どんなときもWiFiとは、株式会社グッド・ラックが運営するモバイルWiFiサービスの1つです。
また、どんなときもWiFiと言えば過去に大規模な通信障害を起こし利用者からの炎上や行政指導の末、2020年10月31日にクラウドSIMによるデータ無制限のサービスを終了しました。
「どんなときもWiFi」(以下「本件サービス」という。)について、月当たりに提供可能な通信容量の総量のひっ迫などを契機に、本件サービスの利用者において通信速度が著しく低速化する等の問題が発生し、本件サービスの利用に支障が生じ、多数の利用者からの苦情相談につながっていた事実が確認されました。
引用元:総務省 報道資料より
しかし、2023年3月よりどんなときもWiFiは回線サービスの提供を再開しました。
過去と同じクラウドSIMを利用した定容量の「S・M・Lプラン」と、WiMAX+5G回線を利用した「無制限プラン」が提供されています。
サービスを再開したどんなときもに過去の悪い評判を覆すだけのメリットがあるのかどうか、最新情報や口コミをもとに解説していきます。
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どんなときもWiFiとはどんなサービス?
どんなときもWiFiでは元々はクラウドSIM回線しか扱っていませんでしたが、2023年5月から容量無制限で利用できるWiMAX+5G回線も提供しています。
なお、WiMAX+5G(無制限)プランは、大規模通信障害を起こした時の「クラウドSIMの無制限のプラン」とは、通信技術が異なるため全く別のサービスです。
まずはWiMAX+5G回線とクラウドSIM回線の違いを表で見てみましょう。
項目 | WiMAX+5G | クラウドSIM |
---|---|---|
利用回線 | WiMAX2+、au4G、au5G回線 | サーバー上にキャリア回線やMVNO回線 に自動的に接続 |
最大下り速度 | 4.2Gbps | 150Mbps |
最大上り速度 | 286Mbps | 50Mbps |
通信制限 | なし | 容量を使い切ると 128Kbps~384kbpsに制限 |
データ容量 | 無制限 | 1GB~500GB |
海外利用 | 不可 | 可 |
端末料金 | 1~3万円台 | 0~2万円台 |
表よりWiMAX+5GとクラウドSIMでは利用する回線が違いますし、相違点が多いです。
では、どんなときもWiFiの特徴や料金を、プランごとに詳しく解説していきます。
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WiMAX+5G(無制限)プランの料金や特徴
どんなときもWiFiは過去に、通信障害の発生と対応の悪さから炎上して総務省からの行政指導が入り、2020年10月にクラウドSIMによる無制限プランが終了しました。
このことを受け、以後他のクラウドSIM回線のサービスにおいても、容量無制限でのプランは提供できなくなりました。
一方で、2023年5月からどんなときもWiFiは、容量無制限のサービスとしてWiMAX+5Gプランを提供しています。
WiMAX+5Gとは
UQコミュニケーションズが提供するインターネット通信回線およびサービスを表し、WiMAX2+、au4G LTE、au5Gの回線が利用可能で、どのWiMAXプロバイダも同一回線のため回線品質は変わりません。
どんなときもWiFiのWiMAX+5Gプランには、契約期間のあるMAXプランと契約期間の縛りがないFREEプランがあります。
それでは基本情報や料金プランを見ていきましょう。
プラン | WiMAX5G MAXプラン | WiMAX5G FREEプラン |
最低契約期間 | 24ヶ月 | なし |
解約違約金 | 4,840円 | なし |
月額料金 | 4,840円 | 6,160円 |
端末料金 | 27,720円 | 無料 |
実質総額 | 193,820円 | 214,940円 |
実質月額 | 5,239円 | 5,810円 |
運営会社 | 株式会社グッド・ラック |
データ通信量 | 無制限 |
最大下り速度 | 4.2Gbps |
契約事務手数料 | 3,300円 |
開始月の日割り計算 | あり |
キャッシュバック | なし |
プラスエリアモード | 1,100円 |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
端末発送 | 最短即日発送 |
法人契約 | あり |
MAXプランとFREEプランは契約期間の縛り以外にも、端末料金27,720円の有無が異なります。
MAXプランにだけかかる料金
・端末料金 27,720円 (分割払いの場合:770円×36回)
・解約違約金 4,840円
それでもFREEプランは月額料金が高いため、端末料金が発生しなくてもMAXプランと比較して3年間実質総額では、2万円以上も高いです。
また、どちらのプランもWiMAX+5G回線であることは変わりないので、最大下り速度4.2Gbpsの高速通信とデータ無制限で利用できます。
クラウドSIM回線に比べて通信速度がはるかに速いため、YouTubeやTikTokなどの動画閲覧や、大容量のデータをダウンロードするゲームなどでは、断然WiMAX+5G回線がおすすめです。
WiMAX+5G:最大下り速度 4.2Gbps
クラウドSIM:最大下り速度 150Mbps
次にクラウドSIM回線の容量プランと,
WiMAX+5Gプランの月額料金を比較しました。
プラン名 | データ容量 | 月額料金(割引き後※) |
---|---|---|
MAXプラン(WiMAX+5G) | 無制限 | 4,840円(4,400円) |
FREEプラン(WiMAX+5G) | 無制限 | 6,160円(5,720円) |
Sプラン (クラウドSIM) | 7GB | 1,518円(1,078円) |
Mプラン (クラウドSIM) | 20GB | 2,618円(2,178円) |
Lプラン (クラウドSIM) | 40GB | 3,718円(3,278円) |
プランごとのデータ容量や下の推奨速度より、15Mbps以上の用途を利用する予定がなければ、WiMAX+5G回線のような高速通信は必須ではありません。
最低限必要な推奨速度 | 用途 |
---|---|
1Mbps | ウェブページ閲覧、メール受信、LINEメッセージ送受信 |
3Mbps | YouTubeなどの標準画質動画視聴(720p)、ビデオ通話、 |
7Mbps | HD動画視聴(1080p) |
15Mbps | Web会議 |
50Mbps | 4K動画の再生可能、オンラインゲームのプレイ可能 |
100Mbps | 動きの激しいオンラインゲームや4K動画が快適に利用可能 |
また、どんなときもWiFiの容量別プランは海外でも利用可能ですが、WiMAX+5Gプランは海外では利用できないです。
さらに、WiMAX+5G(無制限)の他のサービスとどんなときもWiFiの料金を比較してみましょう。
サービス名 | 2年実質総額 | 3年実質総額 |
---|---|---|
どんなときもWiFi MAXプラン | 131,780円 | 193,820円 |
どんなときもWiFi FREEプラン | 146,300円 | 214,940円 |
5GCONNECT | 94,202円 | 153,602円 |
DTI WiMAX | 107,800円 | 164,560円 |
VisionWiMAX | 106,116円 | 160,500円 |
上の表より、他のWiMAX+5Gサービスと比較すると、どんなときもWiFiのMAXプラン、FREEプランは割高な料金設定です。
以上のことから、どんなときもWiFiの容量無制限のMAXプラン、FREEプランともに実質総額が高額なため、WiMAXなら他のプロバイダを選びましょう。
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WiMAX+5G(無制限)プランの端末
どんなときもWiFiの、WiMAX+5GプランのWiFi端末は、持ち運び可能なモバイルルーターかホームルーターから選べます。
項目 | モバイルルーター | ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|---|---|
端末画像 | |||
端末機種名 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi HOME5G L13 | D1 |
最大速度 | 下り最大:3.9Gbps | 下り最大:4.2Gbps | 下り最大:150Mbps |
平均実測値 (直近3ヶ月データより) | 下り速度: 102.41Mbps 上り速度: 22.87Mbps | 下り速度: 190.82Mbps 上り速度: 24.26Mbps | 下り速度:13.94Mbps 上り速度:7.86Mbps |
同時接続台数 | 16台 | 無線32台・有線2台 | 最大5台まで |
バッテリー容量 | 最大9時間 | 要電源 | 最大12時間 |
サイズ | 約W136×H68×D14.8mm | 約W100×H207×D100mm | 約W127×H65.7×D14.2mm |
質量 | 約174g | 約635g | 約151g |
同梱物 | ・保証書 ・つなぎかたガイド | ・Wi-Fi初期設定(シール) ・はじめてガイド ・保証書 ・ACアダプタ ・Ethernetケーブル(試供品) | ・USBケーブル ・操作ガイド |
※WiMAX+5Gプランの端末の平均実測値は、どんなときもWiFiサービス利用者に限ったデータではなく、あくまで該当機種端末を利用した方の平均データです。
もし速度を重視するのであれば、有線接続も可能で安定した通信環境であり、モバイルルーターよりも速度が出やすいホームルーターがおすすめです。
しかし、ホームルーターは自宅以外での使用には向いてません。
自宅でも外出先でも利用できるのはモバイルルーターであり、通信速度はクラウドSIMに比べると、モバイルルーターでも格段に速いです。
また、WiMAX+5Gプランの端末とクラウドSIMの端末には接続台数の違いがあるため、多くの機器や複数人でも利用したい場合はWiMAX+5G端末を選びましょう。
結論として、どんなときもWiFiのWiMAX+5Gプランはこんな人におすすめです。
モバイルルーター:データ容量を気にせず自宅でも外出先でも、速度と容量重視のWiFiを利用したい方
ホームルーター:工事不要でWiMAX+5Gの中でも最速で、自宅用として家族での利用も考えている方。
ただし、どんなときもWiFiのWiMAXプランは、他のWiMAXプロバイダと比較すると割高です。
そのためWiMAXを利用するとしても、どんなときもWiFiを選ぶ理由は薄いです。
また、この先の記事は特にWiMAX+5Gプランといった明記がなければ、クラウドSIMプランの条件に基づいた内容になりますので、ご了承ください。
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クラウドSIM(容量別)プランの料金や特徴
次に、どんなときもWiFiのクラウドSIM(容量別)プランの解説をします。
クラウドSIMの通信技術は、過去にどんなときもWiFiが大規模通信障害を起こした時と同じ通信技術ですが、現在は通信障害を抑制するため容量制限があるプランにて提供しています。
クラウドSIMとは、WiFi端末がアクセスサーバーを介して、クラウド上のSIMサーバーに位置情報を送信することで、サーバー上にあるSIMカードの中から最適な情報をWiFi端末に自動的に割り当てる仕組みです。
しかし、どんなときもWiFiが他のクラウドSIMサービスと異なるのは、キャリア回線がdocomoしか使えないことです。
どんなときもWiFiのクラウドSIMは、キャリア回線がdocomoしか利用できないため、全てのキャリアが利用できる他のクラウドSIMサービスに比べると、場所によっては電波が弱いエリアやキャリア以外の回線につながる確率が高い。
他のクラウドSIMサービスは、3大キャリア(docomo、ソフトバンク、au)とその他事業者のSIMカードがサーバー上に用意されていて、それぞれのSIMカードにより利用可能エリアが幅広くカバーされるため、広いエリアで利用可能です。
しかし、どんなときもWiFiの場合はキャリア回線はdocomoだけなので、エリア自体は他のクラウドSIMサービスと比べてエリア的に弱い場所も出てきます。
さらにクラウド上で、楽天モバイルやMVNO事業者の格安モバイル回線が選択されると、キャリア回線と比べて回線数が少ないため、時間帯によって速度が落ちるなど、通信が不安定になりやすい確率も高いです。
そのため、どんなときもWiFiのクラウドSIMは、他のクラウドSIMサービスと比べてシステムの構造上、混雑時は低速になる可能性も高いです。
次に、詳しいサービス内容やプラン別の料金を見ていきましょう。
運営会社 | 株式会社グッド・ラック |
最低契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,300円 |
端末料金 | 0円 |
開始月の日割り計算 | あり |
キャッシュバック | なし |
無料お試し | なし |
海外利用 | あり |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
端末発送 | 最短即日発送 |
法人契約 | あり |
プランとデータ容量 | 2年実質総額 (2年実質月額) | 3年実質総額 (3年実質月額) |
---|---|---|
Sプラン:7GB | 30,250円 (1,210円) | 43,186円 (1,168円) |
Mプラン:20GB | 57,750円 (2,310円) | 83,886円 (2,268円) |
Lプラン:40GB | 85,250円 (3,410円) | 124,586円 (3,368円) |
どんなときもWiFiのクラウドSIM(容量別)サービスの特徴は、全てのプランに契約期間の縛りがなく、解約違約金や端末料金も0円なことです。
そのため「無料お試しサービス」やキャッシュバックキャンペーンなどはありませんが、いつ解約しても解約違約金がかからないため、不満を感じれば月額料金と事務手数料のみで解約できます。
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7GBから選べるプラン設定
どんなときもWiFiでは、容量によってS・M・Lの3つのプランから選択可能であり、1GBあたりの金額は容量が大きいプランがお得です。
また、どんなときもWiFiの公式サイトの情報を元に、それぞれのプランによって用途別にどのくらいの利用が可能なのかをまとめました。
どんなときもWiFiプラン別データ量の目安
項目 | Sプラン | Mプラン | Lプラン |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
月間容量上限 | 7GB | 20GB | 40GB |
LINEビデオ通話 | 約8時間 | 約22時間 | 約44時間 |
インスタグラム写真閲覧 | 約21時間 | 約60時間 | 約120時間 |
YouTube720p高画質 | 約10時間 | 約30時間 | 約60時間 |
X Twitter閲覧 | 約28時間 | 約80時間 | 約160時間 |
※月額料金はいつでも得するサポート月額440円のおトク割月額880円割引の料金です。
他のクラウドSIMサービスでは、100GBまでの大容量プランを展開しているサービスが多いですが、どんなときもWiFiは月間7GBと、かなり少なめの容量プランも選べます。
特に7GBの容量設定は、他のサービスにはないため、それほどデータ容量が必要ない場合は月額料金を抑えられます。
「いつでも得するサポート」で毎月880円割引
どんなときもWiFiのオプションとして、特徴である「いつでも得するサポート」に加入すると「おトク割」が適用されて月額料金から880円が割引されます。
どんなときもWiFi公式サイトのトップ画面上では、月額料金から880円割引された料金が表示されていますが、正確にはオプションを利用するのに月額440円が必要なため、実質割引額は440円です。
それでは、いつでも得するサポートとはどのような内容なのでしょうか?
・月額440円
・契約後に専門オペレーターのサポートが受けられる
・契約時の申し込みに限り、おトク割が適用されるため毎月880円割引
・加入期間中は毎月400ポイントが付与され、サポートを利用して別回線への乗り換え時にポイント数に応じた現金キャッシュバックが受け取れる。
上記のサポート内容から、加入することで特にデメリットになる制約はなく、月額料金が実質440円の割引は大きいため、加入しない方が損です。
しかし、消費者心理としては加入するだけで月額料金を割引きしてもらえるのなら、最初から月額料金を安く設定したら良いような気がします。
そのため、月額料金を安くしない理由としては推測できるのは、お得感の演出のためです。
注意点として、どんなときもWiFiの公式サイトには小さな文字で注意点の記載はありますが、おトク割の880円が割引きされた料金が大きく宣伝されているため、実質総額がわかりづらくなっています。
過去に運営会社グッド・ラックは総務省から行政指導を受けていますが、その一部は簡単な表現に言い換えれば「サービス内容に合った宣伝しなさい」といった内容です。
(グッド・ラックに対する指導の主な内容)
引用元:総務省 報道資料より
省略~電気通信サービスに関して利用者を誘引するに当たっては、その提供条件等について、実際より高い品質をうたう等、不当なものとならないよう留意すること。
しかし、公式サイトの料金表示からは月額料金をなるべくサービス以上に安く(良く)見せたいといった、どんなときもWiFiの運営会社の考えが見られます。
クラウドSIM(容量別)プランの端末「D1」のスペック
どんなときもWiFiのS・M・Lプランの端末は「D1」のみです。
どんなときもWiFiでは、中国のuCloudlinkが製造した端末「U2s」を、名称を変えてどんなときもWiFi専用端末「D1」として提供していますが、U2sとスペックは同じです。
また多くのクラウドSIMサービスの端末にU2sが使われており、WiFi端末の中でも古い方ですがシンプルな見た目です。
ただし液晶画面がない分、データ通信量は端末からは確認できないため、スマホやパソコン等から確認する方法しかなく、気づいた時にはデータを使い過ぎる恐れもあります。
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どんなときもWiFiへの悪い評判とデメリット
どんなときもWiFiは、速度などの品質面と利用者に対するサービス面のどちらにおいても評判が悪いです。
その理由には、過去の大規模通信障害や炎上の強いイメージが未だに残っているものもありますが、通信速度の極端な遅さや、ネットがつながらないといった口コミも見受けられます。
どんなときもWiFiのデメリットを大きく5つの項目にまとめました。
過去に炎上したとはいえ、どんなときもWiFiの悪い評判はどこまで事実なのか、その信憑性を確かめるために、最新の実測度データや口コミ内容からどんなときもWiFiのデメリットを解説していきます。
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どんなときもWiFiが遅すぎる?評判と真相
どんなときもWiFiの遅すぎるといった口コミを検証するために、まずは直近3ヶ月の実測値データを見てみましょう。
どんなときもWiFi実測値
平均ダウンロード速度:13.94Mbps
平均アップロード速度:7.86Mbps
引用元:みんなのネット回線速度(みんそく)2023年9月22日時点
どんなときもWiFiのダウンロード(下り)速度は10Mbps以上あるため、平均実測値だけを見ると極端に遅くはありません。
次に、他のクラウドSIMサービスの実測データとともに比較してみましょう。
サービス名 | 実測値平均速度 |
---|---|
どんなときもWiFi | 下り速度:13.94Mbps 上り速度:7.86Mbps |
限界突破WiFi | 下り速度:7.29Mbps 上り速度:4.49Mbps |
モンスターモバイル | 下り速度:16.63Mbps 上り速度:8.67Mbps |
THE WiFi | 下り速度:24.61Mbps 上り速度:10.76Mbps |
hi-ho Let’sWi-Fi | 下り速度:29.74Mbps 上り速度:7.99Mbps |
AiR WiFi | 下り速度:23.54Mbps 上り速度:13.05Mbps |
実測値の結果から、どんなときもWiFiの遅さは最低ではありませんが、クラウドSIMサービスの中でも遅いです。
では「速度」や「遅さ」に対して、具体的な速度の内容がわかる口コミを中心に検証します。
どんなときもつながらないWiFi、
つながらなくはないがアナログ回線ってこんなだったのかな。
時間泥棒だな。
引用元:Twitter
口コミの中には1MB以下の速度しか出ないといったものもあります。
東京駅でこれ
引用元:Twitter
クラウドSIM回線は都会であるからと言って、速度が必ずしも早いわけではなく、同じエリア内で回線を利用する人が増えるほど回線は混雑します。
また、キャリア回線ではなく回線数の少ないMVNO回線につながると速度は余計に落ちます。
どんなときもWiFi、4/1以降まともに使えなくなりました。
格安SIMの128kbps制限より遅いってどういうことよ?
3日我慢したけど、改善の見込み無し。
公式からはなにも発表ないし、どうなっているのさ?
引用元:Twitter
また、原因のわからない極端な速度の低下は端末故障も考えられるため、どんなときもWiFiの無料LINEから問い合わせしてみましょう。
よって、実測値の平均値こそ10Mbps以上はありますが、中には速度制限時のような低速でしか利用できないといった口コミや個々の速度データもあるため心配です。
さらに詳しく通信速度を調べるため、次の項目でどんなときもWiFiの速度の実態を見ていきましょう。
どんなときもWiFiが繋がらない?評判からわかること
どんなときもWiFiの悪い口コミには「遅すぎる」だけではなく「繋がらない」といった口コミも多く存在します。
実際の口コミ内容から、「繋がらない」とはどういう状況なのかを見ていきます。
価格は安いので不満はないですが、何といっても通信断があまりにも頻出するのと、長い時間帯の低速通信がひどい。
普通に使ってると30分に1回くらい通信が途絶する。
理由はわかりませんが会議しているとたまに切れ、途中から復帰する羽目に。
引用元:みん評 投稿日2023.04.29
30分に1回通信が途切れるのといった口コミは、他にもありました。
サポートの対応が適当です。またほぼ毎日回線が繋がらなくなります(時間としては30分程度)
引用元:みん評 投稿日2020.10.10
①他の機器などの電波干渉
②接続端末から遠すぎて安定しない
③接続端末との間に壁や障害物が多い
④接続する側の端末(PC、スマホ等)に問題がある
⑤通信障害
通信が途切れる原因には上記のような原因がありますが、利用状況が違う利用者が同じように30分おきに通信が切れるという口コミからは、物理的環境は考えづらく、一時的な通信障害の可能性も高いです。
また、繋がらない=極端な遅さとも受け取れる口コミがあります。
とにかく繋がらない、遅い。これならスマホのギガ数を増やした方がよかった。何ヵ月か使うかと思ったけど1ヶ月で即返却。
いい社会勉強になりました。もうポケットWiFiは絶対に借りません。
引用元:みん評 2023.07.16
そのため、個々のデータ状況も合わせて実測度を調べることで、「繋がらない」とは回線速度が遅すぎてページを表示できないやいつまでも接続中の状態もあると推測します。
どんなときもWiFi「遅い」実測値データ
2023年09月14日(木) 11時36分
富山県射水市
ダウンロード速度: 0.37Mbps
アップロード速度: 0.85Mbps
2023年09月11日(月) 20時56分
神奈川県藤沢市
ダウンロード速度: 0.08Mbps
アップロード速度: 0.0Mbps
2023年09月04日(月) 22時05分
北海道日高町
ダウンロード速度: 0.3Mbps
アップロード速度: 0.85Mbps
上のデータは2023年9月のデータですが、1Mbps以下のデータも数多く見受けられました。
どんなときもWiFiの速度制限時の速度が「384kbps=0.384Mbps」であり、1Mbpsであれば速度制限時とほぼ変わりません。
一方では、30Mbps以上速度が出ているデータも一定数あるため、一概にどんなときもWiFiは全ての利用者が極端に遅いわけではありません。
どんなときもWiFi「早い」実測値データ
2023年09月21日(木) 06時13分
東京都板橋区
ダウンロード速度: 26.46Mbps
アップロード速度: 21.68Mbps
2023年09月20日(水) 11時54分
長崎県南島原市
ダウンロード速度: 36.5Mbps
アップロード速度: 11.82Mbps
2023年04月04日(火) 21時43分
福岡県行橋市
ダウンロード速度: 35.27Mbps
アップロード速度: 17.31Mbps
以上から、どんなときもWiFiの口コミにあるような「遅すぎる」や「繋がらない」といった事実は確かにあります。
しかし、極端に遅いデータがある反面、クラウドSIMサービスの平均実測値と比べて、30Mbps以上の速い速度で利用中の人も一部存在しています。
以上のことから、どんなときもWiFiの平均実測値はクラウドSIMサービスの中でも遅いため、一部の利用者を除いて全体的に速度が遅く、繋がらないほど極端なデータも確認できました。
そのため、どんなときもWiFiを契約しても1Mbpsを切るような速度しか出ない場合、WiFiサービスとして機能しない状態のため、すぐに運営会社に問い合わせをして改善してもらうほかありません。
過去の炎上も評判が悪い要因
どんなときもWiFiの評判が悪い大きな要因は、2020年2月~3月の大規模通信障害における炎上により、どんなときもWiFi=悪いサービスのイメージが、まだ多くの人の記憶に残っていることも関係します。
大規模通信障害発生
2020年2月、3月に10日以上連続して常時1Mbps以下の速度しか出ない状態となる。
利用者からの批判が殺到して大炎上
通信障害によりほぼ利用不可能な状態にもかかわらず、運営会社グッド・ラックは利用者側からの休止手続きを行わないと利用料金の満額請求や、解約時に違約金が発生するなどの対応への批判から炎上。
運営会社への不信感の爆発
その後、通信障害期間の利用料金の返金対応・違約金免除の解約が可能となったものの、それまでの対応が二転三転したことでユーザーからの不信感は爆発し、解約希望者が殺到した。
どんなときもWiFiの大規模通信障害の原因は、下記のとおりです。
・運営会社が、クラウドSIMの技術や潜在的な事業リスクを、正しく認識していなかったこと。
・SIMカードを提供する販売業者との連携など、必要な体制を十分に確保せずにサービスを提供をしていたこと。
また、どんなときもWiFiはテレビCMや広告で「パケット無制限」を売りにしていながら、度重なる通信障害によって多くの利用者の通信速度を著しく制限していたため、事実と異なるサービス内容に対しても行政指導が入りました。
このことを受けて、どんなときもWiFiのクラウドSIMによる無制限サービスが2020年10月31日に終了してから、3年近くが経ちました。
しかし2023年以降の口コミを見ても、どんなときもWiFiへの不信感が強く、未だに悪いイメージを払拭できていません。
どんなときもWiFiってちょっと前問題になったよなぁ
引用元:Twitter
また、長期間利用していた方でも、トラブルによりサービス面の悪さを批判する口コミもあります。
なんだかんだで使っていました。でも結局解約の手続きでも納得できないことがあり一悶着ありました。やっぱりこの運営会社のサービスが良くなる気配は無いです。品質も悪〜並の間を彷徨い続けている印象です。
引用元:みん評 2022.06.14投稿
そして、どんなときもWiFiの大規模通信障害を経験した方には、「繋がらない=どんなときもWiFi」といった根強い印象が残っています。
先週も深夜に2時間近く繋がらなくてサポートセンターに連絡したけど、異常なしとか‥この症状は「どんなときもWiFi」を思い出す
引用元:Twitter
しかし、どんなときもWiFiが過去に大きな問題を起こしたからといって、今も悪いサービスと決めつけるのは安易ですが、その後も速度の遅さやサポートの評判が悪いのが現状です。
運営会社「グッド・ラック」の評判が悪い
どんなときもWiFiの運営会社である株式会社グッド・ラックは、Googleマップの口コミ評価で最低の1.0です。
株式会社グッド・ラックは現在の親会社である株式会社ALLCONNECT(オールコネクト)によって設立されました。
オールコネクトは元々はインターネット回線の訪問販売会社として誕生し、その後インターネット回線のネット販売で成功して、2010年3月にグッド・ラックを設立しました。
その後、グッド・ラックはMVNO事業・代理店販売をしてきたノウハウを活かし、クラウドSIMを用いた通信サービスの事業を始めました。
グッド・ラックが大規模通信障害の前に受けている、NewsPicksインタビュー記事には、元々は不可能だと思っていた容量無制限のWiFiサービスを、クラウドSIMの技術を知り半年の開発期間で商品発売に至ったと語られています。
しかし、クラウドSIMの技術や潜在的な事業リスクを、正しく認識していなかったことやSIMカードを提供する販売業者との連携が上手くとれていなかったことにより、大規模な通信障害を起こしてしまいました。
しかし、世の中には失敗してもV字復活する企業もあるため、次章ではどんなときもWiFiの良い部分にスポットを当てて検証していきます。
現在もサポート対応が悪い評判
どんなときもWiFiは、過去の総務省からの行政指導を受けてサービス内容に改善があるのでしょうか?
公式サイトのサービス内容には「サポート体制充実」として、無料のLINEサポートや有料の電話サポートなどがあります。
そのため、他のWiFiサービスと比較すると、窓口は問い合わせフォーム(メール)しか用意していないサービスも多いため、LINEや電話により直接オペレーターと連絡がとれるのは、安心できるサポート体制と言えます。
それでは利用者のどんなときもWiFiのサポートに対する口コミを見てみましょう。
下の口コミは2023年1月のものなので最近の口コミですが、サポート窓口があっても折り返しの電話がないことがあるようです。
サポートに電話しても折り返すといわれて電話を切ったあと放置。
スマホの通信契約を無制限にしたので違約金が安くなるタイミングを待って解約します。
とにかくサポートが無能かつなめてる。
引用元:みん評 2023.02.07
次の口コミも、問い合わせしているのに返事がなく、端末の不具合があっても連絡がとれないケースもあります。
今年の2月後半に繋がり難くなり問い合わせしたのですが全く連絡がない。
その後も何度も問い合わせしたが連絡無し。
今月初め位からは電源すら入らなくなり更に問い合わせしても相変わらずの連絡無し。
対応が良いとか悪い以前に全く対応しない。
1~3営業日以内に連絡するって書いてあるけど、そもそも営業してんの?って位連絡がない。
引用元:みん評 2023.05.28投稿
これらの口コミを見る限り、公式サイトにはサポート体制があると書かれていても、窓口での対応が悪かったり折り返しの連絡に何日も待たされるのは、問い合わせフォームのメールと変わらないとも考えられます。
どんなときもWiFiのデメリットまとめ
結論として、実測度データなどから、どんなときもWiFiの「遅すぎる」や「繋がらない」といった口コミの信憑性は高く、一部の利用者は快適に利用できているものの、平均値からその大半は低速~速度制限時並みの速度です。
また、どんなときもWiFiは過去の炎上や行政指導を受けて、無料や有料のサポート窓口を用意してますが、そのサポートの評判は悪いままです。
そのため、どんなときもWiFiが過去の失敗を反省し、すっかり生まれ変わったというには充分ではなく、サービス面においてもあまり期待出来ません。
どんなときもWiFiのメリット
次に、どんなときもWiFiのサービスやプラン内容の良い面も解説したいと思います。
これまでの内容から評判が悪いどんなときもWiFiですが、無条件で契約期間の縛りがないため、解約しやすいなどのメリットになる部分も少なからずあります。
どんなときもWiFiの6つのメリットをまとめました。
7GB、40GBプランが珍しい、同容量プランの中では安い
どんなときもWiFiは容量別に3つのプランがあり、あまりデータを使わない人にとっては10GB以下のプラン設定は、他のサービスには少ないため貴重なプランです。
そしてほぼ全てのサービスで、データ容量の小さいプランは大きなプランよりも1GBあたりの利用料金は割高です。
しかし、不要なデータを余すくらいなら、割高でも必要なデータ量に合うプランの方が支払う料金は少なくなります。
また、7GBプランで契約し通信量が増えてきたと感じれば20GB、40GBと大きい容量へのプラン変更も可能です。
S・M・Lプランは、契約後の容量を増やすプラン変更が可能。
※容量を減らす変更はできません。
それでは、どんなときもWiFiの3つのプラン容量に近い、他のサービスの料金と実質総額を比較してみましょう。
表で比較しているプランは、同容量の中で1GBあたりの料金が最安のプランです。
プラン:データ容量 | 2年実質総額 | 1GBあたり | 3年実質総額 | 1GBあたり |
---|---|---|---|---|
Sプラン:7GB | 30,250円 | 172.85円 | 43,186円 | 166.74円 |
Mプラン:20GB | 57,750円 | 115.5円 | 83,886円 | 113.35円 |
Lプラン:40GB | 85,250円 | 85.25円 | 124,586円 | 84.17円 |
ギガWi-Fi:10GB | 29,425円 | 117.7円 | 41,965円 | 113.41円 |
ヒカルWi-Fi:20GB | 58,050円 | 116.1円 | 86,730円 | 117.20円 |
ヒカルWiFi:50GB | 77,550円 | 62.04円 | 115,590円 | 62.48円 |
結果として7GBと40GBは、他のサービスに同じ容量設定がないため、正確な比較はできませんが、7GBのSプランはかなり割高だとわかります。
一方、20GBのMプランは最安であり、40GBのLプランも容量的に相応の料金です。
そのため、どんなときもWiFiの7GBプランを選ぶなら、ギガWi-Fiの10GBプランの方が安く容量も多いのでおすすめですが、20GBと40GBプランなら安いためおすすめです。
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無条件で契約期間の縛りがない
容量別の他のクラウドSIMサービスでは、契約期間の縛りがないプランがあっても、オプションへの加入や細かい制約があるなど、デメリットも大きい場合があります。
・縛りがあるプランに比べて高額もしくは、有料オプションに加入が必要
・お得なキャンペーンやオプションの適用外になる
・途中解約すると端末のレンタル料の違約金が発生する
しかし、どんなときもWiFiは無条件で契約期間の縛りがないため、好きなタイミングで解約ができ、違約金もかからないためサービス内容に不満があれば、すぐに解約が可能です。
「いつでも得するサポート」で実質440円割引
どんなときもWiFiの「いつでも得するサポート」とは、どんなときもWiFiの回線に不満がある場合に、他のサービスへの乗り換えをサポートしてくれるオプションです。
どんなときもWiFiが紹介したサービスであれば、乗り換えをサポートしてもらうことができますが、どんなときもWiFiの利用状況を改善してくれるサポートではありません。
契約時にいつでも得するサポート
オプション月額440円に加入すると
▼
『おトク割』が適用されて月額880円割引
実質月440円割引
+毎月400ポイント付与
ポイントは紹介されたサービスへ乗り換えた場合にキャッシュバックで利用できる
しかし、オプション料金を差し引いても実質440円割引のメリットは大きいです。
さらに毎月付与される400ポイントは、どんなときもWiFiが指定した別回線への乗り換えた場合に、ポイント数に応じたキャッシュバックが受け取れます。
しかし、どのようなサービスを勧められるかわからないですし、キャッシュバックなどのキャンペーンも自分で申し込んだ場合と同様に適用されるかは不明瞭です。
いずれにしても、いつでも得するサポートは契約時に申し込むだけで、おトク割が適用され実質440円割引になるため、メリットが大きくおすすめのオプションです。
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WiMAX+5G端末が購入せずに利用できる
どんなときもWiFiのFREEプランの場合、WiMAX+5Gの端末代がかからないことがメリットです。
また、どんなときもWiFiのMAXプランなら端末代が27,720円、他のWiMAXサービスでも多くのサービスで端末代に2万円以上かかります。
そのため、分割払いであっても他のWiMAXサービスを解約する場合は、端末料金の残債を一括で支払わなければいけません。
その点、どんなときもWiFiのFREEプランは契約期間の縛りもないため、いつ解約しても解約金が発生せず端末料金の残債の支払いもないため、短期利用ではコストが抑えられるメリットがあります。
サービス名 | 月額料金 |
---|---|
どんなときもWiFi FREEプラン | 0ヶ月目:日割り計算 5,720円 |
どんなときもWiFi MAXプラン | 0ヶ月目:日割り計算 4,400円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 0ヶ月目:1,089円 1〜12ヶ月目:3,784円 13〜35ヶ月目:4,334円 36ヶ月目〜:5,104円 |
BIGLOBE WiMAX | 0ヶ月目:0円 1〜24ヶ月目:3,773円 25ヶ月目以降:4,928円 |
カシモWiMAX | 0ヶ月目:1,408円 1ヶ月目〜4,818円 |
Broad WiMAX | 0ヶ月目:1,397円 1〜36ヶ月目:3,773円 37ヶ月目〜4,818円 |
UQ WiMAX | 1〜13ヶ月目:4,268円 14ヶ月目〜4,950円 |
シンプルWiFi | 4,840円 |
※初月を0ヶ月目として計算
しかし、上の月額料金の比較を見てもわかるように、どんなときもWiFiのFREEプランの月額料金は他のサービスより月額1,000円近くも高額です。
他のWiMAXサービスでは、高額キャッシュバックを実施しているサービスも多く、そのため長期的に利用を考えている場合は、どんなときもWiFiのFREEプランはおすすめできません。
LINEや電話相談可能でサポート窓口が多い
どんなときもWiFiなどのMVNO事業者では、問い合わせサポートとして電話やLINEなどレスポンスの早い窓口を設置しているサービスは少ないです。
なぜなら大手通信事業者と違って限られたスタッフ数で運営しているため、常時問い合わせ可能な窓口の設置は難しく、そのため問い合わせフォームからの返信などは数日かかることもあります。
そのためトラブル時の対応などが心配ですが、どんなときもWiFiは過去の利用者への対応を批判した炎上もあり、無料のLINE安心サポートや月額330円の安心電話サポートなど、問い合わせの窓口が多く用意されています。
LINEサポート(無料)
契約後の相談が24時間受付、月額料金の確認や契約者情報の変更が可能。
安心電話サポート月額330円(初月無料)
・端末の故障やオプションの変更や名義変更、サービスの解約の相談などが可能。
※オプション未加入で電話サポートを希望する場合は、1回ごとに別途料金1,100円がかかる。
安心電話サポートは初月が無料なため、利用方法など契約時の設定などに心配な方は初月のみ加入する方法もあります。
このことから、どんなときもWiFiはLINEでの相談受付や有料でも電話相談が可能なため、メール問い合わせ一択の他のサービスよりもサポート体制は整っています。
ただし、その実態は利用してみないとわからないため、どんなときもWiFiのサポート体制に肯定的な口コミが見当たらないことからの、あまり期待はできません。
海外でも手続き不要で利用可能
どんなときもWiFiは、海外136ヶ国で事前手続きの必要もなく、電源を入れるだけで利用可能です。
そのためどんなときもWiFiの利用者は、海外へ行く際も別のWiFiを契約したり、専用のレンタルWiFiを借りる手間が省けます。
海外での利用できる回線はLTE回線で、データ利用量は高速通信が1日1GBまで、1GB超過後は384Kbpsに速度制限されます。
速度制限は日本時間の午前0時に解除され、1GB未満の利用日であっても、翌日へ繰越しはできません。
どんなときもWiFiの海外利用料金
・利用国エリア1 :1日1,280円
アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米など74ヶ国
・利用国エリア 2:1日1,880円
中東・南米・アフリカ62ヶ国
※海外あんしん補償込み
どんなときもWiFiは海外136ヶ国で利用可能ですが、中国では回線に関係なく3Gや2Gになる場合や中国政府によりサイトやSNSの制限がかかります。
また、海外での利用料金には海外あんしん補償が含まれているため、盗難や紛失があった場合に中古ランクA品が送られます。
・136ヶ国で利用可能
・海外あんしん補償込み
・利用した日数分のみの請求
・遠隔操作で安心サポート
その他にも、海外での通信トラブル時に端末故障を除いて、遠隔操作でカスタマーセンターにてサポートしてもらえます。
しかし、どんなときもWiFiは国内利用時も繋がりづらいや速度が遅いといった口コミが多いため、海外での利用状況は実際に現地で使ってみないとわかりません。
また、無料のWiFiスポットの多い国での滞在なら何とかなりますが、端末の不具合が発生したり、1GBを使い切って速度制限がかかってしまった場合、旅先で地図の確認すらできなくなる恐れもあります。
以上のことから、どんなときもWiFiは海外でも利用可能ですが、遠隔操作の安心サポートはあるものの通信障害や端末の不具合時のリスクは国内よりも大きいです。
よって、海外でインターネットが使えない状況になると困る場合は、海外出発前にWiFi環境としてどんなときもWiFiが使えなかった場合の対策も考えておきましょう。
どんなときもWiFiのメリット まとめ
どんなときもWiFiのメリットはマイナス面の少ない「いつでも得するサポート」によるおトク割や、20GBが最安であるなどの細かい良さはありますが、一番はサービスの解約がしやすいことです。
よって、どんなときもWiFiの通信速度が評判どおりに悪い場合でも、すぐに解約できる自由さがあります。
また、他のWiMAX+5Gサービスでは端末代金が高額ですが、どんなときもWiFiのFREEプランなら解約違約金や端末代が不要なため、短期であればWiMAX+5Gを気軽に利用しやすいプランです。
そのため、どんなときもWiFiのメリットは契約してみて快適に利用できれば継続すればいいですし、速度が遅すぎるなど利用が難しいと感じればすぐ解約すればいいと、割り切って使えるところです。
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どんなときもWiFiの申し込み方法と解約手順
この章では、どんなときもWiFiの申し込み方法やプランの選び方から、解約の手順まで詳しく解説します。
申し込みはWebの申込みフォームから行いますので、どんなときもWiFiの公式サイトにある申し込みボタンをクリックします。
まず、申し込みを行う場合に必要なものは、クレジットカード払いの場合はクレジットカードを、口座振替の場合は、口座情報の登録と本人確認書類を用意します。
申し込み時に必要なもの
クレジットカード払い:クレジットカード
口座振替:キャッシュカードや通帳など口座情報の登録に必要なもの、本人確認書類
申し込みフォームの流れは以下の通りです。
①プランやオプション選択
②個人情報入力
③支払い情報入力
申し込み完了
クレジットカード支払いの場合、入力内容に不備がなければ申し込み完了メールが届き、平日12時までの申し込みで当日発送されます。
口座振替支払いの場合は、入力内容に不備がなければ口座情報の登録確認に1~2営業日かかり、その後発送手続き完了メールが送信されて、順次端末が発送されます。
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どんなときもWiFiのプランの選び方
どんなときもWiFiのお申込みフォームでは、まずプランを選択しますので、おさらいもかねてプランの特徴をまとめます。
まずは、クラウドSIMのS・M・Lプランと、WiMAX+5G無制限プランの平均実測値から通信速度を比較しました。
項目 | S・M・Lプラン | WiMAX+5Gプラン | |
---|---|---|---|
端末種類 機種名 | モバイルタイプ D1 | モバイルタイプ Speed Wi-Fi 5G X12 | ホームタイプ Speed Wi-Fi HOME5G L13 |
平均実測値 | 下り速度:13.94Mbps 上り速度:7.86Mbps | 下り速度: 102.41Mbps 上り速度: 22.87Mbps | 下り速度: 190.82Mbps 上り速度: 24.26Mbps |
※WiMAX+5Gプランの端末の実測値は、どんなときもWiFiサービス利用者に限ったデータではなく、あくまで該当機種端末を利用した方の平均データです。
上の表の平均実測値を見てもわかるように、WiMAX+5Gプランは桁違いの速さです。
そのため、通信速度の速さを重視する人にはWiMAX+5Gプランがおすすめです。
次に各プランの月額料金や契約内容の違いを比べてみます。
プラン名 回線 | 月間容量 | 月額料金 | 2年実質総額 | 契約期間・ 解約違約金 | 端末料金 |
---|---|---|---|---|---|
MAXプラン (WiMAX+5G) | 無制限 | 4,400円 | 131,780円 | あり | 27,720円 分割770円×36回 |
FREEプラン (WiMAX+5G) | 無制限 | 5,720円 | 146,300円 | なし | なし |
Sプラン (クラウドSIM) | 7GB | 1,078円 | 30,250円 | なし | なし |
Mプラン (クラウドSIM) | 20GB | 2,178円 | 57,750円 | なし | なし |
Lプラン (クラウドSIM) | 40GB | 3,278円 | 85,250円 | なし | なし |
表より、MAXプランとFREEプランは2年実質総額が高額なため、WiMAX+5G回線を検討する場合は他のサービスとの料金を比較してからプランを選びましょう。
また、容量別プランにおいては他のクラウドSIMサービスの中でも、Sプランは割高ですが、Mプランは最安料金であり、Lプランも妥当な料金でした。
以上のデータや、どんなときもWiFi公式サイトのプラン別データ容量の表などを参考に、自分にあったデータ容量プランを選びましょう。
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どんなときもWiFiのサポートや端末補償は
申し込みフォームで、プランの他にサポートやオプションを選択します。
どんなときもWiFiのサポートは、いつでも得するサポートと、無料のLINE安心サポート、有料の安心電話サポートの3つがあります。
まずは加入すると月額が実質440円割引になる「いつでも得するサポート」を説明します。
回線の見直しや乗り換えの相談、どんなときもWiFiが勧めるサービスへの乗り換えをサポート
・月額料金 440円
・契約時の加入でおトク割 月額880円割引
いつでも得するサポートは特にデメリットがなく、月額が実質440円割引になるため特別な理由がない限り加入した方がお得です。
ただし、契約中のサービスへのサポートではなく、他の回線への紹介だけです。
そのため、どんなときもWiFiの利用中のサポートが必要な人は、LINE安心サポートか有料の安心電話サポートを利用しましょう。
なお、安心電話サポートは月額330円のオプションで、オプション未加入だと電話による相談は、1回につき1,100円かかります。
次に端末補償オプションは3つあり、自然故障のみの月額330円から水濡れや紛失・盗難補償もついた月額770円まであります。
また端末補償オプションは、契約途中での加入はできませんので必要な方は申し込みの際に忘れずに選択しましょう。
なお、端末補償オプションと安心電話サポートは初月無料なため、電話サポートなど試しに利用してみたい方は初月のみ加入してみるのも一つの方法です。
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どんなときもWiFiの初期設定や準備するものは
どんなときもWiFiの申し込みを完了した後に、端末が届くまでに準備するものと、届いてからの初期設定の方法を解説します。
どんなときもWiFiには充電器が付属されていないため、持っていない場合は事前に準備しておきましょう。
なお、iPhoneの充電器やACアダプタを持っていれば代用できますし、持っていない場合は契約時に充電器を1,980円で購入もできますが、他のショップなどで購入する方が安上がりです。
端末の性能も通信品質に影響を与えるので、バッテリーを長持ちさせるためには2.0A以上の充電器がおすすめです。
どんなときもWiFiの防護機能の解除方法
どんなときもWiFiは海外利用向けの端末でもあるため、利用上のセキュリティーの保護の為、初期設定時は「防護機能」がかかっており、「AppStore」などの一部サービスが接続できなくなっています。
そのため、利用開始時に下記の手順に沿って解除を行ってください。
設定ページへアクセス
ユーザーID・パスワード共に【admin】と入力してログイン
防護時間を「完全に閉める」を選択して「OK」で完了
どんなときもWiFiの解約手順
どんなときもWiFiの公式サイトには、キャンセル解約手続きの流れや注意事項は書いてありますが、解約手続きは会員マイページからしか行えません。
会員マイページのログインは、ID・パスワードが必要なため、忘れた方は契約時の契約書面を確認しましょう。
解約申請後、運営会社にて情報確認後に解約の処理がされます。
どんなときもWiFiの解約金(契約解除手数料)
どんなときもWiFiは、WiMAX+5G回線のMAXプランのみ、契約期間内の解約は解約金が発生し、解約時に端末代金の残債も一括で支払わなければいけません。
MAXプラン: 解約金0~24ヶ月目 4,675円、25ヶ月目以降 0円、端末代金の残債一括支払い
FREEプラン、S・M・Lプラン: 解約金なし
しかし、どんなときもWiFiはMAXプラン以外のプランは全て契約期間の縛りも解約金がないため、解約時の料金負担が少ないです。
どんなときもWiFiが繋がらない時の対策とよくある質問
どんなときもWiFiの評判からは、よくあるトラブルとして「繋がらない」といった口コミを多く目にします。
そういったトラブル時に自分でできる対策方法や、よくある質問をまとめました。
エラーコードが表示された時の理由と対策
どんなときもWiFiのS・M・Lプランの端末のエラー時にエラーコードが表示される場合があります。
考えられる原因や対策をまとめました。
コード番号 | 対策方法 | 原因 |
---|---|---|
6、103 | 再起動・リセット | 機器がデータプランに紐づいていない可能性がある。 |
12 | サポートデスク | SIMカードのリソース不足、通信量の増大により 一時的に通信できない状態。 |
13、14、18、66 | 再起動・リセット | システムエラーが発生している。 例:利用者側に未払いや不備があった場合、 コード14が表示され、一時停止される。 |
110 | 再起動・リセット | ハードウェアに不具合が発生している。 |
111 | 再起動・リセット | 通信に関わる不具合が起きている。 |
113 | 再起動・リセット | 回線混雑やハードウェアに不具合が発生している。 |
115、116 | 10分ほど放置で改善する可能性がある | 割り当てられた回線に繋がらない場合など。 |
上記の通りエラー時の対策方法は、ほとんどが再起動やリセットくらいしか方法がないため、それでも端末の不具合が改善されない場合は、すぐにLINEサポートなどに問い合わせてみましょう。
電源ON:電源ボタンを3秒押す。
電源OFF:電源ボタンを5秒押す。
再起動:電源ボタンを18秒押す。
工場出荷状態に戻す:先のとがったツールで本体側面のリセットボタンを5秒押す。
電波マークが点滅した時の対策
どんなときもWiFiの端末の電池マークが点滅している場合は、電波をつかんでいない状態です。
その場合は、電源ボタンを18秒押して端末を再起動させたり、電波の弱いところや圏外にいる場合は、その場から移動してみてください。
通信エリア内であっても、屋内、地下駐車場、ビルの陰、トンネル、山間部等電波の伝わりにくい場所では、通信できない場合があります。
それでも点滅表示が消えない場合は、お問合せフォームに連絡してください。
通信量確認の方法
どんなときもWiFiの月間容量のあるS・M・Lプランは、月に使えるデータ量が限られているため、通信量が気になります。
しかし端末「D1」は液晶画面が無いため、データ通信量はスマホやパソコン等から確認するしかありません。
よって、通信量の確認方法を説明します。
①どんなときもWiFiとご利用の端末(携帯・パソコン等)をWiFi接続します。
②インターネットブラウザのアドレスバーに「192.168.43.1」を入力し、管理画面にて確認できます。
どんなときもWiFiにキャンペーンはある?
どんなときもWiFiは、お得なキャンペーンやキャッシュバックを行っていません。
しかしどんなときもWiFiに限らず、クラウドSIMサービスは元々の料金を安くするために、キャッシュバックを実施しているサービスは少ないです。
そのため実質総額が安くなるお得感はありませんが、月額料金がキャッシュバックにより変動することもなく、キャッシュバックやキャンペーンのために解約のタイミングを左右されないといった良い面もあります。
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どんなときもWiFi forレンタルとは
光回線工事完了までのつなぎや、入院時やWiFi端末のない滞在先でのネット利用が必要なときに、どんなときもWiFiでは1日からレンタル可能な「どんなときもWiFi forレンタル」というWiFiレンタルサービスを行っています。
どんなときもWiFiのレンタルの申し込みはWebから簡単にできますし、返却もポストへ投函するだけです。
ただし、レンタルの場合は海外での利用はできません。
この章ではレンタルWiFiの利用の仕方や、日数によってレンタルと契約はどちらがお得かなど、どんなときもWiFi forレンタルのサービス内容を詳しく解説していきます。
どんなときもWiFiのレンタルの料金プランは?
どんなときもWiFi for レンタルの利用には、利用料金+送料+(任意)オプション料金がかかります。
また、レンタルプランは、短期間の利用者向けの1日単位のデイリータイプか、16日以上の利用者向けのマンスリータイプの2つです。
さらにデータ容量から1日3GBプランと1日7GBの大容量プランが選べます。
デイリータイプ
3GBまで 1日3GBプラン 1日330円 月上限6,600円
5GBまで 大容量プラン 1日440円 月上限8,800円
マンスリータイプ
3GBまで 1日3GBプラン 30泊31日 4,950円 32日以降 1日160円
5GBまで 大容量プラン 30泊31日 6,600円 32日以降 1日213円
また、レンタル端末の送料は往復1,100円かかり、発送は佐川急便で届き、返却は発送時に同梱されているレターパックプラスにてポストに投函します。
さらに、オプションとして「レンタル安心保証」を追加すると、レンタル端末の水濡れや破損時に無償交換が可能です。
レンタル安心保証
水濡れや破損時:機器損害金16,500円の全額免除
盗難・紛失時:機器損害金5,500円に減額し交換品の貸与
デイリータイプ 1日 44円 (月上限440円)
マンスリータイプ 30泊31日 440円
では、WiFiのレンタルサービスは端末が手元に届いてから返却までのスケジュールを考えてみましょう。
例:4月1日から7日間の入院でWiFiを利用したい場合
3月31日 | 4月1日 ~ 4月7日 | 4月8日 |
端末が届く | 入院日 ~ 退院日 | 返却ポスト投函日 |
1日目 | 2日目 ~ 8日目 | 9日目 |
上の例の場合、利用期間は9日間になります。
デイリータイプの1日3GBプランで利用した場合の利用金額は、330円×9日+送料1,100円=4,070円 になります。
他のレンタルサービスとの料金比較
次に他のWiFiレンタルサービスと比べて、どんなときもWiFi for レンタルはお得なのかどうかを見ていきましょう。
サービス名 端末機種名 | 容量 | 利用日数 | 料金 | 送料 |
---|---|---|---|---|
どんなときもWiFi forレンタル D1 | 1日3GB | 1泊2日 | 330円 | 1,100円 |
30泊31日 | 4,950円 | |||
1日5GB | 1泊2日 | 440円 | ||
30泊31日 | 6,600円 | |||
WiFiレンタルどっとこむ ソフトバンクE5785 | 無制限 | 1泊2日 | 460円 | 1,067円 |
30泊31日 | 7,880円 | |||
WiFiレンタル屋さん ソフトバンクE5785 | 月20GB | 1泊2日 | 780円 | 無料 |
30泊31日 | 5,850円 | |||
月50GB | 1泊2日 | 980円 | ||
30泊31日 | 7,350円 |
表から、サービス毎の容量や端末は異なりますが、どんなときもWiFi forレンタルのデイリータイプもマンスリータイプも料金的には割安です。
どんなときもWiFi forレンタルは1日単位の容量制限のため、1日5GBタイプなら1ヶ月あたり最大150GB利用できます。
しかし、1日に5GB以上は使えないため、利用用途によっては無制限プランや月容量プランと合わせて検討しましょう。
それでは、実際にどんなときもWiFiのレンタルを利用した方の評判も見ていきます。
固定回線が開通するまで使っていた「どんなときもWiFi forレンタル」は二度と使わない。 常時制限が掛かってるような速度しか出ない上に、頻繁にアンテナバーが表示されているにもかかわらず、インターネットにつながらず、ろくに使えなかった。
引用元:Twitter
どちらの口コミも、どんなときもWiFiのレンタルは速度が遅すぎるという内容です。
レンタル端末は短期間の利用のため割高にもかかわらず、速度が遅すぎて結局使えないのでは利用者の不満は大きいです。
今日から入院なんだけど、レンタルした「どんなときもWiFi」が遅過ぎてお金をドブに捨てた気がする。
ネットでも悪評ばっかりで、失敗したな。
引用元:Twitter
よって、他のWiFiレンタルサービスよりもどんなときもWiFiのレンタル料金は割安ですが、利用者の口コミは悪い評判が多いのが現状です。
どんなときもWiFiとレンタルの違い
WiFiを1ヶ月間だけ利用したい場合、どんなときもWiFi forレンタルのマンスリータイプを利用する場合と、どんなときもWiFiに契約して1ヶ月以内で解約する場合では、どちらがお得なのか料金を比較しました。
・通常 ・レンタル
Lプランの場合(月40GB) デイリータイプ(1日3GB)
契約事務手数料 3,300円 月上限 6,600円
月額料金 3,278円 送料 1,100円
合計 6,578円 合計 7,700円
どんなときもWiFiの一番容量が大きい「Lタイプ」と、デイリータイプの「1日3GBプラン」なら、Lタイプの方が1,122円安く利用できます。
しかし、レンタルのデータ容量は1ヶ月計算で最大90GB利用可能なため、コストパフォーマンスはレンタルの方が高いです。
レンタルの申し込み方法と返却方法を解説
どんなときもWiFi for レンタルの申し込み方法を説明します。
・マンスリータイプ or デイリータイプ(16日以上の利用者向け)を選ぶ
・1日3GBプラン or 大容量プラン(1日5GB)を選ぶ
・契約台数を選ぶ
・端末カラーを選ぶ
・必要があれば(任意)安心オプションを選択
ご希望日を入力
※希望日はレンタル開始日になります。
最短で利用を希望する場合、平日12時までの受付で当日発送が可能です。
どんなときもWiFi for レンタルの返却方法
次にどんなときもWiFi for レンタルの返却方法を説明します。
返却方法はレンタル機器に同封されていた返却用封筒「レターパックプラス」にレンタル機器一式を入れ、郵便ポストに投函します。
WiFi端末、USBケーブル、ACアダプター、外箱、操作ガイド
返却時の注意点
レターパックプラスの消印日が「利用終了日」となるため、その日のポストの集荷受付時間に間に合うように投函しましょう。
また、貸出時に届いたレンタル機器一式に返却漏れがあった場合は、機器損害金が請求されるためレターパックプラスに同梱されている、返却チェックリストなどを利用して返却時にチェックしましょう。
機器損害金とは、返却時に故障が見られる場合に請求される違約金で、レンタル機器一式の一部が返却されていなかった場合も、それぞれ以下の機器損害金を請求される可能性があります。
レンタル機器・部品 | 機器損害金 |
---|---|
WiFi端末本体 | 16,500円 |
USBケーブル | 1,100円 |
ACアダプター | 1,980円 |
その他備品(外箱・操作ガイド) | 550円 |
よって、どんなときもWiFi for レンタルの返却は機器一式を、レターパックに入れてポストに投函するだけですが、返却期日と返却物に漏れがないように気を付けましょう。
どんなときもWiFiの他にもおすすめなサービスは
ここまでは、どんなときもWiFiのサービス内容を解説してきましたが、どんなときもWiFiの他にもおすすめなサービスを紹介したいと思います。
おすすめなサービス一覧
おすすめのサービスの特徴をまとめました。
サービス名/ 回線 | 容量 | おすすめな点 |
---|---|---|
モバレコAir (ソフトバンクAir) | 無制限 | ・クラウドSIMより速いホームルーター ・ソフトバンクやワイモバイルの利用者に割引 |
hi-ho Let’s WiFi (クラウドSIM) | 1日4GB | ・クラウドSIMの中で回線速度が速い ・高額キャッシュバックで実質総額が安い ・運営会社に安心感 |
GMOとくとくBBWiMAX (WiMAX+5G) | 無制限 | ・WiMAX+5Gで最安 ・一度契約したことがあってもキャッシュバック対象 |
それでは、それぞれのサービス内容を詳しく解説していきます。
ホームルーターならモバレコAirがおすすめ
どんなときもWiFiのWiMAX+5Gプランでホームルータータイプを検討中の方なら、同じ運営会社のグッド・ラックとソフトバンクとの業務提携によるモバレコAirがおすすめです。
モバレコAirは、固定式のホームルーターでSoftBank Airと同じ端末であり、同じ回線でありながら低価格が魅力のサービスです。
また、モバレコAirは割引キャンペーンが豊富であり、ソフトバンクやワイモバイルを利用されている方は、スマホ回線の月額割引も利用できるためおすすめです。
モバレコAirがおすすめな理由
・工事のいらないホームルーターでも低価格
・回線速度がクラウドSIMより早い
・ソフトバンクやワイモバイルのスマホ利用者には割引がある
まずはモバレコAirの実測度データを見てみましょう。
平均ダウンロード速度: 82.49Mbps
平均アップロード速度: 8.15Mbps
モバレコAirは平均ダウンロード速度が80Mbpsを超えており、WiMAX+5G回線までの速度は出ないもののクラウドSIMサービスの速度と比較すると、かなり早い速度です。
モバレコAirは端末購入時と端末レンタルにより利用料金が異なるため、それぞれの場合の料金を解説します。
端末を購入した場合
端末を購入すると、月月割とモバレコAir 特別ハッピープライスキャンペーンによる割引が適用されて、さらに月月割により36ヶ月利用すると端末代が実質無料になります。
また、提供される端末はAirターミナル5となり、5G回線での高速通信が利用可能です。
月月割:Airターミナルの毎月の分割金額と同額を36回にわたって割引
モバレコAir特別ハッピープライスキャンペーン:段階的に毎月の利用料金が36回にわたって割引
モバレコAirの公式サイトに掲載されている、購入時の月額料金表は下記になります。
モバレコAirを端末購入した場合は、割引の種類が多いため、月の実質料金を表でまとめます。
契約期間 | 月額料金 | 月の割引合計 | 月の実質料金 |
---|---|---|---|
1ヶ月目 | 7,348円 | -6,028円 | 1,320円 |
2〜12ヶ月目 | -4,268円 | 3,080円 | |
13〜36ヶ月目 | -3,168円 | 4,180円 |
利用期間が長くなると、割引額は下がるため実質料金は上がりますが、どんなときもWiFiのWiMAX+5Gの2つのプランよりも格段に安いため、ホームルータータイプでお探しの方にはおすすめです。
端末レンタルの場合
端末をレンタルした場合には、モバレコAir 特別ハッピープライスキャンペーン(24回にわたる割引)が適用されます。
しかし端末レンタルの場合に提供される端末はAirターミナル4 NEXTとなるため、4G回線での利用に制限されます。
端末レンタルの場合は、購入の場合よりも実質料金は割高になりますが、短期利用や36ヶ月も利用しない方にはおすすめです。
契約期間 | 月額料金 | 月の割引合計 | 月の実質料金 |
---|---|---|---|
1〜24ヶ月目 | 5,907円 | -1309円 | 4,598円 |
25〜36ヶ月目 | なし | 5,907円 |
しかし、注意点として地域によって申し込みができない地域もあるため、モバレコAir公式サイトからエリアを確認しましょう。
モバレコAirは地域によって申し込みができない
ソフトバンクエアーは、一定の速度品質を維持するためにソフトバンクは地域毎に接続上限数を設けています。
そのため同じ回線を利用しているモバレコAirも、5Gおよび4G回線エリア内であっても地域毎の上接続限数に達したエリアでは新規契約ができません。
以上のことから、モバレコAirは同じグッド・ラックが提供するサービスですが、どんなときもWiFiのS・M・Lプランよりも速度が速く、無制限でありながらWiMAX+5Gプランよりも安いためおすすめです。
モバレコエアー:https://air-mobareco-asp.jp/
\ ソフトバンクのホームルーターを格安で利用可能 /
運営会社も安心で高額キャッシュバックが受けられるhi-ho Let’s WiFi
「hi-ho」は、1995年から25年以上インターネットサービスを提供している大手プロバイダです。
光回線・IPS・SIM・モバイルWiFi・電気と、インターネットサービスを長年行っているため信頼感があります。
hi-ho Let’s WiFiがおすすめな理由
・ライトプラン(1日4GB)通常プラン(1日7GB)から選べる
・回線速度が速い
・通常プランは月あたり210GBの大容量が使える
・合計20,000円以上の高額キャッシュバックで安い
さらに、どんなときもWiFiの月間容量とは違い、1日の容量プランを4GBと7GBから選べ、単純に1ヶ月で計算すると120GB~210GBになるので1ヶ月あたりに使える量は多いです。
また、hi-ho Let’s WiFiのダウンロード速度は、直近3ヶ月のクラウドSIMサービスの実測値の中でもダウンロード速度が最速でした。
平均ダウンロード速度:29.74Mbps
平均アップロード速度:7.99Mbps
hi-ho Let’s WiFiの月額料金はどんなときもWiFiのS・M・Lプランよりは高いですが、ここからキャッシュバックにより20,000円以上割引になるため、割引後はMプランやLプランより安く利用ができます。
ライトプラン 1日4GB 3,828円
通常プラン 1日7GB 4,730円
以上から、hi-ho Let’s WiFiは運営会社の安心感や通信速度やデータ容量において、どんなときもWiFiよりもサービス内容が上です。
しかもキャッシュバックが高額なので、どんなときもWiFiとそれほど料金差がなく利用できるため、おすすめなサービスです。
【WiMAX+5G】を最安利用ならGMOとくとくBB WiMAX
速度や容量無制限なWiFiが良い方には、WiMAX+5G回線がおすすめですが、どんなときもWiFiのWiMAX+5Gプランは、他のWiMAXサービスに比べて割高です。
そのため、WiMAX+5Gで最安のGMOとくとくBBWiMAXをおすすめします。
GMOとくとくBBWiMAXがおすすめな理由
・高速通信&容量無制限のWiMAX+5Gサービスを最安実質総額で利用できる
GMOとくとくBBWiMAXがどれだけ安いのか、WiMAX+5Gサービスごとの実質総額をまとめました。
サービス | 2年間の実質総額 | 3年間の実質総額 |
---|---|---|
どんなときもWiFi MAXプラン | 131,780円 | 193,820円 |
どんなときもWiFi FREEプラン | 146,300円 | 214,940円 |
GMOとくとくBB WiMAX(乗り換え時) | 81,055円 | 142,303円 |
GMOとくとくBB WiMAX(新規契約) | 95,555円 | 156,803円 |
Broad WiMAX(ギガ放題コスパDXプラン) | 97,369円 | 153,205円 |
VisionWiMAX(ギガ放題プラン) | 106,116円 | 160,500円 |
BIGLOBE WiMAX+5G(ギガ放題プラスS) | 112,332円 | 180,708円 |
Broad WiMAX(ギガ放題縛りなしDXプラン) | 101,857円 | 159,937円 |
カシモWiMAX(縛りなしプラン) | 109,780円 | 162,316円 |
DTI WiMAX2+ | 107,800円 | 164,560円 |
UQ WiMAX+5G(ギガ放題プラス) | 116,371円 | 177,586円 |
※キャッシュバック条件に関わらず、キャッシュバック金額が最大になるように計算しています。
※初月(0ヶ月目。日割りでも満額計算)+月額料金24ヶ月分(36ヶ月分)+端末料金+契約事務手数料+初期費用の合計からキャッシュバック金額や各種割引を引いて算出。
さらに、GMOとくとくBBWiMAXは、以前契約していた方でも高額キャッシュバックが受けられるため、安さのメリットを多くのユーザーが受けられます。
GMOとくとくBBWiMAXは、WiMAX+5G回線でありながら総額料金が安いため、容量を気にせず高速通信でモバイルWiFiを利用したい方にはおすすめです。
まとめ
どんなときもWiFiは、通信速度の遅さや繋がらないなどの回線の不具合の評判が多く、実測度データから検証した結果、一部20Mbps~30Mbpsといった速い速度データもあるものの、遅いデータの方が目立ちました。
また、同じクラウドSIMサービスと言っても、どんなときもWiFiの場合は繋がるキャリア回線がdocomoのみなので、3大キャリアが利用可能な他のクラウドSIMサービスよりも、エリア的に弱い場所では電波状態が悪くなります。
さらに、MVNO事業者の格安SIM回線につながる場合、利用する人が多い時間帯では通信速度が落ちやすいため、キャリア回線の少なさはデメリットです。
しかしどんなときもWiFiの良い点としては、プラン(20GB)は同じクラウドSIMサービスの同容量の中で最安です。
また、WiMAX+5Gプランは他のサービスと比べて割高ですが、FREEプランなら端末代も解約金もかからないなど、短期的な利用にはお得な場合もあります。
そのため、MプランやLプランは料金が安いだけではなく、契約の縛りや解約金の設定もないため、通信速度に不満を感じても解約しやすいメリットがあります。
以上より、どんなときもWiFiは悪い評判が多いため契約するのには不安もありますが、WiMAX+5G回線をFREEプランで短期的に利用してみたり、どんなときもWiFi forレンタルにて契約しても問題のない速度か確かめたりできることから、ダメなら解約すればいいと割り切れば使えるサービスです。
どんなときもWiFi:https://donnatokimo-wifi.jp/
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