MUGEN WiFiの評判は？口コミから分かる落とし穴とは

MUGEN WiFiはモバイルWiFiサービスの1つで、2023冬のモバイルWiFiアワードでは総合満足度・繋がりやすさ・速度で三冠達成しました。

しかし半年後、2023夏の同ランキングにおいては、どの項目も上位圏外か最高でも5位となっており、評判が急降下してしまっています。

MUGEN WiFiの公式ホームページに掲載されている三冠達成やNo1は過去の情報であり、最新の2023夏のモバイルWiFiランキングでは全て上位圏外。

この記事では、2023年9月時点での最新情報を元に、MUGEN WiFiのメリット・デメリットから選ぶべきポイントや注意点を解説していきます。

MUGEN WiFiを検討中の方はもちろん、これからモバイルWiFiを選ぶ全ての方にとって、サービスを選ぶポイントもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

もしMUGEN WiFiの詳細を今すぐ確認したい場合はこちらからどうぞ。

MUGEN WiFiってどんなサービス？クラウドWiFiって何？

MUGEN WiFiは、株式会社FREEDiVEが提供するモバイルWiFiサービスの1つです。

モバイルWiFiとは、持ち運びできるルーター（端末）と、スマホやパソコンなどの機器をWiFi接続することで、場所を問わずインターネット通信を可能にするサービスです。

それでは、MUGEN WiFiの基本情報を見てみましょう。

FREEDiVEは2016年に設立された比較的新しい企業で、2021年12月よりMUGEN WiFiを運営していた株式会社surfave、ならびにAiR WiFiを運営していた株式会社OceanMapの3社間が経営統合しました。

そのため株式会社FREEDiVEでは、モバイルWiFiサービスを4種類も提供しています。

MUGEN WiFiの大きな特徴は2つあります。

・契約の縛りをなしにできる「2年間縛りなし」オプション
・30日以内であれば少ない費用で解約できる「30日間お試しモニター」

MUGEN WiFiの2年間縛りなしのオプションは、月額660円で契約期間内でも解約金3,300円の必要がなく解約ができます。

しかし、縛りなしオプションに加入すると、30日間お試しモニターは利用できないため併用はできません。

また、縛りなしオプションは利用期間が長くなるほど、解約金よりもオプションの合計金額が大きくなるデメリットもあります。

実際、利用から5ヶ月目には縛りなしオプションに支払った合計金額と、解約違約金が同額になってしまいます。

契約期間	2年間縛りなしオプション料金
3ヶ月	1,980円
4ヶ月	2,640円
5ヶ月	3,300円　解約金と同額

よって、縛りなしオプションは2～4ヶ月以内に解約する場合はお得ですが、対象者はかなり限定されます。

いずれにしても、「縛りなしオプションを選択できること」「30日間無料モニターがあること」がMUGEN WiFiの大きな特徴です。

MUGEN WiFiは安いの？高いの？

MUGEN WiFiは、以前までは安さもメリットの1つでしたが、2023年9月現在は100GB容量の他のクラウドSIMサービスと比較したところ、MUGEN WiFiは安いどころか、高い方です。

サービス名	月額料金
MUGEN WiFi	3,718円
大容量WiFi	2,900円
モンスターモバイル	2,948円
それがだいじWiFi	3,267円
どこよりもWiFi	2,508円

またMUGEN WiFiには、クラウドWiFiには珍しい10,000円のキャッシュバックがありますが、キャッシュバックを適用しても、残念ながらそれほど安くはありません。

インターネット上の記事には古い情報も多く、MUGEN WiFiの価格をメリットとして述べている内容もありますが、モバイルWiFiは価格競争が激しいため、少し前まではお得だったサービスも短期間のうちに変わってしまうのが現実です。

通信サービス系の記事は、古い情報のままの記事も多いため、更新日だけではなく最新情報を元に書かれたものかをチェックする。

この記事では2023年9月現在の最新情報を元に記事を作成しているため、MUGEN WiFiを含むクラウドWiFiの正確な情報をお伝えします。

MUGEN WiFiの回線は？

MUGEN WiFiは、クラウドSIMの通信技術を利用しており、WiFi端末を持ち歩くことで全国の広い範囲でインターネットを利用できます。

また固定回線とは違い工事やSIMカードも不要で、端末が手元に届いたらルーターの電源を入れるだけで、すぐにインターネットに接続できます。

クラウドSIMとは、クラウド上のSIMサーバーにある多くのSIMカードの中から、使う地域情報に応じてSIMカード情報を、端末に都度割り当てることによりインターネット通信を可能にする技術です。

利用地域に応じて、最適な回線のSIM情報を自動で割り当てられるため、国内はもちろん海外でも特別な手続きなしに利用できるのはそのためです。

1ヶ月100GBとは？

MUGEN WiFiのプランは、月額容量が100GBと大容量です。

しかし100GBとは、具体的にどれほど使用できる量なのか気になりますよね？

MUGEN WiFi公式ページに、100GBでどの程度使用できるかが載っていたので参考にしてみましょう。

1ヶ月間で100GBを超えた場合は128kbpsまで速度制限がかかりますが、YouTubeを毎日5時間以上見続けるような利用頻度でなければ、簡単に速度制限はかかりません。

また他のクラウドSIMの容量別プランでも、大半のサービスで100GBプランがデータ上限であるため、容量無制限のWiMAXよりも安い月額料金で利用したい方には、一番容量が大きくおすすめです。

端末機種「U3」はどんな端末？

MUGEN WiFiの取り扱い端末は、Glocal Me U3です。

端末名	Glocal Me U3
通信速度	下り最大150Mbps 上り最大50Mbps
端末料金	0円
バッテリー容量	最大12時間
重量	125g
同時接続台数	最大10台（推奨5台）
USB端子	USB Type-C

項目	U2s	U3	G4
重さ	149g	125g	188g

U3は液晶画面がありませんが、上の表のとおり他の端末と比べて端末重量が軽く、持ち運びしやすいのが特徴です。

しかし、液晶画面が無い分、データ通信量が端末からは確認できないため、スマホやパソコン等から確認するしかありません。

使用データ量の確認方法は、MUGEN WiFiに接続したデバイスからブラウザ検索でURL入力欄に「192.168.43.1」と入力して検索すれば確認できます。

MUGEN WiFiは端末が1種類しかありませんが、同じFREEDiVEの提供するモバイルWiFiの「AiR WiFi」は3種類から端末が選べるため、別の端末が希望であれば他のサービスとも比較してみましょう。　　

MUGEN WiFiの4つのオプション

MUGEN WiFiのオプションは4つあり、3ヶ月おまとめオプションを除いて月額オプション料金がかかります。

なお、すべて任意であり申し込みは必須ではありません。

MUGEN WiFiのそれぞれのオプションは、項目ごとに詳しく説明しますが、すぐに知りたい方はオプション名をクリックすれば詳細ページにジャンプできます。

また、オプションの他にもMUGEN WiFiの使い勝手を30日間試せる「30日間お試しモニター」や、最大10,000円のキャッシュバックがあります。

しかし、MUGEN WiFiのメリットであるオプションやキャッシュバックも、利用者の評判などからは適用条件がわかりづらさから内容をよく理解しないと、規約の落とし穴にハマる利用者もいるようです。

それではMUGEN WiFiのデメリットや悪い評判は、どういったものなのか？契約する場合はどんなところに気を付けるべきか、次章にて詳しく解説します。

MUGEN WiFiの悪い評判やデメリット

MUGEN WiFiのサービスの特徴を理解するためにも、まずはデメリットから把握しましょう。

MUGEN WiFiのデメリットを簡単に言えば安くない・わかりづらい・サポートが悪いです。

特に悪い評判は、手間のかかる手続きや、落とし穴的な適用条件、トラブル時や解約時の問い合わせ対応への不満です。

これは同じ運営会社のFREE DiVEが提供するAiR WiFiのサービスでも、同様の評判が存在します。

上記の8つのデメリットを、詳しい内容や利用者の口コミを見ていきましょう。

100GBプランで安くない

まずは、MUGEN WiFiと他の100GB容量の縛りなしプランをサービスを比較しました。

比較内容は、1年目、2年目の総額と1GBあたりの金額です。

サービス（縛りなしプラン）	1年目総額	1年目1GBあたり	2年目総額	2年目1GBあたり
MUGEN WiFi	60,214円	46.3円	102,750円	41.1円
AiR WiFi（サクッとプラン）	50,204円	38.6円	93,500円	37.4円
AiR WiFi（らくらくプラン）	51,491円	39.6円	95,975円	38.4円
AiR WiFi（まるっとプラン）	54,494円	41.9円	101,750円	40.7円
それがだいじWi-Fi	47,630円	36.6円	88,550円	35.4円
クラウドwifi東京	51,634円	39.7円	96,250円	38.5円
モンスター モバイル	54,494円	41.9円	101,750円	40.7円
ゼウスwifi	64,504円	49.6円	121,000円	48.4円

1年目、2年目ともにMUGEN WiFiは、総額料金が割高なのがわかります。

なぜならクラウドSIM回線であれば通信技術は同じであり、MUGEN WiFiと端末も同じGlocalMeのU3なので、AiR WiFiのらくらくプランは、回線・端末ともにほぼ同等の条件です。

しかし、MUGEN WiFiの1年間目総額は通信条件が同等のAiR WiFiと比べて、1万円近く高いためMUGEN WiFiを選んでしまうと料金面でかなり損してしまいます。

よって、クラウドSIMサービスを選ぶ基準は、特徴のあるプラン内容やオプションなどがない限り、実質総額による比較が重要です。

MUGEN WiFiは電波状況が悪い？速度が遅い

MUGEN WiFiの回線速度が遅いや電波状況が悪いといった評判があるため、平均実測値やユーザーの口コミから検証してみます。

まずは、回線の遅さや液晶のない端末へ不満を感じる口コミです。

また、通信速度が1桁以下で解約をするユーザーの口コミもありました。

これらの口コミが事実に基づくものかどうか、直近の平均実測値を調べてみました。

MUGEN WiFi平均実測値

平均下り速度: 11.7Mbps
平均上り速度: 6.62Mbps
※下り：ダウンロード速度／上り：アップロード速度
引用元：みんなのネット回線速度9月19日時点

MUGEN WiFiの平均実測値は、下りでも10Mbpsをようやく超えるくらいで、同じクラウドWiFiの中でも速度は遅い方です。

回線は同じでも、下り速度がMUGEN WiFiよりも10Mbps以上早いサービスもあるため、実測度のデータからは端末の違いなどによる通信速度の差があります。

サービス名	実測度の平均値
MUGEN WiFi	下り速度：11.7Mbps 上り速度：6.62Mbps
THE WiFi	下り速度: 24.61Mbps 上り速度: 10.76Mbps
AiR WiFi	下り速度: 21.87Mbps 上り速度: 14.99Mbps
それがだいじWi-Fi	下り速度: 12.52Mbps 上り速度: 13.68Mbps

よって、MUGEN WiFiの電波や速度が悪いといった口コミはそれほど根拠がない評判でもなさそうです。

また、MUGEN WiFiの時間帯別の平均速度（直近3ヶ月）に注目すると、時間帯による速度のムラが気になりました。

時間帯	平均速度
朝	下り2.47Mbps 上り2.14Mbps
昼	下り22.53Mbps 上り13.76Mbps
夕方	下り18.4Mbps 上り11.61Mbps
夜	下り7.28Mbps 上り9.8Mbps
深夜	下り8.94Mbps 上り1.48Mbps

時間帯別の平均実測値を見ると、1日の中でも昼や夕方は20Mbps前後の速度があるのに、夜～朝にかけては1桁しか速度が出ておらず、速度に偏りが見られます。

これがMUGEN WiFiの速度の特徴と捉えると、夜にインターネットをよく利用する人にとっては速度が遅く、朝は標準画質の動画すら満足に利用できない可能性もあります。

ちなみに用途別の速度の目安は以下の通りです。

10Mbps以上あれば、HD動画の視聴やビデオ通話なども可能ですが、3Mbpsを下回ると必要最低限のウェブ閲覧やLINEメッセージの送受信くらいしかできないです。

そのため時間帯によって、3Mbpsを下回るような速度であれば快適な通信速度ではありません。

半年でクラウドWiFiランキングの圏外へ

MUGEN WiFiのホームページに掲載されている「総合満足度No.1、繋がりやすさNo.1、速度No.1と3冠達成しました」と宣伝されていますが、これはモバイルWiFiアワード2023冬の結果です。

モバイルWiFiアワードとは、WiMAX・ポケット型WiFiの専門比較サイト「WiMAX比較.com」がモバイルWiFiサービスの顧客満足度の実態調査を目的として、モバイルWiFiの利用経験がある2023年は2434～2600人のアンケート結果を元に、各部門で最も顧客満足度が高いモバイルWiFiのサービス（プロバイダ）を表彰しています。

最新のアワード2023夏の結果はMUGEN WiFiはランク外でした。

評価のジャンルでも総合満足度、速度は1位からランク外にまで落ちていました。

MUGEN WiFiが半年の間に、ここまでランキングが落ちたのは、価格競争に敗れた影響とユーザーの回答の評価が低下したとが考えられます。

一体どういった理由で、ここまでMUGEN WiFiの評価が下がったのか、他のデメリットを検証しながらその原因を探ってみます。

キャッシュバックは手間と時間がかかる

MUGEN WiFiの10,000円のキャッシュバック自体はメリットですが、10,000円を貰い終えるまでには2年近くかかります。

また不定期で複数回届くアンケートへの回答に加え、14ヶ月と23ヶ月に届く受け取り申請メールから、その都度受け取り申請をしないと振り込まれないため、キャッシュバック申請手続きが多いのもデメリットです。

受け取り手順は後半の章で詳しく解説しますが、キャッシュバックは5,000円ずつ1年おきに振り込まれます。

キャッシュバック受け取り申請フォームは、メールにて利用開始月を含む14ヶ月目と23ヶ月目に登録したメールアドレスに届く。

MUGEN WiFiはキャッシュバックを受け取り終えるまでに2年近くもかかるため、2年未満で解約した場合は全額の10,000円は貰えません。

そのため、2年未満に解約する可能性がある方は、キャッシュバックを差し引いた実質月額料金などは参考にしない方が良いでしょう。

さらにアンケートの回数は4回との情報もありますが、キャンペーン詳細によるとその時により回数は異なるようです。

口コミからMUGEN WiFiのアンケートは1日しか回答できないといった情報や15時間以内といった口コミもあります。

キャッシュバックを受け取るための条件が極めて厳しいとわかります。

キャッシュバックが適用外になる注意点
・キャッシュバックが振込まれる前に、解約した場合
・申請した情報に不備があり、振込できない場合
・申請期日までに手続きしなかった場合
・キャッシュバック振込時期までに料金の未納がある場合

以上より、MUGEN WiFiはせっかく10,000円キャッシュバックのキャンペーンがあっても、2年間のうちにいつ来るかわからないアンケートメールに気を付けながら、期限内に回答が必要です。

そして、キャッシュバックのための申請項目を滞りなくこなしても、14ヶ月目以降に5,000円、23ヶ月目以降に5,000円と全額10,000円もらい終わるまでに、2年近くかかります。

そのため、メリットであるはずのキャッシュバックも、労力と時間がかかるため、誰でも気軽にもらえるわけではありません。

また、キャッシュバックがなくてもMUGEN WiFiよりも実質総額が安いなら、他のサービスの方がお得です。

結果として無制限のキャッシュバックは、もらうのを諦める人や、もらえない人も多いため満足度が低いです。

電話窓口がなくサポートが不十分

MUGEN WiFiには問い合わせ電話窓口がなく、問い合わせはメールからの問い合わせフォームのみです。

質問や相談も即時答えてもらえるようなチャット機能などもありません。

問い合わせ先は、問い合わせフォームからのみ

さらに、問い合わせフォームのメール返信は平均3営業日かかるため、急ぎのトラブルや回線の不通などを訴えたい場合は、返答が来るまでサービスが利用できない状態が続きます。

また、問い合わせ内容が一度の返信で解決しない場合は、一度質問する度に返信に3営業日前後かかると、解決までに長い時間を要します。

結論として、MUGEN WiFiにはメール以外の連絡手段がないため、トラブル時のリスクはとても大きいです。

申し込み後はキャンセルができない

MUGEN WiFiは一度申し込みするとキャンセルができません。

仮に契約日から8日以内であれば、初期契約解除制度を利用できますが、それ以降であれば通常通りの解約手続きや解約金が必要です。

同じ運営会社のAiR WiFiでは端末の発送前であれば、ご注文差し止め手数料2,970円はかかりますが、キャンセル可能なため、他のサービスと比較してもMUGEN WiFiの利用規約が厳しくユーザーに厳しい内容です。

解約方法が分かりづらい

以前までMUGEN WiFiを解約するには、解約申請フォーム入力後、以前までは有料ダイヤルへの電話が必要でした。

そのため電話解約窓口が繋がりづらく、解約手続きが大変面倒だといった口コミが多数ありました。

上の口コミは2023年3月時点のもので、この頃はまだ解約に電話が必須だったようです。

また、2023年7月時点の口コミでも、解約手順が長くてスムーズに解約できないといった不満の声があります。

しかし利用者の苦情が多かったせいか、2023年9月現在は解約の際に電話をかける必要がなくなりました。

とはいえ、解約手続きの方法をよく理解していないと、契約プランや支払方法により解約申請の締め日や返却物の返却期限が異なるため、まだわかりづらさが残されています。

特に、口座振替で契約中の場合は、毎月の引き落とし日によって解約申請の締め日が違います。

毎月の口座引き落とし日により、端末の返却期日も違うため、契約内容に応じた解約申請締め日や返却期日を確認しましょう。

また、2年間縛りなしプランか、通常プランでも端末の返却期限が違うため要注意です。

なお、契約期間の2年以上経過した解約は、解約金は発生せず、端末も返却しなくていいので機器返送の手間もありません。

しかし、上の口コミのように解約月以降も端末を利用してしまった場合、MUGEN WiFi側の端末の停止措置が遅いため「あれ？まだ使えるな」と思って利用してしまうと、解約申請が済んでいても月額料金が請求されてしまいます。

ここが落とし穴
MUGEN WiFiのホームページには、はっきりと解約月以降の端末利用は月額料金が発生するとは書いていませんが、「端末返送の確認がとれ次第、順次解約手続きを進めさせていただきます」とあるため、間違って解約月以降も利用してしまうと月額料金を請求されます。

また、解約金は申し込みの時期によって異なります。

2022年6月30日以前に申し込みの方は、契約期間内の解約金が高額です。

さらに下の画像はMUGEN WiFiの解約の詳しい説明が載っているページですが、MUGEN WiFiのトップページからは見れません。

解約に関する案内ページにたどり着くためには、問い合わせからリンクページを何度も飛ばないといけないため、解約案内がすぐに確認できないことも、MUGEN WiFiの解約をわかりづらくしている大きな要因です。

しかも、すぐ上の「MUGEN WiFi　解約に関するご案内」のMUGEN WiFiの綴りは「i」が抜けた状態で表示されているなど、ホームページの管理もきちんと機能していない運営会社の状況が伺えます。

結果として、MUGEN WiFiの解約は契約内容により違いますが、解約案内がすぐ確認できない公式ホームページのつくりそのものも、解約のわかりづらさを助長しています。

しかし、以前のようになかなか繋がらない有料ダイヤルへの電話は不要になったため、2年以降の解約であれば解約申請の締め日さえ注意していれば、解約手続きが進まないといった状況は改善されているようです。

海外での利用について説明がない

MUGEN WiFiは海外でも利用可能なモバイルWiFiですが、公式ホームページのトップ画面には海外利用の情報が一切ありません。

そこでMUGEN WiFi公式ホームページ内に海外の利用に関する情報がないかを隅々まで調べました。

すると、公式ホームページの一番下の「会社概要・特定商取引法に基づく表記」ページ内の海外利用についての項目のリンクから、海外利用の説明ページにたどり着きました。

海外利用のページは、地域ごとのエリアと金額が載っているだけで、海外利用時の1日のデータ容量の説明などは載っていません。

海外利用の説明ページは、探さなければわからない場所にあり情報不足な点や、そもそも海外利用が可能なのに公式ページ内に情報を載せない理由がわかりません。

MUGEN WiFiデメリットのまとめ

結論として、MUGEN WiFiのデメリットは割高な利用料金と遅い回線速度、キャンペーンや解約方法の情報のわかりづらさが挙げられます。

そのため2023冬に3冠達成したランキングも、たったの半年で上位圏外となり利用者からの支持が得られなかった結果です。

また、サービスを選ぶ基準である、価格・回線速度・サポート体制のいずれにおいてもMUGEN WiFiはデメリットがあるため、クラウドSIMサービスの中でもおすすめできません。

MUGEN WiFiの良い評判やメリット

MUGEN WiFiはデメリットが多く、他のサービスと比較すると残念ながらおすすめできないですが、部分的には良い評判やメリットもあるので紹介します。

一見お得に思えるサービス内容やオプションにも、落とし穴的な要素もあるため、できるだけマイナス面の少ないメリットに価値があります。

結論から言えば、MUGEN WiFiのマイナス面の少ないメリットは、2年以上継続利用による継続特典や、30日お試しモニター、3ヶ月おまとめオプションです。

その他、MUGEN WiFiのサービスでメリットと思われる項目をまとめました。

それではMUGEN WiFiのメリットを1つずつ詳しく解説していきます。

クラウドSIMとしての対応エリアが広い

MUGEN WiFiは物理的なSIMカードをもったスマホやWiFiと違い、端末の位置情報から通信可能な回線が自動選択されるため、キャリアごとのエリアを全て利用できます。

そのため下記のdocomo・au・ソフトバンクのサービスエリアマップのいずれか色のついたエリアであれば通信可能です。

上のようにMUGEN WiFiの通信状況への良い口コミもある反面、日によって速度にムラがあるなど必ずしも安定した回線状況ではないと考えられます。

なぜならキャリアのサービスエリア内であっても、必ず電波状態が良いわけではないからです。

これはクラウドSIMの回線に限らず、電波は障害物の影響を受けるので、地下などの障害物が多い場所では繋がりづらくなります。

そのため、大きな建物内や壁に囲まれた場所では、エリア内であっても電波が届きづらいため、屋内利用時はできるだけ遮るものの少ない場所にモバイルルーターを置くなど設置場所にも注意が必要です。

またクラウドSIMでは、クラウドサーバーから好きな回線を自分で選べないので、回線の少ない格安SIM回線に繋がると、利用者の多い時間帯は回線が非常に遅くなる場合もあります。

さらに利用場所の地理的条件や、物理的な影響により繋がりづらい場合もあるため、実際に利用してみないと通信環境を確認できません。

2年以上利用で継続特典がある

MUGEN WiFiは2年以上継続利用した場合、最新端末に無料で交換してくれるサービスや、同じ端末をそのまま利用すれば月額料金が割引される継続特典があります。

2年近く利用すると端末はバッテリーなどが消耗しているため、無料で新しいものに交換してくれるのは嬉しい特典です。

しかし継続特典を利用した場合、新たに2年契約を再契約することになり、2年縛りが更新されます。

よって、MUGEN WiFiの通信品質に満足している方や、今後も2年以上継続して利用したい方にはメリットですが、新たに2年縛りの再契約はデメリットです。

そのため、端末の交換が不要な場合や、そろそろ解約したいと考えている場合は、交換しない選択肢もあります。

また、継続特典の情報はホームページには記載がなく、問い合わせチャットから解約手続きに進んだ後の、2年以上継続利用した方への案内の最後にしか掲載されていません。

公式ホームページ内には継続特典の案内が一切ないため、解約を思いとどまらせるための特典であるような印象を受けます。

継続特典の情報が非常にわかりづらい場所にある
<継続特典情報の確認方法>
公式ホームページ問い合わせチャット
　　　　▼
契約プランの変更・解約に関して
　　　　▼
MUGEN WiFiを解約したい
　　　　▼
解約方法について
　　　　▼
解約申請の案内　https://bit.ly/3oH2JDF
　　　　▼
解約に関する案内
契約から2年以上経過でご解約のお客様への一番下に継続特典情報がある

解約に関する案内は、解約しようと思った人しか見ないページのため、それ以外の人は継続特典に気づかない可能性もあります。

なお、継続特典の利用は、必ず問い合わせフォームからの申し込みが必須のため、2年以降も継続しても自動的に反映されるわけではありません。

〈1〉月額料300円値引き特典（現在の端末のまま契約の継続）
〈2〉月額料そのまま！ 最新端末に無償交換

契約継続をご希望の場合、弊社問い合わせフォームよりご希望のご連絡をお願いします。

※1契約につき〈1〉・〈2〉いずれかの特典が適用可能です。

引用元：MUGEN WiFi「解約に関するご案内」

以上から、継続特典はあくまでも2年以降も継続したい方にはメリットですが、2年縛りの契約が更新されるデメリットには要注意です。

10,000円のキャッシュバックがある

MUGEN WiFiの10,000円のキャッシュバックは、月額料金を安く設定しているクラウドSIMサービスでは珍しいキャンペーンです。

キャッシュバック額	サービス名
5,000円	モンスターモバイル、ヒカルWiFi
なし	ギガWiFi、大容量Wi-Fi、縛りなしWiFi、EX Wi-Fi、限界突破WiFi、どんなときもWiFi どこよりもWiFi、AiR WiFi、クラウドwifi東京、それがだいじWi-Fi、ゼウスWiFi

上の表よりキャッシュバックがあるのはほんの一部で、ほとんどのサービスはキャッシュバックがありません。

しかしデメリットとして、10,000円のキャッシュバックをもらい終わるまで2年近くかかるため、2年以内に解約するとキャッシュバックは全額もらえません。

また、キャッシュバックを受けるためには、申請手続きや複数回メールにてくるアンケートの回答など、時間や手間がかかるのがデメリットです。

それならば、キャッシュバックがなくてもMUGEN WiFiより実質総額の安いサービスを選んだ方がお得です。

キャッシュバックはMUGEN WiFiのメリットですが、キャッシュバックを差し引いた実質総額でも、他のサービスの方が安いため、労力をかけるだけの価値はありません。

30日のお試し利用ができる　

MUGEN WiFiのクラウドSIMの通信技術は、実際に利用してみないと使う環境によって電波状況や通信速度が変わるため、30日間のお試し利用モニターがあるのは安心です。

通常MUGEN WiFiを30日間利用した場合、月額料金3,718円＋契約事務手数料3,300円＋解約金3,300円がかかります。

一方、30日間お試しモニターにて解約した場合は、返却処理手数料として1,100円と機器返送料のみで解約が可能です。

そのため回線品質が不安でも、通常より8,000円以上安く30日以内の短期解約ができます。

しかし、契約書発行日から30日以内の解約申請フォームの入力と端末含む機器の返送（発送）が必要です。

他にも適用条件として、MUGEN WiFiが初めての利用の方限定や、データを20GB以上利用した場合はお試しモニターに適用されないといった条件があります。

機器（端末本体、化粧箱、説明書、ケーブル、SIMピン等の付属品を含む）の返却も、付属品の不足や過度の破損や汚損があれば、追加費用として22,000円が発生します。

30日お試しモニター注意点
1、期日を厳守　解約申請フォーム入力&機器返送は30日以内
2、20GB以上使用するとお試しモニターに適用されない
3、海外利用は別途料金発生
4、初めてMUGEN WiFiを利用する人のみ対象
5、返却機器に不足や破損、汚損あれば追加費用22,000円が発生

MUGEN WiFiの30日お試しモニターは、少ない費用で短期解約できる便利なサービスですが、利用方法を間違えると多額の費用が請求される場合もあるので、適用条件をよく確認してから利用しましょう。

3ヶ月おまとめオプションで毎月110円引き

MUGEN WiFiの3ヶ月おまとめオプションとは、加入無料で月額料金を3ヶ月まとめて支払う方法に変更することで、毎月110円割引されるオプションです。

3ヶ月ごとに先払いで月額料金を支払うため、車検などの年払いなどと同様のシステムで、まとまった額の支払いが発生しても困らない人には、月額料金が110円安くなるため長く利用するほどお得になります。

反面、解約時は解約申請の締め日を過ぎると、3ヶ月分の費用が発生してしまうため、通常プランよりも締め日への注意が必要です。

しかし、解約時の締め日さえ事前に確認しておけば、1年間で1,320円安く利用できるので、長く契約する方には実質総額が抑えられるお得なオプションです。

また、3ヶ月おまとめオプションは契約途中の加入や解除ができるので、MUGEN WiFiのサービス内容に慣れてから加入もできますし、解約を考え始めたらオプションをすぐに解除もできます。

そのため、MUGEN WiFiのオプションの中でも3ヶ月おまとめオプションは、月々の費用がかからず中途加入や解約もできるためデメリットの少ないオプションです。

2年間縛りなしオプションがある

MUGEN WiFiは2年間の契約期間の縛りがあるため、2年以内の解約だと3,300円の解約金が発生します。

2年縛りなしオプション（以下縛りなしオプションと明記）月額660円に加入すると、契約期間にかかわらず解約金なしで解約が可能です。

しかし、2年縛りなりオプションにはデメリットもありますので、加入する場合は本当にお得かどうかを慎重に検討する必要があります。

縛りなしオプションのデメリットは、月額660円のオプション料金が高いです。

なぜならたった5ヶ月で解約金3,300円にオプション費用が同額になるため、4ヶ月以内の解約でなければオプション加入はお得ではなく、さらに縛りなしオプションは最短でも翌月の解約しかできません。

また、縛りなしオプションに加入すると30日間お試しモニターの利用ができないため、結果として縛りなしオプションのメリットがあるのは2ヶ月～4ヶ月以内に解約する人のみです。

最短即日発送ですぐ利用できる

MUGEN WiFiは端末の発送が早いのがメリットの1つです。

しかし、即日発送は平日の正午12時までの申し込みの場合のため、土日祝日の申し込みは翌営業日に発送されるため平日よりも発送までに時間がかかります。

それでも工事が必要な光回線などに比べると、MUGEN WiFiは平日であれば即日発送可能なため、ネット環境が急に必要な方には便利です。

MUGEN WiFiの良い口コミには、端末配送の速さを挙げる声が多いため、申し込みから利用までの時間の短さにメリットを感じる利用者は多いようです。

MUGEN WiFiメリットのまとめ

結論として、MUGEN WiFiにはメリットと思われる項目の中でも、クラウドSIM共通のメリットを除いて、マイナス要素が少ないものを3つにまとめました。

MUGEN WiFiの価値あるメリット
・30日お試し利用が可能
・月額料金が110円割引の3ヶ月おまとめオプション
・2年継続利用者が対象の継続特典

上記のメリットから、MUGEN WiFiは契約から30日間がサービスを見極めるための大事な期間と言えます。

その期間内に速度や電波状況を見極めて、回線状況やプラン内容に不安を感じれば30日間お試しモニターで解約しましょう。

反対に通信状況やサービス内容に満足できると感じれば、2年後にはキャッシュバックを全額受けられますし、2年契約以降は解約金の負担や端末の返却が不要、もしくは継続特典が受けられます。

そのためMUGEN WiFiに満足して長く利用する方には、メリットのあるキャンペーンやオプションがありますが、契約期間が短い利用者にはほとんどありません。

MUGEN WiFiのキャッシュバック1万円はいつもらえる？

MUGEN WiFiのキャッシュバックを受け取るには手間と時間はかかりますが、各申請の流れがわかれば難しい手続きではありませんので、確実にキャッシュバックを受け取れる方法を説明します。

キャッシュバックを受け取るための手順を解説します。

※23ヶ月目の申請受付や口座振り込み前に解約した場合は10,000円のキャッシュバックはもらえません。

また、メールが届かない場合もキャッシュバックが受けられないので、登録アドレスの間違えや、迷惑メールに一度でも@mugen-wifi.comまたは@freedive.co.jpドメインからのメールが入っていた場合は、ドメイン指定などを変更しておきましょう。

MUGEN WiFiの30日間お試しモニターの利用方法

MUGEN WiFiの30日間お試しモニターは、公式ホームページ内からの申し込みであれば可能です。

しかし、申し込み時に「2年間縛りなしプラン」を選択してしまうと対象外になるため注意してください。

それでは詳しい適用条件や注意点を解説します。

30日間お試しモニターの適用条件

30日間お試しモニターは適用条件のどれか1つでも条件に満たさない場合は、受付けしてもらえません。

特に2年縛りプランのオプションを追加してしまうと、30日間お試しモニターは適用外になるため注意しましょう。

お試しモニターの勘違いしやすい注意点は2つあります。

注意点①
30日間とは、申し込み日から解約申請および機器返却日までの日数で、端末が実際に手元に届いてから30日間利用できるわけではありません。

注意点②
MUGEN WiFiのプランは100GBの容量が利用できますが、お試しモニターは20GB以上使うと適用されないため、100GB使えるわけではありません。

口コミなどから大半の方が勘違いしやすい条件は、縛りなしプランに誤って加入した場合と、上記の注意点を理解していなかったケースが多いです。

反対に30日お試しモニターは、2年縛りなしプランに加入しておらず、20GB以上のデータを使っていなければ、誰でも利用できるため便利です。

MUGEN WiFiよりもおすすめのWiFiサービス

これまでのプラン内容から、MUGEN WiFiは利用料金が高く、通信速度やサポート面でも他のサービスよりおすすめできる特徴がありません。

そのため、モバイルWiFiを検討中の方には、MUGEN WiFiよりもおすすめできるサービスを下の表に一覧でまとめました。

サービス名	実質総額	メリット
MUGEN WiFi	100GBプランで安くない	30日お試し利用、3ヶ月おまとめオプション
THE WiFi	100GBプランで最安	3ヶ月間月額料金0円、30日お試し利用
それがだいじWi-Fi	縛りなし100GBプランで最安	端末が最新機種
GMOとくとくBBWiMAX	MUGEN WiFiより2年目総額が安い	WiMAX回線のため高速通信&容量無制限

これから紹介するサービスは、利用料金の安さやMUGEN WiFiと同じようなメリットがありながらも、オプションやサポート面がより充実しています。

月間100GBで最安なTHE WiFi

THE WiFiは、お試しキャンペーンと月額料金やキャッシュバックが魅力です。

THE WiFiのおすすめしたい特徴
・実質料金が100GB帯の中で最安級
・30日間のお試しキャンペーンを実施している
・100GBプランは3ヶ月の月額料金が0円

THE WiFiは各社クラウドWiFiの中で最安級でありながら、MUGEN WiFi同様に30日間のお試しキャンペーンもあります。

さらにお得なサービスとして、3ヶ月間の月額料金が無料の割引キャンペーンや、他のキャッシュバックも実施しているため総額費用が安いです。

そのため、クラウドWiFiの100GBプランの中でも最安級の実質総額で、30日お試しキャンペーンがあるTHE WiFiはおすすめです。

縛りなしで月間100GBを利用したいなら、それがだいじWi-Fi

「それがだいじWi-Fi」は、契約期間の縛りがない100GBプランで実質総額が一番安いため、MUGEN WiFiよりもおすすめです。

サービス名（すべて縛りなしプラン）	2年目総額
MUGEN WiFi	102,750円
それがだいじWi-Fi	88,550円
AiR WiFi（サクッとプラン）	93,500円
クラウドwifi東京	96,250円
モンスターモバイル	101,750円
限界突破WiFi	116,050円
ゼウスwifi	121,000円

それがだいじWi-Fiのおすすめしたい特徴
・契約期間の縛りなしで100GBプランで最安
・最新端末「グローバルモバイルWiFi T8」を利用できる

モバイルWiFiサービスは、どのサービスも長く契約してもらうために、契約期間の縛りがあるプランよりも、縛りがないプランの方が料金設定は高いです。

しかし、WiFiサービスは利用目的や必要容量の変化などから解約や乗り換えの可能性も多くあるため、契約期間の縛りがないのに越したことはありません。

そのため、契約期間の縛りがない100GBプランを最安で利用できるそれがだいじWi-Fiはおすすめです。

また、それがだいじWi-Fiは価格面以外にも注目したいのは、端末が最新機種といったメリットがあります。

比較項目	それがだいじWi-Fi　T8	MUGEN WiFi　U3
バッテリー容量	3,500mAh	3,000mAh
端末の重さ	100g	125g
連続使用時間	最大15時間	最大12時間

MUGEN WiFiの端末U3と比べて、それがだいじWi-Fiの端末T8はバッテリーや連続使用時間、端末重量も軽く持ち運びやすく性能も高いです。

さらに、MUGEN WiFiのU3にはないディスプレイがあるため、データ使用量も瞬時に確認ができます。

結果としてそれがだいじWi-Fiは、MUGEN WiFiよりも安い月額料金で、端末性能も高いためおすすめです。

【WiMAX+5G】を最安利用ならGMOとくとくBB WiMAX

容量無制限で高速通信が可能なWiMAX+5Gは、通信速度の速さやデータ容量を気にせず利用できるため、クラウドSIM回線よりも大容量のデータ通信でも快適に利用できます。

そのため、固定式の光回線よりは速度は劣るもの、外出時も持ち運び可能なモバイルWiFiの中でWiMAX＋5Gは最速です。

回線の速度が速い順
光回線（固定回線）＞WiMAX+5G（固定回線＋モバイルルーター）＞クラウドSIM（モバイルルーター）

WiMAX＋5GはUQ WiMAXが提供する回線であり、WiMAXには複数のプロバイダがありますが、どれもUQコミュニケーションズの回線のため、回線品質に違いはありません。

そのためWiMAX+5Gサービスの中でも実質総額が最安のGMOとくとくBB WiMAXであれば、MUGEN WiFiとそれほど金額に差がなくおすすめです。

GMOとくとくBBWiMAXのおすすめしたい特徴
・高速通信&容量無制限のWiMAX+5GサービスをMUGEN WiFiとほとんど変わらない総額料金で利用できる

プロバイダごとの実質総額をまとめました。

プロバイダ	2年間の実質総額	3年間の実質総額
MUGEN WiFi（縛りありプラン）	86,250円	130,866円
GMOとくとくBB WiMAX（乗り換え時）	81,055円	142,303円
Broad WiMAX（ギガ放題コスパDXプラン）	97,369円	153,205円
VisionWiMAX（ギガ放題プラン）	106,116円	160,500円
BIGLOBE WiMAX＋5G（ギガ放題プラスS）	112,332円	180,708円
Broad WiMAX（ギガ放題縛りなしDXプラン）	101,857円	159,937円
ヨドバシWiMAX＋5G（ギガ放題プラス）	126,280円	185,680円
カシモWiMAX（縛りなしプラン）	109,780円	162,316円
DTI WiMAX2＋	107,800円	164,560円
UQ WiMAX＋5G（ギガ放題プラス）	116,371円	177,586円

2年間、3年間実質総額料金を比較すると、なんと2年目はGMOとくとくBBWiMAXの方がMUGEN WiFiよりも安く、3年目の実質総額でもおおよそ1万円弱しか差がないため、GMOとくとくBBWiMAXはWiMAX+5Gを格安で利用できます。

さらに、GMOとくとくBBWiMAXは、以前契約していた方でも高額キャッシュバックが受けられるため、安さのメリットを多くのユーザーが受けられます。

再契約もキャッシュバックの対象
新規申し込みや他社から乗り換えの方はもちろん、過去にGMOとくとくBB WiMAXでキャッシュバックを受け取った方が再契約しても受け取り対象。

GMOとくとくBBWiMAXは、WiMAX回線でありながら総額料金が安いため、容量を気にせず高速通信でモバイルWiFiを利用したい方にはおすすめです。

MUGEN WiFiの申し込み方法

MUGEN WiFiの申し込み手順は3つのステップで簡単です。

MUGEN WiFiの解約方法

MUGEN WiFiの解約手続きは、解約申請フォームの入力と機器の返送の2つです。

解約手続きは電話など他の方法はありませんので、必ず解約申請フォームから手続きを行います。

しかし、MUGEN WiFiは解約申請フォームのページが大変わかりづらいので、解約申請フォームへのアクセス方法も含めて詳しく説明します。

MUGEN WiFi解約手順

まずは、MUGEN WiFiの公式ホームページの画面右側にある問い合わせフォームを開いて、選択メニューを以下のとおりに選びます。

 

②MUGEN WiFi解約についてのご案内
「MUGEN WiFi解約申請フォームはこちら」をクリック

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  

　③MUGEN WiFi解約申請フォーム
必要事項を入力して解約申請

　　　
MUGEN WiFiから返送先住所の案内メールが届く
 
端末及び付属品を期限までに返送する。
 
MUGEN WiFiにて端末返送の確認後、返却物に異常がなければ解約完了

解約申請の締め日について

MUGEN WiFiの解約申請フォームの入力には、当月解約申請の締め日があります。

締め日以降は解約月が翌月や翌々月になるため、最短で解約したい場合は締め日前に解約申請を行いましょう。

なお、解約申請の締め日は支払方法やオプションの加入でも異なるため、それぞれの締め日と返却期限をまとめました。

口座振替の場合は、口座引き落とし日毎に解約申請の締め日が分かれており、返却期限も必着日のためクレジット払いの消印有効とは違うため要注意です。

クレジット払いの通常プランは、契約から2年以降は機器の返却も解約金も発生しないため、解約時の手間は軽減されます。

各種オプション加入の有無で締め日が異なり、縛りなしプランでは最短でも翌月が解約月になるため、解約まで時間がかかります。

2年間縛りなしプランの解約月
・20日までの申請　　翌月が解約月
・20日以降の申請　　翌々月が解約月

MUGEN WiFiの解約方法は、とにかく条件により締め日や返却期限が異なるため、解約時の負担を減らすなら2年契約期間以降の解約がおすすめです

機器返却について

MUGEN WiFiは、通常プランで2年以上経過した方の解約の場合、端末を含む機器の返却は不要です。

しかし、30日お試しモニターや2年間縛りなしプラン、契約期間内の解約の場合は機器の返却が必須です。

返却期日までの返却と、機器（箱、説明書、ケーブル、SIMピン等の付属品を含む）に不足、過度の破損や汚損等がある場合には、追加費用として最大22,000円（税込）が発生するため注意しましょう。

機器返却時の不足、過度の破損や汚損があった場合の端末損害金

端末本体　　22,000円
化粧箱　　　 1,100円
USBケーブル 880円
商品説明書 550円
SIMピン 330円

解約時にかかる費用

MUGEN WiFiの解約金は申し込みの時期により異なります。

2年間縛りなしプランは契約期間にかかわらず返却処理手数料として1,100円がかかります。

そのため、解約金が一切かからないのは通常プランで2年以降に解約した場合のみです。

結論として、MUGEN WiFiは解約申請フォームからの解約申請を行った日が締め日の前か後により、当月解約か翌月解約かが決まります。

解約申請自体は、インターネット上から行えるため即日で申請は可能ですが、端末の返送が必要な場合は返却期限までに返送して、届いた返送物に問題がないのを会社側が確認した後に解約完了です。

そのため万が一、返却期限が遅れたり返送物に問題があった場合は、解約申請を行ってもすぐに解約が完了にならない場合もあるため注意しましょう。

まとめ

MUGEN WiFiの特徴は、価格面・サポート面ともにデメリットが多く、メリットは2年以上契約した方か、30日間お試しモニターですぐに解約する方の両極端の対象者のみです。

そのため、たった半年で利用者ランキングの評価が急降下している理由は、悪い評判の口コミやマイナス要素が多いオプションやキャンペーン内容からも裏付けられました。

結果として、MUGEN WiFiは料金が他のクラウドSIMサービスと比較して割高にもかかわらず、通信速度やサポート面も悪いため、どの項目においてもこれといった強みがなく、おすすめできません。