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【徹底解説】WiMAXを乗り換えるメリットとプロバイダの選び方

WiMAXは無制限の高速通信が利用できる通信サービスで、光回線と違い工事の必要がありません。

通信サービスには他にも光回線やクラウドWiFi、スマホ回線などがありますが、WiMAXは料金と通信速度のバランスに優れたサービスでおすすめです。

ただし、WiMAXのプロバイダは数が多い上に、プロバイダごとに料金体系やキャンペーンの内容は違います。

「WiMAXに乗り換えるとお得になると聞いたけど、具体的なメリットは?注意点はある?」
「WiMAXプロバイダが多すぎて、どこに乗り換えたらいいかわからない。」

この記事では、そんな疑問をかかえて困っている人のために、乗り換えの条件別におすすめのWiMAXプロバイダを紹介します。

先におすすめのWiMAXプロバイダを知りたい方は、以下のフローチャートで確認しておいてください。

また、乗り換え前の通信サービスごとにWiMAXに乗り換えるメリットや注意点も解説するので、自分にぴったりのWiMAXプロバイダを見つけてお得に乗り換えましょう。

目次

WiMAXへ乗り換えるならGMOとくとくBB WiMAXが最安

引用元:GMOとくとくBB WiMAX公式サイト

WiMAXへお得に乗り換えるなら、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

乗り換えキャンペーンを実施しているWiMAXプロバイダは少ないため、WiMAXは乗り換えでも新規契約でも料金は大きく変わりません。

ただし、GMOとくとくBB WiMAXは乗り換えで大きなキャッシュバックを受け取れるので、他のプロバイダよりもお得に乗り換えられます。

WiMAXの5G SA対応プランの料金を、実質総額料金で比較しました。

実質総額料金
ある期間の、契約事務手数や端末代金、月額料金の合計からキャッシュバックや各種割引の金額を引いたもの

2年間、3年間いずれの期間で比較しても、乗り換えで最安のプロバイダはGMOとくとくBB WiMAXです。

プロバイダ2年間の実質総額料金3年間の実質総額料金
GMOとくとくBB WiMAX(解約費用2万円以上)81,055円142,303円
GMOとくとくBB WiMAX(その他)95,555円156,803円
BIGLOBE WiMAX112,332円180,708円
カシモWiMAX120,340円178,156円
Broad WiMAX97,369円153,205円
UQ WiMAX131,934円197,384円
シンプルWiFi124,300円182,380円
5G CONNECT(2年契約プラン)95,150円158,150円
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24(36)ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計から
キャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※2023年9月22日時点の情報です。

3年間の実質総額料金はBroad WiMAXの方が安いですが、Broad WiMAXのキャッシュバックを全額受け取れる人は限られるので、ほとんどの場合GMOとくとくBB WiMAXが最安と考えて問題ありません。

また、GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックは乗り換え前のインターネット回線の種類に関わらず適用されます。

そのため、WiMAXからの乗り換えだけでなく光回線やクラウドWiFiからの乗り換えの場合でも、最安の乗り換え先はGMOとくとくBB WiMAXです。

WiMAXへとにかくお得に乗り換えたい方は、GMOとくとくBB WiMAXへの申し込みを検討してください。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

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WiMAXへ乗り換えるメリットと注意点を回線サービス別に紹介

WiMAXへの乗り換えには、メリットもありますが注意点もあります。

また、乗り換え前の回線サービスによって乗り換えのメリットや注意点は異なります。

そこで、この章では乗り換え前の回線サービスごとに、WiMAXへ乗り換えるメリットや注意点を解説します。

なお、プロバイダによっては契約特典がある点や、利用中のサービス解約時に解約違約金などの料金が発生する点は、乗り換え前の回線サービスの種類に関わらず共通しています。

WiMAX+5GからWiMAX+5Gの別プロバイダへ乗り換え
WiMAX2+からWiMAX+5Gへ乗り換え
光回線からWiMAXへ乗り換え
クラウドWiFiからWiMAXへ乗り換え

また、2022年7月に電気通信事業法が改正されたことで、それ以降の契約では解約違約金の上限が月額料金1ヶ月分までに改善されました。 

そのため、以前よりも乗り換えのハードルは低くなっていると言えるでしょう。

WiMAX+5GからWiMAX+5Gの別プロバイダへ乗り換え

WiMAX+5GからWiMAX+5Gの別プロバイダへ乗り換える1番のメリットは、契約中のプロバイダによっては月額料金が抑えられることです。

多くのWiMAXプロバイダは契約から1年から3年たつと月額料金が上がるため、契約中のプロバイダを2年以上利用している場合、月額料金が安くなることが期待できます。

また、月額料金が上がる前に乗り換えることで、未然に支払い金額の上昇を防ぐこともできます。

主要なプロバイダの月額料金の値上がり幅を、最新の5G SA対応プランで調べました。

プロバイダ月額料金
GMOとくとくBB WiMAX0ヶ月目:1,089円
1〜12ヶ月目:3,784円
13〜35ヶ月目:4,334円
36ヶ月目〜:5,104円
BIGLOBE WiMAX0ヶ月目:0円
1〜24ヶ月目:3,773円
25ヶ月目以降:4,928円
カシモWiMAX0ヶ月目:1,408円
1ヶ月目〜4,818円
Broad WiMAX0ヶ月目:1,397円
1〜36ヶ月目:3,773円
37ヶ月目〜4,818円
UQ WiMAX1〜13ヶ月目:4,268円
14ヶ月目〜4,950円
シンプルWiFi4,840円
※2023年9月22日時点の情報です。
※初月を0ヶ月目として計算

カシモWiMAXやシンプルWiFiの月額料金は一定ですが、初月の割引を無視すると、月額料金が1,000円以上高くなるプロバイダが多いです。

なお、WiMAXはどのプロバイダも同じ回線を使っているため、プロバイダを乗り換えても回線速度や対応エリアは変わりません。

そのため、利用中のWiMAXの速度が遅いことを理由に乗り換えても効果が出ない可能性が高いです。

WiMAX2+からWiMAX+5Gへ乗り換え

利用中の回線サービスがWiMAX2+の場合、WiMAX+5Gへの乗り換えには多くのメリットがあります。

WiMAX2+からWiMAX+5Gへ乗り換えるメリット

・月額料金が安くなる可能性がある
・通信速度が上がる
・対応エリアが広がる
・通信容量が無制限になる

WiMAX2+も、契約から2年または3年たつと月額料金が上がることが多く、乗り換え先によっては月額料金が安くなります。

また、WiMAX2+の通信速度は下り最大220Mbpsですが、WiMAX+5Gでは下り速度最大4.2Gbpsと大幅に通信速度が向上します。

WiMAX2+、WiMAX+5Gのそれぞれに対応したモバイルルーターで、実際の通信速度を比較しました。

項目Speed Wi-Fi NEXT W06Speed Wi-Fi 5G X12
通信規格WiMAX2+WiMAX+5G
通信速度37.75Mbps102.33Mbps
通信速度は「みんなのネット回線速度」から9月22日に引用した情報です。

理論上の数値ほどの差はないですが、WiMAX+5Gに乗り換えることで通信速度が2倍〜3倍ほど速くなることが期待できます。

さらに、WiMAX+5GはWiMAX2+に加えてauの4G LTEや5Gの回線も利用できるため、利用できるエリアが拡大しています。

また、WiMAX2+には今でも「3日間で10GB以上」の速度制限がありますが、WiMAX+5Gは20022年2月に「3日間で15GB以上」の制限が廃止され、無制限で利用できるようになりました。

ただし、ほとんどのプロバイダの公式サイトには以下のような記載があります。

一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。またプラスエリアモードで当月ご利用の通信量が30GBを超えた場合、当月末までの通信速度を送受信最大128kbpsに制限します。

GMOとくとくBB WiMAX公式サイト

そのため、WiMAX+5Gも完全に無制限なわけではない点には注意が必要です。

とはいえ、WiMAX2+からWiMAX+5Gへの乗り換えには多くのメリットがあるので、WiMAX2+を利用中の方は積極的に乗り換えを検討してください。

ただし、同一プロバイダ内でのWiMAX+5Gへの乗り換えはメリットが少ないため避けた方がいいでしょう。(参考:「プロバイダを変えずに機種変更はお得?」)

光回線からWiMAXへ乗り換え

光回線からWiMAXへ乗り換える1番のメリットは、モバイルルーターを選べば外出先でもWiFiが使えることです。

光回線からWiMAXへ乗り換えるメリット

・外出先でも利用できる
・通信速度が上がる可能性がある
・トータルの料金が安くなる

スマホ回線のテザリングでも外出先での通信ができますが、プランによっては通信容量が大きくなると料金が上がってしまいます。

その点、WiMAXは無制限で利用できるため通信容量の心配はいりません。

また、WiMAXへ乗り換えることで光回線よりも通信速度が上がるケースもあります。

例えばマンションで光回線を利用する場合、世帯数が多いと速度を分け合う形になり、結果として速度が落ちることがあります。

一般的にマンションなどの集合住宅に住んでいる場合、戸建住宅より回線速度が遅くなる傾向にあります。

Nifty光回線小ネタ帳

なお、WiMAX2+はマンション内など建物の中で使用すると速度が遅い事もありましたが、WiMAX+5Gでは大幅に改善されています。

さらに、光回線の戸建てプランとWiMAXの料金を比較すると、WiMAXに乗り換えた方が割安です。

下記に大手5社の光回線の月額料金をまとめました。

プロバイダマンション戸建て
ソフトバンク光4,180円5,720円
楽天ひかり4,180円5,280円
ドコモ光4,180円~4,620円5,500円~5,940円
ビッグローブ光4,378円5,478円
NURO 光5,200円5,200円
※1Gbpsプランで比較、NURO光のみ2Gbpsプラン
※2023年9月22日時点の情報です。

どの光回線も戸建てプランの月額料金は5,200円以上ですが、この記事中のWiMAXプロバイダの最終的な月額料金は高くても5,104円のため、WiMAXに乗り換えた方が安く済みます。

また、一人暮らしの場合などはWiMAXを自宅と外出先ともに利用できるので、トータルの通信料金を抑えられるメリットもあります。

ただし、WiMAX+5Gの対応エリアは広がったとはいえ、地域によってはエリア外の場合もあるので、利用するエリアが対応しているかは事前に確認してください。

クラウドWiFiからWiMAXへ乗り換え

クラウドWiFiからWiMAXへ乗り換えるメリットは通信速度が上がる点と、通信容量が無制限になる点です。

クラウドWiFiからWiMAXへ乗り換えるメリット

・通信速度が上がる
・通信容量無制限になる

クラウドWiFiの通信速度は下りで最大150Mbpsですが、WiMAX+5Gは下り最大4.2Gbpsとかなりの開きがあります。

実際の速度を調べても、上り下りともにWiMAXが大きく上回っており、使用環境にもよりますが乗り換えによって通信速度は上がる場合がほとんどでしょう。

WiMAX+5GクラウドWiFi
平均下り速度97.34Mbps14.77Mbps
平均上り速度16.96Mbps9.02Mbps
通信速度はみんなのネット回線速度より2023年9月22
日に引用したものです。
※クラウドWiFiは8社の平均を記載しています。

また、クラウドWiFiはプランによって通信容量が決まっていますが、WiMAXへ乗り換えれば通信容量が無制限で利用できます。

一方で、クラウドWiFiは通信容量によって料金が異なるプロバイダもあるため、データ通信量が少ない場合は安く済ませられるメリットがあります。

クラウドWiFiのデータ量ごとの月額料金は以下の通りです。

データ量月額料金
MUGEN WiFi100GB3,718円
縛りなしWiFi10GB1,980円〜2,178円
30GB2,800円〜3,278円
60GB3,480円〜4,103円
90GB3,940円〜4,818円
THE WiFi100GB3,828円
ゼウスWiFi30GB980円〜2,508円
50GB1,480円〜3,278円
100GB1,980円〜3,828円
※2023年9月22日時点の情報です。

プロバイダにもよりますが、10GB〜50GB程度のデータ通信量であればクラウドWiFiの方が安い場合が多いでしょう。

また、クラウドWiFiは海外でも使用可能なため、海外で使う機会が多い場合はクラウドWiFiの方が便利です。

とにかく安く済ませたい場合はクラウドWiFiのままでもいいですが、通信速度や通信量を気にせずにインターネットを利用したい方はWiMAXへの乗り換えを検討してください。

WiMAXの乗り換えキャンペーンは大きく5種類

WiMAXはプロバイダによって様々なキャンペーンが実施されており、大きく分けて5種類のキャンペーンがあります。

ここからは、それぞれのキャンペーンの特徴や実施しているプロバイダ、適用される条件などを解説します。

キャッシュバックがもらえる

数千円〜数万円分の還元を受けられるキャンペーンで、実質総額料金に大きく影響します。

キャッシュバックの受け取り方はプロバイダによって様々で、現金やギフト券、ポイントなどがあります。

主要プロバイダのキャッシュバック金額や受け取り時期を表でまとめました。

プロバイダキャッシュバック金額受けとり時期
GMOとくとくBB WiMAX25,500円もしくは40,000円11ヶ月目
Broad WiMAX2台目キャンペーン:5,000円申し込みの6ヶ月後
Broad WiMAX他社違約金負担キャンペーン:最大19,000円申し込みの6ヶ月後
DTI WiMAX21,780円13ヶ月目
UQ WiMAX9,900円もしくは17,820円4ヶ月目以降
ヨドバシWiMAXヨドバシカメラ商品券5,000円分5ヶ月目
※2023年9月22日時点の情報です。

GMOとくとくBB WiMAXへの乗り換えは条件を満たすとキャッシュバックを受け取ることができ、乗り換え前のサービスでの解約費用が22,000円を超えると40,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。

他にも10,000円以上のキャッシュバックを実施しているプロバイダはありますが、Broad WiMAXは解約違約金分だけのキャッシュバックだったり、UQ WiMAXは対象者が限られていたりと、実際に最大金額分のキャッシュバックが受け取れるケースは珍しいです。

また、キャッシュバックは金額が大きいため受け取りの条件が複雑なプロバイダが多く、中にはDTI WiMAXのように1年以上経たないと手続きができない場合もあります。

ほとんどのキャッシュバックは受け取りの手続きが必要なので、事前に受け取り方法を確認してください。

月額料金が割り引かれる

契約後の一定期間、月額料金からの割引があるキャンペーンです。

割引の条件はほとんどなく、実質的には割引が前提の月額料金になっているプロバイダも多いです。

また、割引額や割り引かれる期間はプロバイダによって異なり、初月の料金だけが無料になる場合もあれば、3年間にわたって月額料金が割り引かれる場合もあります。

プロバイダ割引額×割引期間
GMOとくとくBB WiMAX1,320円×13ヶ月
770円×24ヶ月
BIGLOBE WiMAX3,773円(初月)
1,155円×24ヶ月
カシモWiMAX2,970円(初月)
UQ WiMAX682円×13ヶ月
※2023年9月22日時点の情報です。

キャッシュバックと違い手続き不要な場合が多いですが、中にはBroad WiMAXの「学割・引っ越しキャンペーン」のように、条件を満たした場合のみ適用されるキャンペーンもあります。

また、月額料金の割引が少ない割に総額料金が比較的安いサービスがあるように、割引額が多いからといって総額料金も安くなるとは限らないので注意が必要です。

端末代金が実質無料になる

端末代金分の割引によって、端末代金が実質無料になるキャンペーンです。

例えば、カシモWiMAXは「端末分割払いサポート」キャンペーンを実施しています。

カシモWiMAXの端末分割払いサポート
・旧端末……月に605円の端末代を36ヶ月分サポートで、21,780円の端末代金が実質無料
・新端末……月に770円の端末代を36ヶ月分サポートで、27,720円の端末代金が実質無料

ただし、分割払いが終わる前に解約すると端末代金の残債を支払う必要があります。

また、DTI WiMAXは端末代金21,780円分のキャッシュバックを一括で受け取れるキャンペーンを実施中ですが、13ヶ月目までに解約した場合は適用外になるので注意してください。

事務手数料が無料になる

ほとんどのWiMAXプロバイダでは初期費用として3,300円の事務手数料が発生します。

WiMAXプロバイダの中には、この事務手数料が実質無料になるキャンペーンを実施しているプロバイダもあります。

例えばVisionWiMAXは、端末の一括払いで3,300円分の割引が受けられるキャンペーンを実施中です。

ただし、3,300円が無料になるだけなので、それほどお得感はありません。

乗り換え時の解約違約金や残債を負担してくれる

乗り換えをする際に発生する解約違約金や端末残債、工事費残債等に対してキャッシュバックを受け取れるキャンペーンもあります。

2023年9月22日時点で、GMOとくとくBB WiMAXとBroad WiMAXが実施していますが、内容にはかなり違いがあります。

GMOとくとくBB WiMAXの乗り換えキャッシュバックは25,500円か40,000円のどちらかが受け取れますが、Broad WiMAXのキャッシュバックは最大でも19,000円で、かつ解約違約金分のキャッシュバックです。


Broad WiMAXのキャッシュバックは実際に解約違約金として支払った分だけです。
例:乗り換え前のサービスの解約違約金が15,000円→15,000円のキャッシュバック
  乗り換え前のサービスの解約違約金が4,000円→4,000円のキャッシュバック

そのため、乗り換えで受け取れる金額はGMOとくとくBB WiMAXの方が大きいですし、Broad WiMAXのキャッシュバックは解約違約金が少なければキャッシュバック金額も少なくなります。

項目GMOとくとくBB WiMAXBroad WiMAX
キャッシュバック金額25,500円もしくは40,000円解約違約金相当分
(最大19,000円)
対象に含まれるもの・解約違約金
・撤去費用
・端末や工事費の残債
・解約違約金
受け取り時期11ヶ月目申し込みの6ヶ月後
備考解約に関わる料金の合計が
・22,000円未満→25,500円キャッシュバック
・22,000円以上→40,000円キャッシュバック
・クレジットカード払い限定
・指定オプション加入が必要
・解約違約金の金額分だけキャッシュバック
※2023年9月22日時点の情報です。

また、GMOとくとくBB WiMAXの乗り換えキャッシュバックは解約違約金だけでなく端末残債なども含まれるのに対して、Broad WiMAXは解約違約金のみが対象です。

2022年7月以降の契約からは解約違約金の上限が月額料金1ヶ月相当分になったことや、そもそも解約違約金がかからないケースが多いこともあり、Broad WiMAXのキャッシュバックはそれほどお得ではありません。

WiMAX乗り換え先プロバイダを選ぶ3つのポイント

WiMAXには様々なキャンペーンがあることを踏まえ、乗り換え先プロバイダを選ぶ際のポイントを3つ解説します。

WiMAX乗り換え先プロバイダを選ぶポイント

WiMAXの回線品質にプロバイダごとの違いはないため、実質総額料金の安さが最も重要なポイントです。

あわせて、キャンペーンの適用条件や契約期間、解約違約金なども確認するようにしてください。

実質総額料金の安さ

乗り換え先のWiMAXを選ぶときのポイントで、多くの人が重視するのが料金の安さでしょう。

WiMAXの料金を比べるには、支払う料金の合計から各種の割引を引いて計算した実質総額料金で比較することが重要です。

実質総額料金
ある期間の、契約事務手数や端末代金、月額料金の合計からキャッシュバックや各種割引の金額を引いたもの

そのため、いくら割引やキャッシュバックが大きくても、端末代金や月額料金が高ければ最安にはなりません。

逆に、端末代金や月額料金が安くても、キャッシュバックや割引がなく最安にならない場合もあります。

プロバイダ端末代金

月額料金
各種割引3年間の実質総額料金
GMOとくとくBB WiMAX27,720円

1,089円〜5,104円
25,500円

40,000円
156,803円
142,303円
DTI WiMAX21,780円

4,180円〜4,730円
21,780円164,560円
カシモWiMAX実質無料

1,408円4,818円
なし178,156円
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金36ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計から
キャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※2023年9月22日時点の情報です

例えばDTI WiMAXはキャッシュバック金額こそ大きいですが、端末代金や月額料金が安くはないため最安には届きません。

またカシモWiMAXの例では、端末代金は実質無料になるものの、他の割引きがないため実質総額料金は割高になってしまいます。

料金の安さを重視する方には、乗り換えキャッシュバックが強力で実質総額が最も安いGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

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キャンペーンの適用条件

キャッシュバック等のキャンペーンには適用条件があるケースがほとんどです。

また、公式サイトに記載されているキャッシュバック金額はあくまで「最大」の金額であり、条件によって金額が変わる場合もあります。

それぞれの適用条件を整理した上で、自分が受けられる特典をもとに実質総額料金を計算し、お得に乗り換えられるプロバイダを探しましょう。

プロバイダキャンペーン条件
GMOとくとくBB WiMAX40,000円キャッシュバック

25,500円キャッシュバック
・解約違約金などの合計が22,000円以上
・解約違約金などの合計が22,000円未満
DTI WiMAX21,780円キャッシュバック・公式サイトからの新規申し込み
Broad WiMAX2台目申し込みで5,000円キャッシュバック
解約違約金を最大19,000円キャッシュバック
・クレジットカード払い、指定のオプション加入
VisionWiMAX10,000円キャッシュバック・公式サイトからの申し込み
3,300円分割引・端末代金を一括払いで購入
UQ WiMAX9,900円キャッシュバック

17,820円キャッシュバック
・auかUQモバイルとのセット割加入、クレジットカード払い
・auかUQモバイルとのセット割加入、口座振替
※2023年9月22日時点の情報です。

例えば、GMOとくとくBB WiMAXへの乗り換えで最大のキャッシュバック金額を受け取る条件は、「解約違約金などの合計」が22,000円を超えることです。  

GMOとくとくBB WiMAXの「解約金などの合計」に含まれるもの
①解約違約金
②端末代金の残債
③工事費の残債
④その他解約に関わる料金

制度の改正によって①の解約違約金は高額になりにくいので、条件を満たすのは端末残債や工事費の残債が2万円以上のケースに限られますし、早期に解約しない限り大きな金額の残債は発生しません。

そのため、GMOとくとくBB WiMAXの最大キャッシュバック金額の40,000円を受け取れるのは、利用中のプロバイダを早期に解約する場合のみに限られます。

利用中の契約が「2022年6月30日以前の契約」の場合は、高額な解約違約金が発生する可能性があるため、早期の解約でなくても解約違約金などの合計が2万円を超えることもあります。

また、Broad WiMAXのようにオプションの加入が条件のケースや、UQ WiMAXのように最大金額の受け取りには口座振替での支払いが必要なケースもあります。 

さらに、キャッシュバックを受け取れるまでの期間にも違いがあり、GMOとくとくBB WiMAXやDTI WiMAXは受け取りまでに1年前後かかります。

プロバイダ受け取り時期
GMOとくとくBB WiMAX11ヶ月目
DTI WiMAX13ヶ月目
Broad WiMAX申し込みの6ヶ月後
VisionWiMAX3ヶ月目
UQ WiMAX4ヶ月目以降
※2023年9月22日時点の情報です。

キャッシュバックの受け取り時期までに解約するとキャッシュバックが適用されなくなるので、早めに解約する可能性がある場合は注意が必要です。

キャッシュバック等のキャンペーンが適用される条件や受け取り時期を把握して、自分に合ったプロバイダ選びの参考にしてください。

契約期間や解約違約金

乗り換え先のプロバイダを短期間で解約すると、場合によっては解約違約金や端末の残債が発生するケースがあるので、乗り換え先プロバイダの契約期間や解約違約金を確認しておくことも重要です。

主要プロバイダの契約期間や解約違約金をまとめました。

プロバイダ契約期間解約違約金
GMOとくとくBB WiMAX24ヶ月1,100円
BIGLOBE WiMAXなしなし
カシモWiMAXなしなし
Broad WiMAXギガ放題コスパDXプラン:24ヶ月

ギガ放題縛りなしDXプラン:なし
ギガ放題コスパDXプラン:4,818円

ギガ放題縛りなしDXプラン:なし
UQ WiMAXなしなし
シンプルWiFiなしなし
※2023年9月22日時点の情報です。

契約期間があるプロバイダもありますが、解約違約金は月額料金1ヶ月分が上限なのでそれほど高額になることはありません。

ただし、端末代金が分割払いのプロバイダでは、2年や3年の分割払い期間中に解約すると端末代金の残りを支払う必要があります。

引っ越しなど急に解約が必要な場合もありますし、契約期間や解約違約金は事前に確認しましょう。

条件別でおすすめのWiMAX乗り換え先【キャンペーン情報も掲載】

WiMAXにお得に乗り換えるならGMOとくとくBB WiMAXがおすすめですが、条件によっては他のプロバイダがおすすめの場合もあります。

それぞれのプロバイダのメリットやデメリットを理解した上で、自分の利用方法に合ったプロバイダを選んでください。

実質総額が最も安いGMOとくとくBB WiMAX

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引用元:GMOとくとくBB WiMAX公式サイト

プランを問わず、乗り換えで実質総額料金が最も安いのはGMOとくとくBB WiMAXです。

実質総額料金
ある期間の、契約事務手数や端末代金、月額料金の合計からキャッシュバックや各種割引の金額を引いたもの

乗り換え前のプロバイダの解約費用(解約違約金や端末残債、工事費の残債の合計)が22,000円を超える場合、GMOとくとくBB WiMAXでは40,000円のキャッシュバックがもらえるため、実質総額料金はダントツで安くなります。

ただし、GMOとくとくBB WiMAXで40,000円のキャッシュバックが受け取れるのは、乗り換え元の解約違約金などの合計が22,000円以上の場合のみであり、あまり現実的ではありません。

主要プロバイダの5G SA対応プランで実質総額料金を比較しました。

プロバイダ2年間の実質総額料金3年間の実質総額料金
GMOとくとくBB WiMAX(解約費用2万円以上)81,055円142,303円
GMOとくとくBB WiMAX(その他)95,555円156,803円
BIGLOBE WiMAX112,332円180,708円
カシモWiMAX120,340円178,156円
Broad WiMAX97,369円153,205円
UQ WiMAX131,934円197,384円
シンプルWiFi124,300円182,380円
5G CONNECT(2年契約プラン)95,150円158,150円
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24(36)ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計から
キャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※2023年9月22日時点の情報です

現実的な25,500円のキャッシュバックで他のプロバイダと比較すると、Broad WiMAXや5G CONNECTがGMOとくとくBB WiMAXと同等の実質総額料金です。

Broad WiMAXはキャッシュバック金額を最大の19,000円として計算している点や、5G CONNECTは端末がレンタルである点は考慮する必要がありますが、GMOとくとくBB WiMAXの次の候補にあげることはできるでしょう。

GMOとくとくBB WiMAXには2年間の最低期間があったり、キャッシュバックを受け取るまでに11ヶ月かかったりといった注意点はありますが、実質総額の安さで選ぶなら乗り換えのキャッシュバックが強力なGMOとくとくBB WiMAXで間違いありません。

GMOとくとくBB WiMAX:https://gmobb.jp/lp/gentei8/

最安でWiMAXを利用するなら

契約期間を気にせずに使いたいならカシモWiMAX

引用元;カシモWiMAX公式サイト

契約期間を気にせず気軽に乗り換えを考えるなら、契約期間がなく解約違約金もかからないカシモWiMAXがおすすめです。

カシモWiMAXは契約期間の縛りがなくプランは1つだけ、月額料金も一定であり分かりやすさが特徴のプロバイダです。

また、端末代金を分割払いにすると実質無料で端末を利用できるキャンペーンを実施しています。

ただし、3年間の分割払いが終わる前に解約すると端末代金の残債が発生するので、短期間で解約する可能性がある場合は、次に紹介するシンプルWiFiも検討してみてください。

カシモWiMAXのように契約期間を気にせずに解約できるプロバイダは、他にもシンプルWiFiや5G CONNECTなどがあります。

カシモWiMAXを含む3プロバイダの実質総額料金を、2年間あるいは3年間で比較しました。

プロバイダ2年間の実質総額料金3年間の実質総額料金
カシモWiMAX120,340円178,156円
シンプルWiFi124,300円182,380円
5G CONNECT(縛りなしプラン)135,650円198,650円
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24(36)ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計から
キャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※2023年9月22日時点の情報です

どちらの期間で比較してもカシモWiMAXの実質総額料金が安く、5G CONNECTの縛りなしプランはかなり割高です。

また、シンプルWiFiは短期間で解約する場合には割安で利用できますが、端末のレンタルに抵抗がある方にはおすすめできません。

その点、カシモWiMAXは端末の残債が発生する可能性はあるものの、解約後も端末は自分のものになるため継続して使用できます。

乗り換え先で契約期間を気にせずにWiMAXを利用したい方には、カシモWiMAXがおすすめです。

わかりやすくWiMAXを利用するなら

短期間で解約する可能性があるならシンプルWiFi

引用元;シンプルWiFi公式サイト

短期間で解約する可能性がある場合は、解約違約金がかからず端末代金もかからないシンプルWiFiがおすすめです。

WiMAX解約の際に発生する料金は、大きく分けて解約違約金と端末の残債があります。

解約違約金が無料のプランやプロバイダは他にもありますが、端末代金はほとんどのプロバイダで発生します。

また、端末代金は分割払いで支払うケースが多いため、早めに解約すると端末の残債を一括で支払う必要があります。

ところが、シンプルWiFiの端末はレンタルで利用できるので端末の残債が発生しません。

契約から6ヶ月で解約した場合の実質総額料金を、5G SA対応のプランで比べました。

プロバイダ端末代金実質総額料金
シンプルWiFi0円37,180円
GMOとくとくBB WiMAX27,720円55,913円
BIGLOBE WiMAX27,720円53,658円
カシモWiMAX27,720円61,336円
Broad WiMAX31,680円60,137円
UQ WiMAX19,800円52,976円
ヨドバシWiMAX11,220円44,396円
JCOM WiMAX10,780円39,688円
※2023年9月22日時点の情報です
※複数プランがある場合は6ヶ月で解約時に最安のプランで比較
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金6ヶ月分+端末料金+契約事務手数料+解約違約金を合計して計算

シンプルWiFiは端末代金も解約違約金もかからないので、最初の6ヶ月以内に解約する場合は全てのプロバイダの中で最安になります

端末をレンタルで利用することに抵抗がなければ、短期間の利用には最適なプロバイダと言えるでしょう。

短期間で解約する可能性がある場合の乗り換え先は、端末代金無料で初期費用を抑えられるシンプルWiFiがおすすめです。

シンプルWiFi:https://simple-wifi.jp/

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口座振替で契約するならBIGLOBE WiMAX

biglobewimax-1
引用元:BIGLOBE WiMAX公式サイト

口座振替に対応しているWiMAXプロバイダはBIGLOBE WiMAX、Broad WiMAX、UQ WiMAXの3つだけです。

このうちBIGLOBE WiMAXとBroad WiMAXは口座振替手数料220円がかかりますが、UQ WiMAXはかかりません。

ただし、実質総額料金で比較するとBIGLOBE WiMAXが最安なので、口座振替のためだけにUQ WiMAXを選ぶのはおすすめできません。

プロバイダ2年間の実質総額3年間の実質総額
Broad WiMAX137,112円192,948円
BIGLOBE WiMAX112,332円180,708円
UQ WiMAX131,934円197,384円
※実質総額料金は初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24(36)ヶ月分+端末料金+契約事務手数料の合計から
キャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※2023年9月22日時点の情報です

Broad WiMAXの実質総額料金は本来は安い方ですが、口座振替の場合はキャンペーンやキャッシュバックの対象外となるため、割高になってしまいます。

口座振替での契約を考えている方は、口座振替ができるプロバイダで最安のBIGLOBE WiMAXへの乗り換えを検討してみてください。

BIGLOBE WiMAX:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/lp/afi/

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お試し利用がしたいならUQ WiMAX

引用元:UQ WiMAX公式サイト

光回線や他社モバイルルーターからWiMAXに乗り換えを検討している方には、無料でお試し利用ができるUQ WiMAXがおすすめです。

UQ WiMAXにはTry WiMAX」という無料で15日間のお試し利用ができる制度があり、実際の端末をレンタルしてWiMAXの通信速度や通信エリアを確認できます。

他のプロバイダにも「無料お試し」と名のつくものはありますが、本契約と関係なく完全無料でお試し利用ができるのはUQ WiMAXだけです。

Try WiMAXで利用できる端末はモバイルルーター、ホームルーターともに2種類ずつで、最新の5G SA対応端末のレンタルも可能です。

モバイルルーターホームルーター
・Speed Wi-Fi 5G X12(5G SA対応)
・Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
・Speed Wi-Fi HOME 5G L13(5G SA対応)
・Speed Wi-Fi HOME 5G L11
2023年9月22日時点の情報です。

ただし、端末によっては一時的に在庫がない可能性もあるので、申し込む前に最新の在庫状況をチェックするようにしてください。

また、申し込みにあたって必要なものは次の3点だけです。

・本人名義のクレジットカード
・連絡先メールアドレス
・SMS対応の電話番号、またはキャリアメールアドレス

端末の返送費用も含めて完全に無料で利用できるのはUQ WiMAXだけなので、WiMAXへの乗り換えを考えている方はぜひ試してみてください。

UQ WiMAX:https://www.uqwimax.jp/

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WiMAX+5Gに乗り換える手順

最後に、新しいWiMAXプロバイダに乗り換える手順を解説します。

特に難しいことはないですが、順番を間違えるとインターネット通信ができない期間が発生する可能性があるので注意してください。

必ず守ってほしいのは次の1点です。

乗り換え先のWiMAXプロバイダの端末が届き、利用できるのを確認してから、乗り換え前のプロバイダの解約手続きをする。

先に解約してしまうと、少なくとも端末が届くまでの数日はインターネットが使えません。

それを防ぐために、以下の手順で乗り換えを進めてください。

1.乗り換え先のプロバイダに申し込む
2.初期設定を行った後、利用開始する
3.旧プロバイダの解約手続きをする

くれぐれも、乗り換え先のWiMAXが利用できるのを確かめてから、旧プロバイダを解約するようにしてください。

乗り換え先のプロバイダに申し込む

各WiMAXプロバイダの公式サイトから申し込みます。

この記事で紹介したプロバイダの簡単な特徴を参考に載せておくので、気になるプロバイダがあれば申し込んでください。

プロバイダ特徴
GMOとくとくBB WiMAX・実質の総額料金が最安
・キャッシュバックが強力
BIGLOBE WiMAX・初期費用が安い
・口座振替可能
カシモWiMAX・プランがシンプル
・端末代金が実質無料
Broad WiMAX・キャッシュバック金額によっては安い
・口座振替可能
UQ WiMAX・お試しで利用できる
・口座振替可能
シンプルWiFi・端末レンタル
・料金体系がシンプル
5G CONNECT・端末レンタル
・2年プランは総額料金が安い

また、キャッシュバックやキャンペーンは適用条件があったり、別で申し込みする必要があったりするので、申し込む前によく確認しておいてください。

乗り換えキャンペーンの詳細は「WiMAXの乗り換えキャンペーンは大きく5種類」を参考にしてください。

初期設定を行った後、利用開始する

申し込みをすると数日から1週間ほどで端末が届くので、初期設定を行い利用を開始しましょう。

初期設定の方法は端末によって違うため、マニュアルや説明書で確認してください。

モバイルルーターホームルーター
Galaxy 5G Mobile Wi-FiSpeed Wi-Fi HOME 5G L11
Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi HOME 5G L12
Speed Wi-Fi 5G X12Speed Wi-Fi HOME 5G L13

ここでWiMAXを利用できることが確認してから、次の解約手続きを進めてください。

旧プロバイダの解約手続きをする

WiMAXが問題なく使えるようであれば、旧プロバイダの解約手続きをします。

解約の際の注意点は以下の2点です。

解約の際の注意点

・解約違約金のキャッシュバックがあるプロバイダは条件を確認する
・解約手続きを忘れない

GMOとくとくBB WiMAXやBroad WiMAXは、解約違約金の金額に応じてキャッシュバックを受け取ることができます。

ただし、それぞれに適用条件が定められているので確認しておきましょう。

GMOとくとくBB WiMAXBroad WiMAX
・端末発送月を1ヶ月目として3ヶ月目の末日までに以下の手続きが必要
・他社サービスの解約
・指定の方法で解約違約金明細の写真を提出
契約開始月を含む4ヶ月末日までに以下2点の手続きが必要
・利用中のインターネット回線の解約書類をメールに添付またはFAXで送る
・キャッシュバックを受け取る口座情報をメールで送る

3〜4ヶ月後には解約を済ませておく必要があるので、余裕を持って解約手続きをすすめておいてください。

また、解約忘れにも注意が必要です。

解約を忘れるとキャッシュバックを受け取れないのだけでなく、その間の月額料金が新しい契約と二重でかかってしまいます。

余計な支払いをしないためにも、新しいWiMAXの端末が使えるのを確認したらすぐに解約手続きをするようにしましょう。

よくある質問

WiMAXに乗り換えるときに、よくある質問をまとめました。

詳細を知りたい方は、それぞれの質問のリンクから移動してください。

プロバイダを変えずに機種変更はお得?

メリットがほとんどないので、別のプロバイダに乗り換えた方がお得。

WiMAX端末は変えずにSIMのみの契約はお得?

UQ WiMAXかBIGLOBE WiMAXであればSIMのみの契約ができるが、メリットがほとんどないのでおすすめできない。

キャンペーンは併用できる?

条件をクリアすれば併用できる。

プロバイダを変えずに機種変更はお得?

プロバイダを変えずにWiMAX2+からWiMAX+5Gに機種変更する場合、多くのプロバイダでは解約違約金はかかりません。

また、新しく契約する場合に比べると手間も少なく簡単に変更ができます。

ただし、同一プロバイダ内の機種変更は乗り換えのキャッシュバックが受け取れませんし、キャンペーンの対象にならない場合もあります。

そのため、金銭的なメリットはほとんどなく、別のプロバイダに乗り換えた方がお得です。

なお、一度解約してからの新規契約でもキャッシュバックやキャンペーンの対象になる場合もあるので、解約違約金の金額によっては一度解約した方がお得に利用できることもあります。

例えばGMOとくとくBB WiMAXは、他社からの乗り換えでなくても25,500円のキャッシュバックが受けられます。

WiMAX端末は変えずにSIMのみの契約はお得?

WiMAXは乗り換え前に利用していた端末が解約しても手元に残るので、「乗り換え先のプロバイダでSIMのみ契約すれば良いのでは?」と考えるかもしれません。

しかし、SIMのみの契約ができるプロバイダはUQ WiMAXとBIGLOBE WiMAXだけで、どちらも実質総額料金が安い方ではありません。

また、UQ WiMAXのキャッシュバックは端末代金が対象のため、SIMのみで契約するメリットはないです。

そのため、端末の残債もキャッシュバックの対象になるGMOとくとくBB WiMAXで申し込んだ方がお得に利用できます。

キャンペーンは併用できる?

WiMAXプロバイダの中には複数のキャンペーンを行っているプロバイダがあり、条件に合う場合はキャンペーンを併用することも可能です。

プロバイダキャンペーン1キャンペーン2キャンペーン3
GMOとくとくBB WiMAXキャッシュバック月額料金値引き
Broad WiMAX学割・引っ越しキャンペーン初期費用0円キャンペーン2台目キャンペーン
学割・引っ越しキャンペーン初期費用0円キャンペーン乗り換えキャンペーン
UQ WiMAXキャッシュバックWiMAX+5G割
※2023年9月22日時点の情報です。

GMOとくとくBB WiMAXは「キャッシュバック」と「月額料金の値引き」を、UQ WiMAXは「キャッシュバック」と「WiMAX+5G割」をそれぞれ併用できます。

また、Broad WiMAXは最大3つのキャンペーンを併用することができますが、2台目キャンペーンと乗り換えキャンペーンは併用できません。

併用できるキャンペーンはすべて利用し、お得にWiMAXに乗り換えましょう。

まとめ:自分に合ったWiMAXプロバイダにお得に乗り換えよう!

WiMAXは料金と通信速度のバランスに優れたサービスで、インターネット回線の乗り換え先としてはおすすめです。

WiMAXの特徴

・データ通信量がほぼ無制限
・外出先でもインターネット接続できる(モバイルルーターの場合)
・工事不要で申し込みから数日後には利用可能

一方でWiMAXへの乗り換えには注意点もあり、重視する条件によっておすすめのプロバイダも変わります。

とはいえ、実質総額料金で比べるとGMOとくとくBB WiMAXが最安なので、ほとんどの方にはGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

ただし、重視する条件によっては他のプロバイダが最適な場合もあるので、この記事を参考にして自分に合ったWiMAXプロバイダを見つけてください。

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この記事を書いた人

「通信快選」はクラウドSIMにて回線サービスを提供する「EX-WiFi」が運営しています。WiMAXやクラウドWiFi、格安SIMやホームルーターなど回線サービスの選択肢が多い中で、株式会社ファイナルブルーが回線サービス運営の知見に伴う情報を発信しています。

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