auホームルーター5Gとは、auが提供している5G回線が使えるホームルーターです。
データ容量無制限のホームルーターのため、毎日好きなだけWiFiを使えます。
- auショップで契約の相談や手続きを対面で行いたい
- プラスエリアモード(プラチナバンド)を無料で多く利用したい
- au、UQモバイルのスマホの月額料金をお得にしたい
ただし、auホームルーターはWiMAXとほぼ同じである上に、WiMAXのほうが料金もお得であることが多いです。
実際、auホームルーターは他のWiMAXプロバイダよりもキャッシュバックや割引キャンペーンなどが少なく、月額料金が高いことから、料金面で考えるならWiMAXを選んだほうが良いです。
auホームルーターもメリットはあるのですが、利用機会は限られてしまうので、どんな人にはauのホームルーターがおすすめできるのかも含めて詳細を解説していきます。
auホームルーターとは
auホームルーターは5G回線を無制限に利用できるホームルーターサービスです。
正確にはまったく同じ回線、同じ料金でモバイルルーターも利用可能ですが、今回はauホームルーターの詳細をお伝えします。
運営会社 | KDDI株式会社 |
データ通信量 | スタンダードモード:無制限 プラスエリアモード:月額30㎇ |
最大下り速度 | 4.2Gbps |
最低契約期間 | なし |
解約違約金 | なし |
契約事務手数料 | 3,850円 |
月額料金 | 初月:4,620円 1~12ヶ月:3,278円 13ヶ月~:5,170円 |
開始月の日割り計算 | あり |
端末料金 | 48,600円 |
キャッシュバック | 最大20,000円(au PAY) |
プラスエリアモード | 無料 |
3年間の実質月額 | 4,105円 |
3年間の実質総額 | 151,886円 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 コンビニ支払い |
端末発送 | 一週間程度で到着 |
法人契約 | あり |
auホームルーターとWiMAXの端末は同じスペック、同じ回線を使えます。
WiMAXを提供するUQコミュニケーションズはau(KDDI)の子会社であり、WiMAX自体がauの回線を利用しているため、WiMAX≒auのホームルーターとなっています。
性能面はほぼ同じなのですが、月額料金やキャッシュバックキャンペーンなどは異なります。
まずは、auホームルーター5Gプランの詳細をみていきましょう。
種類 | ホームルーター5Gプラン |
---|---|
月間データ容量制限 | スタンダードモード:上限なし プラスエリアモード:30GB |
利用可能エリア | 4G/5G回線エリア |
利用可能な回線 | au 5G/au 4G LTE/ WiMAX2+ |
ホームルーター5Gプランは2021年8月から提供が開始され、5G回線を利用できる上に、月間のデータ容量が無制限なのが特徴です。
auホームルーター4Gを利用しているかどうかは、「My au」で確認するか、ホームルーター本体に記載されている機種名などから確認できます。
auホームルーター4Gは以前は2年間の契約の縛りがありましたが、5Gプランともに解約手数料もかかりません。
auホームルーター料金プラン
2023年10月現在、auホームルーターは5Gプラン1つのみであり、端末は3種類から選べます。
まず、各端末ごとの本体代金や料金プランを見ていきましょう。
各端末代金 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 (2023年10月現在は在庫なし) | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
---|---|---|---|
端末画像 | |||
初月月額料金 | 4,620円 | ||
月額料金 | 3,278円(1~12ヶ月) | ||
月額料金 | 5,170円(13ヶ月~) | ||
端末代金 | 48,600円 | 43,200円 | 39,600円 |
契約事務手数料 | 3,850円 | ||
最低契約期間 | なし |
端末代金はそれぞれで違いますが、それ以外の月額料金、契約事務手数料、最低契約期間は同じです。
また、2022年4月以降にauホームルーターを契約する場合、解約違約金は発生せず、契約期間に縛りもない仕様となっています。
また、端末代金や月額料金に対する割引の詳細は以下のとおりです。
月額割引 | 毎月割 | 5Gホームルーター割 | 5Gルーター割 |
---|---|---|---|
割引額 | 端末代金 36回分割 | 1,342円 | 550円 |
適用期間 | 最大36ヶ月 | 翌月から12ヶ月 | 当月から13ヶ月 |
適用条件 | 新規契約と同時にホームルータープラン5に加入 | ホームルータープラン5に加入 |
端末購入と同時に「ホームルータープラン5G」に加入した場合、毎月割として端末代金の割引(最大36ヶ月)があります。
しかし途中で「ホームルータープラン5G」を解約した場合、端末代金の残額は支払わなければなりません。
他に月額料金の割引はどちらも12ヶ月までの適用となり、13ヶ月以降は適用される割引がないため、月々の料金が上がります。
また、プラスエリアモードはホームルータープラン5Gを新規契約した場合、無料で利用できるのがauホームルーターの特徴です。
auホームルーターの端末スペック
auホームルーターの各端末スペックは下記のとおりです。
各端末スペック | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 (2023年11月現在は在庫なし) | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
---|---|---|---|
画像 | |||
下り最大速度 | 4.2Gbps | 2.7Gbps | 2.7Gbps |
上り最大速度 | 286Mbps | 183Mbps | 183Mbgs |
データ通信量 | スタンダードモード:上限なし プラスエリアモード:30GB | ||
本体サイズ | 約W100×H207×D100mm | 約W101×H179×D99mm | 約W70×H182×D124mm |
重さ | 約635g | 約446g | 約599g |
同時接続台数 | Wi-Fi:32台 有線LAN:2台 | Wi-Fi:40台 有線LAN:2台 | Wi-Fi:30台 有線LAN:2台 |
3つの端末は速度以外、ほとんど違いはありません。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13は他の端末より、上り下りともに最大速度が速いことがわかります。
データ通信量はどの端末も、プラスエリアモードで月間データ容量30GBを超えた場合、月末までの通信速度が上り下りともに最大128kbpsに制限されます。
プラスエリアモード利用時のみに関連するオプションとして「エクストラオプション」があります。
エクストラオプションはスタンダードプラン利用時は対象外で、プラスエリアモードでも申し込んでいない場合は対象外です。
auホームルーター購入キャンペーン開催中
auホームルーター5Gを購入すると、au PAYへ最大20,000円が還元されるキャンペーンを実施しています。
特典内容と適用条件は以下のとおりです。
特典内容 | 最大20,000円相当 au PAY残高へ還元(チャージ) |
適用条件 | ①「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を期間中に対象店舗で購入 ②ホームルータープラン5Gを新規・機種変更で契約 ③専用サイトからauホームルーターのau IDでエントリー |
対象の端末を購入し、ホームルータープラン5Gを契約、そしてキャンペーンの手続きが完了すると翌月下旬以降にau PAYに還元されます。
- au Online Shopで契約・購入
- 店頭で契約・購入
- 電話で申し込む
公式サイトやauショップでの端末購入、契約が対象で家電量販店などでauホームルーターを購入してもキャンペーン対象外です。
電話での申し込みも可能で、受付時間は10時~20時で土日祝日も受け付けています。(12月30日~1月3日を除く)
折り返しを希望する方は、電話予約もできますが、対応は翌日以降です。
電話での申し込みができるという点は、auショップが近くにない方やインターネットより電話で直接話して申し込みたい方にとってメリットです。
しかし、早めにホームルーターを利用したい方は、公式サイトやauショップで購入してください。
店頭で契約する場合、各店舗によって、機種の取り扱いや在庫状況が異なり、対象端末がなくなり次第、キャンペーンは終了です。
また、キャンペーンをエントリ―する際の注意事項があります。
- au PAYアプリとau IDの取得が必須となるため、登録が必要
- au IDを複数ある場合は、auホームルーターIDをauスマートフォンまたはUQ mobileのau IDに統合
- 統合したau IDがauホームルーターの契約住所と同じか確認する
- au PAYに紐づいているau IDでエントリーする
普段使っているauやUQ mobileを使っている場合、すでにau IDを持っている人もいます。
その場合はauホームルーターのIDをスマートフォン側のIDに統合しましょう。
au IDを統合し、キャンペーンにエントリーすることでau PAYチャージ後の利用がスムーズです。
キャンペーンを受けるためには、対象機種を購入し、ホームルータープラン5Gを契約、その後キャンペーンの申し込みをするためにau IDやau PAYを正しく設定しておきましょう。
auホームルーターとWiMAXの違い
auホームルーターとWiMAXはほとんど違いはありません。
WiMAXの提供元はUQコミュニケーションズ株式会社であり、auの子会社でもあります。
WiMAX自体もau回線を利用しており、auとWiMAXが販売しているホームルーターは回線、エリア、通信速度、端末まですべて同じです。
しかし、auホームルーターとWiMAXには大きな違いもあります。
両者の違い | auホームルーター | WiMAX |
---|---|---|
プラスエリアモード | 月30GBまで無料 | 月15GBまで 利用月は1,100円 |
利用場所 | 契約住所以外は使用不可 | 契約住所以外でも利用可能 |
月額料金 | 1~12ヶ月:3,278円 13ヶ月~:5,170円 | 1~12ヶ月:3,784円 13ヶ月~35ヶ月:3,784円 36ヶ月~:5,104円 |
端末代金 | 48,600円 | 27,720円 (GMOとくとくBB WiMAXの場合) |
店舗契約 | 可能 | 一部可能 |
端末代金:Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合
両者の違いをみると、使えるデータ容量や場所、端末価格が異なります。
auホームルーターをWiMAXと比較した時のメリットは、「auショップで契約できる」「プラスエリアモードのオプション費用1,100円が発生しない」といった点です。
一方で、auのホームルーターはWiMAXと違って「契約住所以外で利用できない」デメリットもありますし、何よりGMOとくとくBB WiMAXなどのプロバイダと比較すると総額料金が高額です。
そのため、auホームルーターを契約するなら、GMOとくとくBB WiMAXをはじめとしたWiMAXプロバイダを選んだほうがお得です。
auホームルーターと他社を比較
これまでauホームルーターの解説してきましたが、次に他社のホームルーターの総額料金や回線速度など比較していきます。
au、ドコモ、ソフトバンクのホームルーターとWiMAXの中で一番キャッシュバックやキャンペーンなどが豊富なGMOとくとくBB WiMAXを比べます。
他社との比較 | 端末名 | 2年間総額料金 | 3年間総額料金 | 下り最大速度 | 上り最大速度 | スマホセット割引 | 端末代金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
au | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 89,846円 | 151,886円 | 4.2Gbps | 286Mbgs | あり | 48,600円 |
ドコモ | HR02 | 123,750円 | 168,150円 | 4.2Gbps | 218Mbgs | 71,280円 | |
ソフトバンク | Airターミナル5 | 112,420円 | 176,836円 | 2.1Gbps | 公式での発表なし | 71,280円 | |
GMOとくとくBB WiMAX | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 81,055円 | 142,300円 | 4.2Gbps | 286Mbgs | 27,720円 |
総額料金、端末代金ともに、GMOとくとくBB WiMAXが最も安いことがわかります。
下り最大速度もソフトバンクのみ2.1Gbpsと少し遅いですが、auとドコモ、GMOとくとくBB WiMAXはいずれも4.2Gbpsと高速です。
また、すべてのホームルーターに共通する特徴は以下の通りです。
- データ容量無制限
- 利用地域が全国可能(5G対応)
- 解約違約金なし
解約違約金は各社かかりませんが、解約時に端末代金の残債が残っている場合は支払う必要があります。
また、GMOとくとくBB WiMAXの支払い方法はクレジットカード払いのみですが、他は口座振替にも対応しています。
そのため、どのホームルーターも一長一短あるのですが、少しでも安く5G通信可能なホームルーターを利用するならGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
他社のホームルーターの料金プランを比較
各社ホームルーターにはキャッシュバックなどのキャンペーンがあり、それを踏まえて、毎月の料金や実際負担する料金を比較していきます。
料金プラン | 月額料金 | 実質月額料金 | 端末代金 | 契約事務手数料 |
---|---|---|---|---|
au | 3,278円 | 2,317円 ※1 | 48,600円 | 3,850円 |
ドコモ | 4,950円 | 5,362円 ※2 | 71,280円 | なし |
ソフトバンク | 5,368円 | 4,000円 ※3 | 71,280円 | 3,300円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,784円 | 1,650円 ※4 | 27,720円 | 3,300円 |
上記の表を見ると、毎月の月額料金はauが一番安いです。
しかし、キャンペーンやキャッシュバック、端末料金などを含んだ実質月額料金を比較すると、GMOとくとくBB WiMAXが一番安いです。
auのホームルーターとWiMAXを比較する場合、回線や端末の性能自体は変わらないことを考えると、料金の安いWiMAXを選びましょう。
他社のホームルーターの端末スペックを比較
次に各社が取り扱うホームルーター端末のスペックを比較していきます。
端末スペック | 端末名 | 下り最大速度 | 上り最大速度 | データ通信量 | サイズ | 重さ | 同時接続台数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
au | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 4.2Gbps | 286Mbgs | スタンダードモード:無制限 プラスエリアモード:月額30GBまで無料 | 約W100×H207×D100mm | 約635g | WiFi:32台 有線:2台 |
ドコモ | HR02 | 4.2Gbps | 218Mbgs | 無制限 | 約W95㎜×H170㎜×D95㎜ | 約847g | 66台 |
ソフトバンク | Airターミナル5 | 2.1Gbps | 公式での発表なし | 無制限 | 約W103㎜×H225㎜×D103㎜ | 約1,086g | 128台 |
GMOとくとくBB WiMAX | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 4.2Gbps | 286Mbgs | スタンダードモード:無制限 プラスエリアモード:利用月は月額15GBまで月額1,100円 | 約W100×H207×D100mm | 約635g | WiFi:32台 有線:2台 |
各社データ通信量は基本は無制限で使え、下り最大速度はソフトバンク以外は4.2Gbpsと大差はありません。
では、実際の回線速度も比較しましょう。
実測値 | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|---|
au | 50.65㎎ | 169.03Mbps | 23.53Mbps |
ドコモ | 54.93㎎ | 150.01Mbps | 17.65Mbps |
ソフトバンク | 43.87㎎ | 103.55Mbps | 10.25Mbps |
GMOとくとくBB WiMAX | 57.73㎎ | 112.05Mbps | 11.03Mbps |
平均ダウンロード、アップロード速度をみると、ドコモが一番速いことがわかります。
回線速度を重視してホームルーターを選ぶなら、ドコモのホームルーターがおすすめです。
ドコモhome5G:https://www.docomo.ne.jp/home_5g/
\ ソフトバンクのホームルーターを格安で利用可能 /
auホームルーター利用のメリット
他社とauホームルーターの比較をしましたが、ここからはauホームルーターのメリットを紹介します。
auホームルーターはWiMAXと性能面では同じであり、料金も割高である事が多いです。
しかし、本来は毎月1,100円かかるプラスエリアモードが月間30GBまで無料で利用できるのはauホームルーターにしかない大きな強みです。
また大半のWiMAXプロバイダはオンライン申し込みのみで、実店舗での申し込みができない事が多いのですが、auのホームルーターはauショップで対面でサポートや相談しながら契約できます。
工事不要でデータ容量を無制限で利用できる
auホームルーターは自宅を工事する必要がなく、端末をコンセントに挿し、電源を接続するとすぐに起動します。
ホームルーターを設置したら、次はスマホやパソコンへのWiFi設定を行う必要があります。
- パソコンは、本体底面に記載されているSSID・パスワードを入力し、接続する
- スマホ・タブレットは「ZTELLink JP」アプリからでも、接続できる
- WiFi初期設定シールに表示されているQRコードから「ZTELLink JP」アプリをインストール
- アプリを開き、「ルーター」→「接続」→「QRコードスキャン」へ進む
- WiFi初期設定シールまたは本体底面に記載されている、WiFi接続用QRコードを読み取る
データ無制限で利用できるのですが、プラスエリアモードを利用する場合は月間30GBの制限があります。
30GBを超えた場合も速度制限を受けるのはプラスエリアモードのみであり、スタンダードモード(通常モード)は無制限のまま利用し続けることが可能です。
同じ自宅回線の光回線と違い、難しい設定や準備をしなくてもすぐに利用できるのがauホームルーターの大きなメリットです。
プラスエリアモードが30GBまで無料で利用できる
プラスエリアモードとは、より繋がりやすいau回線(プラチナバンド)を利用し、地下や屋内など電波が届きにくい場所でもWiFiに接続しやすくなるモードです。
auホームルーターに限らず、他のWiMAXプロバイダも同じモードが利用できるのですが、大きく違うのは料金と月間利用データ量の上限です。
WiMAXプロバイダの大半は、プラスエリアモード利用に月1,100円がかかる上に、月間の利用上限は15GBです。
一方でauのホームルーターは、プラスエリアモードを月間30GBまで無料で利用できるので、プラスエリアモードの利用を前提とする場合にはauホームルーターはお得になります。
もちろん、auホームルーターも月間30GBを超えた場合は、月末までの通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。
通信速度はそのままで、月間の通信量を制限されたくない人は追加のオプションプランを申し込みましょう。
- 月間30㎇を超えた場合、データ容量が自動加算されるプラン
- 2㎇ごとに月2,750円
- 使いたい場合は、申し込みが必要
- 申し込み当月から利用可能または、申し込み翌月適用の選択もできる
- オプションを停止する場合は、翌月からの適用
エクストラオプションは、通信速度を気にせず使えるオプションですが、使うデータ通信量によっては料金が高いです。
au・UQモバイルユーザーはスマホ代が割り引き
auホームルータープラン5Gを契約し、使っているスマホがauやUQモバイルの人は毎月のスマホ代が割引されます。
しかし、auホームルータープラン5Gの契約特有のサービスではなく、スマホ代が割引されるWiMAXプロバイダもあります。
申し込み | 割引額(月額) | 申し込み方法 |
---|---|---|
au | 550~1,100円 | インターネット(My au)、店頭(auショップ)、電話 |
UQモバイル | 638~1,100円 | インターネット(My UQmobile)または店舗(auショップまたはUQスポット) |
au、UQモバイルともに合計10回線まで割引対象で、適用されるのは申し込みの翌月以降です。
内訳はインターネットサービスが1回線、au・UQモバイル携帯電話が合計9回線までです。
- au、UQモバイル各グループ、回線数カウントされる
- 50歳以上の家族は契約と別住所でも申し込み可能
- 別性や契約が5回線以上の場合は、家族・同一住所の証明書の提出が必要
離れて暮らす家族も月々のスマホ代が割引されるのは、うれしいサービスです。
ただし、auやUQモバイルを使っていれば自動でセット割が適用されるわけではなく、別途申し込みが必要です。
UQモバイルでは申し込み手続き方法が動画で解説されているため、参考にしてください。
auショップでサポートが受けられて初めての方でも安心
auホームルーターの購入を含め、サポートもauショップで受けられますし、初めてホームルーターを利用する場合にも安心して利用できます。
auショップは全国に約2,100店舗(代理店を含む)あり、店舗によって外国語通訳や手話サポートを行っているため、外国人・聴覚障害がある人も利用しやすいです。
また、公式ホームページからショップ検索・来店予約をすることで、待ち時間が短縮できます。
auのホームルーターとほぼ同じ性能であるWiMAXはほとんどインターネット申し込みであり、店舗での契約やサポートは受けられません。
そのため、店舗で実際に話を聞いて契約したい場合などには、日本全国に店舗があるauでのホームルーター契約は大きなメリットになります。
しかし、auショップ直営店以外でホームルーターを購入した場合、手数料として頭金が5,000~15,000円かかります。
auショップで直接相談できることはメリットですが、別途費用が掛かる可能性もあるため、料金の安さを優先するなら実店舗での申し込みは利点にはなりません。
電波状況が不十分な場合は8日以内であればキャンセルできる
auホームルーターを利用し、自宅での電波が繋がりにくい場合、8日以内であればキャンセルできます。
通常の解約と違い、端末の残債などもかかりませんが、完全無料で解約できるわけではありません。
また、キャンセルには専用の手順が必要です。
キャンセル確認手順 | 手順 |
---|---|
(1)電波状況の確認 | ・申し込みから8日以内に「電波サポート24」に電波調査を申し込む |
(2)法令順守状況の確認 | ・契約書類「当社および販売店の説明義務」「書面交付義務に係る遵守状況」を確認する。 ・65歳以上の方は「ご契約にあたっての事前書面」の確認でも対応可能 |
(1)、(2)のどちらかを確認し、自宅での電波の状況や法令遵守状況が不十分な場合は、8日以内にキャンセルできます。
電波サポートが自宅の電波を調査して、改善案を提案してくれサポートです。
【申し込みの流れ】
- 自宅で電波の不具合がある。
- 電波サポート24へ申し込み
- Webサイト
- au Style/auショップ
- トヨタau取扱店
- KDDIお客様センター
- 24位間以内に電波サポートセンターから連絡が入る。
- 電波サポーターが自宅訪問し、電波改善機器の設置や自宅に合った電波改善を提案してくれる。
電波サポートを受け、それでもauホームルーターのつながりが悪い場合は、キャンセルの対象です。
そしてキャンセルの申し込み連絡先は以下のとおりです。
申し込みした先 | キャンセル連絡先 |
---|---|
販売店 | 手続した販売店 |
au online shop | KDDIお客様センター |
申し込みした場所によって、キャンセルの連絡先が異なるため、気を付けてください。
また、端末本体にひび割れなど正常な状態で返却できない場合は、端末代金を支払うことを条件にキャンセルできます。
そして、契約事務手数料などキャンセル日までに発生した料金は利用者負担です。
auホームルーター利用のデメリット
これまでメリットを見ていきましたが、auホームルーターを利用する上でデメリットもあるため確認しましょう。
auホームルーターは契約住所以外では使えず、同じインターネット回線、性能が同じWiMAXより料金が高いといったデメリットがあります。
光回線と比較して回線が不安定
auホームルーターとau光の回線速度を比較します。
実測値 | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|---|
auホームルーター | 50.65㎎ | 169.03Mbps | 25.53Mbps |
auひかり | 14.97㎎ | 487.52Mbps | 505.31Mbps |
ホームルーターは工事不要で使えるメリットがありますが、自宅まで有線で繋がっている光回線と違って電波接続なので、光回線と比べて通信速度が下がります。
auホームルーターの5Gの口コミを見ても通信速度が下がることで、通信が遅い、不安定と感じる人もいるようです。
混雑する時間帯は速度制限がかかる可能性がある
auホームルーター公式サイトにも記載がありますが、状況によって速度制限がかかる可能性があります。
- 混雑する時間帯での使用
- 使うエリアの通信回線が混雑している場合
- 一定期間内に大量のデータを利用した場合
- 通信料が高額となる場合
エクストラオプションに加入している場合でも通信速度が制限されます。
使う時間帯やエリアの混在状況によって、速度制限がかかることを知っておきましょう。
また、プラスエリアモードを利用し、通信量が一定の値を超え、通信速度制限が近づくとauからメールが届きます。
契約住所以外で利用できない
コンセントを挿すだけで使えるホームルーターですが、利用場所は契約時の住所のみです。
そのため、旅行先へホームルーターを持ち運んだり、引っ越し先にて手続きなしで利用することはできません。
また、契約住所以外でauホームルーターを使ったことが分かった場合、事前にSMSや電話で連絡が来ますが、au側から契約解除されます。
一方で、auホームルーター以外のWiMAXは、契約住所以外でも利用可能です。
ホームルーターを自宅以外に持ち運ぶことは少ないかもしれませんが、WiMAXは契約住所以外でもコンセントがあれば利用できるのに対し、auは契約住所に縛られてしまうのはデメリットです。
インターネット回線としての性能が同じWiMAXより料金が高い
auホームルーターと同じ端末で、同じau回線を使っているGMOとくとくBB WiMAXとauホームルーターの料金を比較します。
料金比較 | 事務手数料 | 月額料金 | スマホセット割 | キャッシュバック |
---|---|---|---|---|
au | 3,850円 | 1~12ヶ月:3,278円 13ヶ月~:5,170円 | 最大1,100円 | 最大20,000円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,300円 | 1~12ヶ月:3,784円 13ヶ月~35ヶ月:3,784円 36ヶ月~:5,104円 | 最大40,000円 |
同じインターネット回線を使っていますが、auホームルーターの方が総額料金は高いです。
月額料金こそauホームルーターのほうが安いですが、キャッシュバック金額の違いによりGMOとくとくBB WiMAXのほうが安いです。
そのため、少しでも安くauの5G回線を利用したい場合、auから申し込みをするよりもGMOとくとくBB WiMAXから契約したほうがお得です。
3年以内に解約すると端末の残債を請求される
auホームルーターを分割購入し、auホームルータープラン5Gを契約すると、端末代金と同額割引される「毎月割」が最大36ヶ月適用されます。
しかし、36ヶ月以内にauホームルータープラン5Gを解約した場合、残りの端末代金が請求されます。
auホームルータープラン5Gはいつ解約しても解約違約金はかかりませんが、端末の残債が残っている場合は支払いが発生します。
端末購入時の支払いは24回・36回・48回の分割を選べますが、毎月割は1ヶ月ごとに36回適用されるのは変わりません。
そのため、分割回数を24回などに設定したとしても、約3年以内に解約する場合は端末残債が発生します。
そして、残債は一括での支払いも可能です。
auホームルーターの端末代金の支払いや、使う年数を考えて契約しましょう。
auのポケット型WiFiのように持ち運びできない
auにはホームルーター以外にもポケット型WiFiがあります。
データ容量無制限であることや、利用する回線やエリアの広さなどもauホームルーターと変わりません。
しかし、ポケット型WiFiは持ち運んで利用が可能であり、契約住所以外の場所でも利用可能です。
auにはデータ通信端末に持ち運びが便利なポケット型WiFiもあり、外出時も使いたい人におすすめです。
しかし、ポケット型WiFiはホームルーターより月額料金が高く、プラスエリアモードも別途オプション料金として月額1,100円かかります。
auホームルーターの代表的な評判と口コミ
auホームルーターの具体的な評判と口コミをまとめました。
auホームルーターを実際に使っている人の声を参考にして、メリットやデメリットと比較してみてください。
繋がらない
仕事、プライベートスマホもホームルーターの回線もauですが、電波が弱い。
ホームルーターは4Gでさらに容量制限がかかり、まともに使えません。 固定回線に乗り換えようかな。
引用元:X(Twitter)
ほぼ繋がらないauホームルーターの電源を抜いた。
auのホームルーターはおすすめしません。
引用元:X(Twitter)
auホームルーター利用しても繋がりにくいといった口コミがあります。
自宅でホームルーターを使おうと考え契約していても、繋がりにくいことで解約を考えてしまうほどのようです。
しかし、時間帯によって速度や回線の安定性が変わることは他の回線サービスも同じですし、auのホームルーターだけが極端に繋がりづらい事はありません。
通信速度制限がかかる
通信速度52kbps。
通信制限かかってるとはいえ、遅すぎる。
引用元:X(Twitter)
auホームルーターは通信速度制限ばかりで使いにくい。
引用元:X(Twitter)
プラスエリアモードは30GBまで使うことができますが、混雑する時間帯やデータ通信量が一定を超えると通信制限がかかります。
通信速度制限がかかるとわかっていても、遅すぎると使いにくいですが、毎月の通信料が多い場合はエクストラオプションの加入も考えてみましょう。
在庫無しの場合がある
auショップに行ってホームルーターの話をしてきた。
「当店では在庫無し、入荷未定、他店在庫も確認できない。自分で探して」と言われた。
引用元:X(Twitter)
ホームルーターを買い替えたかったのに、au全店舗で在庫なしだった。
引用元:X(Twitter)
メリットにも挙げた「auショップでサポートが受けられる」ですが、店舗によってはホームルーターの在庫がない場合があるようです。
直接ショップ店員とやり取りできることをメリットですが、在庫がなく、すぐに利用できないことはデメリットでしょう。
現在auホームルーターは3種類の端末を取り扱っています。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の在庫はありませんが、最大下り速度はSpeed Wi-Fi HOME 5G L11も同じです。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13は他の2種類より端末代金は高いですが、回線速度が速いため、速度を重視するのであればSpeed Wi-Fi HOME 5G L13もよいでしょう。
工事不要ですぐ使えて便利
地元ケーブルテレビのインターネットを解約して、auのホームルーターの契約してきた。工事不要、コンセント挿し込むだけ。
引用元:X(Twitter)
電波状況が悪いこともありそうだけど、auの工事不要のホームルーター導入しするとよいと思う。
引用元:X(Twitter)
auホームルーターは工事不要ですぐ使えるため、便利です。
コンセントを挿しこむだけでインターネット回線を使えるお手軽さも、口コミとして挙がっています。
auホームルーターの申し込みから利用までの流れ
これまで、auホームルーターと概要や他社との比較、メリットデメリットを見ていきました。
auホームルーターは公式サイトでも契約できますが、不安な人はauショップでもスタッフに説明してもらいながら契約できることが特徴です。
GMOとくとくBB WiMAXをはじめとした、大半のWiMAXプロバイダはオンラインのみの契約となるため、直接説明してもらうことはできません。
- auとUQ WiMAXの通信エリアを確認する
- 契約するプロバイダを決める
- 端末にSIMカードを挿入・電源をコンセントに接続
では、実際にauホームルーターの申し込みから利用までの流れを解説していきます。
auとUQ WiMAXの通信エリアを確認する
はじめに契約する住所が通信エリアに対応しているか確認できる方法は2つあります。
- au、UQモバイル公式サイトから確認する。
- UQモバイルの「Try WiMAX」を利用する。
まず公式サイトではサービスエリアマップが公開されているので、自宅をはじめ利用したい場所がエリア内に含まれているかを確認できます。
スタンダードモードとプラスエリアモードそれぞれのエリアも確認可能です。
またUQ WiMAXでは、ホームルーターを15日間無料でレンタルできる「Try WiMAX」サービスがあります。
実際にauのホームルーターと同じ端末、同じ回線を利用してお試しができます。
Try WiMAXはそのままUQ WiMAXと本契約になるわけではなく、Try WiMAX終了後に改めて契約するか判断できるので、申し込みを強制されるような事もありません。
契約するプロバイダを決める
auホームルーターが自宅で使えることが確認できたら、契約するプロバイダを決めます。
auでの契約もできますが、実質的に同じサービスであるWiMAXのほうが安いのはこれまでお話してきた通りであり、GMOとくとくBB WiMAXで契約すると実質料金はお得です。
そしてau、GMOとくとくBB WiMAXともに端末の在庫があれば、インターネットで手続することができます。
auショップであれば、店頭で直接説明を聞きながら手続きし、契約・購入方法も2通りあります。
- au Online Shopで契約・購入(自宅/店頭で受け取り)の流れ
-
- au Online Shopで契約・購入
- 自宅または店舗で受け取り
インターネットで契約、購入の手続きをし、受け取り場所を選べます。
- 店頭で契約・購入の流れ
-
- 予約ページで商品を予約
- 指定の店舗で契約・購入
商品をインターネットで予約後、受け取り店舗を決めたのちに店舗での契約・購入します。
次に、プロバイダによって自宅に発送される日数の違いは以下のとおりです。
プロバイダ | 端末配送日数 |
---|---|
au | 申し込みから2~4日程度 出荷日を記載した発送予定日お知らせメールが届く |
GMOとくとくBB WiMAX | 申し込みから1~3営業日を目途に発送 |
どちらも地域によって、端末の発送日数は違ってきます。
料金やサポートを考えて、自分に合ったプロバイダを決めましょう。
端末にSIMカードを挿入・電源をコンセントに接続
端末が自宅に届いたら、SIMカードを挿入し、電源をコンセントに接続しましょう。
端末の電源を入れたら、ホームルーター底面にあるSSIDを選んで、パスワードをパソコン、スマホ、タブレットに入力します。
接続方法の詳細はこちらで解説しているので、参考にしてください。
工事不要ですぐにインターネットに接続できます。
auホームルーターの解約方法と解約時に注意すべきこと
auホームルーターを契約前に、解約する方法と注意すべきことも抑えておきましょう。
- 解約手続きはauショップでしかできない
- 3年以内の解約の場合、端末代金の残債を支払う
- 解約した日に利用できなくなる
契約は簡単にできますが、解約する場合は手間がかかる場合もあります。
解約するタイミングも考えて、注意する点を確認していきます。
解約手続きはauショップでしかできない
auホームルーターの解約手続きはWebサイトではできず、auショップでしか手続きできません。
解約方法の手順は3つです。
- 解約に必要な書類をそろえる
- auショップの来店予約をする
- auショップで解約手続きをする
では、詳細を解説します。
- 1:解約に必要な書類をそろえる
-
契約者本人が解約する場合、代理人が解約する場合とで必要となるものが違います。
本人の確認書類は免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどです。
また、委任状もau公式サイトでダウンロードできるため、事前に準備しておきましょう。
書類に不備があると、auショップに行っても解約できない場合もあるため、記入例をしっかり確認してください。
- auショップの来店予約をする
-
事前準備ができたら、auショップに行く前にまずは来店予約をしましょう。
土日祝日に予約なしでauショップへ行くと、2時間待たされたという口コミがあります。
効率よく、auショップへ行くためには来店予約をすることをおすすめします。
auショップの来店予約方法は3つあります。
- au公式サイトで予約
- My auアプリで予約
- 電話で予約
電話での予約は、対応していないauショップもあるため注意してください。
- auショップで解約手続きをする
-
来店予約をし、準備も整ったら、予約時間にauショップで解約の手続きをしてください。
契約の時はauショップでできるといったメリットを挙げましたが、解約はauショップのみとなるため、面倒と感じる人もいるでしょう。
事前に解約方法を確認し、準備しておくことで何度もauショップへ足を運ぶ手間を減らすことができます。
3年以内の解約の場合、端末代金の残債を支払う
解約違約金はかかりませんが、3年以内に解約した場合は、端末の残債を支払い続ける必要があります。
デメリットでも挙げましたが、auホームルーターを分割購入し、auホームルータープラン5Gを契約すると、端末代金と同額割引される「毎月割」が最大36ヶ月適用されます。
しかし、36ヶ月以内にauホームルータープラン5Gを解約した場合、残りの端末代金が請求されます。
端末代金は他社でも残債は請求されるケースが多いため、同じスペックの端末を利用できるのであれば、端末代金の安いGMOとくとくBB WiMAXなどを選ぶことをおすすめします。
解約した日に利用できなくなる
auホームルーターは解約をしたその日から利用できなくなります。
解約後の注意点は2つです。
- 解約月の月額料金は日割りにならない
- スマホセット割引が自動に解除される
月の途中で解約しても月額料金は日割りになりません。
そのため、auホームルーターを解約してすぐに別の回線サービスを契約した場合、一時的に二重負担になる可能性もあります。
解約したその日にauホームルーターは使えなくなるため、タイミングを考えて解約しましょう。
auホームルーター以外のおすすめのWiMAXプロバイダ5選
auホームルーターとWiMAXプロバイダはデータ容量、通信速度はほぼ同じで、auホームルーターと同じ端末を使っています。
まずはauとWiMAXの違いをみていきます。
大きな違い | プラスエリアモード | 契約住所以外での使用 | 端末代金 |
---|---|---|---|
au | 月30㎇まで無料 | できない | 48,600円 |
WiMAX | 月15㎇まで 利用月は1,100円かかる | できる | 19,800~31,680円 |
WiMAXはプラスエリアモードはオプションですが、契約住所以外でも使えます。
また、端末代金もauと比べて安いのが特徴で、他にもWiMAXはお得なキャンペーンやキャッシュバックが豊富です。
おすすめのWiMAXプロバイダは5つです。
UQ WiMAXはWiMAX回線の大本である、UQコミュニケーションズが提供していますが、各社性能に大きな差はありません。
それを踏まえて、おすすめのWiMAXプロバイダを5つ解説していきます。
GMOとくとくBB WiMAX
GMOとくとくBB WiMAXはWiMAXの中で一番おすすめできるプロバイダです。
WiMAXの中では一番おすすめのGMOとくとくBB WiMAXは、料金を抑えて利用したい方に向いています。
月額料金 | 1~12ヶ月:3,784円 13~35ヶ月:4,334円 36ヶ月~:5,104円 |
キャッシュバックなどの内容 | 最大40,000円のキャッシュバック |
端末代金 | 27,720円(36回分割:月770円) |
支払い方法 | クレジットカード |
契約事務手数料 | 3,300円 |
- WiMAXプロバイダの中ではキャンペーンを利用すると最安値
- キャッシュバックキャンペーンが最大40,000円と高額
- いつ解約しても手数料が無料
キャッシュバックキャンペーンが他社より圧倒的に高額で、1年以上使用する場合は料金が安いです。
しかし、キャッシュバックは高額ですが、手続きに手間がかかるため、面倒と感じる方もいるかもしれません。
また解約時に端末代金の残債が残っている場合は、一括での支払いが必要です。
カシモWiMAX
カシモWiMAXは、長期でWiMAXプロバイダを利用する方に向いています。
月額料金 | 4,378円 |
キャッシュバックなどの内容 | Amazonギフト券プレゼントや開通事務手数料を定期的に開催 |
端末代金 | 21,780円(36回分割:月605円) |
支払い方法 | クレジットカード |
契約事務手数料 | 3,300円 |
- 月額料金がシンプルでわかりやすい
- オプションプランの加入の必要がない
- 電話サポートが利用できる
カシモWiMAXは他のWiMAXプロバイダと比べて、大きなキャンペーンは行っていませんが、端末代金が安いです。
キャンペーンは定期的に開催していますが、高額キャンペーンはありません。
他社は1~3年後に月額料金の割引がなくなっていきますが、カシモWiMAXは全プロバイダの中で長期間でみると、基本料金が一番安いです。
そのため、月額料金がわかりやすく、1ヶ月目以降月額料金が変わりません。
また、契約時にオプションプランの加入は必須ではありませんが、安心サポートオプションは契約時しか申し込みできません。
BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXは初月料金無料のキャンペーンをしているため、初期費用を抑えたい方に向いています。
月額料金 | 1ヶ月~24ヶ月:3,773円 25ヶ月~:4,928円 |
キャッシュバックなどの内容 | 初月無料、1,155円月額料金値引き(~24ヶ月) |
端末代金 | 27,720円(36回分割:月770円) |
支払い方法 | 口座振替(端末一括払い) クレジットカード(端末分割払い) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
- 初月に料金がかからないのはBIGLOBE WiMAXのみ
- SIMのみでの契約ができる
- 支払い方法が口座振替にも対応している
- 端末代金が口座振替は一括支払い、クレジットカードは分割払いとなる
BIGLOBE WiMAXはWiMAXの端末本体を持っている場合は、SIMのみの契約もできます。
また、支払い方法に口座振替があるので、クレジットカードを持たない方でも使えます。
しかし、口座振替の場合は端末を一括払いする必要があります。
契約期間の縛りもなく、解約時に違約金もかかりませんが、初月無料のため初月に解約した場合は、月額料金を全額支払わなければなりません。
Broad WiMAX
Broad WiMAXは契約期間に縛りのないプランと、2年間の縛りがありプランの2つがあり、契約内容によって月額料金が変わります。
キャンペーンも学生やその親を対象としており、対象に合う方におすすめなWiMAXです。
月額料金 | 1~36ヶ月:3,773~3,960円 37ヶ月~:4,818~4,950円 |
キャッシュバックなどの内容 | 学割または学生の親対象キャンペーン(最大4,697円割引) Web割キャンペーン(初期費20,743円割引) 乗り換えキャンペーン(最大19,000円キャッシュバック) |
端末代金 | 31,680円(36回分割:月880円) |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード |
契約事務手数料 | 3,300円 |
- 契約期間に縛りなし、2年間の縛りありプランで料金が異なる
- 学生対象としたキャンペーンがある
- クレジットカード支払いのみのキャンペーンがある
- 支払い方法が口座振替にも対応している
さまざまなキャンペーンを行っており、初期費用をキャッシュバックしてくれるWeb割キャンペーンの金額が約20,000円と高額です。
支払い方法は口座振替もできますが、Web割キャンペーンはクレジットカード払いのみキャンペーンです。
また、2年間の契約期間の縛りがあるプランは、月々の料金は抑えられますが、2年以内の解約違約金は4,818円かかります。
UQ WiMAX
UQ WiMAXは「TryWiMAX」というホームルーターを15日間お試しができるサービスを行っているため、初めて使う方で不安がある方におすすめです。
月額料金 | 1~13ヶ月:4,268円 14ヶ月~:4,950円 |
キャッシュバックなどの内容 | 9,900~17,820円キャッシュバック |
端末代金 | 口座振替:27,720円(36回分割:月770円) クレジットカード:19,800円(36回分割:月550円) |
支払い方法 | 口座振替(手数料無料) クレジットカード |
契約事務手数料 | 3,300円 |
- ホームルーターを15日間お試しできるサービスが使える
- 支払い方法が口座振替にも対応している
- 支払い方法によって端末代金が異なる
- プラスエリアモードが無料
支払い方法によって、端末代金が変わり、その分キャッシュバックの金額も変わってきます。
また、UQ WiMAXではauスマートバリューまたは自宅セット割インターネットコースに加入するとスマホ料金の割引、プラスエリアモード(月1,100円)が無料になります。
プラスエリアモードが無料となるのは、auホームルーターとUQ WiMAXだけです。
auホームルーターのよくある質問
これまで、auホームルーターの概要、メリット・デメリット、他のWiMAXとの比較を見ていきました。
auホームルーター契約後のトラブルを防ぐために、よくある質問を確認しておきましょう。
- 解約した後は端末を返却する必要がありますか?
-
返却しません。解約後は端末は買取です。
- 解約したら違約金は発生しますか?
-
解約違約金は発生しません。
- 引っ越ししたら何か手続きは必要ですか?
-
引っ越しの手続きが必要です。
- ホームルーターのランプ見分けかたはありますか?
-
具体的な見分け方は機種によって違います。
- auホームルーター速度制限解除する方法はありますか?
-
WiMAX2+で最大1Mbpsの速度制限がかかっている場合は、翌日の深夜2時を過ぎれば自動的に解除されます。
プラスエリアモードの上限を超えたときは、翌月まで解除されません。
解約した後は端末を返却する必要がありますか?
解約後は端末を返却する必要はありません。
端末は買取になるため、解約時に端末代金の残債が残っている場合は、支払いが必要です。
引き続き分割で支払う場合は手続きありませんが、一括精算をする場合はMy auから手続きをします。
端末代金の支払いも終わった方は自分で破棄するか、フリマアプリやリサイクルショップなどで買い取ってもらいましょう。
解約したら違約金は発生しますか?
auホームルーターには契約期間に縛りがなく、解約違約金はかかりません。
しかし、解約手続きはauショップのみでの対応となるため、店舗へ行く必要があります。
引っ越ししたら何か手続きは必要ですか?
引っ越ししたら、住所変更の手続きが必要です。
auホームルーターは契約住所のみ使えるため、必ず住所変更しましょう。
上記にも記載しましたが「契約住所以外使えない」といったデメリットがあります。
ホームルーターのランプ見分けかたはありますか?
auホームルーターには、画面表示がないため、ランプで受信状況を見分けます。
auホームルーターは数種類ありますが、今回は「Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02」の機種のランプの一部を解説します。
①SIGNAL/DATA USAGEランプ | 緑:5G/LTE/WiMAX2+接続中(受信レベル4・3) | 黄色:緑:5G/LTE/WiMAX2+接続中(受信レベル2・1) | 赤:受信レベル0、SIMカード未挿入 |
②MODE/UPDATEランプ | 緑:スタンダードモード | 黄色:プラスエリアモード | 黄色点滅:プラスエリアモードが制限 |
③STATUSランプ | 緑:WANの正常接続 | 黄色:接続中 | 赤:圏外による接続エラー |
auホームルーターでは、プラスエリアモードが無料ですが、WiMAXは追加料金(月額1,100円)がかかります。
auホームルーター速度制限解除する方法はありますか?
auホームルーターを使っていると、通信速度制限がかかる時があります。
auホームルータープラン5Gでは、データ通信の上限がありませんが、プラスエリアモードの上限(月30㎇)を超えたときの速度制限され、翌月1日になるまで速度制限は解除されません。
翌月まで通信制限が待てない場合は、2㎇ごとに2,750円自動加算される「エクストラオプション」に加入しましょう。
エクストラオプションもデータ容量をたくさん使い、利用料が高額になる場合は、通知が来るようになっています。
ただし、エクストラオプションでもネットワーク混雑回避のために、利用状況によって通信制限がかかる時があります。
auホームルーター5Gは、実店舗で安心して手続きをしたい方におすすめ
最後に、auホームルーターの特徴を振り返っていきます。
対面でホームルーターを契約できる会社は少なく、auショップでサポートも受けられます。
しかし、auホームルーターは端末代金や月額料金が他のWiMAXのホームルーターと比較しても高いです。
重視する点は人それぞれですが、同じスペックで安くホームルーターを利用したい場合はWiMAXプロバイダの「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXはキャッシュバックの受け取りづらさはありますが、最大40,000円キャッシュバックのWiMAXプロバイダをお得に利用してみてください。