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ドコモのポケット型WiFiは無制限プランとしては割高でおすすめできない

大手キャリアのドコモはポケット型WiFiを提供しています。

ドコモのポケット型WiFiのメリット
  • ドコモ回線でポケット型WiFiが利用できる
  • 通信速度がポケット型WiFiで最速の4.9Gbps
  • ドコモの他サービスとのセット利用で割引がある
  • 年齢や機種変更など条件によってお得なプランがある
  • ドコモ契約済みなら、お得な「5Gデータプラス」が利用できる
  • 使い方によっては海外インターネットの料金も安くなる
  • dポイントを貯められる

この記事ではドコモのポケット型WiFiの料金やサービス内容、メリットやデメリットなどを紹介します。

結論から言うと、ドコモでは「eximo」プランを契約することで無制限のポケット型WiFiが利用できます。

しかし、ドコモのポケット型WiFiは料金が高くおすすめできません。

また、無制限にこだわらず安くポケット型WiFiを使いたい人ならクラウドWiFi、 安く無制限のポケット型WiFiを使いたい人はWiMAXがおすすめです。

ドコモ回線で無制限ならデータ無制限より安さなら安くてデータ無制限なら
eximoクラウドWiFiWiMAX

ドコモのポケット型WiFiの詳細を知りたい場合は、以下のリンクからドコモのポケット型WiFiの料金やサービス、端末等の特徴を確認できます。

ドコモ ポケット型WiFi:https://www.docomo.ne.jp/product/data.html

\ ドコモ回線で無制限利用もできるポケット型WiFi/

目次

ドコモ ポケットWiFiの料金プラン

引用元:ドコモ ポケット型Wi-Fi公式サイト

ドコモのポケット型WiFiの料金プランを紹介します。

料金プランはドコモのスマホ用のSIMを契約する場合とまったく同じであり、ahamo、irumo、eximoの3つです。

3種類とも、ドコモユーザー以外でも利用できます。

プラン名eximoahamoirumo
回線5G・4G5G・4G5G・4G
※0.5GBは4Gのみ
データ通信量無制限~20GB/100GB(大盛り)0.5GB/3GB/6GB/9GB
月額料金~1GB:4,565円
1~3GB:5,665円
3GB~:7,315円
~20GB:2,970円
100GB:4,950円
0.5GB:550円
3GB:2,167円
6GB:2,827円
9GB:3,377円
海外利用別途契約
・世界そのままギガ
・世界ギガし放題
別途契約
・世界そのままギガ
・世界ギガし放題

3つのプランはすべて同じ回線で、品質は変わりません。

ただし、irumoは0.5GBプランの場合は4G回線しか利用できないですし、ネットワーク混雑時はeximoやahamoより先に通信速度が制限されます。

そのため3プランともドコモの回線を利用できるのは同じでも、irumoは速度のデメリットがあります。

また、いずれのプランも最低契約期間はなく、解約違約金も端末の残債額の支払い以外はありません。

プランによっては、ドコモ回線でポケット型WiFiを無制限利用できる強みはありますが、無制限のポケット型WiFiとしては割高です。

そのため、回線にこだわらず無制限で利用できるポケット型WiFiを探しているなら、もっと安い選択肢があります。

無制限で利用できるeximo

eximoは使用したデータ量に応じて支払うプランで、基本料金は以下の3種類です。

  • ~1GB
  • 1~3GB
  • 無制限

ポケット型WiFi専用としてeximoを契約する場合は、データ通信量は無制限に利用可能です。

ただし、ドコモのスマホやタブレットなどをeximoプランで契約し、ポケット型WiFiを2台目に利用する際はデータ通信量の上限は30GBです。

eximoがおすすめの人
  • 普段のデータ使用量が100GBを超え、データを無制限で利用したい人

eximoは料金したデータ通信量によって料金が以下のように変わります。

料金プランeximo
データ通信量無制限
月額料金~1GB:4,565円 
1~3GB:5,665円
無制限:7,315円
オンラインで手続きをした場合の総額料金
(事務契約手数料を含まず)
~1GB
・初月:4,565円
・12ヶ月目:59,345円
・24ヶ月目:114,125円
・36ヶ月目:168,905円

1~3GB
・初月:5,665円
・12ヶ月目:73,645円
・24ヶ月目:141,625円
・36ヶ月目:209,605円

無制限
・初月:7,315円
・12ヶ月目:95,095円
・24ヶ月目:182,875円
・36ヶ月目:270,655円

eximoは月間の利用データ量に応じて料金が変わる従量制プランであり、月間1~3GBしかデータを使わない場合は、irumoで3GBを契約する方がお得です。

反面、ドコモのポケット型WiFiを無制限で利用できるプランはeximoしかありません。

最大100GBまで利用できるahamo

ahamoはデータ通信量が20GBと大盛り(100GB)のプランがあり、使う頻度や通信量などにより選択できます。

ただし、データ通信量が月間の上限に到達すると、最大速度1Mbpsの速度制限が月末まで適用されるため注意してください。

ahamoプランは次のような人がおすすめです。

ahamoがおすすめの人
  • 普段のデータ使用量が100GBまでの人

速度制限を受けた場合は、550円で1GBを追加で購入可能です。

料金プランahamo
データ通信量20GB、大盛り(100GB)
月額料金20GB:2,970円 
大盛り(100GB):4,950円
オンラインで手続きをした場合の総額料金
(事務契約手数料を含まず)
20GB
・初月:2,970円 
・12ヶ月目:38,610円
・24ヶ月目:74,250円
・36ヶ月目:109,890円

大盛り(100GB)
・初月:4,950円
・12ヶ月目:64,350円
・24ヶ月目:123,750円
・36ヶ月目:183,150円

月間20GBプランであれば月額料金2,970円ですが、月間100GBプランだと4,950円となります。

eximoの無制限プランは月額7,315円なので、月間100GB未満のデータ利用で良い場合は、ahamoを利用すると良いです。

0.5GBから利用できるirumo

irumoは最小で月間0.5GB、最大でも9GBと少ないデータ容量で契約できるプランです。

普段はWiFi環境が整っているけど、旅行先や出張先などでインターネットを使いたいというようなインターネットの使用量が少ない人におすすめです。

最低でも0.5GBから契約できるため、データを無駄なく活用できます。

irumoがおすすめな人
  • 普段からデータ使用量が少ない人
  • 普段はWiFi環境があり、データの使用量が少ない旅行先や出張先で使いたい人
  • 緊急時にデータを少量使いたい人

速度制限を受けた場合は、1,100円で1GBを追加購入できます。

ただし、irumoの場合、0.5GBプランは通信速度が送受信最大3Mbpsに制限されており、5G通信ができません。

5G対応エリアでも4Gネットワークでの利用となります。

料金プランirumo
データ通信量0.5GB、3GB、6GB、9GB
月額料金0.5GB:550円 
3GB:2,167円
6GB:2,827円
9GB:3,377円
オンラインで手続きをした場合の総額料金
(事務契約手数料を含まず)
0.5GB
・初月:550円
・12ヶ月目:7,150円
・24ヶ月目:13,750円
・36ヶ月目:20,350円

3GB
・初月:2,167円
・12ヶ月目:73,645円
・24ヶ月目:28,171円
・36ヶ月目:80,179円

6GB
・初月:2,827円
・12ヶ月目:36,751円
・24ヶ月目:70,675円
・36ヶ月目:104,599円

9GB
・初月:3,377円
・12ヶ月目:43,901円
・24ヶ月目:84,425円
・36ヶ月目:124,949円

月に0.5GB以下しかデータを使わない人は、eximoの1GBプランではなくirumoの0.5GBを使う方が安いです。

0.5GB以下しか使わないけど、通信速度を気にする人は5G通信ができるeximoの1GBプランを選ぶと良いです。

また、データ使用量が月に3GBまでの人は、ahamoやeximoではなく、irumoの3GBプランを契約する方がお得です。

月のデータ使用量が9~20GBの場合は、ahamoの20GBプランを契約するのが一番安くなります。

ドコモ ポケット型WiFiの機種と料金

購入可能なドコモ ポケット型WiFiの機種と料金を説明します。

ドコモ ポケット型WiFiの機種は、最低でも3万円以上が月額料金とは別に必要となり、料金が高めです。

また、端末によって利用できる回線の種類や最大速度も違います。

以下の表はドコモオンラインショップの料金です。

ドコモ ポケット型WiFi 機種一覧
機種名Wi-Fi STATION SH-54C
Wi-Fi STATION SH-52B
Wi-Fi STATION SH-52A
Wi-Fi STATION SH-05L
発売日2023年1月16日2021年9月10日発売2020年6月1日発売2019年11月1日発売
端末
料金
96,800円35,640円店舗のみ販売店舗のみ販売
速度【下り最速】
5G:4.9Gbps
4G:1.7Gbps

【上り最速】
5G:1.1Gbps
4G:131.3Mbps  
【下り最速】
5G:4.2Gbps
4G:1.7Gbps

【上り最速】
5G:218Mbps
4G:131.3Mbps   
【下り最速】
5G:4.2Gbps
4G:1.7Gbps

【上り最速】
5G:480Mbps
4G:131.3Mbps  
【下り最速】
4G:988 Mbps  
  

【上り最速】
4G:75Mbps
5G対応
amamo
対応
irumo
対応
eximo
対応
オンライン
購入
引用元:ドコモ ポケット型Wi-Fi公式サイト

比較的新しい端末のうち2つを紹介します。

2つの機種はオンラインショップでの購入が可能です。

それぞれの端末がおすすめの人
  • 料金を気にしない人は速度が速いWi-Fi STATION SH-54Cがおすすめ
  • 5Gは使いたいけど、端末料金は抑えたい人はWi-Fi STATION SH-52Bがおすすめ

上位2機種以外はドコモの店舗のみ購入可能で、オンラインでは購入できません。

ただし、ドコモオンラインショップで予約・店舗での受け取りが可能です。

ドコモショップで購入する際に、在庫切れとならないように事前の予約がおすすめです。

また、支払いは口座振替、クレジットカード、代金引換払い(端末一括払いの場合のみ)の3種類があります。

分割払いの場合は、12回・24回・36回の分割が可能で、毎月の料金プランと合わせての支払いです。

Wi-Fi STATION SH-54C

 機種名Wi-Fi STATION SH-54C
 製造メーカーシャープ株式会社
 サイズ約84(H)×約157(W)×約16.0(D)mm
 重量約282g
 同時接続台数17台(Wi-Fi:16台/有線LAN:1台 or USB:1台)
 バッテリー容量4000mAh
 連続通信時間(5G/LTE)約540分/約600分
 LTE連続待受時間(静止時[自動])約920時間
引用元:ドコモ ポケット型Wi-Fi公式サイト

ドコモの最新のポケット型WiFiの端末です。

Wi-Fi STATION SH-54Cは5GはSA(Stand Alone)対応で最大4.9Gbpsに対応しておりドコモ史上最速ルーターを謳っています。

通信事業者が提供している5Gサービスは2種類あり、「5G SA」と「5G NSA」の2つがあるのですが、「Wi-Fi STATION SH-54C」はより高速な5G SA通信を利用できます。

5G NSA
・4G LTEのコアネットワークや基地局に4Gを残し活用しつつ、一部の基地局から5Gを導入する方式
・既存の4G LTEのコアネットワーク設備を活用するため、素早くサービスを提供できる

5G SA
・5G専用コアネットワークと5Gの基地局を組み合わせて通信を行なう方式のこと
・コアネットワーク設備も含めてすべて5G仕様となっている

つまり、5G NSAと5G SAを比較すると、5G SAの方が通信速度は速いです。

Wi-Fi STATION SH-54Cのメリット
  • 下り速度が最大4.9Gbps、上り速度が最大1.1Gbpsでドコモ史上最速ルーター
  • 4G(LTE)環境でも下り速度は1.7Gbps
  • 付属のケーブルで、安定した有線LAN通信が可能
  • ディスプレイに表示されるQRコードを、読み込むだけで簡単に接続可能

高速有線LAN接続に対応可能なケーブルが付属しているため、ポケット型WiFiとインターネット機器をつなげて有線接続での通信も可能です。

有線接続だと、より安定した通信ができるため、動画の送受信やオンラインゲームなどの利用にも高速通信を使うことができます。

端末の料金はかなり高額ですが、ポケット型WiFi選びで速度を最優先にするなら「Wi-Fi STATION SH-54C」を選ぶと良いです。

Wi-Fi STATION SH-52B

 機種名Wi-Fi STATION SH-52B
 製造メーカーシャープ株式会社
 サイズ約74(H)×約108(W)×約15.7(D)mm
 重量約166g
 同時接続台数17台(Wi-Fi:16台/有線LAN:1台 or USB:1台)
 バッテリー容量4000mAh
 連続通信時間(5G/PREMIUM 4G/LTE)約440分/約430分/約630分
 LTE連続待受時間(静止時[自動])約1290時間
引用元:ドコモ ポケット型Wi-Fi公式サイト

Wi-Fi STATION SH-52Bは5G SAには非対応です。

ただし、最新端末ではないので、Wi-Fi STATION SH-52Cと比較すると端末料金が安いです。

また、最大速度はWi-Fi STATION SH-52Cより劣りますが、5G SA対応エリアは限られているため、極端な速度差が出るわけではありません。

そのため、速度と安さを両立させたいならWi-Fi STATION SH-52Bを選ぶと良いです。

Wi-Fi STATION SH-52Bのメリット
  • Wi-Fi STATION SH-52Cより端末料金が安い
  • 持ち運びしやすい4Gルーター並みの手のひらサイズ
  • 下り最大速度はSH-52Cより劣るが、上り最大速度と4G(LTE)環境の下り最大速度は同じ
  • 別売りの専用クレードルで、安定した有線LAN通信が可能
  • ディスプレイに表示されるQRコードを、読み込むだけで簡単に接続可能

Wi-Fi STATION SH-52Bも、別売りの専用クレードルを利用することで有線LANケーブルを用いた通信が可能です。

サイズもWi-Fi STATION SH-52Cより小さく、重量も軽い手のひらサイズで外出への持ち運びも便利です。

ドコモ ポケット型WiFiは海外でも利用できる

ドコモ ポケット型WiFiは海外でも利用可能で、ahamo、irumo、eximoすべてのプランで使えます

ただし、ahamoとirumo・eximoでは海外での利用条件が異なるので、注意が必要です。

まず、irumoとeximoは、2023年5月から始まった新しい海外サービス「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」が利用できます。

引用元:世界ギガし放題 公式サイト

「世界そのままギガ」は国内のデータ量を海外でもそのまま使えるサービスで、「世界ギガし放題」は1日あたり2,980円でデータが使い放題のサービス

ただし、ahamoは「世界そのままギガ」「世界ギガし放題」は利用できません。

ahamoを海外で利用する場合
・「データローミング」を「オン」にするだけで利用開始
・追加料金や契約不要で、海外91の国・地域で月20GBまで利用可能
・大盛りプランの場合でも海外では月20GBしか使えない

以降でirumo、eximoが契約できる「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」の詳細を見ていきます。

世界そのままギガ

世界そのままギガは、利用期間に応じた料金を支払うことで日本国内と同様にデータ通信ができるサービスです。

利用するには、別途申し込みが必要です。

世界そのままギガがおすすめの人

海外で国内のデータ量を余すことなく利用したい人

世界そのままギガの特徴
・1時間、24時間、2~30日の利用期間を選択できる
・70以上の国・地域で2日間以上利用すると割引が適用される
・料金を払うことで国内で契約しているデータ量を海外でも使える
・申し込みが必要

世界そのままギガは渡航する国に応じて2種類のプランがあります。

事前に設定した利用期間が終了した場合、海外利用が自動的に停止されるため、高額請求の心配は必要ありません

2種類のプラン
・70以上の国・地域で使える、利用期間に応じた割引が適用される「国・地域限定割プラン」
・200以上の国・地域で1日あたり980円で利用できる「通常プラン」

70以上の国・地域で使える「国・地域限定割プラン」は細かい料金設定が可能です。

国・地域限定割プラン
・1時間:200円
・24時間:980円
・2日〜30日:1,780円〜22,480円

「1時間だけ」「2日だけ」というように、スケジュールに合わせて利用期間を自由に組めるメリットがあります。

世界ギガし放題

世界ギガし放題は、対象の国・地域であれば一律、1日中データを使っても速度制限がないサービスです。

ただし、1日中というのは、渡航先の現地時間ではなく日本時間の0時~23時59分59秒までを指します。

世界ギガし放題がおすすめの人

・海外で速度制限を気にせず使いたい人
・国内のデータ量を消費せず、海外で使うデータ量を分けたい人

世界そのままギガは、申し込み不要でそのまま海外でローミングONにすると利用開始できます。

世界ギガし放題の特徴
・申し込み不要でデータローミングONで利用開始
・~約24.4MB:1,980円/日、それ以降~無制限:2,980円/日

海外で速度制限を気にせずインターネットを使いたい人は、世界ギガし放題がおすすめです。

また、国内のデータ量を使用しないため、国内と海外とのデータ量を使い分けたい人は世界ギガし放題を選ぶと良いです。

ドコモ ポケット型WiFiのメリット

ここからは、ドコモ ポケット型WiFiのメリットを紹介します。

ドコモ回線を使える点や、通信速度がポケット型WiFiで最速の4.9Gbpsである点は魅力です。

また、スマホの契約がドコモだったり、家族がドコモユーザーだったりするとお得になるプランがあります。

さらに、口コミの通りdポイントが貯まりやすく、ドコモ経済圏を活用している人にもメリットがあります。

たくさんポイントなどをためたり、使ったりすることができるのと、料金プランがシンプルなので分かりやすい。

引用元:当サイト実施アンケート

総じて、ドコモのサービスを日頃から利用している方にとっては利用する価値のあるサービスと言えそうです。

ほぼ全てのプランで5Gドコモ回線が利用できる

ドコモ ポケット型WiFiは、唯一ポケット型WiFiで5Gのドコモ回線が使えます
(irumo0.5GBプランを除く)

同じポケット型WiFIでも、クラウドWiFiではドコモ回線を利用できるものもあります。

ただし、クラウドWiFiは無制限利用ができないことに加えて、5G回線は利用できない、そもそもドコモ回線を使えるサービスばかりでもありません。

■クラウドWiFiとは
物理的なSIMカードを利用せず、クラウドSIMにより、自分がいる場所に応じて適切な回線(ドコモ、ソフトバンク、auなど)に繋がります。

ドコモ ポケット型WiFi以外でドコモ回線をフルに使えるポケットWiFiは無いので、「ドコモ回線を使いたい」人にとっては、それだけでも選ぶ価値があります。

通信速度がポケット型WiFiで最速の4.9Gbps

ドコモ ポケット型WiFiは、持ち運びできるポケット型WiFiの中で受信時の最大通信速度が最速です。

WiMAXやクラウドWiFi、その他楽天モバイルやソフトバンクのポケット型WiFiと比較と比較しても、速いことが分かります。

キャリア名下り最大通信速度
ドコモ4.9Gbps
ソフトバンク3.0Gbps
楽天モバイル150Mbps
WiMAX(au)   4.2Gbps
クラウドWiFi150Mbps

ただし、公式サイトやパンフレット等に記載されている最大通信速度は理論値です。

回線の混雑や時間帯等の様々な要因で通信速度は変動するため、常に最大速度が出ることはなく、実測値を把握することが重要です。

キャリア名平均下り速度平均上り速度
ドコモ118.12Mbps14.02Mbps
ソフトバンク98.0Mbps17.73Mbps
楽天モバイル25.02Mbps20.6Mbps
WiMAX(au)50.0~130.0Mbps※12.0~15.0Mbps※1
クラウドWiFi(THE WiFi)23.19Mbps9.63Mbps
クラウドWiFi(Chat WiFi)20.37Mbps10.61Mbps
※1 端末やプロバイダによって異なる
引用元:みんなのネット回線速度

利用場所や時間帯にもよりますが、実際にポケット型WiFiを利用した場合の速度は表のようになると思ってください。

下り最大速度とはいずれもかなりの差がありますが、ドコモやWiMAXなど理論上の数値が大きいサービスは、実測値も速いことがわかります。

一方、5Gが使えないクラウドWiFiや楽天モバイルは下り速度が遅いです。

実際にどんな用途での利用が可能かは以下の通りです。

用途必要下り速度必要上り速度 
メールやSNSのメッセージ送受信128Kbps〜1Mbps1Mbps
WebサイトやSNSの閲覧・投稿1Mbps〜10Mbps3Mbps
動画視聴・動画投稿(YouTubeなど)3Mbps〜25Mbps10Mbps
オンラインゲーム30Mbps〜100Mbps
引用元:nojima 家電小ネタ帳

表を見れば分かる通り、動画視聴の場合は25Mbpsあれば問題なく視聴できます。

速度に差はありますが、クラウドWiFi以外であれば基準は超えています。

アップロードはソフトバンクや楽天モバイルと比べて平均速度が劣りますが、あまり大差はありません。

ドコモのポケット型WiFiはオンラインゲームも問題なくプレイできます。

ドコモの他サービスとのセット利用で割引がある

スマホと自宅の光回線をまとめるとお得になる「ドコモ光セット割」があります。

ドコモ光セット割とは
ドコモスマホと「ドコモ光」をセットで契約すると、ドコモスマホの月額料金が割引になるサービスです。

前提として、ドコモ光の契約者、または同一ファミリー割引グループ内で、利用月に1回線以上のドコモ光の基本使用料の課金が必要です。

その上で対象プランを契約していると、家族全員のスマホ1回線ごとの月額料金から、1,100円が永年割引となります。

割引対象となるスマホ料金プラン
・eximo
・irumo(※0.5GBは対象外)
・5Gギガホ プレミア
・5Gギガホ
・5Gギガライト
・ギガホ プレミア
・ギガホ
・ギガライト

ahamoとirumo0.5GBプランは「ドコモ光セット割」の対象外です。

主回線から三親等以内の家族の場合、離れて暮らしているとしても、ファミリー割引グループを組むことができるので、親族もドコモを利用していれば割引対象になる可能性があります。

その他にもドコモは以下の3つの割引もあります。

dカードお支払割
利用料金の支払い方法をdカード/dカード GOLD(家族カード含む)に設定している場合、月に187円割引になる

dカードお支払割対象は、eximo、irumo(※0.5GBプランを除く)、5Gギガホプレミア、5Gギガホなどです。

ファミリー割引
主回線から三親等以内の家族なら誰でも、20回線まで「ファミリー割引」のグループを組め、同居・別居を問わず家族間の国内通話が無料になる

ファミリー割引対象は、irumo、eximo、5Gギガホプレミア、5Gギガホなどです。

ただし、irumo(※0.5GBプランを除く)、ahamoを利用の場合、「ファミリー割引」は申し込みできますが、家族内の国内通話無料などの各種割引は適用されません。

みんなドコモ割
同一「ファミリー割引」グループ内で、代表回線から三親等以内の親族であれば、同居・別居を問わず月額料金が回線ごとに最大1,100円割引になる。

みんなドコモ割対象は、eximo、5Gギガホプレミア、5Gギガホなどです。

それぞれ加入することができるので、全て加入すると月々2,387円の割引になります。

複数の割引があることから、自身や家族がドコモ回線を既に利用している場合は、お得に利用できる可能性があります。

年齢や機種変更など条件によってお得なプランがある

はじめてスマホプラン」や「5Gデータプラス」など、年齢や機種変更などの条件によってもお得なプランがあります。

まず「はじめてスマホプラン」は、FOMA(ガラケー)からの契約変更や他社3G回線からの乗り換える方がお得になるプランです。

はじめてスマホプラン
  • FOMAからの契約変更、他社3G回線からの5G・Xi(4G/LTE)へ乗りかえの人が対象のプラン
  • 「はじめてスマホ割(はじめてスマホプラン)」と合わせて最大12か月間、月額料金が割引
  • 毎月のデータ量は1GBまで利用可能
U15はじめてスマホプラン

利用者が15歳以下の場合、18歳までの間は毎月のデータ量5GBプラン/10GBプランが割引

【対象となる手続き】

  • 新規契約
  • 契約変更(FOMA→Xi、FOMA→5G)
  • Xiのフィーチャーフォンからの料金プラン変更・契約変更(Xi→5G)
  • 他社フィーチャーフォンからのMNPポートイン
  • 他社3G回線からのMNPポートイン
  • U15はじめてスマホプラン(5GB)↔U15はじめてスマホプラン(10GB)の料金プラン変更・契約変更

続けて「データプラス」です。

2台目の機種(タブレット・ルーターなど)を持つ場合、ペアとなる「eximo」「ahamo」の利用可能データ量をシェアできる5G専用の料金プランもあります。

5Gデータプラス
  • 同一の契約名義で、「eximo」または「ahamo」契約回線がある場合、月額1,100円で申し込み可能なプラン
  • 「eximo」「ahamo」とペアで使う場合はデータ量をシェアできる(※eximo無制限、ahamo大盛りは30GB/月まで可能)

無制限では利用できず、最大でも月に30GBまでとは言え、月額1,100円で利用できる「データプラス」はかなりお得です。

年齢や機種変更などの条件によっては安くなる可能性があるので、公式サイトで対象かどうかを確認してください。

ただし、これらの条件にいずれも当てはまらない場合はeximo、ahamo、irumoのいずれかが良いです。

ドコモ契約済みなら、お得な「5Gデータプラス」が利用できる

もともとドコモスマホを持っている場合、ドコモ ポケット型WiFiを2台目として契約することで格安で利用できます。

利用には、同一名義のeximoかahamoの契約が必要で、5Gデータプラス単独での契約はできません。

ただし、ペアとなる回線の契約がeximo、ahamo(大盛り)の場合は、利用可能データ量は30GBまでです。

無制限で使えるeximo、100GBまで使えるahamo(大盛り)でもポケットWiFiは月間30GBまでで、超過する場合は送受信最大1Mbpsの速度制限がかかる

ポケット型WiFiが30GB/1,100円で利用できるなら一見安く感じますが、eximoだと無制限で使えるため、テザリングでの利用でも問題なさそうです。

2台目の機種が4G対応機種の場合は「データプラス」の利用です。

データプラスプランは4G端末です。

5Gデータプラスとデータプラスは月額料金、プラン内容が変わらないので、5G端末を利用したほうが良いです。

使い方によっては海外インターネットの料金も安くなる

irumo、eximoプランは「世界そのままギガ」「世界ギガし放題」が利用できるため海外利用の選択肢が広がります。

ドコモ以外のポケット型WiFiも海外利用可能ですが、1日単位での利用や、1日1GB(あるいは3GB)までの利用プランが多く、数日利用しても割引になるプランは少ないです。

キャリア名海外でのデータ利用料金
ドコモ24時間:980円
1日無制限:2,980円
ソフトバンク24時間3GBまで:980円
au24時間:490円~
楽天モバイル1ヶ月2GBまで:無料
クラウドWiFi1日300MB~3GB:161円~1600円(※国や会社によって異なる)

「世界そのままギガ」の場合は、契約中の国内パケット定額サービスまたは料金プランのデータ量を利用するため、irumoやeximoのプラン内容のまま利用可能です。


1時間、24時間、2日~とプランが選べるため、旅行先で2日間、帰国前の1時間だけ利用するという使い方も可能です。

引用元:世界そのままギガ 公式サイト

ただし、eximoプランは国内では無制限でデータが使えますが、海外での利用データ量が30GB/月を超えた場合は、当月末まで「世界そのままギガ」利用時の通信速度が送受信時最大1Mbpsに制限されます。

旅行中に30GBを使い切ってしまいそうな場合や、ギガを無制限でとことん使いたい人は、「世界ギガし放題」だと、データ量を気にすることなく利用することができます。

dポイントを貯められる

ドコモ ポケット型WiFiは、利用料金1,100円につきdポイントが10貯まります


dカード GOLDを持っている人の場合、ahamo・irumoの利用料金を除き、1,100円につき100ポイントが貯まります。(※dカード GOLDの本会員や家族会員がそれぞれ利用する携帯電話番号として登録している回線が対象)

dポイント付与の対象料金                 dポイント付与の対象外料金
・基本料金
・通話・通信料
・付加機能使用料
・ユニバーサルサービス料など
・消費税
・各種手数料
・電報料(115)
・コンテンツ使用料
・携帯電話ご購入代金
・ドコモの分割払いの分割支払金/分割払金ネットトータルサポートの訪問サポート利用料金
・ケータイ補償サービス(for iPhone & iPad含む)/smartあんしん補償の、利用機種の交換における負担金
・d払い(一部を除く) など

貯めたdポイントはケータイ料金に充当したり、ポイント投資をしたり、d払いにも使えたりするので、普段からドコモ経済圏を活用している人にとっては、お得になります。

ドコモ ポケット型WiFiのデメリット

ドコモ ポケット型WiFiには次の5つのデメリットがあります。

ドコモ ポケット型WiFiは、他の無制限で使えるポケット型WiFiより月額料金が高く、端末料金も高額です。

そのため、料金を抑えて使いたい人にはドコモ ポケット型WiFiはおすすめできません。

以下で詳しく紹介していきます。

無制限のポケット型WiFiとしては料金が高い

ドコモ ポケット型WiFiは、同じ無制限で使えるポケット型WiFiと比べて料金が高いです。

無制限で使えるポケット型WiFiは、WiMAXや楽天モバイルがあります。

また、無制限ではありませんが、月間100GBまでのクラウドWiFiの選択肢もあるので、月額料金を比較してみます。

キャリア名無制限プラン月額料金
ドコモ7,315円
楽天モバイル3,278円
ソフトバンクなし
ワイモバイル4,818円
WiMAX(au)3,500円〜5,000円程度
クラウドWiFi(100GB)※13,000〜4,000円
※1 ゼウスWiFi、THE WiFi、ChatWiFiなど

表を見れば分かる通り、ドコモは無制限で利用できるポケット型WiFiの中でも割高です。

速度よりも料金を優先するのであれば、5G回線は使えずとも月額3,278円で利用できる楽天モバイルは格安です。

また、WiMAXはドコモと同じく5G通信が無制限利用できるポケット型WiFiですが、やはりドコモの料金のほうが高いです。

ドコモは端末次第では下り最大速度がポケット型WiFiで最速である目率とはありますが、かなり割高になってしまう点に注意です。

最新端末Wi-Fi STATION SH-54Cが非常に高額

最大下り速度が4.9bpsなのはドコモ ポケット型WiFiのみです。

ただし、この速度は最新端末のWi-Fi STATION SH-54Cを利用した場合のみです。

Wi-Fi STATION SH-54Cの端末料金は96,800円と、他のキャリアの端末が6,480円~66,240円程度なのに対し非常に高額であることが分かります。

キャリア名端末料金
ドコモ35,640円〜96,800円(製品による)
楽天モバイル 7,980円
ソフトバンク6,480円〜66,240円(製品による)
WiMAX(au)16,280円〜(プロバイダによる)
クラウドWiFi無料(有料の端末もある)

端末料金が高いためWi-Fi STATION SH-54Cではなく、1つ前の世代の端末であるWi-Fi STATION SH-52Bにする手もありますが、最大下り速度は4.2bpsです。

ただし、これはWiMAXとほぼ同じ速度なので、月額料金が高いドコモ ポケット型WiFiをあえて選ぶメリットは少ないです。

ドコモオンラインショップで購入できないモバイルルーターがある

ドコモのポケット型WiFiの端末は、4つから選択できます。

ただし、店頭とドコモオンラインショップでは取扱い端末が異なります。

機種名Wi-Fi STATION SH-54CWi-Fi STATION SH-52BWi-Fi STATION SH-52AWi-Fi STATION SH-05L
店頭での購入
オンラインショップでの購入

オンラインで予約から購入まで完結したい場合は、Wi-Fi STATION SH-54かWi-Fi STATION SH-52Bのどちらかを選ぶ必要があります。

店頭での購入は、在庫状況によって即日受け取りができない場合があります。

そのため、あらかじめインターネット予約を利用しておくと、入荷した際に店舗から連絡が来るので即日受け取りが可能です。

各プランに対応したモバイルルーターでないと利用できない

ahamoとirumoは、申し込み時に「スマホとSIMをセットで購入」を選択しても一部のスマホしか選択肢に出てきません。

引用元:ahamo 公式サイト

申し込み画面でもポケットWiFiは選択肢にないため、ahamoとirumoでは「SIM+モバイルルーターをセットで購入」することはできず、「物理SIMのみ契約(端末なし)+単品でモバイルルーターを購入する」必要があります。

ahamo、irumoプランのモバイルルーター購入方法
・ドコモオンラインショップで別途購入する
・メルカリやヤフオクなど中古で購入する(※現在プランに未対応のルーターを買ってしまうと利用できないため注意が必要です)

注意点は、利用するプランに未対応のルーターを買わないことです。

利用するプランと機種が対応しているかは「ドコモ ポケット型WiFi機種一覧」で説明していますので参考にしてください。

一方、eximoの場合は、申し込み時にスマホもしくはポケットWiFi等から端末購入を選択できるので、未対応の端末を買ってしまう心配はありません。

eximo1台目&ポケット型wifi2台目だと、ポケットWiFiは30GBしか利用できない

無制限で使えるeximoですが、ドコモポケット型WiFiと併用する場合は利用可能データが月に30GBまでです。

たとえばドコモスマホでeximoを契約し、5Gデータプラスプランを契約した場合、2台目のドコモポケット型WiFiは月額1,100円で利用できますが、無制限では使えません。

1台目のスマホ等:無制限で利用できる
2台目のポケット型WiFi:月間30GBまで
※2台目を月額1,100円のデータプラスプランで契約した場合

超過した場合は、通信速度がかかり、下り・上りともに通信速度は最大1Mbpsとなります。

データプラスは格安でポケット型WiFiを利用できる代わりに、月間30GBまでの制限があるので注意が必要です。

ドコモ ポケット型WiFiはレンタルできるか?

ドコモのポケット型WiFiはレンタルできる機種もありますが、最新機種は購入が必要です。

Wi-Fi STATION SH-54C以外は、ドコモが手掛けている携帯電話レンタルサービスフォームでレンタルが可能です。

レンタルは1日から可能で、最低でも5,000円以上の料金がかかります。

機種名Wi-Fi STATION SH-52BWi-Fi STATION SH-52AWi-Fi STATION SH-05L
回線種類5G5G4G
レンタル料金初日:6,600円
2日以降:550円/1日
初日:6,600円
2日以降:550円/1日
初日:5,500円
2日以降:550円/1日
データ容量10GB10GB6GB
レンタル総額料金※13日間:9,350円
7日間:11,550円
30日間:24,200円
3日間:9,350円
7日間:11,550円
30日間:24,200円
3日間:8,250円
7日間:10,450円
30日間:23,100円
※1 送料1,650円の場合

別途、往復宅配の送料(1,650円~)がかかり、データ容量が超過した場合は1GBあたり1,430円です。

5G端末もレンタルは可能ですが、旧機種の場合は、経年劣化により電池の減りが早く、バッテリーの持ち時間に影響が出る可能性はあります。

最新端末以外はレンタルできます。

実際の使用感が気になる人は、まずはレンタルして実際の速度やエリアを試してみるのもおすすめです。

ドコモ ポケット型WiFiと他の回線サービスを比較

ここでは、ドコモ ポケット型Wi-Fiとその他のポケット型WiFi、ホームルーターとの比較をしていきます。

スクロールできます
キャリア名ドコモ ポケット型WiFiWiMAX※1クラウドWiFi※2home5G
端末料金35,640円〜96,800円
(製品による)
27,720円19,800円39,600円~
71,280円   
月額(基本)料金550~7,315円
(プランによる)
端末発送月:1,089円       
1~12ヶ月目:3,784円  
13ヶ月目~35ヶ月目:4,334円
36ヶ月目以降:5,104円
2,508円4,950円
回線種類4G、5G
(製品による)
5G4G5G
上り最高速度1.1Gbps286Mbps50Mbps218Mbps
下り最高速度4.9Gbps4.2Gbps150Mbps4.2Gbps
※1 GMOとくとくBB WiMAX
※2 どこよりもWIFi

ホームルーターもポケット型WiFiも、下り速度に対して上り速度は遅い事が多いですが、ドコモ ポケット型WiFiは上り速度も速いです。

そのため、光回線以外で上り速度を重視するならドコモのポケット型WiFiは選択肢に入ります。

それ以外の要素も含めて、他の回線サービスやドコモのポケット型WiFiを比較していきます。

安く利用できるデータ無制限のポケット型WiFi「WiMAX」

まずは、ドコモのポケット型WiFiとWiMAXと比較します。

WiMAXは複数のプロバイダがありますが、回線を提供しているのはすべてUQコミュニケーションズであり、エリアや速度は全部同じです。

プロバイダ
回線とインターネットを繋げる業者のこと

そのため、WiMAXは利用料金の安さで選ぶと良いです。

特に、キャッシュバックなどキャンペーン金額も含めた総額料金が一番安いのはGMOとくとくBB WiMAXです。

スクロールできます
端末料金月額料金総額料金回線種類上り最高速度  下り最高速度   
ドコモ ポケット型WiFi35,640円〜96,800円
(製品による)
550~7,315円
(プランによる)
12ヶ月目:95,095円
24ヶ月目:182,875円
36ヶ月目:270,655円
※1
4G、5G
(製品による)    
1.1Gbps4.9Gbps
GMOとくとくBB WiMAX27,720円端末発送月:1,089円       
1~12ヶ月目:3,784円  
13ヶ月目~35ヶ月目:4,334円
36ヶ月目以降:5,104円
 12ヶ月目:59,807円      
24ヶ月目:121,055円
36ヶ月目:182,303円
2   
5G286Mbps4.2Gbps
※1 eximo無制限プラン(事務手数料含まず)
※2 キャッシュバックなしの合計金額

ドコモ ポケット型WiFiと比較したWiMAXのメリット
・端末料金と総額料金が安い
・キャッシュバックなどの特典がある
・ドコモ ポケット型WiFiは端末によっては4Gだが、WiMAXは5Gが使える

比較すると、GMOとくとくBB WiMAXの方が安いことが分かります。

また、GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバックなどのキャンペーンがあり、総額金額がさらに安くなります。

データ無制限と安さを追求するなら、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

ドコモの回線を安く使えるポケット型WiFi「どこよりもWiFi」

次に、ドコモ ポケット型Wi-FiとクラウドWiFiを見てみましょう。

クラウドWiFiでは総額料金が安く、ドコモ回線が使える「どこよりもWiFi」と比較します。

クラウドWiFi総額料金※1 
どこよりもWiFi12ヶ月目:43,054円 
24ヶ月目:79,750円
ゼウスWiFi12ヶ月目:41,360円
24ヶ月目:80,520円
THE WiFi12ヶ月目:36,580円
24ヶ月目:82,516円
それがだいじWi-Fi12ヶ月目:45,771円
24ヶ月目:84,975円
大容量WiFi12ヶ月目:53,000円
24ヶ月目:87,800円
※1 100GB、2年縛りありプランの場合

どこよりもWiFiでは端末購入が必要ですが、購入料金と合わせても実質的な月額料金は他のクラウドWiFiと比べても安い方です。

スクロールできます
端末料金月額料金総額料金回線種類上り最高速度 下り最高速度
ドコモ ポケット型WiFi35,640円〜96,800円 
(製品による)
550~7,315円 
(プランによる)
   12ヶ月目:64,350円    
24ヶ月目:123,750円
36ヶ月目:183,150円
※1
4G、5G
(製品による)
最大1.1Gbps最大4.9Gbps
どこよりもWiFi19,800円2,508円   12ヶ月目:43,054円    
24ヶ月目:79,750円
36ヶ月目:115,896円
4G最大
50Mbps
最大150Mbps
※1 ahamo100GBプラン(事務手数料含まず)

同じ100GBのahamo(ahamo大盛りプラン)や無制限のeximoなどのドコモのポケットWiFi利用料金と比較しても安いことが分かります。

ドコモ ポケット型WiFiと比較したどこよりもWiFiのメリット
・端末料金・総額料金が安い

ただし、どこよりもWiFiはドコモ回線が使えますが、ドコモ ポケット型WiFi契約者のドコモ回線は同じ回線が使える訳ではありません。

5Gが使えない場合があったり、1日4GB以上を利用すると速度制限になったりするので、エリアや速度を重視する人にはおすすめできません

自宅用ながら高速なドコモのホームルーター「home5G」

ドコモ ポケット型WiFiとドコモのホームルーター「home5G」ではどうでしょうか。

ホームルーター平均下り速度
home5G147.88Mbps
ホームルータープラン5G(au)272.8Mbps
ソフトバンクエアー82.09Mbps

実測値から、home5Gはホームルータープラン5Gと比較すると遅いですが、ソフトバンクエアーよりは速いことが分かります。

スクロールできます
端末料金月額料金総額料金回線種類上り最高速度 下り最高速度 
ドコモ ポケット型WiFi35,640円〜96,800円
(製品による)
550~7,315円  
(プランによる)    
  12ヶ月目:95,095円     
24ヶ月目:182,875円
36ヶ月目:270,655円
※1
4G、5G
(製品による)  
最大1.1Gbps最大4.9Gbps
home5G39,600円~71,280円   
(製品による)
4,950円12ヶ月目:64,350円
24ヶ月目:123,750円
36ヶ月目:183,150円
※2
5G最大218Mbps最大4.2Gbps
※1 eximo無制限プラン(事務手数料含まず)
※2 キャッシュバックなし・ドコモオンラインショップでの契約(月々サポート割引のみ適用・端末36回払い)

同じドコモ回線ですが、最大通信速度はドコモ ポケット型WiFiの方が優れています。

ドコモ ポケット型WiFiと比較したhome5Gのメリット
・総額料金が安い
・ドコモ ポケット型WiFiは端末によっては4Gだが、home5Gは5Gが使える

ただし、ドコモのホームルーターは登録した住所での利用は禁止されており、違反した場合は利用停止や強制解約になります。

データ容量も無制限で月額も4,950円と、同じデータ無制限のeximoと比べると安いです。

ほとんど自宅でしか使わない人には、ドコモ ポケット型WiFiではなくhome5Gが便利でしょう。

ahamoもしくはeximoでテザリングする

ドコモケータイですでにahamoやeximoを使っている場合、テザリング機能を使えば実質的にスマホがルーターになります。

特に、無制限のeximoの場合はテザリングすれば無制限に使えるため、ポケット型WiFi自体を別途契約する必要ないとも言えるでしょう。

テザリングのメリット
・ドコモスマホ1台のみでデータ通信ができるの荷物がかさばらない
・eximoだと月額7,315円でスマホとWiFi機能が無制限で使える

ただし、テザリングする場合はバッテリーの消費が激しいのがデメリットとして挙げられます。

また、子供にルーターを持たせて別で利用させたいなど、一緒に利用しないことが多い場合はポケットWiFiの方が便利です。

外出先でインターネット利用が多い人はドコモ ポケット型WiFi、ほとんど使わない人はスマホでのテザリングがおすすめです。

ドコモ ポケット型WiFiの申し込み方法

ここではドコモ ポケット型WiFiの申し込み方を紹介します。

ドコモ ポケット型WiFi 申し込み方法

①必要なものの準備
・本人確認書類
・クレジットカード、キャッシュカード(預金通帳+お届け印)

製品の予約ドコモ ポケット型WiFiの申し込み
・(オンライン)ドコモオンラインショップで予約、申し込み
・(店舗)インターネットで商品と店舗を選んで予約し、店舗からの入荷連絡が来たら来店する

③申し込み完了
・(オンライン)最短2日で届く
・(店舗)本人確認と契約手続き後、製品が渡される

ドコモ ポケット型WiFiの申し込みはドコモオンラインショップと店舗での契約と2通りです。

選ぶプランによっては、端末の購入と契約が同時にできないので、別々に行う必要があります。

以下でそれぞれのプランの申し込み方法を見ていきましょう。

eximoの申し込み方法

eximoはプランの申し込みと端末の購入が同時に行えます

新規回線申し込みとあわせて端末を購入する場合
  • ドコモオンラインショップにて、新規回線契約とあわせて端末購入の手続きをする
  • ドコモショップにて、新規回線契約とあわせて端末購入の手続きをする

ドコモオンラインショップへ移動し、「ドコモオンラインショップで予約・購入」を選択し、ポケット型WiFiを選択した上で、SIMも購入します。

また、ドコモショップや、ドコモショップにカフェなどが併設されているdガーデンでも手続き可能です。

行きたい時間が決まっている場合は、来店予約してから行くと待ち時間が少なくなるのでおすすめです。

ただし、店舗で契約する場合は事務手数料がかかります。

先述した通り、ドコモオンラインショップでは、ahamo、irumoの申し込みをする際にポケット型WiFiと同時に購入することはできません。

ahamo、irumoの申し込み方法

ahamoとirumoは申し込み時にポケット型WiFiの選択肢が出てきません。

ahamo、irumoをポケット型WiFiで使うためには、物理SIMのみ(端末なし)で申し込み・ポケット型WiFi端末を単品で購入する必要があります。

ただし、irumoはirumo公式サイトまたは店頭のみの申し込み契約可能で、ドコモオンラインショップでは契約できません。

新規回線申し込みとあわせて端末を購入する場合(irumo)
  • irumoサイトにて、新規回線契約後にドコモオンラインショップで端末購入の手続きをする
  • ドコモショップにて、新規回線契約とあわせて端末購入の手続きをする
新規回線申し込みとあわせて端末を購入する場合(ahamo)
  • ドコモオンラインショップにて、新規回線契約をした後、別途端末購入の手続きをする
  • ドコモショップにて、新規回線契約とあわせて端末購入の手続きをする

ドコモオンラインショップで購入できる端末は以下の2種類です。

ドコモオンラインショップで購入可能な端末
・Wi-Fi STATION SH-54C
・Wi-Fi STATION SH-52B

ドコモオンラインショップでカラー・購入方法を選択し、カートに追加したあと、購入手続きに進むと端末が購入できます。

端末は最短で2日で届きます。

端末はインターネットで予約し、ドコモショップ・量販店で購入することも可能です。

店舗で契約する場合は事務手数料がかかるので、すぐにポケット型WiFiが必要な人以外はオンラインで手続きするのがおすすめです。

ドコモ ポケットWiFiへのよくある質問や補足

最後に、ドコモ ポケット型WiFiを検討中の方、利用中の方からのよくある質問を紹介します。

解約は簡単にできる?

電話、オンライン、店舗で簡単に解約できます。

繋がらない時の対処法は?
  • 電波の届きやすい場所で利用する
  • 混み合う時間帯を避けて利用する
  • 端末を再起動してみる

質問の他にギガホプレミア・5Gギガホプレミアについての補足も説明しています。

解約は簡単にできる?

解約は電話、オンライン、店舗で手続きできます。

電話での解約

電話での解約はドコモ インフォメーションセンターに電話をし、オペレーターに解約したい旨を伝えます。

ドコモインフォメーションセンター
・0120-800-000(年中無休 9:00~20:00)
・事前にインターネットで電話する日時の予約可能
・予約した場合の当日専用ダイヤル:#8515

オンライン(My docomo)での解約

オンラインで解約する場合は、「MY docomo」から手続き可能です。

dアカウントでログインし、「お手続き」を選択し、「回線の解約」を検索して必要事項を入力します。

店舗での解約

ドコモショップでも解約ができます。

その場合は、来店予約をして本人確認書類や本体を持参するとスムーズに手続きが可能です。

解約する際の注意点
・解約違約金はなし
・端末料金の支払いが残っている場合は、残債の支払いが必要

ドコモ ポケット型WiFiは契約期間の縛りはありません。

解約違約金も発生しないため、不要になればいつでも解約可能です。

ただし、解約時に端末料金の支払いが残っている場合は、残債をまとめて支払う必要があります

繋がらない時の対処法

繋がらないと感じた時は、下記の3点を試してください。

繋がらない時の対処法
  • 電波の届きやすい場所で利用する
  • 混み合う時間帯を避けて利用する
  • 端末を再起動してみる
電波の届きやすい場所で利用する

電波が届きにくいと感じたらサービスエリアマップを確認してみましょう。

利用機種や住所を選んで、5G対応エリアやエリア拡充予定を確認することが出来ます。

混み合う時間帯を避けて利用する

ドコモ ポケット型WiFiに限らず、インターネットの通信量は時間帯によって混み合う時間があります。

引用元:NTTコミュニケーションズ | インターネットトラフィック(通信量)推移データ

特に、平日・土日ともに18〜23時は増加傾向です。

利用時間をずらせる場合は18〜23時を避けて利用してみてください。

ただし、おおよそは変わらない可能性もあります。

端末を再起動してみる

それでも繋がらない場合は、端末を再起動しましょう。

再起動すると、端末内にこもっている熱を外に逃がしたり、積み重なったアクセスログ(通信記録)を消去したり、チャンネルを修正したりできるので、通信状況が回復する場合があります。

再起動する際は電源をオフにして数分は置いてから起動するようにしてください。

ドコモ基地局の設置場所マップを知りたい

ドコモ基地局の設置場所マップはグーグルが提供している携帯無線基地局マップや総務省が提供している電波利用公式サイトで確認することが出来ます。

グーグルの携帯無線基地局マップはマップ上から確認することができ、総務省は地図や地名を検索して確認します。

ただし、基地局が近いからと言って繋がりやすいとは限りません

ギガホプレミア・5Gギガホプレミアは新規申し込み終了済み

ギガホプレミア・5Gギガホプレミアは2023年6月30日をもって、新規の申し込み受付が終了しています。

サービス名ギガホプレミア5Gギガホプレミア
回線種類4G5G
データ容量60GB無制限
月額料金3GBまで:5,555円
60GBまで:7,205円
3GBまで:5,665円
無制限:7,315円

新規受付は終了していますが、すでに契約している人は引き続き利用できます。

ギガホプレミア・5Gギガホプレミアの新規申し込み受付が終了した代わりに、2023年7月1日より、eximoの提供が開始されました。

無制限のポケット型WiFiならドコモよりWiMAXがおすすめ

ドコモ ポケット型WiFiはあまりおすすめできません。

ドコモ ポケット型WiFiのデメリット
  • 無制限のポケット型WiFiとしては料金が高い
  • 最新端末Wi-Fi STATION SH-54Cが非常に高額
  • ドコモオンラインショップで購入できないモバイルルーターがある
  • 各プランに対応したモバイルルーターでないと利用できない
  • eximo1台目&ポケット型wifi2台目だと、ポケットWiFiは30GBしか利用できない

ドコモ ポケット型WiFiはプランによっては無制限で使えます。

スマホがドコモだったり、家族全員がドコモユーザーだったりするとメリットはあります。

ドコモ ポケット型WiFiのメリット
  • ドコモ回線でポケット型WiFiが利用できる
  • 通信速度がポケット型WiFiで最速の4.9Gbps
  • ドコモの他サービスとのセット利用で割引がある
  • 年齢や機種変更など条件によってお得なプランがある
  • ドコモ契約済みなら、お得な「5Gデータプラス」が利用できる
  • 使い方によっては海外インターネットの料金も安くなる
  • dポイントを貯められる

しかし、月額の利用料金が高く、コスパが良いとは言えません。

データ通信が無制限で使えて、通信速度と利用料金のバランスが良いWiMAXがおすすめです。

安い料金でデータ通信を無制限に利用したい人は、WiMAXの利用を検討してみてください。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

最安でWiMAXを利用するなら

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この記事を書いた人

「通信快選」はクラウドSIMにて回線サービスを提供する「EX-WiFi」が運営しています。WiMAXやクラウドWiFi、格安SIMやホームルーターなど回線サービスの選択肢が多い中で、株式会社ファイナルブルーが回線サービス運営の知見に伴う情報を発信しています。

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