FreeMax+5Gは、WiMAX+5G回線を用いたWiFiレンタルサービスの1つです。
そのため、短期間の利用でも端末は無料レンタルできますし、いつ解約しても違約金などもかからないのが特徴です。
また、運営会社である株式会社ニッチカンパニーは、WiFi東京レンタルショップなど通信機器・回線のレンタルサービスを数多く提供しているため回線サービスの提供実績も豊富です。
その一方で、FreeMax+5Gを一言でまとめるなら、短期間の利用以外はデメリットが多く、おすすめできないサービスです。
この記事では、FreeMax+5Gのメリット・デメリットの解説とともに、他におすすめできるWiMAXプロバイダも紹介します。
FreeMax+5G(フリーマックス)の評判と特徴
FreeMax+5Gの特徴は、最低契約期間が1ヶ月と短いことに加えて、端末料金は無料レンタルのため、いつ解約しても別途料金がかからないことです。
そのため、端末の購入が必要であったり、契約期間内は解約金が発生するプロバイダに比べて、FreeMax+5Gは短期間の利用において、割安な料金で利用できます。
運営会社 | 株式会社ニッチカンパニー |
データ通信量 | 無制限 |
最大下り速度 | 2.7Gbps |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 4,800円 |
開始月の日割り計算 | なし |
端末料金 | 無料 |
キャッシュバック | なし |
プラスエリアモード | 1,100円(非推奨) |
3年間の実質月額 | 4,890円 |
3年間の実質総額 | 180,900円 |
支払い方法 | クレジットカード |
端末発送 | 最短翌日発送 |
法人契約 | あり |
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金36ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計からキャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。実質月額料金は実質総額料金÷利用月(37ヶ月)で算出。
しかし、FreeMax+5Gは他のWiMAXプロバイダと比較して月額料金が高いため、利用期間が増えるほど割高になるなど、おすすめできる人は短期利用の方に限定されます。
さらにFreeMax+5GはWiMAX+5G回線でも、スタンダードモードしか利用できず、プラスエリアモードへの切り替えが推奨されていません。
プラスエリアモードとは
au回線のプラチナバンド(800MHz帯)が利用可能になります。プラチナバンドはモバイル回線で利用される電波の中では障害物に強く、屋内や山間部など圏外になりがちな場所でもつながりやすくなります。
そのため他のWiMAXのサービスに比べて、利用できるエリアも狭く、キャッシュバックや割引がないため、1年以上の実質総額料金は割高です。
プロバイダ | 実質総額料金 | キャンペーン |
---|---|---|
FreeMax+5G | 1年:65,700円 2年:123,300円 3年:180,900円 | なし |
GMOとくとくBB WiMAX (解約金22,000円以上) | 1年:19,807円 2年:81,055円 3年:142,303円 | 40,000円キャッシュバック 月額料金割引 |
GMOとくとくBB WiMAX (解約金22,000円未満) | 1年:34,307円 2年:95,555円 3年:156,803円 | 25,500円キャッシュバック 月額料金割引 |
カシモWiMAX | 1年:62,524円 2年:120,340円 3年:178,156円 | 端末料金実質0円 |
UQ WiMAX | 1年:62,359円 2年:125,059円 3年:187,484円 | 最大17,820円キャッシュバック 月額料金割引 15日間お試し利用 |
シンプルWiFi | 1年:66,220円 2年:124,300円 3年:182,380円 | なし |
VisionWiMAX | 1年:72,918円 2年:125,718円 3年:182,380円 | 10,000円キャッシュバック |
よって、1年にも満たない短期間でWiMAXを利用したい場合のみ、FreeMax+5Gを検討する価値がありそうです。
WiMAX 5G回線で下り最大2.7Gbpsで利用できる
FreeMax+5Gが使用する回線はWiMAX+5Gです。
WiMAX+5Gは、UQコミュニケーションズが提供している回線で、WiMAX2+、au4GLTE、au5Gの3つの回線が利用できます。
そのため、高速通信と広いエリアでの利用を兼ね添えています。
- クラウドWiFiサービスよりも速度が速い。
- ポケット型WiFiの中でも、容量無制限で利用できる。
- ホームルータータイプはコンセントさえあれば、場所を選ばずに利用可能。
また、FreeMax+5GとWiMAX以外のポケット型のWiFiサービスの、料金や速度の比較は以下の通りです。
サービス名 | 下り最大速度 | データ容量 | 月額料金 | 端末本体料金 |
---|---|---|---|---|
FreeMax+5G /Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 2.2Gbps | 無制限 | 4,800円 | 0円 |
ドコモ /Wi-Fi STATION SH-52A | 4.2Gbps | 無制限 | 7,205円 | 68,904円 |
クラウドWiFiサービス※ /クラウドSIM NA01 | 150Mbps | 容量制限あり | 0円~ |
上の表より、FreeMax+5Gはドコモのポケット型WiFiと比較すると、下り最大速度で劣りますがクラウドWiFiよりは高速です。
また料金を比較しても、クラウドWiFiの100GBプランと大きく異なるわけではないので、速度やデータ容量、料金のコスパが良いのが、FreeMax+5GをはじめとしたWiMAXの特徴です。
FreeMax+5Gの端末
次にFreeMax+5Gで利用できる2つの端末を紹介します。
端末タイプ | ホームルーター | ポケット型 |
---|---|---|
端末画像 | ||
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5GB L11 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
最大速度 下り/上り | 最大2.7Gbps/ 最大183Mbps | 最大2.2Gbps/ 最大183Mbps |
接続可能台数 | 無線接続30台、有線接続2台 | 10台 |
サイズ/ 重量(約) | W70×H182×D124mm 599g | W147×H76×D10.9mm 203g |
ポケット型の端末「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」は外出先でも利用できます。
最大速度はホームルーターよりも落ちますが、最大下り速度は2.2Gbpsのため、クラウドWiFサービスの最大150Mbpsと比べると、かなり速い速度で利用できます。
また、ホームルータータイプの「Speed Wi-Fi HOME 5GB L11」は、自宅などの置き型で利用する方が多いですが、コンセントさえあれば、こちらも工事不要で場所を問わずに使えます。
端末 | 5G SA対応 | 最大下り速度 | 平均下り実測値 |
---|---|---|---|
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 対応 | 4.2Gbps | 171.12Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 非対応 | 2.7Gbps | 105.46Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 非対応 | 2.7Gbps | 122.05Mbps |
Speed Wi-Fi 5G X12 | 対応 | 3.9Gbps | 105.42Mbps |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 非対応 | 2.7Gbps | 72.76Mbps |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 非対応 | 2.2Gbps | 66.14Mbps |
ただし、FreeMax+5Gのレンタル端末は、WiMAX+5Gの最新端末である5G SA非対応のため、他のWiMAXプロバイダの端末と比べると最大速度・実測度ともに遅いです。
WiMAX 5G回線なので利用エリアが広い
FreeMax+5GのWiMAX+5G回線は、WiMAX2+、au4GLTE、au5Gの3つの回線が利用できます。
WiMAX2+とau5Gは高速通信が可能であり、au4GLTEはそれらに比べると屋内や地下など遮蔽物が多い場所でも繋がりやすく、従来のWiMAX2+と比較してもエリアは広くなりました。
しかし、FreeMax+5Gでは、他のWiMAXプロバイダではオプション利用可能なプラスエリアモードが非推奨のため、auのプラチナバンドが利用できません。
プラチナバンドとは
au4GLTE回線の中でも周波数の低い800MHz帯の電波のことで、遮蔽物の多い場所や山間部など障害物を回り込んで伝えることができるため、圏外になりがちな場所でも繋がりやすい特性があります。
しかし、本来WiMAX+5G回線ではプラスエリアモードが切り替え可能なため、本当にプラスエリアモードが利用できないのか、FreeMax+5Gの問い合わせフォームより質問してみました。
- FreeMax+5Gに契約した場合、プラスエリアモードは利用可能でしょうか?
-
基本的にはスタンダードモードのみ利用可能です。
プラスエリアモードを使用した場合、別途月額1,100円かかります。
弊社の場合、スタンダードモードのみの利用をお願いしております。
上記の回答より、プラスエリアモード利用時はオプション料金の月額1,100円が請求されるものの、利用自体は可能なようです。
ただし、あくまでもFreeMax+5Gではプラスエリアモードは非推奨のため、もしも利用する場所がスタンダードモードのエリアマップ外などの場合には、他のWiMAXプロバイダを選んだ方が良いでしょう。
しかし、都会など人が多く暮らす場所では、電波が届きにくい地下や高層ビルなどを除けばスタンダードモードでもほとんどのエリアで利用可能なため、それほど心配する必要はなさそうです。
FreeMax+5Gに対する口コミや評判は少ない
FreeMax+5Gに限らず、短期利用者が多いレンタルサービスは、口コミや評判自体が少なく、今回見つけられた口コミもたったの2件でした。
短期間のレンタルならFreeMax+5Gっていうのが、おすすめです!
レンタルじゃないものだと、短期利用でも本体買取になって数万円とかかかるので気を付けて!
引用元:X(旧Twitter)
少ない口コミ数ですが、内容は短期レンタルにはおすすめといった肯定的なものや、速さに対しても高評価な感想でした。
FreeMax+5G
12時台でこの速度。
さすが au本家のレンタルWi-Fiは安定。
お使いのインターネットの速度はどのくらいですか?
引用元:X(旧Twitter)
また、なるべく多くの口コミを参考にしたい方には、利用できる回線は同一であるため、端末自体のスペックに対する評価などを参考にすることで、WiFiルーターのスペックや使い心地を把握できます。
そのため、FreeMax+5Gでレンタル可能な端末自体の口コミも載せておきます。
まずは、ポケット型のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの口コミです。
最初は途中回線が切れたり、いちいち再起動したりしましたが、そのうち慣れました。
今はUSB-C電源につなぎっぱなしで、パソコンもスマホ、ipadなど全部WiFiなので外出時は必ず持ち歩いています。
1日位なら、十分に電源が持ちますので大丈夫です。
スピードは光に比べたら遅いです。
引用元:価格.comレビュー
次に、ホームルータータイプのSpeed Wi-Fi HOME 5G L11の口コミです。
時間での速度差は少しあるものの、120Mbpsは下回らないみたいです。
もちろん使用環境に依存すると思いますが、私の体感として速度に不満を持ったことはありません。
しかしWEB設定画面の「接続時間」がリセットされることがあり、原因は不明なものの、モバイル通信が一時的に不通となる現象に遭遇しました。
数日に1回くらい再起動した方が良いかもしれません。
引用元:価格.comレビュー
以上から、FreeMax+5Gは短期利用には割安で、ポケット型は充電の持ちも良く速度への悪い評判はありませんでした。
また、FreeMax+5Gのホームルーターに対する評判からは、ダウンロード速度が120Mbpsを下回らないなど、平均実測度の通りに高速通信が可能なことも伺えます。
ただし、通信状況が途切れやすい時などは、再起動をするといった口コミもあるため、端末の扱い方には少しだけコツが必要かもしれません。
株式会社ニッチカンパニーの評判
FreeMax+5Gを運営するニッチカンパニーの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社ニッチカンパニー |
代表者 | 前澤 篤 |
設立日 | 2013年4月19日 |
所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-8-13栗原ビル3F |
事業内容 | 通信機器・回線のレンタル業務 |
従業員 | 従業員数 13名(アルバイト含む) |
ニッチカンパニーは、2013年に設立された比較的新しい会社ですが、WiFiのレンタル事業をメインに行っています。
- 海外WiFiレンタルショップ
- WiFi東京レンタルショップ
- クラウドWiFi(クラウドSIM対応のレンタルサービス)
- FreeMax+5G(WiMAXレンタルサービス)
ちなみに会社にGoogleマップの評価は、5点中3.5点でした。
また、Googleマップのレビュー数も2件のみのため、口コミの全体数が少なく、その評判も2極化していました。
クラウドWiFiの代理店、使用開始から6ヶ月でネットにつながらなくなり、よくみるとWiFiの機器は中国製、不良品なのか?
解約すると、WiFi電源ケーブル、箱、リセットピン、説明書までレンタルなので返却しろと言う。返却しないと違約金を取ると言う。
バッテリーの劣化は27,500円請求すると言う。縛りはなかったが落とし穴がある。
引用元:Googleマップ
上の口コミはニッチカンパニーに否定的な内容ですが、WiFi端末をレンタルする場合は機器返却は当たり前なので、サービス内容を正確に理解していないユーザー側に非があるようにも考えられます。
反対に、良い評判として具体的な感想が書かれている口コミもありました。
毎月の通信費を安くしたいと思っていて、外でも使えるポケット型WiFiに興味があり始めてレンタルしてみました!
サイトに書いてある通り金額もお手頃だし実際に契約しても不便なく使えているので大満足です。
それと、先日クレジットカード変更の件でカスタマーサポートにお問い合わせをした時も、丁寧で素早い対応をしていただいたのでとても助かりました。
通信料の節約を考えている方にはぜひおススメです!
引用元:Googleマップ
以上から、株式会社ニッチカンパニーの口コミの数自体は少ないものの、特に悪い評判がないため、注意しなければいけないような会社ではないでしょう。
FreeMax+5G(フリーマックス)のデメリット
FreeMax+5Gのデメリットは以下の7つです。
結論としてFreeMax+5Gのデメリットは、短期利用のレンタル以外は他のプロバイダに比べて実質総額料金が高く、WiMAX+5Gの最新性能を利用できないことです。
なぜなら、FreeMax+5Gはキャッシュバックや割引が一切なく、月額料金もそれほど安くないためです。
また、レンタルできる端末の種類も限られているため、最新の5G SA対応端末などは選べません。
それでは、FreeMax+5Gのデメリットを詳しく見ていきましょう。
他のWiMAXプロバイダと比較して料金が割高
FreeMax+5Gと他のWiMAXプロバイダの料金を比較してみましょう。
プロバイダ | 5G SA対応 | 1年間 実質総額料金 | 2年間 実質総額料金 | 3年間 実質総額料金 |
---|---|---|---|---|
FreeMax+5G | 非対応 | 65,700円 | 123,300円 | 180,900円 |
GMOとくとくBB WiMAX 解約金22,000円以上 | 対応 | 19,807円 | 81,055円 | 142,303円 |
GMOとくとくBB WiMAX 解約金22,000円未満 | 対応 | 34,307円 | 95,555円 | 156,803円 |
BIGLOBE WiMAX | 対応 | 57,816円 | 112,332円 | 180,708円 |
カシモWiMAX | 対応 | 62,524円 | 120,340円 | 178,156円 |
Broad WiMAX | 対応 | 42,138円 | 97,974円 | 153,810円 |
5G CONNECT | 対応 | 53,900円 | 99,650円 | 162,650円 |
ヨドバシWiMAX | 対応 | 52,216円 | 111,616円 | 171,016円 |
シンプルWiFi | 対応 | 66,220円 | 124,300円 | 182,380円 |
5G CONNECT | 対応 | 53,900円 | 99,650円 | 162,650円 |
DTI WiMAX | 非対応 | 57,640円 | 107,800円 | 164,560円 |
ヨドバシWiMAX | 非対応 | 67,496円 | 118,712円 | 178,112円 |
BIC WiMAX | 非対応 | 75,064円 | 126,280円 | 185,680円 |
※11月1日時点の情報
多くのWiMAXプロバイダと、1年以上の実質総額を比較すると、FreeMax+5Gは割高であるのがわかります。
さらに、5G SA対応端末のプロバイダの方が、最新端末で速度が速いにも関わらず、全体的に料金が安くお得です。
そのため、1年に満たない短い期間でWiMAXを解約する場合を除いては、FreeMax+5Gを選ぶ理由は薄いです。
5G SAに対応していない
FreeMax+5Gのレンタルできる端末は5G SAに対応していません。
5G SAでは5G専用設備を使うことで高速に
これまでの5G通信は、4Gの設備と5G基地局を組み合わせて利用していたため、4G回線に一度接続してから5G回線に接続されました。
しかし、5G SAは5G専用の設備を使うことで、5G回線へ直接接続されるため、これまでの5G回線よりも大幅な高速化が可能です。
それでは、5G SA対応端末とFreeMax+5Gの非対応端末では、どれだけ通信速度に差があるかを見てみましょう。
端末種類 端末名 | ルータータイプ | 最大速度 下り/上り | 平均実測値 下り/上り |
---|---|---|---|
5G SA対応 Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | ホームルーター | 4.2Gbps 286Mbps | 171.12Mbps 22.88Mbps |
5G SA非対応 Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | ホームルーター | 2.7Gbps 183Mbps | 122.05Mbps 18.08Mbps |
5G SA対応 Speed Wi-Fi 5G X12 | ポケット型 | 3.9Gbps 183Mbps | 105.42Mbps 22.87Mbps |
5G SA非対応 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | ポケット型 | 2.2Gbps 183Mbps | 66.14Mbps 15.23Mbps |
5G SA対応端末はホームルータータイプはもちろん、ポケット型でも100Mbpsを超えているため、5G SA非対応のホームルーター並みの速さで利用できます。
実測値で100GBを超えるということは、オンラインゲームや大容量のファイルの転送でも快適に行える速度です。
そのため、端末のタイプに関わらずWiMAX+5G回線に速度の速さを求める方には、最新の5G SA対応端末がおすすめです。
最低レンタル期間が1ヶ月ある
FreeMax+5Gは、最低レンタル期間が1ヶ月のため、1ヶ月以内のごく短期のレンタル料金の設定はありません。
しかし、レンタルサービスを利用する方にとっては、何日利用するかはそれぞれ異なるはずです。
そのため、1日単位で細かい料金設定があるプランの方が、本当に必要な日数のみ契約できるため、メリットが多いです。
それでは他のWiFiレンタルサービスと、料金や利用可能日数を比較してみましょう。
サービス名 利用回線 | 容量 | 利用日数 | 実質総額料金 | 送料 |
---|---|---|---|---|
FreeMax+5G WiMAX+5G回線 | 無制限 | 1ヶ月 | 8,100円※1 | 返送時のみ 送料自己負担 |
WiFi東京レンタルショップ ソフトバンク回線 | 無制限 | 1泊2日 | 880円 | 1,100円 |
29泊30日 | 6,600円 | |||
どんなときもWiFi forレンタル クラウドWiFi回線 | 1日3GB | 1泊2日 | 330円 | 1,100円 |
30泊31日 | 4,950円 | |||
1日5GB | 1泊2日 | 440円 | ||
30泊31日 | 6,600円 | |||
WiFiレンタルどっとこむ ソフトバンク回線 | 無制限 | 1泊2日 | 460円 | 1,067円 |
30泊31日 | 7,880円 | |||
WiFiレンタル屋さん ソフトバンク回線 | 月20GB | 1泊2日 | 780円 | 無料 |
30泊31日 | 5,850円 | |||
月50GB | 1泊2日 | 980円 | ||
30泊31日 | 7,350円 |
他のWiFiレンタルサービスでは、1泊から希望日数に応じてレンタルが可能ます。
さらにFreeMax+5G以外は、契約事務手数料の3,300円がかからないため、1ヶ月間で比較してもFreeMax+5Gは割高です。
よって、1ヶ月未満の利用や、容量や通信速度にこだわらない場合は、FreeMax+5Gよりも安く利用できる他のレンタルサービスがあるため、レンタルにおいてのメリットもそれほどありません。
レンタルできる端末が中古品
FreeMax+5Gのレンタル端末は、出荷時に通信チェックと端末クリーニングを実施した中古品です。
そのため、人によっては以前誰かが利用したものに抵抗がある方もいるでしょうし、通信チェック済みとはいえ新品ではないため、バッテリーの劣化など電池持ちが悪くなっている可能性もあります。
端末は無料レンタルですが、端末の故障や紛失時は損害金22,000円が請求される。
また、端末に万が一の故障や紛失などがあった場合に、損害金が軽減や無償になる安心補償オプションに加入することもできますが、その分毎月の料金は高くなります。
よって、FreeMax+5Gは端末料金ががかからない代わりにレンタルできるのは中古品ですが、レンタル直後に万が一不具合やバッテリーの持ちが極端に悪いと感じた場合は、交換してもらえる可能性もあるので問い合わせフォームより連絡してみましょう。
お得なキャンペーンがない
多くのWiMAXプロバイダでは、月額割引やキャッシュバックなどお得なキャンペーンが豊富です。
FreeMax+5Gでも公式サイトの情報より、以前(2023年4月4日~7月27日の期間)は最大10,000円のキャッシュバックが実施されていましたが、前キャンペーン終了後は15日間お試し利用の他は、料金の割引などは一切ありません。
また、以前のキャンペーンも適用条件には1年以上の契約や別途オプションへの加入が必須のため、誰でも簡単に受け取れるキャンペーンではありませんでした。
FreeMax+5Gは長期利用のデメリットが多いため、長期利用が条件のキャンペーンなどは、結果的にはそこまでお得ではない可能性が高いです。
それでは、他のWiMAXプロバイダのキャンペーン内容も参考に見てみましょう。
プロバイダ | 2年間の実質総額料金 | キャンペーン概要 |
---|---|---|
FreeMax+5G | 123,300円 | ・15日間お試し利用 |
GMOとくとくBB WiMAX (解約金22,000円以上) | 81,055円 | ・40,000円キャッシュバック ・月額料金割引 |
GMOとくとくBB WiMAX (解約金22,000円未満) | 95,555円 | ・25,500円キャッシュバック ・月額料金割引 |
カシモWiMAX | 120,340円 | ・月額料金割引 ・端末料金実質0円 |
DTI WiMAX | 107,800円 | ・月額料金割引 ・端末料金相当21,780円キャッシュバック |
Broad WiMAX | 97,974円 | ・初期費用無料 ・月額料金割引 ・最大19,000円の違約金負担 ・学割・引っ越しキャンペーン ・2台目申し込みキャンペーン |
シンプルWiFi | 124,300円 | ・X(旧Twitter)フォロー&リポストキャンペーン |
5G CONNECT | 99,650円 | ・30日間お試しモニター ・月額料金4ヶ月分0円 |
※11月1日時点の情報です。
キャッシュバックや割引があるプロバイダの場合、キャンペーンの適用条件に当てはまれば実質総額の料金が安くなります。
一方FreeMax+5Gは、割引キャンペーンが一切ないため実質総額料金が高く、レンタル期間が長くなるほど割高です。
auやUQモバイルとのセット割引がない
WiMAXプロバイダによっては、auやUQモバイルの利用者を対象に、セット割を受けられる場合があります。
しかし、FreeMax+5Gではセット割を受けられません。
では、auやUQモバイルのセット割とはどんな割引なのかを見ていきましょう。
セット割
・auスマホの利用中の方
「auスマートバリュー」適用で毎月最大1,100円割引
・UQモバイル利用中の方
「自宅セット割 インターネットコース」適用で毎月最大1,100円割引
セット割引とは、auスマホやUQモバイル利用者の場合、スマホの加入プランにより最大で毎月1,100円割引になるお得なキャンペーンです。
ただし、セット割引は自動適用ではないため、auやUQモバイルからの申し込みが必要です。
セット割引が利用できるWiMAXプロバイダ一覧です。
さらに、一部のプロバイダでは割引に加えてプラスエリアモードが無料になったり、データ容量が増量されるなどのキャンペーンもあります。
セット割の申し込みでプラスエリアモードが無料
・UQ WiMAX
・BIGLOBE WiMAX
・BIC WiMAX
プラスエリアモードが15GB→30GBに増量
・Broad WiMAX(ホームルーターのみ)
以上からFreeMax+5Gに契約すると、auやUQモバイルユーザーでも何の割引もないため、セット割引が利用できる他のプロバイダを選んだ方が、お得にWiMAXサービスを利用できます。
お試し利用の条件が多い
FreeMax+5Gは、サービスが利用環境に合わないと判断した場合に、15日以内の解約申請と機器返却で月額料金と安心補償オプションを全額返金してもらえるサービスがあります。
しかし、お試し利用が適用されるためには、条件が多いのがデメリットです。
- 同一世帯で初めての利用であること
- お届け予定日から15日以内に解約申請を行うこと
- お届け予定日から15日以内の消印で、レンタル機器一式を追跡可能な配送方法で返送すること
- 以下に該当する場合は、返金対象外
①15日未満での返却を前提とした短期レンタル利用
②お試し利用期間中のデータ通信量が15GBを超過した場合
③お試し利用期間中にプラスエリアモードを使用した場合
特に、データ通信量が15GBを超えたりプラスエリアモードを利用した場合は、お試しキャンペーン対象外になるため、通常解約扱いになってしまいます。
また、FreeMax+5Gに限らず、レンタルの端末本体・SIMカード・専用ACアダプター(ホームルーター契約時)などの返送忘れや破損、過度の汚損があった場合は、端末損害金が請求されます。
端末損害金
端末本体:22,000円
SIMカード:6,600円
専用ACアダプター:6,600円(ホームルーター契約者のみ)
さらに、お試し利用のための解約申請の方法にも注意が必要です。
なぜなら、申請フォーム入力時に特定の欄内に「15日お試し利用期間内での解約」という文言を入力しなければ申請しても適用されないからです。
お試し利用時の解約申請の方法
①マイページ内「解約手続き」を選択
②「プラン解約へ」をクリックする
③解約フォームの「その他ご意見・ご感想を教えてください」の欄に【15日お試し利用期間内での解約】と入力。
※入力がない場合は、通常解約の取り扱いになるため、要注意です。
以上の解約申請方法より、FreeMax+5Gは15日間のお試し利用が可能ですが、適用されるための条件が多く、申請方法も少し複雑な点がデメリットです。
FreeMax+5G(フリーマックス)のメリット
FreeMax+5Gのメリットをまとめました。
FreeMax+5Gのメリット
結論から言えば、FreeMax+5Gのメリットは、契約期間の縛りや端末料金がかかる他のWiMAXプロバイダと比較して、短期で解約したい場合は実質総額が安いことです。
プロバイダ名 | 月額料金 | 1年間の実質総額料金 | 端末料金 |
---|---|---|---|
FreeMax+5G | 一律:4,800円 | 65,700円 | 無料レンタル |
GMOとくとくBB WiMAX | 端末発送月:1,089円 1~12ヶ月目:3,784円 | 34,307円 | 27,720円 |
カシモWiMAX | 初月:1,408円 2ヶ月目~:4,378円 | 62,524円 | 27,720円 |
UQ WiMAX | 1~13ヶ月目:4,268円 | 62,359円 | 5,940~19,800円 |
シンプルWiFi | 一律:4,840円 | 66,220円 | 無料レンタル |
VisionWiMAX | 初月:2,794円 1~24ヶ月目:4,796円 | 72,918円 | 27,720円 |
なぜなら、契約期間の縛りのないWiMAXサービスでも、数ヶ月で解約した場合、初期費用+端末料金+月額料金×利用月数がかかります。
また、プロバイダによっては長期で利用すれば端末料金が無料になったり、高額なキャッシュバックがもらえるサービスもありますが、短期間ではキャッシュバックなどが受け取れない可能性もあります。
そのため、WiMAXを短期間しか利用しない場合は、契約期間の縛りがなく、高額な端末を無料レンタルできるメリットは大きいです。
この章では、FreeMax+5Gのメリットや、どんな目的ならおすすめできるのかなど、他のプロバイダとも比較して解説していきたいと思います。
解約時に費用がかからない
WiMAXサービスはプロバイダによっては、契約期間内ですと解約金がかかったり、端末料金の残債があれば解約時に一括請求されたり解約時に費用がかかります。
その点、FreeMax+5Gは最低契約期間は1ヶ月のため、いつ解約しても違約金はかかりません。
また、端末料金も無料レンタルのため、端末料金の残債などを気にせずに、いつでも解約可能なことがメリットです。
では、他のWiMAXプロバイダでは、解約費用がどのくらいかかるのかを比較してみましょう。
プロバイダ | 契約期間 | 解約違約金 | 端末料金 |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 24ヶ月 | 1,100円 | 27,720円 |
BIGLOBE WiMAX | なし | なし | 27,720円 |
カシモWiMAX | なし | なし | 27,720円 |
Broad WiMAX | なし | なし | 31,680円 |
5G CONNECT | 24ヶ月 | 4,500円 | 33,000円 |
UQ WiMAX | なし | なし | 5,940~19,800円 |
シンプルWiFi | なし | なし | 無料レンタル |
上の表より、契約期間や解約違約金の設定がないプロバイダは多いですが、端末料金はシンプルWiFi以外はかかるため、解約時に残債があれば一括にて支払わなければなりません。
よって、WiMAXのWiFiサービスは高額な端末料金を払い終えるまでの期間は、解約しづらいといったデメリットがあります。
なお、FreeMax+5Gと同様にシンプルWiFiも端末が無料で、契約期間の縛りもないため、短期契約がお得なサービスです。
月額料金が一定でわかりやすい
FreeMax+5Gは初月から毎月一定の料金のため、月額料金が途中で変動することがなく、料金体系のわかりやすさがメリットです。
なぜなら、WiMAX回線は元々の料金が高いことから、各社で割引キャンペーンを行っており、利用月に応じて割引額が変動するプランが数多く存在するためです。
プロバイダによっては料金が何度も変動するため、毎月の請求額が把握しづらいのです。
プロバイダ名 | 月額料金 |
---|---|
FreeMax+5G | 初月~:4,800円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 端末発送月:1,089円 1~12ヶ月目:3,784円 13~35ヶ月目:4,334円 36ヶ月目以降:5,104円 |
カシモWiMAX | 初月:1,408円 2ヶ月目以降:4,378円 |
シンプルWiFi | 初月~:4,840円 |
UQ WiMAX | 1~13ヶ月目:4,268円 14ヶ月目以降:4,950円 |
VisionWiMAX | 初月:2,794円 1~24ヶ月目:4,796円 25ヶ月目以降:5,170円 |
ただし、FreeMax+5Gの月額料金がわかりやすいといったメリットに関しても、シンプルWiFiも同様に月額料金が一律のため、特にFreeMax+5G特有のものではありません。
また、料金が一定と言っても、実質総額料金や24ヶ月目までの月額料金を比較すれば、他のWiMAXプロバイダの料金の方が安い事が多いため、安さを重視する人にはあまりメリットがありません。
15日間、お試しができる
FreeMax+5Gのメリットには、回線品質などに満足できなかった場合、15日以内の返却で月額料金と安心補償オプション料を返金してもらえるサービスがあります。
返金してもらえるもの:月額料金、安心補償オプション料金(加入者のみ)
返金されないもの:初期費用、端末返送料
そのため、通信状況が悪いなどでFreeMax+5Gを無料お試し期間に解約したい場合は、以下の方法で解約申請を行うと、月額料金と安心補償オプション料金が返金されます。
なお、返金方法は登録のクレジットカードへ返金処理されるため、実際の返金日などはクレジットカード会社に問い合わせてください。
15日間お試し利用する方法
次に、FreeMax+5Gを15日間お試し利用にて解約する方法を解説します。
マイページ内にある「解約手続」を選択「プラン解約へ」をクリックし、解約フォームより解約申請を行う。
【15日お試し利用期間内での解約】と必ず入力する。
※入力がない場合は、通常解約での取り扱いになりますので注意してください。
端末が届いた日から15日以内の消印で、返却先住所宛にレンタル商品一式を追跡可能な配送方法にて返送する。
〒160-0023
東京都新宿区西新宿 7-8-13 栗原ビル3F
株式会社ニッチカンパニー FreeMax+5G 宛
050-8882-6268
なお、返送するレンタル商品は以下の通りです。
レンタル商品一式
端末本体:22,000円
SIMカード:6,600円
専用ACアダプター:6,600円(ホームルータープラン契約の場合)
※返送漏れや破損、過度の汚損があった場合は端末損害金が請求される
よって、FreeMax+5Gは、通信品質や使い勝手が悪い場合に、15日以内であれば初期費用と端末返送料のみで解約が可能です。
ただし、返金対象外になる条件も多いため、利用前にはFreeMax+5Gの15日間お試しの適用条件をよく確認しておきましょう。
FreeMax+5G(フリーマックス)以外のおすすめ回線サービス
これまでの内容から、FreeMax+5Gはデメリットが多く、メリットにおいてもおすすめできるほどの決め手はありません。
そのため、FreeMax+5Gよりもおすすめできる4つのWiMAXプロバイダを紹介します。
FreeMax+5Gよりもおすすめのプロバイダ4選
料金の安さならGMOとくとくBB WiMAX
圧倒的な安さでおすすめなのは、WiMAXプロバイダの中でも実質総額が最安のGMOとくとくBB WiMAXです。
サービス名 | 2年間の実質総額 | 3年間の実質総額 | 5G SA対応 |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 81,055円 | 142,303円 | |
GMOとくとくBB WiMAX | 95,555円 | 156,803円 | |
FreeMax+5G | 123,300円 | 180,900円 | |
VisionWiMAX | 133,506円 | 160,500円 | |
BIGLOBE WiMAX+5G | 112,332円 | 180,708円 | |
Broad WiMAX | 102,462円 | 160,542円 | |
カシモWiMAX | 120,340円 | 178,156円 | |
DTI WiMAX | 122,870円 | 170,390円 | |
UQ WiMAX | 125,059円 | 177,586円 | |
シンプルWiFi | 124,300円 | 182,380円 |
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24ヶ月分(36ヶ月分)+端末料金+契約事務手数料+初期費用の合計からキャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※全てのサービスは縛りなしプランで比較。
GMOとくとくBB WiMAXなら、他のWiMAXプロバイダと比較して、2年間の実質総額で2万~5万円近くも安いです。
また、実質総額がこれだけ安い理由は、キャッシュバックと月額料金の割引が他のプロバイダに比べて高額だからです。
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
データ通信量 | 無制限 |
最大下り速度 | 4.2Gbps |
最低契約期間 | 2年 |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 端末発送月:1,089円 1~12ヶ月目:3,784円 13~35ヶ月目:4,334円 36ヶ月目以降:5,104円 |
開始月の日割り計算 | なし |
端末料金 | 27,720円 |
キャッシュバック | 新規契約:28,000円 乗り換え:最大40,000円 |
プラスエリアモード | 1,100円 |
3年間の実質月額 | 4,171円(新規契約) 3,847円(乗り換え) |
3年間の実質総額 | 154,303円(新規契約) 142,303円(乗り換え) |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
端末発送 | 最短当日 |
法人契約 | あり |
※解約違約金は無料ですが、端末の36回払いが完了するまでに解約すると残債の支払いが発生します。
さらに、GMOとくとくBB WiMAXは高額かつ受け取りのために
例えば、新規契約や乗り換えのキャンペーン対象は、以前GMOとくとくBB WiMAXにてWiMAX2+など他のプランを契約していた方も対象になります。
GMOとくとくBB WiMAXのキャンペーン
・乗り換えで40,000円キャッシュバック
・新規契約で25,500円キャッシュバック
・月額料金から合計44,693円割引
・WiMAXプロバイダの中で実質総額が最安
・キャンペーンの対象者が多い
・キャッシュバックの受け取り方法がわかりづらい
・1年以上利用しないとキャッシュバックを受け取れない
ただし、GMOとくとくBB WiMAXのデメリットは、キャッシュバックの受け取り方法がわかりづらかったり、キャッシュバックが受け取れるタイミングは約1年後のため、1年以内の解約がしづらいなどがあります。
GMOとくとくBB WiMAXキャッシュバックの流れ
案内メールは申し込み時にGMOが独自に用意した「gmobb.jp」が含まれた「基本メールアドレス」に届き、普段使うメールアドレスと異なるため、メール自体を見落とす可能性があります。
申請期限は1ヶ月以内で、申請の翌月にはキャッシュバックが指定した口座に振り込まれます。
以上の流れから、せっかくの高額なキャッシュバックもメールが届く時期を忘れていたり、GMO独自のメールをチェックしていなければ、貰い損ねてしまう場合もあります。
そのため、GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバックを受け取るのに少し手間がかかりますが、1年以上利用する方には、WiMAXプロバイダの中で一番安い料金で利用できるためおすすめです。
短期の利用目的なら5G SAが利用できるシンプルWiFi
シンプルWiFiは、FreeMax+5Gと同じく月額料金の変動がなく、シンプルな料金で解約時に費用が発生しないため、短期で契約を考えている方にはおすすめです。
運営会社 | 株式会社GSS |
データ通信量 | 無制限 |
最大下り速度 | 4.2Gbps |
最低契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 4,840円 |
開始月の日割り計算 | あり |
端末料金 | 無料 |
キャッシュバック | なし |
プラスエリアモード | 1,100円 |
3年間の実質月額 | 4,929円 |
3年間の実質総額 | 182,380円 |
支払い方法 | クレジットカード |
端末発送 | 最短当日 |
法人契約 | あり |
また、シンプルWiFiなら端末も5種類から選べるため、5G SA対応端末などFreeMax+5Gと比べて、速度の速い端末も利用可能です。
シンプルWiFi端末 | FreeMax+5G端末 | 最大速度 下り/上り | 平均実測値 下り/上り |
---|---|---|---|
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 (5G SA対応) | 4.2Gbps 286Mbps | 171.12Mbps 22.88Mbps | |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 2.7Gbps 183Mbps | 105.46Mbps 22.16Mbps | |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 2.7Gbps 183Mbps | 122.05Mbps 18.08Mbps | |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 2.7Gbps 183Mbps | 72.76Mbps 13.58Mbps | |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 2.2Gbps 183Mbps | 66.14Mbps 15.23Mbps |
さらに、シンプルWiFiを契約すれば、auスマホユーザーであれば、auスマートバリューの月額割引も適用になるためお得です。
シンプルWiFiのキャンペーン
・auスマートバリューでauスマホユーザーは月額最大1,100円割引
- 端末料金が無料
- 契約期間の縛りがない
- 5G SA端末が利用できる
- auスマホのセット割引がある
- 実質総額料金が最安ではない
- 5G SA端末はホームルータータイプしか選択できない
- 5G SA非対応プランだと割高
ただし、シンプルWiFiもFreeMax+5G同様、高額なキャッシュバックや割引キャンペーンはないため、長期利用では料金が割高になってしまいます。
また、ポケット型タイプは5G SA対応端末が選べないことや、5G SA対応プランも非対応プランも料金が変わらないため、非対応プランが割高な点はデメリットです。
よって、シンプルWiFiはFreeMax+5Gより月額料金は40円高いですが、利用できる端末やキャンペーンなどを考えるとFreeMax+5Gよりもメリットが多いです。
また、FreeMax+5Gでは非推奨のプラスエリアモードも、シンプルWiFiはオプションにて利用可能です。
そのため、FreeMax+5GとシンプルWiFiのどちらかを選ぶなら、WiMAXの短期利用においてメリットがより多いシンプルWiFiがおすすめです。
シンプルWiFi:https://simple-wifi.jp/
\ 簡単なプランでWiMAXを利用するなら /
同じニッチカンパニーのクラウドWiFi東京
WiMAX+5G回線よりも安い料金でWiFiサービスを利用したい方には、クラウドWiFiサービスの1つで、FreeMax+5Gと同じ運営会社が提供する、クラウドWiFi東京がおすすめです。
クラウドWiFiとは
物理的なSIMカードを用いずに、インターネットのクラウドを経由して複数のSIMカードの中から、最適なSIM情報に自動で接続する仕組みのこと。
クラウドWiFiを用いた回線は、3大キャリア(docomo、SoftBank、au)などの4GLTEのモバイル回線を利用できるため、日本の幅広いエリアで繋がりやすいのが特徴です。
運営会社 | 株式会社ニッチカンパニー |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
開始月の日割り計算 | なし |
キャッシュバック | なし |
無料お試し | なし |
海外利用 | あり |
支払い方法 | クレジットカード |
端末発送 | 即日発送 |
法人契約 | あり |
プランとデータ容量 | 2年実質総額 (2年実質月額) | 3年実質総額 (3年実質月額) |
---|---|---|
20GB | 67,800円 (2,712円) | 98,760円 (2,670円) |
50GB | 77,800円 (3,112円) | 113,560円 (3,070円) |
100GB | 96,250円 (3,850円) | 140,866円 (3,808円) |
また、クラウドWiFi東京では、1ヶ月あたりのデータ容量を20GB~100GBまでの3つのプランから選べるため、必要なデータ量に応じてWiMAXサービスよりも低価格で利用できます。
- 海外でも利用できる
- WiMAXのWiFiサービスよりも月額料金、実質総額ともに安い
- 解約違約金がかからないクラウドWiFiの中で最安クラス
例えば、クラウドWiFi東京の月100GBプランでも月額料金は3,718円のため、FreeMax+5Gよりも月額1,000円以上安く利用可能です。
さらに海外でも特に手続きの必要がなく、そのまま利用することが可能です。
- WiMAXのように5G回線が利用できず通信速度が遅い
- 通信容量を使い切ると速度制限がかかる
- 端末が故障した場合の端末料金が高額
一方、クラウドWiFi東京で利用する回線は、4G回線のためWiMAXの通信速度よりも速度が遅く、データ容量を使い切ると通信速度が128kbpsに制限されます。
比較項目 | WiMAX+5G | クラウドWiFi東京 |
---|---|---|
最大下り通信速度 | 4.2Gbps | 150Mbps |
下り平均実測値 | 169.03Mbps※ | 68.54Mbps |
データ容量 | 無制限 | 20GB/50GB/100GB |
引用元:みんなのネット回線速度2023年11月1日時点
また、端末はレンタルですが、故障させた場合は損害金が27,500円と高額なため、端末の扱いには注意が必要です。
しかし、クラウドWiFi東京は、速度の速さや100GB以上のデータ量を使わない方にとっては、ポケット型WiFiをWiMAXよりも安く利用できるためおすすめです。
クラウドWiFi東京:https://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/cloudwifi/
\ 縛りなしで利用できるクラウドWiFi /
完全無料でお試しができるUQ WiMAX
FreeMax+5Gの15日間のお試しサービスに惹かれている方におすすめしたいのが、UQ WiMAXです。
なぜならUQ WiMAXのTry WiMAXを利用したお試しサービスは、FreeMax+5Gと違い完全無料でほとんど制約無しにWiMAXを短期利用できるからです。
Try WiMAXは他のお試しサービスとここが違う
・本契約をしなくてもTry WiMAXだけ個別に申し込みが可能
・契約初期費用、月額料金、解約金、機器返送料の全てが無料
・容量無制限で利用可能(プラスエリアモードは30GBまで)
一方、FreeMax+5Gの場合は、契約後に15日以内に解約申請および返送を行うことで適用になり、月額料金や安心補償オプションは一度契約して決済後に返金されます。
しかし、FreeMax+5Gは初期契約手数料3,300円と返送料は返金はされません。
そのため同じ15日間のお試し利用といっても、サービス内容や制約条件からUQ WiMAXの方が圧倒的に良いです。
運営会社 | UQコミュニケーションズ株式会社 |
データ通信量 | 無制限 |
最低契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 1~13ヶ月目:4,268円 14ヶ月目以降:4,950円 |
開始月の日割り計算 | あり |
端末料金 | 27,720円 |
キャッシュバック | 17,820円 |
プラスエリアモード | 1,100円 |
3年間の実質月額 | 5,068円 |
3年間の実質総額 | 187,484円 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
端末発送 | 最短翌日発送 |
法人契約 | あり |
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金36ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計からキャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。実質月額料金は実質総額料金÷利用月(37ヶ月)で算出。
また、UQ WiMAXはWiMAX回線の提供元であるUQコミュニケーションズが直接販売しています。
そのため、WiMAXの本家の運営会社といった安心感もあり、特にauやUQモバイル契約者を対象にしたキャッシュバックやキャンペーンも豊富です。
UQ WiMAXのキャンペーン
【auかUQモバイル契約者のみ対象】
・最大17,820円のキャッシュバック
・スマホ料金の永年割引
【全員対象】
・WiMAX+5G割:月額料金が682円割引
・U-NEXT最大2ヶ月無料、ポイント1,000円分付与
また、口座振替手数料が無料といったメリットもUQ WiMAXにしかありません。
・実店舗での契約や即日で端末の受け取りも可能
・auやUQモバイルでスマホを契約中の人には割引が多い
・15日間完全無料でお試し利用できる
・口座振替が手数料無料で可能
しかし、UQ WiMAXのデメリットは、本契約になると他のWiMAXプロバイダの方が実質総額が安いことや、auやUQモバイルの契約者以外は適用されるキャンペーンが少ない点です。
・WiMAXプロバイダの中で料金が最安ではない
・対象者が限られているキャンペーンが多い
・キャッシュバックの金額が小さい
よって、お試し利用を検討中なら、UQ WiMAXのTryWiMAXはサービス内容が充実しているためおすすめです。
また、本契約においてもauやUQモバイル契約者であれば、お得なキャンペーンが多くおすすめのプロバイダと言えます。
UQ WiMAX:https://www.uqwimax.jp/
\ WiMAXの本家本元を利用するなら /
FreeMax+5G(フリーマックス)の申し込み方法
FreeMax+5Gの申し込み方法を解説します。
申し込みはFreeMax+5Gの公式サイトの申し込みボタンから、申し込みフォームを入力するだけなので簡単です。
さらに、申込時に最短発送を選択すれば、営業日の14時までの注文なら当日発送されるため、場所によっては翌日から利用も可能です。
ただし、初月は日割り計算されないため、申し込み日によっては数日しか利用できない場合もあります。
そのため、急ぎでなければ翌月発送を選んだ方が、初月分の料金は無駄になりません。
また、レンタル商品の中に端末の充電用アダプターおよびケーブルは付属されません。
そのため、Type-Cの充電器やケーブルを持っていない場合は申込時に一緒に購入もできますが、できるだけ安く購入したい場合は、他で購入した方がお得です。
それでは、詳しいFreeMax+5Gの申し込み方法を見ていきましょう。
モバイルルーターとホームルーターどちらかを選ぶ
まずは、端末をモバイルルーターかホームルーターから選びます。
端末を選ぶ基準
・モバイルルーター:自宅や外出先など携帯して利用する方
・ホームルーター:自宅やコンセントのある決まった場所で利用する方、安定した接続や速度を求める方
安心補償オプションを選ぶ
次に、補償オプションへ加入するかを選びます。
安心補償オプションは契約時のみ加入可能であり、補償の範囲は下の通りです。
補償の種類 | 月額料金 | 補償内容 |
---|---|---|
フリー補償 | 550円 | 端末の故障/破損/水濡れ/紛失/盗難/バッテリーの劣化など全額保証。 |
ライト補償 | 275円 | 破損/故障/水没は全額補償。 紛失/盗難は11,000円の負担。 |
補償なし | なし | 全てのトラブル時に22,000円の負担。 |
安心補償オプションは、端末破損の危険性がある場合など、必要に応じて加入を検討しましょう。
最短即日発送か翌月発送を選ぶ
発送方法は、即日発送か翌日発送を選択できます。
最短発送を選んだ場合、申し込み日が営業日であれば14時までの注文で当日発送、14時以降は翌営業日発送になります。
また、端末が届くのが月途中や月末であっても、初月は日割り計算されないため1ヶ月分の料金が発生します。
そのため、利用開始日までに余裕がある方は翌月発送を選んだ方が、翌月1日に発送されるため、初月も日数が多く利用可能です。
FreeMax+5G(フリーマックス)の解約手順
FreeMax+5Gの解約は、Web上から行えるため解約申請の方法は簡単です。
最低解約期間も1ヶ月のため、契約期間や違約金などの心配もありません。
ただし、当月解約の締切日を過ぎると翌月解約扱いになるため、締切日には注意して申請しましょう。
また解約後は、レンタルしている端末や付属機器を追跡情報がわかる返送方法で、速やかに返送しなければなりません。
それでは、FreeMax+5Gの詳しい解約手順を解説します。
解約はWeb上の「マイページ」からのみ可能
マイページにログインして「解約手続」→「プラン解約へ」と進みましょう。
必要事項を入力後、注意事項を確認して解約が完了します。
ログイン時のパスワードを忘れた場合
問い合わせフォームへ連絡すれば、仮パスワードを登録済みのメールアドレス宛に送付してもらえます。
当月の解約の締切日は毎月15日で、16日以降の解約申請は翌月末の解約扱いになります。
解約違約金は無料
FreeMax+5Gは最低契約期間は1ヶ月ですが、解約違約金などはありませんので、解約時に費用はかかりません。
端末も無料レンタルのため端末料金の残債などもなく、解約時に必要なのはレンタル機器の返送料の自己負担くらいです。
端末を期限までに返送する
FreeMax+5Gの公式サイトには端末の具体的な返送期限は明記されていませんが、解約後は速やかに返送しましょう。
返送先住所や返送物は下記の通りです。
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 7-8-13 栗原ビル3F
株式会社ニッチカンパニー Free Max+5G 宛
050-8882-6268
・端末本体
・専用 AC アダプター(ホームルータータイプの方のみ)
FreeMax+5G(フリーマックス)へのよくある質問
ここまでFreeMax+5Gについて解説してきましたが、疑問点などを確認しておけるように、よくある質問をまとめました。
- FreeMax+5Gの問い合わせ先は?
-
FreeMax+5Gの公式サイト上の問い合わせフォームのみ。
- FreeMax+5Gのクーポンはどこで入手できる?
-
YouTuberのページなどでクーポンコードが入手できる (記事内にクーポンコード明記)
- プラスエリアモードを無料で使う方法はある?
-
FreeMax+5Gではプラスエリアモードを無料では使えない。
- FreeMax+5Gを1ヶ月間だけ利用できる?
-
1ヶ月間だけの利用も可能
FreeMax+5Gの問い合わせ先は?
FreeMax+5Gの問い合わせ方法は、問い合わせフォームのみです。
問い合わせフォームは、公式サイトの一番下にあるメニュー欄の「お問い合わせ」からフォームを開けます。
筆者も本記事の作成にあたり何度か問い合わせを行いましたが、営業日であれば問い合わせした1~3日以内に返信がきます。
電話窓口やチャットなどの問い合わせ方法はありませんが、緊急の場合を除けは返信は数日できちんと返ってくるので、特に心配はなさそうです。
FreeMax+5Gのクーポンはどこで入手できる?
FreeMax+5Gの申し込みフォームにはクーポンコードを入力する欄があります。
しかし、公式サイトには特にクーポンコードの説明がないため、割引になるクーポンコードはどこで入手できるのかを調べてみました。
FreeMax+5Gのクーポンコードは2つ
①以前クラウドWiFi東京に加入していた人を対象に配布されている、初期費用3,300円割引のコード。
②運営会社のニッチカンパニーが、YouTuber専用に配布しているクーポンコード。
その中でも、誰でも活用可能なのはスマホレビューをしているYouTuberマツダさんの初期費用が500円引きになる下記のクーポンコードです。
クーポンコード:freematsuda
申し込み時に上記のクーポンコードを入力すると、初期費用が500円割引になるため、契約する場合は活用するとお得です。
FreeMax+5G(WiMAX):https://free-max.com/
\ 15日間お試しでWiMAXを利用できる /
プラスエリアモードを無料で使う方法はある?
FreeMax+5Gは、プラスエリアモードが非推奨です。
プラスエリアモードに関するFreeMax+5Gからの返答によれば、プラスエリアモードに切り替えるとオプション料金が月額1,100円かかるため、非推奨だからといって無料で利用できるわけではありません。
そのため、プラスエリアモードを無料で使う方法はありませんし、利用自体が推奨されていないため頻繁な利用はしない方が良いでしょう。
FreeMax+5Gを1ヶ月間だけ利用できる?
FreeMax+5Gは最低契約期間が1ヶ月のため、なるべくコストを抑えて1ヶ月間だけで解約するには、どのような流れで利用すれば良いのかを解説します。
FreeMax+5Gでは初月の日割り計算はされないため、いつ契約しても契約した月は1ヶ月分の月額料金がかかるのは変わりません。
そのため、1ヶ月間だけ利用したい場合は、契約時に翌月発送を選択し、契約した月の15日までに解約申請を行うことで当月解約扱いとなります。
例:なるべく1ヶ月間しっかり利用したい場合
契約申し込み時に翌月発送を選択
端末が1日に発送、お届け日から利用開始
15日までに解約申請(当月解約)
月末まで利用後、速やかに機器を返送
しかし、15日以降に利用を開始したい場合は、月をまたがることにより、同じ1ヶ月間の利用でも初月分と翌月分の2ヶ月分の料金がかかるため注意が必要です。
FreeMax+5G(フリーマックス)はおすすめできないWiMAXプロバイダ
ここまでの内容からFreeMax+5Gのメリットは、短期間の利用や解約の場合は解約費用がかからないため、割安に利用できます。
また、契約から15日以内に必要な手続きを行えば初期費用と端末返送料のみで利用が可能です。
- 解約時に費用がかからない
- 15日間のお試しが可能
しかし、デメリットとしては何より他のWiMAXプロバイダと比べて料金が割高です。
しかも利用できるエリアはスタンダードモードに限定されていたり、5G SA非対応端末しか選べなかったりと、FreeMax+5GではWiMAX+5Gの性能をあまり活用できない点が欠点です。
- 短期間の利用以外は割高
- 5G SAに非対応
- スタンダードモードしか推奨されていない
- 15日間のお試しの制約が多い
また、どのメリットもFreeMax+5Gよりも良い条件で利用できる、他のプロバイダが存在します。
結論として、FreeMax+5Gは長期の利用には不向きで、お試しや短期の利用であっても他のプロバイダの方がメリットが多いため、おすすめできないサービスです。