カシモWiMAXはシンプルな料金プランが特徴のWiMAXプロバイダです。
他社WiMAXプロバイダはお得な割引も多いですが、仕組みが複雑なことも多いです。
「キャッシュバックやオプションなどがよくわからない」
「最安でなくてもわかりやすいほうが良い」
このような声に対してカシモWiMAXでは、契約内容が複雑にならないように基本月額料金が安くてわかりやすい料金プランを提供しています。
カシモWiMAXの特徴
- 月額料金の安さがずっと続く
- 端末代金を実質0円にできる
- 面倒な手続きもなく安くできる
月額料金の安さに加えて端末代金を実質0円にできるお得なキャンペーンもあり、総額料金をおさえられます。
キャッシュバックの受け取りや料金割引のためのオプション加入など、面倒な手続きを必要とせずに安く利用できるため、利用者からの評判も良いです。
この記事では、カシモWiMAXが評価される理由を他社のWiMAXとの比較を交えて解説しています。
カシモWiMAXは最安のWiMAXプロバイダではありませんが、安くするために色々手続きするのは面倒だと感じる方は利用してみてください。
カシモWiMAXの評判と口コミ
カシモWiMAXは何年利用しても月額料金の安さが続くWiMAXプロバイダです。
運営会社 | 株式会社MEモバイル |
データ通信量 | 無制限 |
最大下り速度 | 4.2Gbps |
最低契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
月額料金 | 初月:1,408円 2ヶ月目以降:4,818円 |
開始月の日割り計算 | なし |
端末料金 | 27,720円(3年継続で無料) |
キャッシュバック | なし |
プラスエリアモード | 1,100円 |
3年間の実質月額 | 178,156円 |
3年間の実質総額 | 4,815円 |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
端末発送 | 最短当日 |
法人契約 | あり |
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金36ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計からキャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。実質月額料金は実質総額料金÷利用月(37ヶ月)で算出。
そのシンプルな料金プランはレビューサイトの価格.comでも高い評判を得ています。
2022年のモバイル回線部門の人気ランキングにてカシモWiMAXが第1位を獲得し、高額なキャッシュバックのあるGMOとくとくBB WiMAX(第2位)や、大きな月額料金割引のあるBIGLOBE WiMAX(第3位)を上回りました。
料金の安さやブランドのネームバリュー以外の強みがあるWiMAXプロバイダであるといえます。
カシモWiMAXはUQコミュニケーションズから回線を借りており、他社のWiMAXプロバイダと比較しても通信速度などの品質は変わりません。
そのためWiMAXプロバイダを選ぶときは料金プラン、オプション、サポートなどを比較して判断したほうがよいでしょう。
通信障害が起きやすい?エリアの評判と口コミ
結論から言うと、カシモWiMAXだけ繋がりづらかったり、通信障害が発生しやすい事実はありません。
WiMAXの通信障害の一因に、提供元のUQコミュニケーションズやauの通信障害が挙げられます。
カシモWiMAXで利用されている3つのネットワークのうち、いずれかで通信障害が起こればカシモWiMAXの通信に影響が出ます。
過去にWiMAXが影響を受けた通信障害は2022年7月に起きたauの大規模な障害で、全国的に影響を及ぼしました。
auの通信障害、スマートフォンがdocomoだからって傍観してたけどWiFiがカシモだからめちゃくちゃ影響受けてた。
引用元:Twitter
auの回線をはじめとして傘下のUQコミュニケーションズが提供するWiMAX2+回線も通信障害となったため、カシモWiMAXを含む全てのWiMAXプロバイダで繋がりにくい状況でした。
カシモWiMAXに影響のある通信障害や通信設備のメンテナンスがある場合は、auやUQコミュニケーションズの公式サイトで発表があるので繋がりにくいときはチェックしてみましょう。
また、ごく狭い地域で通信障害が発生することもあります。
町域や丁目単位の局地的な通信障害ではありますが、公式サイトの障害情報を見るとたびたび発生しているようです。
こういった通信障害はWiMAX回線を借りている他社にも影響が出るため、同じように繋がりにくくなります。
いずれにしても、カシモWiMAXだけが繋がりづらい事実はないですし、WiMAX全体で見ても大規模な通信障害の発生はほとんどありません。
カスタマーサポートの評判と口コミ
カシモWiMAXへの問い合わせ方法は電話とメールの2種類があり、どちらも評判が良いようです。
- メール問い合わせの口コミ
-
メールの場合はWebフォームから送る方法とメールアドレス宛に直接送る方法があります。
どちらの対応も「丁寧だった」、「すぐに返信がきた」などの良い評判がありました。
メールで問い合わせをした際、回答も早い。
価格が下がる際に電話連絡があり、内容も丁寧に説明してくださった。
引用元:価格.comカシモWiMAXのサポートがあんなに良いとは思わなかった。問い合わせフォームから連絡入れると、すぐに返信あったし、返信内容も詳細だった。
引用元:TwitterWiMAXは日常的に使うものなので、困った時にすぐ対応してもらえるのはうれしいですね。
- 電話問い合わせの口コミ
-
電話の場合も丁寧な対応だったとの口コミがありました。
契約内容の確認のため電話しましたが丁寧な対応でした。土日も対応してくれます。
引用元:価格.com
カシモWiMAXへの問い合わせは、土日の対応もしておりメールの返信も早いので利用者からの評判は良いようです。
速度が遅いという評判や口コミは本当なのか
まずはカシモWiMAXの実際の通信速度を見てみましょう。
「みんなのネット回線速度」でカシモWiMAXの実測値を見ると、端末ごとの平均の通信速度は下り(ダウンロード)が約62~91Mbps、上り(アップロード)が約12~18Mbpsで推移しています。
プロバイダ名 | Speed Wi-Fi 5G X11 (モバイルルーター) | Speed Wi-Fi HOME 5G L12(※1) (ホームルーター) |
---|---|---|
カシモWiMAX | 平均下り速度:62.98Mbps 平均上り速度:12.78Mbps | 平均下り速度:91.91Mbps 平均上り速度:18.60Mbps |
UQ WiMAX | 平均下り速度:55.69Mbps 平均上り速度:13.55Mbps | 平均下り速度:163.77Mbps 平均上り速度:29.71Mbps |
※1 「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」はカシモWiMAXでの取り扱いが終了しています。
WiMAX回線の提供元が運営するUQ WiMAXでも平均の通信速度の下限は、下りが約55Mbps、上りが約13MbpsでカシモWiMAXと同じような速度が出ています。
インターネット通信では特に、画像や動画データを取ってくるのに必要な下りの通信速度が重要です。
下りの通信速度が求められる場面
- WebサイトやSNSの閲覧
- YouTubeなど動画の閲覧
- メールの受信
- ビデオ通話の受信
上りの通信速度が求められる場面
- 動画や画像のアップロードを伴う投稿
- メールの送信
- ビデオ通話の送信
例えば、YouTubeやNetflixの4K画質の動画視聴には15~20Mbpsの下り通信速度が必要とされますが、カシモWiMAXではそれ以上の60Mbpsが確認されているため大きいデータ容量を必要とする動画視聴でも問題ないといえるでしょう。
動画の画質 | YouTube | Netflix |
---|---|---|
4K | 20Mbps | 15Mbps |
HD 1080p | 5Mbps | 5Mbps |
HD 720p | 2.5Mbps | 3Mbps |
口コミでも通信速度に不満はないとの評判もあります。
カシモWiMAX、評価微妙だったから不安だったけど現時点では全然大丈夫。なんなら既存回線より安定してる。
引用元:Twitter
通信が安定しており問題はないようです。
一方で、遅いと感じる利用者の口コミもありました。
カシモWiMAXと契約してます。遅いです!!ADSLより遅い。
でも、WiMAXはどこと契約しても同じ回線速度のはずなので、カシモのせいというわけじゃないかと。
引用元:Twitter
UQコミュニケーションズから回線を借りているため、カシモWiMAXと他社のWiMAXで通信速度やエリアに違いはありませんが、利用状況が影響して速度が遅くなることもあります。
以下は、通信速度の差が出る一例です。
通信速度の差が出る例
- 利用時間帯によって波がある
- 端末の種類やスペックの違い
通信速度を時間帯別に見てみると、夕方の通信速度が下り上りともに低下しているのがわかります。
利用時間帯 | 下りの平均通信速度 | 上りの平均通信速度 |
---|---|---|
朝(5:00~8:59) | 114.95Mbps | 13.59Mbps |
昼(12:00~12:59) | 152.74Mbps | 38.43Mbps |
夕方(16:00~18:59) | 31.23Mbps | 7.31Mbps |
夜(20:00~22:59) | 80.35Mbps | 14.94Mbps |
深夜(0:00~4:59) | 117.6Mbps | 15.16Mbps |
また、この節の冒頭の速度報告で示したように、通信速度の平均がホームルーター(下り62Mbps、上り12Mbps)とモバイルルーター(下り91Mbps、上り18Mbps)で開きがあり、利用端末も影響していることがわかります。
カシモWiMAXの通信速度は平均値では問題ないようですが、利用状況によって平均より下回ることもあるので、どんな環境でも今回紹介した実測値が出るわけではない点に注意してください。
キャッシュバックはないがシンプル!料金への評判
カシモWiMAXはシンプルな料金プランがわかりやすいと評判です。
カシモWiMAXの料金プランの特徴
- 何年使っても月額料金は変わらず4,378円(初月のみ1,408円。5G SAのプランは4,818円)
- 元々の月額料金が安い(キャッシュバックや余計なオプション加入などの条件なし)
どのくらいの安さなのか、契約月数に応じた月額料金を他社のWiMAXと比較してみましょう。
プロバイダ名 | 1ヶ月目~ | 13ヶ月目~ | 25ヶ月目~ | 37ヶ月目~ |
---|---|---|---|---|
カシモWiMAX(5G) | 4,378円 | 4,378円 | 4,378円 | 4,378円 |
カシモWiMAX(5G SA) | 4,818円 | 4,818円 | 4,818円 | 4,818円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,784円 | 4,334円 | 4,334円 | 5,104円 |
BIGLOBE WiMAX | 3,773円 | 3,773円 | 4,928円 | 4,928円 |
Broad WiMAX(縛りなし) | 3,960円 | 3,960円 | 3,960円 | 4,950円 |
Broad WiMAX(2年縛り) | 3,773円 | 3,773円 | 3,773円 | 4,818円 |
Vision WiMAX(縛りなし) | 4,048円 | 4,048円 | 4,532円 | 4,532円 |
Vision WiMAX(2年縛り) | 3,872円 | 3,872円 | 4,532円 | 4,532円 |
UQ WiMAX | 4,268円 | 4,950円 | 4,950円 | 4,950円 |
カシモWiMAXでは月額料金は1ヶ月目からずっと変わりませんが、他社のWiMAXと比較すると3年目まではカシモWiMAXのほうが高めの料金です。
他社のWiMAXでは2~3年で割引が終わって元の月額料金に戻るため、37ヶ月目以降は他社のほうが高くなります。
カシモWiMAXは4年目以降に最安の月額料金となる
そのため、4年目以降も利用し続けると他社のWiMAXとの総額料金の差が開いていき、カシモWiMAXの月額料金の安さが発揮されていきます。
また、他社では利用料金をお得にするためのキャッシュバックやオプション加入などの手続きを必要としますが、カシモWiMAXでは面倒な手続きは必要ありません。
例えばGMOとくとくBB WiMAXでは、キャッシュバックの受け取りに11ヶ月を要するので手続きを忘れてしまう可能性があります。
Broad WiMAXでも初期費用を無料にするために有料オプションへの加入が必須になっており、オプションの解約を忘れてしまって余計な料金がかかってしまうこともあります。
カシモWiMAXにはキャッシュバックがない代わりに、申し込み時に必須のオプションがなく面倒な手続きが不要であること、月額料金が一定でわかりやすいことが、口コミでの良い評判に繋がっています。
ネットどこにするか迷ったけどカシモWiMAXにした。ややこしいオプションないしシンプルでいい。3日以内には届くだろう。
当初はスマホの容量増やして家ネット無しで行こうと思ったけど高いし遅いよ。
DAZNで野球とサッカーが快適にみれるのが最低条件。
引用元:Twitter
オプション加入の押し付けが無いのが決め手になった
【ご利用料金】月額4,000円台なのでこの種のサービスとしては悪くない。
【総合】キャッシュバックの条件としてオプション加入を押し付けないところが気に入りました。
引用元:価格.com
JCOM→カシモWiMAXに変えた!
【メリット】
・余計なオプションに加入しなくてよい
・キャッシュバックを受け取るための面倒な手続きがなくてシンプル
引用元:Twitter
料金の安さよりもわかりやすい料金体系を望む方もいるようで、カシモWiMAXの料金プランのシンプルさがマッチしています。
カシモWiMAXは短期利用では最安にはならないので1~2年の利用予定の方には向きませんが、シンプルさを優先し、長期で使う予定があるならカシモWiMAXがおすすめです。
カシモWiMAXは繋がらない?エリアや速度の実態を徹底解説!
カシモWiMAXのWiMAX+5Gプランでは3つのネットワーク回線が利用されています。
WiMAX+5Gのプランで使用できる回線 | WiMAX2+のプランで使用できる回線 |
---|---|
・WiMAX2+ ・au 4G LTE ・au 5G ・プラチナバンド(プラスエリアモードでのみ使用可能) | ・WiMAX2+ ・au 4G LTE(ハイスピードエリアモードでのみ使用可能) |
WiMAX2+プランは新規受付終了
カシモWiMAXではWiMAX2+プランは2022年6月に受付終了しており、WiMAX+5Gのみ新規申し込みが可能です。
auのスマートフォンでも利用されているau 4G LTE、au 5Gは、WiMAX2+では利用できなかったエリアをカバーしておりWiMAXをより広範囲で利用できるようになっています。
さらにWiMAX+5Gのプラスエリアモードを使用することで、山間部や地下など電波の届きにくいエリアでも利用可能です。
ただし利用環境によっては繋がるはずのエリアでも通信速度がでなかったり接続ができなくなったりします。
端末の設置場所や設定を見直すことで改善できることもあるので、繋がらない場合は試してみましょう。
WiMAXはau回線が利用できるのでエリアが広い
WiMAX+5Gは、従来のWiMAX2+回線に加えau 4G LTE、au 5Gの3つの回線に対応しているためエリアが広く、日本の多くの場所でインターネットが使用可能です。
au 4G LTE、WiMAX2+の提供エリアは下図の黄色い部分(4G)で、日本全国に分布しているのがわかります。
特にau 4G LTEで利用される低い周波数帯は、遮蔽物の影響を受けにくく高い周波数よりも広範囲に届きやすい特徴があります。
WiMAX2+サービスが利用する周波数帯(2.5GHz帯)は、ほかのモバイル通信(700MHz~2GHz帯)と比べ、周波数が高い。電波は周波数が高くなるほど直進性が強く、遮蔽物に弱くなるという特性があるので、WiMAX2+は建物内では電波が弱くなったり、圏外になったりすることもある。
引用元:KDDIトビラ
au 5GやWiMAX2+は高い周波数帯を利用しているためau 4G LTEよりも届く範囲は狭まりますが、その代わりに伝送できるデータ容量を大きくできるためより高速な通信が可能です。
ネットワークの種類 | 利用される周波数帯 |
---|---|
au 4G LTE | 700MHz帯、800MHz帯、1.5GHz帯、1.7GHz帯など |
au 5G | 3.7GHz帯 |
WiMAX2+ | 2.5GHz帯 |
また、au 4G LTEで利用される700MHz帯、800MHz帯はプラチナバンドと呼ばれる周波数帯で、後述する有料オプションのプラスエリアモードに切り替えることで利用できるようになっています。
カシモWiMAXはWiMAX+5Gに対応しているため、低周波数帯で繋がりやすいネットワークと、高周波数帯で高速通信ができるネットワークのどちらも利用可能です。
このように、カシモWiMAXは利用エリアが広く、スマートフォンのように幅広い場所で利用できます。
自宅ならホームルーターを選ぶことで速度とエリアが上がる
ホームルーターはモバイルルーターよりも通信速度が速いです。
ホームルーターとモバイルルーターの通信速度を比較すると、性能上の通信速度は同じですが、実測値で見るとホームルーターのほうが高いことがわかります。
端末 | 性能上の通信速度 | 他社WiMAXを含めた実測値 |
---|---|---|
Speed Wi-Fi 5G X11 (モバイルルーター) | 下り最大:2.7Gbps 上り最大:183Mbps | 下り:70.09Mbps 上り:13.55Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 (ホームルーター)※1 | 下り最大:2.7Gbps 上り最大:183Mbps | 下り:130.17Mbps 上り:20.89Mbps |
※1 カシモWiMAXでは「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の取り扱いは終了しています。
通信速度を考えるなら、カシモWiMAXでは次の2つの理由からホームルーターを選んだほうが良いです。
- ホームルーターの通信性能はモバイルルーターよりも高い
- 5G SA対応エリアでさらに高速通信が可能
以下でそれぞれ説明していきます。
- ホームルーターのほうが通信性能が高い
-
1点目はルーターの通信性能の違いです。
ルーターの通信性能はアンテナの性能が影響しますが、ホームルーターのほうが優れているといわれます。
ホームルーターは、モバイルルーターよりも、アンテナの感度が強くて広範囲で安定した通信を可能にし、多くの機器を同時にできる点などに違いがあるのです。
引用元:UQ WiMAX公式サイト同世代の機種で仕様を比較すると、通信速度(伝送速度)や外部ネットワーク向けのアンテナは変わりませんがWiFiのアンテナ数はホームルーターのほうが多いです。
ルーターの種類 通信速度(伝送速度) アンテナ Speed Wi-Fi 5G X11
(モバイルルーター)下り最大:2.7Gbps
上り最大:183Mbps5G/WiMAX 2+:送信1×受信4
LTE:送信1×受信2
WiFi:送信2×受信2Speed Wi-Fi HOME 5G L12
(ホームルーター)※1下り最大:2.7Gbps
上り最大:183Mbps5G/WiMAX 2+:送信1×受信4
LTE:送信1×受信2
WiFi:送信4×受信4引用元:NEC製品仕様「Speed Wi-Fi 5G X11」、NEC製品仕様「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」
※1 カシモWiMAXでは「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の取り扱いは終了しています。また、カシモWiMAXでの通信速度の実測値を見ても、ホームルーターのほうが上回っています。
ルーターの種類 カシモWiMAXの平均通信速度 Speed Wi-Fi 5G X11
(モバイルルーター)下り:57.97Mbps
上り:12.26MbpsSpeed Wi-Fi HOME 5G L12
(ホームルーター)※1下り:92.06Mbps
上り:18.13Mbps※「みんなのネット回線速度」から2023年8月7日に引用した情報です。
※1 カシモWiMAXでは「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の取り扱いは終了しています。ルーターの性能上の速度差はありませんが、仕組みの上ではホームルーターのほうが通信速度は出やすいです。
- 5G SA対応エリアなら通信速度が速い
-
2点目の理由は5G SA対応のルーターであることです。
カシモWiMAXではホームルーターを選びたい場合は必然的に5G SAプランになります。
5G SAは新しい5Gのサービスで従来の5Gよりも高速で遅延の少ないインターネット利用が可能になり、5G SA対応のルーターも通信速度が向上しています。
ルーターの種類 5G SA対応エリアでの最大通信速度 Speed Wi-Fi 5G X12(モバイルルーター) 下り:3.9Gbps
上り:183MbpsSpeed Wi-Fi HOME 5G L13(ホームルーター) 下り:4.2Gbps
上り:286Mbps引用元:UQ WiMAX公式サイト ただし、利用エリアは従来のWiMAX+5Gのように公開されておらずこれから拡大予定とのことなので、今のところは通信速度を発揮できる場所は少ないかもしれません。
また、自宅やオフィスなどに設置して使う場合は、なおさら「置くだけWiFi」のホームルーターを選んだほうがよいでしょう。
使用場所の制約はなく旅行先や出張先であってもコンセントに差すだけで使えるので利用の幅は広がります。
カシモWiMAXのホームルーターならサービスエリア内でコンセント挿せる環境であれば、登録住所以外での使用も可能です。移動してご使用の際に申請も必要ありません。
引用元:カシモWiMAX公式サイト
少しでも通信速度が欲しい場合で持ち歩く必要がないのなら、通信速度の速いホームルーターのほうが有利です。
契約後にルーターの変更はできないため、予め利用する場面をイメージして選びましょう。
プラスエリアモードで繋がりやすくなる
カシモWiMAXでは利用エリアに違いのある2種類の通信モードがあります。
繋がりやすくなるのは利用エリアが広くなるプラスエリアモードで、もう一つのスタンダードモードはエリアが狭くなります。
プラスエリアモードでは、遮蔽物等の影響を受けにくい周波数帯であるプラチナバンドを利用でき、山間部や地下でも繋がりやすいです。
下記の図は、同じ地域内(富士山周辺)におけるスタンダードモードとプラスエリアモードの利用エリアを表しています。
地図上の黄色くなっている部分が4Gエリアで、プラスエリアモードのほうが山頂(各エリアの中央付近)からふもとへの広がりが大きいです。
ただしプラスエリアモードを利用した月には1,100円がかかり、月間のデータ容量15GBの制限もあります。
データ容量の制限を超えると通信速度を128kbpsまで落とされますので、画像などサイズの大きなデータが含まれるとメールやSNSの閲覧も普段より時間がかかってしまうでしょう。
用途 | 必要な回線速度の目安値 |
---|---|
メール、チャット | 1Mbps程度 |
SNS | 500kbps~5Mbps |
動画視聴 | 5Mbps~30Mbps |
電波の届く範囲であればプラスエリアモードにする必要はないので、データ容量の制限がなく追加料金のないスタンダードモードと使い分けましょう。
プラスエリアモードは手動で切り替えできますが、誤操作や自動切り替えを防ぐ方法もあります。
誤操作でプラスエリアモードの料金が発生するのを避けたい場合、切り替え不可に設定しましょう。
プラスエリアモードはメリットの大きいオプションですが、有料かつデータ容量制限があるため、計画的に使うようにしましょう。
(参考)ハイスピードエリアモード
ハイスピードエリアモードはWiMAX2+で使える通信モードで、WiMAX2+回線に追加でau 4G LTE回線が使えるようになる有料のオプションです。
WiMAX2+を利用中の方はプラスエリアモードを利用できません。
なおWiMAX2+は新規受付を終了しています。
アンテナが立ってるのに繋がらない・遅い時に試すこと
アンテナが立っているのに繋がらない、遅いと感じるときはルーターの再設定や特定の操作によって改善することがあります。
下記の6つを試してみてください。
ルーターのソフトウェアアップデートが最新かどうか確認する
ルーターのソフトウェア(ファームウェア)が最新でない場合は手順に沿ってアップデートを行ってください。
アップデートによりスムーズに接続できる可能性があります。
【アップデート手順】
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
システム設定→ソフトウェアの更新
Speed Wi-Fi 5G X11
クイックメニュー→ファームウェア更新→「新しいファームウェアが見つかりました。更新しますか?」→「はい」を選択
Speed Wi-Fi 5G X12
システム→ソフトウェア更新(更新)→「新しいソフトウェアが見つかりました。更新しますか?」→「はい」を選択
ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11
・MODE UPDATEランプがアップデートを知らせる赤に点灯
・UPDATEボタンを1秒以上押す
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
・本体正面にあるUpdateボタンがオレンジに点灯
・本体背面のUpdateボタンを約5秒間長押しして、Updateランプがオレンジに点滅したら離す
・バージョンアップが完了すると緑に点灯し自動で再起動される
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
・MODE/UPDATEランプが更新を知らせる赤い点滅をしていることを確認
・UPDATEボタンを約1秒以上押す
・MODE/UPDATEランプが更新中の点滅(赤→黄→緑の点滅)に変わったことを確認
・更新が終わると点滅がなくなり点灯に変わる
SIMを差し直す
SIMカードの差し直しにより通信状態が改善されることがあります。
- 再度SIMカードを挿入して電源をオンにする。
- ルーターの電源をオフにしてSIMカードを取り出す。
ルーターを初期化する
ルーターを初期状態に戻すことで通信できるようになることがあります。
【初期化手順】
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
システム設定→リセット→リセット
Speed Wi-Fi 5G X11
クイックメニュー→詳細設定→メンテナンス→初期化
Speed Wi-Fi 5G X12
システム→リセット→工場出荷状態に戻す→「お買い上げ時の状態に戻ります。初期化しますか?」→「はい」を選択
ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11
電源を入れた状態で、本体下部のリセットボタンを先の細いもので3秒以上押す
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
リセットボタンを先の細いもので10秒以上長押し、電波表示が消えたら離す
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
■機器操作で初期化する場合
・端末底面のリセットボタンを先の細いもので約3秒以上押す
・工場出荷時にリセット
■設定ツールで初期化する場合
詳細設定→その他→オールリセット→工場出荷に戻す→はい
モバイルルーターが省電力モードになっていないか確認する
モバイルルーターには電力の消費をコントロールする「パフォーマンス設定」があります(ホームルーターにはありません)。
電池の残量を気にしなくていい場合は「ハイパフォーマンス」モードに設定することをおすすめします。
Galaxy 5G | X11 | X12 | 特徴 |
---|---|---|---|
ハイパフォーマンスモード | ハイパフォーマンス | ハイパフォーマンス | パフォーマンスを最大限に重視 |
最適化モード | ノーマル | ノーマル | バッテリー量に合わせてパフォーマンスを変更 |
エコモード | エコ | エコ | 通信速度を制限して消費電力を抑え、電池持ちを重視 |
【設定方法】
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
システム設定→省電力→パフォーマンス
Speed Wi-Fi 5G X11
クイックメニュー→ECO→省電力モード
Speed Wi-Fi 5G X12
ディスプレイ/バッテリー→省電力モード
WiFi周波数2.4GHz、5GHzを臨機応変に変更する
WiFi周波数には次の特徴があります。
- 周波数が高いほど伝達速度が速く、低いほど伝達速度が遅い
- 周波数が高いほどエリアが狭く、低いほどエリアが広い
そのため、ルーターと使用端末(パソコンやスマートフォン)の間に障害物がない(同じ部屋で使用する)場合は5GHz、障害物がある(別室や外出先で使用する)場合は2.4GHzが適しています。
WiFi周波数 | 伝達速度 | エリア |
---|---|---|
2.4GHz | 遅い | 広い |
5GHz | 速い | 狭い |
周辺の環境に応じてルーターの設定を変更してみましょう。
設置場所を変更する
ルーターの設置場所によって電波状態が変わる可能性があり、場所を移動することで改善することがあります。
WiFi通信は壁や建物などの遮蔽物、他のWiFiやBluetoothなどの電波干渉が原因で通信速度が低下したり、つながらなくなったりします。
Wi-Fiでの通信は他のWi-Fi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受ける性質があり、速度低下の原因になります。
引用元:UQ WiMAX公式サイト
窓際や床から離れた場所、他のルーターや電子機器から離れた場所で試してみてください。
- 窓際の場所
- 床から離れた場所
- 家の中心付近の場所
- 家電製品から離れた場所
- 金属から離れた場所
- 水槽から離れた場所
- 周りに障害物となるものがない場所
カシモWiMAXと他プロバイダの総額料金比較やキャンペーン検証!
WiMAXプロバイダ各社はプランやキャンペーンなどで大きな違いがあり、それにより総額料金も変わってきます。
中にはキャッシュバックなどお得なキャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダもありますが、仕組みが複雑であったり手続きが面倒だったりして対応に時間も取られます。
他社WiMAXに見られるキャンペーンの特徴
- 高額なキャッシュバックや一定期間の料金割引がある
- キャッシュバックや割引の条件を満たすための条件や手続きが面倒
- 期限切れやオプションの解約忘れでお得にならなくなる
カシモWiMAXはキャッシュバックや月額料金割引がない代わりに元々の月額料金が安いです。
さらに、カシモWiMAXで行われているキャンペーンの中で一番メリットの大きい端末代金の割引は、むずかしい手続きもなく受けられます。
端末代金を実質0円にできるお得なキャンペーンなので注目すべきポイントです。
月額料金の安さと合わせると、年間の総額料金を他社のWiMAXと比較しても引けを取りません。
キャンペーンを含めるとどれくらい料金が変わるのかをカシモWiMAXと他社WiMAXの実質的な総額料金で比較してみます。
プロバイダ名 | 1年間の 実質総額料金 | 2年間の 実質総額料金 | 3年間の 実質総額料金 | 4年間の 実質総額料金 |
---|---|---|---|---|
カシモ(5G) | 53,944円 | 106,480円 | 159,016円 | 211,552円 |
カシモ(5G SA) | 59,224円 | 117,040円 | 174,856円 | 232,672円 |
GMO | 48,717円 | 100,725円 | 152,733円 | 213,981円 |
BIGLOBE | 67,188円 | 112,464円 | 171,600円 | 230,736円 |
Broad(縛りなし) | 80,597円 | 128,117円 | 175,637円 | 235,037円 |
Broad(2年縛り) | 78,353円 | 123,629円 | 168,905円 | 226,721円 |
Vision(縛りなし) | 66,830円 | 115,406円 | 169,790円 | 224,174円 |
Vision(2年縛り) | 64,652円 | 111,116円 | 165,500円 | 219,884円 |
UQ(5G) | 55,486円 | 114,886円 | 174,286円 | 233,686円 |
UQ(5G SA) | 75,284円 | 134,684円 | 194,084円 | 253,484円 |
※実質総額料金は、新規申し込みで4年間続ける前提の年間総額(キャッシュバック、割引、端末代金含む)です。
※利用開始月を0ヶ月目として起算しています。
※プロバイダ名を一部省略しています。
1~3年間の実質総額料金では高額なキャッシュバックのあるGMOとくとくBB WiMAXが最安ですが、4年間になるとカシモWiMAX(5Gプラン)が最安になります。
キャッシュバックや割引条件を満たすための手間をかけたくない場合は、カシモWiMAXを選択肢に入れても良いでしょう。
長く使いたい、乗り換えなど手間をかけたくない方にはカシモWiMAXがピッタリです。
カシモWiMAXは基本月額料金が最安
カシモWiMAXの魅力の一つが、何年使っても月額料金の安さが続くことです。
他社のWiMAXでは割引期間が終了すると高めの基本月額料金に戻りますが、どれだけ差があるのか比較してみましょう。
プロバイダ名 | 基本月額料金 | 基本月額料金に戻る月数 |
---|---|---|
カシモWiMAX(5G) | 4,378円 | 1ヶ月目 |
カシモWiMAX(5G SA) | 4,818円 | 1ヶ月目 |
GMOとくとくBB WiMAX | 5,104円 | 37ヶ月目 |
BIGLOBE WiMAX | 4,928円 | 25ヶ月目 |
Broad WiMAX(縛りなし) | 4,950円 | 37ヶ月目 |
Broad WiMAX(2年縛り) | 4,818円 | 37ヶ月目 |
Vision WiMAX(縛りなし) | 4,532円 | 25ヶ月目 |
Vision WiMAX(2年縛り) | 4,532円 | 25ヶ月目 |
UQ WiMAX | 4,950円 | 13ヶ月目 |
基本月額料金はカシモWiMAXが最安になっています。
他社のWiMAXでは1~3年後に割引期間が終了するため、カシモWiMAXよりも高い基本月額料金に戻ってから総額料金の差が表れてきます。
このように、カシモWiMAXでは何年経っても月額料金が変わらないため、毎月の費用が固定化されてわかりやすいです。
auスマートバリューかUQモバイルとのセット割引
auまたはUQモバイルのスマートフォンを利用中の方は、カシモWiMAXとのセット特典が得られます。
特典はスマートフォンとカシモWiMAXの両方にあります。
・スマートフォンの月額料金が最大1,100円割引
・プラスエリアモードの月額1,100円が無料になる
・プラスエリアモードの月額容量が月15Gから30Gに増量する(ホームルーター契約時)
スマートフォンの割引金額はキャリアや利用中のプランによって変わります。
スマートフォンキャリア | 対象プラン | 割引金額 |
---|---|---|
au | 使い放題MAX 5G | 1,100円 |
ピタットプラン 5G(1GB超~7GB) | 550円 | |
UQモバイル | トクトクプラン/ミニプラン | 1,100円 |
くりこしプラン+5G S/M | 638円 | |
くりこしプラン+5G L | 858円 |
また、割引適用にはカシモWiMAXの申し込みだけでなく、auの場合はauスマートバリュー、UQモバイルなら自宅セット割への加入が別途必要です。
カシモWiMAXを契約した後にauショップや電話にて加入できるようになるので、料金もかからないため忘れずに加入しておきましょう。
なお、本キャンペーンは大半のWiMAXプロバイダでも行われていて、カシモWiMAXだけのキャンペーンではありません。
auまたはUQモバイルの利用者だけでなく、キャリアの乗り換えを検討中の方にも一考する価値のあるキャンペーンです。
端末分割払いサポートで端末代が無料に
カシモWiMAXでは本来は2万円以上になる端末代金を実質0円にできます。
端末代金の支払いは一括払いと分割払いの2種類です。
一括払いでは端末分割サポートが適用されず割引もありません。
一括払いを選んだときの端末代金
WiMAX+5Gプラン:21,780円
WiMAX+5G SAプラン:27,720円
分割払いは年利もなく一括払いと端末代金は変わらないので、カシモWiMAXでは端末代金を実質0円にできる分割払いがおすすめです。
分割払いを選んだときの端末代金
WiMAX+5Gプラン:月額605円×36回払い→端末分割サポート適用で月額0円
WiMAX+5G SAプラン:月額770円×36回払い→端末分割サポート適用で月額0円
また、端末代金を一括で支払う必要がないので初期費用をおさえられるメリットもあります。
ただし解約時に端末代金が残っている場合は、残債を一括で支払う必要があります。
契約期間が36ヶ月に近づくほど端末代金の支払いが減っていくので、長く利用した方がお得です。
端末分割サポートは分割払いを選ぶだけで適用されるので、面倒な手続きをすることなく申し込めます。
カシモWiMAXを利用するなら、分割払いを選んで端末実質無料にしましょう。
Wi-Fiお返しプログラムで5,000円分のAmazonギフト券がもらえる!
カシモWiMAXでは解約時に、今まで使用していたルーターを返却することで5,000円分のAmazonギフト券がもらえます。
カシモWiMAX返却プログラムは対象期間や条件があるため見ていきましょう。
- 2023年9月30日までに端末を返却(必着)
- カシモWiMAXで購入した端末が対象でWiMAX+5Gプラン利用者に限る
- 対象機種
- Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
- Speed Wi-Fi 5G X11
- Speed Wi-Fi HOME 5G L11
- Speed Wi-Fi HOME 5G L12
- 端末の不備がない(破損していない、電源が入る、動作不良がないなど)
- 返却費用は自己負担
なお「端末の不備」とは下記のような状態をさします。
不備のある商品とは、端末が破損している、電源が付かない、液晶パネルに異常がある、SIMトレイの破損または不足、画面にロックがかかっている
引用元:カシモWiMAX公式サイト
不備があるとAmazonギフト券は受け取れず、端末の返却もされません。
Amazonギフト券を受け取るまでの手順は次の通りです。
返却プログラムの手続き
- 端末の返送(事前連絡は不要)
- 運営会社にて端末の動作確認
- 登録メールアドレス宛にAmazonギフト券送付(翌月末)
端末の返送先
〒130-0014 東京都墨田区亀沢3-3-14
カシモWiMAX解約端末返却窓口
また、カシモWiMAXに返却する以外にも自分でフリマアプリに出品する方法もあります。
例えばメルカリでは対象端末の直近の取引実績が50件以上確認でき、中古品端末の需要があるといえます(2023年8月7日時点)。
メルカリでの取引金額相場(2023年8月7日時点)
Speed Wi-Fi HOME L12:5,500~9,000円
Speed Wi-Fi X11:2,000円~7,500円
出品にかかる費用や発送費などを含めて5,000円を超えるなら、返却プログラムよりお得になるので出品してみてもよいでしょう。
ただし、出品や交渉などのやり取りも発生するため、慣れていない方や手間に感じる方は返却プログラムで済ませてしまいましょう
カシモWiMAXの申し込み方法
カシモWiMAXの申し込みは次の6つの手順です。
- 手順1:5G SAプランを利用するか選ぶ
- 手順2:カシモWiMAXで利用したい端末を選ぶ
- 手順3:端末の付属品を選ぶ(モバイルルーターの場合)
- 手順4:オプションを選ぶ
- 手順5:必要情報の入力(支払方法はクレジットカードのみ)
- 手順6:最短即日で発送!
なお他社から乗り換え場合は、乗り換えキャンペーンのあるWiMAXプロバイダを選んだほうがお得になることがあります。
他社からの乗り換えなら別のプロバイダも
- GMOとくとくBB WiMAXなら解約違約金や端末残債に対して最大40,000円のキャッシュバック
- Broad WiMAXなら解約違約金に対して最大19,000円のキャッシュバック
解約違約金が高くなるほど受け取れるキャッシュバック金額も大きくなるので、解約違約金が気になる方は検討してみましょう。
またカシモWiMAXでは、WiMAX2+の3年プランの利用者限定で解約違約金が無料になる乗り換えプランが用意されています。
乗り換え先のプランはWiMAX+5Gのプラン(5G SAではないプラン)です。
プラン変更の申し込みはマイページから手続きできるので、ログインしてから乗り換え専用ページに進みましょう。
なお、この章では新規に申し込む場合の手順を紹介しています。
5G SA対応プランを利用するか
カシモWiMAXではプランごとに申し込みページが違うので注意しましょう。
まずは利用するプランを決めますが、プランはWiMAX+5GとWiMAX+5G SAの2種類であり、選べるルーターや月額料金が変わります。
カシモWiMAXのプラン | 月額料金 | 端末料金 |
---|---|---|
WiMAX+5Gプラン | 4,378円 初月のみ:1,408円 | 分割払い:605円×36回払い 一括払い:21,780円 |
WiMAX+5G SAプラン | 4,818円 初月のみ:1,408円 | 分割払い:770円×36回払い 一括払い:27,720円 |
WiMAX+5G SAプランはWiMAX+5Gプランよりも月額料金が高めで、割引終了後の他社WiMAXの基本月額料金と比較しても安さではかないません。
各プランは次のようなケースでおすすめできます。
WiMAX+5Gプランを選ぶメリット
- 3年未満の利用予定で端末の残債を少しでも安くしたい
- 月額料金を安くしたい
- モバイルルーターを使いたい
WiMAX+5G SAプランを選ぶメリット
- 4年以上の利用予定で安さよりもプランの明快さを重視する
- 通信速度は少しでも速いほうが良い
- ホームルーターを使いたい
5G SAは従来の5Gよりも高速なインターネット利用が可能ですが、利用エリアが今のところ限られているため本来の通信速度を発揮できない可能性があることには注意が必要です。
プランが決まったら申し込みページに進んでください。
カシモWiMAXで利用したい端末を選ぶ
カシモWiMAXで選べる端末はプランによって変わります。
ホームルーターとモバイルルーターのどちらの端末がよいか迷っている方は、以下で紹介する各ルーターの特徴を参考にしてみてください。
性能 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
---|---|---|---|
ルーターの種類 | モバイルルーター | モバイルルーター | ホームルーター |
対応プラン | WiMAX+5G | WiMAX+5G SA | WiMAX+5G SA |
製品外観 | |||
メーカー | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ | ZTE Corporation |
(下り/上り) | 最大通信速度2.7Gbps/183Mbps | 3.9Gbps/183Mbps | 4.2Gbps/286Mbps |
連続通信時間 | 約490分 | 約540分 | - |
同時接続数 | WiFi:16台 USB:1台 | WiFi:16台 USB:1台 | WiFi:32台 有線LAN:2台 |
サイズ | 約W136.0×H68.0×D14.8mm | 約W136 × H68 × D14.8mm | 約W100×H207×D100㎜ |
重量 | 約174g | 約174g | 約635g |
ホームルーターは次のような特徴があります。
ホームルーターのメリット | ホームルーターのデメリット |
---|---|
・設置には工事不要で、コンセントに刺すだけ ・モバイルルーターよりも通信速度が安定しやすい ・モバイルルーターよりも複数の端末を接続できる | ・屋外などコンセントがない場所では利用できない |
在宅ワークやオンライン授業など安定した通信を優先するならホームルーターがおすすめです。
一方でモバイルルーターは次のような特徴があります。
モバイルルーターのメリット | モバイルルーターのデメリット |
---|---|
・サイズがコンパクトで軽い ・持ち運びしやすい | ・充電式なので電池が切れると使えない ・ホームルーターと比べて速度が遅くなる |
外出先で電池が切れると使えなくなるため、長時間使う場合はこまめな充電が必要です。
なお、端末代金の支払いは端末分割サポートで実質0円にできる分割払いがおすすめです。
屋外での利用有無や通信速度の安定性など、自分の利用環境に照らし合わせて選びましょう。
端末の付属品を選ぶ(モバイルルーターの場合)
モバイルルーターを選んだ場合は、付属品を選択します(ホームルーターに付属品はありません)。
モバイルルーターの充電にはUSB Type-Cに対応した充電器が必要で、端末とは別売りになっているため持っていない場合は購入する必要があります。
クレードルはなくても支障はありませんが、自宅での利用が多く、有線接続で少しでも通信速度を上げたい場合は選んでも良いでしょう。
オプションを選ぶ
続いてオプションの選択です。
いくつかのオプションがありますが、安心サポート以外(その他の充実オプションの欄)は特に気にしなくて良いでしょう。
不要なオプションのチェックを外してから先に進みましょう。
端末保証の安心サポートは3つの料金プランがあり、保証対象が広がるにつれて料金も上がっていきます。
プラン名 | 月額料金 | 保証対象 |
---|---|---|
安心サポート基本保証 | 330円 | 取り扱い説明書通り、落ち度なく利用して故障した場合のみ無償修理の対象 |
安心サポートワイド | 660円 | 落下など外傷や水没による故障も無償修理の対象 |
安心サポートワイドプラス | 880円 | 盗難や紛失の場合も3,300円で再購入できる |
安心サポートは申し込み時しか加入できないため、必要かどうかをよく決めてから申し込みましょう。
なお、保証対象は端末のみでケーブルや付属品は含まれません。
- 基本保証プラン
-
基本保証プランでは電源が入らない、通信ができないなどの自然故障の場合に無償で修理をしてもらえますが、同様の故障は端末のメーカー保証でも対応できるので保証期間の1年間は無駄になってしまいます。
- ワイドプラン、ワイドプラスプラン
-
ワイドプランでは落下や水没、ワイドプラスプランではさらに紛失にも対応してもらえますが、月額料金も高いため3年間利用するとオプションだけで2万円以上を追加で支払うことになります。
3年間の料金:ワイドプランで23,760円、ワイドプラスプランで31,680円
カシモWiMAXのような長期利用向けのプロバイダだと、安心サポートだけで端末代金と同じくらいの金額を支払うことになるので、安心サポート加入はあまりおすすめはできません。
安心サポート未加入の場合は、メーカー保証外であれば端末の再購入となり、下記の代金がかかります。
対象端末 | 端末再購入代金 |
---|---|
5G SA対応端末 ・Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ・Speed Wi-Fi 5G X12 | 28,000円 |
5G SA非対応端末 | 22,000円 |
基本保証プランは3年間加入でも11,880円なので端末代金よりも安くすみますが、保証対象外の場合にはプラン料金が無駄になってしまうこともあります。
ただし、加入期間内であれば複数回でも対応してもらえるため、端末を損傷させたり紛失したりする可能性が高い場合は、安心サポートを利用しても良いかもしれません。
必要情報の入力(支払い方法はクレジットカードのみ)
続いては個人情報の入力で、名前、住所、メールアドレスなどを入力していきます。
メールアドレスを間違えると申し込み後に送られる受付完了メールを受け取れませんので注意しましょう。
端末の配送先住所とお知らせ情報の受け取りは任意なので、住所の変更やメール受信希望の場合はそれぞれ入力しましょう。
利用規約、重要事項説明を確認し、チェックを入れて次に進みます。
次に契約内容の確認です。
機種やプラン、お客様情報に誤りがないか確認し問題なければ次に進みます。
申し込み後のプラン変更はできませんので、「初期・月額費用」も間違いがないか確認しましょう。
確認が終わったらクレジットカード情報の入力に進みます。
支払方法はクレジットカードのみでデビットカードや口座振替は利用できません。
クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力し、ボタンを押して申し込みます。
最短即日で発送される
申し込みが完了したらあとは端末が発送されるまで待つだけです。
発送作業が完了すると登録したメールアドレス宛に伝票番号と荷物追跡用のURLが記載されたメールが届きます。
到着日時の指定はできませんので、指定のURLにて発送状況を確認しましょう。
宅配業者は佐川急便で、発送元は東京なので関東から離れるほど到着日は遅れます。
配送料は発送元負担なので商品を受け取るだけです。
不在伝票などで受け取れずに再発送になってしまうと、送料が自己負担になってしまうので到着日をチェックしておきましょう。
配送にかかる日数を見込んで申し込みをすれば、受け取れる日に近づけることもできます。
カシモWiMAXの解約違約金と解約方法
解約手段は電話、メール、マイページの3つあり、毎月20日が解約の締め日なので当月解約するには20日以前の申請が必要です。
解約時に支払う料金で注意すべきポイントは次の3つです。
- 解約月の月額料金
- 解約違約金
- 端末残債
- 解約月の月額料金
-
20日の17時までに連絡すると当月末で解約できますが、過ぎてしまうと翌月末での解約となり余計な月額料金が発生していまいます。
また解約日による日割り計算もされないため月額料金の満額を支払う必要があります。
- 解約違約金
-
WiMAX+5G、WiMAX+5G SAのプランであれば解約違約金は発生しませんが、旧プランであるWiMAX2+の場合は更新月以外の解約で違約金が発生します。
カシモWiMAXも以前は解約違約金が10,450円~20,900円かかりましたが、2019年3月15日以降の申し込みから無料になりました。
また2022年7月1日の法改正で解約違約金の上限が月額料金の1ヶ月分となり以前のように高額にはなりません。
- 解約時期によって発生する端末残債の支払い
-
端末代金の分割払いを選んだ場合、3年未満の利用なら残債の一括払いが必要です。
例えば、WiMAX+5Gプランを2年で解約した場合は分割払いの605円を残りの12ヶ月分支払うため、残債は7,260円となり一括で支払います。
端末の返却は不要なので処分しても問題ありませんが、カシモWiMAXのお返しプログラムで下取りに出したり、フリマアプリに出品したりすることでお得に処分できます。
また、解約後もWiMAXの利用を継続したい場合はお得な乗り換え方法もあります。
カシモWiMAXからの乗り換えの選択肢
- カシモWiMAXのWiMAX2+からWiMAX+5Gへプラン切り替え(解約違約金が無料)
- カシモWiMAXのいずれかのプランから他社のWiMAXへ乗り換え(解約違約金分のキャッシュバック)
WiMAX2+プランの解約違約金は2万円を超えるケースもあるので、費用をおさえられる仕組みを有効活用しましょう。
電話もしくはマイページから解約する
解約は電話、メール、マイページの3通りの方法で手続きができます。
電話で手続きする
・電話番号 050-3185-6551(ナビダイヤルのため通話料金がかかります)
・営業時間 10時~17時(年末年始を除く)
メールで申請する
メールアドレス:[email protected]
マイページから解約する
・マイページにアクセス
・ID、パスワードを入力してログインする
解約は20日の17時を過ぎると翌月の解約になります。
電話の場合はすぐにつながらないことも考えられるので時間に余裕を持って連絡しましょう。
メール、Webの場合は解約の受付通知メールが届いたときに受付完了となるので、解約月が変わる20日ギリギリにならないように注意しましょう。
カシモWiMAXは解約後いつまで使える?
カシモWiMAXは解約月の月末まで利用可能です。
解約月は、解約手続きが毎月20日の17時までなら当月、21日以降なら翌月になります。
月途中の解約でも月額料金の日割り計算はなく満額を請求されるので、解約月が延びると1ヶ月分の月額料金が余計にかかってしまいます。
20日までの解約であれば月額料金は変わらないため、解約月に入ったら忘れないうちに申請してしまいましょう。
解約しても端末の返却は不要なので、端末が要らなくなったら下記の方法でお得に処分できます。
端末のお得な処分方法
- カシモWiMAXのWi-Fiお返しプログラムでAmazonギフト券5,000円分を受け取る
- メルカリなどのフリマアプリに出品する
また、WiMAXを継続する場合は端末をそのまま使いまわすこともできますが、プロバイダによっては端末購入が必須な場合もあるので事前に確認しておきましょう。
解約月末以降はWiMAXが利用できなくなるので、残った端末は自由に処分しましょう。
解約証明書を取得する方法
カシモWiMAXでは解約証明書は発行されません。
他社のWiMAXではキャッシュバック条件に解約証明書の提出があるので、請求書など金額内訳のわかる書類や画面をスマートフォンなどで撮影するか画面をキャプチャします。
解約違約金に対するキャッシュバックのあるプロバイダにはGMOとくとくBB WiMAXとBroad WiMAXがあります。
GMOとくとくBB WiMAXの解約違約金キャッシュバックで必要な項目
・サービス名、プロバイダ名
・契約者氏名(申し込み者と苗字が一致)、住所
・解約違約金の明細
Broad WiMAXの解約違約金キャッシュバックで必要な項目
・契約者氏名(申し込み者氏名と一致)
・解約違約金の明細
・解約日
Broad WiMAXの場合はカシモWiMAXの契約者と同一名義であることが必須なので、もし違う場合は受け付けてもらえないので注意しましょう。
カシモWiMAXでは解約証明書はないため、受け取った書類や領収証などは紛失しないようにしましょう。
カシモWiMAX2+からカシモWiMAX+5Gに切り替える方法
WiMAX2+を利用中なら解約違約金なしでWiMAX+5Gプランへの変更ができます。
プラン変更ができるのはWiMAX2+の3年プランを利用中の方で、変更先はWiMAX+5G(WiMAX+5G SAではない)のプランです。
新規申し込みのWiMAX+5Gプランは月額料金が4,378円ですが、プラン変更の場合は4,345円で33円ほど安くなっています。
WiMAX2+の解約には、更新月以外では少なくとも1万円以上の解約違約金がかかりますが、専用ページから申し込むことで無料にできます。
カシモWiMAX2+(3年)プランの解約違約金
0~12ヶ月目:20,900円
13~24ヶ月目:15,400円
25~36ヶ月目:10,450円
37ヶ月目(更新月):0円
38ヶ月目以降:10,450円
また、プランをWiMAX2+からWiMAX+5Gに切り替えることで次のようなメリットもあります。
WiMAX2+プランにはないWiMAX+5Gプランのメリット
- au 4G LTE、au 5Gへの対応により利用エリアが広がる(プラスエリアモードでさらに広がる)
- 使用データ容量7GBの制限がなくなる(プラスエリアモードの15GB制限はある)
- 契約期間の縛りがなくなり、解約違約金もかからなくなる
カシモWiMAXのサポートやサービスに不満がなければ、プランだけ変更してカシモWiMAXの利用を継続してもよいでしょう。
プランの変更はカシモWiMAXのマイページから申し込めるので、マイページにログインしてからプラン変更の申し込みページに飛んで手続きしましょう。
解約違約金の負担がある乗り換え先
WiMAXを乗り換え予定なら、解約違約金に対するキャッシュバックがある他社WiMAXへの乗り換える方法もあります。
キャッシュバック金額や補填対象の費用項目はWiMAXプロバイダにより異なります。
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック金額は解約違約金、端末残債が20,000円以上のとき40,000円です。
40,000円のキャッシュバック金額を受け取れるケースは20,000円以上の解約違約金が発生するときですが、カシモWiMAXでは解約違約金が税抜金額で20,000円未満です。
カシモWiMAXの解約違約金は最大で税込金額20,900円(税抜金額だと19,000円)
なお、カシモWiMAXでは解約時期によって2万円以上の端末残債が発生するため最大額のキャッシュバックを受け取れますが、GMOとくとくBB WiMAXでは端末の再購入が必須になるため注意しましょう。
一方のBroad WiMAXはキャッシュバック金額の上限が19,000円のため最大金額まで受け取れますが、課税分は含まれません。
例えば解約違約金が20,900円の場合はキャッシュバック金額が19,000円で、残りの1,900円は自己負担になります。
そのため、GMOとくとくBB WiMAXのほうがお得な乗り換え先といえます。
カシモWiMAXへのよくある質問
カシモWiMAXを検討している方や利用中の方からよくある質問を紹介します。
- WiMAXを最安で利用できるプロバイダはどこ?
-
GMOとくとくBB WiMAXが最安で、新規で4年以上の利用ならカシモWiMAX。
- カシモWiMAXの電話番号など問い合わせ先を知りたい
-
問い合わせ先は電話(050-3185-6551)、Webフォーム、メール([email protected])の3種類。
- カシモWiMAXの通信制限の基準はある?
-
WiMAX+5Gプランならプラスエリアモード時に15~30GBまで。
WiMAX2+プランなら7GBまで。
WiMAXを最安で利用できるプロバイダはどこ?
最安で利用できるWiMAXプロバイダはGMOとくとくBB WiMAXです。
GMOとくとくBB WiMAXの特徴である最大40,000円の高額キャッシュバックによって実質総額料金が最安になります。
プロバイダ名 | 1年間の 実質総額料金 | 2年間の 実質総額料金 | 3年間の 実質総額料金 | 4年間の 実質総額料金 |
---|---|---|---|---|
カシモ | 53,944円 | 106,480円 | 159,016円 | 211,552円 |
GMO(新規) | 48,717円 | 100,725円 | 152,733円 | 213,981円 |
GMO(乗り換え) | 34,217円 | 86,225円 | 138,233円 | 199,481円 |
※実質総額料金は4年間続ける前提の年間総額(キャッシュバック、割引、端末代金含む)です。
※利用開始月を0ヶ月目として起算しています。
※プロバイダ名を一部省略しています。
※カシモWiMAXはWiMAX+5Gプランの料金で算出しています。
キャッシュバック金額は新規申し込みの場合で25,500円、乗り換え時の解約違約金が20,000円以上の場合で40,000円になり、14,500円の差があります。
4年間の実質総額料金では、新規申し込みの場合にはカシモWiMAXが上回りますが、乗り換えの場合にはGMOとくとくBB WiMAXの安さに届きません。
カシモWiMAXとGMOとくとくBB WiMAXの実質総額料金の比較
- WiMAXを新規ではじめて4年間継続した場合:カシモWiMAXのほうが安くなる
- 他社WiMAXから乗り換えして4年間継続した場合:GMOとくとくBB WiMAXのほうが安くなる
※乗り換え時の解約違約金が20,000円以上のとき
そのためカシモWiMAXをおすすめできるのは、WiMAXの利用がはじめてで4年以上継続する予定の方になります。
ただしカシモWiMAXは安さだけでなく料金プランのシンプルさも特徴なので、安くするために色々手続きするのが面倒な方にはおすすめできるWiMAXプロバイダです。
カシモWiMAXの電話番号など問い合わせ先を知りたい
カスタマーサポートへの連絡方法は3つあります。
その他、マイページでは下記手続きが可能です。
- 解約
- 契約情報変更
- 支払用クレジットカードの変更
カシモWiMAXの通信制限の基準はある?
カシモWiMAXの通信制限は月間のデータ容量によって決まりますが、契約プランと通信モードにより異なります。
WiMAX+5Gプラン、WiMAX+5G SAプラン
- スタンダードモードに通信制限はありません。
- プラスエリアモードで月間のデータ容量15GBを超えると、送受信速度が最大128kbpsに制限されます(※1、2、3)。
※1 プラスエリアモードの速度制限はスタンダードモードには適用されません。
※2 UQモバイル自宅セット割、auスマートバリューに加入していてホームルーターを利用している場合は上限が30GBに増量されます。
※3 通信制限は翌月1日にリセットされます。
WiMAX2+プラン(新規受付終了)
- 通信モードによらずデータ容量7GBを超えると送受信速度が最大128kbpsに制限されます(※1)。プラン内容によってカウント対象のデータ容量が異なります。
- ギガ放題プランの場合:ハイスピードプラスエリアモードで使用したデータ容量が対象(※2)
- その他のプランの場合:通信モードによらず使用したすべてのデータ容量が対象
- 直近3日間で10GB以上になると混雑時間帯(18時頃~翌日2時頃)が1Mbpsに制限されます。
※1 通信制限は翌月1日にリセットされます。
※2 ハイスピードモードも同様に最大128kbpsに制限。
また、明確な基準はありませんが大量のデータ通信を行うと通信速度が制限されることがあります。
ネットワークの混雑回避のため、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
引用元:カシモWiMAX公式サイト よくある質問
少なくともWiMAX+5Gであれば、スタンダードモードでデータ容量の制限がないため、動画視聴やビデオ通話などの使用で通信制限になることはないでしょう。
結論:カシモWiMAXは長期利用したい人におすすめ
カシモWiMAXは利用者からの評判が良く、レビューサイトでランキング1位を獲得するなど高い評価を得ています。
カシモWiMAXの評価ポイント
- 料金プランのシンプルさ
- サポート対応の良さ
- 端末代金を実質0円にできる
- 解約時に端末の下取りがある
料金プランがわかりやすいだけでなく、月額料金の安さ、端末代金を実質0円にできるキャンペーン、解約時の下取りなどの料金面のメリットがあり、実質的な総額料金の安さでも他社のWiMAXに引けを取りません。
ただしカシモWiMAXは最安のWiMAXプロバイダではないことと、短期利用には向かないことには注意しましょう。
カシモWiMAXの注意すべきポイント
- 4年以上利用しないと実質総額料金は最安にならない
- 5G SA対応プランだと安さのメリットが薄くなる
- 3年未満で解約すると残りの端末代金の支払いが必要
以上を踏まえると、WiMAXを新規にはじめる場合で4年以上の長期利用予定なら特におすすめできます。
料金割引やキャッシュバックなどわかりにくい仕組みがなく月額料金が一定でシンプルなため、面倒な手続きをしたくない人にピッタリのWiMAXプロバイダです。