キャンペーンが対象外になるケースがあります。

そのため、オンラインで申し込んだ場合の月額料金の割引やキャッシュバックなども含めた実質総額料金を比較してみます。

実質総額料金1年間2年間3年間
ソフトバンク48,004円112,420円176,836円
WiMAX19,807円81,055円142,303円
ドコモ64,350円123,750円183,150円
楽天ターボ54,428円131,560円189,640円
WiMAX:GMO とくとくBB WiMAXの場合、
ソフトバンク・ドコモ・WiMAX::端末36回払い、キャッシュバック・各種キャンペーン適用時
楽天ターボ:端末24回払い、各種キャンペーン適用時

WiMAXはオンラインでの申し込みが多く、キャッシュバックやキャンペーンも豊富で、実質総額料金も安いです。

このようなキャンペーンの内容は通信会社、プロバイダによってさまざまなため、使い方に合ったお得なサービス会社を選びましょう。

速度の実測値を把握する

「みんそく」とは「みんなのネット回線速度」という名称の通信速度測定サイトです。

日本には100種類以上の光回線やケーブルテレビ回線、格安SIMがあり、みんそくはそれを各契約回線ごとに測定結果をグループ分けしたものです。

主に平均Ping値、平均下り速度、平均上り速度の実測値を確認できます。

スクロールできます
みんそくデータソフトバンクWiMAXドコモ楽天モバイル
端末Airターミナル5Speed Wi-Fi HOME 5G L13HR02Rakuten Turbo 5G
平均Ping値43.84ms49.62ms53.53ms43.35ms
平均下り速度105.44Mbps170.93Mbps150.65Mbps82.16Mbps
平均上り速度10.34Mbps23.72Mbps17.49Mbps38.35Mbps
みんなのネット回線速度より2023年11月時点 直近3ヶ月

みんそくデータを確認すると、端末の下り最大速度が速いWiMAXとドコモは平均下り速度が速いです。

Googleのヘルプページに記載されている、通信速度の目安は以下のとおりです。

  • 動画を安定して見るなら25Mbps以上
  • 複数人で暮らしており、同時に機器を何台もつなぐ場合やビデオ会議、オンライゲームは50Mbps以上あれば問題ない
引用元:「みんなのネット回線速度

みんそくを使ったホームルーターの実測値の調べ方
検索窓に4つのサービスと、使う地域を入力して検索すると実測値が表示されます。

みんそくを使って通信会社や各端末を検索し、目安の速度に達している中から最も安いホームルーターを選びましょう。

無制限ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめと比較

おすすめする無制限ホームルーター(置くだけWiFi)の比較をまとめました。

スクロールできます
無制限ホームルーターの比較1年間の総額料金端末代金契約事務手数料利用回線
モバレコエアー25,680円71,280円3,300円ソフトバンク
ドコモhome5G64,350円71,280円3,850円ドコモ
GMOとくとくBB WiMAX19,807円27,720円3,300円au
UQ WiMAX65,934円19,800~27,720円3,300円au
auのホームルーター27,806円48,600円3,850円au
楽天ターボ54,428円41,580円3,300円楽天モバイル・au
ソフトバンクエアー48,004円71,280円3,300円ソフトバンク
【1年間の総額料金】各種キャッシュバック、キャンペーン適用時
モバレコエアー・ドコモ・GMOとくとくBB WiMAX・ソフトバンクエアー・auのホームルーター:端末36回払い
楽天ターボ:端末24回払い

ホームルーター基本的には無制限で利用ができるため、どのホームルーターも簡単にインターネット通信ができる点では同じです。

しかし自分の生活スタイルや重視する点によって、おすすめするホームルーターが変わってきます。

ホームルーターを初めて利用する人は、無料でお試しできるUQ WiMAXや、店頭で契約できるauのホームルーターがおすすめです。

また、楽天経済圏の人は楽天ターボ、ソフトバンク回線をすでに利用している人はソフトバンクエアーというように、普段の生活スタイルからもおすすめできるホームルーターは違ってきます。

料金の安さ重視なら「モバレコエアー」がおすすめ

引用元:モバレコエアー公式サイト

モバレコエアーは株式会社グッド・ラックが提供しているホームルーターです。

ソフトバンクエアーと同じ端末、同じ回線を利用しており、実質的にはソフトバンクエアーと同じです。

しかし、料金はソフトバンクエアーと異なりますし、キャッシュバックも高額なことからモバレコエアーのほうが安いです。

料金の安さを重視するのであれば、モバレコエアーがおすすめです。

月額料金1ヶ月目:1,320円
2〜12ヶ月目:3,080円
13〜35ヶ月目:4,180円
36ヶ月目以降:5,368円
キャンペーン・月月割(36回)
・キャッシュバックキャンペーン
・Softbankあんしん乗換キャンペーン
・おうち割光セット
・おうち割光セットスタートキャンペーン
端末代金71,280円
支払い方法クレジットカード・口座振替
スマホ割適用モバイルソフトバンク・ワイモバイル
契約住所以外での利用できない
月額料金:端末代金購入、キャンペーンの利用の場合。
モバレコエアーの特徴
  • メールマガジンを登録すれば、ソフトバンクエアーを割安に利用できる
  • 端末をレンタルできる
  • ソフトバンク、ワイモバイルのスマホ割が適用される

モバレコエアーはソフトバンクエアーを割安に利用できますが、キャンペーン適用には条件があります。

キャンペーンを適用条件
・契約時に株式会社グッド・ラッグのメルマガが登録が必須
・モバレコエアーを1年間利用

キャッシュバックの金額は通常29,200円ですが、さらに4,800円追加の合計で34,000円のキャンペーンを実施しています。

追加キャッシュバックを受ける条件
サポート+365(月額料金1,080円)に加入した場合のみ

また、契約期間の縛りはありませんが、途中解約の場合は端末代金の残債を支払う必要がありますし、契約住所以外での利用はできないため、引っ越しをする際には住所変更が必要です。

このような条件がありますが、キャンペーンが豊富なモバレコエアーは、料金を抑えたい人におすすめといえます。

通信速度の速さなら「ドコモhome5G」がおすすめ

引用元:ドコモ公式サイト

通信速度の速さでホームルーターを選ぶのであれば、ドコモhome5Gがおすすめです。

複数人で同時に利用する機会が多かったり、ZOOMなどのビデオ会議をよく使ったりする人は、ドコモhome5Gのホームルーターを選んでおくと安心です。

月額料金4,950円
キャンペーン・月々サポート
・dポイントを受け取れる
端末代金71,280円
支払い方法クレジットカード・口座振替
スマホ割適用モバイルドコモ
契約住所以外での利用できない
キャンペーン:月々サポートで端末代金実質無料
ドコモhome5Gの特徴
  • 他社のホームルーターと比べて下り速度が速い
  • 通信量をいくら使っても通信速度や月額料金が変わらない
  • 端末代金が実質0円になるサービスがある

2023年3月に発売された「HR02」は、1つ前の「HR01」と変わらないスペックで、複数のWiFi機器で広いエリアをカバーできるWi-Fi EasyMeshTMに対応しています。

HR02は通信速度が速いホームルーターであり、端末代金は7万円台と高いですが、月々サポートを利用すれば、実質無料で使えます。

さらにドコモの公式サイトから申し込むと、15,000円分のdポイント(1ポイント=1円)がもらえるキャンペーンも実施しています。

端末のスペックはどの通信会社にも劣らないため、通信速度を重視する人はドコモhome5Gがおすすめです。

引っ越しが多い場合や一人暮らしなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめ

引用元:GMOとくとくBB WiMAX

WiMAXはau回線を利用して、インターネット通信ができます。

WiMAXは20社以上ありますが、各プロバイダによるエリアや速度の違いはないので、料金が一番安いGMOとくとくBB WiMAXを選ぶと良いです。

月額料金1ヶ月~12ヶ月:3,784円
13ヶ月~35ヶ月:4,334円
36ヶ月以降:5,104円
キャンペーン最大40,000円のキャッシュバック
端末代金27,720円
支払い方法クレジットカード
スマホ割適用モバイルau、UQモバイル
契約住所以外での利用できる
GMOとくとくBB WiMAXの特徴
  • WiMAXプロバイダの中ではキャンペーンを利用すると最安値
  • 契約住所以外で利用できる
  • 端末代金が安い

WiMAXプロバイダの中で、キャッシュバックキャンペーンが圧倒的に高額で、1年以上使用する場合は月額料金が安いです。

また、ドコモやモバレコエアーは契約住所のみの利用ですが、WiMAXは契約住所以外でも使えます。

GMOとくとくBB WiMAXはauホームルーターと同じ端末を利用できて、端末代金も安くなるため、途中解約をしても残債が少なくて済みます。

引っ越しや一人暮らしでお得にインターネット通信を利用したい人は、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

無料でお試ししたいなら「UQ WiMAX」がおすすめ

引用元:UQ WiMAX

UQ WiMAXもGMOとくとくBB WiMAXと同じで、au回線を使用し、端末も同じです。

ただし、UQ WiMAXでは「TryWiMAX」というホームルーターを15日間お試しができるサービスを行っているため、ホームルーターを無料でお試ししたい人におすすめです。

月額料金1~13ヶ月:4,268円
14ヶ月~:4,950円
キャンペーン9,900~17,820円キャッシュバック
端末代金口座振替:27,720円
クレジットカード:19,800円
支払い方法クレジットカード
スマホ割適用モバイルau、UQモバイル
契約住所以外での利用できる
UQ WiMAXの特徴
  • ホームルーターを15日間お試しできるサービスが使える
  • プラスエリアモードが無料
  • 支払い方法によって、端末代金が異なる

「TryWiMAX」は15日間、ホームルーターを完全無料でお試しできるサービスで、このサービスを行っているのはUQ WiMAXだけです。

しかし、Try WiMAXを利用できるのはオンライン申し込みの場合のみであり、希望端末の在庫が無ければ利用できません。

初めてホームルーターを利用する人、ホームルーターを試しに利用したい人はTryWiMAXが利用できる、UQ WiMAXがおすすめです。

即日受け取りで利用したいなら「auのホームルーター」がおすすめ

引用元:au公式サイト

auのホームルーターはこれまで紹介したWiMAXとほとんど同じで、違う点は端末代金や月額料金、キャンペーンです。

しかし、auのホームルーターは直接店頭で説明を聞き、契約できるホームルーターで、インターネットからの申し込みが苦手な方におすすめです。

月額料金初月:4,620円
1ヶ月~12ヶ月:3,278円
13ヶ月以降:5,170円
キャンペーン・5Gルーター割(月額550円割引)
・5Gホームルーター割(月額1,342円割引)
・auPAYポイント還元
端末代金48,600円
支払い方法クレジットカード、口座振替、デビットカード
スマホ割適用モバイルau、UQモバイル
契約住所以外での利用できない
端末代金:Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合
auのホームルーターの特徴
  • 店頭に在庫がある場合、即日契約できる
  • auショップで契約時、サポートが受けられる
  • プラスエリアモードが30GBまで無料

ホームルーターが店頭に在庫があれば、すぐに契約できますが、在庫は店舗によって異なります。

au公式サイトでは各店舗の在庫状況がわからないため、近くの店舗へ直接問い合わせなければなりません。

在庫があれば、契約時もわからないことを直接聞けるため、店舗で契約できるのはauホームルーターのメリットです。

auとWiMAXの違い
・料金体系(月額料金や端末代金)
・auはプラスエリアモードが無料で月30GB使える
・auは契約住所以外では使えない

しかし、WiMAXプロバイダはauホームルーターと同じスペックの端末を安く利用できますが、ほとんどがインターネットからの申し込みです。

そのためauホームルーターは、実店舗で安心して手続きしたい人におすすめです。

楽天経済圏を重視するなら「楽天ターボ」

引用元:楽天ターボ公式サイト

楽天ターボは、楽天モバイルによるホームルーターです。

楽天ターボは楽天モバイルと同じ回線を利用しており、繋がりやすさに不安を持つ人もいるかもしれません。

しかし、2023年6月1日から提供開始された「Rakuten最強プラン」により、au回線も無制限で利用できるようになりました。

つまり楽天ターボはau回線も利用できるので、他のホームルーターと比較して繋がりやすさで劣ることはありません。

月額料金1ヶ月~12ヶ月:1,980円
13ヶ月以降:4,840円
キャンペーン料金1年間1,980円キャンペーン
端末代金41,580円
支払い方法クレジットカード、デビットカード
スマホ割適用モバイルなし
契約住所以外での利用できない
楽天ターボの特徴
  • 楽天市場でSPUの対象となる
  • 支払い方法には楽天ポイントが選べる

月額料金は1ヶ月〜12ヶ月はキャンペーンを利用すると1,980円と安いですが、13ヶ月以降は4,840円と料金が上がります。

3年間使用すると、実質料金が5,125円となり、今回比較したホームルーターの中では料金が高いです。

また、通信速度の実測値を見ると楽天ターボは上り速度が約40Mbpsの速度が出ており、場所や時間帯によっては他のサービスと比較しても十分な速度が期待できます。

通信会社平均上り速度
モバレコエアー8.55Mbps
ドコモhome5G17.49Mbps
GMOとくとくBB WiMAX12.96Mbps
UQ WiMAX25.75Mbps
auのホームルーター23.03Mbps
楽天ターボ38.35Mbps
ソフトバンクエアー10.34Mbps
みんなのネット回線速度より2023年11月時点 直近3ヶ月
GMOとくとくBB WiMAX・UQ WiMAX;Speed Wi-Fi HOME 5G L13

格安SIMの楽天モバイルは「速度は十分でも地下や屋内など、場所によっては電波がつながりにくい」といわれていますが、ホームルーターは一度設置すれば、場所を移動しないため、家で繋がれば不便に感じることは少ないでしょう。

楽天ターボを利用すると楽天市場でSPUの対象となり、楽天ポイントで月額料金の支払いができるため、楽天経済圏の人におすすめのホームルーターです。

ソフトバンク回線なら「ソフトバンクエアー」がおすすめ

引用元:ソフトバンク公式サイト

ソフトバンク正規代理店から出ているソフトバンクエアーには、端末をレンタルできるプランもあります。

そして、もともとソフトバンク回線のスマホを利用している人は、ソフトバンクエアーがおすすめです。

月額料金5,368円
キャンペーン・ソフトバンクのメッシュWi-Fi 最初はお試し!キャンペーン
・Air 4G/5G共通プラン限定!SoftBank Airとおうちのでんわでずーっと割引
・おうち割
・SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン
端末代金71,280円
支払い方法クレジットカード、口座振替、コンビニ決済
スマホ割適用モバイルソフトバンク、ワイモバイル
契約住所以外での利用できない
ソフトバンクエアーの特徴
  • 短期間での利用に便利な端末のレンタルが選べる
  • ソフトバンク公式でもキャンペーンが豊富

ソフトバンクエアーはソフトバンク公式でもキャンペーンが豊富で、自宅の電話やスマホ、電気などもソフトバンク回線にまとめると一層お得に利用できます。

また、ここで紹介した通信会社でホームルーターをレンタルできるのは、モバレコエアーとソフトバンクエアーだけです。

仕事で単身赴任など、短期間での利用に向いているため、レンタルを利用したい人にはソフトバンクエアーがおすすめです。

しかし、ソフトバンクエアーの代理店は数多くあり、端末本体は同じですが、各社キャッシュバックなどのキャンペーンはさまざまです。

代理店とは
・ソフトバンクの認可を受けて、ソフトバンクエアーを販売している業者
・ドコモの認可を受けて、home5を販売している業者
代理店によっては、独自のキャンペーンを行っていることが多い。

その中でもモバレコエアーは、ソフトバンク公式から申し込むより月額料金も安くなるため、運営会社にこだわりがない人はモバレコエアーをおすすめします。

ホームルーター(置くだけWi-Fi)よくある質問

ホームルーターはオンラインゲームは快適に出来る?

快適さの基準は人によりますが、オンラインゲームはできます。

ホームルーターはデータ無制限で使える?

月間データ無制限で使えるホームルーターはあります。

ホームルーター繋がらないけどどうすればいい?

端末本体を再起動してください。

ホームルーターは登録住所以外で使える?

au以外のWiMAXのホームルーターは使えます。

ホームルーターはレンタルできる?

レンタルできる通信会社、プロバイダもあります。

ホームルーターはオンラインゲームは快適に出来る?

快適さの基準はオンラインゲームによりますが、ホームルーターは通信速度が不安定といった口コミがあります。

ホームルーター速いはずだけど、ゲームのチャットにラグがあって不安定。

引用元:X(Twitter)

オンラインゲームはホームルーターと光回線でプレイするかで、快適性が大幅に変わります。

オンラインゲームを快適に行うには、下り速度とPing値(インターネットの反応速度)が重要です。

Ping値50ms以下、下り速度が50Mbps以上のインターネット回線を使うと、快適にオンラインゲームができるでしょう。

通信会社平均Ping値平均下り速度
モバレコエアー47.03ms82.96Mbps
ドコモhome5G53.02ms151.72Mbps
GMOとくとくBB WiMAX47.31ms137.33Mbps
UQ WiMAX45.07ms163.86Mbps
auのホームルーター44.41ms168.41Mbps
楽天ターボ43.35ms 93.35Mbps
ソフトバンクエアー43.84ms105.95Mbps
みんなのネット回線速度より2023年11月時点 直近3ヶ月
GMOとくとくBB WiMAX・UQ WiMAX;Speed Wi-Fi HOME 5G L13

Ping値と下り速度を見ると、WiMAX・au端末が比較的安定してオンラインゲームができますが、料金も抑えたい人はWiMAXがおすすめです。

ホームルーターはデータ無制限で使える?

ホームルーターは無制限のデータ利用が可能ですが、実際には短期間に極端に多い通信を行うと速度制限が課されることがあります。

ソフトバンク、WiMAX、ドコモ、楽天モバイルどの会社も速度制限がかかる場合があり、それは以下のとおりです。

  • 回線が混雑する時間帯、場所
  • 直近のデータ使用量が多い場合

ホームルーターはある程度データの使用量が多いと通信速度がかかり、無制限に利用はできないため、使い方には注意してください。

ホームルーター繋がらないけどどうすればいい?

ホームルーターがインターネットに繋がらない場合、端末本体の電源を入れたままであれば、再起動するだけで改善する場合があります。

また、ホームルーターは基地局からの電波を無線で受けているため、高い建物などの障害物に弱い傾向もあります。

そのため、自宅で再起動してもインターネットにつながりにくい場合は、ホームルーターの設置場所を窓際や少し高い場所など、できるだけ障害物が少ない場所に移動させましょう。

ホームルーターは登録住所以外で使える?

auホームルーターを除く、WiMAXは登録住所以外でも使えます。

そのためWiMAXは対応エリア内でコンセントがあれば、出張先や友人宅でもWiFiを自由に使えるメリットがあります。

ドコモやソフトバンク、楽天モバイルは登録住所以外では使えません。

登録住所以外で使い続けると、強制解約の可能性もあるため注意しましょう

ホームルーターはレンタルできる?

ホームルーターの端末は、レンタルできます。

短期間の利用であれば、端末を購入するプランよりも安い費用で利用できますし、解説したモバレコエアーやソフトバンクエアーは、端末をレンタルできるプランもあります。

また、その他に「シンプルWiFi」や「縛られないWiFi」は、契約期間の縛りがなく、端末がレンタルできるため短期間だけホームルーターを利用したい方におすすめです。

ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめは目的次第

ホームルーター(置くだけWiFi)は、自分の住んでいる地域や使っているスマホの通信会社などによっておすすめできるものは違ってきます。

契約前に、各回線、プロバイダごとのサービスを確認し、それぞれの特徴を知っておきましょう。

タイプ別のサービス提供会社をまとめました。

安さ重視の人は「モバレコエアー

速度重視の人は「ドコモhome5G

急ぎで使いたい人は「WiMAX

レンタル希望の人は「シンプルWiFi」「縛られないWiFi

それぞれ重視するポイントに合った、ホームルーターを選びましょう。

そして、失敗しないホームルーターの選び方は以下のとおりです。

失敗しないホームルーターの選び方
  • 対応エリアを確認する
  • スマホ割がある会社を選ぶ
  • キャッシュバックやキャンペーンがあるお得なサービス会社を選ぶ
  • 「みんそく」でデータチェックをする

ホームルーターを取り扱っている会社は多くあります。

ここまでお伝えした内容をもとに、再度「ホームルーター(置くだけWiFi)のおすすめと比較」を確認してもらって、自分に合ったホームルーターを選んでください。

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この記事を書いた人

「通信快選」はクラウドSIMにて回線サービスを提供する「EX-WiFi」が運営しています。WiMAXやクラウドWiFi、格安SIMやホームルーターなど回線サービスの選択肢が多い中で、株式会社ファイナルブルーが回線サービス運営の知見に伴う情報を発信しています。

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