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楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)は評判が悪くおすすめできない?

楽天モバイルは2023年1月から、楽天のホームルーターである「楽天ターボ(Rakuten Turbo)」の提供を開始しました。

このページでは楽天ターボの以下のメリット・デメリットを紹介します。

楽天ターボのメリット・デメリット

【メリット】

  • データ通信を無制限に利用できる
  • 工事が不要でコンセントがあればどこでも設置可能
  • アップロード速度が速い
  • 契約期間の縛りがなく、自己負担なしでお試し利用も可能
  • 楽天市場での楽天ポイントがたまりやすい

【デメリット】

  • 5G対応エリアが狭い
  • 月額料金や端末代金が高い
  • 通信速度や料金が楽天モバイルに負けている
  • 反応速度が遅く、オンラインゲームに向いていない

結論から言うと、楽天のホームルーターは性能面や料金面で他キャリアよりもデメリットが大きいです。

すでに楽天SIMや楽天経済圏を利用している方ならともかく、そうでなければドコモやソフトバンクのホームルーターのほうが良いです。

今後、楽天モバイルのホームルーターの特徴や評判、メリットデメリットを順番に解説していきますが、楽天ターボの公式サイトで先に情報を確認したい場合は以下のボタンからどうぞ。

モバレコエアー:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/

\ 楽天ポイントを貯められるホームルーター /

目次

楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)とは

※引用元:楽天ターボ公式サイト

ホームルーターとは端末本体をコンセントにさすだけで、その場をWiFi環境にできる便利な機器です。

今までホームルーターはドコモ・au・ソフトバンクを中心に販売されていましたが、2023年1月に楽天モバイルからも自社のホームルーター「楽天ターボ」が発売されました。

楽天モバイルは安価な料金プランから格安SIM会社と思われがちですが、基地局を自社で整備している通信キャリアの1社で、日本国内に通信キャリアはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社しかありません。

基本的な仕様は以下のとおりです。

サービス名楽天ターボ
月額料金端末の購入方法により変動
・一括払い
初月:46,860円
2ヶ月目~12ヶ月目:1,980円
13ヶ月目以降:4,840円

・24回払い
初月:7,024円
2ヶ月目~12ヶ月目:1,980円
13ヶ月目~24ヶ月で:6,572円
25ヶ月目以降:4,840円

・48回払い
初月:6,158円
2ヶ月目~12ヶ月目:2,846円
13ヶ月目~48ヶ月目:5,706円
49ヶ月目以降:4,840円
端末の種類・Rakuten Turbo 5G
端末料金・24回払い
初月:1,744円
2ヶ月目~24ヶ月目:1,732円

・48回払い
初月:878円
2ヶ月目~48ヶ月目:866円
利用できる回線・Wi-Fi
・有線LAN
最低契約期間なし
解約違約金なし
同時接続台数・Wi-Fi接続:128台
・有線LAN接続:2
支払方法・口座振替
・クレジットカード
・デビットカード
・楽天ポイント
ダウンロード速度(最速)最大2.1Gbps
アップロード速度(最速)最大218Mbps
受け取りタイミング(ネットの場合)最短2日で受け取り可能。
店舗受け取り可能か可能
※最短20分で持ち帰り
利用地域(全国かどうか)全国
※5Gの接続は5G対応エリアのみ
登録住所以外で使えるか利用不可
端末返却が必要か返却不要
法人契約公式での表記なし
※当サイト調査
※48回払いは楽天カード払いのみ

ここからは以下の内容で楽天ターボを解説します。

  • 楽天モバイルのホームルーターの特徴
  • 月額料金と端末代金
  • 通信速度
  • 対応エリアの説明
  • キャンペーン情報

上記の5つの点を読めば楽天ターボの特徴だけでなく、評判や他社ホームルーターとの比較を通じて自分のWiFi環境を整えるのに楽天ターボが適しているかどうかが分かります。

モバレコエアー:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/

\ 楽天ポイントを貯められるホームルーター /

工事不要ですぐに利用可能

自宅をWiFi環境にしようとすると、ネット回線の工事やルーター購入など手間も多いです。

しかし、ホームルーターは、以下の特徴のとおりコンセントにさすだけで自宅をWiFi環境に変えられます。

ホームルーターの特徴

・データ無制限かつ高速データ通信ができる
光回線には及ばないものの、速度は速い

・本体端末のみでWiFi環境が整う
光回線だとケーブルからモデムに接続し、無線ルーターに繋げる必要がある

・工事不要ですぐに利用できる
工事待ちもなく、設定も必要ない

・コンセントがあればどこでも設置可能
自宅の幅広い場所に設置できる

・端末さえあれば引っ越し先でもすぐに利用できる
ただし住所変更の手続きは必要

月額料金と端末代金

楽天ターボの月額料金は利用開始から1年間は割引があるので安いですが、2年目以降は割引がなくなり、月額基本料金の4,840円と高額になります。

1年目2年目
月額料金1,980円4,840円
※2023年8月時点

また、楽天ターボを利用するには端末を購入する必要があります。

購入方法は一括と分割(24回・48回)が選択でき、月額料金は以下のとおりです。

一括24回48回
支払金額41,580円1,732円/月866円/月
※分割支払の場合、端数は1カ月目に支払い

ただし 48回払いは楽天カードに限定されるので注意してください。

なお楽天ターボはいつ解約しても解約金は発生せず、月途中で解約した場合、月額料金は日割り金額で請求されます。

ただし端末代金端末代金の支払い期間が残っている時は、引き続き端末の残債を支払う必要があります。

例えば24回払いを設定し、支払い開始から12カ月後に解約した場合、残りの12カ月分の20,784円は解約後も支払わなければいけません。

通信速度

楽天ターボの通信速度(理論値)を他社のホームルーターと比べると、下記のとおりダウンロード速度もアップロード速度も優れているとは言えません。

最大ダウンロード速度(理論値)最大アップロード速度(理論値)
楽天ターボ2.1Gbps218Mbps
home5G(ドコモ)4.2Gbps 218Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L11(au)4.2Gbps 286Mbps
SoftBank Air(ソフトバンク)2.1Gbps 非公表
※当サイト調査

しかし、楽天ターボの実際の通信速度は他社のホームルーターと比べて平均アップロード速度が速く、平均ダウンロード速度は遅いです。

ping値平均ダウンロード速度平均アップロード速度
楽天ターボ48.66ms51.66Mbps29.46Mbps
home5G(ドコモ)51.39ms177.46Mbps19.47Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L11(au)60.66ms112.42Mbps16.15Mbps
SoftBank Air(ソフトバンク)46.02ms82.02Mbps8.08Mbps
みんなのネット回線速度より2023年8月時点 直近3カ月の平均値
※ping値は反応速度(データを送ってから返ってくるまでの速さ)を示す値。値が大きいほど反応速度が遅く、小さいほど速い。

アップロード速度が速いということは、短い時間でデータをアップロードできます。

そのため、YouTubeなどに動画をアップロードしたり、仕事で大容量のファイルのやり取りをしたりする場合は楽天ターボがおすすめです。

しかし、平均ダウンロード速度は4社の中で一番遅く、一番速いドコモのhome5Gの3割程度の速度しかありません。

ダウンロード速度が遅いとサイトや画像を開くのに時間がかかったり、視聴している動画が止まる、高画質で見られない場合があります。

動画の視聴やSNSの閲覧など、インターネット利用においてはダウンロード速度が重要な事が多いです。

そのため、動画や画像をアップロードする機会が多い等の場合であれば、楽天のホームルーターはおすすめできます。

対応エリア

楽天ターボの通信規格は5G Sub6と4G LTEに対応していて問題なく利用できますが、他社に比べて4Gになる場合が多いです。

5Gは4Gと比べて通信速度が速く、ラグや遅延は生じにくいです。

5Gは、4Gよりも通信技術が飛躍的に進化しています。5Gの通信速度は4Gの20倍、遅延は4Gの1/10で、4Gの10倍のデバイスを同時に接続できるとされています。

ソフトバンク公式サイト

そしてSub6とは5Gの種類で、建物などの障害物の影響を受けにくく、繋がりやすいのが特徴です。

「Sub6」は電波が広域まで届き、障害物の影響を受けにくい傾向があります。
だから、壁に囲まれた部屋の中でも超高速・大容量の5Gの電波が途切れず利用できます。

楽天ターボ公式サイト

また5Gsub6と一緒に対応している4G LTEは5Gに比べて通信速度が遅いですが、人口カバー率が高く、より広い範囲で利用できます。

Rakuten Turbo 5Gは人口カバー率98%の、楽天回線 4G LTEエリア対応しています。
だから、国内の広い範囲で、楽天回線 4G LTEの高速通信をおうちのWi-Fiに利用できます。

楽天ターボ公式サイト

以上のことから楽天ターボは2種類の通信規格に対応しています。

具体的にどこが楽天ターボを利用できるかは、公式サイトのRakuten Turbo 対応サービスエリアの地図から確認できます。

ただし地図を見てみると、5G対応エリア(緑色の箇所)が狭く、4Gエリアの方が広いです。

※引用元:ドコモ公式サイト

5G対応エリアが狭いことから、5G対応のホームルーターを契約しようと思っても楽天ターボだと速度の遅い4G通信になってしまう場合が多いです。

楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)の評判

楽天ターボの通信速度と対応エリアを説明してきましたが、ここからは実際の評判を紹介します。

まずは料金の評判を紹介します。

ん〜。通話も出来る最強プランと楽天ターボを選ぶ理由と言うか、ターボのメリットって何があるのかな?専用ルーター高いし、プランも高いし…

4Gまでで良いなら、ルーター安いのは凄く安いし…

引用元:Twitter

楽天ターボとかいうの発表されてるけど、みんな言ってるように楽天モバイルのSIM活用するより料金高いのは、なんかおかしいだろw。

引用元:Twitter

楽天ターボ対応サービスエリア見ると厳しい感じ。
“楽天モバイルの通信を利用して…”と説明してるのにサービスエリアは一致しない。めちゃ狭い。
端末代も高いし これじゃPocket Wi-Fiがえぇやん。

引用元:Twitter

端末代金や月額料金いずれに対しても「高い」といった意見が目立ちます。

そして評判の中では同じ楽天グループの違うサービスや、他社のサービスを利用した方が良いという声もあります。

次に機能面の評判を紹介します。

楽天ターボ流石にぼったくりでしょ。何のメリットがあって契約するんだろ。

【デメリット】
・高い
・住所固定
・コンセント要
・4Gエリアばかりで遅い
楽天モバイルを契約してスマホをルーターにした方が良いってか、比較にならないレベル。

引用元:Twitter

これ楽天モバイルでRakuten Handを実質1円で買って、テザリングすりゃいいだけのことなのに、何が目的のサービスなのこれ。
マジで理解できん。おそらく楽天ターボも楽天ハンドでテザリングも、速度変わらんぞコレ。

引用元:Twitter

やはり「楽天ターボを使うより、同じグループの楽天モバイルからテザリングをした方がマシ」といった意見が多いです。

ここで楽天ターボと楽天モバイルの通信速度や月額料金を比べてみます。

平均ダウンロード速度平均アップロード速度月額料金
楽天ターボ51.66Mbps29.46Mbps1,980円~4,840円
※事務手数料3,300円
楽天モバイル(キャリア)71.88Mbps29.47Mbps1,078円~2,980円
※事務手数料0円
※通信速度:みんなのネット回線速度より2023年8月時点 直近3カ月の平均値
※月額料金引用元:楽天モバイル公式サイト楽天ターボ公式サイト

上記の表のように実際に楽天ターボと楽天モバイルを比べてみると、平均ダウンロード速度・アップロード速度いずれも楽天モバイルの方が速いです。

そして月額料金は楽天モバイルの方が1,000円安いため、楽天ターボに対して悪い評判ばかり目立つのも納得できます。

キャンペーンが怪しげという評判

楽天ターボでは利用開始から1年間は1,980円で利用できるキャンペーンを行っていますが、過去には今と違うキャンペーンを行っていました。

キャンペーン実施期間キャンペーン内容3年間利用した時の合計割引額
~2023年4月・利用開始~3年間:月額3,685円(1,155円割引)
・契約事務手数料0円(3,300円割引)
44,880円
2023年4月~6月中旬キャンペーンなし0円
2023年6月中旬~現在・利用開始~1年間:月額1,980円(2,860円割引)
・20,000円相当分のポイント還元
※楽天モバイルユーザーに限る
34,320円+20,000円相当分のポイント還元
※当サイト調査

上記の表のように数カ月の間にキャンペーンが行われなかったり、内容が大きく変わっています。

また2023年8月現在のキャンペーンを確認してみると、ポイント還元を含めると3年間利用した時の合計割引額は過去最高のように見えますが、対象は楽天モバイルユーザー限定であり他キャリアのユーザーからすれば改悪です。

なぜキャンペーンの改悪が行われるのかと言えば、親会社である楽天グループが資金難であることが理由の一つではないかと考えられます。

これらの報道のように楽天モバイルのキャリア参入がグループ全体の利益を圧迫しているようです。

最近の業績は改善方向のようですが、まだ経営状況に油断はできないため、今後キャンペーンの改悪が行われる可能性があります。

楽天モバイルと比較する口コミや評判が多い

楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)の評判で紹介したとおり、楽天モバイルの方が通信速度が速く料金も安いことが分かりました。

この楽天ターボと楽天モバイルとの通信速度や価格差について、指摘する口コミが見られます。

楽天モバイルユーザだけど、楽天ターボは意味がわからない。
UNLIMITがあるのに割高プランを用意するなんて、意味がわからないし、やり方が大手キャリアっぽい。 ワンプランじゃなかったの?

※引用元:Twitter

これまで楽天モバイルは顧客に分かりやすいよう、料金プランを一つにして他のキャリアと差別化を行ってきました。

この顧客に分かりやすくしようとする楽天の姿勢が、同じグループの通信回線で通信速度や料金に大きな差が生まれていることに対して不安に感じたのかもしれません。

もちろん、下記口コミのように楽天モバイルのスマホのテザリングとホームルーターの楽天ターボでは、自宅をWiFi環境にするという目的に対して向き不向きがあります。

楽天ターボの月額料金を叩いてる人さ。楽天UN-LIMIT VIIでいいじゃん安いじゃん、じゃないで。
実際にテザリング運用するならスマホでやんのめっちゃしんどいで。接続は切れるわ充電はすぐ切れるわ。そのダルさから解放されるためにターボ使うんよ。
でも本体代金が40,000万円はちとうーんと思うのは同意。

※引用元:Twitter

しかし顧客からすれば「スマホの通信規格を使ってWiFi環境にする」という同じサービスに見えてしまうため、楽天ターボと楽天モバイルが比較されてしまうのも仕方ありません。

通信速度や速度制限の評判

楽天ターボはデータ無制限で使い放題ですが、状況によって通信速度など制限される場合があります。

「ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります。

楽天ターボ公式サイト

しかし、ユーザーの声を聞いてみると、毎月1TB利用しても制限されなかった方もいました。

そういえば、最近、楽天ターボ(楽天モバイルの4G ※家付近 5Gきてない)の速度報告してなかったのであげておく。
何月に契約したんだっけ? 毎月 1TBは使っちゃってると思うんだけど、 (1日一本ゲーム動画あげるだけで 600GB/月なもんで)制限は全くされてないと思う。

※引用元:Twitter

ただし速度制限は楽天ターボだけでなく、ここまで比較してきた楽天モバイルでも同様です。

楽天モバイル=本物の使い放題かつ激安
他社=ニセモノの使い放題かつ割高

他社は大抵1日3GBや10GB使うと翌日まで速度制限くらうけど、楽天は「速度制限する事があります」って記載はあるものの、1日10GB1月300GB以上使ってても1度も速度制限された事がない。

※引用元:Twitter

そのため通信速度や月額料金で劣っている楽天ターボは、通信速度の制限がないということだけでは魅力的に見えないでしょう。

楽天モバイルのホームルーターは高すぎ!スマホプランより高いという評判

ここまで紹介してきたように楽天ターボの月額料金は楽天モバイルより高く、月額料金の差を指摘する声が見られました。

また楽天グループの運営状況が影響しているせいか、キャンペーンも改悪しているように見えます。

月額料金の差やキャンペーンの改悪以外に楽天グループでは状況に応じて、楽天ポイントなど関連グループでもキャンペーンを改悪する場面が多いです。

楽天グループではサービスの改悪が頻繁に行われる傾向から、今後割安に感じられていた楽天モバイルの料金設定も変更されるかもしれません。

楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)のデメリットや悪い評判

ここまでは楽天ターボの特徴や現状のサービスを口コミなども交えて説明してきました。

ここからは契約してから「こんなはずじゃなかった」とならないために、料金やエリア、利便性などのデメリットや評判を紹介します。

具体的には以下の6点です。

利用料金が高い
端末代金が高い
対応エリアが狭い
申請した住所以外では使えない
楽天モバイルのSIMと互換性がない
オンラインゲームの利用に向いていない

紹介する内容は料金や通信環境に関係するなど、どれも重要なのでしっかり確認してください。

スマホやモバイルルーターより利用料金が高い

楽天ターボは利用開始から1年間1,980円で利用できるため、お手頃な金額でWiFi環境を整えられます。

しかし2年以上利用した場合、スマホやモバイルルーターよりも高くなります。

サービス名月額料金合計支払額(2年間)
楽天モバイル~3,278円~78,672円
楽天ターボ~1年目: 1,980円
2年目~: 4,840円
81,840円
※引用元:楽天モバイル公式サイト楽天ターボ公式サイト
※楽天モバイルの月額料金は通信量によって変動

表のように2年間利用した場合、楽天モバイルの方が合計3,168円安くなり、3年目以降は毎年18,744円差額が生じます。

差額が生じた状態だと、価格差に見合ったサービスや性能がないと楽天ターボを選ぶ気になりません。

他のホームルーターと比較して端末代金が高い

ホームルーターを販売している他社では端末代が実質無料になるサービスがありますが、楽天ターボには同様のサービスはありません。

サービス内容合計支払額(2年間)
home5G(ドコモ)基本利用料から1,980円を36カ月間割引71,280円
SoftBank Air(ソフトバンク)基本利用料から1,980円を36カ月間割引71,280円
楽天ターボサービスなし41,580円
※引用元:ドコモ公式サイトソフトバンク公式サイト楽天ターボ公式サイト

しかも実質無料になる端末はいずれも楽天ターボより高価なものです。

高価な端末を実質無料で使用できる他社の方が魅力的に見えます。

ただし楽天ターボは端末料金が安い分、仮に端末を分割払いしていて、途中解約した場合の残債は安く抑えられます。

楽天モバイルと比べて対応エリアが狭い

楽天ターボでは楽天モバイルで使えるパートナー回線(au回線)が使えないため、利用エリアが狭くなります。

パートナー回線とは自社の接続エリアを補うために利用できる他社回線(基地局)で、楽天モバイルの場合はau回線が使えます。

しかし楽天ターボはパートナー回線を使えません。

また楽天ターボは利用エリアが楽天回線のエリア内であっても、建物の中だとつながらない可能性があります。

提供エリア内であっても建物の中・地下・トンネルなど電波の届かないところ、または屋外でも電波の弱いところではご利用いただけない場合があります。

楽天モバイル公式サイト

パートナー回線が使えず利用できる範囲が狭い楽天ターボは建物の中でもつながらない可能性があるため、設置したくてもサービスエリア対象外になる場合がよく起こりやすいです。

契約時に申請した住所以外では使えず持ち運び不可

楽天ターボをはじめ、ホームルーターは申し込み時に登録した設置先住所以外では利用できません。

そのため持ち運びができるポケットWiFiやスマホのテザリングと比べて利用場所が限られます。

もし引っ越しなどで設置先住所が変わる場合は、住所の変更手続きが必要です。

スマホやモバイルルーター用のSIMカードは楽天モバイルのホームルーターで使えない

ホームルーターを利用するためには、スマホと同じく端末にSIMカードを入れる必要があります。

スマホだとSIMカードを変えれば異なる通信会社のサービスを受けられることから、利用エリアを広げたり通信速度を上げるために「楽天ターボの端末に同じ会社である楽天モバイル用のSIMカードを入れて使えばよいんじゃないか?」と思う方もいるでしょう。

しかし残念ながらSIMカードに互換性はなく、楽天モバイルのSIMカードを楽天ターボの端末に入れてもエラーになって利用できません。

そのためSIMカードを交換して楽天ターボの通信環境などは改善できません。

なおドコモやソフトバンクなど他社のホームルーターでも、SIMカードの入れ替えは不可能です。

オンラインゲームの利用にはおすすめできない

インターネットの活用方法の一つにオンラインゲームが挙げられます。

通信速度でみれば光回線の楽天ひかりだけでなく、平均アップロード速度が29.46Mbpsの楽天ターボでも問題なくゲームをプレイできます。

ただし ホームルーターは光回線に比べて反応速度が遅く、通信が安定しないため、オンラインゲームの利用にはおすすめできません。

FPS等のPvP(Player vs Player)ゲームでは、遅延によりラグと呼ばれる事象が発生します。
これは、命中の確認の遅れや、 動作の遅れ、相手の位置の遅れ等を指します。
遅延は、多くのゲーム内で表示される「Ping値」により確認ができますが、
FPS等のPvPゲームではPing値を10ms程度に抑えることが推奨とされます。

ぷららGGGG光公式サイト

反応速度を表すping値でホームルーターの楽天ターボと光回線の楽天ひかりを比べてみると、楽天ターボが48.66msに対して楽天ひかりは19.13msと、楽天ひかりが楽天ターボの2.5倍反応速度が速いです。

また電波を使っているホームルーターは、利用環境などによって通信が安定しない時があり、同様の口コミが見られます。

引っ越し先でようやくゲーム環境を整えられた。
あとWi-Fiなんだよなぁ〜。ホームルーター通信速度が安定しないから画面がカクカクよ。


※引用元Twitter

ホームルーター爆速のはずなんだけどゲームで共闘中に落ちたりチャットラグがあったりして不安定。
画像や動画も動き始めると早いんだけど読み込み前のタメがやたら長くてどうしたもんか。逆に遅く感じる。

※引用元Twitter

通信が安定しないと上手くゲームを操作できなかったり、時間差が生じて思いどおりの動きをしないなど、ストレスを感じやすくなります。

以上のことからオンラインゲームで利用する場合、反応速度が遅く通信が安定しないホームルーターはおすすめできません。

楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)のメリットをあげるとしたら

ここまで楽天ターボの評判を紹介してきましたが、楽天モバイルや他社より劣っていたり様々なデメリットが挙げられました。

しかし楽天ターボの5G回線エリアに設置する場合は、通信速度の改善などに期待ができるかもしれません。

また楽天ターボ以外の一部他社も含めて、ホームルーターには以下のメリットがあります。

工事を行わずWiFi環境が整う
データ制限でインターネットが使い放題
契約期間の縛りがない
QRコードを利用して、簡単に接続ができる
無線だけでなく有線でもルーターに接続可能
お試し利用ができる

そして上記のメリットに加えて、楽天ターボを利用すれば楽天ポイントが増えやすくなります。

これら7つのメリットを詳しく説明します。

モバレコエアー:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/

\ 楽天ポイントを貯められるホームルーター /

工事不要で自宅でWi-Fiが利用可能

ホームルーターは工事不要で、端末をコンセントにさすだけですぐ利用できます。

ホームルーターの設置が簡単なのに対して、光回線などのインターネット回線を利用する場合はケーブルを自宅に引き込んで、穴あけなどの工事を行う必要があります。

工事は業者と日程を調整した上で行う必要があるので、すぐに取り掛かれません。

また工事には業者にお任せではなく、立ち会いが必要です。

そのため、すぐに自宅でインターネットを利用したい方や工事ができない賃貸物件に住んでいる方にホームルーターはおすすめです。

データ無制限で使い放題

スマホのSIMやクラウドWiFiなどの大半は、月間で利用できるデータ量が決まっており、超過すると速度制限がかかります。

サービスにもよりますが、データ超過した場合以下のような制限が科されることが多いです。

  • 通信速度を下げる
  • 通信の品質を下げる
  • 追加料金をとる

しかし楽天ターボはじめ多くのホームルーターではデータ容量無制限であるため、いくら使っても速度が遅くなったり月額料金が変わることはありません。

そのためYoutubeやVODなどの動画視聴が多かったり、仕事で画像や大型ファイルのやり取りが多い場合はホームルーターがおすすめです。

ただし時間帯や利用状況によって速度制限を受ける可能性があることが公表されています。

ご利用の集中する時間帯(夜間など)はサービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります

楽天ターボ公式サイト

制限の条件は上記のとおりで、制限された速度や具体的な目安が何もわからないため、「本当にデータ無制限で利用できるのか?」と不安に感じるかもしれません。

ですがTwitterには「1日に最低でも60GB以上の動画をアップロードしても速度制限を受けなかった」といった口コミがあります。

昨日、15〜20GBの動画ファイルを4本アップしたけど、今日、速度制限とかされてない。いつも通りのスピード。

※引用元Twitter

また他社も含めて時間帯別に通信速度の変化を比べてみても、楽天ターボが大幅な速度制限をしている様子も見えません。

※「みんなのネット回線速度」より2023年8月時点 時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)

公式サイトが発言していることから「完全にデータ無制限ではない」と把握しておいたほうが良いのは間違いないですが、口コミやグラフのとおり、それほど気にしなくても問題ないのも間違いありません。

契約期間の縛りはないため、解約はいつでも可能

楽天ターボを利用するのに契約期間の縛りはありません。

また解約金も発生しないので楽天ターボが不要になればいつでも解約可能です。

ただし解約時に費用がまったく発生しないわけではなく、端末代金の支払い期間が残っている場合は、解約時に端末の残債を支払う必要があります。

そのため、いつ解約しても「解約違約金」は無料ですが、早期解約すると「端末の残り金額」を支払う必要があるため契約期間を一切気にしなくても良いわけではありません。

楽天ターボはお試し利用が可能

楽天ターボは一定の条件を満たせば無料でキャンセルできる仕組みがあります。

無料キャンセルする場合、端末は返品されるため端末代金の支払いは不要です。

詳しいキャンセル方法は8日間 楽天モバイルのホームルーターをお試し利用できるの見出しでまとめています。

Wi-Fi接続は「かんたん接続用コード」を利用して、簡単に接続ができる

ルーターと使用機器をWiFi接続する際、SSIDや暗号化キーなど分からない単語がでてきたり、長いパスワードを打つなど面倒に感じると思います。

しかし楽天ターボには端末が送られたときの箱に「かんたん接続用コード」シールが同封されていて、そのシールをスマホのカメラで読み取るだけで簡単にWi-Fiに接続できます。

QRコードを読みるだけなので、いちいちパスワードを入力する手間もなく簡単に設定を済ませられます。

楽天モバイルのホームルーターはSPUの対象に!楽天ポイント+1倍

楽天グループでは楽天ターボなどの通信サービス以外に楽天市場(ネット通販)や銀行、クレジットカードなど様々なサービスを行っています。

そんな楽天グループでは自社のサービスを多く使うほど、楽天市場で付与されるポイントが増えるSPU(スーパーポイントアップ)プログラムがあります。

SPUを活用できる楽天のサービスは「楽天経済圏」と呼ばれ、日々の生活を楽天経済圏で済ませれば、どんどんポイントが増えてお得に過ごせます。

楽天ターボもSPUの対象で、楽天ターボを含む楽天モバイルを利用すればポイント還元率が1%上乗せされます。

SPUを利用するとき特に手続きは必要なく、楽天ターボ申し込み時に作成する楽天会員アカウントに自動的に適用され、そのアカウントを使って楽天市場で買い物をするだけで良いです。

有線LANでインターネット接続が可能

事前に紹介したとおり、楽天ターボ端末は有線LAN接続が2台まで可能です。

WiFiは電波を利用しているため、電子レンジやテレビなど他の電化製品に干渉され通信が不安定になる場合があります。

しかし使用機器と端末を直接ケーブルでつなぐ有線LAN接続を行えば、安定してインターネットに接続できます。

8日間 楽天モバイルのホームルーターをお試し利用できる

楽天ターボにはお試し利用期間が設けられていて、以下の条件を満たせば無料で解約できます。

  • 端末到着日から8日以内に解約を申告すること
  • 端末到着日から30日以内に端末を返品すること
  • 返品の際の送料を負担すること
  • 返品した端末に故障や破損がないこと

具体的な方法は以下のとおりです。

【端末の返品手続き】
①解約を申告する

下記に連絡をし、楽天ターボの解約を申告する。

連絡先:楽天モバイルコミュニケーションセンター

TEL:0800-805-0040 受付時間:9時~17時(年中無休)

②端末等を返送する

①で申告した際に伝えられる返送先へ端末や付属品を返送する。(送料は契約者負担)

【プランの手続き】
③初期契約解除申請書に必要情報を記入する

公式サイトから「初期契約解除申請書」をダウンロードし、印刷後、必要情報を記入する。

④初期契約解除申請書を郵送する

③で記入した申請書を、下記の住所へ送付する。(送料は契約者負担)
〒213-0012
神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2-1
かながわサイエンスパーク R&DビジネスパークビルA棟7F 東
楽天モバイル オペレーションセンター

⑤解約完了メールを受信する

④で送付した書類に不備がなければ、楽天モバイルより解約完了メールが送られる。

解約完了メールをもって、解約手続き完了。

※サービスが利用できるようになった日から8日以内に実施すれば、月額料金はかかりません

端末の返品とプランの解約で手続きが分かれていますが、両方を行わないと端末代金や月額料金が請求され続けるので忘れずに行ってください。

また両方の手続きを8日以内に行っても、契約事務手数料3,300円は返金されません。

それでも楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)を申し込みたい方のために

デメリットが目立つ楽天ターボですが、通信速度の改善に期待されていたり、ここまで紹介したメリットを強く感じている方もいるかもしれません。

そんな方にむけて、申し込み方法から初期設定まで楽天ターボを利用するための手順を紹介します。

モバレコエアー:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/

\ 楽天ポイントを貯められるホームルーター /

申し込み~利用開始までの流れ

申し込みから利用開始までの流れは以下のとおりです。

①ホームルーター対応エリアの確認

公式サイトのRakuten Turbo 対応サービスエリアの地図から設置場所が楽天ターボ対応エリアか確認する。

※設置場所は高層階(16階以上)ではない場所にしてください。

②Webサイトまたは店舗から申し込み

公式サイトまたは店舗(楽天モバイルショップ)で申し込みを行います。

申し込み後、登録されたメールアドレスに完了メール(@mobile.rakuten.co.jpのドメイン)が送られます。

なお店舗で申し込む場合は、本人確認書類を持参してください。

申し込み前に、以下を準備してください
  • 楽天IDとパスワード
    楽天公式サイトから楽天会員に登録が必要
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 製品の配送先住所や設置先住所
  • クレジットカードや銀行口座の情報
③製品の受け取り

申し込み手続きが完了後、製品が配送先住所に送られます。

※店舗で端末を購入した場合は「店頭受け取り」も可能

④コンセントにさしてWiFiを設定

端末をコンセントにさしてWiFiの設定をすれば、すぐに利用できます。

※WiFiの設定方法はあとで説明します

申し込みに必要な本人確認書類と方法

楽天ターボを利用するためには本人確認が必要です。

Web申し込み時の本人確認の方法は、そのままWebで行うか、受け取り時に自宅で行うかの2種類があります。

【Web申し込み】※2つの方法があります
①書類画像のアップロード

国籍に応じて、以下の本人確認書類を撮影した画像をアップロードしてください。

日本国籍の場合・運転免許証
・運転経歴証明書
・マイナンバーカード
・精神障がい者保健福祉手帳
・療育手帳
・身体障がい者手帳
・健康保険証
・日本国パスポート
・住民基本台帳カード
外国籍の場合・在留カード
・特別永住者証明書
・外交官身分証明票
②AIかんたん本人確認(eKYC)

運転免許証またはマイナンバーカードとスマホがあれば、本人確認書類と自分の顔を撮影するだけで本人確認が完了する「AIかんたん本人確認(eKYC)」が利用できます。

【自宅で本人確認】
③端末受け取り時に自宅で確認

Webからのお申し込み時に本人確認をスキップし、端末受け取り時に自宅で本人確認を行う方法です。

なお本人確認には以下の本人確認書類が必要です。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 日本国パスポート

また以下の場合は自宅で本人確認が利用できません。

  • 契約者が18歳未満の場合
  • 契約者が外国籍の場合
  • 支払方法が代金引換の場合
  • 離島など一部の地域に住んでいる場合(申し込み後、確認が入ります)
  • 自宅住所以外(マンションのエントランス含む)で受け取ろうとする場合
  • 契約者本人以外が受け取る場合

申し込みから到着までの期間

Web申し込みの場合だと最短2日で端末が到着しますが、少しでも早く楽天ターボを始めたい方は来店から最短20分で契約、端末の受け取りができる店舗申し込みがおすすめです。

Web申し込み申し込み完了から最短2日で届きます。
※審査状況や天候、配送状況により数日~1週間かかる場合あり
店舗申し込み事前準備、来店予約を行えば最短20分で契約、端末の受け取りが可能。
※事前準備…楽天IDとパスワード、本人確認書類などを準備すること
※来店予約…公式サイトから店舗を探し、「予約する」ボタンから予約をする

到着後の初期設定

端末到着後、本体をコンセントにさしてWiFi設定をすれば、すぐにインターネット接続できます。

WiFi設定は端末に同封されているパスカードまたは端末の底面に貼られているラベルを参考に、手動かQRコードまたはWPS機能を使って行います。

手動・スマホなど接続機器の設定画面を開く
・パスカードまたはラベルに記載されているSSID(ネットワーク名)とパスワードを入力
QRコード・スマホのカメラを起動
・パスカードまたはラベルにあるQRコードを読み取る
・画面の指示に従って操作する
WPS接続・端末のWPSボタンを5~6秒間押してから離す
・その後2分以内に接続機器でWPS機能の接続操作を行う

スマホの場合だとQRコードを利用して簡単に接続ができるので,この方法がおすすめです。

パソコンやプリンター、テレビなどは手動かWPS接続で設定しましょう。

モバレコエアー:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/

\ 楽天ポイントを貯められるホームルーター /

楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)以外の3社のWiFiルーターを徹底比較

これまで紹介した評判やデメリットを踏まえると、楽天ターボに比べて他社のホームルーターが魅力的と言えます。

ここからは3社の通信速度などを比較します。

home5G
(ドコモ)
Speed Wi-Fi HOME 5G L11
(GMO)
Airターミナル5
(ソフトバンク)

月額料金
4,950円1カ月目:1,089円
2〜13カ月目:3,784円
14〜36カ月目:4,334円

※端末発送月を1カ月目とした場合
・Airターミナル購入の場合
1~12カ月目:3,278円
13カ月目~:5,368円
※店舗によってはキャッシュバックあり

・Airターミナルレンタルの場合
5,907円
平均ダウンロード速度177.46Mbps111.93Mbps102.74Mbps
平均アップロード速度19.47Mbps16.17Mbps10.05Mbps
※引用元:home5G公式サイトGMO公式サイトソフトバンクエアー公式サイト
みんなのネット回線速度より2023年8月時点 時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)
※月額料金は端末代金、契約事務手数料除く

ドコモの「home 5G 」は速度重視の方におすすめ

home5Gはダウンロードが平均177.46Mbps、アップロードが平均19.47Mbpsと、通信速度が他社と比べて非常に速いドコモのホームルーターです。

特にダウンロード速度は他社の1.5倍(楽天ターボと比較すると約3倍)速いです。

・他社と比べて非常に速い通信速度
・Wi-Fi EasyMeshに対応した優れた端末性能
・最大20回線分の家族のスマホ代(ドコモ)がセットで割引

総額料金
(3年間の利用料-各種割引)
171,450円
解約縛りの有無なし
最大ダウンロード速度4.2Gbps
アップロード速度218Mbps
回線の種類docomo回線
※総額料金は端末代・事務手数料を含む

インターネットやネット動画をよく楽しむなど通信速度重視の方にはhome5Gおすすめです。

GMOの「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」は速度と料金どちらも重視する方におすすめ

Speed Wi-Fi HOME 5G L11はWiMAXを用いたホームルーターです。

WiMAXは5Gや4G(LTE)といった携帯電話の電波とは異なる通信規格で、基地局からより広い範囲で通信できるのが特徴です。

WiMAXのサービスは様々なプロバイダ(通信会社)から提供されていますが、その中で最安のGMOを紹介します。

GMOの「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」は通信速度、月額料金いずれも2番目に優れています。

・通信速度と月額料金のバランスが良い
・WiMAXだけでなく5G回線も使用でき、幅広いエリアで高速通信が可能
・最大10回線分の家族のスマホ代(auまたはUQモバイル)がセットで割引

総額料金
(3年間の利用料-各種割引)
177,749円
解約縛りの有無なし
最大ダウンロード速度4.2Gbps
アップロード速度286Mbps
回線の種類WiMAX+5G
※総額料金は端末代・事務手数料を含み、プロバイダのキャンペーン割引は除く

「ホームルーターを設置したいけど通信速度が遅いのも、月額料金も嫌だ」と、どちらも重視したい方にはSpeed Wi-Fi HOME 5G L11がおすすめです。

ソフトバンクの「Airターミナル5」は通信速度より、安さ重視の方におすすめ

Airターミナル5は通信速度が他社と比べて遅いですが、12カ月利用した利用料金の総額が最も安いです。

また13カ月目以降の月額料金は比較的高いですが、取り扱い販売店によっては独自のキャッシュバックを行っているため、キャッシュバックを利用した場合は36カ月利用した利用料金の総額も最安です。

・12カ月利用した利用料金の総額が最安
・PayPayと連携すればソフトバンクユーザー限定のクーポンが使える
・最大10回線分の家族や恋人、ルームシェアする友人スマホ代(ソフトバンク)がセットで割引

総額料金
(3年間の利用料-各種割引)
171,468円
解約縛りの有無なし
最大ダウンロード速度2.1Gbps
アップロード速度非公開
回線の種類softbank
※総額料金は端末代・事務手数料を含み、販売店のキャッシュバックは除く

PayPayユーザーや家族だけでなく恋人や友人もソフトバンクユーザーの方、またお得なキャッシュバックを行っている店舗で申し込みできる方は、Airターミナル5がおすすめです。

楽天WiFiポケットを固定回線代わりに使う方法

楽天ターボを取り扱っている楽天モバイルからは、持ち運び可能なWiFiルーター「楽天WiFiポケット」も販売されています。

この楽天WiFiポケットは楽天モバイルの通信回線(band3)だけでなく、auのパートナー回線(band18)も利用できます。

band18も含めると幅広いエリアでWiFiルーターを使用できる一方、以前は利用できる通信量は5GBまで制限されていたので、わざわざband3だけ使えるように固定するユーザーもいました。

しかし2023年6月に楽天モバイルから楽天最強プランができband18の制限がなくなったため、楽天ターボと楽天WiFiポケットの関係が大きく変わりました。

auのパートナー回線の制限解除がもたらす効果

bandの制限がなくなったため無制限につかえるエリアが広がり、band3しか使えない楽天ターボに比べて、band18も一緒に使える楽天WiFiポケットの方が便利になりました。

今回のband18の制限解除は、もともと申し込み時に指定した場所でしか利用できない楽天ターボに対して、持ち運びを前提としていた楽天WiFiポケットの利便性を大きく高めました。

【衝撃】楽天ターボより楽天WiFiポケットの方が安い!

下記のとおり楽天WiFiポケットは楽天ターボに比べて月額料金、端末代金ともに安いです。

月額料金は同じデータ使用量無制限で比べて安いだけでなく、楽天ポケットWiFiはデータ使用量に応じてさらに安くなります。

また端末代金は10倍近くの価格差があり、さらにキャンペーンを適用すれば1円で購入できます。

通信速度では劣ってしまいますが、利便性と安さにこだわるなら楽天WiFiポケットはおすすめです。

楽天WiFiポケット楽天ターボ
月額料金
※契約事務手数料除く
~3GB:1,078円
3GB~20GB:2,178円
20GB~:3,278円
※データ使用量に応じて毎月変動
1ヶ月目~12ヶ月目まで:1,980円
13ヶ月目以降:4,840円
端末代金7,980円
※1円になるキャンペーンあり
71,280円
平均ダウンロード速度27.77Mbps51.66Mbps
平均アップロード速度19.58Mbps29.46Mbps
ping値54.54ms48.66ms
みんなのネット回線速度より2023年8月時点 直近3カ月の平均値

楽天WiFiポケットで「おうちのWiFi」を構築する方法

楽天ターボと同じ方法で端末を楽天モバイル公式ショップなどで申し込んで端末が届けば、すぐに楽天WiFiポケットで自宅をWiFi環境にできます。

しかも楽天WiFiポケットなら自宅に置きっぱなしにしして固定回線代わりに使用できるだけでなく、自宅から持ち出して使うことも可能です。

ホームルーターと光回線を徹底比較

自宅をWiFi環境にする方法としてホームルーター以外に光回線が選択肢に挙げられます。

ここからはホームルーターと光回線を徹底比較していきます。

料金面では大差ないホームルーターと光回線ですが、メリット・デメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
ホームルーター・工事不要でコンセントをさすだけで利用できる
・手続きを行えば引っ越し先でも用できる
・光回線と比べて通信速度が遅い
・通信が不安定になる場合がある
光回線・高速通信が可能
・安定した通信
・工事を行う必要があり、利用開始に時間がかかる
・賃貸マンションなど利用できない場所がある
・引っ越しをしたら、改めて契約などが必要

ホームルーターと光回線のメリット・デメリットは「設置の手軽さ」と「通信の速さと安定性」が反対の関係にあります。

そのため自宅をWiFi環境にしようとする場合、どちらのメリットを重視するかが選ぶポイントになってきます。

通信速度は光回線の方が断然速い

ホームルーターと光回線各会社の通信速度は以下のとおりです。

いずれの値もホームルーターに比べて光回線の方が圧倒的に速いです。

機種名/サービス名ping値平均ダウンロード速度平均アップロード速度
ホームルーター
(モバイル回線)
楽天ターボ 48.66ms51.66Mbps29.46Mbps
ソフトバンクエアー46.15ms82.69Mbps8.13Mbps
WiMAX HOME 0251.03ms 64.29Mbps13.69Mbps
ドコモ home 5G52.8ms167.93Mbps19.04Mbps
光回線楽天ひかり19.13ms236.25Mbps227.52Mbps
NURO光11.72ms579.8Mbps550.16Mbps
auひかり15.47ms528.27Mbps497.61Mbps
ソフトバンク光15.75ms315.53Mbps288.85Mbps
ドコモ光18.8ms277.92Mbps262.95Mbps
みんなのネット回線速度より2023年8月時点 直近3カ月の平均値

表を見てみると光回線はホームルーターと比べて反応速度(ping値)なら約2~3倍、ダウンロード速度なら約2~9倍、アップロード速度なら約11~68倍といずれも高速です。

例えばNetflixで超高画質の1時間映画(7GB)をダウンロードしようとした場合、楽天ターボなら18分かかるのに対して、楽天ひかりなら4分で完了してしまいます。

みんなのネット回線速度よりダウンロード計算ツールを使用

そのため配信映画をダウンロードして見たり、動画をYouTubeにアップロードしたりデータ通信を多く行う方には、時間がかからない光回線がおすすめです。

通信速度制限なしで光回線は利用できる

ホームルーターは通信制限がないと大きく宣伝していますが、同時に「公平なサービス提供のため速度制限する場合あり」とよく記載されています。

しかし通信速度や速度制限の評判のとおり気にしなくても良いですが、全く無視できるわけではなく時間帯やタイミングによっては速度制限が行われることが想定されます。

ホームルーターでは速度制限が行われる可能性があることに対して光回線なら完全に速度制限されずに利用できるので、速度制限を気にせず自分の好きな時にインターネットを利用したい方は光回線がおすすめです。

月額料金はホームルーターと光回線は同じくらい

月額料金を比べてみると、下記の表のとおりホームルーターの方がやや安い傾向がありますが、大きな差はありません。

機種名/サービス名月額料金
ホームルーター
(モバイル回線)
Speed Wi-Fi HOME 5G L121カ月目:1,089円
2〜13カ月目:3,784円
14〜36カ月目:4,334円
※端末発送月を1カ月目とした場合
ソフトバンクエアー・Airターミナル購入の場合
1~12カ月目:3,278円
13カ月目~:5,368円
※取り扱い販売店によって別途キャッシュバックあり

・Airターミナルレンタルの場合
5,907円
WiMAX HOME 021,474円~6,578円
※プロバイダ、プラン、利用月によって変動あり
ドコモ home 5G4,950円
光回線NURO光5,200円~5,700円
※プランによって変動あり
auひかり・戸建の場合
5,720円

・マンションの場合
3,740円~5,720円
※プランによって変動あり
ソフトバンク光・戸建の場合
5,720円

・マンションの場合
4,180円
ドコモ光・戸建の場合
5,720円~6,380円
※プランによって変動あり

・マンションの場合
4,400円~6,380円
※プランによって変動あり
※引用元:当サイト調査、NURO光auひかりドコモ光各種公式サイト

通信速度が速い光回線の月額料金がはホームルーターと大差ないことから、通信速度に対するコストパフォーマンスが高いのは光回線であり、ホームルーターより優れていると言えます。

対してホームルーター側に立って見比べた場合、光回線は引込工事を行いWiFiルーターなどを接続する必要があるため、ホームルーターは光回線と同じ価格で手軽にインターネットを利用できるといった見方もできます。

やはり決め手としてインターネット環境に対して「手軽さ」か「通信速度と安定性」のどちらを選ぶかが一番重要です。

ホームルーターは手軽にすぐに使える

工事不要ですぐに利用可能で説明したとおり、コンセントにさすだけで自宅をWiFi環境に変えられることがホームルーターの最大のメリットと言えます。

光回線の場合だと、ケーブルを伝ってきた光信号を電気信号に変えるONU、そしてONUから受けた電気信号を電波に変えて接続機器に飛ばすルーターの計2種類の機器が必要になります。

ONUは通信会社からのレンタルとなるため選択できませんが、ルーターは豊富な種類が販売されており性能にも差があります。

そのため、機器の組み合わせを考えたり準備など手間がかかる光回線に対して、ホームルーターは端末が届いたらコンセントにさせばすぐに利用できるという点が魅力です。

オンラインゲームを快適に使えるのは光回線

電波を使わず直接ケーブルを通して通信する光回線は通信速度だけでなく、安定性でもホームルーターより優れています。

また、反応速度が速い(ping値が低い)のも特徴です。

反応速度が速いとオンラインゲームなどでラグ(時間差)が生じにくく、快適にプレイできます。

オンラインゲームのジャンルにもよりますが、一般的に50ms以下がオンラインゲームを快適に楽しめるPing値の目安といわれており、スピード感を求められるシューティングゲームやFPSなどは、15ms以下のPing値が推奨されています。

おうちネットプレス(NTTドコモ運営サイト)

逆に反応速度が遅い場合は自分が快適にゲームをプレイできないだけではなく、ラグが発生しやすい回線を利用していると、対戦ゲームなどはマッチングを敬遠されることもあります。

オンラインゲームを楽しみたいのなら、光回線一択です。

楽天モバイルのホームルーターに関するよくある質問

ここまで楽天ターボの評判やメリットデメリット、申し込み方法などを説明してきましたが、捕捉としてよくある質問をまとめます。

キャッシュバックはない?

店舗申し込み限定でキャンペーンを行っていましたが、2023年5月9日に終了し、2023年8月現在はキャッシュバックはありません。

好きな場所で使える?

楽天ターボ対応エリア内であれば、好きな場所で使えます。

ただし申し込み時に登録した住所のみで、引っ越しなどで住所を変更する場合はmy 楽天モバイルにログインし、そこから変更手続きを行う必要があります。

なお、変更手続きは1度行えば30日間は再度変更できないため、旅行先で利用するなど気軽に変更はできません。

複数の機器を同時に接続できる?

楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)とはで説明したとおり、最大128台の通信機器を同時に接続することができます。

しかし説明されている接続台数は上限値でありホームルーターの場合だと、大量のデバイスを接続し、さらに同じタイミングで利用する場合は接続が不安定になる可能性があります。

LANケーブルを繋ぐポートはある?

有線LANでインターネット接続が可能で説明したとおり、有線で接続するためのLANポートが2つあります。

ゲーミングPCなど通信が不安定になってほしくない通信機器を接続するのに活用できます。

ただし端末と基地局とのデータのやりとりは電波で行われるため、LANケーブルで端末に接続しても必ず通信が安定するとは言えません。

まとめ:楽天モバイルのホームルーター(楽天ターボ)はおすすめか?

ここまで楽天ターボの評判やメリット・デメリットを紹介してきましたが、まとめると以下の特徴があります。

・通信エリアが狭く、端末代が高い。同社のモバイル回線の方が優れている。
・反応速度や通信速度は他社に比べて速いわけではない。
・キャンペーンの内容が頻繁に変わり、楽天グループのサービス改悪の可能性あり。
・光回線に対して利便性以外は劣っている。

・コンセントにさせばすぐに利用できるなど他社ホームルーターと同様の利便性。
・楽天市場でのポイント還元率アップ。
・8日間のお試し期間が設けられている。

以上のことから、楽天ターボは悪い評判やネガティブな特徴が多い割に、他社に比べて優れている点は少ないことが分かります。

そのため、おすすめできる方は設置場所が「楽天ターボの5Gエリア内の方」くらいで、以下の方にはおすすめできません。

  • 楽天ターボの5Gエリアに入っていない方
  • 楽天のモバイルルーターで十分にインターネットを利用できている方
  • 料金の安いホームルーターを探している方
  • オンラインゲームや動画配信がしたい方
  • 自宅だけでなく外でもWiFiを使いたい方

モバレコエアー:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/

\ 楽天ポイントを貯められるホームルーター /

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この記事を書いた人

「通信快選」はクラウドSIMにて回線サービスを提供する「EX-WiFi」が運営しています。WiMAXやクラウドWiFi、格安SIMやホームルーターなど回線サービスの選択肢が多い中で、株式会社ファイナルブルーが回線サービス運営の知見に伴う情報を発信しています。

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