Broad WiMAXのはWiMAXプロバイダの1つです。
ただし、Broad WiMAXは悪い評判もあるため、メリットやデメリットを詳細に把握しないと、申し込みをした後に後悔することにもなりかねません。
Broad WiMAXの評判が悪い大きな要因は以下の通りです。
- 解約違約金や各種費用の負担が大きい
- 運営会社の信頼性が低い
- サポート体制が悪い
Broad WiMAXの評判が悪い理由の1つは、月額料金以外の解約違約金や費用が他社に比べて多く、総額費用も最安ではない点です。
特にWiMAXはどのプロバイダであってもデータ容量やエリア、速度に違いはないので、料金が少しでも安いサービスを選んだほうが良いですし、最安料金なのはGMOとくとくBB WiMAXです。
一方、Broad WiMAXを選ぶ要素もあります。
- WiMAXを口座振替で支払いたい方
- okaimoaの優待特典に興味がある方
特にWiMAXとokaimoaのサービスを利用できるのはBroad WiMAXだけですし、他のプロバイダにはないメリットです。
ただし、Broad WiMAX自体の使用料金を考えると他のWiMAXプロバイダと比較して優先するほどではないですし、メリットデメリットや特徴、何よりおすすめできない理由を解説していきます。
Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/
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Broad WiMAXとは?評判が悪い理由を解説
Broad WiMAXの悪い評判は、大きく2種類に分けられます。
1つは、Broad WiMAXのプラン内容や運営会社に対する評判です。
もう一方は、電波や速度などWiMAX回線に対する評判で、どちらの項目も本章で詳しく説明します。
まずは、Broad WiMAXの詳しい内容を見ていきましょう。
プラン | ギガ放題コスパDXプラン (新規) | ギガ放題コスパDXプラン (乗り換え) | ギガ放題縛りなしDXプラン (新規) | ギガ放題縛りなしDXプラン (乗り換え) |
最低契約期間 | 2年 | 2年 | なし | なし |
解約違約金 | 初月~24ヶ月目:4,818円 25ヶ月目以降:0円 | 初月~24ヶ月目:4,818円 25ヶ月目以降:0円 | なし | なし |
月額料金 | 初月:1,397円 1~36ヶ月:3,773円 37ヶ月目以降:4,818円 | 初月:1,397円 1~36ヶ月:3,773円 37ヶ月目以降:4,818円 | 初月:1,397円 1~36ヶ月:3,960円 37ヶ月目以降:4,950円 | 初月:1,397円 1~36ヶ月:3,960円 37ヶ月目以降:4,950円 |
3年間の実質月額 | 4,671円 | 4,158円 | 4,853円 | 4,339円 |
3年間の実質総額 | 172,810円 | 153,810円 | 179,542円 | 160,542円 |
運営会社 | 株式会社 Link Life |
データ通信量 | 無制限 |
最大下り速度 | 4.2Gbps |
契約事務手数料 | 3,300円 |
開始月の日割り計算 | あり |
端末料金 | 31,680円 |
キャッシュバック | あり(最大19,000円) |
プラスエリアモード | 1,100円 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替(支払手数料:月々220円) |
端末発送 | 最短当日発送 |
法人契約 | あり |
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金36ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計からキャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。実質月額料金は実質総額料金÷利用月(37ヶ月)で算出。
Broad WiMAXはWiMAXプロバイダ(販売店)の1つです。
WiMAXのプロバイダは20以上ありますが、すべて同じUQコミュニケーションズの回線を利用しているため、速度やエリアなどの回線自体に違いはありません。
しかし、WiMAXプロバイダによって月額料金やキャンペーンは大きく異なりますし、料金システム自体が複雑なため、プロバイダやプラン選びには時間がかかります。
そのため下記のプロバイダごとに異なる点を比較し、利用目的に合うプロバイダ選びが重要です。
全てのプロバイダで共通 | 契約事務手数料、通信速度、利用可能な回線エリア |
プロバイダにより異なる点 | 料金プラン、キャンペーン、独自のサービス、オプション |
Broad WiMAXのプラン内容を踏まえた上で、次章では悪い評判を1つずつ詳しく解説します。
実質総額料金が最安ではない
Broad WiMAXは業界最安級を宣伝していますが、初月の料金は他社と比較して安いものの総額料金は最安ではありません。
プロバイダごとの実質総額をまとめてみました。
プロバイダサービス名 | 2年間の実質総額 | 3年間の実質総額 |
---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 81,055円 | 142,303円 |
Broad WiMAX(縛りありプラン) | 97,369円 | 153,205円 |
VisionWiMAX | 106,116円 | 164,790円 |
BIGLOBE WiMAX | 112,332円 | 157,756円 |
Broad WiMAX(縛りなしプラン) | 101,857円 | 159,937円 |
ヨドバシWiMAX | 126,280円 | 185,680円 |
カシモWiMAX | 109,780円 | 162,316円 |
DTI WiMAX | 107,800円 | 164,560円 |
UQ WiMAX | 116,371円 | 177,586円 |
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
すぐ上の表ではBroad WiMAXの実質総額は2番目に安いのですが、これは条件に関わらずキャッシュバック金額を差し引いた金額のためです。
Broad WiMAXの場合、上限額19,000円の乗り換えキャンペーンは適用条件が厳しいため、適用されないと実質総額は高くなります。
キャンペーンが適用されない場合の実質総額
縛りありプラン:2年間の実質総額 116,369円、3年間の実質総額:172,205円
縛りなしプラン:2年間の実質総額 120,857円、3年間の実質総額:178,937円
よって、Broad WiMAXのキャッシュバックが高額に見えても、適用条件が自分に該当するかをよく確かめましょう。
また、Broad WiMAXの「縛りなしプラン」は「縛りありプラン」より、2年間で4,488円、3年間なら6,732円高いです。
そのため、長期間利用する人が「縛りなしプラン」を選んでしまうと、解約違約金(4,818円)より多い月額料金を支払うことになります。
解約違約金の詳細は、次章でさらに詳しく解説します。
タイミングによっては解約違約金が高い
他のWiMAXプロバイダと比較して、Broad WiMAXの解約違約金は高いです。
例えば、GMOとくとくBB WiMAX、BIGLOBE WiMAX、カシモWiMAXは解約違約金0円、DTI WiMAXは1,100円です。
ただし、Broad WiMAXでも契約期間の縛りなしプランは解約違約金がかかりません。
Broad WiMAX(ギガ放題コスパDXプラン) | Broad WiMAX(ギガ放題縛りなしDXプラン) |
---|---|
・2年以内の解約は4,818円の解約違約金がかかる。 ・端末料金31,680円の36回払い中に解約した場合は残債の一括精算※が必要。 | ・解約違約金はかからない。 ・端末料金の残債の一括精算は必要。 |
残債一括清算の算出方法:36ヶ月-{契約開始月からの経過月数(=既に端末代金を分割で支払った期間)}× 880 円
また、Broad WiMAXは端末料金が31,680円かかるので、契約期間の縛りがある「ギガ放題コスパDXプラン」では、解約違約金に加えて、端末料金の一括清算も必要です。
それとは別に、Broad WiMAX契約タイミングによって解約違約金が異なる点も注意です。
2022年7月1日からの電気通信事業法改正により、解約違約金は最大でも月額料金の1ヶ月分と定められたのですが、それ以前に契約していた場合は高額になる可能性があります。
2022年7月1日の電気通信事業法改正※以前に加入している利用者は、さらに違約金が高額になりやすいため解約時に注意が必要です。
※各光回線ごとの解約違約金や撤去工事の変更点などの法改正により、解約時に請求できる金額の制限なども設けられた。
実際に、Broad WiMAXの過去のプランの解約違約金に関する口コミを見てみましょう。
解約電話をしたら、解約料に3万かかると言われて、飛び上がった!端末の解約料も別途含まれるので、端末料金無料のキャンペーン(2年間使用)を途中解約になるため、解約料が発生すると!!
引用元:Twitter
■BroadWiMAX+5G ギガ放題プラス(2年)
2年に一度1ヶ月間の更新月を除いて解約違約金10,450円と端末代金の残債一括払いが必要
■2年契約プラン(プラン45、プラン50、プラン53、プラン58)
契約期間中は62,805円の解約違約金が、24ヶ月かけて少しずつ減額する仕組みで、25ヶ月目以降も更新月以外21,450円が必要
法改正前の2022年7月以前のプランは、Broad WiMAXの解約違約金(更新月以外)は利用者への負担が大きく、他社プロバイダもその傾向にありました。
これから申し込む方は、解約違約金は月額料金1ヶ月分なので、高額な違約金が請求される恐れはありませんが、既に加入中の方は計画的な解約がおすすめです。
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他のWiMAXプロバイダにはない「初期費用」がかかる
Broad WiMAXにおける、他のプロバイダとの大きな違いは初期費用がかかる点です。
初期費用はそもそもBroad WiMAX以外のプロバイダでは請求されないですし、金額も20,743円と大変高額です。
初期費用20,743円はBroad WiMAXのキャンペーンを使うことで無料にできるのですが、いくつか条件を満たさないと無料キャンペーンが適用されません。
・Webフォームからの申し込み
・「ギガ放題コスパDXプラン」または「ギガ放題縛りなしDXプラン」の申し込み
・クレジットカード払いを選択
・安心サポートプラスとMyBroadサポートの2つのオプションに初回加入
なお、オプションは必要なければ解約してもキャンペーンは適用されますが、解約を忘れてしまうと月額料金に1,603円のオプション代が毎月かかります。
高額な初期費用を無料にできるとしても、そもそも他のWiMAXプロバイダにはない請求項目ですし、解約忘れのデメリットもあるので注意してください。
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運営会社「リンクライフ」の評判が良くない
次にBroad WiMAXの運営会社である株式会社Link Life(以下リンクライフと表記)の評判が良くない理由を、詳しく解説します。
リンクライフをグーグルで検索してみると、750件以上ある口コミで評価が5点満点中1.3と、かなり低いです。
さらにリンクライフは2023年7月にも、クレジット決済ルールの変更に伴い問題を起こしています。
Broad WiMAXでクレジットカード決済エラーが発生した際、リンクライフ側の周知不足が原因にも関わらず、利用者に督促手数料が求められたトラブルがありました。
その際のユーザーの口コミを見てみましょう。
3年以上契約してるBroad WiMAX。クレジットカードの使用がいきなりできなくなり、クレジットカードを再登録としたのにそれも無効。請求書届いたと思ったら督促手数料と請求書発行手数料が請求される始末。 コールセンターは全然がらない状況だし、解約もできない。そもそも3年縛り…。
引用元:Twitter
実際、何の周知もないままコンビニ支払い用紙や督促手数料の請求が届く等、一部のBroad WiMAX利用者に影響が出ました。
リンクライフ側も非を認めて督促手数料の返還対応をしていますが、この件でもリンクライフに対するユーザーの不満や評判の悪さが加速しました。
カード引き落としなのにいきなり延滞扱いになり、督促料&手数料が上乗せされたコンビニ支払い用紙が届きました。
決済システムを変更したのであれば、従来通り引き落とせるようにカード情報の再登録を促す案内などを前もってすべきでしょう。
本当になんの連絡もなく督促状。ひどい話です。
引用元:Googleマップ
その他の不満の大半も、サポート体制や対応の悪さが原因のようです。
WiMAX自体には特に支障なく満足しているが、会社の対応が悪すぎます。問い合わせをメールで入れても一向に返信がきた試しがありません、電話もなかなか繋がらずであまりにも酷すぎる。
メールの問い合わせは全部シカトしているとしか思えない。
引用元:Googleマップ
トラブル発生時も企業側に電話が繋がらず、メールの返信が来ないなどの不満の口コミが多くあります。
さらに、リンクライフのプロバイダ本位な規定の例として、機器損害金の請求対象にも注目したいと思います。
機器損害金とはBroad WiMAXで初期契約解除制度を利用する際に、端末を含む返送物に、一つでも不備があれば請求される違約金です。
初期契約解除制度とは、通信サービスの契約を結んで契約書を受け取ってから8日以内に契約の解除を申請すれば、一方的に契約を解約できる制度。※個人名義に限る
他のプロバイダでも初期契約解除を申請した場合、届いた端末などの返却は必須であり、返送した商品に破損がある場合は代金を請求されます。
しかしBroad WiMAXの場合は、1つでも返送物に欠品などの送り忘れがある場合も、一律で機器損害金として27,720円が請求される規定があります。
機器損害金が請求される対象をまとめました。
以上のように、Broad WiMAXは手数料や違約金などの種類が多いため、請求内容に納得できないユーザーの不満が、運営会社の口コミに多く見られました。
「どんなときもWiFi」の株式会社グッド・ラックとの関係
リンクライフの評判の悪さを、さらに検証するために、大規模な通信障害により炎上を起こした「どんなときもWiFi」の運営会社グッド・ラックとの関係性にも焦点をあててみます。
大規模な通信障害
どんなときもWiFiでは、2020年2月21日~29日、3月18日~31日の2度にわたり、データ無制限プランにもかかわらず、通信速度が非常に低速になり、インターネットの利用が困難になった。
Broad WiMAXの運営会社リンクライフと、どんなときもWiFiのグッド・ラックは、どちらも株式会社オールコネクトの子会社同士である。
株式会社グッド・ラックは「どんなときもWiFi」の運営会社であり、以前大規模な炎上を起こしています。
引用元:総務省
関連会社とはいえサービスやサポート内容の問題は、リンクライフへの不信感を抱かせる要因の1つと言えそうです。
また、Broad WiMAXを契約したせいでウォーターサーバーの営業電話が多いとの口コミもありました。
モバイルWiFi契約時にウォーターサーバーの勧誘を断れずに一緒に契約してしまいました。モバイルルーターの質も悪い、キャッシュバック期間が短く手続きの方法も教えてくれない、クレームや不具合対応無し、解約できないように手回しをして、解約すれば違約金を払わせる詐欺会社です
引用:Googleマップ
記事の取材にあたりBroad WiMAXのチャットにて事実なのかを確認しました。
Broad WiMAXの問い合わせチャット
筆者:Broad WiMAXで契約するとウォーターサーバーの勧誘を受けるとの口コミを見たのですが、そういう勧誘が来る可能性はありますか?
確認したところ、公式ホームページからの申し込みであればウォーターサーバーなどの勧誘の心配はないようです。
別業者を経由するページからの申し込みには注意しましょう。
※なお、当サイトではウォーターサーバーなどの業者の経由は一切ありません。
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電話が繋がらないなどサポートの評判が悪い
Broad WiMAXは電話が繋がらないなどの口コミの多さも気になります。
そのため契約前に気を付けたいのは、どのプランでも解約手続きは電話のみである点です。
電話しか解約手続きが出来ないため、電話が繋がらないと解約に時間がかかる恐れがあります。
回線契約の解約については、Broad サポートセンター 解約専用ダイヤルまでご連絡いただき、お手続きいただく必要がございます
引用元:Broad WiMAX公式
2年契約の場合は、契約期間内の解約は違約金がかかり、加入しているプランによっては、更新月以外は高額な解約違約金がかかる場合もあります。
しかし、上記の1ヶ月間の更新月に解約しようとした利用者が、電話をかけても繋がりづらいといった口コミを多く見かけました。
契約期間の3年を機に解約をしようと思いましたが、3日連続・1時間以上何度もかけたにも関わらず電話が繋がらず。結局、解約可能期間を過ぎてからやっと繋がり、解約金約1.5万円を取られました。今時解約を電話もしくはチャットbotでしか受け付けていないのはいかがかと思います。しかも、チャットbotに入力して、結局電話してくださいという流れになる。
引用元:Googleマップ
場合によっては、解約の電話が何日もつながらないせいで、解約金が発生してしまうケースもあるようです。
WiMAX5G無制限フリープラン解約金なし)で契約して解約しようと手続きをしようとしたら電話でしか出来ず、いくら電話しても繋がりません。解約させないためにわざと出ない様です。メール送っても自動返信でホームページに繋がるリンクを送ってくるだけです。
引用元:Googleマップ
また、チャットbotやメールでは解約しようとしてもできないといった口コミが多いですが、公式ホームページには「電話が込み合っている場合、解約申請フォームを表示またはショートメッセージにてお送りする場合がある」といった記述がありました。
そのためプロバイダ側が必要と感じた場合は、申請フォームなどによる解約方法も場合によってはあるようですが、それ以外の場合は、繋がりづらいのを覚悟の上で電話をかけるしかなさそうです。
電波が繋がらないとの評判も
Broad WiMAXの評判には、電波が繋がらないといったものもあるので、まずは回線やエリアを解説したいと思います。
Broad WiMAXの回線であるWiMAX+5Gは、「WiMAX2+」のほかにau回線の「au 4G LTE」や「 5G回線」も利用できるため、国内の多くの場所でインターネットが可能です。
以下は首都圏のWiMAX+5Gのエリアマップになります。
マップの凡例の見方
5G sub6:現在5G可能エリア
5G NR化:現在は4Gだが、今後5G化がいち早く可能なエリア
4G:4Gエリア
マップから、山間部以外はほとんどのエリアをカバーしているのがわかります。
しかし、WiMAXの電波がつながりづらいといった口コミがあるのも事実です。
「5G通信は電波の性質上、4Gと比べて屋内への電波が届きにくいためサービスエリア内であっても5G通信のご利用ではなく、4G通信となる場合があります」とあるけどそもそも首都の主要駅地下で4Gすら入りません。
引用元:Twitter
この口コミのように、田舎や都市部に関係なく、地下や障害物にさえぎられた場所では、電波は届きづらい性質があります。
また、地下鉄の地上からの距離の深さは、路線によって変わってくるため、主要な駅だから電波が強いわけではありません。
さらに4Gに比べて、周波数が高い5Gの電波の方が障害物に弱い傾向があります。
周波数に応じた電波の特徴は下の表のとおりです。
周波数 | 高い(5G) | 低い(4G) |
---|---|---|
通信量 | 増える | 減る |
通信速度 | 速度が出やすい | 速度が出づらい |
エリア | 狭い | 広い |
障害物に対して | 直進性が強いため、ぶつかって減衰 | 回り込んで広い範囲に進んでいく |
5Gは4Gに比べて通信量が増やせ、速度が出やすい反面、直進性が高いので、障害物の影響を受けやすい場所では繋がりづらい傾向があります。
BroadWiMAXのルーターがまた調子悪い。不良品じゃないかと思うくらい頻繁にストップする‥再起動して設定変更のたびにまた再起動で回線切らないといけないしめんどくさい。正常ランプは飾りの模様。
引用元:Twitter
電波自体の回線品質は他社WiMAXと変わりませんが、口コミのようにルーター側の不具合によって通信障害が起こる場合もあります。
結論として、電波が繋がりづらいといった評判は、Broad WiMAX特有のものではなく、WiMAX回線を利用するすべてのプロバイダにおいて共通のデメリットです。
回線速度の速さや容量無制限で利用したい方にはおすすめです。
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速度が遅いとの評判も
次に、回線速度の速さが特徴のWiMAXですが、Broad WiMAXの口コミの中には、速度の遅さを指摘する声もあります。
そこで、なぜ人により速度の感じ方が違うのか、どんな時に速度が遅くなるかを解説したいと思います。
速度が遅いといった口コミ
コンセント繋いだけどWi-Fiマークはつくものの、通信速度が本当に遅くて問い合わせしたいのに予約電話になって明日に電話くるらしく今日までの楽しみを返してほしい。Broad WiMAXまじでダメだわ!
引用元:Twitter
速度が遅い状況を改善したくても、Broad WiMAXの対応が遅く改善されないなど、サポート体制への不満も目立ちました。
快適に使用している口コミ
私はクレジットカードがないので、引き落としで使えるbroad WiMAX使ってます!ただ光とかに比べたら遅いのかもですが、動画とか見る分には問題ないです!
引用元:Twitter
その一方で、速度的な問題はなく利用できるという口コミもあり、利用目的による満足度の違いがありそうです。
では、Broad WiMAXの端末ごとの実測値を見ていきましょう。
Broad WiMAXの端末ごとの平均速度 | |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 下り: 146.65Mbps 上り: 10.03Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 下り: 112.0Mbps 上り: 13.7Mbps |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 下り: 88.41Mbps 上り: 23.73Mbps |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | 下り: 66.57Mbps 上り: 12.12Mbps |
Broad WiMAXでは、現在申し込み時に選択できる2つの端末の実測値がなかったため、これは旧端末の実測値です。
その結果、平均下り速度(ダウンロード)がおよそ66~146Mbps、平均上り速度(アップロード)がおよそ10~23Mbpsでした。
いずれも平均下り速度が50Mbpsを超えているので、下りが30Mbps以上あれば、下の図からも高画質動画も快適に視聴できる速度であるため、速度が遅いとは言えません。
時間帯や利用場所による速度の違いもありますが、利用目的によって速度の感じ方に差が出ているようです。
結論としてBroad WiMAXの速度は、実測値のとおりであれば、必ずしもオンラインゲームが快適に利用できるほどではないものの、高画質動画やネット閲覧は問題なく使えると言っていいでしょう。
そのためBroad WiMAXに限らず、WiMAXの速度の評判は、利用目的の違いにより、評価に差が出ることを踏まえた上で、検討しましょう。
3日で10GBや15GBで通信制限がある?【現在は無制限】
WiMAX+5Gにおける通信制限は、これまで「直近3日間に合計15GB以上の通信をされた方」が対象でしたが、2022年2月より「一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合」に通信制限が変更されています。
「一定期間内に大量のデータ通信があった場合に通信速度制限がかかる」と具体的な数字が示されていませんが、少なくとも以下の口コミを見る限りでは3日間で16GB以上のデータ通信をしても速度制限に引っかからないようです。
私はWiMAXを使ってますが… 先月の利用状況 毎日YouTubeを見まくって、他にSHOWROOMなどの配信に行って…という感じです。Netflixの類いとか、ゲームとかはやりません。他社で50G云々なんてコースをよく見かけるけど、私には全く足りません。 使い放題しか勝たん。
引用元:Twitter
これとは別に「プラスエリアモード」では1ヶ月30GBを超えた場合、当月末までの最大速度が128kbpsに制限されます。
プラスエリアモードとは、WiMAX+5Gで使用できる電波を拡張するオプション機能のこと。
通信できるエリアは、au回線のプラチナバンド(700~800MHz帯)であり、スタンダードモードよりも障害物に強い電波帯のため、屋内や建物の陰といった圏外になりがちな場所にも届きやすい特徴がある。
よって、通信制限はスタンダードモードではありませんが、エリアが拡大されて使いやすくなったプラスエリアモード時はデータ上限があるため、プラスエリアモード時の大容量のデータ通信には注意しましょう。
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Broad WiMAXのメリットは2つだけ
ここまでBroad WiMAXのデメリットを先述してきましたが、本章ではメリットを詳しく見ていきたいと思います。
結論として、多くのデメリットに対してBroad WiMAXのメリットは2つしかなく、その内容も特筆すべきものではありません。
WiMAXはすべてUQコミュニケーションズの回線を利用しているため、回線品質は他社プロバイダと同じですが、WiMAXが持つメリットは以下です。
WiMAXはデータ無制限で利用できるため、データを多く利用したい方におすすめです。
また、モバイルWiFiの中でもWiMAX以外の回線と比較して、一番速度が出やすい回線と言えます。
サービス名 | 実測値 |
---|---|
Broad WiMAX(Speed Wi-Fi 5G X11) | 平均ダウンロード速度: 101.82Mbps 平均アップロード速度: 24.5Mbps |
ソフトバンク(Pocket WiFi 5G A102ZT) | 平均ダウンロード速度: 80.27Mbps 平均アップロード速度: 12.67Mbps |
クラウドWiFi | 平均ダウンロード速度: 28.33Mbps 平均アップロード速度: 10.6Mbps |
それではBroad WiMAXの2つのメリットを、さらに詳しく見ていきましょう。
口座振替でWiMAXを利用できる
Broad WiMAXは口座振替で支払いできるメリットがあります。
口座振替でも契約できるWiMAXプロバイダは少なく、Broad WiMAXの他にはUQ WiMAXとBIGLOBE WiMAXのみが可能です。
その中でもBIGLOBE WiMAXとBroad WiMAXは口座振替手数料が毎月220円かかります。
また、Broad WiMAXでは口座振替を申し込む場合に、商品到着時に下記費用を現金で支払う必要があります。
上記に初期費用が含まれているのは、口座振替を選択した場合は、初期費用無料キャンペーンが適用外になるためです。
そのためBroad WiMAXの口座振替は、クレジット払いに比べて毎月の振替手数料と初期費用20,743円がかかり、コスト面の負担が大きいです。
口座振替はどのプロバイダでもデメリットがある
BIGLOBE WiMAXも振替手数料があり、UQ WiMAXでも一部キャンペーンが適用されないデメリットがあるため、どのプロバイダでもクレジット払いに比べて、口座振替はデメリットがあります。
5万点以上の優待が受けられる「okaimoa」を利用できる
okaimoaは、宿泊施設やレジャーの優待が5万点以上受けられる会員優待と、ネットスーパー「デリキチ」が利用できるBroad WiMAX契約者限定のサービスです。
ネットスーパー「デリキチ」では毎月購入代金に応じて、最大7,000円分のクーポンが利用可能です。
okaimoaの月額利用料金は660円で、加入月を含む2ヶ月間は無料です。
ただし、毎月総額7,000円分のクーポンを受け取るには、デリチキを1ヶ月で6回以上利用し、割引クーポンを計6回使用する必要があります。
もし最大割引額の7,000円のクーポンを利用しようとすれば、10,000円以上の買い物×2回、5,000円以上の買い物×2回、2,500円以上の買い物×2回が必要で、最低でも月35,000円以上「デリキチ」を利用しなければいけません。
ネットスーパーの利用のみなら、デリチキ単体加入が安い
okaimoaはBroad WiMAXからしか加入できないが、優待サービスの必要がなければ「デリキチ」の利用料金は550円/月なので、okaimoaよりも110円安い料金で利用可能。
宿泊施設やレジャーの優待内容は上記のような優待例はありますが、他の優待先や金額の詳細は公開されていません。
よって、優待例にあるサービスと、デリキチを毎月利用したいと考えている方には、okaimoaはメリットといえます。
しかし、口座振替が可能なプロバイダは他にもあり、「デリキチ」の単体利用も可能なため、Broad WiMAXでなければ得られない特徴やメリットはありませんでした。
結果として、2つのメリットもBroad WiMAXに限ったものではないため、当サイトでおすすめしたい理由にはなりません。
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Broad WiMAXよりもおすすめできるWiMAXプロバイダを比較
Broad WiMAXのメリット・デメリットを踏まえて、WiMAXを検討している方におすすめできるプロバイダを紹介します。
Broad WiMAXとおすすめできるプロバイダのメリットを比較してみました。
WiMAXプロバイダ比較
サービス名 | メリット |
---|---|
Broad WiMAX | ・口座振替が利用できる ・5万点以上の優待が受けられる「okaimoa」を利用できる |
GMOとくとくBB WiMAX | ・実質総額が最安 |
カシモWiMAX | ・シンプルでわかりやすい料金プラン |
BIGLOBE WiMAX+5G | ・Broad WiMAXと同じく口座振替を利用できるが、解約違約金がなく、実質総額が安い |
それぞれメリットや強みは違いますが、メリットに特徴があるプロバイダを選んでいます。
プロバイダ選びは、自分の利用目的や使い勝手に合う会社から、少しでも安いものを選ぶのが重要です。
それでは、プロバイダごとのおすすめしたい点を解説していきたいと思います。
最安でWiMAXを利用したいならGMOとくとくBB WiMAX
WiMAXは回線自体はどのプロバイダも同じため、実質総額で最安なGMOとくとくBB WiMAXはおすすめです。
さらに、以前GMOとくとくBBに契約した方でもキャッシュバックを受けられるのも、ユーザーにとって嬉しい点です。
プロバイダごとの実質総額を下記にまとめました。
プロバイダ | 2年間の実質総額 | 3年間の実質総額 |
---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX(乗り換え時) | 81,055円 | 142,303円 |
Broad WiMAX(ギガ放題コスパDXプラン) | 97,369円 | 153,205円 |
VisionWiMAX(ギガ放題プラン) | 106,116円 | 160,500円 |
BIGLOBE WiMAX+5G(ギガ放題プラスS) | 112,332円 | 180,708円 |
Broad WiMAX(ギガ放題縛りなしDXプラン) | 101,857円 | 159,937円 |
ヨドバシWiMAX+5G(ギガ放題プラス) | 126,280円 | 185,680円 |
カシモWiMAX(縛りなしプラン) | 109,780円 | 162,316円 |
DTI WiMAX2+ | 107,800円 | 164,560円 |
UQ WiMAX+5G(ギガ放題プラス) | 116,371円 | 177,586円 |
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
GMOとくとくBBWiMAXは、高額なキャッシュバックが受けとれる対象者が多く、WiMAXは同じ回線品質のため、最安料金でWiMAXを利用したい方にはおすすめです。
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GMOとくとくBBのデメリットは?
ただし、GMOとくとくBB WiMAXもBroad WiMAXと同じようにオプションの強制加入や、キャッシュバックのメールが通常とは違うメールに届く等、手続きがわかりづらい点もあります。
GMOとくとくBB WiMAXキャッシュバックの受け取りの流れは以下の通りです。
端末発送月を含む11ヶ月目にキャッシュバック申請メールが届く。
例:1月25日に申し込みをし、1月27日に端末が発送された場合は1月が「1ヶ月目」に該当。
この場合キャシュバック申請メールが届くのは同年の11月。
振込先の口座情報を登録し、その翌月末に25,500円が振り込まれる。
25,500円のキャッシュバックは全員が対象であるため、キャッシュバックメールが届く月を忘れないようにしましょう。
キャッシュバック条件
現在利用しているWiMAXや光回線などを解約し、その違約金や残債によってキャッシュバック金額が変わる。
キャッシュバック金額
→解約に伴う費用が20,000円(税抜き)未満の場合:25,500円キャッシュバック
→解約に伴う費用が20,000円(税抜き)以上の場合:40,000円キャッシュバック
キャッシュバック金額は解約に伴う費用により異なりますが、費用より多い金額をキャッシュバックしてもらえる可能性が高いのでお得なキャンペーンと言えます。
GMOとくとくBB WiMAXのユーザーアンケートなどを見ても、やはりキャッシュバックの大きさや通信費を抑えたい人が多いようです。
GMOとくとくBB WiMAXを選んだ理由は、キャッシュバックが高額、オンラインで申し込み手続きができる、なるべく通信費を抑えたい、毎月の手数料が高くてもキャッシュバックが多ければいいと思ったため
引用元:当サイト実施アンケート
そのため、手続きは面倒でも安さを重要視するなら、最安であるGMOとくとくBB WiMAXをおすすめします。
シンプルな料金プランで利用したければカシモWiMAX
GMOとくとくBB WiMAXのように複雑な手続きが苦手な場合は、シンプルな料金体系のカシモWiMAXがおすすめです。
カシモWiMAXの料金体系
・初期費用なし
・解約違約金なし
・オプション強制加入なし
・キャッシュバックの手続きなし
・月額料金が一定で変わらない
カシモWiMAXはBroad WiMAXのような初期費用や解約違約金がなく、オプション強制加入の必要もないため手続きの煩わしさがありません。
※プラスエリアモードにお切り替えがあった月は、別途オプション料金として1,100円(税込)/月(日割り無し)が発生
※すでにご契約中のお客様は、現在のプランと内容が異なる場合があります。
料金プランが1ヶ月目以降は変動しない点も、料金を把握しやすいメリットと言えます。
さらにカシモWiMAXは、分割払いの場合は端末代も0円になる点も注目したいポイントです。
引用元:カシモWiMAX
※1 端末の支払い方法は、一括21,780円、もしくは分割36回払い605円×36回=21,780円)からご選択可能
※2 端末分割払いサポートは、分割払いをご選択の場合のみ適用となります。一括払いの場合は、本割引は適用 されません。
※分割払いの場合は解約時に端末代の残債額をお支払いいただきます。
キャッシュバックを差し引いた実質総額の表では、Broad WiMAXの方が安いですが、Broad WiMAXの乗り換えキャンペーンが適用されない金額と比較すると、カシモWiMAXの方が安くなります。
そのためプラン内容のシンプルさを求める方には、カシモWiMAXをおすすめします。
口座振替で申し込みたいならBIGLOBE WiMAX+5G
口座振替ができるメリットに惹かれてBroad WiMAXを検討中の方には、同じく口座振替可能なBIGLOBE WiMAX+5Gをおすすめします。
BIGLOBE WiMAX+5Gは、口座振替以外にもおすすめな点があります。
・口座振替で支払ができる
・口座振替を選んでもBroad WiMAXのような初期費用がかからない
・解約違約金が0円
・老舗企業の安心感
口座振替だけを考えるのなら、Broad WiMAX同様に振替手数料はかかりますが、Broad WiMAXのような高額な初期費用や解約違約金がかからず、老舗企業の安心感もあります。
入会のタイミングにより月額料金無料や月額料金値引きなどの特典も多いので、特典の有無によっては支払金額がさらにお安くなる可能性もあります。
以上から、口座振替の契約を重視するならBIGLOBE WiMAX+5Gがおすすめです。
BIGLOBE WiMAX:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/lp/afi/
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Broad WiMAXのキャッシュバックなどキャンペーンや割引情報
プロバイダのキャッシュバックやキャンペーンは実質総額が安くなる場合も多く、適用条件に当てはまるものがあれば利用しない手はありません。
キャンペーンは随時変わるため、Broad WiMAXは2023年8月23日時点のキャンペーンは以下の4つです。
- 初期費用無料キャンペーン(20,743円割引)
-
2023年6月8日〜終了未定
- 他社の解約違約金を負担してくれる乗り換えキャンペーン(最大19,000円キャッシュバック)
-
2023年6月8日〜終了未定
- 2台同時申し込みキャンペーン(5,000円キャッシュバック)
-
2023年6月8日〜終了未定
- auやUQモバイルとのセット割引
-
スマホをauかUQモバイルで契約している方限定
しかし適用条件などにより、多くのユーザーが利用しやすいのは初期費用無料キャンペーンだけです。
他のキャンペーンは対象者が限られていたり、併用ができなかったりします。
また、申し込み時に有料オプションへ初回加入しないと、適用されないキャンペーンもあります。
それではキャンペーン毎の適用条件や、詳しい内容を解説していきます。
Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/
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初期費用無料キャンペーン
Broad WiMAXに申し込みする場合、他社では請求されない初期費用20,743円を払わないためには、このキャンペーンへの申し込みが必須です。
申し込み条件は、Web申し込み&クレジットカード払い、2つのオプション(安心サポートプラス・MyBroadサポート)への初回加入です。
これは、他社に初期費用がないのを知らない人には、一見お得に見えるキャンペーンですが、そもそも払わなくても良い費用と考えれば、キャンペーン適用でようやく他社と同じ条件になるのです。
それに初期手数料無料キャンペーンはクレジットカード払い限定ですので、口座振替の方は対象外です。
また2つのオプションは有料ですので、解約を忘れるとオプション料金が毎月かかるので、不要な方は忘れずに解約してください。
他社の解約違約金を負担してくれる乗り換えキャンペーン
現在利用中のインターネットからBroad WiMAXへ乗り換えると、19,000円を上限に解約金を負担してくれるキャンペーンです。
ただし、Broad WiMAXへの乗り換えなら無条件で19,000円を受け取れるわけではなく、適用には2つの条件を満たす必要があります。
乗り換えキャンペーンも、Broad WiMAXに口座振替で申し込みをする場合は対象外です。
また、他社サービスで請求された解約違約金と同額(最大19,000円)を、Broad WiMAXが負担してくれる仕組みなので、解約違約金の請求がなければ、他社から乗り換えても対象外です。
つまり、乗り換え時に解約違約金がかかる場合のみが対象であり、その他費用が解約時に発生してもBroad WiMAXの乗り換えキャンペーンは受けられません。
これらの条件から、乗り換えキャンペーンが該当するのは以下の方です。
・一部の光回線からの乗り換え
・2022年7月1日以前に契約した通信回線からの乗り換え
現在ほとんどのWiMAXプロバイダは解約違約金の設定がないので、2022年7月1日以降に契約した方は、ほぼ該当しないキャンペーンと言えます。
乗り換えキャンペーンの申し込み手順
- 申し込み完了後、乗り換えキャンペーンの案内メールが届く。
- 契約開始月を含む4ヶ月末日までに(5月が契約開始月であれば8月31日まで)以下2点の手続きを済ませる。
- 利用中のインターネットの解約書類(解約を証明するもの)をメールかFAXで送る。
- キャッシュバックを受け取る口座の情報をメールで送る。
2台目購入キャンペーン
端末を2台同時に申し込むと5,000円のキャッシュバックが受けられます。
同時申し込みのみが対象であり、すでにBroad WiMAXで1回線契約をしていて、追加で2台目を契約する場合はキャンペーン適用の対象外です。
2台購入キャンペーンの適用条件
・あくまでも同時に2台申し込んだ場合で、仮に3台申し込んでもキャッシュバック額は5,000円
・クレジットカード払いを選択し、申し込み時に安心サポートプラス、MyBroadサポートのオプション加入
auやUQモバイルとのセット割引
auやUQモバイルでスマホを契約している方はセット割引が使えます。
auスマホを利用中の場合はauスマートバリューでお得
・スマホの月額料金から最大1,100円×auスマホの台数分割引が受けられる。
UQ mobileを利用中の場合はUQ mobile 自宅セット割でお得
・スマホの月額料金から最大858円×UQスマホの台数分割引が受けられる。
これらのセット割引は、単にauやUQモバイル利用者がBroad WiMAXを契約しただけでは適用されません。
Broad WiMAXの契約・到着後に別途KDDIにて申し込みが必要です。
Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/
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Broad WiMAXへの申し込み方法
Broad WiMAXの申し込みは公式サイトから行いましょう。
Broad WiMAXのトップページの「今すぐお申込みする」または「WiMAXをお申込みする」のボタンから進みます。
手順に沿って行えば、5分ほどで終わりますので申し込みは特に難しくはありません。
申し込みの手順は以下の通りです。
Broad WiMAX申し込み手順
①プランを選ぶ
②端末を選ぶ
③オプションを選ぶ
④必要情報を入力
①プランを選ぶ
まずは料金プランを「ギガ放題コスパDXプラン」か「ギガ放題縛りなしDXプラン」から選びます。
プラン名 | 初月 | 1~36ケ月目 | 37ヶ月以降 |
---|---|---|---|
ギガ放題コスパDXプラン | 1,397円 | 3,773円 | 4,818円 |
ギガ放題縛りなしDXプラン | 1,397円 | 3,960円 | 4,950円 |
ギガ放題コスパDXプランは、2年縛りがあるため、24ヶ月目までの解約は4,818円の契約違約金がかかります。
ギガ放題コスパDXプラン | ギガ放題縛りなしDXプラン | 差額 | |
---|---|---|---|
2年間の合計費用 | 97,369円 | 101,857円 | 4,488円 |
3年間の合計費用 | 153,205円 | 159,937円 | 6,732円 |
解約した後の乗り換え先のプロバイダで、解約金キャッシュバックを行っている場合もあるので、どちらのプランを選ぶかは総合的に判断してください。
②端末を選ぶ
次に端末を選択します。
端末は持ち運び可能なモバイル端末のX12、置き型のホームルーターはL13とそれぞれ用途により選びます。
充電器の有無や端末代金の支払い方法もここで選びます。
どちらの端末を選んでも端末料金は31,680円(36分割で月880円)で、一括でも端末でも総額は同じです。
持ち運びタイプの端末には充電器は付属されていませんが、Type-C USBケーブルとACアダプターを持っていれば充電可能なので、わざわざ買う必要はありません。
必要があれば専用のクレードル(スタンド型の拡張機器で端末を置くだけで充電可能)も購入可能ですが、これも必須ではありません。
③オプションを選ぶ
次にオプションを選択します。
ずっとネット保障は、下記の選択画面では永年無料となっていますが、初月のみ2,750円の月額料金がかかる点や、指定の回線にしか乗り換えられないので要注意です。
安心サポートプラスとMy Broadサポートの2つのオプションは、乗り換えキャンペーンと2台目キャンペーンの必須条件のため、キャンペーンを適用する場合は契約時に加入しましょう。
そのため実質的には強制加入に近いのですが、解約を忘れると毎月の月額料金+1,603円のオプション料金が請求されるので、不要な方はすぐに解約しましょう。
ちなみに、My Broadサポートとokaimoaは2ヶ月無料なので、こちらは無料で試すこともできます。
乗り換えキャンペーンと2台目キャンペーンには「安心サポートプラス」と「My Broadサポート」の申し込みが必須。また、どちらも申し込み時にしか加入できません。
次に、キャンペーンを希望の有無を選択しましょう。
以下、オプションの詳しい説明を明記します。
ずっとネット保障(初月のみ月額2,750円)
Broad WiMAXから指定の回線に乗り換えた場合に、Broad WiMAXで支払った端末代・違約金を全て返金してもらえる。さらにBroad WiMAXの別回線の場合は事務手数料も負担してもらえる。
適用条件
①端末機器を当社指定の住所に返送いただくこと
②当社を通じ、別のインターネット回線にお乗り換えいただくこと
③乗り換え先の回線開通から6ヶ月以内に、お客様から申告いただくこと
安心サポートプラス(月額605円)
端末の無料修理サービスで、本来は有料の端末の修理や交換を条件付きで無料で行います。
安心サポートプラス未加入の場合、修理対応は実質5,500円〜と、交換対応の場合は約20,900円かかります。
ただし、持ち運びが前提のポケット型WiFiでは特に多いだろう水漏れや落下による故障、紛失、盗難は保証の対象外です。
そのため安心サポートプラスに加入していれば修理費用はかからないわけではなく、実際には修理や交換を依頼したくても利用できない可能性があります。
My Broadサポート(月額998円)
最大2ヶ月無料のサポートサービスで、3つのサービスがセットになっています。
・PCサポート
・つながる危機保証
・セキュリティソフト
毎月1,000円近く払う価値があるサービスとは思えないので、キャンペーン適用のために加入した方も無料期間が終われば解約しましょう。
いつでも解約サポート(自動付帯)
解約違約金無料で指定のインターネット回線(WiMAX、光回線、ホームルーター)に乗り換えが可能です。
okaimoa(月額660円)
最大2ヶ月無料の会員制優待サービスで、ネットスーパー「デリキチ」で使えるクーポンやレジャー施設、飲食店の特別優待が利用できます。
ただし、デリキチはBroad WiMAXを通さなくても登録できるので、セット契約や解約する時にも不便なので、必要なら別途契約しましょう。
Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/
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なお、実際に申し込んでから端末が届くまでの目安は以下の通りです。
【関東エリア】1日後
【東北・北陸・東海・関西・四国・中国エリア】2日後
【北海道・九州・沖縄エリア】3日後
即日で店舗受け取りはできない【終了済み】
ネットで検索するとBroad WiMAXでは店舗受け取りサービスを行っているとの記述がみられますが、実際はどうなのでしょうか。
公式サイトには店舗受け取りに関する記載がないので公式チャットで実際に確認しました。
その結果、以前は実施していましたが2022年中に終了し、現在店舗受け取りは行っていません。
ネットで検索するとまだ行われていると勘違いさせるような記述が残っていますが、現在店舗受け取りは行っていないので要注意です。
Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/
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Broad WiMAXの解約方法と解約違約金を払わない方法
ここでは、Broad WiMAXの解約をスムーズにすすめるための解約方法から説明します。
さらに、契約期間内で解約違約金がかかる場合でも、違約金を払わずに済む方法がないかどうかを検証します。
そして、解約違約金が原因でなかなか解約できない人のために、どんな方法なら解約違約金を払わずに済むのかも詳しく解説したいと思います。
解約方法は電話でしかできない
公式ページには「お客様向けサポートサイトから解約専用ダイヤルに連絡して手続きをする」としか書いていない一方で、Twitterや比較サイトでは電話以外にネットからの解約も可能との情報もあります。
broad wimaxを言われた通りLINEで解約しようとしたけど全然解約専用フォーム出なくてネットで契約解除申請フォームで検索したら解約方法説明してるサイトのURLからいったら解約出来たっぽい…
電話も繋がりにくくしてるのにネットからでも解約しづらくしてるのはやめてくれ…
引用元:Twitter
この口コミのように、解約が電話以外からも可能なのかどうか、正確な情報を求めて公式チャットで確認しました。
結果として、解約申請は電話のみでサポートセンターの解約専用ダイヤル(050-3144-9935)へ連絡する方法が正しいです。
ただし、電話をしても結局解約のURLを送られたとの情報も複数あるので、その真偽はわかりません。
契約解除料を払わない方法はあるのか
結論として、契約解除料(解約違約金)を払わない方法はあります。
契約解除料の詳細は下記の通りです。
・ギガ放題コスパDXプランで2年以内に解約した場合、契約解除料4,818円がかかる。
・どのプランでも端末の残債があるときは、契約解除料とは別に支払わなければならない。
・過去に契約した方はプランによって契約解除料が異なり、更新月以外では追加で負担が発生する。
現在加入できるギガ放題コスパDXプランでも、2年以内の解約には4,818円の契約解除料がかかります。
そのため、解約時の負担を減らす3つの方法から、違約金を支払わなくて良い方法があるかを検証したいと思います。
解約違約金の負担を減らす3つの方法
・いつでも解約サポートを利用する
・初期契約解除制度を利用する
・他社回線への乗り換えでキャッシュバックを受け取る
解約違約金の負担を減らす方法は、Broad WiMAXのオプションから他社のサービスまでさまざまです。
その中でも一番お得に利用できるものはどれなのか、順番に見ていきたいと思います。
「いつでも解約サポート」で乗り換えはお得なのか?
Broad WiMAXの解約に関するサービスに「いつでも解約サポート」があります。
指定のネット回線への乗り換えで契約違約金が無料になるオプションです。
「いつでも解約サポート」はお得なのかを検証してみました。
微妙な点
・もともと他よりも高額な解約違約金が無料になるだけ。
・事務手数料・初期費用など、モバイルルーターサービスの解約違約金以外の免除はない。
・乗り換え先が限られている。しかも他社への新規の乗り換えキャンペーンは適用されない。
(電話で確認済み)
良い点
・手続きが楽。
初期契約解除制度を利用できる
初期契約解除制度を利用して、解約するのも1つの方法です。
ただし、初期契約解除制度が使える期限は短く、契約書を受け取った日もしくは端末を受け取った日から8日以内に限ります。
そのため8日以内という極めて初期手続きを済まれられれば、契約先の合意なく契約を解除できる制度です。
契約書面を受領した日から起算して8日以内に、当社指定の方法で申請していただくことで契約解除が可能です。インターネット回線を契約をしたものの、自宅では電波の入りが悪く正常にサービスを利用できないといった場合、端末を返品して回線を解除できる、クーリング・オフに似た制度です。
引用元:Broad WiMAX公式
しかし、初期契約解除制度を使っても支払いが必要な料金もあり、プロバイダや契約プランによっては請求項目が異なります。
支払い対象 | 支払い不要 |
---|---|
事務手数料(3,300円)、代引きで受け取った場合の代引き手数料 | 契約解除料 |
Broad WiMAXの場合は事務手数料や代引き利用時の手数料は支払い対象です。
また、申請する場合には初期契約解除申請書を端末一式に同梱して、申請期限内に発送しなければなりません。
Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/
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解約違約金を払わないために他社乗り換えキャンペーンを利用する
結論として解約違約金を払わないためには、Broad WiMAXのオプションやサービスではなく、他社の乗り換えキャンペーンを利用するのが何よりおすすめです。
実質無料もしくは格安で乗り換えられるため、乗り換えキャンペーンのあるプロバイダへの乗り換えが、契約解除料の負担を減らす唯一の方法と言えます。
乗り換えキャンペーンやキャッシュバックがあるWiMAXプロバイダ
①GMOとくとくBB
契約解除料や端末残債の合計が20,000円(税抜き)未満の場合25,500円キャッシュバック、20,000円以上の場合40,000円キャッシュバックがあります。
・契約解除料キャッシュバック申請フォームにて申し込みが必須
・申し込み時に、他社インターネット回線を利用している方
・他社サービス解約時に解約違約金等の支払いが発生する場合
・申し込みから端末発送月を1ヶ月目として3ヶ月目の末日までに他社サービスを解約し、指定の方法で他社サービスの解約違約金明細の写真を提出が必要
※特典の付与時期に解約となっていた場合は特典の適用外となります。
②Vision WiMAX
乗り換えキャンペーンではないですが、10,000円のキャッシュバックがあります。
条件はWeb申し込みとキャッシュバック用紙の返送が必要です。
上記の紹介したキャンペーンはあくまでも2023年8月7日現在のものです。
各社が激しいキャンペーン合戦を繰り広げており、時期やタイミングによっても内容は変わるので、乗り換えを考えている場合は小まめにチェックしておきましょう。
結論として、契約解除料を払わない方法はBroad WiMAXのサービスやオプションでは負担の一部しか軽減できませんが、他社の乗り換えキャンペーンを利用すれば、Broad WiMAXの契約解除料がキャッシュバックされる場合はあります。
解約後に端末やSIMの返却は必要か
Broad WiMAXの端末やSIMはレンタルではなく、購入しているため返却は不要です。
解約後に端末が手元に残っても、WiMAX+5Gをもう1度契約しなければ利用する機会はなく、SIMのみで契約できるWiMAXプロバイダもSIMのみので契約の場合は、キャンペーンが適用されないケースも多いためメリットはほとんどありません。
もしメリットがあるとすれば、メルカリや中古ショップで端末の売却ができる可能性があります。
解約したのに引き落としがある場合
Broad WiMAXを解約したのに、まだ引き落としがあるといった口コミがあるため、調べたところ2022年半ばまでのTwitterで時々確認できます。
は??Broad WiMAX解約手続きしたのに解約されてないやん!!
引用元:Twitter
この口コミだけを見ると、何が原因なのかよくわかりません。
電波ないので、数日で解約の連絡したのに解約扱いになってなく、未納の代金と損害金を要求されています。評価こんな低いの初めてみました。なるほどですが。ご契約されないように
引用元:Google Map (株)リンクライフの口コミ
すぐ上の口コミは初期契約解除制度がうまく使えなかった例のようです。
解約したのに引き落としがある場合、以下の3通りの可能性が考えられます。
1、何らかの原因で解約できていない
これはプロバイダ側もしくは契約者側の、どちらの問題の可能性も考えられます。
プロバイダ側の問題であればしっかりと追及して解決してもらいましょう。
契約者側の問題としては、解約したつもりが解約できていない可能性が考えられます。
・26日以降に解約した(翌月解約となります)
・正常に解約の手続きが終了していない
2、前の月の請求が来ているだけ
クレジットカード払いであれば、カード会社によりますが1〜2ヶ月遅れで引き落とされるのが普通なので、それを忘れて勘違いしている可能性があります。
3、残金が残っていた
無料で解約したと思っていたが、端末の残金や違約金が残っているケースです。
これもよく確認すれば分かるので注意しましょう。
Broad WiMAX:https://wimax-broad.jp/
\初月1,397円で利用できるWiMAX/
まとめ:Broad WiMAXはおすすめできない
結論として、Broad WiMAXの評判が悪い理由は、プロバイダとしてのサポート体制や、ユーザーへの対応の悪さが主な原因とわかりました。
特にBroad WiMAXは、通信障害や解約時などプロバイダの早急な対応が必要な時でも、ユーザー数に見合った電話窓口がないため、ストレスを感じる場面が多いと言えます。
また、条件の厳しいキャッシュバックキャンペーンは、対象者が限られるため総額料金もそれほど安くはありません。
さらにメリット面でも、同じメリットを持つWiMAXプロバイダは他にも存在するため、Broad WiMAX独自の強みがなく、おすすめできる対象者も限られています。
以上から、Broad WiMAXのプラン内容や評判を検証した結果、WiMAXプロバイダとしてあまりおすすめできません。